最新の観てきた!クチコミ一覧

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せんてい2人芝居ver.

せんてい2人芝居ver.

ポーラは嘘をついた―Paralyzed Paula―

早稲田大学学生会館(東京都)

2015/03/25 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1434(15-082)
20:00の回(晴)。19:20受付(整理券あり)、19:45開場。入ると壁と暗幕との間を歩き、最初の曲り角に「サラダ」、次の角には「メニュー」、会場に入ると対面式の座席(椅子+1ベンチシート)、舞台には丸いテーブルに白いテーブルクロス、ワイングラスと料理、中央にはグラス(水と花)、椅子は2つ。少し離れてバケツと観葉植物。少し上には裸電球。

20:04前説、開演~21:05終演。「余白(2013/5@ここ」からで5公演目。本作は初演(2014/2@プロト)を観ていて、福井さんは「シアターわせだ2014(2014/11@ここ)」「我がギャング はじまりへ(2014/12@空洞)」を入れて4作目。

前作と大きく印象が違ってくるのは「対面式座席」でどうしても向こう側の「色」が見えてしまい、照明を工夫して舞台中央がぼぅっと浮かび上がるような雰囲気だったら、と思いました。

初演とは役者さんも違いますが、独特の雰囲気は健在。

ネタバレBOX

ふたりとも生きることにおいて「過敏」な状況。体内からの排出(アトピー性皮膚炎:男:ウエイター)、体内への進入防止(潔癖症:女:お客)。

迷路風の回廊を進むと一段低くした床(土色)にぽつんとテーブル。料理はでているものの冷えているようにみえる(ただ、もともと暖かい料理なのかは不明)。暗幕で囲われた会場は外界との関係を遮断された息苦しい空間(ちょっと暖房が効きすぎていた..)。バケツと植物(「木」って言ってた?)が違和感を醸し出す。

仕事上、お客に問いかけるウエイター、そのほとんどを否定語で短く答える女。

ウエイターがいないとき、執拗にスプーンなどを磨く(汚れをふき取る)女、水道水は飲まず、ミネラルウオーターだという割には、花が差し入れられたコップの水でのどを潤そうとする。止める男。

椅子から離れない女、客席からは横顔、ずっと同じ表情。

男はだんだん不安定になり、自分でも止められない。

開放されることのない黒い(暗幕、衣装、靴)空間と赤い色(料理、ワイン、バケツの水)。

花になりたい男...ここの部分で突然「アルジャーノンに花束」の終わりの部分を思い出す。

早川書房の「海外SFシリーズ」、1978年分厚い「愛に時間」で刊行が始まったシリーズのうちのひとつ。やはりいい訳だと思いました。
創立70周年を迎えた今年、「ハヤカワ文庫補完計画」ではその文庫版を皮切りに70点が新訳/復刊/新版としてでるそうです。

女はいつ店に入ったのか、何を注文したのか(そもそも誰が調理するのだろう)、そろそろ閉店時間なのか、「剪定」について語るシーンはどこに位置づけたらよいのだろう。
オルタソフィア -憂国の革命因子-

オルタソフィア -憂国の革命因子-

劇団ZTON

京都府立文化芸術会館(京都府)

2015/03/12 (木) ~ 2015/03/14 (土)公演終了

満足度★★★★

13,14日と観ました
ZTON作品は今まで何度か観てきましたが
そこで受け取っていた「ZTONといえば○○」を
ことごとく良い意味で裏切りつつ、世界観の細かさは相変わらずで
休憩なし2時間強、楽しみました。

新たに登場した「銃」で遠距離戦になるかと思いきや
「銃を使わせないために」懐に入る戦い方になっていて、
ストーリー上の理由で剣あり槍あり斧(?)ありで
各々のキャラクターにあった動きの「魅せる殺陣」でした。

パンフレットも値段以上の内容量で、
普段とガラッと違う役者さんたちの姿と名前を一致させるのに
一役かってくれました。

音響との兼ね合いなのか、
役者さんの声の高さがそうさせているのかわかりませんでしたが、
早口で喋られると聞き取りづらいなぁと思う場面もいくつか…
オルタソフィア世界特有の専門用語は聞きなれないので、
耳に入った音と、パンフレットで得た単語知識を結びつけるのに
ちょっとだけ戸惑いました。

