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【終演しました!】ひともどきシュレッダー

【終演しました!】ひともどきシュレッダー

劇団fffff

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

みてきた
ちらしをパッとみて「ひもときどきシュレッダー」と読んでしまったあたりから齟齬があったようです。
でも差し入れがいっぱいあったから面白いのかもしれない。

8. -hachi.- Gifu

8. -hachi.- Gifu

劇団アルデンテ

御浪町ホール(岐阜県)

2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

大変熱の篭った演技でした。
 かなり殺伐としていますが、大変熱の篭った演技・アクションと、それとは対照的なコミカルな会話劇の融合を楽しみました。

 ただ、終盤の盛り上がりの裏付けであるべきはずの大事な設定が、ちょっといい加減なんじゃないかな・・・という印象が拭えません。そのせいでクライマックスの展開にのめり込むのに、どうしても抵抗感が残りました。所詮は本筋のドラマに至るまでのガイドと割り切っているのかもしれませんが、もう少し丁寧に練った方が良いのではないでしょうか。ちょっと勿体無かったですね。

不謹慎な家

不謹慎な家

PANDA JOCKEY

シアター711(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

櫻井脚本と名嘉演出の取り合わせを堪能/90分強
さすがは櫻井戯曲、設定やストーリーはチラシその他にある通りで、例によって錯雑を極めているが、名嘉演出を通すことで分かり良くなっていた印象。

名嘉さんも得意な男女間の喜劇的愛憎劇ゆえきちんと戯曲が咀嚼・消化されているし、名嘉演出の下では、役者がセリフの一つ一つを噛み砕くようにして口にするので、マシンガントークの応酬みたいになりがちな櫻井演出よりも一語一語がちゃんと心に落ちてくるのだ。

その分いくらかテンポが削がれて笑いは薄くなっていたのかも知れないが、複雑極まり過ぎていて時に可笑しい男女の痴情をみごと言語化した名脚本が、それをきちんと読み解いている演出家と役者によって巧みに舞台化されていて、前傾姿勢で見入ってしまった。

というわけで、オススメッ!!…なのだが、そこはそれ理屈っぽい桜井戯曲、名嘉演出により分かり良くなってはいても、あんまり気を抜いて観ていると話を見失ってしまうのでご注意あれ。

ネタバレBOX

徳橋みのり演じる「みのり」と有川マコト演じる「マコト」。
個人的には、この2人が結ばれて終幕となって欲しかった。
ビルのゲーツ

ビルのゲーツ

ヨーロッパ企画

西鉄ホール(福岡県)

2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

つまらなくはないが、飽きる。
つまらなくはない。
設定は面白そうだし、セットも興味深い。これもいつものこと。
しかし、ワンアイデアで最後まで持たせるにはやはり飽きてしまう。
時々趣向を変えてもやはり基本は同じ。ラストも、まあ、ああするしかないよな、となる。
出演しているキャストも基本は同じ演技。キャラクターの書き分けもない。
つまりはいつも通りということか。

白黒つかない

白黒つかない

オレンヂスタ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2014/09/25 (木) ~ 2014/10/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台演劇の醍醐味を味わいました。
 脚本より演出優位の作品かな~と思いました。傍目には分かり難いPC上での作業や打ち合わせで交わされるディスカッションをダンス的なパフォーマンスで表現しているのは斬新に感じましたし、とっちらかした紙や本来まったく関係ない所作でシチュエーションの本質を表現するあたり、これこそ舞台演劇だよな~と感心。不思議にイメージがちゃんと伝わりますね~。

 なお、メンヘラ系の仕事ネタは益々切実な問題である昨今、本作を見ていてもシャレにならんところがありますが、本人よりも周りの人にスポットを当てた内容で、より身近に感じられました。

宵闇に咲く雨

宵闇に咲く雨

GEKIIKE

シアター風姿花伝(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

93.333・・・%
が女性客という今日の舞台!
(※ミニマム客席90席中6人?が男性というところから算出)
というとこから判るように、当然イケメンが揃った劇団なわけだが、男性の私でも、とても楽しめた!
まず、ストーリー(脚本)がいい!
「自然の摂理を無視した人間の欲求が何を・・・?!」
そして、独自の表現による“新感覚時代劇”、とでも呼べばよいのか、とても魅力的な時代劇だった!
アクションあり、殺陣あり、そして特筆すべきは随所に織り込まれる笑いのセンス!これがイイ!

