
輪廻 万華鏡展
星屑企画
STAGE+PLUS(大阪府)
2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了
満足度★★★★
三部作を初観劇♪
「産まれ、 生きて、そして死ぬ。
星屑企画、人生こっそり三部作、最終章。」
「死」を扱った最終章千秋楽を観劇!
博物館に飾られた絵の記憶、という形を借りて、オムニバス形式で話は進んでいきます。
どのお話も趣が変わった面白い話ばかり♪
そしてそれらのお話が結びつきあい、最後は…。
皆さん、感動の涙でした♪
当初100分と言う事でしたが、千秋楽、蓋を開けてみれば、2時間超の熱演でしたが、あっという間に終わってしまいました。
「出産」の第一章、「生きる」の第二章を見ていれば、更にもっと感動したのでは、と、今更ながら観てこなかった自分を恨んでいます。
次回は必ず観に伺います。

弱虫堂々
放課後ランナー
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
汗と涙と笑いと
最初から最後まで退屈だと思うことがなく、あっという間の2時間でした。この劇団は走るイメージが強かったのですが、今回もやはり走っていて、その姿がとても素敵で感動しました。笑うところもとても面白くて、すごく楽しかったです。
最後は涙が止まりませんでした。自分の人生を見直すきっかけを与えてくれました。
迫力があって、気づいたらどんどん引き込まれていて、本当に観に行ってよかったと思いました。次も絶対観に行く。

ラジオスターの掟
AH!999プロジェクト
スタジオ空洞(東京都)
2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
ラジオスタジオ
スタッフの対応が瑞々しい感性を感じさせて頗る感じの良いものであった。若い作家の作品で出演者、スタッフも皆若い。従って小さなアラはある。然し、それらを充分凌駕してなお余りある真摯な問い掛けと葛藤に、大きな可能性を感じさせる。このシナリオに体当たりでぶつかり、役作りしている溌剌とした演技には、大変好感を持った。(追記後送)

Family Profile
劇団のの
Neuro Cafe(東京都)
2015/06/27 (土) ~ 2015/06/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
品よく清潔感のある作劇
多少混乱するストーリーながら、とてもフレッシュな俳優陣が好印象の舞台。
その殆どが若い人たちにつき、学生演劇が持つイントネーションや間が何ともこちょばゆいが、それらを差し引いても余りある清々しさとホスピタリティが心地よい。

『ニシムクサムライ』 ~0年代の人間事変~
(有)マッチポンプ調査室
明石スタジオ(東京都)
2015/06/24 (水) ~ 2015/06/29 (月)公演終了
満足度★★★★
わやくや
なんだろね、もう堅苦しいこと言いっこなし。
そこはシンプルでカジュアルに楽しめるエンタメ舞台。
語感の持つイメージを大切に敢えて解釈を崩して確信犯的拡大解釈で疾走したエロでおバカで荒唐無稽な楽しい舞台。

金と銀の鬼─チェインソウル─
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
始まればいつかは終わりが来る…
正直、千秋楽を迎えてほしくなかった!!!
ずっとずっとやっていてほしかった!!!
終わってほしくなかった!!!
そう思える作品は本当に数少ない。
今回は5回観劇。自分でも呆れてる。でも、飽きがこない。
何度観ても、いろんな発見があって、やっぱり同じところで笑ってしまって、クライマックスでは、とてつもない儚さを覚える。
会場入りすると
『水曜日のカンパネラ』がかかっていて、彼女の唄う「桃太郎」は今作品の面白さと、美しさと、儚さにタイトルさながらベストマッチな曲だった。
この曲は
楽しすぎた「金銀鬼」の思い出の名残りとなった。
きっとオフブロードウェーとかで演じたらきっと人気爆発になるとおもう。
X-クエストが堪らなく好きです。

クリームの夜
劇団民藝
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2015/06/18 (木) ~ 2015/06/30 (火)公演終了
満足度★★★★
CASTLEの元気なオバアチャンを思い出すなぁ(^^;)
若い世代の担い手として、新劇や商業演劇で活躍目覚ましい青木豪氏の新作書き下ろしだそうです。名もない人びとのささやかな出来事に着目し、平凡な日常の影にひそむ事件や微妙な人間関係をリアルな会話で描くとの話でしたが。そんで舞台上ではその前口上通りに表現されていたと評価できます。
・・・・んでもなぁ話が何となく平坦に進みまして、
ちと眠気がわずかに出てきたです。
(連れは結構しっかり睡眠とれてしまったようです(-_-;)
見せ方とか場面展開とか登場人物などの設定は良く出来てきていて、さすが劇団民藝さんだなぁと評価できた約2時間の作品です。
観客は高齢者が多かったかしら・・・
効果音とかの入れ方とかは上手でありました♪

星座
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2015/06/22 (月) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