セロティピアの存在感を印象付ける様々な演出が、特に好みでした。

かぞくや

かぞくや

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2015/03/25 (水) ~ 2015/04/01 (水)公演終了

満足度★★★★

リラックスして観れた舞台
〔たいチーム〕を観劇。

とても“暖かい”というか“柔らかい”というか、
肩肘張らず、リラックスして観れた舞台でした。

私も、年に一度ぐらいは「かぞくや」を依頼したいかもです~(笑)。

いい作品だと思います、好きです。

ネタバレBOX

“丸山修”役の“塚本一郎”さんの「かぶり物」笑ろた~。
あの渋い顔で、金色の「かぶり物」のアンバランス感が受けた~。。。
現代能楽集 クイズ・ショウ

現代能楽集 クイズ・ショウ

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/31 (火)公演終了

満足度★★


上演時間2時間10分。作りが冗長な印象。クイズの緊張感が出るようにもっと畳みかけるテンポにしてほしいところ。出演者の鍛錬が必要に思われた。現代能楽と名乗る理由がわからなかった。

悪い冗談

悪い冗談

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

フライヤーの原画が素敵!
アマヤドリさんの作品は何時も示唆的で、その意味するところ、どう捉えたらいいのか沢山の宿題を出されたようで、何日か経って答えが出たり、全く解んなかったり。 ロビーにフライヤーの原画が展示してあり、素晴らしいので一見の価値あり。

ネタバレBOX

最初に殺人犯と被害者家族の話があり、人であろうと国家であろうと、
人を殺す事が許され筈が無い。そして、アイヒマンの実験の下りで、人は思いや信念とは違う行為を、容易く行ってしまう事を語り、恋人と同士の話で、色々選択肢があるように見えて、実際選べる事はほぼ決まっていると語っている。時代が変わり、人が変わり、色々変わっても、また同じ過ちを繰り返すかもよってお話だったんじゃ無いかな。
劇中、宴会のシーンでのラベルの貼ってない、ビール設定の銀缶の飲み物は、ブルトップを開ける時に炭酸ぽく無くて、何なんだろうかと氣になる。
紅白旗合戦

紅白旗合戦

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2015/03/18 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

「客観視して突き放して」を実感
開場時間中に、スタッフの方が
「お目当ての役者さんがいましたら、よく見える位置をご案内します」
と言ってくれて、
お目当てさんがいても1回しか観劇できない人に優しいなと思いました。

役者さんの名前と役名が揃えられていたので
名前を覚えるのに必死にならず、すぐに議論のほうに集中できました。
公演を観ているだけで、
初見の役者さんの名前が覚えられるのも得した気分でした。

オープニングの演出からワクワクして、
2時間があっという間、笑いっぱなしでした。
ヤジやちょっとした会話の一つ一つにも
「無駄話なんだけど、無駄じゃない感」があって、
本当に今現在起きていることを覗き見ているような感覚でした。

脚本としてこれが書かれていて、役者さんがしゃべっているのはセリフ…
とは思えないようなライブ感で、
次の回の公演をつづけて観たら
全然違う展開なんじゃないかなと思うくらい空間全体が生き生きしていました。

ネタバレBOX

特に誰が上手とか、誰の演技が…っていうのじゃなく
個性の詰まったあの空間で、
鮮やかに話が展開することそのものが面白かったです。

個人的に、淺越さんのキャラが好きでした。

全会一致でないのが、現実的でした。
忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

忍ブ阿呆ニ死ヌ阿呆

企画演劇集団ボクラ団義

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「好き。」の一言
小助、風花、団蔵と、ある種の”主役”は居たものの、全ての登場人物一人一人に背景があり、観る人によって感情移入する役が違う。レミゼラブルのような一人一人の登場人物に想いを入れることができる舞台だったかなと感じた。
信長の迫力、オープニングの演出のかっこよさ。ストーリーも凄く好きで、一度観て、次の日も観に行ったほど、好きな作品になった。

