
人狼 ザ・ライブプレイングシアター #13:VILLAGE VII 夏草がそよぐ村
セブンスキャッスル
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/07/29 (火) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
思いっきり欺かれる楽しさ
前回参加した時は、人狼と役職の該当者までは正解できた。
でも今回は、見事にぜんっぜん当たらなかった!!
気持ちいいぐらい見事に騙された。
役者さんの力量をまざまざと見せつけられた感じ。
これは癖になる…。
また次回も楽しみにしてしまう限り、このゲームは終われない。

解散
江古田のガールズ
本多劇場(東京都)
2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了
満足度★★★
期待はずれ・・・・
子供相手にイベントなら、野菜を投げても、風船膨らませてもいい、しかし芝居となると話は別だ。楽しませようとするのは分かるが、何と言っても本多劇場でやるからには、どんな舞台をみせてくれるのかと、と大いに期待をしていたのでがっかり。イベント性と芝居の違いを理解してほしい ラストのダンスと観客や紙ふぶきはが楽しめたが、野菜投げは止めた方がいい。まして掃除の時間を客席に共有させるなんて・・・・観客が盛り上がっているのに冷めてしてはこの空間が勿体ないので一緒に笑っては見たものの、本多劇場に折角出演したのに、これでいいのだろうか・・・・と思った次第。次回チャンスがあれば是非本多劇場で、劇場に負けない芝居をじっくり観たいものだ。

1/2
夢幻舞台
明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)
2014/08/06 (水) ~ 2014/08/08 (金)公演終了
満足度★★★★
必見、演劇のDNA
まだ、荒削りではあるものの、演劇とはどういうものか、をDNAレベルで知っている。そんな感想を持たせるポテンシャルの高い舞台。(更なる追記後送)

