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劇王 天下統一大会2015

劇王 天下統一大会2015

劇王 天下統一大会2015運営委員会

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aブロック予選
どの作品も高水準で楽しい作品ばかり。
Aブロック予選しか観てませんが、もうこれが決勝戦でいいんじゃないかな!?
決勝進出出来なかった他団体のクオリティ高し!!
ゲスト審査員の講評もいい時間でした。

土に寝ころぶ女たち【公演終わりました!ご来場、ご声援ありがとうございました!】

土に寝ころぶ女たち【公演終わりました!ご来場、ご声援ありがとうございました!】

タテヨコ企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/02/25 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

農業そのまま人間も自然!
利害関係がないと何でも話せる気のおけない友人ができるのですね!
飾らない正直な善人ばかりで、まじめすぎたのでは・・・・。
何かもっと醜いものがあってもよかったかも。
舞台は床のまわりを肥料が混ぜた土で雰囲気醸し出すセットで農業の”匂い”を感じました。
役者陣の自然な会話は素晴らしかったです。

ネタバレBOX

週末農業をするグループ”みのり”(茨城県の美野里町のことだろうか?)に通う人々の話。
舞台はその人たちが集まる寺。
いろいろな問題を抱えた人たちの個人的なところまで入り込む会話劇。
牛乳地獄exact.其の壱「本の虫」

牛乳地獄exact.其の壱「本の虫」

牛乳地獄

G/Pit(愛知県)

2015/02/19 (木) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり牛乳地獄さんは集団力
 本を読むということに、こんな表現の仕方があるのかと感心しました。演出家の頭の中って、こんななんかなって印象。
 主演・佐野さんもむっちゃ忙しく、八面六臂の大活躍でしたね。各種アクトも爽快でした。OPアクトで主体の役者さんの周りでサポートする役者さんたちがやる特殊効果がとても好きです。落ちていく佐野さんのスカート?エプロン?をバタバタさせるやつとか。
 桐原工務店さんのまさしく身を削るお話ももちろん良いですが、それを舞台上で現実にする牛乳地獄・役者陣の集団力も相変わらず見事です。踊るように転換していく舞台、好きだな~。

モナコ公国 モンテカルロ・バレエ団「LAC~白鳥の湖~」

モナコ公国 モンテカルロ・バレエ団「LAC~白鳥の湖~」

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★

うーん・・・
物語的にも、音楽的にも、「白鳥の湖」である必然性が感じられず。
(エックやノイマイヤー、マシューボーンが白鳥やってるから自分も!くらいのノリ?)
演出的にも「バレエにしては比較的“新しい”ことにチャレンジしてる、のかなあ・・・」程度で。
振付は面白かった部分も多し。
ただまあ、なんつーか、あれなのよね、チャイコフスキーの音楽が持ってるドラマ性と、振付の様式が持ってるドラマ性が、それぞれ全然噛みあってない印象があったっていうかなんていうか。

とりあえず、会場である東京文化会館の空間とは全然合ってない作品だったのは確実。
やっぱりっていうかなんというか、東京文化会館のあの空間でコンテ作品、しかも録音テープ音楽のコンテ作品って時点でちょっといろいろと「死んじゃう」モノってあると思うのよね、いろいろと。(いい加減、NBSは海外のコンテを東京文化会館のハコでやるのはやめてほしい)

各ダンサーのレベルは相当に高いものの、ステージと客席の遠さもあってか「芝居」がなかなか届いてこないのも、結構やきもき。
いろんなことが等価で置かれすぎてて、どこを見てればいいのか判らないところも、チャイコフスキーの音楽でそれってのはあまりあっているとは思えず。
録音テープ公演であることも手伝ってか、「あたかもダンサーが音楽をその場で生み出してる」ような感覚が希薄すぎて。

あと振付のためにチャイコフスキーの音楽を随分と大胆に切り貼りしてるんだけど、「そこ入れ替える必要性あった?」ってな部分も多い。
録音された音楽自体も、演奏が軽すぎるような。
音楽的な「タメ」があまりにも少なかったのは何だったんだろう?ダンサーがタイミングをミスらないため、とかだったり?でもダンサーがちゃんと音楽を掴んでるようにも見えなかったり。

後厄

後厄

喧喧囂囂

ナビロフト(愛知県)

