
うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
いつものグダグダ感が
無くなったのは残念だけど、音楽とダンスをバランスよく使ってスピーディーで感動的な内容になっていた。旧満州の話から戦後まで、氏の歴史観が鮮明。ギャグ満載の中にも骨太な感じが・・・・・。あれ?この感じってどこかで見たかな。犬のゴルバチョフの表情が秀逸。不覚にも涙が・・・・。

ツヤマジケン
日本のラジオ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/07/01 (火) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★
一気に落とされました。
序盤は、だめ教師にイライラさせられ
女子たちの密かな行動に可笑しさもあって
だけど、隅っこには常に不確かな怖さも居て
乾いた空気管の中、淡々と展開されていくと
突然に死の火蓋が切って落とされ
寒気がする位い急に悲劇に変わっていく
最後はここまで綺麗に掃除されちゃうと
なぜかスッキリしてしまうのが不思議でした。
ただ、なぜ彼女が選ばれたのかなぁ?
考えちゃいけない事がなにか引っかかるのでした。

TRIP!!!新撰組
斬撃☆ニトロ
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2014/05/23 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
歴史が変わる。 少女が前向きになる。
時を超える 今と違い生き方にこだわる人たち 負けるのも解っていても突き進む 繰り返すシーン 後半物語が締まってくる。 歴史が変わる。 少女が前向きになる。 面白かった。
ゲストの かのうとおっさん けだるい雰囲気で。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
100分に収めたのは素晴らしい。
古川日出男の小説に昭和のギャグ漫画のキャラクターをぶちこんだカンジ。客入れ時の時事ネタコントも含め、良くも悪くも古臭い。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待以上の見応えありました
前へ踏み出た感のあるお芝居でした。それも空気は戦前の張りつめた中にあって、退廃ロマンあふれる世界や自国民の監視をする国。その中で翻弄される愛すべき犬。僕には、辛らつな警告のように思える。いつか来た道を反省無く繰り返す愚を繰り返してはいけない。

カタロゴス-「数」についての短編集-【5454次回公演は11月後半!!】
劇団5454
劇場MOMO(東京都)
2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
もっと見たくなりました
春陽作品を舞台で観るのは何回目だろう??
観るたびに新しい!と思っているけど(新作なので当たり前ですが)、今回のはいつになく新しい世界をのぞけたような気がしました。
客演が3人というのも大きいのかもしれません。
短編5本なんて、絶対好きなのとそうでもないのがありそうなものだけど、全部おもしろかった!順番もテンポも長さも、すべてが絶妙で、心地よい興奮のまま観終わることができました。
全部好きだけど、「スコアラー」が一番好きかな。
テーマもよりリアルで身近だし、榊さんの、自然体の高飛車感がとても気持ちよかったです。
嫌なヤツだけど、ズバズバ言いたいこと言ってジメジメしてないところがイイ!意外に素直なところもカワイイと思いました。
私は舞台特有の、「ちょっと芝居がかった感」がたまに苦手だったりするのですが、彼女の演技はとても自然で、すっと入ってきました。
ユキマルさんの「ゾロ目~」の悪魔と「不安の偶数~」の大学デビューしそこねたイタい男の子も好き。ちゃんとカンジ悪くてちゃんとウザい。演技の幅が広いなーと思いました。
なんといっても今回一番の注目は佐瀬さん!
衣装も絶妙でした!佐瀬さんにも新しさを感じました。
もっといろんな佐瀬さんを見てみたいです。
かと言ってベテラン勢が印象に残らなかったかというとそんなことはもちろんなく、安心して観ていられるからこその笑いや、考えさせられる部分が多々ありました。
舞台の小道具もちょいちょい凝っていて、それを発見するのも楽しかったです。
なんだか今回はほんとにいろんなものがぎゅーっと凝縮された濃厚な舞台でした。濃厚でありながらあっさりと食べられて、おいしい余韻にひたっているような感じ。
この日はアフタートークもあって、劇団員のみなさんのいろんな一面や裏話が見られて、得した気分です!それを踏まえてもう一回観たい!と思いました。
そしてなにより、仲いいなーと羨ましくなりました。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんだこれ!?すごくない!?
今回お誘いいただいて、初めてポップンマッシュルームチキン野郎を観劇してきました。
大変失礼ながら、もっとキワモノ的な舞台を想像してしまっていましたm(_ _)m
しかし…いやいや…なんだこの劇団!凄い!ホント凄い!!
後からじわじわきてます(笑)
これはハマるかも…ってかハマった!
時間が合えばもう一回行きたいなぁ(*゚▽゚*)

記憶の水平線-初日完売致しました!-
マニンゲンプロジェクト
シアター711(東京都)
2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
観にいきました。
お墓はどうするとか、お葬式はどうするとかっていう話がでると、よく「死んじゃったらおしまいだよ」という結論になります。でも、もしこんな世界があったら、そういう言葉では片付かなくなってしまうかも。あれこれ未練たらしくなってしまいそうだと思いました。自殺で亡くなった人が多かったのが、観ていてちょっと重くて、息苦しくなってきました。川を渡る前に、こんな世界があってもいいですね。次回公演も楽しみにしています。

