最新の観てきた!クチコミ一覧

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デジタル

デジタル

うさぎストライプ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

満足度★★★★★

おいしい麦茶
面白い。60分。木皮成がイケメンだった。

ネタバレBOX

亀山(亀山浩史)…義肢装具士。作られた義足は兵士の足となる。色が分らない。
カナコ(坂倉夏奈)…亀山の妹。成が死んで、成のいない世界をみないよう家に引きこもった。
菊池(菊池佳南)…亀山の彼女。そじんの義足を担当。海外(戦地?)へ研修に出ることになった。花火は苦手。
マコ(小瀧万梨子)…亀山の元妻。ネイリスト。そじんのネイルを担当。
そじん(李そじん)…義足利用者。大学で彼氏に振られて開眼。ボランティア経験あり。
滋(佐藤滋)…亀山の幼馴染。パイロット(自衛隊?)で戦地に行くことに。カナコが好き。わかりやすい人。
成(木皮成)…亀山の幼馴染。目に見えるものが全てだと、ジャーナリスト(カメラマン?)として戦地へ行き、死亡。

戦争の雰囲気が漂う日本の、亀山周辺の話。
木皮成のダンス振り付けとBGMのポップさ、玉突きのような人間ピタゴラスイッチのユニークさがマッチしてた。照明もカラフルで序盤の軽快なダンスからワクワクさせてくれる。「ぎりぎりセーフ」とか演者の笑顔が素敵。

そんなダンスとは一転、話は重め。壁押しシーンの滋のカナコへの想いとか、終わっちゃう(続かない)哀しさが見えるようだった。「なんで夏休み終わっちゃうかな」というセリフのとおり、幸せが続かないやるせなさが最大限に膨らむ。舞台上で抜群の笑顔を見せてたカナコがどんな表情をしていたのか、小さな後ろ姿から滲むようだった。
ピタゴラスイッチ的パフォーマンスが続くことを表現していることの対称として、滋(他の人物もだろうけど)の哀しい想いが際立つ演出だった。

ケン・ケン・パシーンで一人参加できない(死んでる)成の、死を感じさせない笑顔のような爽やかな表情がよい加減。成の件で、戦争とか死を近くに認識している登場人物らのなんとも無いようなセリフの内側に、戦争(死)がぼんやりと存在しているようだった。
逆立ちした色がわからない亀山は、夢で色を見た成をどう思っているのかが何気に気になる。
This Planet is Ours

This Planet is Ours

劇団だるい

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

お前ら全員、「コント師」になれ!




学園祭。薄暗い教室から漏れる、20代の「笑い声」。
ダンス・サークルが正門前のステージで「衆人」を相手に踊り狂う数十メートルに、その熱狂空間がある。


劇団だるい の「短編集」を二時間近く観劇して 残った感覚は それだった。つまり、「混沌」だ。

彼らは「社会人劇団」を自称するが、30代に迫りつつある年齢の人間が「青春現役中」なのである。しかも、驚くべきことに、その「技術」は「学園祭」ではなく、「マイナー」でもない。
彼らは青いまま成長していく「アスパラガス」だ。

もっとも、「企画説明」のコントには 「社会人」がみられ、どこか世間を醒めた目で観察し、「笑い化」する手法を発揮していた。

ネタバレBOX





「法廷」と「企画」のコントが爆笑だった。

前者は 離婚調停中の夫婦に、「応援団」がつくコントである。「高校野球」のアルプス・スタンドで球児に声援を送る「学ラン」を浮かべてもらえればわかると思うが、夫婦の当事者が証言する間に「応援」してしまうのだ。

法廷のシーンである。しかし、夫婦と「応援団」が別々
吟遊演舞/オロチ

吟遊演舞/オロチ

企画団体シックスペース

pit北/区域(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1248(14-287)
13:00の回(晴)。12:40受付、開場。奥の階段から下りて会場に行くと役者さん(5人)が白い布を掛けられ横たわったり、壁に背中をつけ座り込んだり、何人かは右手薬指に赤い糸。上階席ありで、地階入って右は最前列ベンチシート1列のみ、左は桟敷席とベンチシートと変わった配置、天井から灯り。