2015/02/21 (土) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★★★

短編オムニバス形式の競作は楽しみ多し
短編オムニバス形式は良いな。作演競作なので尚更バラエティーに富んで、多様な楽しみを与えてくれました。ただ、縛りとなっている「お題」の活用がいずれも表面的なのが気掛かり。かといって、それに拘るとバラエティ感を損ないそうだし、難しいところ? 楽しむという点で作品としては草野作品がツボ。役者としては真臼さんの好演が光りました。
■長谷川作品■ なんかしみじみ。派手な事件も展開もない分、役者の演技力を前面に生かす脚本なだと感じました。そうそう、初回公演 初っ端の特別効果音「石焼き芋~~~~」にはかなり混乱しましたが、あれ逆手にとったアドリブできたらすごいなと妄想してました。
■草野作品■ ボケ・ツッコミの嵐でノリは一番良く、すんなり楽しめた。キャスティングがすごいよな~。真臼さんの怪演が凄い!
■吉田作品■ 何なんだろうね、あれは(笑) クスリと笑ってしまうけど、あまり近寄りたくない世界σ(^_^;) そして背後に暗躍するアレが怖い・・・
■宮谷作品■ ちょっと特殊な役どころのキャラがあって、面白い。すごく話を拡げられそうなアイディアだと思う。ちょっと作り込みきれていない感はあったけど。
■真臼作品■ なんか違和感を引き摺りつつ観ていたが、最後に「あ~~~」と膝を打ち納得。オチを踏まえて最初から見返したい作品ですね。

パブリックイメージリミテッド

パブリックイメージリミテッド

公益財団法人愛知県文化振興事業団

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2015/02/13 (金) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

悩ましい・・・
変わったもの観た感はすごくある。解釈むずかしい作品だわ~。
とりあえず、最後に印象に残るのは「コーンポタージュ」(笑) 各所で田内さんの絡みが良いアクセントになっていた印象です。
演出には色々見所がありました。

ネタバレBOX

 本当は2人の、しかも全くリンクしない「語り」なのに、多人数で入れ替わり立ち代り語るので、不特定多数のツイートのタイムラインを観ているよう。ネットを見て今時の世相を感じるような既視感に浸れる・・・。それから受ける印象は面白いし、演出や演技は工夫に溢れていて良かった。
 ただ、脚本として作家が意図しているものが伝わるのかは非常に微妙。観劇後、いろいろ探るに、込められた想いがたくさんあるようなのだが、感じにくいというか、敢えて避けているようにも見えるし、そのくせネタばらししちゃうような語りが入ったりして、興ざめに誘う・・・意図が読みにくい・・・ある意味、それも作家の手の上で踊らされているかもしれないとは思う。
 
静寂の扉

静寂の扉

643ノゲッツー

OFF OFFシアター(東京都)

2015/02/24 (火) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度★★★★

結構好きです。
ドタバタ感も有ったけど結果オーオライですね。扉の音はもう少しミステリアス展開があるのかなと期待しましたが・・・。

静寂の扉

静寂の扉

643ノゲッツー

OFF OFFシアター(東京都)

2015/02/24 (火) ~ 2015/03/02 (月)公演終了

満足度★★★

掴みとテンポの変化が弱い・・・
この劇団、“観る人によっては勿論、作品によっても評価が割れる”ので、
拝見させていただいたのですが、

本作に関しては、イマイチかな・・・。

序盤の“掴み”が弱い感じがしたのと、全体的にテンポの変化が弱い感じで、
ちょいちょい居眠りをしてしまった~(汗;)。

次回作に期待します。

ネタバレBOX

部屋の真ん中にスクーター、壁の上方とその下に自転車が・・・
なんか、“??ショップ”みたいなセット

場転にて、「なるほどね~」と、合点がいった。
くさらくご第4回

くさらくご第4回

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

良かったです。
落語が大好きです。知っている話ばかりでしたが、楽しめました。

遥かなる ミドルガルズ

遥かなる ミドルガルズ

朝倉薫プロデュース公演

シアターブラッツ(東京都)

2015/02/24 (火) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

ミユージカルだけど・・・
コーラスでは気にならなかったけど、ソロの歌の音程が合ってないような気がしました。(ほとんどの人が)聴きずらかった。

土葬ツアー

土葬ツアー

ピンク地底人

壱坪シアタースワン(京都府)