「6月のパンティ」
モーレツカンパニー
Geki地下Liberty(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
善人ばかり
オネエが弟の結婚式に「兄貴」としてか「お姉」として出席するか、というストーリー。その心の葛藤と働くバーの仲間・常連客との交流が温かく、また微笑ましい。また、舞台セットも下北沢のバーの雰囲気をよく醸し出していた。そのセットは中央にカウンター席を、上手・下手にテーブル席を設え、店内以外の状況をテーブル席で表す。暗転が少なく場面転換が効率よくできていたと思う。また、暗転の際に流す曲目は、バーのカラオケで聞くような選曲で、観客の集中力を欠かさない。実に見事な演出であった。
さて、フライヤーにあるパンティの色がピンクであったが、実は6月のパンティは…。男女問わず、相手を思いやる優しさに心打たれた。
今後の公演も期待しております。

許されざる者
シンクロ少女
アトリエヘリコプター(東京都)
2014/07/02 (水) ~ 2014/07/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
バイアスの絶妙な力加減
これまでにも、作り手の、人間がコアに抱いているものの少し不器用な現れかたへの表現には、強く心を捉えられていましたが、
今回は、そこに更なる描き出しのしたたかさを感じる。
観終わって、単なる物語の顛末に留まらない、登場人物の根本を暴き出すようなその切っ先に深く捕えられました。

記憶の水平線-初日完売致しました!-
マニンゲンプロジェクト
シアター711(東京都)
2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
はじめて劇場で舞台を見ました
死んだ人の世界のお話が舞台になるとどんなになるか期待して観劇に臨みました。難しい話かと思いましたが、内容もわかりやすく観劇初心者の私にはよかったです。また、次も見に行ってみたいと思いました。

第11回シアターX(カイ)国際舞台芸術祭
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2014/06/14 (土) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1159(14-207)
14:30の回(曇)。14:00受付、その少し前に着いたのですが、屋外で何やらパフォーマンス…数人の男女が牛歩…長い時間をかけて建物の2階へ。
14:21開場。ドアをくぐると立っている。また、舞台にも人がいて、じっとしている。上手のセットはキーボード?
正面スクリーンに魚をさばいている映像。入口で手渡された資料「ルイーズ・フォンテンの物語」に目を通す。風琴工房の「国語の時間(2013/2)」も強制的に「ことば」を学ばされた人たちのお話でした。
14:32下手より一人の女性が舞台へ、演台のようなものの前で映像と同じ動作、続いて髪を切られる者、バリカンで刈り上げられる…丸刈り、衣服を剥ぎ取られるのは「強制」を現しているのではないだろうか、そして半裸でじっと立たされるだけ。
そして女性は語る。
奥に位置する者はナイフでヴァイオリンを弾き、音楽を奏でないヴァイオリンは床に叩きつけられ砕け散る。
手前に座っていた唯一の少女はバケツを持っていて、中には数匹の魚。女性は魚をさばき、切り落とされた頭は台の上に置かれ、瞬きしない丸い死んだ「眼」は客席に向いているが何も見ていない。
歩行器、杖、台車に捕まりながら客席から舞台へ上がる者たち。
床に倒れたままマイクに語り続ける者。
下手奥、何十本と吊らされたナイフの下で動く者。
映像はどこまでも続く家の様子を単調に映し、アコーデオンを抱えた全裸の者はノイズを発しながら客席までやってくる。
15:17終演、20分の休憩。
15:36「今日のニュースです」で開演〜15:52終演。
今日は、ここに出ている大石さんを観にやって来ました。「ClubC」解散(2013/9)後、振付作品や客演作を観ましたが、フルダンス公演は久しぶり。「ClubC」ではお揃いの衣装をつけていて、本公演は普段着(ネクタイ着用もあり)+古事記らしい衣、で新鮮。終演後、ちょっとご挨拶。
劇中、「ふげん」「もんじゅ」の語源に触れ「普賢、文殊という菩薩」であることを知る。
最後は清水さん。ゆったりとした動きと縦に流れるような白い衣装。帽子をアクセントにしたり、和太鼓の音でしょうか。「木咲耶姫花」。「コノハナサクヤヒメ」は開座の公演名で何度か目にしていて、以前「祭氏」の公演(2013/2&ST)で古事記を題材にした時、少し読んだのですが、すっかり忘れていました。16:04終演。
その後、ロビーで座談会。質問というよりは、ご自身の感想を述べる方が多く、ちょっと残念。通訳の方は頑張っていました。
ポーランド広報センターのサイトに行って「シアターアマレヤ」の映像を観ました(YouTubeには他にも映像あり)。「ポーランドについて」の「文学」に「スタニフワフ・レム」の名前(解説はない)。「ソラリス」ポーランド語原典からの翻訳を買ったのは2004/9なのに…未読(ハヤカワの文庫は読んでます)。
8/2から「イーダ」の上映が始まるので観たいなと思うけど…上映館が少ない。
評価ですが、個々のパフォーマンスはとても良かった思うものの、この日の3つの組み合わせが(個人的に)しっくりこないので、全体としての評価にしました。

