ジルゼの事情(再演)
OFFICE SHIKA
サンシャイン劇場(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/23 (火)公演終了
満足度★★★
今までの鹿殺しの中でいちばん好きです。
観終わった後になんとも言えない爽快感を味わえる舞台。珈琲をいれる時に歌っていた廣川三憲さんの歌がとてもステキでした。鹿殺しは身体能力の高い役者さんが多くて楽しいです。暗闇から抜け出せた感じにホッとする舞台でした。
『KING&QUEEN』鹿賀丈史×濱田めぐみ ミュージカルコンサート
ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2014/08/30 (土) ~ 2014/09/02 (火)公演終了
満足度★★★
素晴らしいコンサートでした!
お二人の息のあったトークに聴かせてくれる歌は本当に素晴らしかったです。
鹿賀さんのラカージュやジキルとハイドなど舞台が脳裏に鮮やかに蘇りました。
片恋。
演劇ユニット ランニング
ザムザ阿佐谷(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
たぬきの回公開ゲネを観劇
1980年代の高校生を若手俳優たちが熱演。中でも不良役の二人が面白くてかわいかったです。井保さんと藤さんもさすがの演技でいい味だしてました。劇中の音楽や会話の中に出てくる映画のタイトルが懐かしかったなぁ。心温まるストーリでした。上演時間約90分。
I LOVE LIFE
空飛ぶ猫☆魂
小劇場B1(東京都)
2014/10/11 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★
日々は続いてく
4話構成で小道具もほとんどなくてセットはシンプル。
1話目で(精神的に)閉じられたの兄弟の話から2話3話で外へ出て行って、4話目でドカーンと世界観が変わる。
4話目が一番面白かったです。内容もテンポも会話の応酬も。
最後はにっこり観終わることができました。
ネタバレBOX
1話目はこの二人の兄弟ののんべんだらりとした暗い日常がいったいどうなるの、面白くなることを期待する…からの見始めでした。
滑舌の悪いスーツアクターヒーローのしゃべりで笑って目が覚めました。
花火のきらびやかさをもっと感じたかったです。
神様が女性とうまくいかなくて、「紹介しますよー!」に生々しい返答をしなかったのはとっても良かったです。
これは期待している人もいるから難しいところですが、ゲスト俳優さんがストーリーの中で身内ネタを織り込んできて、分からない側にとってはぽかーんでした。
超天晴!福島旅行
笑の内閣
アトリエ劇研(京都府)
2014/10/16 (木) ~ 2014/10/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
二転三転、楽しかった
若い観客の方(学生さん?)が多く、平日なのに予約完売。何とか当日券で観劇できました。
ストーリはOB派と外様派の攻防(+男女関係)を中心に、決着が着いたと思ったら、二転三転。
若い観客さんをどっと笑わせる会話劇。
途中挟み込まれるカラオケ風の劇中歌、芸能ニュース風の演出。
とっても面白かったです。
さて修学旅行の行先は……? 福島観光の意義は……?
悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』
悪い芝居
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★
虚業
虚構性をモチーフに、癖の強い人物達がエネルギッシュに描かれていて、猥雑な雰囲気が印象的でした。
売れないテレビタレントの女が頭にパトランプを乗せた怪しい男に出会うことから新たな価値観を得て行く物語で、3時間弱という長い上演時間でだれることの無い求心力がありました。
開演前から音響や照明、座席に置かれたチラシの束に仕掛けが施されていて、開演冒頭のいかにも典型的な臭い芝居の演技・演出がフィクション性を強調して、その後の展開を期待させましたが、それ以降は物語内での虚構性が中心となって意外と普通の内容となり、ステージと客席の間に存在する演劇という形式が持っている虚構性を意識させる仕掛けがあまり無かったのが残念でした。
ハイテンションに叫ぶような台詞回しや大音量の音楽(生演奏もありました)、下ネタを含めた笑いを多用するエンターテインメント性に富んだ熱い演出・演技で、個人的に苦手なタイプの作風だったので、世界観に入り込み難かったです。
大きな舞台美術を役者達自身で動かして場面転換するのがスピード感があって良かったです。
Today is Fineday 2014 【池袋演劇祭CM大会・優秀賞受賞】
劇団C2
萬劇場(東京都)
2014/09/19 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了
満足度★★★★
昭和中期の公開収録コメディのような懐かしさ
東京から少し離れた地方の町を舞台に展開するベタ…もとい、基本に忠実なストーリーとテンポの良さが鮮やか。
まるで昭和中期の公開収録の連続コメディのよう懐かしさあり。
地方の町だけにまだ黒電話があったりと小道具もレトロなものがあるのでなおさら。
「昭和感」を漂わせるための設定なのではないかしらん?
