
シャイニングな女たち
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2025/12/07 (日) ~ 2025/12/28 (日)公演終了

砂漠のノーマ・ジーン
名取事務所
「劇」小劇場(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
森尾舞さんに圧倒された
一人4役5役?の演じ分けが上質な落語家のようで違和感なく会話に集中出来た
後からシンプルな鏡2枚張りの美術が一人複数役を視覚的に補助しているなとも思った
また観たいと思い楽日に再度観た
より解像度が上がりより引き込まれた

マライア・マーティンの物語
On7
サンモールスタジオ(東京都)
2025/05/17 (土) ~ 2025/05/25 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/05/22 (木) 14:00
最前列で腰が痛いなぁと思っていた終盤に主人公が客席に向けて放つ台詞でガツンとやられた
もう一度観たいと思ったが時間が合わず無念
舞台の面白さを肌で感じる時間でした

横浜ヶ国
雀組ホエールズ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
運良く雀さんに電話でき、2列目の席で鑑劇。難しい政治テーマをうまく演劇化させたことに大きな拍手! 但し、間に休憩があると助かるし、真珠湾攻撃は山本五十六▪永野修身▪米内光正親米派が米国の策略にはめられた攻撃で、原爆は米公文書で未完成であることが判明し、投下原爆は擬装原爆の可能性高し。それでも、ラストの大どんでん返しにはビックリ。脚本の勝利、劇は成功。映画好きには東雲タロウが殺されて、幕にして欲しかったが。素晴らしい舞台、ありがとうございました。

森ノ宮ニーナのおかなしみ旅行記
岡崎藝術座
森下スタジオ(東京都)
2025/12/05 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
その都度全く異なる風景を見せる岡崎藝術座(変わらぬのは発語の大部分がモノローグの脚本)、今作は森下スタジオ。会場「ありき」と思わせるのも神里氏の製作の手法に関係していそうだ。今作は集客によってはもっとうんと椅子を並べられるスペースなので、土曜午前の部でも控え目な数では勿体ないが、観る側は(岡崎藝術座なので)特段淋しい感じはしない。内容は(毎度ながら)「それなりに面白い」パフォーマンス。のっけに登場して語り始める矢野昌幸氏は、初見(10年程経つか)からその「普通」な風貌にしては頼りになる役者と思わせたものだが、実力なりの活躍をされているよう。この舞台でもブレないキャラで賑やかしく立ち回る。他の二人の女優は出自を知らず奇妙な取り合わせだが役に合っている。「旅」に絡めて「オーバーツーリズム」~排外主義へと無理矢理な話題の展開も「これが神里氏の言語」と思えてしまうのは、観た回数(慣れ)だろうか。
海外と日本の狭間の目線で作品を打ち出して来た神里氏が昨今の「排外主義」(と呼んで全く差支えないと思う)をやり過ごす事は考えられず、何らかの昇華を試みた作品であるのには違いないが、これを「本題」と仮に考えると、迂回ぶりは激しく、文脈の繋がりと飛躍の独特さを作りこそ神里流なのだろう。これがスルメの味に感じられもする。

わかろうとはおもっているけど
劇団 贅沢貧乏
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/11/07 (金) ~ 2025/11/16 (日)公演終了
実演鑑賞
2019年初演作を再演。75分。11月16日まで東京芸術劇場シアターイースト。そのあと福岡、北海道(も終演済み)。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/12/post-f8ec32.html

パーク
甲斐ファクトリー
シアター711(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
とある町の公園が舞台。何か凶悪事件が起きると思って臨みましたが、スーパーのパートや学生さん、公園のベンチに異常に愛着あるおじさん、公園を管理する市役所の職員などがベンチを通して徐々につながり、できあがっていくコミュニティに面白みがありました。市役所側は、危ないから公園のジャングルジムや鉄棒の撤去、ベンチも長期滞在できないように快適でないものに変えようとして、公園の利用者との間に次第に軋轢が生じます。何か現在の不寛容で窮屈な世の中を表しているな、と思いました。主人公のおじさんの半生もミステリアスでした。なぜ嘘をついていたのか?どこまで本当なのか?人間には誰しもどこか闇の部分があるということを改めて思いました。