沈黙
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2015/06/27 (土) ~ 2015/06/30 (火)公演終了
満足度★★★★
すばらしい和製オペラ
原作のよさがよく活かされていてオペラでもよい作品に仕上がっている。現代音楽と美しい合唱がよくあっている。日本語ではあるもののオペラの歌唱では聞き取りにくいとこともあり、字幕があって助かった。

ヒグマ春夫の映像パラダイムシフト vol.67
ヒグマ春夫
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2015/06/29 (月) ~ 2015/06/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
無題1523(15-211)
19:30の回(晴)。
19:03受付、開場。上階でも公演がありなんとなく列に並んでいたら違うことに気が付きました。コの字の客席、目の前には大きな(白い)薄地の布、巨大な羽根を広げているように見えます。その奥にはビニール袋らしきもの。
ヒグマさんとダンサーの作品は同じ桜美林、木村愛子さん「シカク、シテン、シカイ、、(2012/4)」以来です。
19:33ドアが閉められ、映像、公園、緑、木、水の音、風の音、烏の声...しばらくすると、3点で留められていた布の右が外れる。
ここらから工藤さんのダンスが始まりますが、映っているのはどこか「ミクロの決死圏」を思わせる。グロテククであり、生命の神秘であり、体内に侵入した異物への攻撃にもみえました(勝手な想像ですが)。SE的に使われているのは(たぶん)呼吸を使ったものだと思うのですが、悪魔の呼吸にしか聞こえない恐ろしげなもの。
終演後のコメントによるとほとんど即興のようで、後半の仕掛けはビジュアル的にも圧巻。フロア全面を覆い尽くしそうな半透明のビニール袋がどんどん膨らみ、中に入った工藤さんは、はじめ胎児のように、最後はビニールを破って出てくる(衣装を替え)のは、黒いビーナスの誕生を観ているようでした。穴が開いたビニール袋は大嵐が来たかのように空間を暴れ狂うのでした。
終演は20:34、大スペクタル。

最後の愛人
株式会社FMS
サンモールスタジオ(東京都)
2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
なんか「先生」って話を思い出したなぁ・・・
純愛というか何というか、当事者同士もっと話し合い=コミュニケーションを密にと思ったなぁ・・・。
先生のキャラクターとか愛人さんとかは思ってる通りのイメージで舞台上に現れたかなぁと思えたデス。=ステレオタイプというわけですね(^^)
で、あんまし意味無いよなぁと思えた喫煙シーンが1つあって、狭い劇場内でリアルに煙草ふかされるのはちょっと・・・と思えた約1時間40分。

みんなの宅配便
EPOCH MAN〈エポックマン〉
明大前KID AILACK ART HALL 5F ギャラリー(東京都)
2015/06/27 (土) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

Windows5000
壱劇屋
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了
満足度★★★★
緩々と愉しかった!もう次が待ち遠しい!
なかなか緩々と楽しめました~♪
セットも細部までかなり作りこまれていて見てるだけでも楽しくなってくる!
(観たい観てきたに書き込むと特典映像で隠しアイテムなどのウラ側が見れます)
タイトル通りPCで各部屋を覗き込みながら
調査員である大熊さんと竹村さんの和やかな会話で展開される
各部屋と住人たちがかなり個性的なのでその様子を突っ込む会話が面白い♪
(ここに安達さんのクールな突っ込みが交じっていても面白かったかも⁉︎って想像しちゃった)
なので誰でも何も考えすに楽しめる作品♪
それと好きな劇団の役者さんと面白い客演さんだからより楽しめた~(^^)
アンケートにどの部屋に住みたいのかの質問がありましたが
私なら大石さんの部屋?が普通でいいですけどね♪
小刀さんの部屋もフワフワして心地良さげだけど夏は暑さや湿気などで嫌かなぁーって真面目に考えるか…(^^;;
ラストのオチは映像で何となく分かってしまったかなぁ~
どうせなら看板を下からパーンせずに看板のアップにいきなりした方が驚きがあったかなぁ~⁉︎
映像やオリジナルの歌など盛り込んだ愉しい作品でした!
2006年に上演したヨーロッパ企画のオリジナル作品も観てみたいなぁ~♪
それにしてもまた違った壱劇屋が観れて良かった~!
これからも色々な事にチャレンジして愉しませて欲しいなぁ~♪
さぁ次も第3弾も待ち遠しい!
PS:思わずメモリアルCD買っちゃいました~♪ ソロパートもあるので嬉しい♪

悪い芝居 vol.17『キスインヘル』
悪い芝居
赤坂RED/THEATER(東京都)
2015/06/26 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
爆音と言葉の応酬
荒唐無稽な感じがしながらも、きちんと筋の通った純愛。重低音が響く中、ひと癖もふた癖もある登場人物が、縦横無尽に暴れ回ります。歌も芝居も全部炸裂させる唯一無二なパフォーマンスでした。山崎さんがこれ以上になくエンディングで暴れ回っていて、それだけでも痛快で楽しい時間でした。
もしかすると、パンクロックで歌われる歌詞を戯曲化するとあんな感じになるのかなと思って眺めていました。もちろんただの妄想ですが、そう考えると荒唐無稽さも、頷ける気がします。

