最新の観てきた!クチコミ一覧

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ホテル・ミラクル2

ホテル・ミラクル2

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/23 (水)公演終了

満足度★★★

ラブホ
面白い。95分。

ネタバレBOX

「こうかん」 脚本:米内山陽子(チタキヨ/トリコ劇場)
妻(滝景子)で勃たない男(米山剛)が事態を打開すべくスワッピングしようとするが拒絶する妻。夫への失望と愛情からスワッピングを始め、好きだと夫の手を握る…。
スワッピング相手の男(加藤隆浩)の落ち着いた話しぶりとその妻(工藤沙緒織)とのなれそめはなかなか面白いし、妻の愛情の動きも見ごたえあった。

「砂と棒」 脚本:裕本恭(深夜ガタンゴトン)
巨乳なデリヘル(照井真友子)と小説家志望の男(中田暁良)の会話。
巨乳は男のロマンと放つ男に、普通ねと見下すデリ嬢。普通って何よと思った。

「初恋は消耗品」  脚本:ハセガワアユム(MU)
落ち目な歌手の木下(橋本恵一郎)と付き合いだすJK1な優菜(加藤恵)。優菜の姉にバレてお別れHした後、優菜が本当に好きになったと告白する…。
場面転換もあって、一番話に動きのあった作品。一番笑えもしたし。

「獣、あるいは、近付くのが早過ぎる」 脚本:服部紘二(ハイバネカナタ)
東京湾に突如現れた、巨大な獣が町を破壊しつつある中、ケンジ(黒澤多生)は、好きだったマナミ(青山祥子)をホテルに誘うが…。
結局、元彼(50台)の元に戻るマナミを後押しして、悶絶するケンジがらしいといえばらしい。ホテル代を急に気にしだすのは上手いと思った。

全体的に、掴みが弱いかなと。基本会話劇なので、刺激的な言葉のやり取りがもっとあって良かった。なんとなくノッペリとした印象。
ピッピピがいた宇宙

ピッピピがいた宇宙

あひるなんちゃら

OFF・OFFシアター(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/21 (月)公演終了

満足度★★★

地球は青かった
面白い。70分。

ネタバレBOX

兄(根津)と妹(篠本)が添乗員(関村)につれられ、宇宙旅行に出かけると、地球が赤く染まってて、宇宙ステーションには宇宙人がいて…というシチュエーション。触れると痒みと痛みに襲われるピッピピ(妹名づけ)が原因と決めてかかる兄だったが次第にピッピピに情が移り、地球への帰還を前にいなくなったピッピピに涙する。「地球は青かった」「天のどこにも神はいなかった」「ピッピピがいた」と妹の名文句で〆。

それぞれがいいキャラ発揮してて面白い。ピッピピに田舎弁で土下座する兄の姿にウケた。篠本のあの笑顔が素敵だった。
ご臨終

ご臨終

下北沢スターダストプロデュース

MOVE FACTORY(大阪府)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶりにヒットです
千秋楽は良いですね!!アフタートークは、大阪人にとっては最高でした!演劇時間は、比較的短かったですが、迫力有りました。私も田舎に母親が居るので、思わず自分の立場が被り、泣いてしまいました…。最後のプロポーズは、受け入れて欲しかった…。シャンソンも初体験。東京ののりも良いですね!!次回も参加させてください!

ご臨終

ご臨終

下北沢スターダストプロデュース

MOVE FACTORY(大阪府)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶりにヒットです
千秋楽は良いですね!!アフタートークは、大阪人にとっては最高でした!演劇時間は、比較的短かったですが、迫力有りました。私も田舎に母親が居るので、思わず自分の立場が被り、泣いてしまいました…。最後のプロポーズは、受け入れて欲しかった…。シャンソンも初体験。東京ののりも良いですね!!次回も参加させてください!

