最新の観てきた!クチコミ一覧

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レンアイドッグス

レンアイドッグス

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aチーム初日!
ラブコメディときいて、ドタバタするのかと思っていたら
江戸川さんらしいワクワクする展開を楽しませてもらいました♪
主演の
高橋明日香さんはもちろん、水原さん、荒木さんなどよく拝見する女優さん方も適役♪
Bチームも期待してしまう初日でした!

APOFES 2015

APOFES 2015

APOCシアター

APOCシアター(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

魅力を再発見できます
今回は大森茉莉子さん、土田香織さんのお二人を拝見。今まで役柄上、拝見したことがない表情や身体能力に感激してしまいます。大森さんは、破天荒な芸者の恋物語で、粗雑な娘から一転して一途な表情に最後はホロリ。土田さんは激しく踊り、走り、喋りまくり、池亀さんの世界を一人で爆走してました。色んな方のが見たくなる企画ですね。(今年はまだブログ1本も書いてない…、詳細感想は先になります。)

空白の色はなにいろか?

空白の色はなにいろか?

鳥公園

STスポット(神奈川県)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

空白の色はなにいろか?(横浜版)
京都版よりも空気とにおいの密度が濃くなりました。横浜版の方が好みです。考える間もなく身体が支配されてしまうので、それに抵抗する60分でした。疲れましたがとても好きです。

ネタバレBOX

京都版との大きな違いは、構造物の下部をてつおさんの部屋としたことと、問答のあたりが暗闇になったことでした。
熱海殺人事件

熱海殺人事件

Gフォース

Gフォース アトリエ(東京都)

2015/01/18 (日) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

初つか作品。
つかこうへい氏の作品を初めて観劇。

「何だか小難しそう。」そう思って観に行くことの無かった「つか作品」だったが、この作品を観て考えが変わった。

四人の出演者なのに、圧倒的な熱量。膨大な台詞量に紡がれた人間模様が一つに繋がった時の爽快感。

何事も食わず嫌いはいけないと思った。

多少のセリフの噛みはあったがそれを差し引いても、おもしろい舞台だった。

冷たい雨の中、観に行ったかいがあった。

【無事終幕!】 12縁起短篇集 【連日満員御礼!】

【無事終幕!】 12縁起短篇集 【連日満員御礼!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/28 (水)公演終了

満足度★★★★

いい人も悪い人も
生きてる人も死んでる人も、業が深いです。

死んでも笑っていたいな。
ーあ、感想になってないかも?

FUN

FUN

Instant garden (インスタント・ガーデン)

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★

うーーーーん
コメディーと言うので期待をしてみたのだが、クスッくらいしか笑えなかった。
残念なのが、台詞をよく噛む、他の演者さんの台詞にかぶせてしまう、等々。
学生より下手かもと演技。
劇団の仲が良いのは見て取れたのだが、もう少し練習をしてから公演すべきなのでは。
色々と批判を書きましたが、練習すれば面白くなりそうな劇団なので次に期待しています。

全公演完売!「RUN」

全公演完売!「RUN」

劇団お座敷コブラ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/01/22 (木) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★

うー
一言で言うと、薄っぺらいなぁという感じ。登場人物が多過ぎて、そのぶん主要人物の掘り下げが足りていない印象を受けた。

あと、ギャグをたくさん盛り込んでくるのは構わないが、その質は上げてほしい。
笑えないギャグの連発はこっちの温度が一気に下がってしまう。特に終盤の大事な局面でギャグねじこんで大スベリは勘弁。。。

でもオープニングダンスは抜群にカッコよかった。

ネタバレBOX

殺人トリックが陳腐すぎて、推理モノとしての要素はガッカリレベルだと思う。トリックに不確定要素が多過ぎて、100回やって都合よく成功するのは何回だろうと疑問符。
in Ophelia ~Interview of Her~

in Ophelia ~Interview of Her~

未熟者、

シアター711(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

トンガリ
 ミレーによるオフェーリアの絵に触発された作品であるが、無論、それをなぞった訳ではない。会場で配られたリーフレットに入っている絵ハガキの絵も、ミレーのものとは異なる。然し、インスパイアされていることは確かである。
 いろんな意味とんがっているのだが、若いうちはとんがでっているくらいが良い。若いうちにとんがらなきゃ、何時とんがるんだ!

