最新の観てきた!クチコミ一覧

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神なんかいない

神なんかいない

MICOSHI COMPLEX

荻窪小劇場(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

覚悟と信頼と
作品は90分とまずまずの長さだったが、それを感じさせないテンポの良さと明瞭なストーリーで、集中を切らさずに見ることができた。
不条理ということで、少し抵抗がある人は多いかもしれない。私自身も不条理は苦手だが、不条理=暗い・重い という印象ではなく、爽快な喜劇的に進み結果、問いかけとして終わる不条理だったので清々しかった。

役者達はパワフルとはまた違うが、根性のある方々が揃っていたので、見応えがあった。魅力的に見えたのは役者個々の力も勿論だが、演出プランや戯曲の世界観を上手く染み込ませられていたからなのだなと感じ、演出家のキャストと作品への愛情を感じることができた。

どうやら初舞台の役者も居たようだったが、そのような不安感は無かった。

ただ、もう少し「締まる」ところがあってもよかったのかもしれないと感じた。それは戯曲というよりはカンパニーの空気感だと思う。
旗揚げなので、それはこれから作り上げていければいいと思う。

キャストと演出家が信頼して、覚悟をもって舞台に立っていると感じる芝居で、創作に対しての活力をいただける作品だった。

桜NIPPON 踊る OSK 2014

桜NIPPON 踊る OSK 2014

OSK日本歌劇団

三越劇場(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

新トップ高世麻央さんの東京初公演
高世麻央さんが新トップに就任されてから、初めての東京公演の初日でした。

第1部の「炎舞~カルメンより~」は、元ネタのカルメンを知らなかった事もあったのか?
ちょっと普段のOSKの踊りとは違った印象でした。
もうちょっと時間があって色々ストーリー的な事を説明出来れば、凄い作品になったかな?
と言う気がしないでもありません。
ただ、作品の中盤以降は良くなったので、舞台上で色々修正されたのかも知れません。


第2部の「SHOW Connection」の方が自然な感じで、関東のファンからすると
「肩の力が抜けてOSKらしいかな?」
と言う演目で、楽しかったです。

傘回しの時のノリが、8月の演舞場公演の時から非常に良くなっているので、OSKが東京でも受け入れられつつあるのを実感できました。

第2部を観た限りでは、踊り以外の演目を上演しても受け入れて貰えそうなので、今後の上演の際には検討して頂きたい所です。

ホラフキ ~あなたの職場、幸せにします~

ホラフキ ~あなたの職場、幸せにします~

劇団与太組

小劇場 楽園(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

お客様の声(アンケートより)
第6回公演『ホラフキ 〜あなたの職場幸せにします〜』のアンケートより、お客様の声です。
いつも、本当にありがとうございます。

◆本当にどこかのオフィスの休憩室を覗いているような感じで、特に物語に入りやすかった。……(略)。

◆演劇を少しやっていて、今年から働き始めました。演劇をしていたときと違う苦しみ、辛さが心が押しつぶされそうでしたが、この劇を観て心が晴れやかになって、何か感じることができました。楽しかったです。

◆こういう劇を見ることはほとんどないのですが、出演者のみなさんの迫力や意気込みが伝わってきて良かったです。

◆声をそろえてセリフを言うところは、毎回のことですが、やっぱり迫力があるなぁとあらためて感じました。すごく考えさせられる内容でしたが、いまの仕事・職場でもう少し頑張ってみようかなと思います。ミノルさんがとても好きでした。ふとした言葉や動作が自然というか、ふと笑わせていただきました。

◆おもしろかったです。自由に憧れますが、自由だけも大変ですよね。

◆とても面白かったです。私も仕事をサボります。

◆おもしろかったです。

◆おもしろかったです。ありがとうございました。

◆空気や流れの本質が分かったようです。おもしろかったです。

yとxの事情

yとxの事情

チーム夜営

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

変わった感じ
数学の点の擬人化。
ラブコメディというほどではないかな
唯一点Pちゃんが良かったし唯一のラブコメキャラ
数学的な部分を考察しながら観てしまう
もっと気楽に観れる数式を多くしてくれれば楽しめたかも
ま、新しいというより普段の演劇とは違うものは観れました。
ちょっと高尚な仕掛けについていけない私でした。


