最新の観てきた!クチコミ一覧

82841-82860件 / 189884件中
33

33

EN劇集団さんたばっぐ

岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

う~ん・・・
 こういった話は、ゲームをやる人間にとってはあたりまえ・お約束といった筋立てなんでしょうね。だから、「面白く」しようと脚本を練りに練っているのは察せられるのです。
 ただ、ゲーマーでない私―――としては、キャラクターに感情移入する事が出来なかったし、ブラックジョークとして笑いとばすことも出来なかった。だから一寸残念な作品でした。

グレイな世代 黒とシロ&IN廣島 紐育に原爆を落とす日

グレイな世代 黒とシロ&IN廣島 紐育に原爆を落とす日

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2015/07/28 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

70年前の日本の話
原爆をテーマにした舞台でしたが、時期的にも世相的にもタイムリーで実に見応えがありました。終演後の挨拶で、少しでも考える機会になればとの事でしたが、とても考えさせられる舞台です。素晴らしい脚本と実力派の役者さん達の熱演で、観劇出来て大変良かったです。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

序盤、ダンスや歌を盛り込みエンターテイメント風な舞台かと思っていたが、中盤から終盤にかけては息苦しくもなる程の熱演で、惹き込まれた。
登場人物それぞれの信念や正義があるので、何が正しいと思うかは観客それぞれの判断になるとは思う。ただ、このテーマを考えた際にはその判断の為にも多くの人に観てもらいたい舞台と思う。
遠い国でも、昔話でも無く、70年前の日本の話なのだから。

それにしても、重厚な脚本と魅力的な役者さん達が集まった舞台で、次回公演も楽しみになりました。
外交官〈前売券完売/当日券若干枚あり〉

外交官〈前売券完売/当日券若干枚あり〉

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/07/31 (金) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

この「昭和史」はすごい!
終戦直後、東京裁判の対策と称して、広田弘毅、松岡洋右ら名だたる外交官らがホテルに集まる。自分が下した政策決定を振り返り、国を導いた自分を反省する。日本が国際連盟を脱退したときの決議案を始め、劇中で使われる英語に通訳も翻訳もない。歴史的な背景や経緯の説明もなく、昭和史をある程度知っていないと、よく分からない舞台だ。だが、これぞ本物だ。客席に堂々とこれを提示した青年座には拍手を送りたい。実際に、観劇後の拍手の強さはかなりのものだった。
もう一つ、これを書いた野木萌葱さんという若い劇作家はすごい。「パラドックス定数」を主宰し、既に人気だというが、実在した人物にこれだけの仮想現実を語らせるとは、ものすごい昭和史だ。

1995

1995

ブルドッキングヘッドロック

ザ・スズナリ(東京都)

2015/07/29 (水) ~ 2015/08/05 (水)公演終了

満足度★★

「金返せ!」とは言わないが
かなり微妙だと思いました。

ネタバレBOX

2015年と1995年を一つの舞台で同時多発で進行して、1995年に芸能に関わって辞めた人や続けた人を2015年で描いて、主人公は母娘で娘のほうは1995年と2015年の二役で、それでオリンピック絡めて日本の今後のことも描いてというアイデアを集めて作られた劇なんだなと思いました。

そのアイデアを生煮えのままドカンとぶつけられたので「人気劇団でもこんな芝居作るんだ」と驚きました。脚本の草稿段階を観せられた印象でした。

終わりの方で軍靴の音が響くシーンがありますが「そんなこと劇の中のどこかで言ってたかな?」と思いました。
未来人も二人出てきますが、どうして出てきたのかは解りませんでした。

前半の会話では「ここで笑いを取りたいのかな?」といういくつかが滑ってた気がしましたが、岡田あがささんが名前あてを初めて「言うなっつってんだろ」あたりから笑いが起きるようになって良かったです。

