最新の観てきた!クチコミ一覧

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メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった
頭から離れない、ストロベリーマジック。メイツの面々。楽しい時間ありがとうございました。

プール

プール

夕暮れ社 弱男ユニット

京都芸術センター(京都府)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★

プール
クリーンセンターとその余熱を利用したプールを舞台にした話。舞台がいつもよりもかなり広くなり、話もその分大きくなったけれど、濃さを感じませんでした。プールで薄まった感じでしょうか。ストーリーが完全燃焼する前に、水で流されてしまいました。そんなに簡単に消える火では、ダイオキシンが静かに発生してしまいます。汗がジュワとする作品を期待していたので、私の好みとは違いました。

トロワグロ

トロワグロ

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/09 (火)公演終了

満足度★★★★★

モテるのは女だけにしとけよ
下北のスズナリで、城山羊の会さんの新作『トロワグロ』(90分休憩なし)2日目ソワレ観劇。城山羊の会は初参加、スズナリは10月のONEOR8さんの本公演以来です。紹介にもある通り、とあるパーティに参加した主賓の専務夫婦とデザイナの夫婦とその他参加者によるグロテスクなというよりエッジの効いた会話劇で、専務夫人(石橋)とデザイナ夫人(平岩)の女性の対決に火花散るところがとても楽しかったです。後半に、専務夫婦の息子(橋本)が途中参加するのですが、彼がなかなか曲者で、最後にエーという展開となり、トロワグロというタイトルに成る程と感心させられる舞台でした。

ノア版三人姉妹【ご来場ありがとうございました!】

ノア版三人姉妹【ご来場ありがとうございました!】

ノアノオモチャバコ

小劇場B1(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

人間なんて
今より幸せになりたい、本当に自分は生きているのだろうか…。哲学しよう!チェーホフ作品そのままに、心の交差、時代の交差、いろんなことが蠢きまたは止まる。それが現代にもつながっている。演劇って自由なんだと改めて感じました。

狂犬百景

狂犬百景

MU

Vacant(東京都)

2014/11/23 (日) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

ゾンビ映画のオマージュ
都心部のパニックをそのテーマに据えながら、直接そのパニックを表現するのではなく、周辺を描くことである種の距離感を保ったまま個々のストーリーを進めていく設定の上手さ。4連作の短編がそれぞれに起承転結を担う構成は観応えあり。ゾンビ映画のオマージュと愛情満載。

ネタバレBOX

『犬を拾いに』狂犬病蔓延のきっかけとなったストーリー。細かくダメな客を織り交ぜながら序曲を演出。青木友哉と大久保千晴が序盤に表情だけの演技を繰り広げていて観もの。森口美香のコミュ障振りも良かった。

『部長は荒野を目指す』第一話から半日程度経過後の世界。外部も内部も行き詰まった中で、人々の思いが交錯する。加藤隆浩のダメ振りが面白い。終盤の本東地勝との携帯電話でのやり取りが笑えた。井神沙恵の天然な感じも良かった。

『漫画の世界』狂犬病の存在が社会に受け入れられた世界。狂気の態で表現しているが、4人の示す行動は狂気なのだろうか。自らの狂気を語る彼らが意外に普通に観える。シニカルな狂気を観た感覚。沈ゆうこのコメディでもエンタメでもないアクトは色気があって良かった。

『賛美歌』一気に前の3話が収斂していくのかと思いきやそうでもない。細かいつながりを提示していくものの、そこまで伏線の回収がされる訳でもなく、ここでも一定の距離感を保つ描き方で押し切ってくるのは新鮮。この4話が一番人間の闇を観せられた気がする。
漏れて100年

漏れて100年

突劇金魚

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/02 (火)公演終了

満足度★★★

青鬼
100分。

ネタバレBOX

さち(山田まさゆき)…仙人に育てられる。その後独りで放浪し無限に逢う。
ゆめ(埜本幸良)…さちとともに仙人に育てられるが仙人の元から逃げようとし死亡。
仙人(サリngROCK)…人類最後の女性?
無限(緒方晋)…さちの伝染病を治し、人を探す旅を続ける。

人がほとんど死んだ世界。そこで生きる男の一生。
無限は子孫を残すために人を探しているが、さちには明確な理由がない。人が生きるのはなんのためってとこを暗澹と描いたような作品。
人とは違う青鬼?が子を産み繁殖する様も描き、人とそれ以外の生き物の差同じとこを見せ付けた格好なのかなと。原始的な話なのかと。