ボビー・フィッシャーはパサデナに住んでいる
風姿花伝プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2014/07/15 (火) ~ 2014/07/30 (水)公演終了
満足度★★★★
愛しながら憎む最小単位の社会、家族
シアター風姿花伝10周年記念プロデュース公演である。スウェーデンの作家・演出家ラーシュ・ノレーン(Lars Noren)作。富永由美訳。上村聡演出。
おそらく本年の優れた作品として多くの観客の脳裏に焼き付いた事だろう。
一つの家族の、長い長い一晩の話である。幕が開いた直後から、家族の「タブー」は、元女優で躁病の気があるほどしゃべり続けるモルヒネ中毒の母グンネル(増子倭文江)と、統合失調症で精神疾患の色濃い息子トーマス(前田一世)であることは明白となる。「タブー」を抱えることで生まれる矛盾や、それに対する欺瞞に満ちた家族の安寧が、壊れかけた弟の精神の決壊を機に、それぞれの心の堰を打ち壊し飲み込んで行くさまが実に克明に描かれて行く。
そして今は独立して暮らす長女でトーマスの姉エレン(那須佐代子)のアルコール依存症が、もはや回復の見込みがないほど重症であることが、弟の病気以上に両親の最大の懸案事項であることが次第に判明する。
一家団欒がこれほど苦痛であることが表現された舞台も珍しいだろう。当然だが、家族全員がそれぞれに対して愛情と憎しみを同等に持ち合わせ、拮抗するが故に笑顔と優しい言葉を吐き、苦しみを堪えている。捨てきれないからこそ家族なのであり、「血のつながり」という最小単位の社会である家族という構成要素に、動物として存在する限り本能によって帰依しようとしているようにも見える。それは長女が亡くした子供、彼女を捨てた夫という物質的には消滅した家族に未だに帰属している理由とも言える。しかしそれは彼女が自身を低く評価し、同時に自身が酒に溺れた廃人であると「正当化」する道具に使っているという人間の汚さ、弱さでもある部分にこの劇はかなりの時間を費やす。故にこの舞台の頂点は、泥酔した女の叫びという直視しがたい形で迎えるのだが、その直視しがたさこそ、この劇の価値なのだ。見応えのある舞台であった。
人物が濃密に描き出されていた。俳優陣の作品に対する深い理解と、役の人物の内面の微細な部分を的確に現出させようとする責任感にも似た力(これを世に言う演技力とするならばそう呼んでも良い)が極めて顕著な舞台であった。
目を背けたくなるような家族のグロテスクな場面を一つ一つ観客の前に丁寧に置いて行くようにも見えた。その丁寧さが時に残酷なテーマでありながら、家族であるが故に怒りと憎しみと同等の愛情で結ばれていることを、ふとした瞬間にその距離感や仕草でユーモラスに表現し、救われた。罵倒し合った後に家事の細かな引き継ぎをするこの家族以外には考えられない会話のつながりが極めて巧みに展開していた。それはまるでトーマスが無心に母親の写真を年代別に床に配置して行く、その行為そのままであるかのように。
演劇的な「リアル」に注意を払わねばならない。劇的な表現としてのリアルさは、直接現実そのものを表している訳ではない。だから「あの会話がリアルだった」と言ったところで、それは現実にそうした会話がなされるということを表してはいない。あんなふうには言わないから共感出来ない、という感想を見かけたがそもそもこうした戯曲の上演をそういう風に見るものではない。演劇のリアルは表現なのであり、その文脈や意図が的確に現出された事を表す。今回はそうした事情をきちんと理解し一つずつ丁寧に検討したと思われる。
ところが丁寧に検討し余すところなく表現しようとした結果、リアリスティックな描写に満ちた中に、突如象徴的で「思わせぶり」な行動が挿入され、それがところどころ饒舌すぎて展開を説明的に暗示した演出が冒頭に数カ所、幕切れ見えに数カ所見られた。家族の「事実」を淡々と追うだけで相当に劇的なので、それ以上の説明は過剰である。演出家はしばしば心配性だが、劇のことばの濃さを信じ抜かないと、観客は食傷気味に陥る。大きな磨りガラスを使った挿入的な場面はその懸念があたり、戯曲以上にショッキングな事態が想起されてしまった。行き過ぎると戻ってくるのが辛い。
決して実際に光量を落とさず極めて的を絞った形で表現した照明は、終止うす暗く密閉された家庭という空間が表現され印象的(照明=賀澤礼子)。ろうそくの明かり、というと無駄にうす暗く、視覚がひどくくたびれる舞台が多いが、長時間にも関わらず負担はない。これこそ舞台の「リアル」である。
この劇において、実は最も難しいのは、父親(中嶋しゅう)について語る事であろう。この家族という逃げ場のない空間に居ながらにして、実は存在価値としては既に「いない」父親を常識的で、安定感のある人物として作者は描いている。彼の家族に対する欺瞞や欠点そのものを本人が認めず、精神的には既に逃亡している事自体が、彼の決定的な人生の失敗であり、トーマスが直感的に彼を憎んでいる原因なのだ。この構造は「仕事で家庭を顧みなかった父」という最も陳腐な人物描写に陥りやすいが、中嶋のどこかユーモラスで、家庭の中に安住しているように錯覚させる柔らかな質感の演技が、父カールの最後まで隠された狡猾な一面を表立たせずに表現しており圧巻である。

解散
江古田のガールズ
本多劇場(東京都)
2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

愛さずにはいられない
猫のホテル
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2014/07/29 (火) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★
「猫のホテル」は、楽しめた。
やっぱり、何を楽しみの来てるのかで、感想は変わるのかなぁ。
猫のホテルは初めてで、単純に猫のホテルを楽しみたい!
……っていう気持ちだけできたから、自分はかなり楽しめた。
いや、舞台装置含めて、みょうに哀愁漂う
全体の雰囲気も今の自分に合ってて好きだったのかも…。
あと、客演さんたちが、猫のホテルっていう海の中で、
水を得た魚のように生き生きと演技されてたのが印象的でした。
たくましく存在感のあった七味まゆ味さんと、
無理やり抑えた演技をさせられてた(笑)市川しんぺーさんが
かなりのツボでしたぁ。
いや、みんな良かったぁ。
これで、広島で 千葉雅子×土井英生
「姐さん女房の裏切り」を観れます…。たぶん。

