最新の観てきた!クチコミ一覧

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土砂降りぶりっこ

土砂降りぶりっこ

ピヨピヨレボリューション

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/04/14 (火) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

女子力
この回はヲタ芸の勉強もできました。

ネタバレBOX

お芝居と、「前園あかりのヲタ芸講座」付きミコトライブの一日復活ライブ。

お芝居は、住民を虜にして砂山を掘る土木作業をさせている北の魔女と作業の邪魔をする南の魔女の対決のような、そのうち住民は砂埃かウイルスの影響でぶりっ子病に罹って倒れたところを、魔法使いになりたくて南の魔女に弟子入りしていた少女が魔女水を飲んで2,000メートル級の砂山を消滅させて解決したのかな、そして尊敬できる女性は年を取っても魅力があるのですよと魔女の心を開かせる、緩くて単純な割にはややこしいストーリーでした。

胸の谷間を強調する魔女を始め、女子の魅力がいっぱいでした。と言うか、それだけという感もありました。そのような中で、元ミコトライブのメンバーで、幼い顔して物凄く元気で、ベテランの域に達しているかのように堂々とした立ち振る舞いで主役を張った東理紗さんが素晴らしかったです。

その東さんも入ってのライブには元ミコトライブのファンが大勢来ていて凄い声援に若干引き気味でしたが、前園さんのヲタ芸講座でOAD(オーバーアクションドルフィン)やPPPH(パンパパンフー)を教えてもらうことができて勉強になりました。
春、さようならは言わない。【当日券若干数販売しております】

春、さようならは言わない。【当日券若干数販売しております】

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

歌に対する愛情が満ち溢れるような傑作
シャンソニエの歌姫(?)が語るシャンソン部を創設した静岡の高校生たちの物語。
あれこれ思いを巡らせるあまり意中の相手に想いを告げられなかったり素っ気ない態度をとったり、な不器用な高校生達がいとおしく、自分の経験を思い出したり。
また、使われる…と言うより歌われる曲(4人編成のバンドの生伴奏での生歌)も物語の流れに沿って活かされることが多く、その歌の魅力を引き出している感じ。
井端珠里嬢が「愛の讃歌」を原語で披露することに意味があるのも巧み。
物語の中心となるシャンソン部の高校生たちは実年齢がもっと上の役者が演じているが、芝居のウソでそれらしく見えるどころでなく「実際にいそう」レベルにまで見えたのはσ(^-^)がそれだけ歳をとったからか?(爆)
そんなこんなで、歌に対する愛情が満ち溢れるような傑作を堪能。

舞台版 うしおととら第三十九章「業鬼」/第四十章「記録者の独白」

舞台版 うしおととら第三十九章「業鬼」/第四十章「記録者の独白」

シアターOM

シアターOM(大阪府)

2015/04/10 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

年齢、個性、演技、 幅の広い役者陣
「業鬼」 㟽の闘い閉ざされた心が強さ、 潮に出来るのか、(存在感がある演技です)

「記録者の独白」 今までの物語を振り返る そうそう その頃から「うしおととら」を観始めたんだ あった あった、

正直初めは、雰囲気に戸惑ったが、年齢、個性、演技、 幅の広い役者陣、観れば観るほど面白くなる。 連続もの罠にはまってしまった。

ノブナガ

ノブナガ

スタジオ踊劇舎

AI・HALL(兵庫県)

2015/04/11 (土) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇と本格的なバレエ、どちらも楽しめた♪
小中から幼稚園位の小さなお子さんを連れられた家族連れで、ほぼ満席。
上演時間120分の間、なかなか良くできたストーリー(再演との事)で、小さなお子さんも飽きずに楽しみながら観劇していた。
そして存分に本格的なバレエも拝見。
こんなにもバレエって多彩なんだ…、と思うぐらい、120分の間、手を変え品を変え、多様な踊りが繰り出され、本当にバレエを堪能できました。
面白い観点から信長を捉えたストーリーはワクワク感満載で、演技もしっかりしていて、且つ、本格的なバレエも楽しめ、満足でした。