2015/02/28 (土) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

土葬ツアー
どぎつい内容をさらりと、そこがとても面白かったです。でも後で考えると怖かったり気持ち悪かったり。小さな劇場で少人数、約1時間の芝居。個人的に今求めている芝居でした。おすすめ。

渦中の人

渦中の人

セロリの会 

「劇」小劇場(東京都)

2015/02/25 (水) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

もう一幕 欲しかったような
登場人物 が 皆 人間臭い というか なんとなく以前から知ってるような親近感を感じる。その中でも 渦中の人 と ああ、このひとを中心に据えたのか と 後から合点がいき なるほどこの劇団さんらしいとも思った

ストーリーも かなり作り込んだ舞台も 楽しめたし 途中途中にある小競り合い或いは内輪もめみたいなのも面白かった。のに 後半、長さを意識してしまった。

最後、その「渦中のひと」が 一歩踏み出す 大切なシーンがありますよね。あれは いろんな捉え方があるだろうけど。

あのあとに 渦中の彼が どう現実と向き合うのか に 興味ある


登場人物は みんな好き。

ただ、2時間近い長さで 悪い言葉を使えば観客を拘束しておいて
あの猛ダッシュのようなラストは ないだろう。ぷんぷん。

もう一幕、やはり足りませんでしたよ。


私は そう思います。

へんしん(仮)

へんしん(仮)

ENBUゼミナール

シアター風姿花伝(東京都)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

素敵な童話
北川陽子さんの世界、イイですね!

役者さんたちも、キャラが立っていてとてもイイ。これからが楽しみです。

素敵な童話でした。

ネタバレBOX

“伊藤知咲”さんの、先生には笑った~。

ちょっとエッチな内容の台詞も、ヤラシくなくサラッと笑いをとるのはスゴイ!
學園使徒ノクト

學園使徒ノクト

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/02/15 (日) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

本当に新生(大幅レベルUP)
投稿忘れてました。
最終日のマチネ、スピード感も世界観も変わらないまま
色々レベルUPしてました、まさに新生と言っていい素敵な舞台。
物語りは解り易いけど、月宮・美星という2人の現人神の
苦悩と魅力が良かったです、演じた2人が当然良かったからでしょう。
絶版になるのも知らなくて、DVD買い漏れたですけど
今後の展開に凄い期待です。

エグ女

エグ女

f.tプロデュース

千本桜ホール(東京都)

2015/02/25 (水) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

大和撫子という言葉はどこへ
実話ベースということだが、「本当に女性は恐い」という印象である。その昔「エロ・グロ・ナンセンス」という言葉があったが、本公演は「エロ・エグ・ナンセンス」が合う内容であった。もっとも短編8連作の演出は各パート毎にまとまりがあり、楽しく観られる。
因みに、エグいとは? 語感からイメージできるが、辞書によれば、抉る(鋭く指摘する)、えげつない(やり方、言い方がむき出しでいやらしい、情が薄い)のどれにも当てはまるようなタイトル…センスが良い。

ネタバレBOX

脚本はパートを設定し、学生時代、姉妹、劇団の先輩後輩という人間関係から、SEX観、性癖、彼氏の取合い、浮気という身の下話、そして親友面して…。こわい話ばかりである。全体の関係は、緩く繋がっており、脚本・演出とも秀逸である。
演技は体を張って迫力があった。本当に平手打ち(多少指は曲げている。本当の平手だったら頬に手形の痕が残る)の応酬、取っ組み合いで髪の毛が乱れる、口に含んだ液体を相手の顔に吹きかけるなど、臨場感が凄かった。本当に仲の悪い行為が見て取れる演技は観応えがあった。初日の観劇であったが、楽日まできれいな女優の顔が腫れ上がるのでは、と心配になった。
特に、厭な女を演じた川崎真美さんの演技はリアルで、アイドルから完全に脱皮したように見受けられた。

今後の公演にも期待しております。
「恋と蛍光灯とヤング」

「恋と蛍光灯とヤング」

ハイブリットハイジ座

STスポット(神奈川県)

2015/02/27 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

久し振りのハイジ座♡
恋と蛍光灯とヤングをどうあてはめようか、考えるのが楽しいです。まっしろな気持ちでハイジ座を観ることができて、ただただ嬉しい時間でありました(*^^*)

ネタバレBOX

:広井龍太郎氏はやはり、かなり素敵でした。唯一普通の役なのに、オチもないのに1番コワイのかもと何故か思わされてしまいました。
独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