みんなのうた

みんなのうた

ツラヌキ怪賊団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★

愛しちゃダメですか?
何ともヤラセコメントが残り、愛のあるコメントが消えてしまう掲示板残念。

ともあれ、私はやっぱりIKKAN作品が沢山世に出て欲しいので、しっかりコメントします。
出禁はやだけど、でも嘘はもっとやだ。

スピーディなのはツラヌキ作品の素敵なところですが、少し詰め込みすぎていたのかやっぱり早口が気になりました。
新人の方々の健闘は称えたいですが、もう少長めに公演するか?二部作にするか?
ゆっくりセリフを言わせてあげられたらもっと感動できたかも?

でも、そうするともっさりしてしまうから、やっぱり早目がいいのかな?
役者の力量もあると思いますが、ゆりえの場面、全てがもっさりしていたのでバースディもプロポーズも途中でやや飽きてしまいました。
セリフが心に届かないんです。
泣いているのもただ煩く叫んでいるだけで、正直不愉快でした。

あ、やっぱりでも力量なのかな?
緑川陸さん、京本有加さん、鳳恵弥さん、黒田ゆうきさんとのそれぞれの場面はゆっくりでも引き込まれてスゴク楽しめたように感じます。

劇団って仲良しの集まりなのも事実でしょうが、それを超えたところに作品へのこだわりがあって欲しい。
役者も作品を愛しているなら、自分の出たがりを抑えて作品のクオリティを上げることを目指して欲しい。

ツラヌキ愛してます!
石井明日香さんのことももちろん応援していますが、実力にそぐわない露出はきっと自身にとっても良くないはずです。
脇を固める役でもっと勉強して欲しいです。(まぁ今回もヒロインは中村ゆかりちゃん、京本有加ちゃんについでの役だったので脇といえば脇ですがw)

【ご来場ありがとうございました!】「姦~よこしま~」【次回は12月本公演】

【ご来場ありがとうございました!】「姦~よこしま~」【次回は12月本公演】

ロ字ック

スタジオ空洞(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

初見でした。見れて良かった。知らなかったら損だった。
脚本自体は骨格だけのシンプルなものだと思います。
でも本当にキャラクターって大切なんですね、人(個性)が数人集まるだけでこんなに色鮮やかにも毒々しくもなる舞台。凄い!
女の毒を煮詰めたシチューのようでしたが、私は同性なので浸かってみれば温泉の様に心地良かったです。
でも男性視点だとどうだったのでしょう…私の観た回は半数以上が男性客だったし、気になりますね。

シチューと言えば、食料の方の熱演良かったです。ゾクゾクしました。

中国泡姫さんはもうあれは一芸ですわ、存在感、完成度、半端ない。
丹念に時間をかけて磨いたら歌舞伎の型みたいになっちゃいそう。

ずるさんから得体の知れない元気を分けてもらいました。

This Planet is Ours

This Planet is Ours

劇団だるい

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

空調が残念
笑いは漫才派だったけど、コントっていい♪楽しいっ!!と思わせてもらいました。
NK細胞活性化した気がします★ありがとうございます。
殺し屋(オチはブラックでしたね。)とDTのアドリブ?っぽくなった時のやりとりが良かったです。逆に本編は長くて緊張感やや解けちゃいました。
合唱もうまい!!何気ないけど練習量や努力は相当なんだろうなって感じます。

内容とは関係ないのですが、エアコンが強くて震えました。
笑いたいのに寒いのはちょっといただけない。いっぱい笑っていた隣の人はむしろ熱かったのかしら。
温度差を感じないためにも、空調は丁寧にコントロールしていただると、安心して舞台を楽しめます。