ネタバレBOX

 
 物語も、注意深く聞いている必要がある。居酒屋と思しき場所で3人の若い女性のガールズトークが為されるが、その場所は、舞台奥に占められ、観客席に近い側の上手、下手其々に3人の知り合いが登場して、その来歴を語ってゆく、という構造である。更に、時折、舞台奥のスクリーンに映し出される映像によっても、補足的情報が流されるという作りだ。
 其々の語りは、殆ど意味の無いガールズトークの空白を埋めるように、知り合いの発言が、空白の核(即ち事件の本質)の周縁を埋めてゆき、最後の最後で核部分が示唆される作りになっている為、観客は、霧の中を好奇心や探究心の炎だけで彷徨うことになる。仕掛けも結末もちょっと変わっていて中々に楽しめる。
空飛ぶ帽子

空飛ぶ帽子

妖精大図鑑

Geki地下Liberty(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

妖精たちの居る場所
 「追川君と風」「トニーと牛乳2」「宇宙人の穴」「ハコをハコぶことになった事の運び」「さちかあそび そのさん」「芽生えて枯れて」6つの小品から成るオムニバス。淡く儚く悪戯好きの妖精たちと、魅入られた少年を若い感性で創作した感じがグー。

ネタバレBOX


 縦糸に少年から妖精が奪った帽子、横糸に其々の小品が絡む構成で、原因と結果が、第一話と第六話で明確に対応し、その他のエピソードは、因果関係にエピソードを添え、話を膨らませる関係にある。
 天井から垂れさがるオブジェは、樹木の根のようであるが、其処に広がっているのは土壌ではなく空洞である。この空洞は妖精たちの棲家でもあるようだ。因みに妖精は4人。少年は1人。
 六話では、少年が取り返そうとした帽子の代わりに、少女たちがセーラー服の胸につける赤いスカーフを持ちさることで、妖精たちが次々に倒れ、滅んでゆくシーンで終わるのだが、少年の成長で妖精の世界が滅んでゆくことを暗示していよう。
Father with No Name  続 夕陽の父子たち

Father with No Name 続 夕陽の父子たち

ピストンズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★

ミキミキミキミキミキテツヤ
って,大昔,ボキャブラに何回か出てた人だよね。そっか~,相変わらずキーボード抱えてて,今は役者やってんだ~。さて,芝居の方だが,まぁ,造りはわかるし,伝えたいんだろうと思うこともわからんでもない。でも,間っていうか,テンポっていうか,悪いよね。2時間10分かけるようなものじゃない。20分は縮められると思うし,その方がメリハリつくんじゃないかなぁ。申し訳ないけど,最後の方は飽きてきちゃいました。内容を凝縮して振り返ってみると,面白いんじゃないのと思える分だけ残念でした。

大人の銀河鉄道の夜

大人の銀河鉄道の夜

お茶の間ゴブリン

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

おとなの
素直に笑えました。テンポがよくとても見やすかったです。効果的な照明と、タイミングのよい音響に心地よさをかんじます。
キャラクターが元のキャラクターより人間臭く、それでいて壊さず。
安心して物語に入っていけるスムーズさ。
息ぴったりの主人公には感動です。
いろいろな、おとなの・・・・がちりばめられてて、納得。
今回は、ゲストキャストが1名のシンプルな回だったようなので、別の回もぜひ見に行きたいと思います。

雪のくれた時間

雪のくれた時間

メガバックスコレクション

キーノートシアター(東京都)

2015/01/17 (土) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

A
大きな事件やどんでん返しはないけれど、繊細な演出が活きている。静かな優しい時の流れる空間が、素敵な作品でした。今回も、美術が良かったです。小さなサービスエリアらしい、飲食コーナーやお土産売り場に、小物達にも拘り、メガバさんならではの、空間作りがとても良かった。

ネタバレBOX

吹雪の為通行止めとなり、行き場を失った人々が集まったサービスエリア。数時間で大きく変わった訳ではないが、かすかでも何かを掴み、未来を信じられる、優しい時を過ごせました。


トラックの運転手・たつ(山上広志さん)良かった。入り口を開けっ放しにする、大ざっぱで自己中的な感だったが、時が経つにつれ、いざとなったら行動する、男らしい感への変化の見せ方も、とても良かった。最後には、入り口をしっかり閉めたりと。

杉山夫妻(滝一也さん・大里冬子さん)の、長年連れ添った感が、とても素晴らしかったです。
病を患い、憂いを抱えた妻が、久し振りに夫と過ごして、笑顔も増え、何て事ない普通の時間の大切さを噛みしめる。どんより曇った空に、一筋の光が見えるような、心境の変化の見せ方が、絶妙でした。
夫婦間の目配せ、見つめ微笑みあう姿が、とても素敵でした。
滝さんファンの私としては、嫉妬するやら、羨ましいやら(?)(笑(^-^)g")
やぶのなか

