最新の観てきた!クチコミ一覧

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六本木少女地獄

六本木少女地獄

劇団三日月座

横浜国立大学第一食堂下共用スペース3(神奈川県)

2014/08/22 (金) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

演出家の意図がどうなろうと「六本木少女地獄」は面白い戯曲だ。
美術は素晴らしくカッコいい。開幕はドキドキする。
つかみはオッケー!

だが、しかし

ネタバレBOX

今回が初めてではないが、私が見た限りでは3例め、戯曲、初演と異なり、六本木少女がヘビライでない、湯田がヘビライであるのは、やっぱりこの入れ子構造(終幕に順に対消滅して六本木少女に収斂してゆく方向づけ)と、役者と登場人物の組み合わせの交差(交錯)の興趣がなくなってしまわないだろうか。役の釣り合いや役者の負担もあるけど、ボクケットミントンの場はマリの空想と割り切ってしまえないか。まぁそれぞれだが。
兼ね役が変わったお蔭で、男女の対立ははっきりするけども、彼らはずーっと怒鳴ってた。そのたいてい怒りの頂点は先ず「生理って辛いのよ」になるのだが、原はそこじゃなかったんだな。

カッコいい場面は春に見た旭丘高校と同じ演出をしていて、カッコいいとはそういうことかー!と思った。

冒頭の日比谷線や六本木交差点の場面に特に六本木感がなくても気にならないいいお芝居でした。
ライフ・ライク・ア・コメディ

ライフ・ライク・ア・コメディ

フィルレアリスト

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/08/23 (土) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

あまり笑えなかった~。
“ライフ・ライク・ア・コメディ”というタイトルと「人生は喜劇である、べき・・・」という説明を見て、笑いの渦を期待していたのですが、あまり笑えなかったです。
シリアスな場面にも笑いがあるとよかったかな~。
観終わったとき笑い疲れるぐらいの舞台を期待します。

JOKERS

JOKERS

[DISH]プロデュース

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しい時間でした!
最初は人間関係がゴチャゴチャした感があり、理解出来るかな?と懸念しましたが、そんな事はなく、とても面白かったです。ストーリーは、温かみがあり意外性もあり良かったです。ちょっとした台詞や微妙な感じのミュージカルが面白くて、気付くと口元が緩んでいました。ショーは、私の笑いのツボに嵌っていて面白すぎました。衣裳や音楽も良かったです。サービス精神に溢れている舞台で、とても楽しい時間でした!

朝日のような夕日をつれて2014

朝日のような夕日をつれて2014

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2014/07/31 (木) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

朝日#08:東京千穐楽(祝)
東京千穐楽おめでとうございます
千穐楽ならではの勢いを感じる
最高のステージでした
地方公演もどうかお怪我無く
皆様の無事と成功を祈ってます
万歳

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

楽しい時間をありがとう、菅野花音
ライオンキングは、有名過ぎるので、敬遠 していた。しかし、劇団四季のレパートリ ーのなかでも、秀逸なものだと感じた。誰 が見ても、面白いし、かつ感動できるとい える。

叔父さんにだまされた話は、劇の中で良く あると思う。おじさんは、叔父で結婚もで きず、子どももいないから、暗い。兄が優 秀で、比較されて、いじけてゆくものだ。

シンバとナラは、悪役を憎んでボコボコに しなくてはならない。ミュージカルだから 、ストーリーはシンプルな方がいい。高ら かに、王位奪還は完成する。

これに対し、コリオレイナスとか、オセロ は悲惨だ。勝ち誇ったはずの主役が挫折し て、終わる。やっぱり、ときどきは正義が 勝つ作品を見たいものだ。

PS.

