最新の観てきた!クチコミ一覧

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衝突と分裂、あるいは融合

衝突と分裂、あるいは融合

時間堂

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★

進歩か
うがった見方であるが、いったいこれから世界ははどうなっていくのかを原発を通して問いかけている。
科学の暴走と人間の営みは制御していけるのだろうか、喜劇の体裁をとってはいるが決して笑って済ませる話ではない。
といってもそれほど重くなるような語りがけではなく、割とスーっと入ってくる、そんな芝居であった。

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

期待通り面白かった!
クエストの売りである、ダンスや立ち回りは今回も凄まじいです!そして素晴らしい!開始直後から、クルクルとファンタジーな語が展開していきますが、ダンスや殺陣に加えて、セリフ量もすごい!しかも難しい言葉が多い!
ドキドキ、ワクワク、時にポカーンとなりながらその世界にどっぷり入りこんでいると、待っているのはあまりに切なく悲しい真実・・・。ピノキオの、罪とは!?
クエストでここまで泣かされたのは初めてかも・・・。この結末を知って、次回観ると、同じシーンでも感じ方がだいぶ変わってくるだろうな。
四面リングの舞台はどの席も観やすく、方向が変わると見え方も変わってくるので、何回観ても楽しいです。
次は、王子様の変顔が見える角度で・・・(笑)

遺失物安置室の男/改

遺失物安置室の男/改

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2014/11/22 (土) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはりうまい
物を通して、社会を俯瞰しているように感じた。久しぶりの公演(2年くらい前か)だと思うが、今回もやはり楽しませてくれた。(楽しませるというより心の奥底にある襞にうたい掛けるという感じか)
この劇団が持っている独特な雰囲気には、なぜか引きこまれる。次回作にも期待をしよう。

新しい祝日

新しい祝日

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

キウメの【新しい祝日】を観劇。

久しぶりの新作。

深夜遅くひとりで会社勤めるしているサラリーマンが煙草にライターで火をつけようとするのだが、なかなかつかない。何度もライターでカチカチしているのだが、それでもつかない。
そしてそのサラリーマンがカチカチした瞬間に異次元に入り込んでしまい、そのサラリーマンの前に現れたピエロと共にもう一度自分の実人生をやり直すのである。

我々観客への生きるとは?についてのメッセージを含んだ作品だ。
何時も周りに同調してしまい、己を捨てて、社会を優先してしまう我々の人生は果てして良いのか?という事が大まかなテーマである。
自分の心の声であるピエロと偽りの自分とが常に一緒に人生を歩んでいくのだが、心の声のピエロは何時も正しい導きをしていくのだが、自分は自身への背信行為ばかり犯してしまい、遂にその事にすら気がつかなくなってしまう怖さを描いている。
何時もに比べると世界観が小ぶりだが、小ぶりな分だけ観客の心は鷲づかみにされたようだ。

お勧め。
汽水域

汽水域

てがみ座

シアタートラム(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/06 (土)公演終了

満足度★★★★

大回遊
スケールの大きなところはさすがでした。

ネタバレBOX

フィリピンの日系三世の青年が、ウナギの稚魚を獲っている最中に怪しげな日本人と知り合い、不法に日本へ渡り、泥水にまみれながら不法に暮らし、希望を失い入国管理局に出頭して帰国しようとするまでを、フィリピンの海辺の寒村と横浜の寿町を舞台にまるでウナギの回遊をなぞるかのように描いた話。

不法滞在者は所詮ブローカーの食い物にされてしまっただけでした。同じように、ウナギの稚魚が漁れる海辺を港湾にするのがフィリピンにとって本当に良いことなのか、結局はODA予算を当てにする日本の建築業者の食い物にされるだけのようです。

田舎は用地買収された上に家族は全員台風で死んでしまい、フィリピンに戻る青年は孤独です。

玉ちゃんは何だったのでしょうか。もう一回ぐらい出てきたら賑やかしとしての意味もあったのかもしれませんが、役者さんの出番を増やしただけのようでした。メリーさんですか。私はメリーさんに二回ぐらい出くわしたことがあり、びっくりした覚えがあります。
トロワグロ

トロワグロ

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/09 (火)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

城山羊の会の【トロワグロ】を観劇。

1年ぶりの新作。
これでかれこれ7本連続での観賞だ。

添島専務のホームパーティーでの顛末を描いたドラマ。
会社に出入りしている様々な業者たちは、建前上では倫理的に楽しく振舞っているのだが、その時だからこそ、女性に手を出そうとう輩は沢山いるのである。その中で異常に腕が綺麗な女性がいて、その彼女を巡って、男性たちとそれに嫉妬する女性のバトルが始まっていく。