あの時確かに「劇場」中を掌握する力を感じました
(観劇二回目感想すいません)
先に最前列でR-18ステージを観てしまった為、
今回の二度観、ど真ん中席普通ステージでは
どういう感想を抱くのだろう?と自分でも思っていました。


パンフレット含めて読み込んだ上での二度観という事で、
各演者の所作/台詞に隠された伏線を眺めつつ、
いつの間にかやはり物語の世界に引き込まれていました。

「知っている」からこそ分かる、
単なるやりとりでないその「重さ」を受け止めながら。。。


まず、PMC野郎のお芝居は軽めの笑わせる展開と思わせておいて、
(観直すと気づく)かなり意味深な伏線張りまくってるんですよね。

1度「ラスト」を観たからこそ分かる、復讐劇でありながら
基本「おちゃめ」と言っていいほど気のいい連中の明るいお芝居の中に
物語を根底から覆してしまうほどの展開への
「伏線」が程よい割合で差し込まれているという。


そして、PMC野郎の更にすごい所は、物語の起伏どんな場面でも
そこまでのストーリー設定を上手く活かした笑いの小ネタを差し込んで
「大爆笑」を取ってしまう、という事。

※ 「笑いネタ」の取り扱いにおいては、
  自分の中では劇団「PMC野郎」が一番かも知れません。


観劇していて「楽しみ」「悲しみ」「憤り」など色々な感情を
舞台上から受け取って、観客も同様に感じているからこそ、
いきなり、それもちゃんと物語と繋がった笑いの小ネタが差し込まれる事に、
思わず劇場中が「大爆笑」させられてしまう
(えっ!あの人そんな事になってたの!的な)、
観客の「心のスキマ」を突かれるような見事な笑わせ方が出来ているなあ、と。




昔、同じ劇場で全く別の舞台公演を観た際、
舞台最前列からわずか3席程度後ろになっただけで、
舞台上で演じている役者の感情と熱が「全く伝わってこない」という事がありました。

本劇場の構成、
・ 前半分は平台(=前の人の頭で舞台が見えにくい)、
・ 後ろ半分は段差式(=遠いので演者の表情は分からないが舞台自体は見える)、
について、
その時は「本劇場自体が広さと構成の関係もあり、役者の熱を伝えにくい」
と考えていました。


しかし、今回ブルースレッドフィールド(渡辺徹)と「アイツ」の熱場面、
劇場のど真ん中席の自分にはその表情までは観えませんでしたが、

はっきりいって「胸ぐらをつかまれるぐらい」に、気持ちを持って行かれました。
※ もしかしたら初回最前列観劇時の(2人の表情の)
  記憶が残っているのかも知れませんが、

「アイツ」はすごかった、そしてそれを受け止める
ブルースレッドフィールドもまた熱かった。


感情伝播の話をすると、役者さんが演技に「熱」(感情)をのせたとして、
観客にその感情が伝わる(伝播、共感する)距離は、

・ 役者の熱量
・ 役者の演技の上手さ
・ 物語の良さ(場面の盛り上がり具体)
などが関わってくると思います。


ある舞台では、最前列/目の前で号泣する演者を観ながら、
まったく涙腺が緩まない事もありました。


しかし、本劇の「あの場面」はすごかったと思います。

劇場ど真ん中の自分は「アイツ」とブルースレッドフィールドの
言葉のやりとりから目(耳)を離せず、目は涙に潤んでいました。

そして、お互いの気持ち、語っている心情とその状況が痛いほど
リアルに心に浮かびました。

※ 勘違いでなければ、あの瞬間、劇場中が
  舞台上の2人の芝居(感情)に支配されていたと思います。


二度観てなお、これだけの求心力を持っている、
「独りぼっちのブルースレッドフィールド」、
間違いなく名作認定ものですね(´;ω;`)

ネタバレBOX

ヌータウ(加藤慎吾さん)に惚れたわ。

これまでの舞台でもその役どころと上手さは感じていましたが、
ヌータウはがっちり自分の心を掴んでしまいました。

ブルースレッドフィールドの(偽りの)復讐劇の中、
ブルースと食事を取る度に
「トマト入ってるぞ」
「人参くれ」
とこの(偽りの)復讐劇を何年も何年も続けて来た中で
(奇しくも)育まれてしまった”友情”、
だからこそこのやり取りが重い(´;ω;`)


