
スペイン国立ダンスカンパニー
スペイン国立ダンスカンパニー
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2014/12/05 (金) ~ 2014/12/06 (土)公演終了
満足度★★★★★
圧倒的な身体表現力
バレエのテクニックを持ったダンサー達によるコンテンポラリー作品プログラムで、物語性に依らずに動きや形そのもので見せる身体の表現力が強烈でした。
『Sub』(振付:イジック・ガリーリ、音楽:マイケル・ゴードン)
上半身裸の男性ダンサー7人が床に置かれた照明に囲まれた中でストイックに踊る作品で、極端に速かったり遅かったりしない中庸なスピード感の動きの中に密度のある緊張感があって素晴らしかったです。複雑なフォーメーションの入れ替わりに引き込まれました。
暗めの照明が美しかったです。
『堕ちた天使』(振付:イリ・キリアン、音楽:スティーヴ・ライヒ)
太鼓のみの音楽のリズムに合わせて、黒レオタード姿の女性ダンサー8人がほぼユニゾンで踊る中で微妙な差異やズレを加える作品で、体操的でかつバレエ的なる動きの中にユーモアやコケットリーが感じられ、魅力的でした。
『Sub』と同様ミニマルミュージックで踊り、似たような演出効果があったりと、対になったプログラミングが良かったです。
『ヘルマン・シュメルマン』(振付:ウィリアム・フォーサイス、音楽:トム・ウィレムス)
古典的なバレエの動きを拡張した腕・脚の動き、気取ったポージング、素の状態で舞台を出入りする、といったフォーサイス節が満載の作品でクールな質感が印象的でした。敢えて照明の演出をしていないのも新鮮でした。
男性ダンサー達の均整の取れた切れのある動きが美しかったです。
『天井桟敷の人々 第2幕第5場よりパ・ド・ドゥ&ソロ』(振付:ジョゼ・マルティネズ、音楽:マルク=オリィヴィエ・デュパン)
新しい作品ですが古典的な趣きで、ドラマ性のある振付や、優美な美術や衣装、そしてピアノの生演奏によるロマンティックな音楽が、他の上演作品とのコントラストを生み出していました。
マルティネズさんが怪我で出演しなかったのは残念でしたが(開演冒頭にマルティネスさんによる日本語で謝りの挨拶がありました)、代わりに踊ったエステバン・ベルランガさんも素晴らしかったです。
『マイナス16』(振付:オハッド・ナハリン、音楽:ディーン・マーティン、リンキー・ディンクスほか)
物語は無いものの喜怒哀楽が強く打ち出された人間味溢れる作品で、有名な半円形に並べた椅子に座って踊るシーンや、終盤の観客をステージに上げて一緒に踊るシーンに高揚感がありました。
男女混合編成ですが、全員が黒スーツ姿で踊るときは男女差を感じさせない動きの質感の統一性がありました。休憩時間から1人ステージ上に立たされてコミカルな演技をするダンサーが芸達者で楽しかったです。

ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
すごい!!!!
X-QUESTさんの舞台は、観劇と言うよりも体感!!切ないだけじゃ無い、楽しいだけじゃ無い絶妙なバランスそして元から速いのに公演を重ねる事に更にスピードアップする殺陣、ハイスピードなダンス本当にすごい!!!!そして衣装に楽曲、照明etc……出演者やスタッフさん本当にすごい人達だらけなのです。

ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりすごい!
期待通り、始まる前からドキドキして
アクション・衣装・殺陣に圧倒されました。
ラストは胸にグッときて、切なかったです。
リング舞台は2回以上行きたいと思ってましたが
今回初めて2回目行きます!
しかも千秋楽!楽しみすぎる(≧∀≦)

鼬 いたち
シス・カンパニー
世田谷パブリックシアター(東京都)
2014/12/01 (月) ~ 2014/12/28 (日)公演終了
満足度★★
後頭部越しの観劇
1階前方席の段差のない座席からの観劇。
今回のような奥行きがあり倉庫のような蔵みたいな高さ、木造セットに上がり框みたいな段差はなく、舞台とほぼ平行の見せ方。
草履または裸足、正坐やあぐらかいての場面も多く、その際、前方の観客の後頭部で舞台が遮られる為ほとんど舞台が見えなくなり、体をずらしながら見てもあまり変化なく、結局、役者の演技が見えないことが多く、主に声だけ聞いてた舞台観劇、まるでラジオドラマ聞いているみたいだった。
もう少し舞台効果に工夫をしていただきたかった。
隙間から見えた白石さんと鈴木さんの迫力は凄かった。