悪い冗談

悪い冗談

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

あまりの「美しさ」にノックアウト
フリーパス購入で、初日・25日と観劇。
最初に観たときはいろいろと飲みこめず、二回目の観劇でノックアウト。

「(たとえばBJCが「悪い心を持ってる数少ない動物」と歌ったような)人間」でいることについて、頭のシーンからグサグサと刺さってなんともヒリヒリ。
特に終盤の「女が川に向かう」シーンの残酷なまでの美しさ、ここ最近の観劇の中でもトップクラスに打ちのめされ。

(ただ中盤の「実験」のシーンは、元ネタをなぞっているようにしか感じられず割とけっこう退屈だったかも・・・^^;)

小角さん筆頭に劇団員の「セリフ芸」の巧みさもさることながら、そのセリフ芸の豊かな音楽性と一体となってそこに存在する台北からのゲスト・Panay Pan Jing-yaさんの肉体の説得力が印象的。

回を重ねてくごとに変わってく芝居、千秋楽近くでもう一度観に行けたら、と。

龍馬がいっぱい

龍馬がいっぱい

気晴らしBOYZ

ザ・ポケット(東京都)

2015/03/24 (火) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ大衆演劇!
〔●チーム〕を観劇。
面白おかしく前説が始まり、“小劇場”というより、“芝居小屋”という雰囲気を醸し出し、いよいよ開演。

出だしから観客の心を掴み、テンポよく物語りは進んでいく。

休む間もなく笑いを入れ込んでくるのだが、これが小気味好い。

ストーリーも役者の演技もイイ!

とにかく面白い!これぞ大衆演劇!

存分に楽しませていただきました!!

ネタバレBOX

ピストルから弾が出ないシーンは超ウケた~(笑)。
エデンズロック

エデンズロック

スタンダードソング

新宿村LIVE(東京都)

2015/03/25 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度

つかみはオッケーでも・・・
悪魔の美声に興味をひきつけられ、ワクワクして展開を期待していたらどんどん退屈に・・・ シェイクスピアを二つ合体させてそれで?何をしたかったのだろう。

ドロップキック・シスターズ

ドロップキック・シスターズ

DOOR

中崎町 common cafe(大阪府)

2015/03/13 (金) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ? なのに、涙が…
私は兄妹なのですが、嫁と義姉の感じを観ると、同性の姉妹ってこんな感じなのかなぁ…。
そしてお父さんの老後と遺産相続の話題に。
そう言う年代にさしかかると、本当に身につまされる話題…。
とっても引き込まれるような会話劇…。

…の筈が、不意を突かれるような急転直下の三女のシリアス展開!
思わず涙腺が…。
父母兄弟姉妹、ありがとう!って思える公演でした。

悪い冗談

悪い冗談

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

深い
一つ一つのエピソードは割とシンプルなんだけど、それが絡み合って、タイトルやセットを含め、そこに込められたメッセージはとても深淵で、見応えがありました。独白の場面やダンスシーンもさすがでした。

ROMEO & JULIET

ROMEO & JULIET

劇団ひるやすみ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

再演希望!!
今まで他でもロミジュリは観たことあるけど、別にそんなに好きな作品ではなかったけど、違う視点からの劇団ひるやすみさんのロミジュリを観てロミジュリがとっても好きになりました。
こんなに良い作品なら友達に勧めたかった!
なので、また同じキャストさんで再演希望です!
次は友達誘って行きますので、是非再演してください!

花影

花影

enji

OFF OFFシアター(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★

心に沁みました
私たちがいつかは直面する、あるいは直面するかもしれない、しかし、目をそむけたくなることを題材にし、心に感じるものがありました。しかも、暗くなりがちなテーマの中にも、笑いとドラマがあり、吸い込まれるようなひと時でした。鮫島輝之役の演技は素晴らしく感じました。

ネタバレBOX

非現実世界でしょうが、テル/ライオン/レンズマン・・・、さらには、クロ/フユコ/オンナ・・・・、の登場により、その位置づけが、頭の中で整理できませんでした。
ころころころ