龍源地紫乃介役の“樋口夢祈”さんの演技は独特の世界を持ち、源之助役で、やはり好演した“真佐夫”さんとのやり取りには引き込まれた。
そして、ベテランの“和興”さんの演技が舞台を引き締めていたように感じた。

ちょっと気になるところをあげると、
「仕込み、バラし、小道具、演出、脚本・・・、全部自分たちの力で・・・」
とあるので、主題歌も自分たちで歌っているのでしょうが、歌のクオリティが低いのが残念。でも、曲はGood!

朝日のような夕日をつれて2014

朝日のような夕日をつれて2014

サードステージ

西鉄ホール(福岡県)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★

面白さはまだ保留
昔、第三舞台の同じ演目を観た時胸が熱くなったのを覚えている。
それは「ああ、この人たちは本当に芝居が好きなんだなぁ。」と実感できたからだ。ただし、カッコ内に「芝居は下手だけど」が付いていた。
今回は大高さん、小須田さんのお二人は昔に比べ随分こなれていた、そしてもちろん上手くもなっていた。ただ、あの時観たドキドキはもう帰ってこなかった。まあこれはただのセンチメンタルだろうと思う。
それからもう一つの悲しいこと、それは新しい三人が年配の二人よりも「温度」が低いこと。
もちろん一生懸命やっている。ただ、私がそう見えただけのこと。

この作品の面白さは実は私にはまだ私にはわからない。
ストーリーも大したことはないし、その時の流行りものを入れることも面白く感じない。
ただ、それ以外の部分には面白さを感じてはいる。

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

good morning N°5

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/04 (土)公演終了

満足度★★★

『みっともない』を鑑賞。一本くらいシリアスな作品があっても良かったか?/60分弱
藤田記子が作・演出の澤田育子の傀儡となり、捨て身の演技で「これでもかっ!」と笑いを取りにくるコント集的一人芝居。

どの作品も四十路女の自嘲的ギャグに満ち、澤田育子が修辞を尽くしたセリフの数々は味わい深く、かなり楽しめたが、ギャグ無しのどシリアスな作品が一本くらいあったほうがメリハリがついてより良かった気も。

また、「みっともない」というテーマの掘り下げが浅い、短尺な割にチケット代が高い、『愛欲の乱』に比べ全体としての統一性が弱い、とも感じた。

GIGANT~ギガント~

GIGANT~ギガント~

コンドルズ

イムズホール(福岡県)

2014/08/30 (土) ~ 2014/08/30 (土)公演終了

満足度★★★★

夏の恒例
やはり楽しい舞台だった。
メンバーも歳を取り、いろいろとガタも来ている。だが、そのことすら楽しめ、応援したくなる。

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

“秋の、死んで貰います祭り!!”地獄の3本同時上演!!!

good morning N°5

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/04 (土)公演終了

満足度★★★★★

愛欲の乱NEO
舞台狭しと繰り広げられる、身体を張ったステージ!ドリンク片手に楽しませてもらいました!クオリティーを問わない娯楽作品とでもいいましょうか!?他の演目もとても気になります!! まさかステージに上がるとは....

十月大歌舞伎

十月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/25 (土)公演終了

満足度★★★★

夜の部
菅原伝授手習鑑は、千年以上前の設定に現代の感覚を持ち込むべきではないとわかっていながらそりゃないだろうとの思いが出てしまい、切なさ美しさをいまひとつ堪能できなかった。鰯売恋曳網は能天気なところがすばらしい、三島由紀夫がシチュエーションコメディーのような戯曲を書いていたとは驚いた。

どこをみている

どこをみている

オイスターズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/06 (月)公演終了

満足度★★★★

劇団初見。現実味に乏しいキャラ付けがなされたある人物をどう見るかが評価の分かれ目?/70分弱
熟年の作・演出家が色んな役でチョコチョコ出てくるほか、女優も一名登場するが、ベースは青年二名による会話劇。