何時も通りの微妙な空気感で描いていく手法は抜群だ。
特にのっけから男女の絶妙な距離感といやらしさ感がたまらなく、城山羊の会のファンとしては待ってました!という感じである。
そしてそこからの展開は何時も通りなのだが、今作は何時も通りの空気感のみしか描かれず、ややネタ切れ感を感じ取ってしまった。
作・演出の山内ケンジの良い所は、他人同士の距離感を適度に取りながら、ある瞬間に爆発していき、そこから先を観客に深読みさせる面白さが満載なのだが、今作に関しては、それが欠けていて、どうしたんだ?と言いたくなってしまった。ただただ空気感のみを誇大妄想的に描いていて、根幹の部分が欠けてしまったようだ。
前作、今作と共に不発感は否めないが、毎回新作を作っているのでしょうがないか?

初見の方にはお勧めだが、何度も観ているファンにはお勧めではない。
漏れて100年

漏れて100年

突劇金魚

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/02 (火)公演終了

満足度★★★

正直、あまり取っつきやすい劇ではありません。/約100分
思いっきり抽象的で作品につかまるための安定した取っ手がなく、かなり取っつきづらいお芝居。

笑い、恐怖、謎といった取っ手がしっかりと付いていれば、それらをよすがに鑑賞できるが、それらの取っ手は劇に身を固定するにはいずれも脆すぎた。

サリngROCK作・演出の芝居を観るのはOn7『痒み』に次いで2度目だったが、ちっぽけな人間の営為を対象から遠い場所からまるで観察記録でもつけるように淡々と描く作風は2作品に共通。

ただ、前半に日常劇の要素があり、全体に笑いも多めな『痒み』のほうが、本作『漏れて100年』よりもずっと取っつきはいい。

一方、本作は神話さながらにスケールがでかく、描かれる世界は我々の暮らす日常から大きくかけ離れていて、“大きな世界の中のちっぽけな人間”を描いてはいながらも、どうにも取りつく島がない。

ゆえに私も“対象から遠い場所から”眺めるように劇を観ざるを得ず、引き込まれるまでには至らなかった。

ただ、劇中に登場する不思議な生物や植物が面白く、また、とても好きなギャグが2つほどあったので、★は3つ。

ネタバレBOX

「さち」という名の少年が“終末以後”を思わせる荒涼とした世界で「仙人」と呼ばれる老婆や「無限」と呼ばれるオッサンら数少ない人間たちと関わりながら100年を生きる話。

半径3メートルの世界のことで頭の中がいっぱいな私ゆえ、これだけ柄の大きい話には正直ついていきづらかった。

ただ、スケールのデッカイ話は人間というものの卑小さを否でも応でも意識させ、“人間なんて宇宙から見りゃゴミみたいなもんなんだからどう生きたっていいんだ”と勇気づけてくれるようなところがあって、少しばかり力をもらったのも事実。

そういう効能がこの劇には確かにある。
『由々しきララバイ』『哀しきランデヴー』

『由々しきララバイ』『哀しきランデヴー』

ワルモノ見参

APOCシアター(東京都)

2014/11/26 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足満足
両作品観て始めて繋がりがあることが分かった作品。主役の役者の表情、演技に引き込まれる、いい作品だった(^o^)/DVD化にならないのが残念(ToT)

ミラージュ・イン・スチームパンク

ミラージュ・イン・スチームパンク

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

かっこいい〜☆
毎回クエストさんの作品はかっこいいと思う!ダンスも殺陣はもちろんだけど、今回の衣装はめちゃめちゃかっこいい!そしてお話が面白いのに切なくてキュンとします。また観たいです♫

【Dance in Asia 台北・凱旋公演!】ILLUSION〜記憶喪失で鈍痛中のテンプル〜

【Dance in Asia 台北・凱旋公演!】ILLUSION〜記憶喪失で鈍痛中のテンプル〜

リクウズルーム

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★

意味のあるナンセンス
東京と台北、演劇とダンスのコラボレーションを安易な所に落ち着かせず、敢えてそのまま舞台に乗せたような取り留めの無さが新鮮でした。

東京の役者3人と台北のダンサー3人がある場所に連れて来られ、コミュニケーションを取ろうとしても上手く行かず、外にも出られない状況を描いていました。昨年のアジア舞台芸術祭のテーマだった「米」を引き継いだ内容で、異文化コミュニケーションの難しさが支離滅裂な展開の中に表現されていました。日本語、中国語、英語、字幕が錯綜してカオスになっていく様子が圧巻でした。
『ゴドーを待ちながら』や『ハムレット』の引用があったり、駄洒落的に宮城聡さん、平田オリザさん、青年団、早稲田大学の名前を持ち出したりして、表層的には悪ふざけに見える中に国際文化交流や舞台芸術に対しての批評性が見え隠れするのがスリリングでした。