本橋哲也さんの本による。舞台版ミュージカル『ライオン・キング』の原作は,1994年制作の,ディズニーのアニメーション映画。確かに,今回の観劇で,なにかに雰囲気が似ていることに,気がついた。そうだ,アニメ映画の展開とそっくりなのだ。映画作品は,アカデミー賞などもゲットした。

劇団四季の売店ではCDを購入した。そこには,エルトン・ジョンの名前がある。南アフリカの音楽家も共作しているようだ。アフリカ音楽といえば,モリカンテの曲が有名だ。何度も聴くと,リズミカルであり,センセーショナルだ。今回,『ライオン・キング』は,アフリカンの音楽に圧倒された。

劇団四季では,『オペラ座の怪人』でのその音楽が素晴らしかったという体験がある。やはり,ミュージカルは,ストーリーで観るものでなく,ナンバーの魅力に感動すべきものなのだろう。そういう意味では,フル・オーケストラというわけではなかったけど,結構楽しめた。すごかった。

アフリカン・ミュージックというのは,私の印象では,バラードみたいなものじゃない。魂をゆり動かし,生命の躍動を喜ぶ,ドラムによる単調なメロディに特徴があると思う。音楽というのは,ときには,単純な繰り返しが,身体の中にしみこんでいくようなことがある。そのとき,音楽に魅せられる。

http://jp.youtube.com/watch?v=cIUD1Z3pU1g&feature=related

ほかに,音楽と並んで,ダンスの素晴らしさがある。ダンスは,一番身近なものになっているが,その源は,どういうものか,あまり研究されていない。私は,バレエの歴史に少しヒントを感じる。オペラの影的な存在だったが,バレエもまた,チャイコフスキーなどによって,一世を風靡し,地位を向上した。

人間が,人間の舞踏を素朴に楽しむということは,大事なことだろう。クシェシンスカヤは,バレエにおいては,音楽の方が目立ってしまった「クラシック・バレエ」でなかった,『ラ・シルフィールド』とか,『ジゼル』など,芝居部分が魅力的な時代を懐かしむ。高く評価する。だとすると,ミュージカルも同じ。

『ライオン・キング』は,総合芸術的に観て,たいへん興味深い。

ネタバレBOX

シェークスピア『ハムレット』から,『ライオン・キング』へ

シェークスピアは,多くの劇でたくさんの人殺しを登場させている。まさに,人殺しにもいろいろ。1564年から,1616年で亡くなっています。

有名なハムレットは,叔父さんが王位簒奪後,ハムレットの恋人のオフィリア父親を腹心の部下とします。たまたま立場上,ハムレットを監視し,逆に,盗み聴きがばれて,カーテン越しに,ハムレットに殺害されてしまいます。だから,オフィリアは親のかたきとなった,ハムレットを想うこともできず,自滅していきます。

ライオン・キングは,ハムレットの物語とは,まったくちがいます。王は,劇の中で,シンバを教育していますが,ムファサは,まんまと,息子を助けようとして弟の策略にはまって死にます。ヤング・シンバは,命からがらで,ジャングルの闇で生きる境遇に落ちていきます。でも,心配ないさ・・・

English became a language with an immense capacity to absorb others, to convert others, certainly to take on board other languages without yielding the ground on its own basic vocabulary and meaning.

放送大学のテキストでも,英語が,いかに寛容な言語であり,ほかの言葉から多くのものを受け入れ,取り込み,柔軟さのある,汎用性の高いものか、述べられています。アフリカのスワヒリ語が,オックスフォード英語辞典に加わりました。ライオンという意味で,simbaです。

演劇の世界では,役になりきることと,どのみち完全に本人がやっているのとは違うのだから,それは意識してもいいのではないのか,というような論争がずっとあったようです。ブレヒトという人は,人物になりきることが,同化というものであるとするなら,虚構は虚構として,異化があるもので良い,むしろその方が,非常にインパクトがあったりするととらえていたのでしょうか。この点,ライオン・キングは,この被り物演出で,なんらかの異化効果というものを最大限に狙ったという感じはします。
安部公房の冒険

安部公房の冒険

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/08/23 (土) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

自分都合の女好き!
あえて、下種な言い方させて頂きます。
病気も前立腺がんにより睾丸除去。本望ではないですか!
安部公房の私生活を浮彫にしたもので、ノーベル賞に近いと言われた人も私生活はただの人ということですか。自分の欲望のために若い女優を口説いたり、思いとどめさせたりする話術などは唸らせる。
佐野さん絡みか、女優の羽田美智子さん観劇してました。