5分ほどの押しへの対応も開演前、終演後とも的確で、そこにも好感♪
悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』
悪い芝居
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
長時間にわたる壮大な悪ふざけとも受け取れるが、グダグダなシーンは一つもないちょっと意味深げなエンタメ風大作/約180分(休憩&カーテンコール込み)
題名と人を食ったようなチラシからイメージされた通りの作品。
少なくとも私にとってはそうでした。
ただ、前回本公演『春よ行くな』との作風の違いにはビックリ。
共通しているのは“虚構と現実”がテーマ化されていることぐらいか?
感服したのは、テーマがテーマだけに、難しげに作ろうと思えばいくらでも難しげにできそうなものを、笑いをたっぷり盛り込んでハジけたエンタメ劇に仕上げていること。
テーマがテーマなのでいくらでも深読みは出来そうだが、そう難しく考えなくとも、全編バカバカしさに満ちている上、出番の多い田中良子さんが可愛く、また、私の好きな吉原小百合さんも出ているので、舞台上に見えるもの、舞台上で起きていることを単純に追いかけるだけでも充分楽しめた。
そう言えば、先に「“虚構と現実”がテーマ化されている」と書いたが、あるいはそれすら深読みに過ぎず、“虚構と現実”はテーマめいて見えるだけで、実はそれさえもネタにして遊んでいるだけなのかも。
なんにせよ、山崎彬の真意は皆目分からない。
ただ、間違いなく言えるのは、本作が途方もないエネルギーと労力を注がれた一作であり、悪ふざけにしか見えないシーンもあくまで作りは緻密、グダグダに見えるよう演出されたシーンはあっても、ガチでグダグダなシーンは一つもなく、手抜き要素がゼロであるということ。
この点は強調しておきたい。
なお、五点は私の個人的嗜好が強く反映された点数であり、四点を五点に押し上げた一点はギャグセンの高さに捧げたもの。
同内容でギャグセンが低かったら、私は本作に満足するどころか、むしろ腹を立てていたかも。
もちろん、人の好みはそれぞれだし、本作に見られるようなギャグや悪ふざけが嫌いだという人ももちろんおられるに違いない。
あるいは、作品全体が苦手だという人も。
ただ、私自身は楽しんだ。
観劇中は筋を追うことに専念したので、深読みは今後の楽しみに取っておきます。
ネタバレBOX
作中でハヤシライスのルーを掛けられるアコギは毎回新調しているのか?
それとも洗って使い回しているのか?
気になった。
神保町メイド喫茶人質監禁事件
劇団「神保町界隈」
テアトルBONBON(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
【月組】観劇
メイドさんが可愛かったです。
ネタバレBOX
指名手配中の犯人がメイド喫茶聖女に立てこもるも、変なおぼっちゃま君の毒にでも当たったのか、自分が好きだったメイドと同じ名前の婦警さんも加わってのメイドたちの歌に癒されたのか、改心するという話。
ゼウスにかまってもらえず拗ねて放浪している息子のヘラクレスが変なおぼっちゃま君で、見た者を石にするというメドゥーサの首を持っていましたが、伝家の宝刀は抜くことはありませんでした。
変な話でしたが、ゆうこりんみたいなメイドさんが可愛くて、そして、歌の上手いメイドさんもいてそこそこ満足しました。
変なおぼっちゃま君もギリギリ浮いてしまわず持ちこたえていたのは立派でした。
「ダム」
メメントC
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
ダム建設事業をめぐる人々の物語
ダム建設事業をめぐる人々の、特に、建設予定地にある民宿を経営する女主人公の母娘二代(三代?)の関わりを軸とした物語ですが、きちっとした構成のもとで骨がありながらドラマ性豊かな見応えのある作品になっていたように感じました。また、本格的な舞台セット、力のある俳優陣の演技、山の息吹を感じさせてくれる凝った演出も見所になると思います。
ネタバレBOX
プレビュー公演での上演時間は休憩無しで約2時間20分でした。
リーディングを拝見しておらず今回の公演ではどこがどのくらい変わったのかよくわからないのでなんともいえないのですが、最後はこうしめくくってきたかといえるエンディングでした。
また、「鴎外の怪談」(現在、上演中。しげさんの倍返しは消滅しましたが。)でも話に出てきたドクトル大石を扱った「太平洋食堂」の再演が来年の夏に予定されていて、嶽本さんと藤井さんとのコンビの作品がまた拝見できるのが楽しみです。
カサブタかきむしれっ!
