最新の観てきた!クチコミ一覧

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手のひらに、春

手のひらに、春

ツイノ棲ミ家

新宿眼科画廊(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/03/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

昨日拝見しました。お気に入りの会場でしたが、名前通り画廊として使っていて良いですね。素敵な台詞がちりばめられていて、心が優しくなるそんないいお芝居でした。優しい時間を過ごせました。ありがとうございます。

ソングマン ~翔べ!三ツ矢高校・男子コーラス部~

ソングマン ~翔べ!三ツ矢高校・男子コーラス部~

トム・プロジェクト

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2023/03/21 (火) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

似たようなストーリ,どこかで観たことあるんじゃねぇと思うような青春群像劇ではありますが,わかりやすく,のっけから物語に入り込め,なによりもキャストが役にハマっており,楽しく観劇できました。多田さんは流石というべきでしょう。良い観劇時間でした。

少女仮面

少女仮面

糸あやつり人形「一糸座」

赤坂RED/THEATER(東京都)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

コロナで長らく据え置かれた公演の一つ。天野天街演出による糸あやつり人形劇「少女仮面」とまみえた。バタバタの日々の中、観劇日が訪れたので体だけ運び、座席に身を沈める。
赤坂REDの後方席はやはり遠く、しかも糸操りの人形は舞台床に近い場所で動くので視界から外れる事も多い。そして台詞の応酬はBGMとなり、眠りに落ちる。
ただ・・問題は観劇上の条件というより、何かが足りない。決定的に足りない。あ、そう言えば、と気づけば天野天街演出と言えば「これ」というあのシリトリ台詞や、照明・音・映像等を駆使したドラスティックな転換、そして何と言っても場面の執拗なリフレインが、無い。。
これにハッと気づいた時は逆に衝撃。「え~~」と心の中で声を上げたが、冒頭近くで一人で台詞を何度か繰り返すくだりが一度あったきり、最後まで天野演出のミラクルな瞬間は訪れなかった。

糸あやつり人形の魅力に最初に圧倒された「高丘親王航海記」と、同じ演出の天野氏のものとは思われず残念感は拭えなかったが、一つには、少女仮面のテキスト自体の長さ(刈り取りの難しさ)がリフレインの余地を許さなかった、そしてコロナを意識した時間上の制約、など推測する。かつて観た「高丘・・」はテキストにしても短かく、先々で異形の生物に出会う直線的なストーリー、幻想譚で、人形のみの人形劇。
一糸座が得意とする?人間の俳優と人形のコラボは演目を選び、両方のギャップを埋める演出的工夫が不可欠。「少女仮面」では主役の春日野と少女を人形(一糸座の親子)が演じ、喫茶店マスター、甘粕など重要な脇を丸山厚人、大久保鷹らが演じた。だが役者というより文化財的な意味合いを帯びる大久保氏の存在感や、役者として回せる手練れの丸山氏を排し、あの特徴的で懐かしいフランスの歌(題名忘れた)を流しても、催して来ない(数年前の梁山泊公演で李麗仙が登場したが、どうにかあの歌が本領を発揮できる条件に到達できていた)。それを安易に使ってしまってる感もある。汗みどろで情念の炎を吐き出す生身の演技が上げる熱量こそアングラに必須なもの。
「人形を遣う」必然性、利点をどこに見出すかは、中々難しい問いだが、そこに戻ってしまった。

ネタバレBOX

一糸座は2004年に結城座から独立したとの事で、思ったよりずっと最近の事。
演劇界的には、複数の作り手が切磋琢磨し合うというのは歓ばしい状況だ。
一糸座はエログロな演目を得意としそうであるが、「泣いた赤鬼」という作品をやった事もある。
2014年の初演(予定)は急遽上演中止となり、払戻しとなったが、通し稽古を見せるという形での上演があり、座高円寺に観に出かけた記憶がある。
このとき私は勝手に、これは完璧主義の天野氏(てのも勝手な想像)が「客に見せられない」と(自分の要求の難しさを棚に上げて)有料公演を諦めたのだな、と思い込んでいたので、「何が足りなかったのだろう」と疑問に思いながら最後まで面白く観た。
実際は、上演許可が間に合わなかったのが理由だったようだ。(しかもそれは事務手続上の不備というより、台本の完成版が本番近くなり、高齢であった著作権者の方には短期間に解読してもらえなかったという事らしい。天野氏の例の楽譜のような台本を送ったのでは、お年寄りでなくとも「読めない」と答えるだろう。その後この演目はリベンジ公演と再演をやっている。)
人間の俳優との競演が一糸座の特色らしいが、人間が人形に仕える様式の舞台に、人間が混じる「必然性」を、もっとストイックに追求した作品を見てみたい(偉そうな要求だが、そう思う)。
オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