宴

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

Bを観ました
突飛な設定(吸血鬼の館に閉じ込められた人々とか)で行われる会話劇という趣の短編が続きます。一見してキラキラした作品かと思いきや、なんとなく主流じゃない人への屈折した眼差しを感じる独特のコメディでした。視覚的にも美しく、当たりの劇団さんだと思いました。

他の方も書いていますが、個性的で魅力的な演者さんが沢山出ています(ネタバレボックス)。一人何役もやっている上にテンション高めの芝居(会場の爆笑が続くような芝居なので)、バタバタ感はあります。合間のブルー転換でわざわざハケを見せてるのは何でだろうとは思いました。ただダンスやコミカルな演技に弾けるような言葉の応酬はたのしく、良い時間を過ごしました。

ネタバレBOX

永渕沙弥さんは、アムリタなどでも観たことがありますが、本当にカメレオン女優さんですね。こなせない役があるんでしょうか。幸不幸ミスマッチは本当に難しいお芝居だと思いますが、すごく自然で(自然に演じるのすら難しいはず)たのしく観れました。天使の話もそうですが、設定が難しい役を難なくなりきっておられる感じが他の女優さんに無い個性です。絶世の美女から、負け組み的な××まで!必見ですね。カツアゲされたと思い込んで逃げるとことか、マンガの表現みたい。それを実写でやって違和感ないのは凄いです。

倉持さん。間合いやセリフの言い方全てが面白い!この人が出てくるだけで笑ってしまいました。すごい役者がいるんだなぁと。知らない方はまだ沢山いるんですね。大好きでした。一番好きだったかなー。

葦田京喜さん。白米少女でみた絶世の美女!(昭和の映画スターのような)。この方、こんなに演技うまかったんですね。三本出てらっしゃいましたが、表情のつくりや立ち振る舞いが別人。他の2ポストでも書かれてますが、こんなにコートを翻す姿が様になる女優はいないです!表情もすごく重厚で劇画みたい。この人が動くと皆が目で追っちゃうみたいな。だから、お話の結果は、えっバンパイア?いや?えっ?うそー!的な。この人の存在感と言うか場の支配力がすごい。個人的には、お母さん役が好きでした。後ろに白い光が見えました!あまり最近舞台に出ていないようですが、気になる女優さんです。

中田暁良さん。小劇場にいてはいけないのでは?と言う爽やかなイケメン。すごい品がよい雰囲気の方なのに、幅広い役(悪ふざけ・ヨゴレ含む)を演じておられ、技術に感心してしまいました。この方が主演のストーリー芝居をぜひみたいです。深みがある、まだ見せてない影があるのでは、と言う想像の余白が一番ある俳優さんでした。

みやでらみほさん。この方、一見アイドルっぽい見た目だしまだハタチそこそこ(高校生?)にしか見えないんですけど、全然年齢が違う役をキッチリ作り込んで作っていて、すごいなと。女優でした。全身で演技をするので、思わず目がそっちにいってしまいます。この方は今後どんどん大きいところに出て、売れていくんだろうなーと思って見てました。幼児役は、あの役をやれる舞台度胸もすごいかな。。
再生ミセスフィクションズ

再生ミセスフィクションズ

Mrs.fictions

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/03/27 (金) ~ 2015/03/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

今更ながらですが面白かったです
短編4本、すべて初見でした。
こちらの団体は何度か拝見してますが、
ほのぼのとした、
でもちょっとまどろっこしい会話のやりとりが好きです。

各々15分でしたが、無駄のないつくりで、
でもこれを長編にするのは野暮なんだろうな…と思わせる
良作たちでした。
特に2作目が心を揺さぶり、涙腺を刺激しました。

エレベーターで受付にあがったあと、
階下での並び順を再現させる為に、
数人で区切ったうちの後ろの人を先にエレベーターに乗せれば
受付の並び復元もスムーズになるかなぁと思いました。