演劇ユニット3LDK
ザ・ポケット(東京都)
2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★
福島の今
なすびさん、田舎の先生の雰囲気がとてもよくお似合いでした。東北訛りもナチュラルで素敵。
里美黎さん、なつなちゃんみたいにはっきりくっきりした顔つき、エネルギーの使い方がとさまりなにそっくり!つまり、どんだけバリバリしてても、ヒロインオーラ全開なんだなーいいなー。見ていてこっちまで若返りそうでした。ぴちぴち。
愛の翼~Aras Del Amore~
OSK日本歌劇団
越前市文化センター(福井県)
2014/10/03 (金) ~ 2014/11/09 (日)公演終了
満足度★★★★
グッときました!
今回、私が武生を観始めてからの定番スタイルとは変わり
ました。
フィナーレショーを加えての1本立て。
スペインを舞台にしたドラマチックミュージカル。
キャストの持ち味を生かした配役、思わず引き込まれる展開。
歌劇の持つドキドキやキュンやジーンやホッコリがギュッと
詰まっていました。
1回の遠征で3回観劇。
できればもっと観たかった!
はやみ先生の脚本・演出、歌劇ファンのツボを心得てくれて
ます。
心地良いカタルシスに浸れる秀作でした。
姐さん女房の裏切り
千葉雅子×土田英生 舞台製作事業
J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)
2014/10/18 (土) ~ 2014/10/19 (日)公演終了
満足度★★★
上演時間は短いが。
観て、聴いて、想像できる。土屋さんの作品だなあと。
ネタバレBOX
アフタートークがある回でしたが、ない回の観客方はものたりなかったかもしれない。
キミに逢いたくて
怪傑パンダース
新宿村LIVE(東京都)
2014/10/08 (水) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
最高の千穐楽
怪傑パンダースさんを知っている人にとっては、まさかのキャスティングと思った人も居たかも知れない。
そして、団長のいせひなたさんの病気による長期療養後の完全復帰舞台。
歌、ダンス、演技、出演者、音響、演出、脚本…パンダースさんを知ってまだ自分は日が浅いけど、その中でも最高の舞台でした。
何回も足を運んで観劇し、仕事で間に合うかわからなかった千穐楽を奇跡的に観劇出来て、本当に良かったです。
ネタバレBOX
個性的で魅力的な執事四人。そして、主人公達干物女達の分身お嬢様。
人生矯正計画で入店するメイドカフェの面々にTOのオタク達、たか子の過去の人物達に現代の人物達…全員キャラが立っていて、印象が全員深い。
キャッチーな美女menZ♂のなっちさんの曲に、壱岱さんのりさんの演出、しみひなさんのダンス振り付けにKJのオタ芸振り付け…もう全てが良かった…。
…そして、大千穐楽では観客側からのひなたさん復帰おめでとうサプライズと、お決まりのパターンでのスタンディングオベーションじゃない、自然に体が動くスタンディングオベーションを人生で初めて体験した舞台となりました。
この舞台は、一生心に残る舞台となりました。
きとうのときうた
宴友企画
d-倉庫(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
重層化が欲しい或いは捻りが
ストーリー展開がやや単調に感じたが照、明・音響の使い方は効果的だ。更に観客の心を鷲掴みにする為には、現代をと交感するような視座を何処かに嵌め込んでおきたい。様々な方法が在り得ると思う。梛役、空木役が気に入った。桃役も爽やかでピュアな感じが良いし、鬼灯と牡丹、椿の関わりは可愛らしい。また、菖蒲役の品は流石である。(追記2014.10.23)
ネタバレBOX
今年2人が、通過儀礼の儀式としての狩りにチャレンジする、桃と柊だ。既に儀式を終えた、空木、梛、鬼灯を加えた5人は、大の仲良し。おまけに、鬼灯を兄と慕う牡丹、椿が、妹分である。妹分達を入れると7人衆になる。
