ブルドッキングヘッドロックvol.25
ブルドッキングヘッドロックvol.25
実演鑑賞
ザ・スズナリ(東京都)
2014/07/30 (水) ~ 2014/08/06 (水) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.bull-japan.com/stage/bluesky/
音楽劇! 「おい、キミ失格!」では大笑いしました。次はどんなお話なんでしょうか!?再演ということですが前回観ていないので気になります。 音楽劇!歌も生演奏も期待しています。 楽曲も楽しみで...
期待度♪♪♪♪♪
0 2014/06/30 22:40
期間 | 2014/07/30 (水) ~ 2014/08/06 (水) |
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劇場 | ザ・スズナリ |
出演 | 岡山誠、小島聰、西山宏幸、篠原トオル、永井幸子、寺井義貴、山口かほり、藤原よしこ、猪爪尚紀、深澤千有紀、津留崎夏子、小笠原健吉(新人)、浦嶋建太(新人)、葛堂里奈(新人)、鳴海由莉(新人)、二見香帆(新人)、阿久津ゆりえ、井本洋平(温泉きのこ)、服部ひろとし、高木稟(マサ子の間男)、政岡泰志(動物電気) |
脚本 | 喜安浩平 |
演出 | 喜安浩平 |
料金(1枚あたり) |
4,000円 ~ 5,500円 【発売日】2014/05/24 (全席指定) 前売/4,500円 当日/4,800円 前半割☆/4,000円 グループ割引(3名以上でのご予約でお一人様)/4,000円※ ※ブルドッキングヘッドロックのみ取り扱い 『青空と複雑』オリジナルサウンドトラックつきチケット 今作のサントラCD(\1,500で販売予定)がセットで500円おトク! 前売/5,500円 前半割☆/5,000円 グループ割引(3名以上でのご予約でお一人様)/5,000円 ※ブルドッキングヘッドロックのみ取り扱い ※CDは劇場でお渡しします |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 7月 30日(水)19:00☆ 31日(木)19:00☆ 8月 1日(金)19:00☆ 2日(土)14:00/19:00 3日(日)13:00/18:00 4日(月)19:00 5日(火)14:00/19:00 6日(水)13:00/18:00 ※当日券の販売開始は開演の60分前、開場は開演の30分前です。 |
説明 | 青空と複雑とは―― 2002年1月24日から27日まで新宿タイニイアリスで上演した、ブルドッキングヘッドロック第3回公演、全6ステージ。当時の動員数は582名。合唱、生演奏をふんだんに織り込んだ音楽劇で、上演曲すべてを西山宏幸が作曲した最初の作品である。 《作品解説》 旅人とか楽団とか神父さんとか登場する、ファンタジック青春劇。カフカの「失踪者」に発想を得て執筆。(10周年記念パンフレット/喜安解説より抜粋) 【チラシより】 2002年1月、東京は新宿のタイニイアリスに於いて、『青空と複雑』はそれなりにひっそりと誕生し、上演された。ブルドッキングヘッドロックvol.3 であった。当時の宣伝コピーは、「楽団、だまし絵、ギャグの世界」。 わかるようでわからないコピーなので、改めてご説明するならば、芸術家を志す青年が、家を飛び出し海を渡り、やがてとある街に辿り着く。青年は希望に胸を躍らせ、街の住人と触れ合い、街と寄りそい、街と戯れ、街にまみれ、やがて、、、うん、とまあ、そんな物語だ。 出演者総出の生歌、生演奏。それに、エッシャーのだまし絵や、当時よく読んでいたカフカ、ガルシア=マルケスらに着想を得た奇妙な世界観が相まって、当劇団では珍しい、異色の空想劇となった。 あれから12年と数ヶ月。なぜか今、『青空と複雑』が再び我々の前に立ち現れる。ブルドッキングヘッドロックvol.25 として。 随分な歳月を要した。なぜ今なのか。 そもそもブルドッキングヘッドロックは、結成して15年になろうというのに、一度も再演を行うことがなかった。なぜ再演をしなかったのか。なぜ選ばれたのが『青空と複雑』だったのか。我ながら、わからないことがたくさんある。 わかることから考えよう。 『青空と複雑』を書いた12年前、私は26歳だった。愛媛から上京しておよそ3年が経っていた。すでにナイロン100℃の劇団員であり、仲間たちとブルドッキングヘッドロックを立ち上げ、声優という仕事にも出会えていたし、それなりに居場所を見つけ、それなりに東京での暮らしを軌道に乗せていたはずだ。そんな時に、海を渡り街へ辿り着く芸術青年の物語を書いた。 残念ながら物語の結末を申し上げることはできないが、なぜあの頃、こんな物語を書いたのか。それならわかる。それはつまり自虐だ。あるいは自傷。あの頃の私には、それくらいしか人様に見せられるものが無かったのだ。少し言い換えるなら、あの頃の自分にとって、矛を突き立てる対象は唯一、自分自身だったということだ。 作品自体は、音楽の力と、スタッフとキャストの尽力によって、ひっそりと好評を博した。ただ、あの頃の私は、博してなおよくわからずにいた。いったい観客はなにを良しとしているのか、いったい自分はなにを良しとしているのか。そもそもなにを作っているのか、なにを求めているのか。 なにをしているのか。 月日は流れ、今も私は東京にいる。東京で、演じ、言葉を綴り、「ささやかなおかしみを」なんてフレーズを掲げ、ボソボソと喚いている。 あの頃の私よ、キミにはどう見える。今の私はどうだ。寄りそっているか、戯れているか。まみれていか、あるいは…。すまないね、今もまだ、わからないことばかりだよ。 再演にあたって明確な理由が先にあったわけではない。でも、いつだって起こる出来事は必然だ。『青空と複雑』は、ブルドッキングヘッドロックにとって、観客の皆様にとって、きっと、今この時にこそ在るべき作品となる。なぜ今なのか。その答えはやってみれば、そしてご覧戴ければ、自然とおわかりいただけることだろう。再演を選んだことについても同様だ。 振り返るわけではない。懐かしむわけでもない。なぞるなんてことはしようもない。今、新たな『青空と複雑』がここに生まれる。青年は再び街を目指し、海を渡る。たなびくマントは風を孕む帆の如しだ。 8月の空は、この物語によく似合う。それくらいはわかるのさ。ぜひ、お越し下さい。 喜安浩平 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音楽:西山宏幸 舞台美術:長田佳代子 照明:斎藤真一郎(A.P.S) 音響:水越佳一(モックサウンド) 衣裳:小原敏博 舞台監督:田中翼 演出助手:陶山浩乃 音響操作:照山未奈子 宣伝美術:オカイジン 宣伝写真・スチール:高倉大輔(casane) 映像:篠原トオル/猪爪尚紀 WEB:寺井義貴 制作協力:Little giants 当日運営:寺地友子 協力:ダックスープ KNOCKS,INC. イマジネイション マリエ・エンタープライズ株式会社 スペースクラフト・エンタテインメント スターダス・21 (有)ライターズ・カンパニー ハイレグタワー ナイロン100℃ 温泉きのこ マサ子の間男 動物電気 企画・製作:ブルドッキングヘッドロック |
2002年1月24日から27日まで新宿タイニイアリスで上演した、ブルドッキングヘッドロック第3回公演、全6ステージ。当時の動員数は582名。合唱、生演奏をふんだんに織り込んだ音楽劇で、上演曲すべてを西山宏幸が作曲した最初の作品である。
《作品解説》
旅人とか楽...
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