ネタバレBOX

>ねじ式(未来篇)
同名タイトルのマンガが関係してるのかと思いきや。
会話のなかで「安藤さん」が何者なのか
いいタイミングで判明するところが巧いなぁと思いました。
人間らしくなっていく「安藤さん」に対して
人間であるはずの岡野さん(役名失念…)のほうが
ロボットに見えてしまう瞬間もあって不思議でした。
ほんのり、老人介護的な空気を感じてみたり。


>お父さんは若年性健忘症
父が忘れてしまうことが考えの中心になっている娘と、
「私を忘れても、また私と恋に落ちてくれる彼」を楽しむ妻。

結局怒っても悲しんでもお父さんの健忘症が治るわけじゃないし、
あるがままを受け入れ
そこに楽しみを見いだす生き方を見習いたいと思いました。
夫も妻も、どちらも幸せそうで。
「…マル○ツだけど」という言葉にあるように
妻も夫につきあいつつ
けして現実逃避をしているわけじゃないんだなあ、と。
そのあたたかい愛の形に号泣しました。
「健やかなるときも病めるときも」という
結婚式で誓う例の文言が私の頭の中をぐるぐるまわりました。

父と母が買い物に出たあと、
夫婦マグを「ちゅー」させる、娘の祝福の仕方も好きでした。


>東京へつれてって
ホームレスになった男性と、
彼にずっと恋し続けて今も現在進行中の「小桜」ちゃんの会話、
どれも決定打になりそうでならない感じ、
でも前進はしてるはず、という二人の距離感が
可愛らしくてキュンキュンしました。

ラスト、無人になった「あの場所」を描くことで
「東京で二人は
 贅沢ではないかもしれないけど幸せにやってる」
と、こちらに感じさせてくれるのが秀逸だと思いました。


>まだ僕を寝かさない
怪談をしていると、いつのまにか誰かが一人増えている…
というのをとっかかりに、
いつの間にか会うことがなくなってしまう
学生時代の友人達の話にシフトするのが面白かったです。
最初は「男子、バカなことばっかりやって~」と、
楽しく眺めていました。

「いつの間にか」の怖さや寂しさ、やりきれなさ等を
フッと舞台上に持ってくる「僕(岡野さん)」の表情が細やかで、
特に野口オリジナルさんとの会話シーンが好きでした。
これは過去じゃなくて思い出との語らいなんだな…と。

過去の蓄積が現在の自分をつくっているのだなと
あたたかな気持ちになりました。
Angry 12

Angry 12

ワイアールジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2015/04/07 (火) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

Bキャストを観劇。
元作品「12人の怒れる男」は
タイトルと陪審員の話だということしか知らずでしたが、
それ以上の予備知識は不要でした。

有罪に「合理的疑問」を持った陪審員8号の発言に対しての
ほかの陪審員達の反論を見ていて、
彼らの過去やだいたいの性格、
職業などが推測できるのが面白かったです。
同時に
「私たちは冷静に物事を見ているようで、
 実は色眼鏡越しに見ているのだなぁ」とも思わされました。
それは自分の今まで生きてきた境遇などから培われたもので、
判断基準として使えば有用だけど、
一歩間違えると偏見になるのだなぁ、と。

陪審員と裁判員は違うのでしょうが、
自分がこういう場に立ったとき、
冷静に、客観的にいられるだろうか…と考えてしまいました。

時間が有ったらもうひとつのチームも観てみたかったです。

ネタバレBOX

最初のうち、各人物が同じ声量で雑談するシーンがあって、
そこがすこし騒がしいなぁと思いました。
各々のキャラクターが分かった2回目観劇なら、
あのシーンで発言が聞き取れて
楽しく観れたのかもしれないなぁと思いました。

息子と喧嘩別れした過去があり、
その感情を(息子と同年代の?)被告人の少年にぶつけて
鬱憤はらしをしている節がある陪審員3号が、
自分の発言で墓穴を掘ったり、
人の尻馬に乗っていたりしているのが
端から見ていて滑稽で思わず笑ってしまいました。

