
土砂降りぶりっこ
ピヨピヨレボリューション
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/04/14 (火) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

春、さようならは言わない。【当日券若干数販売しております】
江古田のガールズ
「劇」小劇場(東京都)
2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
歌に対する愛情が満ち溢れるような傑作
シャンソニエの歌姫(?)が語るシャンソン部を創設した静岡の高校生たちの物語。
あれこれ思いを巡らせるあまり意中の相手に想いを告げられなかったり素っ気ない態度をとったり、な不器用な高校生達がいとおしく、自分の経験を思い出したり。
また、使われる…と言うより歌われる曲(4人編成のバンドの生伴奏での生歌)も物語の流れに沿って活かされることが多く、その歌の魅力を引き出している感じ。
井端珠里嬢が「愛の讃歌」を原語で披露することに意味があるのも巧み。
物語の中心となるシャンソン部の高校生たちは実年齢がもっと上の役者が演じているが、芝居のウソでそれらしく見えるどころでなく「実際にいそう」レベルにまで見えたのはσ(^-^)がそれだけ歳をとったからか?(爆)
そんなこんなで、歌に対する愛情が満ち溢れるような傑作を堪能。

舞台版 うしおととら第三十九章「業鬼」/第四十章「記録者の独白」
シアターOM
シアターOM(大阪府)
2015/04/10 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
年齢、個性、演技、 幅の広い役者陣
「業鬼」 㟽の闘い閉ざされた心が強さ、 潮に出来るのか、(存在感がある演技です)
「記録者の独白」 今までの物語を振り返る そうそう その頃から「うしおととら」を観始めたんだ あった あった、
正直初めは、雰囲気に戸惑ったが、年齢、個性、演技、 幅の広い役者陣、観れば観るほど面白くなる。 連続もの罠にはまってしまった。

ノブナガ
スタジオ踊劇舎
AI・HALL(兵庫県)
2015/04/11 (土) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇と本格的なバレエ、どちらも楽しめた♪
小中から幼稚園位の小さなお子さんを連れられた家族連れで、ほぼ満席。
上演時間120分の間、なかなか良くできたストーリー(再演との事)で、小さなお子さんも飽きずに楽しみながら観劇していた。
そして存分に本格的なバレエも拝見。
こんなにもバレエって多彩なんだ…、と思うぐらい、120分の間、手を変え品を変え、多様な踊りが繰り出され、本当にバレエを堪能できました。
面白い観点から信長を捉えたストーリーはワクワク感満載で、演技もしっかりしていて、且つ、本格的なバレエも楽しめ、満足でした。

宴
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★
Bを観ました
突飛な設定(吸血鬼の館に閉じ込められた人々とか)で行われる会話劇という趣の短編が続きます。一見してキラキラした作品かと思いきや、なんとなく主流じゃない人への屈折した眼差しを感じる独特のコメディでした。視覚的にも美しく、当たりの劇団さんだと思いました。
他の方も書いていますが、個性的で魅力的な演者さんが沢山出ています(ネタバレボックス)。一人何役もやっている上にテンション高めの芝居(会場の爆笑が続くような芝居なので)、バタバタ感はあります。合間のブルー転換でわざわざハケを見せてるのは何でだろうとは思いました。ただダンスやコミカルな演技に弾けるような言葉の応酬はたのしく、良い時間を過ごしました。

再生ミセスフィクションズ
Mrs.fictions
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/03/27 (金) ~ 2015/03/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
今更ながらですが面白かったです
短編4本、すべて初見でした。
こちらの団体は何度か拝見してますが、
ほのぼのとした、
でもちょっとまどろっこしい会話のやりとりが好きです。
各々15分でしたが、無駄のないつくりで、
でもこれを長編にするのは野暮なんだろうな…と思わせる
良作たちでした。
特に2作目が心を揺さぶり、涙腺を刺激しました。
エレベーターで受付にあがったあと、
階下での並び順を再現させる為に、
数人で区切ったうちの後ろの人を先にエレベーターに乗せれば
受付の並び復元もスムーズになるかなぁと思いました。