みんなの宅配便
EPOCH MAN〈エポックマン〉
明大前KID AILACK ART HALL 5F ギャラリー(東京都)
2015/06/27 (土) ~ 2015/07/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
豊かな演劇空間
初日に小角まやさんとの初回を観てきました。
上演時間はたったの65分でほぼ密室での会話劇だけれど、小沢さんが当日パンフレットに書いているとおり本当に豊かな演劇空間でした。
65分の間に笑ったり泣いたり笑ったり泣いたり心を揺さぶられっぱなしです。
狭い劇場で客席も限られていますが終演後は本当に大きな拍手でした。
ほとんどの回は前売り売り切れですが、可能性にかけて当日券を並ぶ価値がある作品です。

「不条理な世界たち」
シナリオクラブ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2015/06/28 (日) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめたが、疑問も...
シナリオクラブの2015年発表会のテーマは「不条理」に挑戦。構成はリーディング4作品、ドラマメイキング3作品(連作にすると6作品)の計7作品であった。2時間15分(途中休憩10分)。全体としては面白いと思うが...。

『リア王』他一編、…公演は無事終了いたしました。お越しの皆様、ありがとうございました。
楽園王
pit北/区域(東京都)
2015/06/26 (金) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
熱演だった
「リア王」は、2014年名古屋七ツ寺共同スタジオ(「板橋ビューネ」参加作品)にて好評だった上演作の凱旋公演だそうである。その演目だけでは短い(1時間)と思い、併演したのが三島由紀夫作「火宅」であるという。さて上演「火宅」「リア王」は、両作品に共通した枠組みは”家族”であった。家族、その近しい関係でありながら、他方で疎ましいと思えるときがある。この厄介に思える煩労劇...秀逸だと思う。

虚言癖倶楽部
smokers
ギャラリーLE DECO(東京都)
2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い作品。
人間生きていれば嘘を吐く。そんな思い当たるフシも感じるからか、過剰な嘘でも親近感を持つ一面もあった。テンポも軽快で、ある程度予測できつつも笑いが起こる。
自身の次回演出さんでもあるが、台詞トチりはあったものの世辞なしで面白かった。個人的に良かったのだがコリッチ的には注目が少ないのだろうか。座席配置は劇場空間も含め改善あった方が良いとも感じた。

『リア王』他一編、…公演は無事終了いたしました。お越しの皆様、ありがとうございました。
楽園王
pit北/区域(東京都)
2015/06/26 (金) ~ 2015/06/28 (日)公演終了
満足度★★★★
エネルギー。
火宅は電話の不気味さが印象的だった。当日の静かな空間に響くあの音は中々来るものがある。
文節を妙な箇所で区切る劇団の手法?があるが、しっくり来るところと気持ち悪いところがあり、これには良いとも悪いとも言い難い。リアの方は着物の着方が面白く、歌は世代でないのでわからず。妻リアの狂喜と絡んでいたのはあった。
劇場内のバルコニーから観るのは有だと思った。舞台美術の傘が粋で良い。そして案内対応が良くて有り難かったです。

人魚姫
劇団 Sakura Farm
学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)
2015/06/25 (木) ~ 2015/06/27 (土)公演終了
満足度★★★★
無題1522(15-210)
19:00の回(雨)。
数えてみるとここは5回目、雨の中、いつものようにスタッフの方がいて会場へ誘導。18:30ホール着、18:46開場。椅子が数脚の素舞台、客席は中央列のみ、インスト曲がかかり18:58前説(アナウンス、5分押し)、19:04開演~20:03終演。
内容は「説明」にあるとおり。サイトをみると「3年生6人、2年生5人、1年生2人、留学生2人の14人」。帰り際に訊いてみると初めての戯曲に初めての舞台とのこと。
ホールを利用している(少し広いと思います...)ことや照明にほとんど変化がないこと、間のとり方がゆったりとしているので、ややもするとお芝居が一本調子になっていたように感じましたが、一生懸命、やり遂げたことは立派だと思います。
勝手ながら:衣装や舞台美術に手がかけられなくても、照明の工夫(※)で物語に陰影を加えることができると思います。誘導灯が気になったのですが、よく考えたら今までこのホールで観た演目は「暗転」がなかったものかもしれません。舞台と客席が近い小劇場のほうが合うのではないかと思いました。
(※)演劇ではありませんが勅使川原三郎さんの「アップデイトダンス」シリーズが照明の参考になるのではないかと思います。荻窪の「KARAS APPARATUS」で公演あり。
今年の「pafe.GWC」にも行けるようでしたら。