最新の観てきた!クチコミ一覧

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『山茶花』

『山茶花』

演劇人*

d-倉庫(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

恋物語は一つじゃない
説明から見て、主人公の「やまこ」の青年とつばき、この二人の恋の物語なのだろうなと予測していたのですが、ふたを開けてみればいくつもの愛と恋の物語が。二時間とすこしで全ての登場人物の愛と恋にそれなりにきっちりした形を与えたのは、よくやったなぁと感心。個人的に「次男坊」の物語に胸が熱くなりました。
物語としては幾分かの物足りなさも。物語の外郭はしっかりしているけれど、中に並んでいるパーツがややぼんやりしてしまっている感じがします。主に「やまこ」の設定。もう少し彼らの背景に感情移入できるエピソードが欲しかった気がします。でも三人組自体はとても魅力的でしたし、冒頭で生き生きと跳ね回る三人は本当に獣のように見えました。
三人に限らず、人物はみんな魅力的。
特に女性陣はそれぞれの役の味をしっかり振り分けて演じていて、すっきりわかりやすく見られました。

これは好みの問題が大きいとは思うのですが…。
この作品にはOPのダンスは必要ないのではないかな、と感じました。
里の雰囲気の作り方がとても良くて、昔話の中に連れて行ってもらったような気持ちになっていたところにキレッキレのダンスだったので、現世にもどっちゃった感じが。
ダンスはみなさんとても上手で、見応えはありました。



子供の時間

子供の時間

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

不合理、理不尽な行為への怒り
久しぶりに観た「子供の時間」(リリアン・ヘルマン作)は、脚本が優れていることは承知していたが、その内容を余すところなく観せた演出と演技は素晴らしかった。
上演時間は2時間50(途中休憩あり)であるが、最後まで飽きことはなかった。

ネタバレBOX

わがままな子供のちょっとした嘘...これが大きな波紋を広げ、せっかく築いた寄宿舎が潰れる。この理不尽な行いは、子供の行為ということ、また社会(世間)の同性愛に対する偏見が相まって破滅へ追い込まれる。しかし、これは表層であって、その実は子供の持っている無邪気で悪意のない行為が、実は恐ろしいこと。また社会に理解されない性癖は、それこそ男女という性差だけではなく、人間本質に対する差別そのものにほかならない。この鋭い問いをどう描くか、そして観客はどう感じるか。自分は本当に観せる芝居であり、時代を経ても色褪せることなく感動を与える作品であると思っている。それを劇団俳小は見事に観せて、そして魅せてくれた。

次回公演も期待しております。
サンドイッチの作り方

サンドイッチの作り方

株式会社cabo-lab

銀座みゆき館劇場(東京都)

2015/03/19 (木) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました。
Bキャストを観劇しました。しっかり作られてて楽しかったです。食べなきゃいけないシーンがあるので役者の方は大変ですね(>_<)Aキャストでどう雰囲気が変わるのか気になります。

紅白旗合戦

紅白旗合戦

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

初日観劇。
流石、富阪さん!面白いです。
今回は先生VS生徒、まさか先生側から先制するとは
どちらも同レベルな表裏の攻防戦が続いて
ナイゲンと違って、作戦会議的な時間が挟まれるので
逆転、逆転、逆転と思いきやフリだしになったり面白い展開。
そして当然、ラストは馬鹿なだけじゃない結末が締まります。
ナイゲンを見てれば踏襲した部分に笑いが起こり
宛書のようなキャラクターが素敵に奮闘します。
生徒側の後ろで観劇、それも個人的によかったですが
出来るなら反対側からも見れれば、最高なんですけどね。
時間がある人は2回は観ましょう!
ネタバレになるのでTBは暫く先にします。