途中途中でもうちょい心惹かれるポイントがあると見やすくてよいと思った。
トロワグロ

トロワグロ

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/09 (火)公演終了

満足度★★★★

片腕
面白い。90分。

ネタバレBOX

はる子(平岩紙)…太郎の妻。皆から腕の美しさを誉められ、和美と対立する。
太郎(古屋隆太)…デザイナー。照男と関係を持つ。
和美(石橋けい)…専務の妻。田ノ浦をおちょくりはる子と対立する。太郎にモーションかける。おっぱい。
専務(岩谷健司)…はる子に言い寄ったり照男の同級と書斎でSEXしたり。
田ノ浦(師岡広明)…トヨタ勤務。はる子に一目ぼれするが、はる子からは童貞臭いと思われる。
雅人(岡部たかし)…太ってたけど胃を切除して痩せた。何回倒れても会場にい続けた凄い人。そして死んだ。
照男(橋本淳)…専務らの息子。大学生。はる子と合コン。父の恥部を明かす。

微妙な空気感を作るのがうまい。そして笑える。面白かった。

和美とはる子のピリピリした会話もいいし、専務のスケベっぷりもいいし、田ノ浦の童貞っぽさもいいし、キャラと会話の組み合わせ具合が素敵。ラスト、雅人が死んでいる反対で濃厚キスを交わす照男と太郎というシュールさもいい。
はる子が酒を飲んだ後の口元が最高に良かった。
가모메 カルメギ

가모메 カルメギ

東京デスロック

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

共作の理想的な在り方!
素晴らしい日韓共作の在り方。その良さが作品の質にも現れている。
またソン・ギウン、多田淳之介両氏の個の共作という意味でも絶妙の作品だった。
コラボレーションとか、〇〇合作、〇〇共作という作品は多々あれど、その試みの意義がこれほどまでに有効に機能している作品を私は他に見たことがない。

素晴らしかった。

ネタバレBOX

日本の背景をもった多田淳之介氏と東京デスロックの俳優陣。
韓国の背景をもったソン・ギウン氏と第12言語演劇スタジオの俳優陣。
それぞれの歴史が見事に舞台上で交錯する。

舞台は1930年代日本占領下の朝鮮。
そこで繰り広げられる人間模様をチェーホフの『かもめ』と重ねて描いている。

ソン・ギウン氏の完璧に構成された脚本を、多田淳之介氏が絶妙に異化していく。脚本が完璧なだけに、そのズレが極めて効果的に作用している。一歩間違えたら陳腐になりかねない演出なのだが、舞台を支配する緊張感がそれを絶妙の間に変えていた。
そして何より出色なのは、日本語と韓国語が入り乱れる構造。実際の当時の朝鮮の状況を舞台上で再構築させたものでもあるのだが、それが皇民化政策の結果でもあるため妙な現実感がありつつ、同時に舞台特有の異質感もあり、異様な時空間を作り出していた。そしてそれが現代への強い批評にもなっている。

基本的には韓国人役は韓国人が演じ、日本人役は日本人が演じている。ただし、一人だけ日本人女性が朝鮮人の少年を演じていて、この微妙なズラしも非常に効果的にその意味(問い)を開かれたものとしていた。

ラストシーンで、時代は現在までの経過を辿る。
そう、この問題は現在にまで続いているのだ。

日韓関係が悪くなっている昨今、このような共同制作の作品ができる意義は大きい。それも、やったことに意味があるというレベルではなく、作品の強度として共作の意義が十二分にある作品となっているということが本当に素晴らしい。

追記:
〇音楽が部分的に過剰に鳴り響く感じ(音割れギリギリの感じ)が妙に舞台の不穏さを強調していて良かった。
〇役者さんたちは皆個性的で演技力もあって素晴らしかった。中心の人たちが素晴らしいのは言うまでもないのだが、地味な役:イ・エギョン(オ・ミンジョンさん)といさ子(佐山和泉さん)の存在が妙に気になった。この2人の存在が、物語内の役割としても演技としても、作品に深みを与えていたような気がする。
ダンサー田中泯ただいま旅中『脱衣浮雲』

ダンサー田中泯ただいま旅中『脱衣浮雲』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2014/11/29 (土) ~ 2014/11/29 (土)公演終了

満足度★★★★

うつろう身体、影
私が観た席が後ろだったことも影響しているのかもしれないが、
スポットライトなどを使った光とそこにうつろう影がとても印象的だった。
身体の動き以上にその背後にある空間というものを強く感じた。

空間をうつろう身体、それ共ににうつろいゆく影。

不思議な観劇体験だった。うまく言葉にできない。

気がつけば、あした。

気がつけば、あした。

aibook

OFF OFFシアター(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/12/02 (火)公演終了

満足度★★★★★

素敵
素晴らしい会話劇。繊細で素敵な90分。明日も生きていこうと思えました。

「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」

「空想、甚だ濃いめのブルー」「赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み」

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★

【赤】技巧的な展開
いきなり連続リフレインから始まる演出。少しずつ小出しにされる新事実。欠けたピースを埋めていく技巧的な展開は観応えあり。ラストのドンデン返しは賛否両論ありそう。あの流れでのあの結末はちょっと好みから外れる。