ネタバレBOX

ハロルド・ビンターやサミュエル・ベケットになるべく小説よりも戯曲に力を注いだが、金持ち堤清二から大劇場をタダで借りられる安部は日本では評価低く、人気なのは寺山や唐の芝居である。彼らに一目置くものの貧乏人の芝居と馬鹿にする。戯曲をやめ、小説に絞ろうとしていたところ、アメリカに認められ、自分の戯曲は日本ではなく世界に向けてのものと再認識。
その時には病魔が迫ってきていた・・・。
山口果林役の縄田さんの下着姿は驚きましたが、花柄の下着はどうなんでしょう?(笑)
わたしの星

わたしの星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2014/08/21 (木) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

その時があるから
キャピキャピ!キュン!キュン!高校生の頃自分は何をしていただろう?なんてことも考えながら観ちゃいました。スタッフにも高校生がいてなんか学園祭ではないのだけどちょっとドキドキな気分。稽古中の稽古日誌なども貼り出されてそれも面白かった。彼女たちがすごしたこの夏は大人になってどう振り返るのかな?すごい体験のできた夏だと思います。そしてそれを観て、共有できたとも思います。

海との対話

海との対話

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ROCK ACT!
全てを受け入れる大いなる海に生の声を話す!
抽象的な芝居でエピソードはあるが、話としての繋がりはない。
舞台は横に仕切られ、手前が秘密の園、向うの壁側が俗世間の日常。
生の誕生を想像させるラマーズ法の息使いが耳に残る。

ネタバレBOX

秘密の園においては、常識にとらわれない人間の闇の部分が表現される。
それは”自分自身への問い”であり、”あなたや海への問い”でもある。
1秒をどう生きているのか、何かにコントロールされて生きていないか、
社会と共有して物事を考えているか、など生き方を問う。
そんな表現をシャドウボクシングなどで演じる。
バイコーン

バイコーン

国産第1号

駅前劇場(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

うーん。
佐藤貴史くん目当てで、
何の前知識も持たずに行きました。
国産第1号、初見。

飽きはしなかったけど、よくわからない部分もあって・・・。

ネタバレBOX

10年前に起きた出来事を、振り返っている、というのはわかったけれど、
誰と誰がどうなって、何がどうしたのか、漠然としか理解できなくて。
(ていうかそもそも、どれが誰、というのもわかりにくかった)

カーテンコールもなく、拍手も起きなかった。
客ハケも早かった。気付いたら、指定席はほぼ誰も居なく。
(私は自由席(最前列)で観ました)

すごい芝居だったけど、暴力シーンも多くて、
役者さんは魅力的なかたが多かったけれど、
毎回こういうお芝居ならば、もう観なくても、いいかなぁ。と。

昼間にお笑い系を観てたので、そのギャップも激しくて、
組み合わせ、失敗しました(苦笑)。
HARUKA

HARUKA

旋風計画

ザ・ポケット(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

名作ということですが・・・。
ファンタジーとはいえ、男性のニュースキャスターが公共の電波で私事を何度も放映するのは合点がいきません。途中、音楽と役者の動きになる演出はこちらの気持ちが小休止するようで馴染めず、いまいち入り込めませんでしたが、主人公の愛への一途な思いは感じとれました。
役者の皆さんはちょっと力が入りすぎてましたが、熱演でした。

ネタバレBOX

お金を出せばタイムトラベラーを使い過去に遡ることができる。
他人に自分の過去を代えられた主人公のニュースキャスター柿本がそれを阻止しようとする話。
さまよひ魂

さまよひ魂

MousePiece-ree

シアター711(東京都)

2014/08/22 (金) ~ 2014/08/25 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しかった!
あ~笑った!楽しかった~!
2012年に十三で『リ・メンバー魂』を観て以来の、2度目、東京では初。

昨年秋にも来てたなんて。もっとちゃんとチェックしよう。
見逃したくないユニット。

前説ではちょびっとイジられてしまいました(笑)。
ゲリラ豪雨は「やむまで待つ」って言ったのに、
「折りたたみ傘、いいですね~」って返されて、、、
ああ、話きいてないんだな、と・・・(笑)。

ネタバレBOX

正直、大阪系の笑い(よしもと新喜劇とか)は苦手なので、
最初のうちの、ややそういう系な感じは、若干遠い目で観てしまっていたのだけど、
だんだん巻き込まれて。

あの、意味のわからないバナナのトランプ遊び(名前失念)は、
わけわからないのに可笑しくて、久々に笑い過ぎで泣きました(笑)。
あのお祭りも、なんだあれ!(笑)
でも、ありそう(笑)