南北オペラ~水下きよしの歌声が蘇る!~
花組芝居
セーヌ・フルリ(東京都)
2014/06/21 (土) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
あぁ!本当に楽しい!
去年のHON-YOMI公演で、普通の本読みではないことはわかっていたけれど、去年は去年、今年は今年の、全くベクトルの違う作品で、全く異なるHON-YOMIでした。
でも、いずれにしろ、とてつもない臨場感で、
気付けば自分も、その物語の中に入っているようで、山賊になったり、茶摘み女になったり。
使われている言葉は、現代語ではないのですが、別に古典が得意というわけではない私でも、すんなり聞いていられるのは、台詞のリズム感のよさと、仕草と声色の雰囲気からなのでしょう。
前回も思ったのですが、本当の女の人以上に「女」に見える凄さに脱帽でした。七綾姫が本当にかわいくて。役者さんの本来の姿の上に、なんだか一枚、面がついたように、別の顔が見え隠れするような感じがしました。
また次回も期待しています。

原点進化劇場『怪談・にせ皿屋敷』
RUP
青山劇場(東京都)
2014/06/19 (木) ~ 2014/06/23 (月)公演終了
満足度★★★★
純愛物語だと思いました
青山播磨に惚れました。
誰かに惚れて、誰かに感情移入できると、
その舞台は本当に面白くなる。
お菊と播磨さまの関係がなんとも切なく、
播磨さまの思いがお菊にしか見えないのが本当に辛く。
何が正しくて、何が間違いなのか、
何が嘘で、何が本当なのか、
どうすることがみんなにとって一番いいのか、
”みんなにとって”一番いい、なんていう方法が本当にあるのか、
様々な問いかけを舞台の上から
発せられているように思いました。
毎回、異なるゲストが呼ばれていたこの公演、
私が観た回は、矢崎広さんがゲストでした。
発表のときの「他」が気になっていたのですが、
なんと客席にいらしていた柿喰う客の中屋敷さんが連れだされて、
なんとも楽しい一場面を盛り上げてくださいました。
死んで現れる幽霊よりも、
生きている人の噂話、生きている人の思い込み、
そういうもののほうがよっぽど怖いと改めて気付かせてくれる舞台でした。

星の結び目
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/09 (水)公演終了
満足度★★★★
静かに
毎度感動を覚えさせてくれるが、青☆組 の芝居はとても丁寧に作りこまれている。派手さはまったくないが、かといって地味かというとそんなことはない。
時代時代にいろいろなことが起こるが、それでも時は流れ、人も少しづつ替って行く。見終わって心が清らかになった。
狙いなのかもしれないが、かごから顔を出しいるねぎが少しへたったのが気になってしまった。われながら情けないい。

保母、処女
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2014/06/29 (日) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
定期的に観たい!
バー公演はお手軽だけどしっかり楽しめるのでどれも好きですが、「保母、処女」は本公演がギュッと詰まった感じで特に好きになりました。
根本さんはらしさ?が出ている感じで、梨木さんは純で、大竹さんは可愛くてドキドキしたでござる。
sasukeに出るような感じでやさぐれていた大竹さんが本当に可愛いのか次回出演作「猫のサロン~家族のはなし~」で確認して報告したいと思います(笑)

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
前説から楽しい
バカバカしさ満載な作品かと思っていましたが、ストーリー展開など見応え十分でした!
あと、前説?も旬な感じで楽しめました。

カタロゴス-「数」についての短編集-【5454次回公演は11月後半!!】
劇団5454
劇場MOMO(東京都)
2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★
テンポ良くあっという間の100分!
「数」をテーマにするうえで切っても切れないのはやっぱりお金。
お金に関する春陽節と独自の死生観が見事に融合していました。
そんな中でもまるで異なる5つの物語、チャレンジしてます。
限られたリソースの中でそれをこちらに感じさせない工夫もあり、
本当にいい劇団だなぁと実感させられます。
客演はいいですね、いつものメンバーとはまた違う化学反応が楽しめます。
これからも期待しております。

星の結び目
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/09 (水)公演終了

CHULINA!! -ちゅ~りな-
劇団コスモル
OFF OFFシアター(東京都)
2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★
テレビ笑い学園ドラマ的!
歳を考えるとラストシーンは正直観ているほうは恥ずかしいですが・・・。(笑)
”ちゅーりな”は南米圏のスラングで”カワイイ”という意味です。