オアセス
プロトテアトル
ウイングフィールド(大阪府)
2025/12/13 (土) ~ 2025/12/15 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
千秋楽拝見
内容は良かったと思いますが、シンナー(下階で内装工事あり)の匂い充満で集中できず…
環境が悪すぎて…
全てのファクターが揃っていますの、観劇満足途中吐きそう🤢になる位辛かったです…あの匂い
しばらくウイングは行けないね

和製吸血鬼伝-第二章-
劇団そとばこまち
近鉄アート館(大阪府)
2025/12/11 (木) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
そとばこまちの定番になっているエンタメ時代劇。面白いです。
吸血鬼が主役の「第二章」。
不老不死なので、「第三章」「第四章」...と続くのか⁉︎

サイハテ
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
小劇場B1(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/16 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/12/13 (土) 18:00
主人公の男は、他の登場人物によって、途中で還暦60歳だということが分かるものの、他の妻や娘、家族以外では、部下や旅人など特定の名前余りが出てこず、劇の最後まで絶妙にズレていて、だけれども何処か可笑しみや哲学的で答えがなかなか出せない会話、また虚しさが浮き彫りになってくるあたり、そして、主人公がいきなり不条理な状況に置かれて、戸惑いながら、何とかしようとする当たり、別役実の劇作に影響をかなり受けていると感じた。
舞台のかなり抽象的な雰囲気からいっても。
最初や劇の途中途中で主人公の初老の60の男が持っている風呂敷包みで結ばれた箱に向かって話しかけると、男の妻が出てきて、男と話をする。
しかし、劇が進行するに従って、娘にも、他の登場人物にもその妻が見えず、話している声も聞こえなくて、男にしか妻の姿形が見えず、声も聞こえていないことが分かってくる。
娘と男との会話によって、男の妻はとっくにこの世に居なくて、男の妻が病気か自殺か、事故かといった早逝した理由ははっきりとは最後まで明かされないものの、男が持っている箱の中身が妻の遺骨であり、妻の遺骨に毎日男が語りかけていたという衝撃的な事実が段々と分かってくる。
そして、男が妻の死を受け入れきれず、未だ後生大事に遺骨になった妻に話しかけ、男にだけ妻の姿形が見え、妻の声も聞こえるが、今年30になる娘と今までちゃんと向き合ってきたとは言えなかったことも分かってくる。
妻と一緒に「サイハテ」に行くことだって、妻と約束したと言っていたが、実は違う事実が劇中で浮かび上がってきたり、妻の為に買ったと言っていた古ぼけて半ば壊れているラジオだって妻の為に買ってきたと言いつつ、実際には、男が誰よりもそのラジオが欲しくて買ったこと、定年になるまで国民汚物課 下水処理班で真面目に一生懸命働いてきたが、その分家族との関係と言うか、家庭よりも仕事最優先で働き詰めと言った感じだったことが徐々に明らかになってくる。
しかし、大事な事柄から逃げ、家族との関係性からも逃げ、妙な責任感からか、妻の遺骨に囚われ、娘ともまともに向き合おうとせず、60になるというのに本当の意味で2の足を踏み続け、自分はこれから何をしたいのか、どこに行きたいのかと言ったこと劇中を通して探し続け、迷い続け、半永久的に理想郷とされる「サイハテ」目指して、自分探しの旅を60にもなってする、何処か人間臭く、裏寂しく、何処か憎み切れない男に呆れつつ、何処か共感出来た。
やはり人間、完璧だったり、ハッキリした目標があったり、自信があったりするのが主人公よりも、人の意見に流されやすく、気が弱く、自分に何処か自信がなくて、これからどうしたいのか、なぜそこに行きたいのかと言ったような問に対して、具体的に答えることができず、何歳になっても思い悩み、過去を引きずり続け、後悔して前に進めず、娘とも何処か距離があるような人が主人公になるから、呆れ帰りつつも何かしら共感したり、その欠点や駄目さ加減に自分を重ね合わせてみたり出来るんじゃないかと感じた。
劇中、国民管理局に勤める女職員の部下が男と2人きりの場面で、自分が実は最低限の権利しか有していない非人戸籍であることを打ち明け、主人公の男も非人国籍であることを打ち明ける場面がある。
非人国籍だとえらく差別され、牛馬の皮革産業や汚物処理といった限られた職業にしか就くことが出来ず、結婚などなかなか出来ないといったことを主人公の男と国民管理局に勤める女職員の部下の男と2人でそういった話をするが、この劇に出てくる非人国籍の在り方、世間の差別のあり方は江戸時代の穢多非人、現在における被差別部落出身者の在り方にも通じる所があり、この劇全体的には、抽象的で哲学的、不条理劇的でもあるSF劇なのだが、そこに社会的な問題、特に普通は被差別部落の問題は取り上げ辛い問題だからこそ、SF劇の中に組み込んで描いている辺り、感心し、また深く考えさせられた。