まうすの3人に加えて、女優陣の魅力も相まって、
笑いもたっぷり、だけどストーリーも破綻せずむしろしっかりしていて、
ややわかりにくい部分もあったけれど、あっというまの90分でした。

あ~、もっぺんみたいなぁ、あのトランプのとこだけでも・・・^^
JOKERS

JOKERS

[DISH]プロデュース

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★

親しみワクワク!
前回の”ポーター”も拝見しましたが、手作りの小道具、着ぐるみ、そして得意の早着替え(今回は人が多いので芝居滞ることもなくなく進行)は、確かに学芸会的かもしれないが、それがこの劇団の持ち味なのだろう。
多万喜役の大勝さんのダンス、かすみ役大友さんとライラ・ライの斉藤さんは個性豊かで面白かったです。

ネタバレBOX

商店街の祭での出し物は素人臭くて私は面白かったです。
始動

始動

劇団ガンダム

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/08/09 (土) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★

☆★ガンダム愛のある作品★☆
上演は3作品のオムニバス

★『たむら食堂』
作:宇宙組/演出:アカハナ

元気あり過ぎるドタバタコメディ!
ちょっとベタな笑いが私には付いていけなかった…(^^;;

★『緑の奴ら』
作:深津篤史/演出:司令部

シュールな笑いを誘う深津さんの作品
ガンダムを知識が余りない私には一番愉しめました!

★『機動戦士ガンダムU.C ~重力の井戸の底で~』
作・演出:青沼リョウスケ

戦闘シーンをリアルに?再現した作品
これこそガンダム好きには堪らないシーンの連続なんでしょうね♪
怒涛の展開に作者のガンダムへの熱い想いが伝わってきました!

ガンダムが好きな人だけの面白い企画公演
その空間に居るだけでガンダム人気を体感!
どの作品もガンダム愛を感じる作品ばかり
お客さんより演者さんが1番、楽しんでいる?お芝居♪

愛さずにはいられない

愛さずにはいられない

猫のホテル

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2014/07/29 (火) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★

うーん。
猫のホテルの役者さんたちは大好きなんだけど、
やっぱり私、千葉さんの描くものはあまり好きになれない、のかも。

★は、役者さんに敬意を表しての3。

ネタバレBOX

客演陣のおふたりが好演。素晴らしかった。
七味さんは、柿のときとはまた違った存在感で目を引かれたし、
川本ナオトさんの、男の子からの成人っぷりは本当に成長していたようで。

猫ホテのみなさんも相変わらず。
真弓さんの変な関西弁はなんだろう・・・と思っていたら、
使えない関西弁を無理に使っている、という!なんという細かい演技!
伝わってたよ!すごい演技力!
村上さん大好きなので、凄味があっても怒鳴っても、かわいらしいなぁという目で見てしまうのだけど・・・(笑)、今回の見た目はなすびみたいで・・・(笑)
まことさんは声聴いてるだけでうっかりうっとりしてしまう~(笑)
しんぺーさんの死体具合も、ありえないけどわざとらしすぎなくて、
前説には岩本さんもいらした会だったので、ラッキーでした!
赤と黒=RED&BLACK

赤と黒=RED&BLACK

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2014/08/22 (金) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

歴史の裏を考えることが出来る
昔、私の中学の日本史担当の先生が日本は戦争に負けたが、日本側からのドラマ、ドキュメントが多い。にほんも悪い
事、やってるからね。二度と同じ誤ちを繰り返しさない為に、若い子は勉強するのだ。私は大学受験で日本史専攻だったのでよ〜くわかりました。