そして、(最後と定めた)ビル・バセットの殺害計画の中で
「この復讐が終わったらどうするか?」について、
ブルースは「自分が信じていた家族の敵討(かたきうち)の後」として、
ヌータウは「(ブルースを騙して)ブルースの血縁全てを殺すという復讐の後」として、
それぞれの想いを持って語り合いますが、
そこにも”友情”、そしてヌータウに生まれた葛藤が・・・


(何も知らない)ブルースの友情に対して、
(騙している)ヌータウもついほだされ始めてしまう・・・


本当の最後の血縁エリナを殺さず、消えたヌータウとアナ、
そして「真実」を知ってヌータウとアナを追うブルース。。。


今回2度目の観劇ですが、今回の全役者さんの
熱量はとてもとても高かったと思います。

※ 特に渡辺徹さんが「ヌーーーーーータウ!!!!」と叫ぶ辺りから


10年の時を経て、ヌータウとアナの元に現れたブルース。
ヌータウの言葉を聴いてなお、
ブルースは「自分自身にその家族を殺させた」
ヌータウを殺そうと思っていたのでしょうか。

あの時、ヌータウの家族達が出てきた事で

実際には無かった出来事である、
「自分が自分の家族をギャングから守ろうとして守れなかった」、
あの場面を思い浮かべたのでしょうか、

そして暗転とともに一発の銃声。


記憶を捨てたブルース。


西部開拓時代、インディアン達を殺して
土地を奪うことを生業(なりわい)としながらも
「正しい人になりたかった」というブルースのその心情、

そして犯してしまった多くの罪、

そして罪に対するヌータウの仕返し、

(これも他の感想者さんが言っていた事でしたが)
誰もが正しいとは言えない、

そんな時代の中で、ただ1つヌータウとブルースの間に
生まれた友情だけが最後の真実だったのでしょうか。


(1回目の観劇では印象に残りませんでしたが)
ブルースの最後の言葉
「悪くない、悪くない」、

そして娘にイヤリングを渡して抱き合う姿が、
ブルースの夢を最後の最後に果たしたのだなあ、と
これまた涙が止まりませんでした。
※ 完全に感情伝播の距離を超越してます。胸ぐら掴まれてます。


自分でも何書いてるんだか分からなくなってしまいましたが、
とにかく「すごい物語」「すごいお芝居」でした。


PS.舞台セットの使い方も上手かったです。
  回転舞台が素早い場面転換の他、真の復讐の旅である10年のその道程の激しさを表す様(さま)など。
  そして、映像なのか幕なのか背景に描き出された過去のブルースの行いと
  自分が葬った家族達の場面など。
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

二度観て幸せ( ´ー`)
(観劇二回目感想すいません)
今回二度観で伏線その他を回収しながら落ち着いて再度観る事が出来たからか、
3体の人形を始めとした舞台上の色彩の美しさと
演者さんパフォーマーさん達がつくり上げる場面場面の
表現力の多彩さを強く感じました。

作品の始まりから終わりまでのイメージとしては、
(3D以前の)ゲーム「ファイナルファンタジー」的なイメージでしょうか。


初回観劇時、笹塚ファクトリーと比べて「迫り来る感じ」がなかった為、
「飛び出す演出」の効果が弱いかと感じましたが、
今回観なおしてみると、BIG TREE THEATERでは「迫り来る」よりも
舞台上でパワーマイム表現について「表現し尽くした」という感を受けました。

※ 今後笹塚ファクトリーさん以外での公演中心になっていくとしたら、
  「飛び出す演出」「ビジュアルイマジネーション演出」も
  この方向に行くのかな、と。


(いつもやっている事かも知れませんが)
他の方も言っているカプセル兵団のオハコである
場面転換/カット割りの早さと上手さ
(いいタイミングでいいシーンに切り替える)について、
今回物語の状況に合わせ「ギュルルル」系と
「暗転」系とを上手く使い分けていたのが
物語の流れに非常にマッチしていてよかったです。


本劇についてはちょっと1度目では悪い方に目が行き過ぎてしまったのか、

? 1度目では劇場中に配置された本劇世界を象徴する人形その他についても、
  雨の中慌てて入場、という焦りもあり
  ちゃんと目を通す心の余裕がありませんでした。

