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【無事終幕】「とーく・おぶ・ざ・でっど ∞ ~廻~」【ご来場大感謝】

【無事終幕】「とーく・おぶ・ざ・でっど ∞ ~廻~」【ご来場大感謝】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

おわりのはじまり
「三」おわりのはじまり。

何故、おわりがはじまるのか?

おわりとは、なんなのか?


「廻」おわりが本当におわる。

ん?おわるのか?


とーく・おぶ・ざ・でっどの

おわりをお楽しみください。

ネタバレBOX

はじめての方も、
安心してご覧になれます(^_^)

究極の選択です。

アイム、ラッキーボーイ!
【無事終幕】「とーく・おぶ・ざ・でっど ∞ ~廻~」【ご来場大感謝】

【無事終幕】「とーく・おぶ・ざ・でっど ∞ ~廻~」【ご来場大感謝】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

ここまで長かったけど(笑)
シリーズの作品をひとつでも観たことがあるのなら、観た方がいいですよ!すっきり納得できます!歴史編もオススメです。

ジャズピエロ

ジャズピエロ

スズキプロジェクト

シアター711(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/昨日の昼、下北沢で
[スズキプロジェクト]の、
【ジャズピエロ】を観てきました☆
面白かったです。
悲喜こもごもの漫才師たちの楽屋裏!
人間の弱さと愛を描いた舞台で、
笑って笑って感動です♪
終演後のサービスも満点です☆
観劇日記をブログに書きました。

ジャズピエロ

ジャズピエロ

スズキプロジェクト

シアター711(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ガッツリ
前説の涙袋から始まり、リズムのいい笑いの連続。かなり笑った。・・・だがしかし、そこはスズキプロジェクト。今回もやっぱり、ガッツリ泣かされました。ソウルロードのお二人もすごく良かった。もちろんジャズピエロも。そして、しーぽんは今日もかわいかった。AKIさんカッコいい。スズキプロジェクトさん、次回公演も期待しています!

五反田の夜

五反田の夜

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2014/07/22 (火) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

西田麻耶万歳!
ネタばれ

ネタバレBOX

五反田団の【五反田の夜】を観劇。

3.11の震災後のボランティ活動の話。
五反田に住む住人たちは、震災について何が出来るのか?と仲間たちと協議しながら、真剣に活動について話しあっている。
がしかし、そんな話し合いの中で、個人のエゴなどで組織が簡単に分裂してしまい、ボランティをするという目的から外れていってしまう。

前田司郎が描く震災についての考察でもあるのだが、かなりシニカルに描いている。ここで描かれる人たちにとっての震災は、他人事ではないと思いつつも、彼らの行動は、ただの暇つぶしでしかないのか?とも解釈する事が出来る。そんな風に観客を仕向けていくのが、今作の面白さでもあるのだが、前田司郎が描く世界は、常に99%がおふざけであり、わずか1%でしか作品の狙いを提示してこないのが毎回の常なのだが、批判精神たっぷりの毒舌感はたまらない。
そして今作は本当に面白い。
西田役を演じた西田麻耶は観るだけでも一見の価値あり。

お勧めである。
天国の東側

天国の東側

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★

後悔先に立たず
題名から想像できたとはいえ、ここまでとは思いませんでした。

ネタバレBOX

題名やチラシの説明から、場所はどこか、死んだ後の話か、脱出物であることは確かだろうなどと色々想像しました。

大きなどんでん返しによって全ては明らかにされました。亡くなった娘が元気を失くしたお父さんを元気づけようとする話でした。ノートに書かれた小説の内容が実際に起こる不思議さの説明は付きました。みんなが協力しての一糸乱れぬ行動はさすがでした。しかし、天国という言葉から連想できるといえばできますが、結局は幽霊物でした。

しかも、みんなに見え、お父さんにまで見える何のひねりもない幽霊物でした。

大嫌いな幽霊物の上に、極端な占い好きまで登場してがっかりでした。鹿目由紀さん、今回どうしちゃったのと言いたくなりました。しかもアフタートークで、この占いちゃんはパワーストーンのブレスレットを付けていますとまで言い出す始末で反吐が出そうになりました。

石は綺麗だから好きというのなら分かりますが、石には何も力はありません。同じように、場所にも力はありません。パワースポットもありません。もし見えない力があるとすれば磁力とか放射線などでしょう。放射線でも出しているとしたら即刻捨て去った方が健康のためだと思います。
四人目の黒子

