
Re・BIRTH-南総里見八犬伝異聞-【完結編】
super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船
ブディストホール(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/02 (火)公演終了
満足度★★★★★
南総里見八犬伝 完結編 観てよかった!
全編もさることながら完結編震えました。
殺陣も迫力あるし!やっぱり信乃様素敵でした。観に行ってよかったー!

Re・BIRTH-南総里見八犬伝異聞-【完結編】
super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船
ブディストホール(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/02 (火)公演終了
満足度★★★★
完結編にふさわしい造り
白龍チームのみ観劇。
昨年10月に前編、それを経ての後編(完結編)。
自分は前作も観劇済みなので、
今作のキーになるであろう設定は把握してました。
前作からキャストが変わっていたり、
同じ人でもビジュアルが変わっていたりしていたようで、
最初の戦いのシーンで名前を呼ばれるまで「だ、誰だ?」と
思ってしまうことも何度かありましたが、
観ているうちにだいたい把握できました。
休憩15分こみで、上演時間3時間。
休憩明けのところでコミカルなシーンを入れたことで、
あの世界にすっと戻れて良かったなぁと思いました。

愛でもないし、youでもなくて、ジェイ。
アナログスイッチ
シアター711(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
渡辺さん、楽しみにしていたので残念ですが、佐藤慎さんの独り温度差のある演技がハマっていた。前作同様、板橋優里さんのキャラクターは面白い!あの目力は天性。あと、野口裕樹さんがとても効いてました。そこで何かやってくれ!と思うところでやらかしてくれます。どこか切ないんだけど、明るくて、楽しくて、笑える舞台。正に!とても楽しかったです。

セーラー服とブルーシート
B.LET’S
ワーサルシアター(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/06/01 (月)公演終了
満足度★★★★
現実に起こり得る
女子高生役はみんなキャラクターがたっていて良かった。特に土田有希さんの演技が鬼気迫るものがあった、あの目力は天性。出演キャラクターが舞台上に常に居るという演出も、照明の使い方がとても上手かったので良かった。現実に起こり得るストーリーであり、考えさせられました。

歌姫
劇団Tempa
広島市東区民文化センター・ホール(広島県)
2015/05/16 (土) ~ 2015/05/17 (日)公演終了
満足度★★★★
笑って、泣いた。。
セレソンが、宅間孝行の猛烈な個性と無茶なアドリブでお客を惹きつけるのなら、劇団Tempaの場合は、劇団、役者たちによる ”演劇LОVE” な姿勢がお客を惹きつけ、そして泣かせて笑わせた感じなのかな。
あいだに休憩を含む3時間弱のお芝居だったと思うけど、1日にダブルキャストの2回を観ても、全然飽きずに観れました。
全体のキャスティングも良く、久保さんは今回一番のハマり役だったかなと。。。
ダブルキャスト、それぞれの芝居の印象はやはり違ってて、その芝居の違いを感じながら観るのも楽しいのだけど、その違いによって周りの役者さんの演技とか空気が微妙に変わって観えたのも、今回は面白かったです。
ホール公演は、今回でTempaは3回目になるのだと思うけど、音声等、技術的な気になる不具合も素人目には全然感じなくて、芝居だけに集中して観れたのがほんと良かったです。
あと普通、演出家にも役者にも、意外と得意な分野がプロにさえもあると思うのだけど、去年の「ダブリンの鐘つきカビ人間」と今年の「歌姫」と、全然テイストの違う芝居をきっちり作り上げることは単純にすごいなぁ・・と。
また、次公演も期待したいです。
あっ、最初の、ヤットくんが出てた、舞台を観るうえでのマナー的な映像は分かりやすくて良かったです。はい。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★
圧巻
以前から気になる団体でした。
ふらっと行ったら強烈に引き込まれてしまいました。
視覚だけではなく、聴覚、触覚、そんなものを冴え尖らせて観るような作品。
優しさとは、痛みとは。
自分を犠牲にしてもいい。誰かを思うっていうことは素晴らしいかもしれないけれど、究極の自己愛なのかもしれないなと感じた。
大人のための童話、サーカス、そんな非日常を感じれます。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
再びの衝撃
去年は観に行けず前回観劇したビョードロから2年、久々のおぼんろさんの舞台でした。あの時の衝撃を鮮明に思い出しました。またこの世界に来ることができてよかったです!