その頬、熱線に焼かれ

その頬、熱線に焼かれ

On7

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/09/10 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

古川健 見事な脚本
オンナナ(On7)は、青年座や文学座などの若手女優が集まった7人のユニット。この夏は、劇団チョコレートケーキの劇作家・古川健さんに脚本を依頼した。歴史的な事件を題材にした社会派舞台が持ち味の古川さん。今回、テーマとしたのは広島の原爆で顔などにケロイドの傷を負い、その治療のために渡米した若い女性たち、いわゆる「原爆乙女」である。

原爆乙女、と呼ばれるのは嫌だった、と劇中でも出てくるので、この呼び名はこれまでにしよう。被爆70年のこの夏、薄れつつある戦争の記憶をとどめるという意義だけでなく、彼女たちの胸の内をストレートに戯曲化した見事な脚本だった。オンナナの公演は今日が最後だが、これで終わりにしてしまうのはあまりにも惜しい。全国各地でやってほしい公演だ。

舞台には7人の女優しか登場しない。米国に渡り、治療に臨む7人の女性が、被爆時の悲惨な記憶、かろうじて生をつないだ終戦直後に待っていたひどい侮蔑。そして、選ばれて治療を受ける身となったことによる苦悩を次々に語る群像劇。青春を生きて、恋をし、結婚して子どもを育てる。当たり前にできたであろうことを遠い夢として封印を強いられた人生を、客席はまんじりともせず見つめることになる。

客席を舞台の両側に配した小劇場で、舞台転換もなく、女優たちの演技力、会話力だけで最後までいく圧巻の舞台。戦争も原爆も経験したことのない若手たちにより、迫力の会話劇が進行する。オンナナの女優たちが、ありったけの力を出して演じた。この脚本・演出に見事に応えて見せた7人にも、拍手をおくりたい。

私もカトリーヌ・ドヌーヴ

私もカトリーヌ・ドヌーヴ

『私もカトリーヌ・ドヌーヴ』を上演する会

上野ストアハウス(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

不平不満の多いフランス人
それを体現しているような母親と3人の子供の話ということになっているが・・・見方は色々なのでネタバレへ。それにしてもカトリーヌ・ドヌーブってそんなに無敵な感じなのかしら?「シェルブールの雨傘」を思わせる色使いの衣装が素敵、間接照明の使い方もうまい。

ネタバレBOX

この3人の子供って生きてるのかな?それとも元々いない?長男は産まれたときに死んでいる?長女は母親の昔の姿?次女はすでに自殺していないように見えた。さらに言えば3人とも母親のことかもしれない。
ホテル・ミラクル2

ホテル・ミラクル2

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/23 (水)公演終了

満足度★★★

大人の世界 見ごたえあり
受付が薄暗くて まるでホテルの受付を思わせる。
受付の人の目を見ちゃいけないみたいな雰囲気になってた。
なんか私 後ろめたい人みたいだ (笑)


R15とのことで 男性が8割くらい。

ネタバレBOX

他の方も書かれてますが 風呂場のすりガラスが良かったです。
あと 「本番前の注意」も良かった。


①『こうかん』
米内山陽子さん 他の作品をみてから好きなのですが。
相変わらず 上手くまとめられていてさすがの仕上がり。
終わっちゃうその先の展開が観たいと思いましたが 1本20分程度では仕方ないとも思いました。
妻役(滝景子)の 純粋でまっすぐさと。
向こうの夫婦役の2人(加藤隆浩・工藤沙緒梨)のキャラの濃さがよかった(笑)


②『砂と棒』
巨乳の風俗嬢とお客さんの話『普通がイヤ』な2人。
安部公房の『砂の女』をモチーフにとあるが、その作品を知らないせいか内容が薄かったように感じた。
サービスシーンが目立ち 胸を揉むシーンは長すぎ。でも男性は良いのかもと思います。


③『初恋は消耗品』
こちらはなかなか好きです。
木下(橋本恵一郎)今作品出られた役者さんの中で 一番良かったと思います。
ゆうな(加瀬恵)はちょうど一年前 他劇団で制作役をやられていて 良い役者さんだと思ってた子です。
ちなみにあの作品をきかっけに 私は小劇場にはまりました。
あの劇団も同時に上演期間。もちろん今回も良かった☆