Angry 12
ワイアールジャパン
サンモールスタジオ(東京都)
2015/04/07 (火) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
Bキャストを観劇。
元作品「12人の怒れる男」は
タイトルと陪審員の話だということしか知らずでしたが、
それ以上の予備知識は不要でした。
有罪に「合理的疑問」を持った陪審員8号の発言に対しての
ほかの陪審員達の反論を見ていて、
彼らの過去やだいたいの性格、
職業などが推測できるのが面白かったです。
同時に
「私たちは冷静に物事を見ているようで、
実は色眼鏡越しに見ているのだなぁ」とも思わされました。
それは自分の今まで生きてきた境遇などから培われたもので、
判断基準として使えば有用だけど、
一歩間違えると偏見になるのだなぁ、と。
陪審員と裁判員は違うのでしょうが、
自分がこういう場に立ったとき、
冷静に、客観的にいられるだろうか…と考えてしまいました。
時間が有ったらもうひとつのチームも観てみたかったです。

『スカイ』 次回ノーチラスは7/24(金)~29(水)
シアターノーチラス
シアター711(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
乾いた風が吹いているような感覚でした
「UFOを呼ぶ会」の会合の現場に
集まった人たちのやりとり。
登場人物の誰もが欠点(人間関係を壊しそうな要素)をもっていて、
会話の中で今にも破綻しそうなギリギリの空気感がありました。
どこで壊れるんだろう、何によって壊れるんだろうと
少し意地の悪い視点で観ていました。
淡々としていましたが、
ざわざわする感じをラストまで維持していて、着地点もあったのでホッとしました。

ノックスの十悔
映像・舞台企画集団ハルベリー
ワーサルシアター(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★
サスペンス?!
サスペンスコメディといいつつ、サスペンス性はあまりない
死人がでないし、事件もあまり起こらない。
なので、ストーリー性で魅せるというよりは、
個々の役者のキャラクター性と、センスのいい?
Funnyな笑いの提供で魅せるお芝居でした。
また、観たくなる劇団です。

20000ページ
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2015/04/16 (木) ~ 2015/04/30 (木)公演終了
満足度★★★
杮落とし観劇です
う~ん主人公よりも女医さんが気に入ったなぁ(^^)
SFというよりも感情哲学的な感じを強く受けた約2時間10分

トーマの頃を過ぎても
Pal’s Sharer
ザ・ポケット(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1452(15-100)
19:00の回(曇)。18:35会場着、受付、中へ。
18:45/19:02前説(120分)、とてもよい印象の方でした。
今夜は予定していなかったのですが時間ができたのでメールで予約(各公演、開演の4時間前まで可だそうです)、満席。
19:03鐘の音で開演~20:59終演。
「観たい!」が2014/10なので上演までだいぶ待ちました。
2012/1@小劇場の初演(2回)、「フラワーシャーベット(2014/6@楽園)」と3公演目です。感じたことは初演時に書いたとおりで、今回も期待通りの好演でした。
「花の二十四年組」...wikiってみると、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、青池保子、山田ミネコ。「ポスト24年組」水樹和佳、坂田靖子、佐藤史生、花郁悠紀子...どなたも懐かしく、思い入れもたくさんある作家のみなさん。
「トーマの心臓」を初めて読んだのは「萩尾望都作品集第1期、11-12巻。「小学館文庫(マンガ)」1980/1981年初版の1-2巻はその後でした。。※萩尾さんはその前に「11人いる!」を読んでいます。
原作の一節が散りばめられた作品、最後に渡された贈り物は原作では「図書館の本」でした。
新しい版が出る度買い続けてきた「トーマの心臓」、初めて読んだ時の自分を傍に感じながら舞台を観ている、不思議な感覚、当時どれほど感動したのか...そんな想いとともに物語は進んでゆきました。
萩尾さん関連では、本作と「半神(2013/11@絵空箱)」がずば抜けた出来栄えで、どのような方(篠原さん)が書いたのかなと思っていたところ、終演後、少しお話をすることができました。萩尾さんの作品が大好きでたまらない、という想いは同じようです。
「これがぼくの心臓の音」そう言うことができる作品に再会できた喜び。もう一回観に来ます。

劇団だるめしあん「あの子の飴玉」 劇団きらら「ぼくの、おばさん」
劇団だるめしあん
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★
ポップだがエロくはない
全体的にはとても面白いのだが、女性ばかりが活躍していて男性陣(本屋の店長さんと関西弁の方は良かった)の活躍がないのがちょいと残念。
特に若手の男性陣が自分の仕事はしているが作品全体に影響しないは作品としてはどうなんでしょう。