大都会の蝉
DramaCreation
シアター風姿花伝(東京都)
2014/08/05 (火) ~ 2014/08/10 (日)公演終了
満足度★★
何か1つたりない
拝見させていただきました。
演目内容は面白いもであり、
いろいろと考えさせられることがあり良かったのですが、
芝居としては何か1つ足りないような気がしました。
つまり、演出や演技として、終わったあとに残るものがなかったからです。
もうすこし、演技に力が入りすぎているようで、
リラックスした形で、強弱をつけ、すっと演技された方が見る側としてはいいのかもとおもいました。
音楽でいうと
常にフォルtッテッシモで聞いている感じでした。

青空と複雑
ブルドッキングヘッドロック
ザ・スズナリ(東京都)
2014/07/30 (水) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

イージーオーダー The Musical
四獣×玉造小劇店
シアター711(東京都)
2014/08/06 (水) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★
ゆるゆるミュージコー
C列なので3列目かなーと思ってましたが、XAとかXBとかも並べてありました。
最前列は「四獣シート」と呼んでもいいくらいサービス満点なので、四獣ファンはしなないように気をつけてね!(さわやかに)
構成がきちんとミュージカルしてるじゃん!といった感触。
ゆるーっとお芝居楽しんで、歌やダンスにニヤニヤして。たのしかったですー。

安田顕 ひとり語り2014~ギターの調べとともに。
TEAM NACS
村国座 (岐阜県)
2014/08/04 (月) ~ 2014/08/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
天才、鬼才、努力の男
村国座で行われた公演みてきました。
いくつか私は名古屋の小劇場劇団をみてきましたが。
初めて「芝居」を観たと思います。
これが4000円なら私のやってる演劇はいくらなんだろ?
値段に釣り合う演劇ができているのか不安になるぐらい。
客に名古屋の小劇団の方がほとんどいなかったのが実に残念。
この前みたつまらない演劇が2千円だか3千円。
このひとり語りのチケット4千円は死なない。

す き と お り
miel(ミエル)
スタジオ空洞(東京都)
2014/07/30 (水) ~ 2014/08/05 (火)公演終了
満足度★★★★
透明感あふれる物語
いくつもの断片的な物語,風景が流れていく。好きだなぁ,こういう風景。日常的でもあり,郷愁も誘う。狭い空間で満席だったけど,心地良く過ごすことができました。「 」も良かったけど,個人的には「隙のない女」が好き。舞台装置もシンプルで涼しげだった。

狂喜乱舞~わらいや双六編~
外組
ザ・ポケット(東京都)
2014/07/30 (水) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★
全力芝居
シンプルな青春学園モノで、非常にわかりやすい。お話がシンプルだからこそ、キャストそれぞれのキャラクター、個の力が際立つお芝居だったと思います。灯体の熱で全身汗びっしょりになりながら、全力でつっぱりの高校生を演じる姿に、とても感動しました。また見に行きます。

リンゴナイト2014
セッションハウス
神楽坂セッションハウス(東京都)
2014/08/06 (水) ~ 2014/08/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1198(14-246)
21:00の回(晴、強風)。20:50会場着、受付、ロビー開場。近藤さんは忙しそうに出入り。やや遅れて開場。
21:29〜22:55、12組(1〜3名)が3分ほどの作品を披露、順番はあみだで決定、各自用意した音源を使うのですが、チラシにありますように「洋楽ポップス80's」+「オリジナルダンス」によるオーディション。
80年代の洋楽…に惹かれて観にきました。時々、客席で見かける方が出ていらしたり、客席には何回か公演を観たダンサーがいらしたり、男性がお一人で奮闘していたり。そこは近藤さん、とにかく面白い。
かかった曲では、①Liveに行ったのは:Cyndi Lauper(「True Colors」tour1986.9.13と9.22@日本武道館)、Prince&The Revolution(「Parade」tour1986.9.8@横浜スタジアム)、Michael Jackson(「Bad」tour1987.9.26@横浜スタジアム)、ToyDolls(1986.11.19@東京郵便貯金ホール)。
②聴いたのは:Wham!、Frankie Goes To Hollywood、Paul Mauriat、DEVO、Queen…。
懐かしい曲、意表をついた振り付け、近藤さんの絶妙のコメント、客席からもコメントを引き出しながら、とても暖かく、一体感溢れる2時間でした。