ネタバレBOX

本当に劇団のファンって沢山居るんですね~と感じました。
「浅越」って名前とメンドクサイ奴だよって台詞で大きな笑いが
本人まだ登場しないのに、アサコシさんのキャラが浸透しすぎです。
沈さんの監査はナイゲンから継続、安定した融通利かないキャラ
それでもOPからその同じ台詞を3回言わせて笑いを取るのは上手い。
驚いたのは斎藤コータさん、女生徒の話が出た時点で大笑いが発生。
これもキャラが浸透してるせいか、女性問題で脅されるのが
予測できるから恒例で笑うんでしょうけど、凄い早いタイミングすぎて
その笑いに少々戸惑いを覚えました。
昔、キャラメルを観始めた頃の「内輪ウケ」感に似てるかな
初、アガリスクの人には置いてきぼり感を覚えなきゃいいんですが・・・
初日って事もあり台詞もカミカミ、間違えたり、出なかったり
それでもなんか笑いになるのはテンポと雰囲気の効果でしょうね。
面白いから、そこは気にならないけど校長だけはしっかりしないと
締まらないなぁとは流石に思いました。(多すぎ)
今回★×4なのは、最後の展開がナイゲンに似ている事と
ビックリするような収束方法じゃなかったからです。
でも、面白い事は間違いない!そこまで求めるのは酷いなか?
君が決めてよ明日のことは

君が決めてよ明日のことは

Moratorium Pants(モラパン)

渋谷の洋服屋 ARTON(アートン)(東京都)

2015/02/28 (土) ~ 2015/03/28 (土)公演終了

満足度★★★

その空間に居るだけで満足
役者さんも近いし、飛び交う洋服が膝をかすめる。
そんな明るくてドキドキする空間で演劇を観れるんですから
それだけで楽しい体験です。内容も可愛らしいし
久しぶりに会う事にるす4人の幼馴染の連絡風景
登場人物が順々に紐解く過去の話と行きかう展開
解り易くでていい展開なんですが、過去のシーンが
時折長く感じてしまった所あり(展開的な事もありますが)
ちょっと残念な思いもったりしまた。
でも、舞台を身近に感じれるいい企画だと思います。
仕事終わってから見れるしね、乾杯出来なかったのが残念。

母・オン・ザ・ムーン

母・オン・ザ・ムーン

らちゃかん

「劇」小劇場(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

キャスティング良かったです!
出演者の醸し出す雰囲気が、人物像にマッチしていて、場面の空気感にも滲み出ているように感じました。

荒井志乃、高野ちん太郎、永峰あや、の存在感はさすがです!

追伸
パンフレットの一言集が優しさに溢れている。

マザーテレサ

マザーテレサ

赤い猫

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

始まりから
薄暗い明りの中、静寂と緊張が続き身じろぎもせず見入ってしまった。
途中の回想シーンでほんの少しほのぼのするのだが、またすぐにピリッとした空気の世界に連れていかれる。
あまりに見続けた為ドリンクを飲む暇がなかった。
途中何度も泣きそうになりながらも耐えたが、もし家でビデオで見ていたら確実に泣いていただろう。
次はまったく違う舞台のネコ脱出も見てみたいと思う。

ネタバレBOX

愛ちゃん役の工藤さんのジャンキーが凄い!メイクといい演技といい大丈夫?倒れないと心配してしまうほどでした。刑事役の畑中さんもこいつはぁ(怒)
と思えるほどのくず刑事っぷり。
実際の事件とは内容が少し違っているようだが、このような闇に包まれている事件は他にもあるんだろうなぁと考えさせられました。
セルロイド