四人目の黒子

弘前劇場

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと
『地域演劇の人々』を思い出しました。

ネタバレBOX

チラシからは謎の人物によるおどろどろしい殺人事件でも起こるのかと想像しましたが全く違っていました。弘前辺りに拠点を置く地域劇団の楽屋の様子を三日間描いた話でした。

看板女優はお母さんが認知症で、公演中は知人や娘に電話でお願いして面倒を見てもらっています。外国人と結婚した俳優は楽屋でも英語を使ったりして妻との意思疎通を図るべく苦労しています。風俗で働き出した若い女優は劇団員の一人が客として来たと看板女優に話します。そして、当の劇団員は気まずそうな感じでいたりしています。

なぜ看板女優に話すのか。周りの人の世話になっているということを自覚して人間が丸くなったため相談しやすくなったからだとみんなは言います。

そして、中国、韓国で演劇を行ってきたばかりの劇団ですが、戦争の足音がする最近の情勢を嘆いて終わりました。

実際にはどんな演目かは分かりませんが、劇中劇で黒子役を演じる俳優が楽屋にいることもあれば、何人もの黒子が楽屋の片隅等にどんよりと存在するシーンもありました。どういう法則で後者の黒子が登場するのか良く分かりませんでしたが、人間の心に巣食う漠然とした不安感を表現するアイテムだと解釈しました。ただ、もう一人の黒子という意味では、実はみんなの会話の中にしょっちゅう出てくる若い頃麻酔なしで歯を抜かれたことのあるいじられキャラの人物のことを指してもいました。
グッドモーニング、アイスパーソン

グッドモーニング、アイスパーソン

天才劇団バカバッカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

必見
劇団の心意気や優しさが最後まで滲む
非常にシンプルなメッセージが心に突き刺さるヒューマンストーリー。

本気で作り、正面から勝負を挑んだその潔さに拍手です。


2015年の第二章開幕。
今から心待ちにしています。

樽見鉄道スリーナイン

樽見鉄道スリーナイン

シアターキューブリック

樽見鉄道(岐阜県)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

鉄道ならでは
一日午前と午後の2ステージ。その時間・そのときの気候、空気によってがらりとお芝居の雰囲気が変わりました。駅、トンネル、レールと車輪から響くきしみの音すべてが舞台装置。物語に合わせて列車を動かす運転士さんの技術もものすごく(語彙が貧困で申し訳ないのですが、体感しないことには凄さが伝わらない運転)、まさに「鉄道ならでは」の演劇でした。

お芝居の内容も、誰の心のなかにもある「ふるさと」「その地に住む人々への想い」を切なく抉り、生演奏で車内に響いていたオオゼキタクさんの歌詞とも相まって、何日経っても胸に蘇ってきます。

可能なら、出来るだけ多くの人に観てほしい内容の作品でした。

小玉久仁子一人芝居

小玉久仁子一人芝居

ホチキス

こった創作空間(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

すげぇ!
短編5作品。どれも小玉さんの持ち味を発揮しており,やっぱ小玉さんスゲェ。詩森ろばさんの作品は,これまでの小玉さんのカラーとは異なり,新しい魅力を引き出してくれたと思う。短編作品間に映し出される幕間小説も面白い。

0号 -2014-

0号 -2014-

ゲキバカ

ABCホール (大阪府)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

完成度がすごい
脚本、演出、役者さん、すべてパーフェクト。2時間半強があっという間でした。
殺陣、ダンス、タップ、歌、映像が、感動を大きくしてくれます。
泣けました。
警備員山田さんの、自分を残したままのような演じ方が、
場の切り替えに一層メリハリを与えてくれていたと思いました。
アドリブや時事ネタも、くどくなく、本筋がしっかりしていて、
退屈することなく最後まで楽しめました。

ネタバレBOX

脚本、ほんと好きです。
グアム(夏)で雪。
ごんべいで、夏に雪は、冬の花との対極として、なんかほんの少しですがひっかかりを感じていました。0号とはぜんぜん別話なのですが、今回、「夏には雪を降らせましょう。」が浮かんできて、そして、すこんと受け入れられました。

肥後系 新水色獅子

肥後系 新水色獅子

あやめ十八番

小劇場B1(東京都)

2014/07/23 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

魅せる芝居。。。
あやめ十八番初観劇。何処となく”古風で洒落た雰囲気”と”様式美”が新鮮に感じられた舞台でした。ジャンルで言うと歌謡劇?

