演劇

ブルドッキングヘッドロックvol.25

青空と複雑

デザイン:オカイジン

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演劇

ブルドッキングヘッドロックvol.25

青空と複雑

実演鑑賞

ブルドッキングヘッドロック

ザ・スズナリ(東京都)

2014/07/30 (水) ~ 2014/08/06 (水) 公演終了

上演時間:

公式サイト: http://www.bull-japan.com/stage/bluesky/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
青空と複雑とは――

2002年1月24日から27日まで新宿タイニイアリスで上演した、ブルドッキングヘッドロック第3回公演、全6ステージ。当時の動員数は582名。合唱、生演奏をふんだんに織り込んだ音楽劇で、上演曲すべてを西山宏幸が作曲した最初の作品である。

《作品解説》
旅人とか楽...

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公演詳細

期間 2014/07/30 (水) ~ 2014/08/06 (水)
劇場 ザ・スズナリ
出演 岡山誠、小島聰、西山宏幸、篠原トオル、永井幸子、寺井義貴、山口かほり、藤原よしこ、猪爪尚紀、深澤千有紀、津留崎夏子、小笠原健吉(新人)、浦嶋建太(新人)、葛堂里奈(新人)、鳴海由莉(新人)、二見香帆(新人)、阿久津ゆりえ、井本洋平(温泉きのこ)、服部ひろとし、高木稟(マサ子の間男)、政岡泰志(動物電気)
脚本 喜安浩平
演出 喜安浩平
料金(1枚あたり) 4,000円 ~ 5,500円
【発売日】2014/05/24
(全席指定)
前売/4,500円
当日/4,800円
前半割☆/4,000円
グループ割引(3名以上でのご予約でお一人様)/4,000円※

※ブルドッキングヘッドロックのみ取り扱い

『青空と複雑』オリジナルサウンドトラックつきチケット
今作のサントラCD(\1,500で販売予定)がセットで500円おトク!
前売/5,500円
前半割☆/5,000円
グループ割引(3名以上でのご予約でお一人様)/5,000円
※ブルドッキングヘッドロックのみ取り扱い
※CDは劇場でお渡しします
公式/劇場サイト

http://www.bull-japan.com/stage/bluesky/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 7月
30日(水)19:00☆
31日(木)19:00☆
8月
1日(金)19:00☆
2日(土)14:00/19:00
3日(日)13:00/18:00
4日(月)19:00
5日(火)14:00/19:00
6日(水)13:00/18:00

※当日券の販売開始は開演の60分前、開場は開演の30分前です。
説明 青空と複雑とは――

2002年1月24日から27日まで新宿タイニイアリスで上演した、ブルドッキングヘッドロック第3回公演、全6ステージ。当時の動員数は582名。合唱、生演奏をふんだんに織り込んだ音楽劇で、上演曲すべてを西山宏幸が作曲した最初の作品である。

《作品解説》
旅人とか楽団とか神父さんとか登場する、ファンタジック青春劇。カフカの「失踪者」に発想を得て執筆。(10周年記念パンフレット/喜安解説より抜粋)

【チラシより】
2002年1月、東京は新宿のタイニイアリスに於いて、『青空と複雑』はそれなりにひっそりと誕生し、上演された。ブルドッキングヘッドロックvol.3 であった。当時の宣伝コピーは、「楽団、だまし絵、ギャグの世界」。

わかるようでわからないコピーなので、改めてご説明するならば、芸術家を志す青年が、家を飛び出し海を渡り、やがてとある街に辿り着く。青年は希望に胸を躍らせ、街の住人と触れ合い、街と寄りそい、街と戯れ、街にまみれ、やがて、、、うん、とまあ、そんな物語だ。

出演者総出の生歌、生演奏。それに、エッシャーのだまし絵や、当時よく読んでいたカフカ、ガルシア=マルケスらに着想を得た奇妙な世界観が相まって、当劇団では珍しい、異色の空想劇となった。