ころころころ

遠吠え

荻窪小劇場(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★

体育館倉庫
作演出と役者が皆さん女性なのに、あんまり女性っぽくないと思ったお芝居でした。

ネタバレBOX

あくまで個人の感想です。
自殺してしまった子が好きな主人公。時間を止めて何度もやり直ししようとするのが中高生特有の自分から見えてる世界が全て、という感じはとてもしました。ただ中盤の少女たちの卒業式ボイコットをしようとするモチベーションが浅いのは浅いでいいんですが、個々人の個性を描き切れてないような気がしてしまいます。役者が多いから消化不良なのかよく分かりませんが。
終盤、自殺した少女とのやりとり、主人公を心配する娘のくだりは面白く見れたのですが、群像劇を目指しているのか、それとも主人公の視点を追い続けるのかどっちかにした方がいいのではないかと思ってしまいました。
別に男女が出てきて恋愛沙汰になることが青春だとも思いませんが、暗いなら暗いでもっと深く青春の描き方はあるのではないでしょうか。
火事の描写がありますが、この作品の作り方ならもっと静かに淡々と描いた方が面白かったのでは。中途半端に皆が焦る感じがかえって安い描写に見えてしまいました。
悪い冗談

悪い冗談

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

こう来たか!
個人で行う犯罪と戦争と言う名のもとで行う犯罪の罪の重みは違うのか・・・・。綺麗で平和で安全な日本・・・・その日本が歩んできた道の上に数限りない、私のように名を残さない人たちの屍がある。

クールジャパンに違和感を感じている私は、この舞台を観て私の中の違和感の答えを見たような気がしました。

演出の妙が光ります。

ファイナルカウントダウン

ファイナルカウントダウン

東北大学学友会演劇部

G/Pit(愛知県)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高!
最高に楽しくて笑えて明るい気持ちになれる作品でした!
笑いをまじえて、観客を巻き込む形の新鮮な作風であっという間の楽しくて楽しくて仕方ない45分間でした!最高の作品を東北から届けていただき本当にありがとうございました!
東北大学学友会のみなさんにはぜひ再び名古屋で公演を行っていただきたいです。

『MOGURAYA』ーエピソード3ー

『MOGURAYA』ーエピソード3ー

株式会社FPアドバンス

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2015/03/25 (水) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★

客席
暫くぶりに“舞台に立つ素人さん”を観た。初日ということを差っぴいてもかなりしんどい舞台だった。良い芝居する子もいるはずなのに・・・と残念!また、演出が劇場全体見えていないなと、感じた。あの高さの舞台、ろくな段差のない客席の一番前から椅子席?後ろの席の方は、ステージの下方、どれくらい見えていたんだろうか?客席の作りから考え直した方がいいのでは?殺陣を派手にやるのなら、それが観えるようにしなくてはと思うが・・・椅子なんぞ取っ払って、全部桟敷席お座布団のほうが目線も変わって舞台が観やすくなると思うが・・・。

『蝶ゲンボウ』(チョウゲンボウ)

『蝶ゲンボウ』(チョウゲンボウ)

ひげ太夫

テアトルBONBON(東京都)

2015/03/24 (火) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1433(15-081)
19:30の回(晴)。18:45受付(整理券あり)、19:00開場。1~2列目はパイプ椅子(平地)。

19:32ウクレレでの前説(95分)、19:38開演~NG集~21:09終演。

昨年「孤独な絵肌・滑り込む音楽(2014/12@CASA TAMA)」を観たとき、豊田さんが出ることを知り、観にきました。こちらは「崑崙クジャク(2011/6@王子)」以来。

「チョウゲンボウ」Wikiってみると出てました。ホバリングの動画も何点か。目の前なので、表情は穏やかでも、カラダには随分チカラが入っている様子がよくわかります。終盤の大技は天井に届かんばかりの迫力。

どこかの国、いつかの時代の楽しい冒険物語でした。

ともいさん「それでも、あたしたちは歩き続けるのさ!(2012/2@ゴールデン街)」。
釣さんの予定「ドアを開ければいつも」は初演、再演を観ているので3回目。もりさんは「桟敷童子」に。

神様はじめました THE MUSICAL♪

神様はじめました THE MUSICAL♪

株式会社アルテメイト

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2015/03/21 (土) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

誰に見せたいの?
少なくとも演劇ファンとかミュージカルファンじゃないでしょ。
ならコリッチに登録することないんじゃない?
ってことで、評価の圏外!

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