国民管理局の女職員に部下の冴えない雰囲気の中年男がスリッパで思いっ切り叩かれる場面が劇中何回か出てくるが、容赦なく、躊躇せず、女職員が叩き、暫くして、ボソッと痛かったことをぼやく中年男の部下との絶妙にズレていて、とボケた感じのスラップスティックな喜劇の要素が大いに笑えた。
争いを好まない平和主義者だと言いながら、にこやかにそれでいて相手を追い詰める手法を使って、自分の部下であろうとも特に気にかけたりせず、部下の失態や暴走に対して部下を庇うどころか平気で責任を取らせようとしたりする、冷酷で淡々としている国民管理局の現場を取り仕切る男の上司である。
主人公の男が実は持ち込み禁止物を管理局内に持ち込んだことに対して、その中身をこっそり隠し、手荷物検査を女職員が命じたあと、中身が確認出来なかったことで、女職員が責任を取るため天条委員会に報告に行くが、その間に返してくれたりと、優しいのだから、怖いのだか、敵か味方か判然としない国民管理局の現場を取り仕切る男の上司が、こういったSF劇では、普通はっきりと管理する側、される側といった対立軸があるのが普通な筈なのに、今回の劇でこの国民管理局の男の上司1つ見てみてもはっきりとヤバい役、突出した悪が出て来ないのが新鮮であり、非常に現実的だと感じた。
また、国民管理局の上にある天条委員会がどういったものか劇中では詳しく説明されず、天条委員会に所属する人物も一切登場しないのが、逆に現実的だと感じた。
国民管理局に所属する者から、国民は国家に所属し、国が定めた法律は絶対に守らなければいけない。だから国民は国家の所有物である。なので、お前に手荷物検査を拒む権利などない。お前が生まれた時から国がその身体を管理しているのだから、思想信条、どんな家族形成、どんな交友関係と言ったことも全て国が知っている。お前の身体は国家が管理している以上、お前の持ち物ではないのだといったようなことを言うが、これは明らかに思想信条の自由表現の自由、人権に反しており、主人公の男や登場人物たちが名前でなく、番号で呼ばれることも管理社会的で恐怖でしかないが、「サイハテ」に行くための最初の試練として、ガラポン抽選がある。そういった国が管理し、国民の為、戦争紛争がなく、人々が平和に平等に暮らす為のルールとしての法律を守らせ、管理社会となった世界を描いているが、それで平和や平等が保たれ、理想的な社会になるのだとしたら、国の方針に国民は従っておけば良いのだ、国民は何も考えなくて良い。そのほうが幸せなことだってある。無用なトラブルも回避できるというようなことを国民管理局職員が言うことに恐怖を感じた。
しかも国民管理局の職員や国が国民に強いているというよりも、もうこういった制度になっているからと言った諦め感覚になって、事なかれ主義になっていて、何の疑いや不満も抱かなくなっている国民に、現実社会の日本の在り方とどこか似たところを感じ、SFなのに妙なリアル感と、危機意識を抱いた。
遺骨になった妻と上手く折り合いが付けられるのか、何処か穴が開いている娘との関係性も修復できるのか、主人公の男の代わりにくじを引いた「サイハテ」に行く権利を獲得してくれたことに対する、当てたのは自分じゃないという負い目、同士とまで意気投合したのに、イザとなると主人公の男の思い切りの悪さによって国民管理局職員の部下の中年男を結果的に裏切ってしまったりして、娘に真の幸せとはそ何かを問われて、答えに困って逃げてしまったりもするが、自分や妻、娘、職場の人からも逃げ続け、何とか辿り着いた「サイハテ」には何もなく、しがらみもなければ、何をするのも自由だし、自分を縛るものは何もないがただの砂地で、ショックを受け、途方に暮れるが、そこで今まで色んなことから逃げ続けてきたことを心底後悔し、自分や今は遺骨になってしまった妻ともしっかりと向き合おうとし、今まで人の意見に流され、家族ともしっかりと向き合ってこなかった主人公の60の男が、とある重要な決断をして、前に本当の意味で進もうとする姿に、そういった結末に、決して格好良くもなければ、ハッピーエンドともバッドエンドとも言えないような曖昧な終わらせ方で、中途半端とも言えるが、実際人間が生きている中で選択をする時なんて案外そんなもんだと言うところもあると感じ、妙なリアリティーを感じて、共感した。
世の中、意外とイエスかノーと言ったふうにはっきりと言い切ることより、生きている上で、思い悩み、悩んだ末にこれだとはっきりした答えなんて導き出すことができなくて、それでも導き出そうと四苦八苦する格好悪さが、2択に絞れないところ、永久に思い悩みながら生きるところこそが人間の良さでもあるんじゃないかと、完璧ではないし、欠点だらけの流されやすく、自分の考え方をはっきり抱いているとは言い難い主人公の60の男を見ていて感じた。