あれから12年と数ヶ月。なぜか今、『青空と複雑』が再び我々の前に立ち現れる。ブルドッキングヘッドロックvol.25 として。

随分な歳月を要した。なぜ今なのか。

そもそもブルドッキングヘッドロックは、結成して15年になろうというのに、一度も再演を行うことがなかった。なぜ再演をしなかったのか。なぜ選ばれたのが『青空と複雑』だったのか。我ながら、わからないことがたくさんある。

わかることから考えよう。

『青空と複雑』を書いた12年前、私は26歳だった。愛媛から上京しておよそ3年が経っていた。すでにナイロン100℃の劇団員であり、仲間たちとブルドッキングヘッドロックを立ち上げ、声優という仕事にも出会えていたし、それなりに居場所を見つけ、それなりに東京での暮らしを軌道に乗せていたはずだ。そんな時に、海を渡り街へ辿り着く芸術青年の物語を書いた。

残念ながら物語の結末を申し上げることはできないが、なぜあの頃、こんな物語を書いたのか。それならわかる。それはつまり自虐だ。あるいは自傷。あの頃の私には、それくらいしか人様に見せられるものが無かったのだ。少し言い換えるなら、あの頃の自分にとって、矛を突き立てる対象は唯一、自分自身だったということだ。

作品自体は、音楽の力と、スタッフとキャストの尽力によって、ひっそりと好評を博した。ただ、あの頃の私は、博してなおよくわからずにいた。いったい観客はなにを良しとしているのか、いったい自分はなにを良しとしているのか。そもそもなにを作っているのか、なにを求めているのか。 なにをしているのか。

月日は流れ、今も私は東京にいる。東京で、演じ、言葉を綴り、「ささやかなおかしみを」なんてフレーズを掲げ、ボソボソと喚いている。

あの頃の私よ、キミにはどう見える。今の私はどうだ。寄りそっているか、戯れているか。まみれていか、あるいは…。すまないね、今もまだ、わからないことばかりだよ。

再演にあたって明確な理由が先にあったわけではない。でも、いつだって起こる出来事は必然だ。『青空と複雑』は、ブルドッキングヘッドロックにとって、観客の皆様にとって、きっと、今この時にこそ在るべき作品となる。なぜ今なのか。その答えはやってみれば、そしてご覧戴ければ、自然とおわかりいただけることだろう。再演を選んだことについても同様だ。

振り返るわけではない。懐かしむわけでもない。なぞるなんてことはしようもない。今、新たな『青空と複雑』がここに生まれる。青年は再び街を目指し、海を渡る。たなびくマントは風を孕む帆の如しだ。

8月の空は、この物語によく似合う。それくらいはわかるのさ。ぜひ、お越し下さい。

喜安浩平
その他注意事項
スタッフ 音楽:西山宏幸
舞台美術:長田佳代子
照明:斎藤真一郎(A.P.S)
音響:水越佳一(モックサウンド)
衣裳:小原敏博
舞台監督:田中翼
演出助手:陶山浩乃
音響操作:照山未奈子
宣伝美術:オカイジン
宣伝写真・スチール:高倉大輔(casane)
映像:篠原トオル/猪爪尚紀
WEB:寺井義貴
制作協力:Little giants
当日運営:寺地友子
協力:ダックスープ KNOCKS,INC. イマジネイション マリエ・エンタープライズ株式会社 スペースクラフト・エンタテインメント スターダス・21 (有)ライターズ・カンパニー ハイレグタワー
ナイロン100℃ 温泉きのこ マサ子の間男 動物電気
企画・製作:ブルドッキングヘッドロック

[情報提供] 2014/05/08 04:56 by 肉と飯

[最終更新] 2014/08/07 11:18 by 肉と飯

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この公演に携わっているメンバー3

かほ

かほ(0)

役者・俳優

「青空と複雑」に携わっているメンバーです。

小笠原健吉

小笠原健吉(0)

役者・俳優

ブルドッキングヘッドロックの新人です。よろしくお願いします。

肉と飯

肉と飯(0)

役者・俳優 Webサイト

出演します。いい夏になりそうです。

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