セルロイド

ハツビロコウ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

今後大いに楽しみなユニット
観劇当日はTBSドラマ「高校教師」再放送の最終日であった。このドラマは当時ドラマで取り扱うことがタブーとされていた近親相姦等を取り上げた、今やトレンディドラマの大御所となった野島伸司の30歳の作品である。演出を手掛けた船岩祐太氏も当時の野島氏と同年齢であり父と娘の近親相姦を描いたものがほとんど無い中で同日目にするとは何か因縁めいたものを感じた。
舞台は4名の役者の高揚状態に終始し、こちらが少しでも息をつこうとすると置いてきぼりを食いそうな目の離せない2時間弱であった。
客席がステージをはさむ手法は先々月閉館した青山円形劇場をはじめ、何度か拝見させていただいたが、4名の役者の、特にコーナーの使い方によるフォーメーションは素晴らしいの一言。台詞を発している役者以外にも同時に目を配ると、それぞれが自らの役を演じており、常に四方に目配りする視覚的にも全く休めない、いい意味での緊張感の連続であった。
代表の松本光生さんの味のある演技を始め、3名の男優がそれぞれの個性をはっきり主張できていた。
しかし何と言っても特筆は主演の岩野未知さん。これだけの逸材がいたとは驚くばかり、係累でも心を奪われるであろう美しすぎる容姿に加え他の力量あふれる3名の男優を終始圧倒し続けた卓越した演技力。ともすると約50名の観客まで皆彼女がかもし出す空間の支配下に置かれている感すら抱いた。
今回が旗揚げで「ユニットでの活動」とのことであるが、今後はどのような発表をしていくのか。大いに期待したい。

黒塚

黒塚

木ノ下歌舞伎

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

念願
週に1〜2本の観劇ペースの中、久々にワクワクする作品に遭遇。歌舞伎は詳しくないまま時折行きますが、木ノ下歌舞伎ほど高揚はしないかも。臨場感とわかりやすさ、光と影、そして音楽も素晴らしく、エンターテインメント性満載の作品でした。

ネタバレBOX

個人的な意見ですが・・・入口から入ってすぐの左手エリアが観劇ベスポジ。
親族代表 THE BEST LIVE『親族旅行記』

親族代表 THE BEST LIVE『親族旅行記』

親族代表

西鉄ホール(福岡県)

2015/01/10 (土) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★

映像でも楽しめそう
野間口徹氏凱旋公演。
冒頭の映像より楽しめる。舞台の作りはシンプルで役者で見せる構成。
息のあった抜群の掛け合いは、映像でも楽しめること間違いなし。

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度でも観たい
忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆を観に行ったきっかけは友人に誘われたことでした。そして、実際に観てみたらとてつもなく惹きつけられるものがあり、「また観たい!」そう思うようになりました。3時間という長い舞台ですが、全く退屈な時間はなくあっという間に過ぎてしまいます。戦国時代の話ですが、知っていても知らなくても絶対に楽しめます。残り5公演だけですが、まだ空席もあるようで、ぜひ1度でもいいので観てみてもらいたいです!きっかけはどうであれ、絶対に「また観たい!」と思うようになると思います。実際に自分がそうであったように。昨日までで4回観ましたが、毎回違っておもしろくて「何度でも観たい!」今ではそう思っています。

■チケプレ応募受付中■ 夢を見せる機械

■チケプレ応募受付中■ 夢を見せる機械

梅雨前線六月族

ラ・グロット(東京都)

2015/03/19 (木) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

生ピアノはいいよね
私の中でタイトルと説明から想像したものとはギャップがありました。若いって素敵!!これからもっともっと舞台踏んで欲しいな。

ネタバレBOX

過去と現在いったりきたりなんだけど衣装で切り替えるのでなく見せ方があるのでは?ぽつぽつと響くセリフがあるのだけど届いてこない。この料金でこういう舞台を観ることできたのは良かったです。
誰も見たことのない場所2015

誰も見たことのない場所2015

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/03/13 (金) ~ 2015/03/19 (木)公演終了