12:53前説(60分)、13:00、此処は秘密の見世物小屋、世界に屠られた叙事詩の展示場、覗き場、..という開演のコトバ、女性が掛かっている布を取り開演~14:00終演。

演出助手に「フジフォー」山下さんのお名前があったので観に来ました。山下さん脚演「小宇宙」を観たのは2013/12@SENTIO、その後「みんなのうた(2014/7@LIFT)」では制作でした。

唄、語り、舞、神話で構成されるまことしやかな嘘八百、3つの物語。

どこかでみたことが...と思い調べてみると、片山さん、「グロテスク(2014/3@東演)」ガーゴイル役、石黒さんは修道士1役の石黒さん?安達さんはダンス"カトルカール"プロジェクトN°4(2013/12@セッションハウス)を観ていました。ちょうど「カトルカールN°6」を9/13と15で観ているところ。

語り/唄の3人は上階、舞は地階。衣装(色合いも)や、語り口が物語の神話としての展開によく合っていました。

劇中のダンスが本格的だったので驚きました。このままセッションハウスに持って行ってもいいくらい。

上階と地階とでは響きが違うと思いますが、地階の方、もう少しエコーを効かせると趣きが深まったのではないかと、また、当パンにあらすじがあるとより物語を理解できると思いました。

で、もう一回行くことにしました。

スティング・オペレーション

スティング・オペレーション

THE ROB CARLTON

元・立誠小学校(京都府)

2014/09/11 (木) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

☆★安定した笑いを誘うコメディ★☆
もう前説からお客さんの心を掴んでいる雰囲気に包まれています(^^)
5回目公演ともなれば固定客も多くいるんでしょうね♪
最初から最後まで擽る様な笑いがいっぱい盛り込まれています♪

役者さんも個性的なキャラ全開の掛け合いで笑いを誘います!

緩めの笑いやちょっと中盤、間延びした印象もありましたが
あのお馴染みの○○棒も出てきて安定した面白いお芝居♪

☆印象に残った役者さん
いい味を出していた村岡ダイチさん

☆印象的なシーン
ロシア人を確認する質問が面白かった♪

兇王は涙を流さない

兇王は涙を流さない

劇団くもりのちはれ

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

中々深いぞ
 シナリオは、劇的展開に必要な要素を盛り込み、ダイナミックに展開して楽しめる。(追記2014.9.18)

ネタバレBOX

 先祖の秘密を守り抜いてきた、側近の末裔を歴史小説家が訪ねて、巷間流布されているのとは、異なる話を聞き出すという設定になっているので、歴史的人物として、絵画に描かれるようなストップモーションが効果的に使われている。
 一方、今作は、以下の問題も提起しているだろう。即ち現実政治が直面する問題についてである。言う迄も泣く王権。貴族政治にせよ民主主義や独裁にせよ、少数者が他の大多数を支配するには、その正統性を与える為の根拠が必要であり、その施策を実現する為の官僚組織が欠かせないということである。そして、形式上、そのシステムに齟齬が在ってはならない。何故なら、正当性を付与された為政者は、それ故に義務を負い、義務を果たすことによってしか正当性を維持できないからである。
 ことある時、人間の持つ諸感情(愛情、友情、嫉妬、より良きものへの意志、絶望、失望、破戒衝動等々)を採るか、一歩距離を置いて、決めごとに従うかの決断に迫られたなら、結果によってどちらがより良かったか、は後代が判断するであろうが、為政者は、問われたその時に判断せねばならない。安倍のような馬鹿でない限り、その判断は、ある程度、後代でその論理や哲学を問題にされるか、判断の見事さを称揚されるであろうが、無論、基本は、その人物の持つ性向によって判断は異なり、異なる判断を許容するのが、一般的な大人社会であることは言うを俟たない。
 今作は、政治としては、余りに幼稚な、友情を介在させることによって、政治劇としては児戯に等しいものとなったが、それ故にこそ、作家にとっては、今作が書かれる必要があったとも言える。何れにせよ、観客は、この幼児性を許容するか否かを求められる。許容できれば、面白い作品であり、できなければ認め難い作品であろう。だが、本当にそれだけだろうか? 自分には、その判断の分かれ目に、実際立ち会う個々人の必然的差というものが、余り必然的なものとは思えないのである。育った環境の差だとか、受けた教育の差だとか、或いは偶然だとかは、想像できる。然し、その差が必然的である為の必然的差異は、ハッキリ言って未だ分かっていない。そして、現在の所、その原因を探る時間が無い。いつか、自分にその事を探る時間的余裕ができたら、探ってみたいテーマの一つである。そのような問題を提起してくれたことによって、この作品は意外に深いと感じているのだ。
Kiss Me You ~がんばったシンプー達へ~