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2015/05/30 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
胸に迫る熱演
四回目の再演ですが、初見でした。周到な複線が巧みに回収されていくのはとても心地よく、主演の原田樹里さんをはじめとして、キャストの皆さんの熱演が強く胸に迫りました。演劇初心者の方にもお勧めです。

雨ウツ音ナリツヅ9日々
tetsutaro produce
Geki地下Liberty(東京都)
2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★
ファンタジー
この時期にタイムリィな作品であった。“史実に忠実なファンタジー”とあったが、ファンタジー要素はあまり感じられず、 かといって、いつもの居酒屋ベースボールの“乾いた生々しさ”のようなものもあまり感じられず、とても微妙な感じがする。心に痛いシーンもあった、救いのないファンタジーは哀しい。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★
良かった
全体的に、お芝居も運営も安定してきたと思います。
前回の第11回本公演『パダラマ・ジュグラマ』公演時に比べたら、格段に良くなっていました。個人的には、会場を普通のシアターにしてくれて有難かった。吉祥寺シアターの空間もキレイに仕上げていたし、座席の設置も無理ない感じでとても過ごしやすかった。満席状態でも椅子席なら全く問題ない。
芝居の内容も『パダラマ・ジュグラマ』との比較だと、わかりやすく筋も通っていて、違和感なく最後まで観られた。逆を言えば、話がシンプルすぎて、どうしても演者の動きばかりに目が行ってしまい、脚本とのギャップが大きい感じがしました。でも、全然悪い訳ではないので、観ていて問題はありません。
昨夜の公演でも100名は集客できていたので、この規模の公演を年2回ずつ、3年程安定して運営できれば、キチンと継続した団体になると思います。
それから挑戦しても、コクーンは逃げないでしょう。
後は、折込にもいろいろ今後の予定が入っていましたが、5人とも客演含めていろいろな経験を積めば、おぼんろにとっても良い影響があると思います。
今回の公演で凄い感動したところとかは、残念ながらなかったけど、観る前の印象に比べたら、断然に良くなったので、これからも観て行きたいと思います。
未だ観てない人は、投げ銭のイイ値公演なら、間違いなくお得です。
先ずは公演を観てから、良し悪しの判断した方が良いですよ。
怪我無く千秋楽を迎えられますように。
※点数は、お芝居★3+運営★1

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりモンスター劇団
今公演2回目の観劇。
完成度の高さが感じられる舞台だった。
繊細で美しい照明の中、語り部たち一人ひとりが日々変化し進化している。
例えばゴベリンドンが己の罪を語ったのちの苦痛に歪んだ姿と咆哮。
17ステージ目にして声の枯れもなく、この物語の核となる“絵”を強烈に焼き付ける。
おぼんろ、やっぱりモンスターだ。
個々の場面のクオリティが深化&進化している。
先に述べたゴベリンドンの苦痛と咆哮の場面、「俺は死ねないんだ」という叫びが
観る者を息苦しくさせるほど迫ってくる。
ゴベリンドンの襲撃に失敗して怖気づくザビーに対し、
畳みかけるようにシグルムの葉を投げ落として彼女の欲を刺激するトシモリが
ちらりと狂気の入り口を見せるところ。
てるてる坊主のような死体がザビーの手によって
無造作に深い穴へと落とされていく場面の妙にリアルな手触り。
個々のシーンの濃度が増しているだけに、気になる部分がより浮上した感がある。
走り回るタクマのバタバタという足音や、無垢で幼いキャラ設定、
ちょっと台詞が流れてしまった弁士のシーンなど…。
だが「ゴベリンドン」は、それらを補って余りある圧倒的な世界観を表出して見せる。
この唯一無二の世界観は最強だと思う。
この完結した世界観を前にすると、私の好みなどどうでもよくなってしまう。
私は5人が作り出した世界に浸りたくて劇場へ向かう。
あの5人が無我夢中で目指すものを見たくて客席に座る。
ただのファンであることの幸せを感じながら、もう次を楽しみにしている。