SANTA×CROSS 2014
劇団SE・TSU・NA
HEP HALL(大阪府)
2014/12/05 (金) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
とってもコミカルで、とってもハートフル!
こども達へ プレゼントを配達するサンタ見習い4人とトナカイ4匹が、ある一軒の家の屋根の上で鉢合わせ。
あるものは必死に、あるものはダラダラと――。
でもこの家の子供とは…、サンタ見習いとトナカイはどうするのか…。
そして、美味しいところを持ってゆくのは…。
とってもコミカルで、とってもハートフル!
思わず涙ぐんでしまいました!(そして思わずDVD先行予約も…)
これは一見の価値有り!お薦めです!

名醫先生
パンドラの匣
劇場HOPE(東京都)
2014/12/02 (火) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★
ニヤリとしました!
上演された9つの短編の中で
”家庭教師””色魔””弱気もの、その名は””教育”の4つは思わずニヤリとしてしまいました。
芝居も衣装も良かったです。

喜劇王暗殺
トツゲキ倶楽部
d-倉庫(東京都)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★
トツゲキ倶楽部の真骨頂…
劇団らしい…つまり「ありえないけどありえるかもしれない状況」と「ゆるくもしっかり生きている言葉と演技」で独特な人間模様のおかしさをエンタメ化してみせる演劇ユニット、と言うコンセプト通りの公演であった。喜劇王暗殺と言う史実をベースに創作したフィクション。しかし、描かれた時代背景は、軍靴の響きが段々大きくなってきた時期のこと。作・飛葉喜文氏もそのことは意識しており、「偶然にも当時の世相は、今現代の日本にも通ずる。不景気と戦争の匂い」と当日配布パンフレットに記載している。
芝居的には、ツッコミ所がいくつかあるが、公演を貫く主張の前にそんなことは野暮に思える。

ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
ミラピ観劇!
四方囲みリングも今日で見納め。
座る場所が違ったからか、固定観念として観ていた解釈とは違ったセリフに引っかかり、それから見方が変わりました。
明日観れたらまた違った解釈ができるかも。。。
観れないのが残念です(T_T)
相変わらず照明は素敵。3方向から当てる中央の舞台は影絵のような陰影を残して舞台を印象づけています!
舞台とは関係ないけど、各キャラクターが履くナイキのスニーカーも色とりどりで楽しいし、見所満載ですよ。
終演後に半ば強制的な写真撮影もあります!
カメラ持参での観劇を勧めます( ̄^ ̄)ゞ

ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

喜劇王暗殺
トツゲキ倶楽部
d-倉庫(東京都)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
3回観ました
個人的な思いで最近は投稿を控えていたのですが、いいや、書いちゃえ。
愚直なくらい良い芝居を作り続けていると思う。
タイトルのイメージから笑わせつつ重く深い部分もあるんじゃないかと思っていましたが、どちらかと言うとライトに楽しめる優しさに溢れた芝居だったと感じた。
これは良い事か悪い事かは分からないけれど、1回目、これはどう収まるんだろう?
と気にしながら観た回より、2回目以降の方が余裕を持って楽しめた気がします(※初回が浮ついたとか言う理由ではなく。全くそんな事は無い)
分かってても笑えたり、ぐっと来て涙ぐんでみたり。
多分、何度観てもその感覚は失われないと思う。
それは凄い事ですよね。
とても楽しめました!

舞台『里見八犬伝』
日本テレビ
新国立劇場 中劇場(東京都)
2014/10/31 (金) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

Lucifer
Ammo
d-倉庫(東京都)
2014/10/31 (金) ~ 2014/11/03 (月)公演終了
満足度★★★★★
大きな収穫。
ボスニア・ヘルツェゴビナの民俗紛争の物語で、思いの外理解しやすい脚本のおかげでそのただ中で生きる人達に心臓を持っていかれました。ギャラリーでしか観たことのなかった南さん演出、当時は沈む夕日や夕闇を見方につけた才覚に驚いた記憶があり、劇場ではどのような演出をするのだろうと想像が付かなかったかったのですが。映画のようにドラマチックな照明や美術に感嘆。特に主演の荒川ユリエルくんのサッカーボールを蹴りながらの後姿での登場、そして銃を構えて舞台を去る後姿での演出はいまだに目に焼きついて背筋を震えさせてくれます。役者さん皆さんのそれぞれの変遷も鮮烈で、争うことの悲しさ、空しさがずっしりと胸にこたえる演劇でした。観て良かったです。