BABEL-バベル-
壱劇屋
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

サイハテ
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
小劇場B1(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/16 (火)公演終了

FRAGMENTS
フロアトポロジー
雑遊(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
以前、鵺的『天使の群像』の演出をされた小崎愛美理さん演出の舞台ということで、非常に楽しみにしていた。
暗い照明、不穏な音、黒い壁面に打ち出されるタイプ文字、そして水槽や鏡面の床など、小さな劇場は最初から不安に包まれていた。
90分間、ずっとキリキリする緊張感があり、あいまいな記憶の断片はどこまで本当で、どこからがフィクションなのか、その記憶は事実なのか思い込みなのか願いなのか、暗い影が寄せては返す波のように客席を巻き込んで行く。
映像では味わえない「演劇」だからできる臨場感が肌に刺さるようだった。
役者人それぞれの熱演も素晴らしかった。
期待を超えて素晴らしい舞台でした。

新装改編版 『世界の果てからこんにちはⅡ』
SCOT
吉祥寺シアター(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
よくも悪くも”日本(にっぽん)”の今を鈴木忠志氏の視点からオムニバス形式のような構成で語られる作品であった。
表現の奥にある今の日本が直面している状況を各々考えるために一見の価値は充分にあったと思います。
いつもながら、鈴木氏のトークコーナーは非常にタメになります。むしろ、誰かとの対談を舞台上でしていただきたいくらい魅力があります。

サイハテ
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
小劇場B1(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/16 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
不条理SFと一言っていいのかな。ちょいちょいイラつきながらも、結構感情移入してしまうのは、定年が近いからなのか。サラリーマンの悲哀を感じますね。

星降る教室
青☆組
アトリエ春風舎(東京都)
2025/11/22 (土) ~ 2025/12/01 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
青組らしい良品。変わらぬ風情の小夏女史のテキストと演出、特に後者に成熟が見られ、おや?と思う。そこ(舞台処理)に着目した事はあまりなかったが、洗練の度合いが高まっている感じ。
宮沢賢治作品へのオマージュ、あるいはコラージュか・・ある女性教員が「小学校の最後の卒業式」の招待状を手に故郷の森小学校を訪れる幻想的なお話が、彼女の「友達」であったアイテム(賢治ゆかりのキャラたち)と共に手作り感満載の演出とテキストで綴られる。
ただ後で台本をめくってみると物語としては無駄を省いた十全なテキストで、自分は読み取れていなかった。動的で展開の速い演出に注意を取られてしまったようで、感想としては台本を読んで感じた「主人公にとっての大切な体験」たる所以を、折角なら情感と共にゆったり味わいたかった。(欲を言えばの話だが・・ノンヒューマンな登場人物たちと超現実な現象が書き込まれてるので、舞台上の処理が難しいのは確か。脳ミソが追い付かなかっただけかも...)