かもめ
近畿大学舞台芸術専攻24期
近畿大学東大阪キャンパス・10号館8階演劇実習室(大阪府)
2014/07/18 (金) ~ 2014/07/20 (日)公演終了
満足度★★★
☆★熱い気持ちは伝わってきました★☆
全体的に派手さもなく淡々と展開される会話中心の話
役者さんの力に大きく左右される作品だったので
ちょっと厳しかったかなぁ~と言う印象
演出にも、もうひと工夫あればもっと楽しめたかも⁈
しかし、役者さんの丁寧な演技と舞台のセットや衣装などにこだわりも感じて
最後の公演にこの作品を持ってきた熱い気持ちは伝わってきました!
☆印象に残った役者さん
落ち着いた演技が印象的だった 塚本千花さん

アルビノハニー
小西耕一 ひとり芝居
ひつじ座(東京都)
2014/07/31 (木) ~ 2014/08/04 (月)公演終了
満足度★★★★
千秋楽に拝見。
相変わらずの軽妙な台詞のやり取りとラストの救いのなさ。堪能しました。
ただ、主人公の女子高生と母親のその後を考えるとなにかひとつでも救いがあってもいいのかなあ。沈んだ気持ちで劇場をあとにしました(笑) 次回作も期待してます。

落語茶屋、はじめました【葉月の会】
THEATRE SONES
cafe sones(福岡県)
2014/08/05 (火) ~ 2014/08/05 (火)公演終了
満足度★★★★
面白かった♪
雰囲気も最高だけど、演目も最強だった(^^)v
桐璃さんと痛風亭リアルさん。上手いなぁ~~
そして前説の新人、椿亭豆柴ちゃん、゚・*:.。. まぢ(*゚д゚人)(人゚д゚*)カワイイ.。.:*・゚

解散
江古田のガールズ
本多劇場(東京都)
2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了
満足度★★★★
製作さんは大変なんだなぁ・・・
と思った約2時間ですが、それを上回る「やったぜっ!本多劇場進出だぁ!」という感じを強く受けた作品でありました(^^)。

朝日のような夕日をつれて2014
サードステージ
紀伊國屋ホール(東京都)
2014/07/31 (木) ~ 2014/08/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
祝)初日‼︎!朝日#01
何時もの様に
タイトル以外の
一切のデータを入れずに初日
色んな意味でカルチャーショックを受けた
昨夜よりバタバタで徹夜明け一睡もせず
ナチュラルハイが本当にぶっ飛んだ
なんて素晴らしいのでしょう!
何がでは無く全てだ。
なんだか懐かしい気もさせる。
単純に見えて実は念入りに丁寧に創られている。
シンプルにみえて実はそうでは無いのだ
現代人は道具や情報が有りすぎるのか音楽もそうですが
どうしても細かく難しくつくり収拾がつかないまま終わる傾向がみられる
真の演劇とは実はこう在るべきではないんでしょうか?
まぁ音楽も芝居も映画も好みはそれぞれですが
私はコレが好きです
久しぶりにビリビリと電撃が走りました
単純に何度でも観たくなる作品です
しかし大いに笑いました

太陽2068
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2014/07/07 (月) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
太陽#05
ラスト2本
初の2階席
でもセンター通路最前列
正面から劇場が見渡せる
素敵ではないですか!
ちょこちょこアラもありつつ
良い意味での力が入り過ぎていない感が魅力でした
カーテンコールも何時も以上に暖かかった

太陽2068
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2014/07/07 (月) ~ 2014/08/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
太陽#04
上手BR席
しかも通路
良席
良席
好きですね
今日も良かった
凄くアットホームな座組な気がします
観る度に微笑ましい
そして最後にはやっぱり感動の涙