今日の狩りも失敗だった。他の4人にお膳立てをして貰いながら、桃は、そのポテンシャルの高さとは裏腹に、その余りの優しさと大切に育てられた環境から、おっとりした所から抜けきらないでいる。それに引き換え柊は、より野性的でアグレッシブである。
男3人のうち、桃の失敗を優しく慰め、フォローしてくれるのが、梛。村で最も腕もたち、何をやらせても出来るのが、空木だ。集落の長は、馬酔木。
ところで、成人へのイニシエーションとはいえ、狩り場のある森の奥には、鬼が棲むと言い伝えられており、特に月の細る時期には里近く迄鬼がやって来る為、くれぐれも用心しなければならない。だが、半月の間、練習を重ねたのに、桃はまだ一頭も大物を仕留めることができないでいた。そんな折、牡丹と椿は、容体の悪化した母を助けようと、万病に効くという、森の奥の霊木を探しに行った。妹分を探しに5人組も捜索に加わったが、鬼に襲われ、桃を守ろうとした柊は深手を負ってしまった。妹分達を助け、漸う、帰村したものの、柊の命は費えたと思われた。彼女のケアは一応、馬酔木に任されたのであるが。何れにせよ、不甲斐ない自分を守る為に柊は命を落としたと考え、桃は深く傷つく。そして、仇を取ろうと独り森の中へ入ってゆこうとするが、友人たちが放っておかない。森に分け入った4人は、矢張り、鬼に遭遇する。而も、最初に出会った鬼とは比べようもない程強い。何とか、命を保ってその場は逃れたが、森で出会った奇妙な老人、木賊から語られたのは、思いもよらぬことであった。(上演中故、ここから先は明かさないが、物語は急展開する)
空箱
満月動物園
カラオケ喫茶ヒマワリ(大阪府)
2014/10/07 (火) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
最高に面白かった。
西原希蓉美 河上由佳 諏訪いつみ 高島奈々 加藤光穂 皆さん素晴らしい演技です。涙を溜めて 涙を落とさない、向い合った緊張感、夜逃げ、 西原希蓉美さん演じる絹子の難しい心の変化と設定を軸にそれぞれの会話で進む物語と素晴らしい演技。 満月動物園の上手い女優さんの中で1人客演の加藤光穂(劇団てんてこまい)さんの演技も素晴らしかった。観れてよかった、最高に面白かった。やられました。
ネタバレBOX
西原希蓉美 河上由佳 諏訪いつみ 高島奈々 加藤光穂 皆さん素晴らしい演技です。涙を溜めて 涙を落とさない、向い合った緊張感、夜逃げ、 西原希蓉美さん演じる絹子の難しい心の変化と設定を軸にそれぞれの会話で進む物語と素晴らしい演技。 満月動物園の上手い女優さんの中で1人客演の加藤光穂(劇団てんてこまい)さんの演技も素晴らしかった。観れてよかった、最高に面白かった。やられました。
社長 ウチが、 食パンマンはラスクあかんやろ 子供の頃ラスク好きやったらな 食べたいな 法事で出てた カイ兄ちゃん3回忌に 箱最近見いひんな 家帰るん これ忘れてる(手さげ金庫と帳簿) あんた社長やで // 箱は実家に置いてあった いつか父が来なくなって 実家に置いとかないと父が何処に入れていいか解らないと思い・・・箱に何を入れておこうかと そんなお話しです // 映像 照明 椰子のはの影 // 和花おって良かった 粗利良いな 売上少ない(うーんリアルだ) 母の通帳 残高 金持ちの娘やったんや(後々分る) お父さん何してたん お母さん認知症で入院 和花のおじいちゃんが最後 何を考えていたか、 心に突き刺さった お母さんと 母の娘は私1人 嬉しい 店が落ち着いた頃 妹がやって来た 私も最後知って 会いに来ました 知った時はびっくりした 幾つ 21 、若! 、 ごめんなさい
お父さんは亡くなりました 、 芹です セリウムから取った 絹子はお姉さんは、おじいちゃんが絹で大儲けしたから セリウムで儲けたから 父は貿易商、妹ができてハッピー 父最近観覧車の事故で亡くなった 全部が突然で、あってみて綺麗な人で良かった かわいい人で良かった、母は緊張の糸が切れたんや ウチの知らん所でいろんな事が起こって ウチの箱に入った来る // 私が悪いんです 外で子供を作ろうと私が言いました 古い家で子供が出来なくて肩身が狭くて // 今カチンと来ました いつかこんな日が来ると思ってた // 結婚して12年で芹ができて これは、家の蓄えの半分 納めて下さい お願い致します。 いつかあったら罵詈雑言浴びせられると 受けて立とうと 私もです 私を助けてくれた人 僕の子を生んでみる。 ころっといっちゃいました 申し訳御座いませんでした 終りましたね ええ 終りでしょう もう待たなくていいんですよ 私達もう待たなくていいんで