やぶのなか

メイシアタープロデュース

吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)

2015/01/23 (金) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★★

やぶのなか
モノローグバージョンを観ました。頭の中がごちゃごちゃになって、言い様のない不安を感じる作品。何が現実なのか、すべて現実なのか、わからなくなりました。
演出上セリフが聞き取りづらい所があったので、これから見る方は、原作を読んでから行った方がいいかもしれません。
あと、舞台のセットが変わった造りになっていて作品にもぴったりで、すごかったです。

自己オマージュ=シャウクロス

自己オマージュ=シャウクロス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/22 (木)公演終了

満足度★★★★

『あることよりあるべきを見ろ』観劇
こちらの川添美和さんの方が可愛かったです。

ネタバレBOX

占領コーディネーターが存在する占領慣れした南の島の処世訓と言った不思議な話かと思っていたら日本兵の妄想で、占領コーディネーターが勧める占領軍の本分、戦争することと住民を虐待することを真に受けていた日本兵が死体を損傷させた罪で戦犯に問われ、ちょっとした軍規の緩みから馴染みの売春婦を戦場に連れて行ったことから慰安婦問題で世界中から批判に晒されることになるといった話。

劣化したのかと思ったもう一本と違って占領コーディネーター役の川添美和さんは娘らしく可愛かったです。ホッとしました。今回の二本のうちどちらか一本観るとしたら断然こちらですね。

今回は両方とも、ベトナム戦争に従軍した後帰国後に残虐な大量殺人事件を犯したアーサー・シャウクロスをモチーフにしたものでしたが、こちらは残虐面に注目した作品でした。

こちらの不思議な世界観に最初嬉しくなりましたが、どちらにも国益を最優先させるための秘密警察のような組織が登場したりすると、結局はどちらも同じように思えてきて、無理に二本観ることもないような気もしました。

二本立て営業にも疑問を感じました。
自己オマージュ=シャウクロス

自己オマージュ=シャウクロス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/22 (木)公演終了

満足度★★★★

『あしきからこそより純粋を知れ』観劇
起承転結がはっきりしているように感じました。

ネタバレBOX

南洋の島で精神を病み、終戦後多くの売春婦を殺したものの、島で日系米国人のアナーキストを殺したのを日本人と思い込んでいたと証言することで罪一等減じられた男の話。

今回の2作品は両方とも、ベトナム戦争に従軍した後帰国後に残虐な大量殺人事件を犯したアーサー・シャウクロスをモチーフにしたものでした。

狂気に満ちた人間やその集団にとっては狂気が日常です。その特殊な日常を普通に描くのがハイジャックの特徴で、普通の人からすると異常な光景を目の当たりにして理解に苦しみ、理解に苦しむのが快感になるというのが特徴だと思うのですが、本作品は大量殺人という狂気を扱ってはいるものの、殺人者になった男の背景が説明されていて、起承転結がはっきりしているような、こちら側の普通の人の立場で描いているような気がしました。

最初に出てきた女性はおばさんっぽくて川添美和とはなかなか思えませんでした。劣化したかなと心配になりました。
こわれゆく部屋

こわれゆく部屋

水素74%

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★

カツ丼
面白い。85分。

ネタバレBOX

秋子(兵藤公美)…看護師。秋子の母代わり。同居の彼氏・高橋から人のつらさに鈍いと批判される。
高橋(柳沢茂樹)…看護師。秋子の彼氏で同僚。元浪人生。風俗で色々発散する。
麻里(富田真喜)…秋子の妹。16の頃家出。ホストなヒロと付き合っている。秋子のことは嫌い。
ヒロ(工藤洋崇)…ホスト。母子家庭で育ち、家族のありがたみを切々と説く。
三浦(木下崇祥)…看護師。患者に移入してしまうと思い悩む。水が飲めない。

住居に困った麻里とヒロが秋子の家に居候しに戻ってくるが、秋子は高橋と同居していた…。

2年前くらいの公演と比べて、キャラが随分真っ当になってきたなと。キャラが真っ当な分、会話に別なパンチが欲しいかなと。ちょくちょく面白いんだけど、全体的に圧倒される感覚がほしいというか。
85分飽きなかったけど、もう一声なんかほしかったなと思った。
D・ミリガンの客

D・ミリガンの客

OIL AGE OSAKA

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

2015年観劇初め
フライヤーのデザイン、出演役者から、コメディとは書いてありますが、重たいサスペンスと激しい銃撃戦シーン等があるのかと思いきや、開始10分で観客を笑わせており、これはきっと楽しい舞台になる。と確信致しました。