ビタジルダ

ビタジルダ

サモ・アリナンズ

駅前劇場(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

初見でした。
サモアリ初見でした。
★は、2に近い3。

ネタバレBOX

観劇後1か月たった今、感想を書くのは無謀だった。
ほとんど何も覚えてないし(笑)。

という位の、必死にチケット取ってまで行かなくてもよかったかな、
という印象だった気がしました。
期待しすぎだったかな。

でも、久ヶ沢さんはズルかった。
あれが観れただけでも、行った甲斐はあったかも(笑)。
オシラス

オシラス

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★

楽しかったです♪
実はハイバイの当日券に並んでいたら、入れなかったので、急遽、
数日後に行こうと思っていたこちらを観劇。
楽しく笑って大満足でした。

ネタバレBOX

脚本には、若干ご都合主義的な部分が多いなと感じましたが、
素晴らしい役者さん陣の演技に救われていた感じ。

10人以上の役者さんが、芝居中、ほぼハケずに進行するのだけど、
聴こえさせたい会話以外の人たちは声を出さずに演技を続けている感じが、
つい先日に観た『とくお組』とは対照的すぎて、逆に違和感を感じてしまった・・・。
前に観た芝居の影響って大きいんだなと感じました。
6C×BCS ~夏のショートストーリーズ~

6C×BCS ~夏のショートストーリーズ~

シアターKASSAIプロデュース

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/08/20 (水) ~ 2014/08/31 (日)公演終了

満足度★★★

Cコースを観劇
コメディ→シリアス→コメディという構成で、楽しんで観ることが出来ました。
Cコースが一番、作演の交換がないため、それぞれの劇団のテイストを、そのまま味わうことができるコースだったようにも思えます。
終演後の流しそうめんも、他ではあまり経験できないであろうことだったので、楽しかったです。

ネタバレBOX

『幽霊アプリ』…ドタバタコメディですが、最後はしんみり良い話。出演者のみなさんの、チームワークを感じられました。ただ、ヒロインが「泣くとブサイク」と作中で随分言っていたのですが、あまりそんな風には感じず、肝心の「ちょっと笑ってるくらいの泣き顔」がいまいちわかりませんでした。

『几帳面独白道化師』…朗読劇風。出演されてるお三方とも良い声で、聞いていて心地よかったです。話は少しくどいところがあるので、人によっては結構飽きるかなと…。この日は、途中で観客席から携帯電話の着信音が鳴ったのが残念でした。

『バスケットボールダイアリーズ』…3本の中では、これが一番好きでした。個性豊かな選手たち・マネージャー・監督。観ているうちに、あのチームを応援したくなってきます。キャプテンとエースが特に印象的。テンポも良くて、とても楽しめました。


それから、物語に関係のないところですが、舞台美術が気になりました。
レンガの塀とその上に見える青空、という感じの背景にしたのは何故なのでしょうか?
夏っぽさを演出していたのかもしれませんが、どの作品にも関係のない感じだったので(3本とも室内の話でした)、違和感を感じてしまいます。
【終演しました!】ピンポンしょうじょ→

【終演しました!】ピンポンしょうじょ→

劇団ダブルデック

OFF OFFシアター(東京都)

2014/08/21 (木) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

生きてることに嫌気が差してる人こそ見るべき芝居。
パフォーマンスはやっぱり圧巻。
ダブルデックは絶対に印象に残る曲があるのでインパクトはやっぱり強い。
登場人物のネーミングセンスも秀逸。

で、感想なんですが役者の熱気、パフォーマンス、最後に残る余韻、何もかも力強かったです。「生きてる」感じがこちらにも伝わってきて、不覚にもラストで泣けてしまった。

タイトルにもあるけど、生きてることが嫌になったり、辛いことがあったり、どうしようもない人こそ見るべき芝居だと思ってます。絶対に何か得られると思います。(もちろん普通に観ても全然楽しめますよ!)

六本木少女地獄

六本木少女地獄

劇団三日月座

横浜国立大学第一食堂下共用スペース3(神奈川県)

2014/08/22 (金) ~ 2014/08/24 (日)公演終了

満足度★★★★

シナリオの随所に若者らしい鋭角的な表現
 が見られるが、各々の状況下で人間という生き物が、どのような精神状態に置かれ、それは、身体にどのように現れるかという点についての表現に工夫と緩急の差が欲しい。(さらなる追記後送)

ネタバレBOX

 家出してポンギで売りをやっている女の子。彼女の祖父は心理学者だったので、家出少女としては、かなり分析的で、当然のことながら、自己分析もしている。そんな彼女が、狙った獲物は、同じ家出少年。唯、この少年、親とぶつかった訳ではなく、姉との確執から家出して来たのであった。

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