宙吊りシーンのワイヤー装着の為に舞台下手にブースが設けられていたり、ラストに客席に向かってテープ発射装置を用いたりと、敢えて一発芸的なことにお金を掛けているのが楽しかったです。

PIECE

PIECE

さくらさくらカンパニー

フジハラビル(アートギャラリーフジハラ)(大阪府)

2014/11/29 (土) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★

宝塚調の良くできたお話
出演者が女性の方ばかりの、歌やダンスを交えたミュージカル。
宝塚調の劇団さん。
良くできた内容で、面白かったです。

私は嫁の影響で良く宝塚に連れて行かれるので、楽しかったですが、宝塚が苦手な人など、好みは別れると思います。

追伸、歌やダンスでもう少し安定感がでれば、更に良くなると思います。

【Dance in Asia 台北・凱旋公演!】ILLUSION〜記憶喪失で鈍痛中のテンプル〜

【Dance in Asia 台北・凱旋公演!】ILLUSION〜記憶喪失で鈍痛中のテンプル〜

リクウズルーム

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
独特の雰囲気があり、よかった。笑いもあって、強いメッセ-ジも感じられた。

春のズボンと秋のブラシ

春のズボンと秋のブラシ

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★

よかった
なかなかおもしろかった。演技が自然だった。

ネタバレBOX

照明の落ちた舞台、雰囲気ありました。
春のズボンと秋のブラシ

春のズボンと秋のブラシ

TANGRAM

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

秀逸な舞台
地方の、民家と殆ど変らないような不思議な宿を舞台に、宿に集まった人々の日常生活を荘子の“胡蝶之夢”を重層低音のように響かせつつ、各々の人生をそれに重ね、輻輳させて掬い取った見事なシナリオで、死と生の重い話になりがちな所、停電場面を丹念に描き、ランタンや懐中電灯を用いて舞台進行をさせることで、恰も、誰しもの思い出にある修学旅行の悪戯気分を引きずり出し、不思議に明るい印象に変える魔術的手法が功を奏している。
 舞台美術も実に手の込んだ見事なものであり、音響、照明も気が利いている。無論、役者陣の演技も皆素晴らしい出来である。未だ上演中なので詳細は述べないが、ランタンなどの灯りに浮き上がる世界は幽明・閑寂、冥府的である。無論、これは、現とも夢とも知れぬ世界と繋がるのである。この辺りの連関も見事だ。

E-650(イーロッピャクゴジュウ)

E-650(イーロッピャクゴジュウ)

SNATCH

サンモールスタジオ(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★

浅い
踊りは上手いのだが、シナリオが平板で、演技も溜めの必要性を意識したり、間によるドラマツルギー構築ができるレベルにない役者が殆どである。年齢的に若いということもあるだとうが、演技に関しては、これからかなりの修練が必要である。また、シナリオライターは、少し哲学書位は読んだ方が良い。ハンナ・アーレント辺りが、入り易く20世紀の知の集大成としても、また皮相な現代への痛烈な批判者としての彼女の仕事の意義からしても良いかも知れぬ。無論、フーコーやラカン、デリダ等から入っても、ハイデガーやサルトルから入っても、スピノザ、ニーチェ、カントなどから入っても或いはウィトゲンシュタインから入っても良い。これらの哲学者を合わせ読んでも、プラトンやソクラテスらギリシャ哲学を学んでも良い。世界の捉え方が、現在の余りに平板なそれとは異なってくることだろう。先ずは、しっかり生きることを。
 今作で気に入った科白は「屑でも守りたいものはある」の一言。このレベルの科白が最低10程度は欲しい。

トロワグロ

トロワグロ

城山羊の会

ザ・スズナリ(東京都)

2014/11/29 (土) ~ 2014/12/09 (火)公演終了

満足度★★

最後まで居心地の悪さを拭いきれないまま鑑賞/約95分
城山羊の会との初手合いとなった本作は、これといった主張もテーマも特に無さげな、会話主体のちょっぴり毒っぽいコメディ。

このテの芝居は大好きなはずなのに、本作とは馬が合わず、全体に漂う小洒落た感じ、ソツのない脚本・演出、そして劇団とお客さんとが形作る内輪的なノリに反発を感じてしまいすんなりと劇世界に入っていけず、最後まで居心地の悪さを拭いきれないまま鑑賞。

なかんずく、内輪ノリ。
どうやら大半のお客さんは固定客で劇団のシンパと化しているらしく、作者が笑って欲しそうなところであたかもリハーサルでもしたかのように声を揃えて笑う。
これが私には気持ち悪くてならなかった。

なお、「ソツがない」のは中盤過ぎまでで、終盤の30分ほどはソツだらけ。というか、はっきり言って蛇足。
“上演時間60分”では格好がつかないからと水増ししたのがバレバレ。
それまでは会話の運びもきめ細やかだったのに、1時間を過ぎた頃からいきなり大味になって、無理やり話を引き伸ばしたのだとはっきり判る。