 
④『獣、あるいは近づくのが早すぎる』
怪獣が東京に現れて 死ぬかもしれないときに2人でホテルに入る、と言う設定なのですが。
まず その怪獣と言う設定に現実感がないことと 男が女にバカにされすぎて それでも男は「好き」言ってて そこまでプライドのない男ってのもしっくりこなくて。
そのバカにするシーンが長かった事と 言葉のやりとりに違和感を感じたこととで。
でも最後の男の叫びみたいのは 良かったです。


通常の小劇場と 雰囲気が違うことに 少し戸惑いが
なんとなくですが 女性の私から見ると 会場の雰囲気がムンムンしていたように感じました・・・。
正直に書かせて頂くと 後ろの席の男性の鼻息が後半あらくなっていたという。
ちょっとHな作品という意味で成功だったのでは。
それも小劇場ならではの 臨場感ということで。


次回の課題は 女性層をいかに取り入れるかだと思います。女性少なすぎなのは勿体ない!


初夜割引なら2000円 前売り当日3000円。
内容が詰まっていてしっかり見ごたえはありますので この金額ってお得です☆
 
『高津怪奇劇場』 シアターOM「高津一丁目怪談」 大扇風「心霊探偵 武智小次朗」

『高津怪奇劇場』 シアターOM「高津一丁目怪談」 大扇風「心霊探偵 武智小次朗」

シアターOM

シアターOM(大阪府)

2015/09/12 (土) ~ 2015/09/12 (土)公演終了

満足度★★★★

ほのかに怖い いい感じに怖い 楽しかった。
ほのかに怖い いい感じに怖い 楽しかった。
心霊探偵 武智小次朗
お弦演じる立部円さんと武智小次郎演じるたむらめぐみさん最後のシーンが良かった。     
稲森誠のオカルトライブ 
不倫のはてにに首つりをした場所 その場所から事務所が見える。その場所で首を吊った。・・・・   
オカルティーズ
女が逃げるように舞台へ 苦しむ 倒れる ふすまの向こうへ 影がオオカミに・・・ 。

ネタバレBOX


ほのかに怖い いい感じに怖い 楽しかった。

心霊探偵 武智小次朗
どうだい なにか悩みがあるのなら話していかないかい 占い 死人の口移し // 誰なんだいその男は、// リリリリ・・・・ はいこちら武智小次郎事務所 調査お願いいたします。 // 手紙 百夜月 毎年 きずかう手紙 百夜月はなのを私に伝えたい 消印は これは・・・ //巫女の口利きさなさらんかー // 任せてみようか 心霊探偵とやらに・・・ 弓野さんは成仏できない・・・・ お弦と武智小次郎 武智小次郎はなぜ人でないものが、見えるのか 出生と過去が明らかになる。 行くのですか、一つ所には留まらない そうですか やっぱり明日にするか どうしたんですか 孫と話すのも、(お酒を注がれる)あら 頂くよ。
面白い お弦演じる立部円さんと武智小次郎演じるたむらめぐみさん最後のシーンが良かった。
稲森誠のオカルトライブ 
夜のバイト 警備 ショールーム段ボールの隙間から見ている女 箱をかたずける 怒る社員 元に戻す 隙間を開けた 毎日見る 待つようになる 社内の写真 1人の女に目が行く この子は、皆が黙る その女性は ショールーム段ボールの隙間から見ている女 不倫のはてにに首つりをした場所 その場所から事務所が見える。その場所で首を吊った。・・・・
オカルティーズ
女が逃げるように舞台へ 苦しむ 倒れる ふすまの向こうへ 影がオオカミに・・・ 。
深海で聴くリリーマルレーン

深海で聴くリリーマルレーン

劇団ガソリーナ

ザムザ阿佐谷(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

こんなのはじめて。
「ザムザを縦に使います」と聞いていたものの、
場内に入ってあらためて客席に着いてみると、
いやいや、これは。
アリなんだこれ(笑)といった感じで。
ザムザでこんな配置でやった公演ほかにあるのかなあ。