シャイニングな女たち
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2025/12/07 (日) ~ 2025/12/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/14 (日) 13:00
蓬莱竜太の書き下ろしを興味深いキャストが演じる。とても面白い。65分(20分休み)72分。
女子大生だった主人公と周辺の人が、大学でのフットサル部のあれこれを回想するが…、という物語。舞台が金沢という微妙な感じが面白い。女子あるある、な話だが、蓬莱竜太は女性を描くのが巧いと思う。意図が擦れ違ったり、必要以上に厳しく当たったりという展開がスムーズに描かれる。舞台は少ない吉高由里子を始めとして、さとうほなみ・桜井日奈子・山口紗弥加らの女優陣に混じって、小劇場で間近に観ていた小野寺ずる・李そじん等や若手の羽瀬川なぎという7人の女優のキャスティングは、興味深い、と言うしかないなぁ。唯一の男性が名村辰というのも面白い。

クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2025/12/13 (土) ~ 2025/12/13 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ホールを埋める観客(1200席中1000人は入っている目算・・一階最後方空き、二階席サイドは封鎖)。中央辺りの関係者席の一列には長塚KAAT芸術監督も座っている。本プログラムは各会場で一回のみ上演(他二会場ある)。台湾のダンスグループ13名(ソロ、団舞、デュオ)、音、映像の融合パフォーマンス。没入体験。
坂本龍一が構想しその死後高谷史郎が作った何作目かのインスタレーション「TIME」が質的に近く思い出されるのは映像と音の存在感だろう。ただしTIMEの音源は坂本龍一氏によるそれで、今作は音と映像、その舞台上の設えが真鍋大度氏のアートの領分である。
深淵で静謐にさえ感じるが結構鳴ってる音、絶えず動き続ける捨象のタッチさえ細密な(意図的であり同時に偶発的な)白黒を基調とする映像、勅使川原氏流の「変転の連続性」を集団ムーブにも取り入れてしかもズレを起こす(ミニマルミュージック的な)身体芸術は、見ていて目を奪われ、やがてその「自然現象」性からか睡魔にも見舞われる(小生は被害を最小に留めたが前列右の青年は中盤から完全に持って行かれ終演の拍手で覚醒。が催眠性の高いパフォーマンスにしては寝落ち組は少なく見受けた)。しかし眼前の現象は「問い」の角度を鋭くして脳に刺激を送り続けて来る。
先般拝見したピーピング・トムは美術や仕掛け、描写される日常場面などに具象の成分比が高かったが、本作では舞踊本来の性質即ちノンバーバルな抽象度の高さにより観客それぞれがどう感じこれを持ち帰ったのか興味がある。もっともその感想を聞いてもピンと来ないだろうけれども(この感想がそうであるように)。

サイハテ
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
小劇場B1(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/16 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
自分好みの面白いSFだった
なんか 80年代にこんな感じの映画を
よく見たなーって記憶があります
イメージで言うと「赤ちゃんよ永遠に」とか
そんな感じかなーって
何か他にもあったな
太陽挟んで地球の公転軌道上に
もう一つの地球があってーみたいな映画が
それにも感じが似てるかな
分類するなら不条理 SF っていうトコか
とても とても静かな舞台でありました
白い円形舞台と黒の素舞台に
白いレース垂らしての白黒モノトーン配色も
印象に残りました

劇場版 ツインルームス
丸福ボンバーズ
APOCシアター(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/16 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
うたい文句に間違いなし
海の見えるホテル ラウンジを模した
舞台セットで奥の上の方に画像投影し
下の方で生演奏ステージを配し
中央にはチョット凝った形の
白いソファーを置いて
先生と呼ばれるホテルゲストに
ホテルマンさんが語る3つの物語
丁寧な作りに生演奏等が合い
素敵な舞台に仕上がっておりました