劇団★ポラリス

THEATRE1010(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/03/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

オペラというよりは音楽劇かな。歌、演奏、浪曲とエンターテイメントとしては盛りだくさんで見ごたえありでした。
田中角栄がどのように苦労して政治家になったかをクローズアップしていたようでもっと裁判の話も見たかったなぁ。
ただ浪曲や演説内容を後ろのスクリーンに文字で出すとかしてくれたほうがわかりやすかったと思う。

ネタバレBOX

周りのマダム達に和太鼓の筋肉で大盛り上がりでしたよ。あれ位鍛えないとあの音は出せないのですね。
あげとーふ

あげとーふ

無名劇団

無名劇団アトリエ(大阪府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度

原作は十数年前に高校演劇の全国大会で準優勝した作品だそうで、僕は初見でした。台本のエモさ、そして出演者による熱量高めの上演は、アトリエ公演特有のコンパクトな空間と相まって、客席へ届きやすい環境だったと思います。高校演劇のルール(上演時間60分以内)に則った原作なので、内容や展開が圧縮状態にあり、青春群像劇の細部や人物相関の背景なども知りたくなりました。ただ、(これは僕の嗜好の領域ですが…)せっかくのアトリエ公演、しかも地元の方々が多く来場して下さる客席ですから、その地域をモチーフにした作品を観てみたい感情にかられました。そういう創作もされていると聞き、その想いが更に強くなりました。

松竹亭一門会Ⅱ 春の祭典スペシャル

松竹亭一門会Ⅱ 春の祭典スペシャル

afterimage

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「ダンスカンパニーによる落語会」。この発想そのものにチャレンジャースピリットを感じますし、実際の上演からも、その気概を感じ取ることができました。落語へのリスペクト、上演する上での創意工夫、演者それぞれの独自性を加える心意気、等々も理解できます。ただし、個人的にはもっともっとダンス側からのアプローチが見たかった。せっかくのチャレンジですし、より混在となった「ダンスカンパニーによる落語」に期待していました。その意味で、僕が好きだったのはズブロッカさんの『蒟蒻問答』。冒頭でコンテンポラリーダンスの用語解説をした後、本編の『蒟蒻問答』に入り、最後はしっかりダンスで締める。オチもスッとキレイにまとめられ、「振付家による一席」という印象でした。逆に、僕の中で少々ガッカリしたのは、ごみ箱さんが「すし組/そば組」の双方で同じ噺をかけられていたこと。これは、正直あまり嬉しくない。気合の込められた熱演でしたし、この噺でトリを務めようとする責任感がひしひしと感じられるからこそ、同じ噺をかけたことにやや違和感が残りました。

歌うシャイロック

歌うシャイロック

松竹

サンシャイン劇場(東京都)

2023/03/16 (木) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

こてこての関西弁版「ベニスの商人」。少々騒々しいが、笑いが絶えず、喜怒哀楽が誇張されて面白い。アントーニオ(渡部豪太)がシャイロック(岸谷五朗)から借金した顛末、シャイロックの娘ジェシカ(中村ゆり)と、どもりのロレンゾー(和田正人)の駆け落ちの顛末、ポーシャの結婚の行方という3つの筋が、互いに絡みながら、重層的な芝居をつくりあげる。そのなかで、シャイロックとジェシカの父娘の絆がクローズアップされ、感動的なエンディングへつながっていく。

ロレンゾーの和田正人の弱気な青年から、傲慢で横柄な人物への変貌、さらに卑屈な使用人になり、ジェシカを追い出した自責の念に苦しむにいたるまでの幅の広い演技は特筆ものだった。マギーも七変化で大活躍。とくにモロッコ大公の繰り返しの「うほっほ」ぶりと、おにぎりがネズミの穴に落ちていく顛末を語る一人コントは笑わせられた。女中頭役の福井晶一の助走もなかなか良かった。
前半80分休憩20分後半115分 計3時間35分

ネタバレBOX

一番の見せ場は、やはりあの法廷場面。「肉はとっても、血を言ってきでも流してはいかん」というポーシャが変装した博士の裁きに、シャイロックが憤懣を爆発させる。ナイフ片手に大立ち回りを演じ、舞台が上を下にの大混乱になる。見物人も含めた演者全員の動きが有機的にマッチして、ハラハラさせられるダイナミックなシークエンス(一定の長さのあるシーンのひとつながりの連続)だった。