Kiss Me You ~がんばったシンプー達へ~

株式会社エアースタジオ(Air studio)

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

A公演(9公演目):千秋楽
最後は、スタンディングオベーションの素晴らしい舞台でした。
全9回、毎回、一つ一つのお芝居に、”想い”が感じられる、素敵な舞台でした。

ネタバレBOX

うつみ宮土理さんのモノマネは必見でした。
This Planet is Ours

This Planet is Ours

劇団だるい

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

超満員
気の利いたのとそれほどでもないのがありました。

ネタバレBOX

11のコント集。

お金に弱い分かり易い表情と、約束を守る冷徹さの対比が面白いスナイパーの話や、調停におけるバカバカしい応援団の話があったかと思うと、どちらが植物状態なのかといった「This Planet is Ours」という題名を冠した割にはひねり過ぎたような話までありました。

概して前半の方が面白く、途中中だるみ、最後の合唱などは上手でしたけど別に発表会を見に来たわけじゃないという気もしました。
ヒーローアゴーゴー!

ヒーローアゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇団大阪府鈴木区。
書きそびれていたので今更書きます(笑)。東京から大阪までついていきましたー!以前の公演よりだいぶかわった脚本。ゴーインイエローの設定とかが違うんですよね。ブラックと柊くんも演者さんがかわってましたが、あれはあれでよし。そしてレアキャラ団員長谷さんおかえりなさい公演…!日に日に増していく長谷スピリッツはおそろしいものがありました(笑)レッドのゴウさんがやっぱり一番大好きです。ちなさんのヒーローでもあり、この芝居観た人たちの中でも大きな存在になったのではないかな、と個人的に思っていたり。星人ちゃんのアナザーエピソードも楽日に公開されて、星人ちゃんをとっても応援したくなりました。また、別の公演でヒロアゴキャラと会えたりしたら嬉しいな。

ホラフキ ~あなたの職場、幸せにします~

ホラフキ ~あなたの職場、幸せにします~

劇団与太組

小劇場 楽園(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了

お客様の声(アンケートより)
第6回公演『ホラフキ 〜あなたの職場幸せにします〜』のアンケートより、お客様の声です。
いつも、本当にありがとうございます。

◆テンポ良くて現代の会社にあるもの、働くコトというものが、良くからんでいて面白かったです。

◆ひとつのテーマが複雑に絡み合っていて面白かったです。

◆構成のしっかりしたストリーでした。良い本だと思います。ただ、仕事を離れて気分転換できてるのに、業務管理の話がリアルすぎて……(それだけ良い内容でした)。

◆はじめて劇をみました。感動しました。

◆おもしろかったです。演技も自然で、つい笑ったり、にやっとしてしまったところもありました。

◆不思議な内容でした。●●なんだったのでしょうか? 舞台の使い方、面白かったです。おつかれさまでした!