物語の良さだけを評価してしまい、実際目の前で演じられている
「ビジュアルイメージ」などに関しても
ちゃんと「心の目」で観る事が出来ていなかったようです。

二度観したおかげで、いつもとはまた違ったカプセル兵団の表現、
「神秘性の高い」舞台、を感じる事が出来ました。


そういう意味では「伏線回収の為の二度観」だけでなく、
「落ち着いて細部まで観直す」為の
複数回観劇というのも今後はありなのかな、
と考えて行きたいです。

ネタバレBOX

【笑いネタがことごとく本物語の空気を壊していたかと】
今回は、悲しいかな「ジャンプネタ」「キン肉マンネタ」頼りになりすぎたのが、
本劇自体の評価に悪影響を与えているかと思います。

※ いつもならもっと上手い割合で仕込んでくるのになあ、と…

本劇は物語の「神秘性」の高さやビジュアルイメージなどを
重視した表現だけで十分☆5つの評価が与えられるものだったと思います。


逆に、物語にまったく関係しない「ジャンプネタ」「キン肉マンネタ」を
仕込めば仕込むほど、一部(ネタの)マニアを除いては
物語の世界から(心が)遠ざかってしまうという・・・

今回は笑いネタ自体を抑えめにするか、
せめて物語に関係するネタ7割、
「ジャンプネタ」「キン肉マンネタ」3割、
程度におさえて欲しかったなあ( ´ー`)


物語とまったくつながりのない一発笑いネタって、
ツボにハマれば面白いですが、
失敗するとせっかく物語の空気感に浸っていた
観客を素に戻してしまうんですよね、逆に。

※ これはゲスト様の安易な利用も同様です。


「笑い」の方向性をどうするか、が
カプセル兵団「動」の演劇の今後の課題かと思います。

「静」の会話劇は今のままで十分面白いと思いますので。
南へ

南へ

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★

Bチームを観劇。暇人演劇として見応え薄。/約110分
 Aチームを観劇後、何日か置いてBチームを観劇。
 分かりづらく感じた作品への理解が初見時よりも深まったのは、観劇が二度目だったことに加え、ある女を富田真喜さんが演じたことも要因だろう。
 主要人物の一人であるその若い女を、声が通ってセリフの立つ富田さんが演じたことにより、その女を含む日本人の船客たちがなぜ母国を離れて南島へ向かうのか、その理由が初見時よりもよりよく呑み込めた。

 ただ、理解はいくらか深まっても、本作が面白いかと問われたならば、答えは否。
 多くの時間が割かれている詩談義は実を結ばないまま終わってしまうし、詩を語る連中をはじめとする“暇人を描いた劇”としても見応えに乏しい。
 退屈な船旅をやり過ごすため色んな人物がバカなことを始めるのだが、バカバカしさが極まっていないため、コミカルなのに笑えない気持ち悪い時間がたびたび発生するのだ。

 砂漠監視隊シリーズという、宮沢章夫が手掛けた暇人演劇の大傑作を知る身としては、同じ暇人を描きながらあのシリーズほどには笑えない本作に物足りなさを感じた。

ネタバレBOX

 私が笑いを誘われたのは、多賀麻美さん演じる密航者の女の子が踊り出すシーンのみ。
 あの踊りには役者の持つ天真爛漫な人となりが役を超えて滲み出ていて、微笑ましい気持ちで眺めているうち、気がつけば声を出して笑っていた。

 逆に、ササキが炭酸飲料を一気飲みするシーンは、笑いを欲しているのが明白なのにまるで笑えず。
 本作の作・演出家は日常を細やか且つリアルに描く作風で知られているが、なぜギャグはこうも大味なのか?
 ササキに扮した役者は飲料を“延々”飲み続けて笑いを取りにいくが、子供しか笑わないようなこの手の力業ギャグが、この作・演出家の作品には少なくない。
『忠臣蔵・OL編』ではあるOLが社食のラーメンに“延々”香辛料をかけ続けて笑いを取ろうとし、『暗愚小傳』では一同が“延々”笛を吹き続けてウケを狙う。

 共通しているのは“一つことを長々続けて笑いを取ろう”という安直な意図。
 今後の作品にはもっとひねりの効いたギャグを期待。
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

面白いけど面白くない
スピーディな場面展開や役者の動き、なかなか見応えがあってよかった。創り出す世界観も素晴らしい。ただ、アニメネタ(マニアック過ぎる)で笑わすのは、ちょっと理解できない。というかズルい。もっと普遍的な笑いにすべき。

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