ネタバレBOX

気になったキャストは、坂下役の工藤理穂。一途、と言うか固執とも思えるその愛情表現がとてもハマっていた。リフレインの回数も半端なく、演者としては大変な役柄を好演。
トーキョー・スラム・エンジェルス

トーキョー・スラム・エンジェルス

Théâtre des Annales

青山円形劇場(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

テキストが秀逸
テキストが秀逸。表裏一体呼応する2つのストーリー。貨幣経済と資本主義に対する鋭い洞察と理解を驚くほどシンプルに表現してみせる谷賢一という才能。全編通して彼の美意識が貫かれている。兎に角格好イイ。

ネタバレBOX

牛乳瓶のフタのストーリーは凄い完成度。与信とインフレを小学生の世界に再現し、もう少し余裕があれば、信用取引やレバレッジまでも盛り込もうとしていたというのに吃驚。デリバティブ取引まで観たかった。

一番の刺さりどころは仕事に対する考え方の表現。「堕落」しないのは「物差し」が在るから。オガタは「私には辞めないことに意味が在る」と言い、ヤマネは「続ける事が俺には戦いだ」と言う。これは泣いた。

力量の高い俳優陣の中で古河耕史、井上裕朗の一人二役の乖離の凄まじさが印象的。バックボーンが非常に近いのに何処かで進む道が分かれてしまった二人のコントラスト。一度拡がった格差は縮まらない。

そして一色洋平、稽古の段階から相当「可愛がられていた」様子が目に浮かぶ。心身共に制御能力の高い彼が制御しない演技を求められていたのか。相当に苦しんだのだろう。結果、明らかに今迄と違う。いい意味で。
別れても好きな人 2014

別れても好きな人 2014

劇団競泳水着

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/06 (木) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

満足度★★★★

王道感漂う恋愛モノ
最近の劇団競泳水着の不倫とかを扱った少しエグ味のある作品とは違うのがよく分かった。チョッと観ている方が照れてしまう様な王道感漂う恋愛モノを軸に、後のエグ味につながるような谷田部美咲のストーリーも好み。

ネタバレBOX

村上誠基が良かった。セリフの間で笑わせたり表情で笑わせたりするかと思えば、グッとシリアスに恋愛モノを演じることの出来る引出しの多さと器用さに感心。彼が出ている作品には大きなハズレがない印象。

出てくるの女優陣が皆綺麗なのだが、その中でも亀田梨紗が一番良かった。『Romantic Love?』でも見せた報われない一途な女がとてもよく似合う。女子高生、女子アナと20年を演じ分けつつ終始可愛げがあるというのが秀逸。

基本シリアスな中で、武子太郎の少しストーリーから少し離れている役柄でのコミカルな立ち回りに力量の高さを感じる。クロムモリブデンの劇団員は客演すると本当に技術の高さが際立つ。FRISKカシャカシャやってるのが笑えた。
新しい自分のつくりかた【ご来場誠にありがとうございました!】

新しい自分のつくりかた【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

新宿眼科画廊(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/12 (水)公演終了

満足度★★★★

オムニバス
短編3本のオムニバス。標題の『新しい自分のつくりかた』が秀逸であった。個別の感想はネタバレで。

ネタバレBOX

「憧れのサラ・ジェシカ・パーカー」崖っぷちな感じの女性のリアルな状況を描いているのだろうか?いかんせんシリアスにも笑いにも傾斜しきれず中途半端な感じが拭えない。もっと笑える作りの方が楽しめそうな印象。でも逆にそれがリアルなのかも。

「四万八千円の夜景」物凄く淡々とお話が進んでいく。地元の友達を演じた小泉萌が魅力的で良かった。終盤山藤桃子が「東京に『帰る』」という表現を自分で使っていることに戸惑うシーンが印象的。東京出身にはこの戸惑いの細かい機微が拾いきれないのが残念。

「新しい自分の作り方」時間軸の扱い方がとても上手い。冒頭とは実は前後逆だという事実をゆっくりと浸透させていく展開が良かった。ストーリー自体は鉄板だが、短編ではこれぐらい分かり易いのがいい。ただ、鎌倉知らないと情景が浮かびにくいのが勿体無い。
New Planet One

New Planet One

笛井事務所

明石スタジオ(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
星新一のショート・ショートのアクション・リーディング、懐かしさも相まって、大いに楽しめました。読んだのは30年以上も前だけど、結構覚えているのものですね。シリーズ化して欲しいです。