被告を「そういう人種だから有罪」と決めつけていた
陪審員10号が、後半にわめき立てるシーンでは、
周りの人が(血の気の多そうな7号までも…)
彼女を見ないように目をそらしたり背を向けていて、
一人が激高することで周りが冷静になる、みたいで印象的でした。
彼女もその後冷静になっていて、
「感情は言葉に出すことで
 自分でも客観視できるのかな」と思いました。

激高しても丁寧な(教科書で学んだ通りの?)口調を維持して
片言っぽいしゃべり方をしていた移民(11号)。
彼女が作中で発した言葉に、人が人を裁くことの重みを感じました。
『スカイ』 次回ノーチラスは7/24(金)~29(水)

『スカイ』 次回ノーチラスは7/24(金)~29(水)

シアターノーチラス

シアター711(東京都)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

乾いた風が吹いているような感覚でした
「UFOを呼ぶ会」の会合の現場に
集まった人たちのやりとり。

登場人物の誰もが欠点(人間関係を壊しそうな要素)をもっていて、
会話の中で今にも破綻しそうなギリギリの空気感がありました。
どこで壊れるんだろう、何によって壊れるんだろうと
少し意地の悪い視点で観ていました。

淡々としていましたが、
ざわざわする感じをラストまで維持していて、着地点もあったのでホッとしました。

ネタバレBOX

ドクター@高島さんが、
本心を見せない、善悪の区別がない怖い人なのかなと思わせつつ、
実はいじめられっこだった過去などが明かされて、
子供の時に信じてもらえなかった「UFO目撃」を
大人になって
方法を変えて叶えているような気配を感じさせていました。
ラストシーンの、ヒロインの言葉を聞いてはっとした表情は
寂しがりの少年のようでした。

青のストライプ@木村さんの
「一人にしちゃだめな人の傍にいるだけ」という言葉に始まる
ドクターに対する微妙な感情に同調しました。

ドクターのほか、
チョークも別件のいじめの話題に関わっていましたが、
特にそこが繋がることもなく、
ほかのメンツの過去も別段繋がらなかったのが
現実的だけど「作品」としては個人的に物足りなかったかな…
(ちょっとした奇跡、みたいな展開を期待してたのです)

こちらの団体は初めて観劇なので、
そのドライな感じがウリだったのかもしれないなぁ…と考えています。
ノックスの十悔

ノックスの十悔

映像・舞台企画集団ハルベリー

ワーサルシアター(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★

サスペンス?!
サスペンスコメディといいつつ、サスペンス性はあまりない
死人がでないし、事件もあまり起こらない。
なので、ストーリー性で魅せるというよりは、
個々の役者のキャラクター性と、センスのいい?
Funnyな笑いの提供で魅せるお芝居でした。

また、観たくなる劇団です。

20000ページ

20000ページ

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2015/04/16 (木) ~ 2015/04/30 (木)公演終了

満足度★★★

杮落とし観劇です
う~ん主人公よりも女医さんが気に入ったなぁ(^^)

SFというよりも感情哲学的な感じを強く受けた約2時間10分

ネタバレBOX

でもなぁ、なんとなくオチのヒネリの効いた短編を延ばした感じを受けました。

始終スタンスがブレずに主人公をモルモット扱いし切った女医さんがホント気に入りました♪

ワンチャンスみたいな舞台も出てきて笑いが取れてましたが。
まぁ初日な分、台詞が怪しい方もちらほら居た中。
主人公くんの立て板に水の如き本の内容暗唱は見事でありました(^^)
トーマの頃を過ぎても

トーマの頃を過ぎても

Pal’s Sharer

ザ・ポケット(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1452(15-100)
19:00の回(曇)。18:35会場着、受付、中へ。

18:45/19:02前説(120分)、とてもよい印象の方でした。

今夜は予定していなかったのですが時間ができたのでメールで予約(各公演、開演の4時間前まで可だそうです)、満席。

19:03鐘の音で開演~20:59終演。

「観たい!」が2014/10なので上演までだいぶ待ちました。

2012/1@小劇場の初演(2回)、「フラワーシャーベット(2014/6@楽園)」と3公演目です。感じたことは初演時に書いたとおりで、今回も期待通りの好演でした。