す もう // くちゃくちゃでちっとも片付きませんけど 水面の波紋の様な照明 箱に話かけた リボンが木工用ボンドで貼っていた お父さんの指の感覚が見えてて その後の向こうの次が見えます 本当の事を知っても変わらない父の声 聞いて見たい コンコン箱にノック お父さん 面白い事いってた // 商売 40人も使こってた 凄い そちらの具合は、いかがですか 今何を感じてますか コンコン 何を思ってたんですか // 和花とドライブ 遠足のお菓子 バナナ 凝ったやつや無くて 自分だけで乗り越えられへん事があると思った ウチ今夜夜逃げ 水商売の女に入れ上げて いくら これ以上惨めになりたくない 引き返せるのは、何処やった もう何でも話せる // ウチが行かんとってよって言ったら父は来てくれたかな ウチはコツコツ 何時でも 繋がってられる お父さん 待ってるよ // 遠くにいて笑顔でおる 遅くない リリリー 警察
// コツコツ(箱をノック) ウチはどこかで間違えたかな 海超えていったら 良かったかな // オレンジジュース 狙ってた 芹ちゃん、バイト代 母さんに 言ってる 言ってない・・・ 学校の方が楽しいやろ 父さんはどんだけおる、芹ちゃんの父さん、 もう来ない方がいい 大事にしてた家で 悲しい時は、しっかりと 悲しまないと尾引くねん ウチと芹ちゃんの悲しみは違う 全部終わった事ですって言われても 元気なふりするのが大人なんや // お父さん絹子ちゃんにどう接してた 芹ちゃん父さんの話してよ 葬式の時でいい 父のホッペ撫でた 生きてるうちにでけへんのは何で 恥ずかしい 泣いてすがってもう一度蓋開けさせたらよかった、結局残っているのは寂しさだけ 箱から綺麗な光 コンコン そちらの具合はどうですか 今何を感じてますか 何思ってはったんですか 芹ちゃんが来なくなった ほっとした 父さん死んだ びっくりせえへん 母さんが施
設に入る 400万 30万/月 分け解らん様になったらこんとってな 母さん 父さん好きやった えっびっくりするわ 母さんほっぺた え、 何でもない // 母さんは可哀相やと思っていた ウチしか無いと // 今何を感じてはったんですか コンコン 今ウチは何を感じてますか この気持は、 何も欲しがらへんかった私が母を傷付けていた 母を縛り付けていたのは私 // コンコンコン 芹の母が来た 母は頼る時を知っている強い 施設の人、名刺に理事長 最後を看てほしい // わたしが言った 外で子・・と もう悩まんでいいからと言った 10年してから芹が生まれた // 許そう みんなで分けあって生きて行ける // ありがとう 生まれて来てくれて // 箱にチョコレート 父が、 またいつか会いましょう 父も言っている(奇跡 見えない所に死神かな) // 和花 離婚 リサイクルショプを当た。
サ・セ・パリ-2
東京労音
かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/22 (水)公演終了
満足度★★★★★
OGさん達だけあって軽やかさというより重厚さがありました
2部構成で20分休憩入りの約2時間です
(後半がシャンソン風で、前半が有名ハイライトシーンメドレーでした。)
有名フレーズだけは知っていた曲等が、
華やかな衣装と舞台で生で観劇できたのは嬉しかったです(^-^)
観客は女性が多いかなって思っていたが、
結構男性客が多くてチョット驚いたです。
舞台上の見せ方は照明にセットにと隙がまったく無かった
曲の合間の小話で宝塚の方々は阪急電車にも挨拶するという話がでたが、
真偽の程はどうなんでしょう(^。^;)