二役を演じた相楽樹さんは可愛かったです。津留崎夏子さん演じる夏木さんが魅力的なキャラクターで、現実にこんな人がいたら知り合いになりたいと思いました。

何か言いたいことがあるのかないのかも解らない劇でした。とんがってて毒みたいのを食らわされたなら「金返せ!」と言えてなんか肥やしになっていいんですが、毒にも薬にもならない感じで「金返せ!」と言うまでの衝動が湧きませんでした。
1995

1995

ブルドッキングヘッドロック

ザ・スズナリ(東京都)

2015/07/29 (水) ~ 2015/08/05 (水)公演終了

満足度★★★★

面白い。
混沌と時代交錯。観ていない方は観た方がいい作品。

ネタバレBOX

相楽樹さんの魅力に席巻されると予想したが、見処満載です。二つの時代、とりわけ1995年、地下鉄サリン事件の年を背景に流れる展開に、喜安さんと自分が同世代と気付かされる。これまで最高評価の『すこし静かに』は超えなかったけど、それに次ぐ作品でした。
ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

次を期待させられる。
通算5回目の観劇、そして先月とは違うキャスト、夏バージョンというアレンジ、そのどれもが続けて観てきても新鮮なお芝居にしてくれる。
劇中の台詞や演者さんの掛け合いが成熟度を増してる気がします!
そして、次回はどういったアレンジを見せてくれるのだろうという期待をしてしまう。進化し続ける4姉妹をこれからも観ていきたいと思いました!

揺れる花。詠う羽

揺れる花。詠う羽

風鈴堂

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

構成がいい
ユニークな世界観の5作品が集まり楽しく観られた。それぞれ表情豊かで迫力に充ちていた。特に剣舞の2本目と魚を想わせる4本目が好み。掴まえた先から飛び去ってしまうような魅力があり目が離せない。

パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

HEP HALL(大阪府)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京の方へ
2時間20分の上演時間を、全く長く感じさせないストーリー展開と演者の熱演でした。
ショウダウンは2回目の観劇ですが、中世ヨーロッパのショウダウンの世界観は面白いですね。
東京の方々は羨ましい。パイドパイパーのほかに千年のセピラが見られるのだから!

ネタバレBOX

役者では真壁愛さんの少女はめちゃくちゃ可愛いい。妻と見ましたが、一番のお気に入りでした。
林遊眠さんは真っ直ぐでブレがないカッコいい笛吹(チラシそのままの姿です)。
今回一番怖かったのが、上杉逸平君が上手で微動だにせず客席を睨んでいる広場のシーン。実は2回連続で観劇したのですが、1回目は最前列のやや下手側で気が付かなかったのが、2回目に発見してびくっとしました。

21人のキャストがいるのに、すっきりとても観やすい舞台です。
十字軍とかイスラムとかが登場人物の主要キャラなのに、古き神々が物語の鍵であるという宗教観は・・・大好きです。

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

劇団☆新感線

赤坂ACTシアター(東京都)

2015/07/29 (水) ~ 2015/09/03 (木)公演終了

満足度★★★★

お祭りですね
新感線らしい楽しい作品でした

女は過去でできている

女は過去でできている

東京マハロ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/07/31 (金) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

ありえないシチュエーションだが
初日観劇。
台詞のリフレインやモノローグ効果的。

志村魂 ― 「一姫二太郎三かぼちゃ」―

志村魂 ― 「一姫二太郎三かぼちゃ」―

明治座

明治座(東京都)

2015/07/30 (木) ~ 2015/08/13 (木)公演終了

満足度★★★★

お腹いっぱいだった、3時間35分
テレビそのままの志村けんさんが、仲間たちとともに、意外な芝居やコント、ミニ映像まで見せる企画らしく、メインの「一姫二太郎三かぼちゃ」では、松竹新喜劇を多少いじりつつ、志村けん風な意外な人情ドラマにアレンジした、表現がすばらしかった、3時間35分でした。

マインドファクトリー~丸める者たち~

マインドファクトリー~丸める者たち~

かわいいコンビニ店員 飯田さん

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

惜しい
一寸長過ぎる。明らかに削っていいと思われるシーンが多い。必要のないキャストも多い。更に場転もモッサリしていて観る側が切れてしまいそう。ただ、人物造形は素晴らしいし、テキストも嫌いじゃない。山森信太郎は物語の中での効き方が特に良かった。百花亜希の使い方が勿体ない。全体的に惜しい。次回作に期待。