【12/6 18時、12/7 13時SOLDOUT】真実は一つか二つぐらい
劇団前方公演墳
小劇場B1(東京都)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
節操もないなんて滅相もありません
ヘッドライナーズ、バックドロップス両方を拝見。
同じお話しなのに役者さんが違うとまた一つ違った登場人物の背景が感じられた(勝手に想像)、素敵な舞台でした。
いつ観てもその都度楽しませてくれる劇団の皆さんに感謝!

悪い芝居vol.16『スーパーふぃクション』
悪い芝居
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
初・悪い芝居
彬さんの客演や岡田さんの音楽活動でしか触れたことのなかった悪い芝居で作風などの前情報は全く知らずの観劇でしたが、素晴らしいエンタメを見せていただきました・・・!!オープニングはロックバンドのライブそのもので、立ち上がって騒ぎたくなったけれどもちろんそれは出来ず(苦笑) その後は王道の楽しい演劇・・・と思いきや、その「悪ふざけ」の構築の緻密さに舌を巻き、後半の彬さんが縦笛を吹いてるシーンからは「彬さん凄い!悪い芝居凄い!!」と心の中で叫びながらワクワクが止まりませんでした。エンタメの最高峰を観た思いです。岡田太郎さんがベースを弾くカッコいい姿も観られたし、ああ幸せ。

ミラージュ・イン・スチームパンク
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
明日は千秋楽!
また明日!っていうのは今日が最後。
何度観ても、わかっていても、胸が締め付けられる。
塩さまの魂の叫びが心に響きます。
明日が千秋楽。
一度でもいい、一人でも多くの人に観てもらいたい。

美女木ジャンクション、他
santacreep
RAFT(東京都)
2014/12/02 (火) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★
晴れ、ときどき束縛、のち解放
サスペンスっぽい感じからシチュエーション・コメディのような展開へ。
楽しめる会話劇でしたので、是非多くの人に観て欲しいものです!
平日遅い時間帯でも公演しているようなので、ひと笑いしたい時にふらっと行って楽しめますよ。

美女木ジャンクション、他
santacreep
RAFT(東京都)
2014/12/02 (火) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★
ジャンクション5
全役者さんが出演するので、キャラクターや雰囲気を掴むのに良いかと。
あの顔芸は一見の価値アリ!
あと、レベッカさんの国籍もついに!?

あ、流れ星!
演劇集団ホシノハコ
上野ストアハウス(東京都)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★
オーソドックスな芝居
劇団および団員の等身大の物語…とても分かりやすいハートフルコメディといったところか。しかし、表層すぎる点、キャストの力量に差があるためぎこちない場面があったのが少し残念であった。
(雨海チーム)

夜よ、水際に揺らぐノートルダムの夜よ
天幕旅団
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了
満足度★★★★★
天幕旅団的美学の真骨頂
かなりビターな原作のパーツを使って新たな寓話を編み上げた感じ。
原作よりもマイルドではあるものの悲劇は悲劇で、しかし優しさと美しさを備えたところがいかにもここらしく、「格調」や「風格」……は言い過ぎにせよ、「天幕旅団的美学」を感じる。
また、この会場の特質である地下通路(?)の活かし方や鐘を撞くギミックなども◎。

First Contact
ハム・トンクス
シアター711(東京都)
2014/12/04 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
“涙が出るほど爆笑”コメディ!
パンフによると、
「こっぱみじん」by“にんじんボーン”(2002年上演)の翌日談の「たんぽぽは眠らない」が上演されてから12年の時を経て、今回の「Firs Contact」作:宮本勝行とのこと(詳細は会場パンフでご確認いただきたい)。
本作品、結論から申しますと、面白すぎ!涙が出るほど爆笑!
コメディ演劇としては申し分ない!
間違いなく☆五つ!
笑いたい人はぜひ観てください!オススメです!