生で見れた金銀のラメスーツは、
本当に煌びやかで非日常がたっぷりと味わえて大変満腹になりました♪
100周年・・・。 ほんと凄いですね~
開設当初は”なんて破廉恥な”とか陰口をたたかれて、
現在では”なんて古風なことを”と言われてるらしいとか、
代表さんのインタビュー記事を読んだ記憶が蘇ります。
インタビューの〆は代表さん曰く、
われわれは変わらず同じ事を継続しているだけなのに、
時代が流れているのだ。と述べていらしてました。 納得ですね。
匂衣(におい) ~The blind and the dog~〈当日券あり!〉
劇団印象-indian elephant-
シアター711(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
好みでは無いが素敵な作品
下北であんな作品を観るとは思わなかった。
一言でいうなら、ピュア。
あやか役の女優さんは器用だなと思った。
タイの方や営業マン役の方など身体を使える俳優であることはわかったけれど、表現方法がミスマッチな感じがした。
好みでは無いが素敵な作品。
嘆きのベイルート
ピープルシアター
シアターX(東京都)
2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★
舞台として「何を観せたいか?」が整理できていなかったのでは?
原作ありきのお芝居では、
原作→脚本/演出の段階で、
(基本的に)単行本一冊の物語にしても
舞台演劇2時間程度におさめるにはとても長く、
脚本そして演出の時点で
「何を観客に観せたいのか?」
「どういう気持ちにさせたいのか?」
などを考えて見せ場とそうでない場面を分け、
削っていく作業があると思います。
しかし、本劇ではとにかく原作の場面場面を全て
盛り込もうとでもしたのか、
とにかく場面の転換が早過ぎる上に
観客の理解が追いつかない形で場面転換してしまう為、
置いてけぼりになる観客が多数だったと思います。
※ 僕は本作品の原作を読んでいないので
これでも削った方なのかも知れませんが・・・
ネタバレBOX
【気になった点】
・ 当初、まるでサーカスのように高さと奥行きを持たせ、
いくつものとても高い脚立(きゃたつ)で階段(?)を表現し、
というセット構成を見て「何か期待させるもの」があったのですが、
結局
・ 最後の船の場面
・ 主人公の1人バッサームの未来(旅路)を示すロープ(縄梯子)が落とされる場面
以外なんの効果的な使われ方もしていなかったかと・・・
お芝居中演者がかなりあぶなげに脚立を登り降りする場面に
観ているこちらがハラハラさせられるぐらいなら、
普通のセットを組んだ方が良かったのでは?
(本劇内容からすると、このセット構成はまるで
意味を持たなかったかと思います。)
・ 上に書きましたが最後のオチがバッサームの未来を予見させる
「縄梯子が落とされる」だったのにはガックリきました。
これは演出効果0だと思います。
観せ方の工夫が足りません、道具に頼っても効果が低いと思ったら
演技で観せて欲しいです。
・ あらすじを読んでいたので、始まり
・ 内戦下のレバノン
・ 荒んだ(すさんだ)国の中においても、
生きる楽しみを失わないバッサームとジョルジュ、2人の青年の生き方
には、本物語に対してこれからどう物語が展開していくのか?
と期待させられるものがあったのですが、
そこからが悪すぎました。
※ 上手(かみて)、下手(しもて)、
どっちがどっちか忘れてしまったので
右、左、と書きますが
右上バッサームの部屋でのラナとのやりとりがあったと思ったら
スタスタと左下へ移動し、そのまま「よく分からない」場面に転換するバッサーム。
なんの説明もなしで主役が移動し、別の演技を始めるなど
不親切にもほどがあると思います。
※ 本来なら前のお芝居のつながりで、次の場面に移動する(=観ていて分かる)、
または同時刻の別場面を表現する、などが
早い場面転換の上手い使い方だと思いますが・・・
※ もう少しだけ上手に「こういう場面である」という状況を
演技や言葉で説明できなかったでしょうか?