かくかくしかじかで尻すぼみな印象は否めなかった。

ネタバレBOX

某社の専務宅で開かれたホームパーティのバックヤードを描いた会話劇。

パーティ会場にあてられた大広間からその脇のロビーに家主夫妻、専務の部下とその奥さん、等々が三三五五集まってきて雑談を交わすうち、専務と部下の細君同士がくだらないないことから口論をおっ始め、これを契機に様々な小騒動がロビーで繰り広げられる。

奥さん同士の口論のくだりは異様にウケていたが、可笑しみよりも毒っ気のほうがより強く感じられて、私はほとんど笑えなかった。

そもそも、舞台となるのがアッパークラスの家庭というのが気に入らない。小金持ちが暇にあかして引き起こす空騒ぎを描こうというその姿勢がなんだか80年代的、バブル期的で、格差社会化により貧困層も増えつつある今と言う時代がまるで反映されていない。

作者は「普通に生活することを普通に描けないものだろうか、と思い立ち」本作を作ったそうだが、家主一家が送っている生活は明らかに“普通以上”であり、これを「普通」と呼べてしまう、世間との感覚のズレにもげんなりさせられる。

しかも、アッパークラスのノリというのがなかなかリアルに表現されていて、上流とは無縁な私はますます不快になってしまった。

…と、ここまで、ほぼ否定的なことしか書いていないが、じつはとても気に入ったシーンが一つあって、それは専務の部下の奥さんがソウルミュージックに合わせて活き活きと踊る場面。
その振り切れた踊りっぷりと身ごなしのなまめかしさ、そして動きのバリエーションの豊かさに魅せられた。

新しい祝日

新しい祝日

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ハマると妙に癖になる話。
話の掴み所がよくわからず、冒頭からしばらくは頭上に盛大な「?」が浮かび上がるも、「?」の先端から見えてきた、集団と個人の関わりが現実社会と無縁とは思えない摩訶不思議な世界、というか。
これまでの世界観とは違う、話がギュッと詰まったような舞台だった。
最初のセリフ運びがハイバイみたいだなとも思ったが。
いつも通り、舞台の小道具や衣装もシンプルで綺麗。
あの動きは新しい体操として授業に導入すべきw
約100分。

サラリー・バッド・ウェディング

サラリー・バッド・ウェディング

U.T.企画

上野ストアハウス(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

作演のプレジデント・シバジュンの手腕が開花した作品
プレデントとして働くシバジュンはアラフィフにして進化したいた。

まったく、かっちょいい限りだ。

おそらく、世界の大半は働く人でできている中、演劇に関わる多くの人は「普通の会社や、働く世界」に不参加で、今回のような業務上困った業況でもなんとかしていくお話はなかなかつくれないとおもう。

そういった意味で、UT企画の話は演劇や演技が好きな人ではなくて「普通に生活している人」向きの物語だ。

また、異なる背景をもった出演者が参加することで、リズムに変化で生まれていた。

いままでは知り合いがでているから見に行っていた側面があるけど、これからUT企画は働くみんなに進められる劇団になるとおもう。





E-650(イーロッピャクゴジュウ)

E-650(イーロッピャクゴジュウ)

SNATCH

サンモールスタジオ(東京都)

2014/11/27 (木) ~ 2014/12/01 (月)公演終了

満足度★★★★

自由過ぎる
私の勝手なイメージなんですが、シアター711やシアターミラクル、もしくはOFF OFFシアターなんかで掛かるおバカなコメディといった仕上がり。
サンモールスタジオでこんなんやるんかァといった具合のしょうもない癖の強い楽しい舞台。
ダンスにもキレがあるし、即興性の高い笑いがとにかくおかしい。
美女の陰で、上山丸さんが個人的にはツボ!!この人のお笑いポテンシャルは相当高い!


【ご来場ありがとうございました!】シシャのウタ2014

【ご来場ありがとうございました!】シシャのウタ2014

劇団CHAN’T

pit北/区域(東京都)

2014/11/28 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★

とても濃い90分
会場に入ったら神様が居られました。1階、2階に分かれた舞台、役者全員が常に舞台に居るお芝居は初めて。再再演とのことですが、私はシシャのウタ初観劇です。歓喜のツアー、その行く先は?答えは有るかもしれないし、無いかもしれない。様々な物語の縮図を垣間見た「私」は少なくとも揺るがない強い意思を身に付けた。私も身に付けたい。とても濃い90分、楽しませて頂きました!今頃は打ち上げで成人式の美味しいお酒を飲んでいる頃でしょうか、20周年おめでとうございます!また素敵な舞台を期待しています。

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