吟遊演舞/オロチ

吟遊演舞/オロチ

企画団体シックスペース

pit北/区域(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった
旗揚げ5年目おめでとうございます。
少女果実から、全ての作品を観ていますが今回は今までの集大成といった作品でした。
シッペの持ち味に素晴らしいダンスパフォーマンスが弾け、美しい言の葉と音が見事に融合されている作品でした。
もう一度観たくなる素晴らしい世界です。
で、また来てしまいました。

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

らちゃかん

小劇場B1(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

久し振りの観劇!
3年振りの観劇。期待を裏切らないらちゃかんに楽しめました。アイドル過去現在の役者が上手くハマッていて違和感なかった。市田さん本当に一言も無かったですね(笑)

ネタバレBOX

3年振りに見たヤスタカさんが格好いいのに驚いた!相変わらずあやさんには無視されてるけど(笑)
【全ステージ終了致しました。ご来場ありがとうございました】イける☆この頃

【全ステージ終了致しました。ご来場ありがとうございました】イける☆この頃

ウンゲツィーファ

新宿眼科画廊(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/17 (水)公演終了

満足度★★★★

無題1250(14-289)
12:30の回(晴)。12:00受付、12:11開場。

一人住まい用の賃借物件らしい...間取りとしては、居間と玄関、トイレ、キッチンとは壁で隔てられているようで上手側にドア枠のみある。

時計回りに、小さなテーブル(JINRO、ペットボトル、弁当の器、マンガ雑誌)、ギーターケース、、ソファ、ラック(マンガ他)、直敷きのフトン、冷蔵庫、レンジ、コンロ、フィギア、模型、アナログTV(98年製)、扇風機、壁にシャツ、何ゆえか大入り袋(劇団?)...「ウクレレが弾ける本」があるなと思ったら奥の方にあった。床が見えないほどの散らかりよう...日々増殖しているのでしょうか、やはり少し匂っているのでは...

フジタタイセイさんが出ていらっしゃるので観に来ました。古俣さんは「常夜ノ國ノ~(2014/5@王子)」「人皮の本~(2014/3@シャイン)」、hocotenさんは「偽典・地獄変(2013/4@pit」...

ギリギリのところまではいかず、どちらかというと成り行き任せでもいいのかな...とも思えました...いや、表現が難しい。

yとxの事情

yとxの事情

チーム夜営

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

初見!
数学も遊び心を持てば結構苦手意識は少なくなるかも知れない。映像も私には解かりやすかった。

ネタバレBOX

A・B・点Pの三人組が可愛い。
牛乳地獄act.12「冥土ダイバー×明日まで待てない」

牛乳地獄act.12「冥土ダイバー×明日まで待てない」

牛乳地獄

千種文化小劇場(愛知県)

2014/08/09 (土) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

牛乳地獄「明日まで待てない」観ました
 ( 再演「冥土ダイバー」から続く )

 続いて、新作「明日まで待てない」。


こちらはラノベ的な印象(読んでないけど)。閉じた世界から脱出しようとあがく主人公が、世界の謎に辿り着く。

 やや頭で考えた感強し(共感性が弱い?)。話はよかったが、脇役が物分かりよ過ぎな印象も。(あの世界観だから?)
 あの環境ならいっそ、全員が主人公と同じ立場の群像劇、というのもありかも。


 そして、牛乳地獄と円形劇場ちくさ座は、相性がよかったという発見。
 円形を意識した「明日まで待てない」より、むしろ空間と時間を仕切った「冥土ダイバー」の方に巧みさを感じる。

 役者では、「冥土ダイバー」のしょうちゃんの身体やテンポ、佐野ちゃんの目力やギアチェンジが特に好みでした\(^o^)/



 さて、牛乳地獄は11月に名古屋・大阪で初の二都市公演を行います。
 しょうちゃんこと藤村章太郎は、それに先んじて、オレンヂスタ「白黒つかない」へ客演、9月末から10月頭に名古屋・大阪公演に出演。

 特に関西方面の皆様、愛知発のこの新鋭劇団を、よろしくお願いいたします!