同様に場面場面の終わりも突然過ぎて、
お芝居で言う「余韻」のようなものがまったくなく、
観劇側の感情がまったくついていけませんでした。
この場面転換がバンバン繰り返されていく様は、まるで
「映画版 ハリーポッター 1作目」を思い出させるものでした。
※ 「映画版 ハリーポッター 1作目」は、
とにかく原作に載ってるシーン全部を映像として入れ込んだあげく、
(原作を知っている人間にすら)
お話が見えない、と大変な不評を買った作品です。
・ 同じく観せ方として、
空襲音とともにたまに(多分)戦時下のレバノンなどの映像を
背景として登場させていましたが、
これも「意図」が掴めませんでした。
・ 原作に当たる物語の背景に当たる国の状況を見せ、
このような状況だからこそ人々の心が皆荒んでいった、
という形でお芝居につなげたかったのでしょうか?
・ 単に原作の「戦時下の国」での「青年達の生き方」という事で
戦時下である事をアピールしたかったのでしょうか?
はっきりいって映像が使われるタイミングから何からが
全然効果的ではなかったと思います。
(お芝居を観る上で”邪魔だ”とすら思いました。)
BGMやナレーションも同様でした。
盛り上がりにかけている場面でなぜか「クライマックス」的な
BGMがかかっても、観ているこちらは「訳が分からない」と思わせられる事多々。
終盤、バッサームとジョルジュ2人の場面でジョルジュが
「おれ(達)は戦場で1000人殺した」と語り、
最後ロシアンルーレットで自らの命を断つ場面、
あの場面ぐらいに本当のクライマックスだと分かる部分でないと・・・
激しく盛り上げにかかるBGMが
「この場面はこれから盛り上がるのか?」と
誤解をさせてしまうだけだったかと・・・
・ 場面転換が早すぎて、色々な場面を描きすぎて、
大事な場面を描ききれていなかったのでは?
例.ラナという少女の存在について、観劇していて
バッサームの彼女だったけど「国を出よう」とバッサームに言うたびに
「まだだ(一攫千金してからだ)」と言う中、
兵士になって金持ちになったジョルジュにいきなり
しっぽを振っている、これではただのビッチに過ぎず、
なんの深い背景もありません。
あらすじに書くだけあって、もう少しラナの心がバッサームからジョルジュに
動いてしまう部分にも深い何かがあったのでは?
そういった部分を描かず、どうでもいい場面に時間をついやしたのは
はっきりいって無駄だったと思います。
申し訳ないのですが、気持ちを引っ張ってくれる場面や
この観せ方は「上手い!」と思わせる場面などが見当たらなかった為、
【良かった所】をあげられませんでした。。。
※ ほんの少しだけ入れられた笑いネタについても、
本劇の空気がまったく掴めなかった為笑うに笑えませんでした。
物語自体原作通りなのでしょうが、例えば
「ロシアンルーレットの場面、ジョルジュは実は銃に細工していて自ら命を断った」
とかだと、最後の最後にどんでん返し的に盛り上がったのでしょうが・・・
本劇を観ていて思ったのは、
「多分原作はそれなりに面白かったんだろうなあ
(ジョルジュが夜襲をスポットライトのように
「まるで映画俳優のようだったぜ」と語る場面などは少し気持ちを惹かれました)」
ぐらいでしょうか。
すいませんが、歯に衣着せず本音でズバリと書かせていただきました。
PS.観劇途中、他の観客のあくびが結構聞こえてきてしまいましたが
「お芝居においてけぼりを食ったらそりゃああくびも出るわな」
と本来ならマナーが悪い、と取る事にすら同意してしまいました。。。
非常に残念です。
flat plat fesdesu Vol.3
Crackersboat
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/10/15 (水) ~ 2014/10/21 (火)公演終了
満足度★★★
A
140分(休10分)
ネタバレBOX
洞
きたまり「ヲどろン」
ダンスとは何ぞやな問いかけをフラフープしながらしゃべり続け、これからダンスしますと、スローモーな動きをするという、異作。時間的にもっとコンパクトでも良いかなと。素人にはよさがわからんかった。
Q「油脂越しq」
色々、大声で言いにくいことをスラスラ発する女性たち。内容あんまり覚えてないけど面白かった。
白井剛「ある学会報告」
カフカの作品?を読みながらパフォーマンスしていくスタイル。声の調子とかすごい好きだし、動き自体も美しい。けども途中から眠くなった。公演時間自体をもっとコンパクトにしたほうが良かったのではと思った。