生演奏など、舞台ならではの醍醐味を味わえるし、歌も上手い。
また出入口の多い劇場の特性を活かした演出も良かったと思う。


けれど物語としてどうだったかと言うと、正直判断しづらい。小ネタは面白いと思うけど。芝居というよりショウ(見世物)的な要素を楽しむべき作品なんだろうと感じた。


上演時間:120分

カウラの班長会議 side A

カウラの班長会議 side A

燐光群

ウィルあいち(愛知県女性総合センター) ウィルホール(愛知県)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/25 (金)公演終了

満足度★★★★

男同士の○○にビックリ!!
連合軍による手厚い保護で、何不自由なく暮らしていた日本人捕虜たちだったが、捕虜を不名誉とする考え方が強かった日本人。
集団脱走を計画!!
それを映画化させようとするオーストラリア人。
内容が内容だけに年齢層高かったけど、ギャグが入ったり、男同士の○○があったりで、結構ドキッとさせられました。
面白かった~ぁ。

オーストラリアから5人の俳優さんも参加しての舞台。
英語でしゃべるからどうなるんだろうかと思ったら、上の方に細長いスクリーンがあってそこに字幕が映し出されてました。
なるほどね。

帰還の虹

帰還の虹

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2014/07/23 (水) ~ 2014/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★

nerve
太平洋戦争末期、戦争画を描いていた画家達の物語。戦争が他人事ではなくなりつつある今、こういった作品を創る志の高さ!

恋するアンチヒーロー

恋するアンチヒーロー

演劇集団イヌッコロ

劇場MOMO(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白いぞ~!
中野MOMOで初めての観劇!!
舞台、近っ!!
肝心のお芝居はほのぼの系で大好物!!
笑わせ笑わせ、ちょっぴりウルっ!?
楽しい舞台でした!!

ダンスがみたい!16

ダンスがみたい!16

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2014/07/23 (水) ~ 2014/08/25 (月)公演終了

満足度★★★★

柴田恵美
肉体と力を感じた。ちょっとBATIKぽかったかも。

グッドモーニング、アイスパーソン

グッドモーニング、アイスパーソン

天才劇団バカバッカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

良いメッセージ
序盤が頭に入りにくかったけれど、持ち味である人の絆を描いていてこの劇団をあらためて好きになった。「個」に関するめーっセージがよかった。一時期脚本とキャストの肥大化が目についていたが、落ち着いてきたようで一安心。

『ハヤブサ』&『動物失格』

『ハヤブサ』&『動物失格』

ネコ脱出

小劇場 楽園(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

動物失格:獣のような眼、怖すぎる!
サスペンス&ホラーに人間の闇の部分映すストーリーは応えられない、演出・脚本とも素晴らしい。(鈴木とーるさんの登場による宣伝は省いたほうが良いと思う)
俳優陣は明と暗と使い分け上手い。特に女性陣は鬼気迫るものでした。舞台セットも工夫がみられ、公園の木々の葉のゆれ音や効果音も臨場感溢れる。
サスペンスとホラー好き必見!

ネタバレBOX

父親が大好きだった主人公の林葉直は夫を裏切り浮気そして離婚した母を許せない。介護はしたものの母を病院に強引に送りこんでいた。彼女は保険会社に勤め出し、先輩の立石と担当の引継ぎ挨拶すべく浮浪者が住む昔湿地だった公園で、顧客の小林を待つ。小林は2か月に1回は契約を見直すほどまめだった。表向きは役所でゴミ集積の仕事をしながら、浮浪者の緑川を養子にして面倒をみる小林夫婦だが、教え子の女生徒を殺し逃亡中の教師木村を脅し、緑川殺しを手伝わせる。そして、チンピラ古木とその女の薫が殺したようにみせかけていた。5年前にも同じ手口で保険金詐欺をしていたため、刑事にも、保険の外交員からも目をつけられていた。疑惑の小林夫妻に林葉は会社を辞めた立石に相談し、契約解除させるためにヤクザまがいの男、片桐を送るが、逆に殺されてしまう。確認すべく林葉が小林の家を訪ねるが、しらを切られ、逆になぜ保険がおりないか脅される。脅しながらも小林の妻、君子のおにぎりはおいしいよと受け渡すがその中身は・・・・。そこで、逃げているチンピラ古木に夫の小林が刺され殺される。そして、小林の妻が言った言葉は・・・。さらに保険外交員林葉の母も富士山の麓の樹海で自殺する。決して母、絵美ひとりでは行くことができないはず。それに対する林葉直の言葉は。・・・。人間とは思えない動物の眼をした悪女とは、こういう人たちのことか怖すぎる!
小劇場!中高生!大往生!2