静かに展開していく会話劇。
ラストは怒涛のたたみかけ。

役者陣もいい人材でいい配役でした。

ネタバレBOX

遅れて到着して本番中の舞台を横切って着席したお客さんがいるのか、
そのとき舞台上の流れはどうしていたのか、非常に気になるところですね(笑)

ラストの照明ブース通路のところから
お札の撒きっぷり、降ってくる様子は観ていて気持ちいいくらいでした。
これのために部隊の配置をこうしたのかな。
有栖川有栖原作 火村英生シリーズ「????」

有栖川有栖原作 火村英生シリーズ「????」

劇団P・T企画

大阪木材会館(大阪府)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

いつも解けません
今回も、解けませでした…。でも止められません!!次回も参加させてください!

その頬、熱線に焼かれ

その頬、熱線に焼かれ

On7

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/09/10 (木) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★

今だから言える時代
戦争、原爆体験者が少なくなり次世代に語り継がなくてはいけない事を、演劇で表現する事でその時の状況が分かり苦悩が伝わりました。教科書では数行で終わってしまう事も細かい描写で演じる素晴らしさがあります。平和で生きているのが本当に幸せな事だと痛感しました。

ピッピピがいた宇宙

ピッピピがいた宇宙

あひるなんちゃら

ぽんプラザホール(福岡県)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

いつものラク~な展開。
長い観劇生活(?)の箸休め的に観させて頂いております。今回は宇宙?というか、時々SFっぽい回がある気がします。団員のみでしたが、何かキャスティングをちょっと工夫されたほうが、自分的には好みかも?カワイイ方、イケメンな方が良いような(あくまで個人的な感想ですが)...

劇団めばち娘旗揚げ公演「ツチノコの嫁入り」

劇団めばち娘旗揚げ公演「ツチノコの嫁入り」

OFFICE SHIKA

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/09/17 (木) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ド派手
久し振りのチョビさんは何か貫禄が付いたような感じでした。

ネタバレBOX

内容も、それを演じる劇団も劇団員も、全てが原作ありきだとは思いますが、ツチノコやツチノコの毒の影響でド派手で鮮やかな極彩色の変態めいた世界が繰り広げられる話。

で、突き詰めると、地球に取り残されたツチノコが宇宙から来た宇宙船に助けられるという話でした。

ビジュアル的にとても美しい世界でした。
東京学生演劇祭2015

東京学生演劇祭2015

東京学生演劇祭

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/23 (水)公演終了

満足度★★★★

【A block】観劇
客席ではアンケート用のボールペンをカチカチさせる観客が多く、観劇マナーの面でもそうですが、大学の授業中もカチカチやって教授や周囲の学生をイライラさせているのかなと、学生たちの想像力の無さに幻滅しました。

ネタバレBOX

the pillow talk(早稲田大学) 『砂』  高校の部活動費の配分を決める部長会の話。

横暴な布施という生徒が退学処分になってから落ち着くのかと思ったら、各部が勝手なことを主張し始め、あげく正式にはまだ公認されていないネオスポーツ部という新しい集団に各部が乗っ取られる有様で、先生は生徒の自治を尊重するとしてあまり口出しをしない、要するにフセイン亡き後の中東情勢を皮肉った会議物でした。

その後どうするかまでは誰も考えを持ち合わせていないようです。

15分の休憩を入れて2時間で収まるようにとの意図かもしれませんが、開始時間の十数分前から徐々に始まったような感じで、団体側には仕込みにしてはずるくないかいと思い、運営側には仕込み時間を入れた上演時間をきちんと開示してほしいと思いました。

創像工房 in front of(慶應義塾大学) 『僕僕僕僕僕僕僕』  徴兵制になった国の、国家と若者を描いたようなファンタジー。

ファンタジーでした。良く分からないという意味。
夜叉とみなし児

夜叉とみなし児

GENZAi.