◆楽しませていただきました!!!! 自由に仕事したいですよね。

◆現代と昔をすりあわせた感じが面白かった。

◆……(設定に)無理があった。……苦しかった。

◆これまでの公演で一番興味深かった。ラストシーンはダソクのような……

◆良かったです。また観に来たいです。

◆すごく楽しかったです。また観に来たいです。

◆はじめは……「ん?!」と思ったりしてましたが、進むにつれて……つながっていき、しまいには●●まで出てきたので、本当に予測がつかなかったです(笑)。

男ばかりの会話劇 『アベンジャーズ Ver2014』

男ばかりの会話劇 『アベンジャーズ Ver2014』

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/金曜の夜、八幡山で
[カプセル兵団EX公演]の
【男ばかりの会話劇 『アベンジャーズ Ver2014』】
を観てきました☆
面白かったです。
大集合したヒーローたちの織り成す、
カプセル兵団ワールド♪
役者さんたちがナイス!
アドリブも面白すぎです☆
観劇日記をブログに書きました。

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

【全公演終了しました。ありがとうございました】カムバック!矢板のガールズ♪

らちゃかん

小劇場B1(東京都)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

アットホーム。
座長の荒井さんと脚本の藤田さんの立ち位置が卑怯だなと思いました(笑)。毎公演そうだけど、らちゃかんさんの昭和寄りなアットホームさが好きですよ!ベリーベリー再結成までの道のりが見てて今の自分の苦労(笑)と重ねて観てしまったし、かんちゃんみたいな幼なじみ私も欲しかった!お母ちゃんの優しさに泣いた!次回の公演も楽しみですです。ベリーベリーちゃんたちに私も会いに行きたいなぁ。

星の王子さま

星の王子さま

青蛾館

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/09/11 (木) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

寺山修司作品は4作目
まぁ、一言で言えば、奥が深いですね。ひとつのお芝居をするには、皆が主人公なんだと言う事のメッセージを感じた。いい作品だと単純に思いました。

yとxの事情

yとxの事情

チーム夜営

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

お洒落!
武蔵美と数学って、失礼ながら結びつかなかったので、こんなにお洒落に数学を取り込めるとは思っても見ませんでした。素敵でした。

ネタバレBOX

数Ⅰの教科書の中に迷い込んだ男yが、幾何学の頂点AやB、動く点Pに聞きながら彼女xを探すアリス物的ストーリー。数学が絡んでくるので単なるファンタジーではなく、とてもスマートでお洒落に感じました。

教科書の中でxを探していたyですが、教科書に象徴されるモラトリアム期間を捨てると宣言したyは、現実社会のバイト先でxに遭遇することができました。

実践重視の生き方に賛成です。実社会では数学のように論理的に行かない場合もあるでしょうが頑張ってほしいと思いました。
遭難、

遭難、

劇団B-LUCKS♪

レイノホール(広島県)

2014/09/13 (土) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

時間を感じさせない内容
公演前は2時間半という公演時間を気にしている感はあり、多少心配していましたが、休憩を挟んだこと、前半と後半で大きく話が加速していったこともあり、長さは気になりませんでした。
初演は固かったみたいなので、千秋楽も観てみようと思います。

青空カラー

青空カラー

劇団こふく劇場

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2014/09/10 (水) ~ 2014/09/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

久々に・・・。
久々に、思い返して「そういうことか・・・」と思うことの多い作品でした。
私が今まで観てきたこふく劇場のカラーと違っていたので、ん?と、思っている間にストーリーが進んでいきました。
だけど、やっぱりこふく劇場の作品で、ウルッと来たのでした。

ネタバレBOX

まずは私の勝手な思い込みで、濱砂さんにフサフサの髪が!!
今思うと、役柄的にヘアースタイルなんて変えて当たり前なのに、ちょっとスケベな坊主頭。という固定観念が・・・。
で、戸惑っている間に話が進んでいったのでした。
濵砂さんの演じる幅の広さを知ることができ、ますますファンになったのでした。

生活に車椅子が必要な方であっても、演出方法により、違和感のない演劇空間を作り出すことができるのだと、学ぶ機会にもなりました。

イカロス→ニュートン→リンゴ→ウィリアムと、話の焦点がずれていく流れが、笑ってしまった。
言葉で笑わせて、言葉で泣かされて、いつも思いますが言葉を大切にされているので、心に残ります!
BLACK GATE