牛乳地獄act.12「冥土ダイバー×明日まで待てない」

牛乳地獄act.12「冥土ダイバー×明日まで待てない」

牛乳地獄

千種文化小劇場(愛知県)

2014/08/09 (土) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

牛乳地獄「冥土ダイバー」観ました
 再演と新作の二本立て公演。

 まずは、再演「冥土ダイバー」から。



 一年半ぶりに観ても、やはり現時点での牛乳地獄の不朽の名作。
 昔のジュブナイルSFの香りが。特殊能力で世界をかき回す主人公が、本当に人間に大事なものに気づく旅路。


 主役は当然ながら、今回は明るいヒロインに隠れがちなもう一人の女性キャラが「人間」として注目して観ることができた。
 主人公の都合で改変される人生に積み重なっていく負の暴発が、主人公の意識を変える。
 初演に比べてゆとりある空間のおかげか。

 他の出演者も、堅実に作品に貢献。
 高いレベルで意思統一が図られている舞台。
 SP水曜劇場などのUSTに載せて、県外の演劇ファンにも目を留めてほしい。再演も。



 ( 新作(明日まで待てない」に続く )

親愛なる我が総統【ご来場ありがとうございました!次回は4月!】

親愛なる我が総統【ご来場ありがとうございました!次回は4月!】

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

瞬間
転機

ネタバレBOX

上演時間80分、全ては75分ぐらいからでした。

アウシュビッツで働かされていたユダヤ人が自分の妻の死体を発見しても黙々と無感動に処理する姿を見て、ユダヤ人は劣った民族だと信じ切っていたヘースが、人間は極限状態になると皆そうなるんですよと教えられて、それまで何を聞かれても冷静だった態度が一変、全てを理解して心を乱して、「そうではなーい」と大声を発する瞬間、この言葉を引き出すための75分でした。

今回は完全版とのことでしたが、長かろうが短かろうが、ユダヤ人についてどう思っていますかという最後の質問とその回答、そして説諭と乱心がこの作品の全てです。

真人間にして処刑するというのも、ある意味残酷です。

今回は、あまりにもヘースにきつく当たる様子が目立ってしまい、2013年3月の「若手演出家コンクー2012 最終審査」のときに感じた、尋問しているポーランド人たち自身がソ連の支配下に置かれた現状に順応しようと腐心している様子があまり感じられませんでした。逆に、精神科医に無理しないでくださいなどと言われるとちょっと緩んだところもあって、実際にはどこに密告者がいるか分からず、本当なら絶対に気を抜かないだろうになと思いながら観ていました。

精神科医役の西尾さんのぼくとつとしたしゃべり方「○○ですよ」も、以前のヒトラー役で流暢にしゃべるのとはまた違って良かったと思いました。
カトルカール

カトルカール

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1249(14-288)
16:00の回(晴)。15:30受付、開場、15:58前説(90分、10分の休憩あり)~16:42、休憩、16:53~17:28終演。

モモのお二人(加藤さんはプロジェクト大山の加藤さん?)、川村さんは以前此処で観ていました。

20分×4+10分の休憩。

客席とのコミュニケーション(温かい金のミルク)もありとても楽しめました。あきたけださんは「針の山」が意外..独りいっ!...(もう一曲、聴いたことはありませんが「阿呆陀羅経」かも)。

マハーバーラタ~ナラ王の冒険~

マハーバーラタ~ナラ王の冒険~

SPAC・静岡県舞台芸術センター

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/13 (土)公演終了

満足度★★★★

祝祭的絵巻物
インドの古代の物語を様式性の強い演技と打楽器アンサンブルの賑やかな演奏で描き、神事の様な祝祭性が圧巻でした。

物語自体は悪魔に憑かれた王と王妃の別れと再会を描いた単純なものですが、日本の伝統芸能に着想を得たと思われる、シンプルながら効果的な演出で幻想的で豊かな世界が広がっていました。
高い位置に設えられた円環状の舞台が客席を囲むという特殊な形状で、普段の舞台形状では感じられない様な高揚感を生み出していました。
その舞台形状の特性から、人が複数出るときは横一列の配置となり、絵巻物の様なヴィジュアルになっていたのが印象的でした。
通常は舞台として使われている部分を客席としていて、円環舞台の背後に見える2階・3階の赤い客席がアヴィニョン公演の会場の石切場の絶壁を連想させて印象的でした。