「花の二十四年組」...wikiってみると、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子、青池保子、山田ミネコ。「ポスト24年組」水樹和佳、坂田靖子、佐藤史生、花郁悠紀子...どなたも懐かしく、思い入れもたくさんある作家のみなさん。

「トーマの心臓」を初めて読んだのは「萩尾望都作品集第1期、11-12巻。「小学館文庫(マンガ)」1980/1981年初版の1-2巻はその後でした。。※萩尾さんはその前に「11人いる!」を読んでいます。

原作の一節が散りばめられた作品、最後に渡された贈り物は原作では「図書館の本」でした。

新しい版が出る度買い続けてきた「トーマの心臓」、初めて読んだ時の自分を傍に感じながら舞台を観ている、不思議な感覚、当時どれほど感動したのか...そんな想いとともに物語は進んでゆきました。

萩尾さん関連では、本作と「半神(2013/11@絵空箱)」がずば抜けた出来栄えで、どのような方(篠原さん)が書いたのかなと思っていたところ、終演後、少しお話をすることができました。萩尾さんの作品が大好きでたまらない、という想いは同じようです。

「これがぼくの心臓の音」そう言うことができる作品に再会できた喜び。もう一回観に来ます。

劇団だるめしあん「あの子の飴玉」 劇団きらら「ぼくの、おばさん」

劇団だるめしあん「あの子の飴玉」 劇団きらら「ぼくの、おばさん」

劇団だるめしあん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ポップだがエロくはない
全体的にはとても面白いのだが、女性ばかりが活躍していて男性陣(本屋の店長さんと関西弁の方は良かった)の活躍がないのがちょいと残念。

特に若手の男性陣が自分の仕事はしているが作品全体に影響しないは作品としてはどうなんでしょう。

ネタバレBOX

ポップではあるのですが、もっと全体的にポップにして欲しかったです。特に終盤急に真面目になってしまうのは現実に引き戻されたようで。
入り口だけではなく最後までポップにこの話を見せられたらもっといい劇団になると思います。
愛しきは

愛しきは

劇団 きみのため

テアトルBONBON(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙が流れました
先ずは、素晴らしい作品だと思います。ぎん役の原章子さんとお母さん役の斉藤萌さんの演技を初め、皆さん素晴らしい演技でした。そしてストーリーも戦時中から戦後へのそれぞれのシーンの移り変わりで、なんとも言えない哀しさを表していたと思います。観て良かったと思える芝居でした。
タイトルの「愛しきは」を「かなしきは」と読ませる意味がわかったのはラストのシーン。これも感動的でした。
次回作も期待しています。

ネタバレBOX

最後の方で、大家の馬鹿一が杉子に嫌われたと思って、石を抱くシーン。あれって本物の石ですかね。石を降ろすときに下の小さな石にあたる音が本物っぽい音でした。
ミュージカル『レ・ミゼラブル』

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

東宝

帝国劇場(東京都)

2015/04/13 (月) ~ 2015/06/01 (月)公演終了

満足度★★★★

プレビュー公演観て来ました。
バルジャンは、韓国の役者さんのヤン・ジュンモさんでした。
深くて、優しくて、強くて、ものすごく私好みの声でした。魂を持った歌声だと思います。演技も素晴らしく、時の経過をしっかりと表現し、心からの慈しみを感じました。
前回からのキャストさんたちは、かなりバージョンアップしてました。
特に野島アンジョが良いです。

個人的に残念なのは、ファンテーヌ役にこれは!と言う方に出会えないこと。
今回ももっと声量のある役者はいなかったのか・・・・・・。

愛しきは

愛しきは

劇団 きみのため

テアトルBONBON(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

かなしきは
戦時中の様子がよく伝わってきて、最後のシーンは心打たれました。小原いく・ぎんの熱演が印象的でした。「愛しきは」、を「かなしきは」と読む題名の中に込められたメッセージについて深く考えさせられました。