愛しきは
劇団 きみのため
テアトルBONBON(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
涙が流れました
先ずは、素晴らしい作品だと思います。ぎん役の原章子さんとお母さん役の斉藤萌さんの演技を初め、皆さん素晴らしい演技でした。そしてストーリーも戦時中から戦後へのそれぞれのシーンの移り変わりで、なんとも言えない哀しさを表していたと思います。観て良かったと思える芝居でした。
タイトルの「愛しきは」を「かなしきは」と読ませる意味がわかったのはラストのシーン。これも感動的でした。
次回作も期待しています。

ミュージカル『レ・ミゼラブル』
東宝
帝国劇場(東京都)
2015/04/13 (月) ~ 2015/06/01 (月)公演終了
満足度★★★★
プレビュー公演観て来ました。
バルジャンは、韓国の役者さんのヤン・ジュンモさんでした。
深くて、優しくて、強くて、ものすごく私好みの声でした。魂を持った歌声だと思います。演技も素晴らしく、時の経過をしっかりと表現し、心からの慈しみを感じました。
前回からのキャストさんたちは、かなりバージョンアップしてました。
特に野島アンジョが良いです。
個人的に残念なのは、ファンテーヌ役にこれは!と言う方に出会えないこと。
今回ももっと声量のある役者はいなかったのか・・・・・・。

愛しきは
劇団 きみのため
テアトルBONBON(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★
かなしきは
戦時中の様子がよく伝わってきて、最後のシーンは心打たれました。小原いく・ぎんの熱演が印象的でした。「愛しきは」、を「かなしきは」と読む題名の中に込められたメッセージについて深く考えさせられました。

小林一茶
こまつ座
紀伊國屋ホール(東京都)
2015/04/06 (月) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

長井古種 日月
あやめ十八番
d-倉庫(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★★★
嫌いじゃなかったのよね。
説明文を見てもストーリーがよく読めず、当日パンフのキャラクター説明を読んでもよくわからず。
どんなのかなーと思いつつ見ていて拡声器を使ってのアジテーションが始まってあら大丈夫かしらと思ってましたが
その後は面白く観れました。
双子のユニゾン台詞やテネシーワルツなど好きなシーンもありました。
終わって見返してみれば説明文の通りキャラクター紹介通りだったなあと。
嫌いじゃなかったのよねっ。

ヒカケン〜非科学的超常現象研究会のなんでもない1日〜
ワイアールジャパン
テアトルBONBON(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かったです!
AB両方観させていただきましたが、どちらもとても面白かったです!特に、主演の松本寛也さんの演技は素晴らしくて、引きこまれました。ただ、少しストーリーがごちゃとしているところがあり、勿体ないなと思いました。

20000ページ
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2015/04/16 (木) ~ 2015/04/30 (木)公演終了
だからアトリエ公演は好きだ!
初回公演を観劇。上演時間2時間10分強、休憩なし。
いやーお腹いっぱい(^^ )とても楽しめた。
あっという間の2時間だった。
ラストの展開は、自分の予想と違った。
観客の一人曰わく「アルジャーノンの二番煎じ」と。
言われてみると……流れ的にはそうかもしれない。
でも、①“頭が良くなる”内容が違うし、②主人公がその能力を手に入れた後、主人公が苦悩する方向性(?)が違う。
主演のトニー、彼の主治医の女医が印象に残る。
本当にこの二人の台詞回しはすごい。
「これ、何ページ分一人で話してんのかな?」と何度も思うほど。でも、ちゃんと理解できる。独りよがりでない。
そう、この作品、台詞が面白い。
その台詞を用いて、文学座での稽古?レッスン?訓練?が垣間見える場面があります。
真実の歴史を知ることの苦悩、その歴史自体には無関心な人々、周囲に対して、また過去に対して何もできない苦悩、そんな中で当事者から突き付けられた衝撃の一言、歴史(過去)を軽んじ科学を至上とする者達、その先にあるもの、そのラスト。
これだから、アトリエ公演は好きだ。

宴
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
あぁ県大会、四次元ボックスさんが!
あぁ県大会、素敵過ぎました。鬼フェスから本当に久しぶりの再演。お馴染みのキャラ達もキャストを入れ替えて、また新たな風味に。たすいちは、必ずしも一番好きな劇団とは言えないけれど、この作品は本当に名作です。しかし凄い数のキャストの中で沖合(末永全)、大園(葦田京喜)、シキ(庄條龍馬)、シカ(永渕紗弥)のオリジナル・キャストはやっぱり迫力と、キャラの強さとは別の華がありました。
しかしメインはやはり四次元ボックスの皆様!やってることが本当にバカなのに格好良い!大ファンになりました。一日だけなんて、あまりにもったいない。見応え十分でした。