布と紙で作られた白一色衣装・仮面・小道具が広い空間に映えていて美しかったです。像を鼻の部分だけのオブジェで表現していたのがユニークでした。
様々な民族楽器を用いた8人の打楽器奏者の演奏が、情緒的なメロディーに頼らずリズムのみで雰囲気を盛り上げていたのが良かったです。演奏する姿もパフォーマンスの一部として存在感がありました。

PAや照明は用いているものの基本的に全て人力で表現する演出となっていたにも関わらず、一番最後の締めに像の鳴き声の録音を使っていて、興を削がれてしまい残念でした。

【ご来場ありがとうございました!】「姦~よこしま~」【次回は12月本公演】

【ご来場ありがとうございました!】「姦~よこしま~」【次回は12月本公演】

ロ字ック

スタジオ空洞(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

なんか飲み込まれてしまいそうな
とにかく面白くて迫力のある芝居でした。でも,ロ字ック初観劇,この作品で初観劇で良かったんだろうか。あまりにも個性際立った番外公演です。3作品いずれも見ごたえはありました。圧倒されて飲み込まれてしまいそうというのが正直な気持ちです。今度は本公演でロ字ックの本筋を見てみたいものです。

有馬の家のじごろう

有馬の家のじごろう

劇団AUN

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

かなり素晴らしかったです
最後のシーンで震えました。かなり素晴らしかったです

非常の階段

非常の階段

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

「悪と自由」を前作よりも巨視的に捉えている印象
「悪と自由」3部作の2作目となる本作は、1作目にあたる前作『ぬれぎぬ』が単独犯罪者という個別の悪人を描いていたのに対し、組織犯罪グループという“悪人集団”を描いているのが大きな特徴。

描写対象が大きくなったのに合わせたかのように、今作ではより巨視的に悪が捉えられていて、悪者グループの構成員がグループ全体の中でどう生きているのかが描かれているのに加え、悪徳組織というものがなぜこの世に生まれるのかが示唆されてもいて、とてもとても考えさせられた。

その答えは明示はされず、上述の通り示唆されているだけなので、本作はそうした問題を考える良い端緒になるのではないだろうか?


なお、アマヤドリ2作目の私は、前作にはなかったダンスシーンを今回初めて拝見。
躍動的で引きつける上、動きが揃っていて美しく、アマヤドリが語られる際に必ずダンスへの言及がなされるワケがようやく理解できました。

ネタバレBOX

アフタートーク付きだった9月14日のソワレを鑑賞。この回を観てない方のために記しておくと、本作、太宰治の『斜陽』をモチーフの一つにしているそう。
私は読んでいながら全く気づきませんでした。。。
デジタル

デジタル

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★

戦争が他人事ではない時代の青春模様/約60分
「他人の見ているものが見たい」
「他人に見えているものと自分に見えているものは違うんじゃないか?」
こうしたテーマの掘り下げは正直、あまり上手くいってなかったと思う。

ただ、人間ピタゴラスイッチ的な試みは面白いし、今より戦禍が広がった近未来世界の日本が舞台の若者群像劇としてとてもよく出来ている。

戦争が身近になったがゆえの焦燥、不安、やるせなさ、そして、死を意識するがゆえの生への愛しさが照明なども上手に使って巧みに表現されていて、知らず知らず見入ってしまった。
どちらかと言えば焦燥や不安よりも生への愛しさに重点が置かれ、全体にそこはかとなく前向きな感じがするのが何よりいい。

ネタバレBOX

主人公の職業を、戦争負傷者を主な商売相手とする義肢装具士とした点に感心。
戦争と緩やかにつながっているこの職業に就かせたことにより、主人公たちの生きる世界と戦争との間に近すぎず遠すぎない微妙な距離感が生まれ、それが作品に独特の面白味を与えていた。

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