ネタバレBOX

ただ、黒人の演技は、極端すぎて非現実に感じました。舞台設定が同時に2セットあるという工夫には感心しましたが、2つがもっと絡むのかと思いましたが、さほど絡まず、同i時に動きがあるときは、集中できませんでした。
小林一茶

小林一茶

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/04/06 (月) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

五七調で紡がれる
台詞の質量とテンポに圧倒される。
芝居の終わり方が深い。

長井古種 日月

長井古種 日月

あやめ十八番

d-倉庫(東京都)

2015/04/09 (木) ~ 2015/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★

嫌いじゃなかったのよね。
説明文を見てもストーリーがよく読めず、当日パンフのキャラクター説明を読んでもよくわからず。
どんなのかなーと思いつつ見ていて拡声器を使ってのアジテーションが始まってあら大丈夫かしらと思ってましたが
その後は面白く観れました。
双子のユニゾン台詞やテネシーワルツなど好きなシーンもありました。

終わって見返してみれば説明文の通りキャラクター紹介通りだったなあと。
嫌いじゃなかったのよねっ。

ネタバレBOX

地名から日本が舞台なのかなーというイメージしてしまうと、
いくら閉鎖的といっても天動説を信じたりというのは無理があるんじゃ、という気持ちも出てきたり。
ヒカケン〜非科学的超常現象研究会のなんでもない1日〜

ヒカケン〜非科学的超常現象研究会のなんでもない1日〜

ワイアールジャパン

テアトルBONBON(東京都)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです!
AB両方観させていただきましたが、どちらもとても面白かったです!特に、主演の松本寛也さんの演技は素晴らしくて、引きこまれました。ただ、少しストーリーがごちゃとしているところがあり、勿体ないなと思いました。

20000ページ

20000ページ

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2015/04/16 (木) ~ 2015/04/30 (木)公演終了

だからアトリエ公演は好きだ!
初回公演を観劇。上演時間2時間10分強、休憩なし。

いやーお腹いっぱい(^^ )とても楽しめた。
あっという間の2時間だった。
ラストの展開は、自分の予想と違った。

観客の一人曰わく「アルジャーノンの二番煎じ」と。
言われてみると……流れ的にはそうかもしれない。
でも、①“頭が良くなる”内容が違うし、②主人公がその能力を手に入れた後、主人公が苦悩する方向性(?)が違う。

主演のトニー、彼の主治医の女医が印象に残る。
本当にこの二人の台詞回しはすごい。
「これ、何ページ分一人で話してんのかな?」と何度も思うほど。でも、ちゃんと理解できる。独りよがりでない。

そう、この作品、台詞が面白い。
その台詞を用いて、文学座での稽古?レッスン?訓練?が垣間見える場面があります。

真実の歴史を知ることの苦悩、その歴史自体には無関心な人々、周囲に対して、また過去に対して何もできない苦悩、そんな中で当事者から突き付けられた衝撃の一言、歴史(過去)を軽んじ科学を至上とする者達、その先にあるもの、そのラスト。

これだから、アトリエ公演は好きだ。

宴

たすいち

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

あぁ県大会、四次元ボックスさんが!
あぁ県大会、素敵過ぎました。鬼フェスから本当に久しぶりの再演。お馴染みのキャラ達もキャストを入れ替えて、また新たな風味に。たすいちは、必ずしも一番好きな劇団とは言えないけれど、この作品は本当に名作です。しかし凄い数のキャストの中で沖合(末永全)、大園(葦田京喜)、シキ(庄條龍馬)、シカ(永渕紗弥)のオリジナル・キャストはやっぱり迫力と、キャラの強さとは別の華がありました。

しかしメインはやはり四次元ボックスの皆様!やってることが本当にバカなのに格好良い!大ファンになりました。一日だけなんて、あまりにもったいない。見応え十分でした。

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