荻窪小劇場(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1599(15-288)
15:00の回(晴)。

14:30受付、開場。普段とは逆の設定で入り口側が(段差をつけた)舞台。
桟敷、ミニ椅子、パイプ椅子の客席。

14:57前説(90分)、15:00開演~16:37終演。

畑中さん、植村さん、舟橋さん、矢部さん(「悪い森(2014/7@サブテレ)」はCOoMOoNOの作品で。

2階、下手階段を使った人の繋がりが交差(交錯)したお話のように感じました。登場人物の相関がなかなか把握できず、最後になって少しわかったのかな...というところでした。

会話のトーンなどは独特のものを内包、暗めの照明が閉じた関係を思わせ、高低差による登場人物の距離感など、幻想的な印象を受けました。

先日、RAFT@東中野で小野彩加さんのダンス公演を観てきました。11月の公演に出るということでしたのでそちらも楽しみです。

ピッピピがいた宇宙

ピッピピがいた宇宙

あひるなんちゃら

OFF・OFFシアター(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/21 (月)公演終了

満足度★★★★

ピッピピー
地球は青かった。

好きだぜ! あひるなんちゃら!

そこに神はいないけどな。

by ガガーリン

ネタバレBOX

地球人「今回の作品は、劇団員総出演ってことで、作・演の関村俊介さんも出ての、3人芝居でしたね」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「3人芝居だから、台詞のやり取りにぐっと集中して、なんちゃら度100%でしたね」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「今回も、台詞の間と全体の空気感がたまらないですよね」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「あひるなんちゃらでしか味わえない世界で」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「途中、1週間ずっと立ちっぱなしかよっ、て突っ込みたくなりましたよ」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「あひるなんちゃらって、普通に考えると病的な困ったちゃんがいつも登場しますよね。今回も特に妹が酷かった」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「でも、あひるなんちゃらだと病的には思えない」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「“すみません、ゲームやってました”と、ラストの兄の泣き顔がツボでした」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「あ、ほかにもいろいろツボあったな、ニヤニヤ笑いしっぱなしで」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「舞台の端のほうのランプが微妙に黄色になったりしてましたよね、あれ、精一杯の舞台効果なんでしょうかね」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「宇宙人の造形、びっくりしましたよね、明らかに椅子っぽくて」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「結局、地球は土下座で救われたんでしょうかね」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「地球は青かった」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「……」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「ピッピピー」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「ピッピピー」
宇宙人「ピッピピー」
地球人「……」
宇宙人「ピッピピー」
すばらしい日だ金がいる

すばらしい日だ金がいる

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/09/18 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄まじい台詞の攻防と、台詞の圧
“トーキング・リトル・エレファント”なのか“リトル・エレファント”なのか。
「言葉はほとんど伝わらない」と考える。


(ネタバレ長く書きすぎたかも…)

ネタバレBOX

アマヤドリの公演は、ひょっとこ乱舞時代から毎回期待度が高い。
演劇としての醍醐味、ダイナミックな物語の展開があり、帰宅しながら公演を反芻する面白さがあるからだ。

今回の作品もまさにそうだった。

冒頭から、部下を、とてもイヤな言い回しで舐めるようにディスる上司。
笠井里美さんが演じる上司・大野は、後で会社の同僚たちが噂するように、「殺人マシーン」のようだ。
もの凄いテンポで、「(あとからわかるのだが、心の病になったから)医者に言われたので休暇を取りたい」という糸山和則さん演じる部下・天城をなじり倒す。
速射砲のようなコトバが天城をなぎ倒してしまう。
誰が見てもそれはそうだろうと思う。
ひょっとしたら、それは冗談なのかと思っていたら、本気だったところに恐さがあった。

しかし、大野にとっても、そのコトバは諸刃の刃であって、自らのストレスを高めていた。
ストレスは周囲の環境によって軽減されることがある。例えば、家庭であり、例えば、職場である。