一方の青年に現実味を欠いたキャラ付けがなされているため、“よくあるシチュエーション”が“ありえないシチュエーション”へと化けていく本作は、一種の不条理劇と言えるだろう。

この“実社会にはまずいないタイプの青年”が壁となり、劇世界にどっぷりとはハマれなかったが、テロップと音楽を効果的に使った演出などにより、最後までなんとかかんとか興味は持続。
結末の切れ味も良く、それなりに楽しめた70分弱でした。

ネタバレBOX

二人の青年の一人である「男2」の受難の劇。

大して親しくもない「男1」にひょんな事から付きまとわれる羽目になった「男2」は、その場しのぎの嘘をつき続けて「男1」をまこうとするが、ネガティブな嘘を真に受けて心配顔で付いて来る「男1」を振り切れず、最後、絶体絶命の窮地に追い込まれてしまう。

その場しのぎの嘘で相手をまこうとするのは“よくあるシチュエーション”だが、嘘の通じない相手に地の果てまで付きまとわれるのは“ありえないシチュエーション”であり、そこまで追ってくる人物もまた現実味に乏しく、ゆえに私は本作を「不条理劇」と呼んだ次第。

常軌を逸した「男1」が「男2」の下手な嘘を真に受け続ける姿勢の裏に何か“深いワケ”があり、それが最後に明かされる展開なら、作品に“人間ドラマ”の趣が加わって、私はこの芝居をより楽しめたかもしれない。

もちろん、「男1」が「男2」を信じ続けるワケが最後まで不明なところに本作の醍醐味を感じる方もおられようが、私はワケが明かされる結末を期待した。

すでに述べた通り、現行の結末もこれはこれで良いのですが。
十月大歌舞伎

十月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

昼の部
野崎村は涙腺が緩む感動的なドラマで、この内容でべたにならないところがすごい。伊勢音頭恋寝刃は贅沢な配役で特に玉三郎がうまく、また、場面場面では楽しんだが、この部分だけでは入り込みにくかった。なお、鑑賞歴が浅く作品を中心に観ているのであしからず。

赤い花・白い花、それから

赤い花・白い花、それから

マドモアゼル・シネマ

神楽坂セッションハウス(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1271(14-310)
19:00の回(曇)。18:20受付、18:30開場。

客席には以前マドモアゼル・シネマに出演されたダンサーもいらして満席。


8/15(金)21:30から行われた行われた公開リハーサル、その直後の韓国での公演を終えてのフルバージョン。

寄せては返す波の音、19:08前説、19:10開演~20:11終演。

ピアノの音色に乗って...モノローグ、人は生涯に何回くらい桜をみるのか、いずれ祖先の視覚が紛れ込み、重なり合い、霞み出し、艶やかで妖しく不気味な花の色が吹雪く。

渾身の力をふりしぼった作品、客席との掛け合い、風に舞いあがる薄桃色の花びら、天を衝く爆発ヘア、身に纏う厚手のコート、床に置かれたコートが描いたもの。

選曲も好み、次はどのような作品になるのか楽しみです。

ネタバレBOX

リハーサルの時には(座席位置の関係だったのか)気がつきませんでしたが、コートは日本列島のカタチ(北海道~九州)に並んでいるようにみえたので、終演後、外園さんに訊いてみると...正解でした。
NO MOON,NO SUN

NO MOON,NO SUN

Trigger Line

劇場MOMO(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

あの事故
概要を知ってる出来事をベースにした作品ですが、複数のパラメーターが常に変わることで、落としどころが全く予想できないスリリングなステージでした。役者全員の表情も良かった。

ロミオとジュリエットのこどもたち

ロミオとジュリエットのこどもたち

ロロ

あうるすぽっと(東京都)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ラブストーリー
面白い。170分(休10分)。

ネタバレBOX

前半(70)
ジュリエット(後藤まりこ)とロミオ(亀島一徳)の悲劇。
後半(90)
現代。ラブストーリーを探す探検隊の一人、古泉(亀島)の話。ラジオジョッキー笛(島田桃子)を通じてロミオの記憶と同化し、ジュリエットの元に到達、二人は再会する…。