カナリヤ【追加公演決定!3日19時】
日本のラジオ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/05/29 (金) ~ 2015/06/03 (水)公演終了
満足度★★★★★
日本のラジオ『カナリヤ』感想
開かれた監獄。
眼科画廊の地下。狭い空間に、味気無い壁。ここは監獄であり、観客である私たちは傍聴席にいる裁判ウォッチャーなのだ。
白の装束を纏った新興宗教団体の面々は、某大事件を起こした彼らを想起させる。しかし、白装束に身を包む彼らは、この空間に於いては至極真っ当な人々として描写され、逆に、カラフルな衣装を纏う、外の(普段私たちが属している)世界からの来訪者は異様な趣きを以って描かれる。作中の言葉を借りるならば、外の世界の住人は魂の次元が低いのである。
ここで、観客は決断を迫られる。すなわち、白装束の彼らの価値観に従って事の成り行きを見つめるのか、或いは色のある私たちの世界の価値観を持ち続けるのか。
以下ネタバレBOXに記入。

雨ウツ音ナリツヅ9日々
tetsutaro produce
Geki地下Liberty(東京都)
2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
ヤマトンチュー分かってるのか?
米軍上陸後の沖縄戦で何が起こったのかを戦争を知らない世代が資料と想像力を用いて描いた映画を作ろうとしている。これが設定である。

愛でもないし、youでもなくて、ジェイ。
アナログスイッチ
シアター711(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

40minutes VOL2
TABACCHI
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/30 (土)公演終了
満足度★★★★
共通テーマ
同じテーマなのだけれど、それぞれに個人、日本、世界、を舞台にしていたところが面白かったです。ただテーマになっている「ゆれる」はいろいろに展開できるので横並びでの比較は難しいように思いました。それぞれの団体のカラーも感じられてよかったです!

カナリヤ【追加公演決定!3日19時】
日本のラジオ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/05/29 (金) ~ 2015/06/03 (水)公演終了
満足度★★★★★
日本のラジオ:「カナリヤ」
内容は、「このへやで、ずっと好きなことをすればいい。
ぼくと神さまが、きみを一生まもるから」
母の食事に毒を盛り、観察し続けていた少女、医療少年院を出た彼女を迎えたのは
宗教団体「ひかりのて」の幹部となっていた兄、毒と家族と信仰と、地下室の短いお話。」
観始めてすぐ、これは世間を今も騒がせ続けている、松本某のカルト教団を下敷きにして織り上げられた芝居だと気づく。
信仰も宗教も、それぞれ独立していると、最初の成り立った時の思想や信心は、カルトでも危険でも歪んでもいなかったであろうに、信仰と宗教が連み信仰宗教となり、組織が大きく膨れ上がると共に得てして暴走し、危険を孕み、歪み、カルトになって行く傾向にある。
それはいつか、誤った宗教感に陥っていることに気づかずに、自分と相容れないものを排除し、人の命さえ奪うことを躊躇しなくなる怖さをも孕んで行く。
この舞台を観ると、人は如何にしてカルト宗教に嵌まり、呑み込まれて行くのかが、ゾクゾクと膚に這い上る様に解る。
上演時間の前から、舞台の隅で折り紙を折り続ける、田中渚さんの林の妹アンは、心の底に病みを抱えていることを暗示し、芝居が進むに従い、情緒不安定で何も解っていないように見えて、実は一番冷静で的確に、本能でこの「ひかりのて」という信仰宗教団体の危険さ、狂気を解っているのではないかと思った。
奥村拓さんのアンの兄、リュウタは、穏やかな顔の下に、どんな病みを宿していたのだろう。なぜ、あのようなものを製造したのだろう。なぜ、何のために 。その問が今も頭の中をぐるぐる回る。
八木麻衣子さんの広瀬は、同級生であり、教団を共に立ち上げた教祖早川が、当初の思いからかけ離れ、暴走して行くことに愕然とし、やはり同級生であったリュウタも早川の指示で、自分の知らないところで暴走と狂気に巻き込まれて行く姿を見て、自分が信じてきた物に疑問と怖さを孕んだ不安を感じた広瀬として、目の前に佇んでいた。
蓮根わたるさんの井上ヒソカは、じわじわと、心に浸食してくる怖さと不気味さ、それでいながら、妻と共に出て行った娘の事を話す時とアンに対する時だけは、ふと柔らかで温かな笑みを見せる。
教団も教義も井上は、信心しているのではなく、林リュウタその人だけに対する何か、それは恩義なのか、リュウタ自身への言葉にするには難しいある種の心酔、否それとも違う、でも、確かにある思いから人の命を奪うと解ってる素材を調達する。
自分では抱えきれない、傷、トラウマ、痛み、何かを抱え込んでしまった時、そこにカルト宗教団体があり、一見穏やかな仮面をかぶり近づいて来た時、人はあっけなく、狂気だと気づかずに狂気の中へ取り込まれ、呑み込まれて行くのだろうか。あの、ヒットラーのナチスのように......。
全ての役者が役者ではなく、登場人物その人として、目の前に佇み、観ている側は、その場面と場景に迷い込み、佇み、その人の体の中に入り、内側から観ているような気持ちになった。
家族、血の繋がり、生きる、命、清濁、表と裏、何が正しくて、何が間違いなのか、いろんなもの、いろんな感情が、いろんな思いや思考や言葉が、観てからずっと、頭と体を駆け巡っている。
シリアスなアングラではあるけれど、ただ重いだけではなく、随所に笑いも散りばめながら、見終わった後に、ずしんと何かが体の中に響いて来る、短い舞台でありながら、見応えがある素晴らしい舞台でした。
文:麻美 雪