満足度★★★★

秀作と認めぬ訳には。高自殺率のこの国で・・
1-2ワークス観劇は、同じドキュメンタリー・シアター『息をひそめて』以来2度目と思っていたら、どこかで聞いたな「ドキュメンタリー・・」と思い出したのが数年前に観た『トーク・トゥ・テロリスト』、見返せば演出=古城十忍と。1-2ワークス「絡み」の観劇はドキュメントばかり3作目になるわけであった。
最初に不評をこぼせば、『トークトゥ‥』を観た時(翻訳テキストという事もあってか)話を追えなかったと共に、占部房子のあまりに激しい演技の方向性(=役との同一化)に無理を感じた。シリア内戦がタイムリーに苛烈だった『息をひそめて』にも感じた「違和感」を考え合わせると、演じる主体、作る主体の<当事者性>の問題に突き当たる。難題ではあるが、爆撃や逃避行の<大変さ>は幾ら追求しても追いつかない限界がある。その「追いつかなさ」を語る事でしか、<大変さ>は立ち上がらせる事は出来ないのではないか‥。ある事実と我々(の日常)との関係、距離感の告白こそが社会的トピックに飛びついては離れる浮薄さに気づかせるものではないか・・そんな事を考えめぐらしたものだった。
が、今作は私達がその渦中にある事象をめぐる、インタビュー集である。誠によく書けている、と言いそうになるが「よく集めた」が正しい訳である。もっとも、取材と作品の関係は多様でフィクションかドキュメントかという二分法など意味がない。逆にドキュメントと銘打つ「意図」を探る目で舞台と向き合うよう促される。
今回は過去の「ドキュメント」とは打って変わって「近い」。役者の立つ位置が近いのか、語る中身が近いのか・・よく見えて判りやすい。素直でオーソドックスでストレートな演技をもって、客席側のインタビュアーとのダイアローグが繰り広げられるのが印象深い。隙をさらすような演技だが、多量、かつ重さのある情報がその媒体を通じて、水を飲むが如く入って来る。子を慈しむ親に似たり、自らは損をかぶる(?)芝居。観た者は次の日、まるで端から知っていた事のように知識を身につけていて、舞台の事は忘れている・・きっと茶飯事なのだ。
自殺を「個人」でなく社会的要因において理解する問題群と取材対象がきっちりと網羅されたテキスト。リストカッター、アルコール依存症者グループ、鬱の彼女を持つ青年、といった人物が「自身をコントロールする困難」を体現し、まさに「個人」(自分自身)に帰せられない「何か他の要因」が背面にしっかり象られていく。
2015年版ならではの話題として、過払い金云々のCMや学生奨学金、また現在は多重債務等の経済的要因による自殺が減ってきている事など、アップデイトされた情報が盛られていたことも、再演ながら<現在劇>の成立した理由だと思う。

ネタバレBOX

ネタバレではないが・・2000年前後みた国際機関による各国自殺率統計(確か90年代)では、冷戦終結後の市場経済導入によると思われる高自殺率を示したロシア・東欧諸国(元東側陣営)に次いで日本が10位に位置していた。以後の統計を知りたいが・・
はてしないものがたり

はてしないものがたり

キシノカワモト

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1426(15-074)
19:30の回(曇)。18:45会場着、外で待ち、18:51受付(整理券あり)、19:15開場。開場予定時間...機材トラブルのため開場を15分遅らせるという説明(さすがに新居さん、ひとりひとりに丁寧な案内でした)。

19:16開場、舞台はやや弧を描いたもので、手前に3つの箱、両側に階段がひとつついたひざ上くらいの高さのステージ、奥に3つの扉。黒一色、天井にミラーボールが3連。

岸野さんは、てがみ座の公演と「地獄篇 ―賽の河原―(2014/1@ここ)」。川本さんは、「媚媺る、(2014/12@B1」「新春玉山福袋(2015/1@ここ)」。怪演の工藤さんは「伯爵のおるすばん(2013/10@サンモール)」「未開の議場(2014/10@ここ)」。

19:27スーツ姿のお二人による元気な前説(80分)、喫煙シーンあり、19:33開演~20:56終演。1話~4話の短編集、長い時間をかけて築かれた常識をことごとく粉砕してしまう(個性という概念を飛び越した)登場人物たち。通じない会話がまた可笑しい。意表を突いた小道具、大仕掛けの装置、油断もスキもない80分でした。

ネタバレBOX

「ファルコン」と聞いて「ミレニアム・ファルコン」の方に行ってしまったので出遅れましたが、小さなぬいぐるみ~龍舞~実物大(?)が宙を舞うという展開に唖然とする。Pink Floydのライブで豚が飛んだのと同じくらいの衝撃。

(実物)バイクが舞台に出てきたのは2作目ですが、実際に「走った」のは初めて。

花吹雪はカールだし、なんでもありのてんこ盛りでした。
黒塚

黒塚

木ノ下歌舞伎

京都芸術センター(京都府)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

☆★表現は刺激的で面白い★☆
前回の作品同様、歌舞伎と現代をミックスさせたお芝居♪
音楽や西洋のダンスを交えたり魅せ方の演出は刺激的で面白かった!