職場の状況は、同僚たちの台詞にもあるように、部下の天城だけでなく、大野にとっても支援のネットワークとなっているとは思えない。
家庭でも娘との関係が微妙なのことは、のちの短いシーンでも明らかになっていく。

ここで、大野はストレスを溜めていきながらも、“過労死”へ突き進まなかったことがポイントではないか。
“死”ではなく、“逃避”すること“逃げる”ことを彼女は選択した。

そこには「娘との関係」が大きく作用しているのだはないのか。
彼女は、娘に対しての気持ちがあるから、“死”によって断ち切ることができなかったのだろう。
ひょっとしたら“うつ”に対する、何らかのヒントになるのかもしれない。

ストレスは、「自分の思い通りにならない」ことから生まれる。
大野にとっては、(使えない)部下だったり、義理の娘だったりする。

娘については、“期待を持ち続けること”がストレスに変換されている。
それは、自分についても同じことである。

また、それらの行動は、実のところ、「人の期待に沿うように行動したい」という想いからやってくることがわかる。

そういう状態にある人のことを「イイコ」と名付けた(正確にはそういう定義ではないが)学者もいる。その状態を表すには、言い得て妙のネーミングだと思う。
大野もあとで出てくる勉強会のメンバーも、勉強会の主宰もイイコ(症候群)なのだ。
この特性が強いほど、“自己イメージ”が低いと言う。
勉強会の主宰が何度も口にする「個人化するな」と言う言葉がそれを指摘する。
大野の状況はまさにそれではないか。娘との関係は「自分がいい母ではないからだ」と言う。

グループセラピーのような勉強会がある。
ここでのファシリテーターの役割を担っている、渡邉圭介さん演じる立花が、とても胡散臭くていい。
この胡散臭さはどこから出てくるのかと思ったら、彼自身がグループのメンバーと同じな“うつ”であり、薬物中毒な様子である。

勉強会の主宰であるが、彼もまた、この勉強会を通じて、実は治癒(寛解)することを望んでいるのではないのか。
だから、ファシリテーターなのだが、“介入”の度合いが強い。

相手から、自らのコトバを引き出すというよりは、ガイドしているようでさえある。
「彼(立花)が望んでいること」を言わせているようなのだ。
この点は、ラストにかかわってくるのではないだろうかと思った。

勉強会にはさまざまなタイプの人が集っている。
舞台の上では勉強会の、数回だけが演じられているので、それまでの経緯は不明だが、メンバーは主宰を信頼しているのはわかる。ただし、それには濃淡がある。

彼らの“うつ”のタイプがさまざまであり、一見、達観したような元パン屋の児玉(宮崎雄馬さん)のような人もいるし、つい興奮してしまう桜井(石本政晶さん)のような人もいる。

グループワークでは、参加者とのやり取りを通じて多面的に自己を確認できる。いわゆるグループダイナミクスの効果である。
そういう“場”が、まさに舞台の上に表出していたのには、驚いた。
台詞のやり取りが生きているからだ。

ファシリテーターの立花が、(やや介入度合いが強いものの)グルーブ内での主導権を握り、“課題”を与え、エクササイズをさせる様が見事なのだ。
いわゆる、“何をどう言ったのか”という「コンテント」だけに目を向けることなく、“感情”に焦点を当て、“背後にある気持ち”を探っていくことで、「パブリックの領域」から、「ブラインドの領域」へ、さらには「アンノウンの領域」まで自己理解を高めていく。
舞台の上では、決して長くはないのだが、そうしたことが行われていることを察することができ、これがとても気配りされた戯曲であることがうかがえるのだ。

立花を演じる渡邉圭介さんの台詞回しと動きがいい。
焦点がボケるぐらいな距離に顔を近づけたり、スキンシップをとったり、主導権の握り方と、“場”の把握具合の演技(&演出)がとてもいいのだ。言語だけでなく、こうした“非言語”のエッセンスが入ることで、勉強会のステータスが感じられる。
技法的なことを知らなくても、観客は、雰囲気を察知するであろうから、胡散臭いやり取りに引き込まれていく。

