満足度★★★
『みっともない』を鑑賞。一本くらいシリアスな作品があっても良かったか?/60分弱藤田記子が作・演出の澤田育子の傀儡となり、捨て身の演技で「これでもかっ!」と笑いを取りにくるコント集的一人芝居。どの作品も四十路女の自嘲的ギャグに満ち、澤田育子が修辞を尽くしたセリフの数々は味わい深く、かなり楽しめたが、ギャグ無しのどシリアスな作品が一本くらいあったほうがメリハリがついてより良かった気も。また、「みっともない」というテーマの掘り下げが浅い、短尺な割にチケット代が高い、『愛欲の乱』に比べ全体としての統一性が弱い、とも感じた。
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2014/10/05 01:01
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