「だいなし」/「本日昔噺」 公演情報 劇団ウミダ「「だいなし」/「本日昔噺」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    好みが分かれるかも…本日昔噺
    旗揚げで2作品を同時上演するという、無謀と思える企画だ。しかし、少なくとも自分が観た「本日昔噺」は、著作権無視、人権を考慮したのか、というようなパロディのオンパレードであった。しかし、面白さはあった。ただ、その描こうとした内容は「新年の勢い付けに是非!」という威勢のよい謳い文句に隠れてしまった。旗揚げということから、少しは印象に残る公演にしなくても良かったのか、という疑問を持ち、一方、そう思わせることが目的であったのであれば成功かもしれない。

    日程の都合で、「だいなし」が観られなかったのは残念であった。

    ネタバレBOX

    時代、場所も架空の設定であろう。前田前次郎=前田慶次(傾奇者)、マリー・インタアネット=マリーアントワネット、理研の小○方さん、映画「桐島、部活やめってよ」の桐島など、実在、架空人物から、国、時代背景など、まとめて俎上にして、古今東西の人間の欲望に対する貪欲さを描いた、と思われるが…。誰もが自由に解釈できるような設定(もしくは無設定)だから、観客がそれなりに楽しめたのなら、それで良しの世界であろう。ここが観客の好み、感性によって分かれるところだろう。

    まぁ、当日パンフにある「劇団ウミダの次回! 次回はあるのか?! 次もやるのか?!」という一種自嘲気味な文字が気になる。

    ぜひ、次回公演も期待している。

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    2015/01/12 13:44

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