ブロードウェイミュージカル「Once ダブリンの街角で」

ブロードウェイミュージカル「Once ダブリンの街角で」

キョードー東京

EX THEATER ROPPONGI(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

アイリッシュバーの空気感を満喫
開演前と、幕間に、舞台上のアイリッシュバーが、本当に営業しているのが、心憎い演出。

セットがよくできていて、そのまま、芝居が始まるので、何となく臨場感を持続して、ステージの空気に溶け込めそうな雰囲気が素敵でした。

でも、残念ながら、開幕まで、「撮影禁止」の大きな看板を抱えて係のお姉さんが客席を縦横無尽に歩き回ったり、スーツの緊張しまくった若い男性係員が、SPさながらに、舞台の両サイドから、客席を監視していたり、舞台上のアイリッシュバーの客が、何気なく、セットの椅子に座ると、即座に、係員に注意勧告を受けたりと、出演者が作りたい和やかな空気を遮断してしまうかのような、制作サイドの過剰な気配りに、かなり違和感を感じてしまいました。
せっかく、舞台を解放するような粋な計らいをしているのに、任務遂行に忠実な日本側スタッフの仕事ぶりははっきり言って、空気読めない感満載でした。

舞台が、始まってからの、ステージ進行は、シンプルながら、アイルランドのバーを見事に再現したような、洒落た演出で、大いに楽しめました。

ただ、活気ある1幕に比べて、2幕の終盤は、普通のセリフ劇の趣きになり、楽曲が、バラード調であることも手伝って、やや眠くなる場面もありました。

ネタバレBOX

アイリッシュバーのカウンターの後ろに設えてある鏡が、そのバーの年代を感じさせる汚れ具合で、そこに映る主人公二人のギターやピアノの演奏姿が、実に生き生きと客席に見えるのが、大変効果的でした。

他の出演者も、全員が、楽器演奏も、演技も、ダンスも、歌も、何でもござれの、真のアーテイスト揃いで、日本のミュージカルシーンでは、なかなかお目に掛かれない光景に、本場の層の厚さを痛感しました。

つい先ほどまで、アイリッシュバーだった場所が、たちどころに、ダブリンの街の夜景になった時には、かなり舞台鑑賞が、日常的な私も、ちょっとビックリ。
スタッフの手際の良さに舌を巻きました。

お互いに、心では惹かれあう男女が、それぞれの相手の事情に配慮して、恋心を封印して、相手を気遣いながら、別れを選ぶラストシーンに、心がキュンとなりました。

是非、今度は映画の方も観てみようと思います。
怪盗先生、教壇に立つ。

怪盗先生、教壇に立つ。

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/12/03 (水)公演終了

満足度★★★★★

いい時間。
だるまさんの舞台はいつ見ても安心をしてみていられますね。今回の作品もあっという間の2時間でした。次回作も期待しています。ありがとうございました。

新選組ミュージカル~陽光~

新選組ミュージカル~陽光~

剣舞

南大塚ホール(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★

みてきた
かっこよかったです。
新選組の知識が私にあまりにもなくて反省してします。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

この魅力を!
この魅力をどう表現したら、観たことがない人が、観てみよう!と思ってくれるのか、自分の筆力のなさを呪う。

笑わせながらもチクチクと刺さる人間の私たちへの台詞。
終盤のピノキオの台詞には、さめざめと涙が流れた。

観てください。ぜひ一度観てください。

2回目反対側で観たら、野中みっちゃんのドヤ顔がツボでした(笑)

海のてっぺん

海のてっぺん

ワンツーワークス

吉祥寺シアター(東京都)

2014/11/20 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディとシリアスの両立は・・・。 
新築の2世帯住宅を軸にコメディとシリアスな両面を見せる舞台。
役者さんの演技力が高く、楽しめた。
公演中なので、以下ネタバレで。

ネタバレBOX

新築中の2世帯住宅。だが、結婚する妻はそれを知らない。また、同居の母親に再婚相手がいることは息子も知らない。当然、結婚する妻も。
コメディ作品として、この設定、登場人物達の会話、建築中の大工達との絡み方など大変面白かった。出来れば、このままコメディ作品として仕上げてくれたら、大変面白い作品が出来たのではないかと思う。
だが、本舞台はこれに妻となる女性の過去が重くのしかかる。震災、亡くなった女中さん達。この両立は非常に難しかったのではと思う。前者だけなら笑えていた言動も、後者の過去を知ってしまうと笑えなくなる。
最後は、過去との決別で前に進むような終わり方であったが、そう決心する部分も弱いような気がした。

役者さんに関しては、技量が高く楽しめた。特に夫役の町田さんが良かった。頼りないですが、応援したくなります。

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