死んだらさすがに愛しく思え
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2015/05/29 (金) ~ 2015/06/02 (火)公演終了
満足度★★★★
漫画家トリオが出るかどうかは内緒/約110分
いつも通りギャグ満載だが、あまり笑う気になれないくらい今回のは重かった。
なのにそこまで胸にズシンとこなかったのは、重いバックボーンを背負っているある意味で気の毒な主人公が一点だけ我々と大きく違って、感情移入しづらかったせいか?

死んだらさすがに愛しく思え
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2015/05/29 (金) ~ 2015/06/02 (火)公演終了
満足度★★★★★
対照的で面白い
暗い内容に、笑いが、対照的なことなのに同居している。
その対照的なところが面白い。
そしていつものMCRらしさも存分にあり、楽しく観れました。

「60分間のパフォーマンスサミット」
茶屋町サミット
MBS1F ちゃやまちプラザ 「ちゃプラステージ」(大阪府)
2015/05/27 (水) ~ 2015/05/27 (水)公演終了
満足度★★★★
面白かった。 茶屋町チャミット、、、 (^_^)/
茶屋町サミット 就活
MC イカスケ青木、佐々木ヤス子
あの会社 青木 是常 漫才は、前回初めての漫才 今回2回目上手くなってる 色気ポーズ の掴み 子供と遊園地へ面白い。

ゴベリンドン
おぼんろ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/05/21 (木) ~ 2015/06/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
森の中
たった5人で紡ぐ世界は、果てしなく広がると思えた。
吉祥寺シアターが、小さく感じた。
って、やっぱり、この物語の威力の大きさは、並大抵ではないと確信しました。
縦横無尽に走り回り神出鬼没とか、美術や客席の造りが、どうのという問題ではなく、想いが突き動かしていく展開に、引き込まれていく。
振り返っても、場所によっては、見え辛い処があるのも事実だし、体の向きを変えて、キャストの動きを追うのも、おぼんろ作品の面白さや魅力だったりする。
だが、今回はあえて、全てを追わなかったのだが、各キャラの想いは、しっかり響いてくる。たった5人なのに、紡ぎだす世界は偉大でした。