BLACK GATE

謎のモダン館

メルカつきまち市民生活プラザホール(長崎県)

2014/07/06 (日) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

謎の現象
あのとき起こったことは、言葉にしたら消えてしまいそうで、そうなるのがいやで、文字にしたくありません。けれど、表現しなければ、何が起こったかを伝えることはできません。人の世はつねづね難しいです。生きていくことがつらくて、生きていくことに意味を見出せないでなぜ生きているんだろう何故私は生きているのかな、そういったことはきっとどなたでも思うことがあるんじゃないでしょうか。その答えは、ないよ、と言い切ることができる方もいらっしゃれば、またそうは思いながらも言い切ることは出来ず、もがきながら意味を見つけようとする方もいる。たとえば猫はそんなこと考えながら生きているのかな?そんなふうには見えません。犬だってそうです。いつも元気です。猫はある意味悟っているように見えます。BLACK GATE。ほんとうにこの舞台を観に行くことができてよかったです。この舞台を創られた全ての方に感謝と賛辞を申し上げます。ありがとう!

親愛なる我が総統【ご来場ありがとうございました!次回は4月!】

親愛なる我が総統【ご来場ありがとうございました!次回は4月!】

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★

静かに淡々と
戦犯となったヘスの裁判官と医師(精神科医?)による取調べが舞台。これまでは、ヒトラーに心酔している人物で非道な人物という理解であった。

しかし本当なのであろうか、個人のの意思は時代の流れは抗しきれないないのかもしれない。

実際どんな人物であるのか何も知らない。5人の子供の父親であり、家庭人としてはまた違った面を見せているのかもしれない。
本作に関する参考文献が記してあったが、ぜひ読んでみて、理解をしてみたい。

後、大道具や、照明もよく出来ていたとと思う。

白濱夜話

白濱夜話

謎のモダン館

会場:喫茶と手作りお菓子 シエスタ(長崎県)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/21 (水)公演終了

満足度★★★

きみのつづき
一人で演じられるお芝居4本。それぞれの演目の登場人物にきっと続きがあるように、観終えた私にも続きがある。白濱さんが演じる人物は、たんたんとそこに生きている姿を観せながら、生きていくことを応援してくださる。そんな気がします。

ベネディクトたち/ミッドナイト25時

ベネディクトたち/ミッドナイト25時

ナカゴー

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2014/08/30 (土) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ベネディクトたち
両公演観てみて(あと北とぴでのとか)
思うけど、やっぱナカゴーが今一番東京っぽい?劇団のような・・

一番ポストモダン(ていう表現も古いのかな?
で前衛で、
あとダサさと雑さと訳わかんなさがあって。

でもこのベネディクトたちは
最近見た舞台の中では一番批評しやすい。

途中の語りとかラストとか、
わりと分かりやすく並んでいる。
で、Qより違和感が少ない(自分が男だからか(苦笑

逆にこれらをキッチリ分析できないようだと・・

あと、カッコよくやろうなんて気持ちがさらさらない。

今はカッコよくやろうなんて思ったら負けなんだよな・・
洗練は敵ってゆーか。

今、中高生(特に地方の)に一番観てみたもらいたい劇団のような気が。
何も考えずに。

で、文化祭でお化け屋敷やるより
校庭の端に小屋でも作って
演劇部に馬鹿にされそうな芝居うとうとしてほしいもんだなや♨

流刑の島ー監獄の唄ー

流刑の島ー監獄の唄ー

平熱43度

萬劇場(東京都)

2014/09/11 (木) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

熱い舞台!
ストーリーは熱く切なく、希望がないようであるような・・良かったと思います。役者さん達の熱演も良く、殺陣・ダンスもキレがあって迫力があり、見入ってしまいました。出演者が多いので、ごちゃごちゃしてしまうかな?と思いましたが、それぞれのキャラがしっかりしているせいか、そんな事はありませんでした。ストーリー・衣裳・音楽・殺陣・ダンス・演技、全てにおいて見応えのある熱くてスゴイ舞台でした!大満足です。

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