新宿コントレックスVol.13

新宿コントレックスVol.13

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/05/24 (日) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

アガリスクの新作短編が
面白い。いつも以上にアドリブなのかセリフなのかが不明な演出。その中で企んでいる「笑い」が炸裂。必然(演出)と偶然を巧くミックスしていて手法に拘った意欲作。

わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2015/05/16 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

流石の名作
全編いかにも演劇的な演出。SFチックな設定とダンス/音響/照明で観やすいし面白いとは感じるものの、正直あんまり刺さらないままストーリーが進んでいく。ところが、終盤「こここそ、わが家、わが星」で自分でも信じられないぐらい泣いた。感情が高まって溢れる様に泣くのではなく、突然に身体が反応して泣いた。とにかく吃驚した。こういう事があるから観劇は辞められない。

龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

座・高円寺2(東京都)

2015/07/30 (木) ~ 2015/08/01 (土)公演終了

満足度★★★

ふむー。
公開ゲネを拝見。
本番はどうだったんでしょう。

ちょーっと、残念に感じる部分の方が多かったというのが正直なところです。

題材は興味深いので、
もう少し狭い空間での会話劇な方が面白く作れそうだったかなーと。

ネタバレBOX

「私は龍馬とこうでした」と
センターの高くなっている場所でその様子を一人芝居+歌で、
というのが繰り返し続くものですから
「あと何人残ってるんだっけー?」と考えてしまいましたね。

いろいろと工夫のしようはあったと思うんですが。
床の味

床の味

ビッケの一派

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

植民地の生
 前提として相変わらず、ずれた発表をしている植民地政府・官僚共であるが、ウィキリークスに頼らなければ、自らがハッキングされていることにも気付けない間抜けばかりの政治屋や、官僚、職員、社員が、本当にエリートと呼べるのか? ということがあり
 今、この生きずらい植民地に暮らす若い女の子たちの悪夢は悪夢のままに、けだるさはけだるさのままに、距離は距離のままに、極めて自然にリアルに丁寧に掬い取って作劇したシナリオが素晴らしい。

ネタバレBOX

初の本公演というが、助走期間は長かったようで、その間に遭った有象無象を見事に結実させている。描かれた人物像もキャラが立ち、其々の個性の陰影の描き方も正確である。殆ど素舞台なので演技力が試される舞台だが、役者の演技力も高い。科白量が多いので、少し早口になる部分が時に聞き取り難いこともあったが、そういう点は追々直して貰うとしてポテンシャルの高さを買う。今後を大いに期待したい一派。
グレイな世代 黒とシロ&IN廣島 紐育に原爆を落とす日

グレイな世代 黒とシロ&IN廣島 紐育に原爆を落とす日

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2015/07/28 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

満足度★★★★

上演は原爆・戦争というものに興味をもって下さればという意図ありだそうです
インパクトの強い表現をメインにした表現でありました

博士ってーのは白衣着て湿気た研究室でゴホゴホいいながら研究してればいいんだよって言われた仁科博士は血気盛んで好戦的でありユニ~クでした(^^)
(バカル~バンザイ博士も似たようなもんだが)

ピカドンの怖さと表現が結構凄まじかったなぁと強く印象に残りました、
時節柄合ってる話でもあり熱気は良かったと感じた2時間10分ほど。

しかし原爆(新型爆弾人体実験の為に降伏交渉を延ばしてまで投下した非人道的な兵器使用=水爆実験では自国の兵士まで被爆させたし・・・)・東京大空襲(脱出経路を閉じての大量爆殺)といいホント鬼畜だね米国。こ~ゆ~芝居で表現を続けて70年経とうと100年経過しても伝え残して欲しいですね、戦争というものの悲惨さを・・・。