また、立花は、「自分がまさにそうだから、勉強会の参加者のことがわかる」というようなことを言う。カウンセラーにありがちで、陥りがちな問題点をさりげなく入れたところも、戯曲の良さだ。

「言葉はほとんど伝わらない」と思わせることで、“諦める”ことを覚え、大野の“他者(娘)に対する期待”が下がるということを示すのも上手いと思った。
相手が“トーキング・リトル・エレファント”じゃなくて、“リトル・エレファント”ぐらいに考えていたほうが楽なのだから。

勉強会では「〜すべきである」の「べき」が話題に上る。
「べき」に囚われてしまい動きが取れなくなってしまっている。
その状況に疑問を投げかけるメンバーもいる。
そうした人は、その囚われから抜け出すところに来ているのかもしれない。

なので、勉強会の対話は示唆に富んでいてとても面白いのだ。
さまざまなタイプの人がいるから、“寛解”(治癒ではなく)に対する定義も、それへのアプローチも異なるのだ。
それが勉強会のシーンで明らかになっていく。

心のストレスを解消するには「アサーティブ」(相手を慮った自己主張のようなもの)のスキルを身に付ける必要があるという。
勉強会ではそれが積極的に行われ、さらにラストでは、大野の気持ちが一気に噴き出す。
しかし、大野のそれは一方的な自己主張であり、また大野の中の“気づき”というよりは、立花のガイドの力が大きかったためか、「ウソでした」と言い逃れてしまう。

ただし、娘は、彼女が学生だったころと同じシチュエーションで、言葉が同じなのだが、返す言葉とともに母(大野)を突き飛ばしたことで感情を露わにした。
そこで、大野の「お金貸して」である。
互いの感情が交差した一瞬だったのかもしれない。
大野が寛解していく一歩になったのかもしれないのだ。
まさに「すばらしい日」となるのだろうと感じさせるいいラストだった。
それを裏付けるように、群舞が作品を締めくくった。

大野を演じた笠井里美さんの、恐いぐらいの台詞のテンポには参った。
特に終盤の、椅子の上の台詞回しには、鳥肌が立った。
妹役の小角まやさんとのやり取りも見応えがあった。
あまりにもキツイ言葉の応酬で、実は姉妹の関係が、そんなには最悪ではない、ということがわかるようなのだ。
信頼と期待が混在となっているからこその、激しい言葉であり、またそれが姉を追い詰めているという図式がいい。

山小屋に妹たちが来るシーンで、虫を登場させたのが、上手いなあと。どうしてそんなことを思いついたのだろうか、とさえ思った。

“うつ”をテーマにして、「言葉はほとんど伝わらない」と思うほうがいいと言いながらも、言葉に囚われて、言葉に裏切られて、だけど言葉に救われて、と、言葉を使う者から言葉を使う者へのメッセージとなっていると感じた。
たとえ相手が、“ただのリトル・エレファント”であったとしても。

見応えのある作品だった。
これからもアマヤドリは見逃せない。

付け加えるとすれば、中村早香さん推しの私としては(笑)、彼女が出てないことだけが不満であった。
MAMORU

MAMORU

モーレツカンパニー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/22 (火)公演終了

満足度★★★

楽しかった
初見の劇団。CM大会では全く期待できるものではなかったが,楽しい舞台で,悪くなかったですよ。ただ,いろいろと工夫の余地はあったかもね。今後に期待します。

あんさー/りばーすばれっと

あんさー/りばーすばれっと

くりあらんすきかく

小劇場 楽園(東京都)

2015/09/16 (水) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

☆5つ
めちゃくちゃおもしろかったです。激ヤバです。演劇であんなに泣いたのも久しぶり。

無頼茫々

無頼茫々

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2015/09/12 (土) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

色んな人に見て欲しい!
とてもタイムリーな作品なだけに終始前のめりに。板倉さん、桑原さんが素敵でした!多くの人に見てもらいたい作品だと終演後に感じました。

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