役者さんは歌舞伎の台詞を交えながら現代の言葉も発して熱演!
時にはラップを歌ったりして楽しい!
お婆さん役の渋谷公雄さんの演技が
怪しい雰囲気を漂わせて不思議な世界へと導いていく…
中盤から後半の展開などは見応え充分!

歌舞伎調の言葉で話しする部分がちょっと理解しにくく話しに入りこめなかった…
前回観た『三人吉三』の方がストーリーなど理解できて、
私は最後まで魅入る事が出来たかなぁ…

歌舞伎の演目を新しい表現で魅せる舞台は新鮮で刺激的
歌舞伎の事をもっと知っていればもっと楽しめそうなお芝居!

これからも面白い舞台を発信してくれそうな木下歌舞伎!

誰も見たことのない場所2015

誰も見たことのない場所2015

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/03/13 (金) ~ 2015/03/19 (木)公演終了

満足度★★★★★

真っ直ぐに飛んでくる台詞。
インタビューに答えているという形式なので、
台詞がインタビュアーである客席に向かって真っ直ぐ飛んでくる。
「どうしてそんなこと聞くんですか?」と言われた時は
「あ・・・ごめんなさい」と思ってしまいました。

いろんなエピソードの配置具合がいいので、2時間を長く感じない構成でした。

自殺したいと思ったことはなく、でもそれは自殺する勇気もないからで。
この先なにかに思い悩んだときに、この作品を見たことを思い返すかもしれないです。

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

難しい。。。
ボクラ団義の作品にはあえて★4つまでしかつけない、という変なポリシーを持っている者です。すべてのものは完成した瞬間から朽ちはじめるのだ。

今回のコレは初演から数えて5回ぐらい観てやっと80%ぐらい理解できたかも。まだ気づいてないところがいっぱいありそう。それくらい難しく奥深い。

まず僕が個人的に歴史苦手ってこと。
もうひとつは字幕や台詞などverbal informationが多すぎる。

それでも、その上で、もう、すごいとしか言いようがない出来。
すべての作品に共通する見せ方、フォーマットのようなものを確立しつつ、この完成度でいろんなジャンルを制覇しにいってる団体を、僕は他に知りません。
動員という数字ときちんと向き合おうとしている点も好評価。

…さて。
PlayAgainは毎回いろいろグレードアップしてますがキャストだけは初演の方がよかったと思うことが多いのです…。

たとえば柴田勝家、蜂須賀小六、そしてもちろん八屋団蔵。初演がとてつもなく魅力的なキャラクター&キャストでした。今回別の役者さんが演じるにあたってそれぞれ十分なキャリアと実力のある役者さんだから初演をマネようとは思っていないのでしょう、違った解釈で楽しめました。ただ、それでもなお僕は初演の方が好きです。

余談ですが事前の予想で蜂須賀小六と柴田勝家のキャストは逆だと思ってましたし、逆だとどうなるのか見てみたいです。

あとはもう沖野晃司ショーですな。
いや、そうならないようにキャスト全員が必死でせめぎ合ってるのが見どころ。笑
やってる人たちは絶対楽しいわ、これ。体力的にも精神的にもキツそうだけど。

衣装も、目が行きがちな部分だけじゃなく足元まで、それぞれのキャラクターが身分に応じた、考証として正しいものを履いている。こういう隙のなさがボクラ団義の底力。

やや苦言を呈しておくと、音楽の使い方が安易になってきたように感じます。これはボクラ団義本体ではなくACRAFTの「天誅」や「紅蓮」シリーズあたりを経て顕著になってきた。以前だったらあえて音楽を入れなかったであろうシーンで薄くBGMを流したりとか。オリジナルサントラも、うーん。アイドルのイメージDVDとかに入ってる、いかにもLogic使って全曲一晩で作りました、みたいな感じ…。