裏町の安いホテルのロビーで繰り広げられる会話劇。

個性豊かなキャラクターたち、しかし会話のテンポも良く、話も解りやすかったです。
予備知識のいらない面白さ、安心して観れました。

ネタバレBOX

作中でジャンバルジャンピッツァを連呼していましたが、最後にもう一度名前が出てきたので、最後に名前を出すことを見越してジャンバルジャンピッツァという耳に残りやすい名前にしたのかな、なんて思います。

この作品は、出演者ひとりひとりにスポットがあたる箇所がありますが、オーナーには当たらないまま物語が終わるのかと思いましたが…まさかオーナーが仕組んだ事だったとは!
オーナーが口から鍵を出したのも、質屋に当時の赤ん坊が鍵を飲み込んだことを思い出させるための伏線のように思えました。

ミリガン、リサ、ジャンバルジャンピッツァのオヤジ、ボブ
見えない人物に見事に命が吹き込まれていました。
名前がある人物は舞台に登場せず、名前のない人物が話を進めるという…何だか不思議な感じです。

カレーのキャラクターは、ミリガンの客達のせかせかした感じとは対照的で良かったです。
ただ、カレーのボクシングシーンはちょっと長い気がしましたが、必死さは伝わりました
死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

座・高円寺1(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

”投げかけ”をしてくれる作品
 「イスラム国」の事件の期限の日、観劇を迷ったけど、観てよかったです。

<戦争>も<死刑>も、そして<テロ>勿論<犯罪>も、人が人を亡き者にするという行為に変わりがない。
『戦争は英雄で、犯罪は死刑囚』この矛盾する構図は<法>という制度を作った人間の共同体がもたらした価値観の破たんである。

ともすると<死刑反対を訴える作品>と取られるようだが、私はそうは思わなかった。

「死刑執行人」の苦しみを<権力者>と称される人間は味わった上で<人殺し>の決断を下しているのか?
<国益>という名のもとに、命令を下しているだけではないのか。

様様な憤りと不信を喚起される作品でした。

多くの人々に観て・感じて欲しい作品でした。

ネタバレBOX

オスプレイの効果音が、この作品の主題を象徴しているのだなと感じました。
非常に明確で且つ巧い手法だと思いました。

演者のまっすぐさも好感が持てました。

セットのシンプルながら効果的な空間設計にも感心しました。
(緞帳替わりの文字に劇中スポットのハレが漏れるのが気になりましたが)

パン屋が絞首台につく象徴的な展開はシュールで良いですね。

「生きる」という事も逆説的に説いている事が作品の深みになっていますね。
朝劇 下北沢「リブ・リブ・リブ」

朝劇 下北沢「リブ・リブ・リブ」

朝劇

VIZZ (ヴィズ) (東京都世田谷区北沢2-23-12 Mビル1F)(東京都)

2014/05/25 (日) ~ 2015/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

2度目でも、Happy
2公演目。
この空気感が素敵。
何度でも楽しくて、Happyになる公演。

この距離感で、お芝居を観れるのは貴重。
役者さんたちの想いも身近に感じられる。

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

死刑執行人 〜山田浅右衛門とサンソン〜

世の中と演劇するオフィスプロジェクトM

座・高円寺1(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

今のこと
当日パンフレットに目を通すと今のことが主眼だということが分かりましたが、ちょっとネタバレに近い踏み込み過ぎだと思いました。

ネタバレBOX

死刑を執行する東西、過去現在の人たちを描きながら、彼らの苦悩などを通して死刑廃止を訴える話。

昔が世襲だったというのは分かりますが、今も他人にやらせるのは忍びないという理由で刑務官が自分の子に刑務官への就職を勧めるというのが印象的でした。また、若い刑務官が先輩刑務官の娘と結婚していましたが、もしそうなら今も世襲が行われているのと同じじゃないか、そんなに狭い特殊な世界なのかと驚きました。本当にそういう傾向が強いのか、パーセントなどが気になりました。

死刑廃止には賛成ですが、刑務官の苦痛を通して論ずるのは少し強引ではないかと思いました。

それにしても、死刑囚が執行時に暴れて刑務員が怪我をすることがあるなどとは思ってもみませんでした。てっきり飲み屋で喧嘩して怪我したのだとばかり思っていたのでショックでした。でも考えてみれば死を目前にしたら暴れるのも当然ですね。バタンコがばたんとなった後、ロープの揺れが長く続くのも目に焼き付きました。

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