小劇場!中高生!大往生!2

花まる学習会王子小劇場

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

稽古期間はわずか3日!
ワークショップの成果発表会というより、ワークショップそのものを見物している気分にさせられる公演。

ワークショップを指揮し、公演の構成・演出も務めた悪い芝居の山崎さんは教え子たる制服姿の中高生がゲームや演技をする様子を舞台隅から笑顔で眺めているのみで、さすがに本番、舞台に出てきて指導まではしないのだが、まるで稽古のごとく自由闊達に演じさせる工夫を凝らしてあるため中高生の演技はとても初々しくスーパーナチュラル、それを見ている非番の中高生たちも超自然体で、出番の仲間たちの演技が可笑しけりゃあクスクスウヒャウヒャと素で笑い出す有り様で、それを見ているこの私、彼らくらいの子供がいてもおかしくない年齢のこの私も、それを見ながら保護者感覚で“つられ笑い”を始める始末。
中高生の本物の保護者を含む他の多くのお客さんも私同様、頬を緩めて彼らを見ていて、会場内はそれはそれは幸福な空気に包まれていたのでした。


…なんて書くといかにも発表会然としたユルい公演を想像されるかもしれませんが、構成は実によく練られていて、その構成の妙が味わえるだけでも演劇好きには楽しいのでは?

公演を見世物として面白くすることはもちろん、演劇をやりたい中高生への教育的効果も考えてしつらえられたこの構成には唸らされました。

ネタバレBOX

“演じることによって自己を異化する視点を持たせる”
今回のワークショップのプログラムはこれを一番の目的として組まれていたと思う。


そのために山崎さんが中高生にやらせたことは、自分に近い人物から演じさせ、徐々に遠い人物を演じさせるというもの。
その中間段階で演じられ、私的に一番面白く拝見したのが、個々の中高生の身の周りの名物教師を、その教師を知らない者が残りのみんなを生徒に見立てて演じるというもの。

自分を教え導く教師という存在になりきり、自分が本来その一人であるところの「教え子」たちを相手に「授業」をする体験は別人を演じることと同時に自己を相対化することをも中高生たちに学ばせ、教育的効果大であると感じた。
いや、その前に、教師役を演じた数名の中高生にはおそろしく芸達者な子が約二名いて、生徒役の子たちと作り上げる授業風景が単純に演し物として面白かった。


数年後、何かの公演のフライヤーにその名前を見つけたらきっとオジサン嬉しくなるので、上のお2人をはじめとするワークショップ参加者の皆さん、近い将来本格的に役者の道を歩み出したら、できるだけ本名で活動してくださいね!!
グッドモーニング、アイスパーソン

グッドモーニング、アイスパーソン

天才劇団バカバッカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/24 (木) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

国際色の強い座組を生かした舞台
こんなにお遊びの少ないバカバッカは初めて(笑)。おなじみのダンスシーンは少なめ、脱線エピソードに至っては無きに等しく、ちょっとさみしくもあったけれど、お陰で話の呑み込みの悪い私にも物語がちゃんと消化でき、終盤に突きつけられるメッセージも深く胸に刺さりました。

ついでに言うなら、多国籍性の強い座組がここまで生かされたバカバッカを観るのも私にとっては今回が初めてでした。

ネタバレBOX

作品が突きつけるメッセージが強い説得力を帯びていたのは、国際色豊かなこの座組に負うところ大だったと言えるでしょう。

ただ、総じて本作は笑いが少なめ。

アイスパーソンの謎に取り組む科特隊的組織の面々が飲兵衛だらけという折角の設定はストーリーにも生かされていない上、あまり笑いを生んでもいない。

かと言って、アイスパーソンのあるカップルが西暦2500年代の未来人だと分かっても、「異様にゴキブリを恐がる」という可笑しな特質が明かされるのみで、“未来人あるある”をさらに重ねてウケを取りにいくわけでもない。

コメディ劇団を標榜する以上、笑いにはもっと貪欲であるべきでしょう。

とはいえ、話の入り口と出口が遠い、飛躍と意外性に満ちたストーリーには大いに惹きつけられました。

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