もうひとつ同様の影響か、派手に見せようとしすぎの感もあり。舞台上あちこちでいろんなことが同時に起こりすぎていて追いかけきれない。
脚本、演出、役者がきわめて高水準で揃っているのだから、見せ方自体は素朴でも十分見応えがある作品ができる、という自信を持ってほしい。って、前作「シカク」で僕が期待する「ボクラ団義らしさ」は炸裂してたから今回こういうのもいいかー。

ネタバレBOX

大音文子は本キャストのバカップルぶりだけでなくヤングでも素晴らしかった。
十歳の茶々は当然イジられて笑いを取るであろうところまでは予想できたが、迫力あふれる大人の淀君に一瞬で切り替わるシーンは見てて背筋に寒気を感じるほどだった。

凛。下忍チームの中でも最も常識人であり、観客の声を代弁してくれる凛ちゃん。死遁の術で生きていた、というところまでは初見で理解していたものの、より明示的に描かれていてよかった。
裏設定では、お江も姉二人と同様に風花の子だから下忍チームで見守ろう、ということだったのではないかと。お江本人は侍女(?)の中にさっきまで老人に聞かされていた「歴史」の主人公たちが「忍んでいる」ことに気づいていなかった、という展開が今回やっとわかっておもしれー!と思いましたとさ。

あとヤングチームを観て気づいたこと。
風花は風花として単独で存在するというより、いかにお市に食われるか、みたいなところで成立しているように思います。食われっぷり、という点で言えば大友歩は往生際が悪いというか、森田涼花や今出舞とは違う風花を演じてやろうという気概は感じました。
髪型が一人だけ昭和みたいでしたが。。。

大友嬢は前説でも大活躍してる、もはやマスコットキャラみたいな扱いですな。久保田氏との「ちょっと大友くん!」コント、いつも楽しみにしてます。
黒塚

黒塚

木ノ下歌舞伎

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★

んー
木ノ下歌舞伎さん、初観でした。

普通の歌舞伎も黒塚も観たことなく、初見だったら感じは違ったかな

黒塚の解釈が何処に重きを置いているのか、不明瞭だったかな

Code

Code

OLGA ENTERTAINMENT

尚美バリオホール(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

普通に面白かった
AKBの小嶋菜月が舞台に初出演すると聞いたので、当日券で観に行ってみたら、渡辺裕之さんや天宮良さん等が出演されててビックリ^^;
小嶋さん自身も初舞台とは思えない演技で普通に面白くて楽しめました。
ダンスシーンについてはイマイチわからなかったけど^^;

それにしても、他のお芝居でもよく「脚本があがるのが遅くてどうなることかと思った」みたいなことをキャストから聞かされるけど、大半は「ホント、こんな芝居を観せるなよ」みたいな出来なのが多いけど、本作ではそういう感想を抱くこともなくて良かったw

クズになれない

クズになれない

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2015/03/19 (木) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

イトーカンパニー
クズさ加減が良く出ていました。

ネタバレBOX

上手くいかないことは何でも人のせいやDNAのせいにして生きてきた小西耕一が自分の経験を切り売りしながら一人による芝居の脚本作りをする話。

一人による芝居で約90分持たせるのは大したものだと思いました。

愚痴ったり、恨み言をぶつけたりすることはクズだけど精神安定上、長生きするには已む無しです。

彼が主役を張って相手役が目がクリクリっとして可愛いと言えば、Straw&Berry『ワンダーランド』のことだと思いました。鮎川桃果ちゃんて本当に可愛いかったですよね。でも、2月の経験を3月の一人による芝居に使うとは、自分自身の切り売りもそろそろ限界に達しつつあるのかもしれません。

観劇おじさんという言葉を聞いたときには嫌な気分になりました。あの時も、別の女優さんから観劇おじさんと言う言葉が飛び出してとてもメゲたことを思い出し、もうミキちゃんとは鮎川桃果ちゃんのことで間違いなし、公演中に観に来てくれるといいですねと思いました。

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