前半の駆け足な舞台が求心力に欠けるように感じたけども、舞台転換を経て、ロロな空気感に満たされる。「ラブストーリーを探す」ってとこにユーモアとロマンを感じる。終盤の、上からジュリエット、古泉(ロミオ)、ミス・ロマンティックレッグ(ジュリエットの死を悲しむ乳母)の紙ふぶきのシーンとか古泉が積み上げられていくブロックを登っていくシーンとか最高にいい。かわいいだけでなく、ロミジュリな哀しさがベースにある舞台だった。

ミス・ロマンティックレッグを演じた伊東沙保はやはり上手い。紙ふぶきシーンだけでなくちょいちょいいい雰囲気で魅せてくれる。(自作の)ラブストーリーが灰になっちゃった悲しみシーンはグッときた。
四世紀越しのストーカー・白鳥満月(望月綾乃)の届かない感もいい。古泉に恋するマキュマキューシオ(篠崎大悟)もいい存在感出してた。笛を演じた島田もジュリエットを演じた後藤も普通以上にかわいかった。
この岐阜の果て

この岐阜の果て

劇団献身

プロト・シアター(東京都)

2014/09/25 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了

満足度★★★★

120分の長さは感じず
ナンセンスだったりブラックだったりシュールだったりな笑いの中に「死にたい」が常套句の若者の心情をバランス良く練り込むセンスが光る。
序盤のネタが終盤で実るのも巧かった。
若干の既視感はあるも120分の長さは感じず。

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

鶏由宇(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

座敷ならではのリアリティ
座敷での芝居を観たのは初めての経験。リアリティは文字通り本物なので、まるでお隣さんの生活をのぞき見ているような感覚。
テレビドラマにありそうなストーリーは特に意外な展開とかはないが、共感できる内容でした。
四姉妹を演ずる役者さんたちは、それぞれの役の個性を上手く演じていて、服装や髪型など時代考証も良く出来ていたんじゃないでしょうか。
客席から時々笑いが出ていたが、個人的には笑えるシーンをもう少し増やしたほうがシリアスなシーンがより生きてくるかなと・・・。
ラジオの演出はいいですね!
チョット気になったのは、お茶を飲むシーンで、湯呑みを使いまわしているように見えたが、仲のいい姉妹でも同じ湯呑みを使うことは無いのでは・・・。
総体的には、とても楽しめたお芝居でした。
この、“お座敷芝居”、違うストーリーも観てみたいです!

ネタバレBOX

四人姉妹それぞれが、今まで心に溜まっていた感情をさらけ出し、散々もめた後に、自身が子供のころの両親との同じ思い出を四人で共有し、仲直りをするというハッピーエンドですが、女性どうしの確執は、男性どうしのそれに比べて長い年月歩み寄れないという気がするのですが・・・、どうなんでしょう・・・?
弄ばれて

弄ばれて

劇団競泳水着

スタジオ空洞(東京都)

2014/09/17 (水) ~ 2014/09/25 (木)公演終了

満足度★★★★

「ドグラ・マグラ」的ラブコメディ
若き劇作家の恋愛事情。
芝居関連の自虐気味のネタなどありつつも本筋はコワくてイタくて胸キュンなラブコメディ、オノコなら誰しも似た経験・思いはあるのでは?
かくいうσ(^-^)も古傷からまだ血が止まっていないできたての傷まで障りまくり…いてててて。(爆)。
また、主人公・渋谷役の和知さんの出オチ(笑)に始まり、どこまで虚構でどこまで実体験か観客を惑わせ(=観客が「弄ばれて」状態?(笑))、さらに作品中で本作の解説(あるいは批評?)までするとは…!
これまたある意味「ドグラ・マグラ」的で大好き。
あと、映画ネタにも笑ったなぁ。

不謹慎な家

不謹慎な家

PANDA JOCKEY

シアター711(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

有川さん役の有川さん
有川さんと演出のシンクロ少女名嘉さん目当てで、初見のPANDA JOCKEYさんの舞台を観劇。ストーリは、設定がシュールで、相当偏った会話劇。主人公の女性とその兄の対決会話が面白かったです。

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