シャイロックがリヤカーに、気のふれたジェシカを載せて、降りしきる雪の中を確かな足取りで進んでいくラストは、「焼肉ドラゴン」や「屋根の上のバイオリン弾き」をほうふつさせた。(周りには同じエルサレムを目指す難民たちがおり、バックの砲撃、空襲の音がウクライナの戦争難民をだぶらせる)
少女仮面

少女仮面

ゲッコーパレード

OFF OFFシアター(東京都)

2023/03/16 (木) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「戯曲の魅力・面白さ」を再認識できた観劇でした。瑞々しく、幻想的で、情熱に溢れた、言葉の数々。劇中のモチーフが「俳優」や「演劇」であり、その上で「私達はどう生きるか?」に迫る物語なので、観劇や取材を生業とする僕にとって惹かれる上演だったと思います。それを踏まえて、非常に悩ましいのは「『少女仮面』という戯曲の良さを審査にどう反映させるか?」でしょう。これが、劇団の特性や独自性を大いに取り入れた上演なら、演出面の高評価に繋がります。ところが、今回の上演は戯曲が元々持っている魅力を引き出すことに力点が置かれていると感じます。そのアプローチに反論する意思はないのですが、要するに「最大の功労者は劇作家」という着地点をイメージしてしまうのです。この上演を思い出す度、ずっとそんなことを考え続けています。

ソウリ

ソウリ

劇言鬼

表現者工房(大阪府)

2023/03/25 (土) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

小さな劇場で演劇を観るのは、ホントに久し振りで、しかも初めて見る劇団で、まだ二回目の公演ということもあり、正直「どうなんだろうなぁ?」と思っていた。
だが、驚いた。
こんなにクオリティの高い劇が、この小さな劇場の中で、繰り広げられるとは!!
素晴らしいの一言。
そして、また演劇を観るのを始めようと決めた。
観に行って良かった。

「モモ」

「モモ」

人形劇団ひとみ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2023/03/23 (木) ~ 2023/03/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

『どんぐりくらぶ』から1日置いて、今度は『モモ』を。土曜の昼だけあって、さすがに親子連れも多い。BASE THEATERの『どんぐりくらぶ』は、ケコミと呼ばれる舞台の裏で役者たちがしゃがんだ状態で人形操演をしていたが、キャパが大きくなるBIG TREE THEATERの『モモ』は、舞台に役者が人形を抱えて登場する出遣いのスタイル。いい脚色・演出、セットも音楽もよかったし、ひとみ座の力量の高さを感じさせてくれる見事な出来。始まったあたりで、早くもうるっとなってしまった。

ネタバレBOX

灰色の男達の造形が素晴らしい。あの小道具と効果も。
オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

劇団★ポラリス

THEATRE1010(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/03/25 (土)公演終了

実演鑑賞

オペラか?
物足りないかなあ

ネタバレBOX

その後の転落っぶりも見たかった。

40年後か50年後には安倍晋三物語が上演されるんでしょうかねえ?
功の部分だけを取り上げる形で。
オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

オペラ「THE SPEECH(ザ・スピーチ)」東京公演

劇団★ポラリス

THEATRE1010(東京都)

2023/03/24 (金) ~ 2023/03/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

チケプレで頂いたチケットで劇団ポラリス「オペラ THE SPEECH」観劇。
田中角栄のスピーチと音楽の融合。一見ミスマッチだが荒々しい太鼓と共に激しい演説、そして美しいピアノの音色と共に泣かせる話をされると何故か感動。最後は有罪になる所に触れるので現実に戻されるが、演説の力について改めて考えさせられた。主演の玉川太福さんは新潟出身なんですね。納得。ぜひ続けて行って古典にしてください。
大変よい舞台でした。ありがとうございました。

ナイゲン

ナイゲン

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2023/03/22 (水) ~ 2023/03/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これで個人的には3回目位にはなる現役学生による【ナイゲン】を鑑賞-
無理な若作りからくる違和感もなく、フィルターを掛けずに真っすぐ最後まで純粋に芝居を楽しめた。
こんなご時世でなければ、一人ひとりにきちんと向き合って挨拶したかった。素敵な時間をありがとう。

即興演劇シーソーズインプロショーinノトススタジオ

即興演劇シーソーズインプロショーinノトススタジオ

即興演劇シーソーズ

四国学院大学ノトススタジオ(香川県)

2023/03/19 (日) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初めてインプロショーを拝見しました
台本もなく即興で演じる姿に本当にすごいな〜と感心しつつ、とても笑っちゃいました!
すごく面白かったです!
また行きたいと思います!!