さて丁度8/4に池上彰さんのTV番組<教科書で学べない戦争>でも情報流されましたね~23枚の機密文書=日本での原爆開発計画書(ウラン型の為の濃縮方法の模索・研究案)・・・とか、原料のウラン採掘に借り出されたのが14~15歳の少年達だったとか・・(研究者数が米国2万人?対日本20人・・・)。(しかし池上さん凄いな、米国の最初の核実験場まで行ってくるとは。)

たらればパラレルワールド

たらればパラレルワールド

ぽんず単独企画

こった創作空間(東京都)

2015/07/31 (金) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

五つの作品を上手に演じて見せてくれていました
素舞台に椅子代わりの白い正方形の箱と下手に着替え用のハンガー+靴を置いてました。最後の話が結構笑えてしっとりしたなぁと思えた約80分

龍馬を殺した女たち

龍馬を殺した女たち

Unit Blueju

座・高円寺2(東京都)

2015/07/30 (木) ~ 2015/08/01 (土)公演終了

満足度★★★

Bチーム観劇
再演とのことである。初演は観ていないけど,評判は良かったみたいなので,期待して観劇した。でも,何だろうな,ぴんと来なかった。自分的には,この劇団,お気に入りの方である。女優陣,ダンス,音楽,歌(それ程弱いとは思わない。),物語だって悪くはない。龍馬が出てこない龍馬もの。良いんじゃない,こういうの。衣装はどうかと思ったけど(網タイツは無いだろう),別に阻害する程のものではない。会話のテンポとシリアスさなのかなぁ。お笑いはいらない。シリアスにやったほうが舞台は締まったのではないか。後説でもあったが,この劇団は夢を持っている。M市での公演,M市にはちょうどいいハコはあったっけ?それでも頑張ってほしいと思っている。

ガールズトーク☆アパートメント -2010.ver&2015.ver-

ガールズトーク☆アパートメント -2010.ver&2015.ver-

UDA☆MAP

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/07/29 (水) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

緩やかで暖かい時間
2010、2015の両Ver観劇。
どちらも、様々なイベント(トラブル?)を軸に四季が進み、日常的とは言わないが、皆色々あるよねと思える舞台でした。登場する人達のつながりが優しく、緩やかで暖かい時間が進む。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

あまり知らない方が楽しめるので、エピソードを簡単に箇条書きで。
四季ごとに合わせているのは実に上手い。

2010Ver
春・新入居者登場(名古屋訛り全開の大学生)
夏・ゆずこしょうの木
秋・シングルマザー
冬・鍋とスパイ・・・。
キーアイテム(笑)・まあまあの俳句集

2015Ver
春・新入居者(シンガーソングライターの卵)
夏・ゲリラ豪雨と花火大会
秋・楽しい今と同棲婚の未来
冬・結婚イベント(元DV夫婦のやり直し)
冬・再び新入居者(おまけ)

2010、2015共通の感想。
・エピソード後の切り替えを、暗転を使わず役者さんが小道具等を使い、四季の変化を付けていく。その際に、セリフを発しないがちょっとした出来事なども盛り込んであり、時間を進めて行くのが良い。(告白や旅行への出発等)
・大家のやえがしさんは、基本的には前に出過ぎず住人達を見守る感じ。独特の口調であるが、ボイス・アクターのポチョミンを思い出した(笑)
・住居人がなんとなく、ボケ、ツッコミ担当に分かれていて、短的なツブヤキが面白い。
・グズグズ感は強いが、最後にほっこりする各エピソードが優しい。

個人的には、2010→2015Verの順で観た為か、2015Verの方が進化しているような感じで楽しめました。(もしくはこの舞台に私が慣れたのでしょうか。)
5年の時間差ですので、やえがしさん以外にも同じ住居人がいればとも思いましたが、成長して出ていく巣立ちの家のような気もしますので、これで良かったのかなと思います。(いつ出て行ってもいい、戻ってもいいというような歌詞もありましたし。)

次回は、2020Verでの続編でしょうか。
新宿☆アタッカーズも続編となるらしいので、今から楽しみです。





このページのQRコードです。

拡大