満足度★★★★★
あぁ!本当に楽しい!
去年のHON-YOMI公演で、普通の本読みではないことはわかっていたけれど、去年は去年、今年は今年の、全くベクトルの違う作品で、全く異なるHON-YOMIでした。
でも、いずれにしろ、とてつもない臨場感で、
気付けば自分も、その物語の中に入っているようで、山賊になったり、茶摘み女になったり。
使われている言葉は、現代語ではないのですが、別に古典が得意というわけではない私でも、すんなり聞いていられるのは、台詞のリズム感のよさと、仕草と声色の雰囲気からなのでしょう。
前回も思ったのですが、本当の女の人以上に「女」に見える凄さに脱帽でした。七綾姫が本当にかわいくて。役者さんの本来の姿の上に、なんだか一枚、面がついたように、別の顔が見え隠れするような感じがしました。
また次回も期待しています。