モノクロ同盟

モノクロ同盟

劇団たいしゅう小説家

萬劇場(東京都)

2023/03/22 (水) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2023/03/24 (金) 19:00

95分。休憩なし。

四兄弟

四兄弟

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/03/24 (金) 14:00

120分。休憩なし。

豊後訛り節

豊後訛り節

劇団1980

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2023/03/25 (土) ~ 2023/03/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
「別府三億円保険金殺人事件」…別名「荒木虎美事件」を描いた骨太・重厚な物語。緊迫感と臨場感、その圧倒的な演技力に観(魅)入らされる。事件の特異性を濃密に描き出した作品は、第23回テアトロ演劇賞特別賞」を受賞するほど高評価されたという。

主人公は強烈な個性を持つ容疑者、彼を取り調べる警察署の刑事たち、その息詰まる攻防が見どころである。そして警察=国家権力に見え隠れする体面と実状、その危うい均衡が現代社会に繋がっているかのようだ。偶然にも 公演前に東京高裁による「袴田事件」の再審開始が決定した。そのニュースと照らし合わせると、作品に描かれている”疑わしきは罰せず”という台詞、刑法の大原則 法諺に疑問を抱いてしまう。

タイトルにある豊後=大分県(別府)で起きた事件、それが全国的に有名になったわけは、多額の保険金額、容疑者の前科といった蓋然性、状況証拠の積み重ねだけで有罪に出来るのか否かが焦点。容疑者にとって、信じられるのは自分だけ。切羽詰まった状況から浮き彫りになる心情、それを荒々しい態度と行為で表現する。全編 豊後訛りで紡ぎ 地域性を表すが、内容は一地域に止まらない。
(上演時間2時間10分 途中休憩なし) 追記予定

挿話エピソオド~A Tropical Fantasy~

挿話エピソオド~A Tropical Fantasy~

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2023/03/14 (火) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

加藤道夫によって1948年10月に発表された今作、1949年3月に文学座によって初上演。東部ニューギニアに出征しマラリアと栄養失調で死線を彷徨った経験をもとにした。鬱病気味になり1953年、35歳で突然の縊死自殺。

ニューギニアにあるヤペロ島、終戦を伝えるビラを撒く米軍機。生き残った日本兵は12人。師団長は士気を下げる為の計略だとして信じない。だが原住民達は戦争が終わったと祭の準備。
師団長役の清水明彦氏が一人奮迅。戦争体験者のルックス、リアリティーがある。クルーゾー警部役のピーター・セラーズや『悪魔くん』のメフィスト役の潮健児、堀田眞三を思わせる風貌。
参謀長役は中村彰男氏。
二年前の上陸時、この二人はヤペロ島の島民が挨拶に出向いたものを襲撃と勘違いして日本刀と銃で惨殺した過去がある。

本来は子供向けが正解なのだろう。もっと60分位に縮めて歌と踊りでテンポよくやった方がいい。

ネタバレBOX

戦地を経験した者の書いたファンタジーをそのまんま鵜呑みにしてファンタジーにしてしまった失敗作。痛みや苦しみを戯画化せざるを得なかった体験者の苦渋の決断を推し量らず、幼稚な漫画に貶めてしまっている。
さんまが松尾伴内や村上ショージとよくやる日本兵コント風味。客は戯画化された描写に笑いを求めていた。やたらだらだらとした台詞の遣り取り。同じような会話が延々続く。間延びしている。もっと演出で退屈しないように工夫するべき。

殺した筈の呪術師達がスコールと雷鳴の中、ぞろぞろと現れる。その出で立ちがカッコイイ。全員緑色の目の開いたデルフィンマスクのようなものを被り、マスカラスの入場コスチュームのアステカ・バージョンを思わせる派手な衣装。恐れおののき這いつくばって許しを請う師団長。死者はマンブルゥの木に生まれ変わるとされる。

若き兵隊役の小石川桃子さん、後ろ髪を結んでもろ女。素人臭い台詞回しは演出か?これでいいのか?
気配

気配

カンパニーデラシネラ

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2023/03/23 (木) ~ 2023/03/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/03/24 (金)

みるみるとするするとふかぶかと物語の世界にどっぷり浸かっていました。
夏目漱石「門」をモチーフにした作品と告知で知っていたのに読み忘れた事だけが悔やまれる。もっともっと面白く観れたはずだと。
でもわからなくともわかりました。
あの動き、照明の使い方,小道具使い…どれをとっても刺激的でした。

アナと雪の女王

アナと雪の女王

劇団四季

JR東日本四季劇場[春](東京都)

2021/06/26 (土) ~ 2024/10/31 (木)上演中

実演鑑賞

満足度★★★★★

アニメのイメージを壊す事なく、圧巻の生歌を体感しながら、アナ雪の世界に入れる。定期的に繰り返し通える。

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