
鳥取イヴサンローラン
ロ字ック
シアター711(東京都)
2015/09/26 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
自虐的な自尊心
女性の嫌な所を自ら抉り出しておいて、それでも自分は女なんだという自虐的な自尊心を劇中のキャラクタたちに乗せて描いていくのが、とにかく格好良くてシビれる。演出が素晴らしく気付いたら2時間経ってた。適切な場転タイミングで観客の集中をつなぐ巧さ。

老人と怪物
テノヒラサイズ
SPACE9(大阪府)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
AIは何を思うのか…
《青ひげ》の背負ってきた苦悩と、AI《ALICE》の望みとは…。
日本を揺るがす過去と《沼田さん》の真実とは…。
老人ホームと政界の2つの物語が、とても巧みにストーリー展開し、《沼田さん》《青ひげ》《ALICE》の想いが心暖まるラストへ。
良くできた本。
シンプルな舞台装置でしたが、その分、役者さんの熱演が光りました。
追伸、AIは人間に何を思ってくれているか?
本作では、衰退していく人間の庇護者的な感じでしたが…、観劇後、何故か「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を思い出しました。
本公演以降の展開(今後、AIと人はどうなるのか)がとっても気になる公演でした♪

“distant voices ‒ carry on” ~青山借景
Offsite Dance Project
スパイラルホール(東京都)
2015/10/10 (土) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
ビル内周遊
前半はスパイラルのビルの楽屋や搬入口、非常階段等の普段立ち入ることができない場所をナビゲーターにしたがって周遊して、ところどころでかすかなパフォーマンスや展示を観ながらぞろぞろ歩く。また、営業中の1F食堂、2F店舗、道路も観る対象で、シンボルである大小様々な箱がちりばめられている。知らない人にはわからないという愉快さがある。日常が作品のような感覚になる。これだけでも面白いが、ホールに戻ると座席なしの自由移動で、箱とアルファベットで集散しながら形作られる。ダンサーもいい顔ぶれがそろっていて、とても楽しく印象に残る公演だ。

回転木馬は歓びの夢をみる ~未解決事件の終幕~
削除
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2015/09/25 (金) ~ 2015/09/29 (火)公演終了
満足度★★★★
真っ直ぐな力強さ
フライヤーの時点からサスペンスである事を明示していたため、ちょっとその要素に期待し過ぎた。設定一通り出切ったところでオチが見えたのが残念。でも、愛とエゴを力強く語るのは嫌いじゃないし。真っ直ぐな力強さは好感。

HalfWay,ChooseLife
シグナルズ
カフェ 風知空知(東京都)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

JUDAS, CHRIST WITH SOY ユダ、キリスト ウィズ ソイ
横浜アーツフェスティバル実行委員会
横浜・HONMOKU AREA-2(旧マイカル本牧の映画館跡)(神奈川県)
2015/10/10 (土) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
-
50分。バス利用の便利ではない場所で娯楽ではない芸術作品なのに満席の大盛況だった。イスラエルと日本のダンサーがちぐはぐにならずうまく同居していた。

幸せを運ぶ男たち
アナログスイッチ
小劇場 楽園(東京都)
2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ウェルメイドコメディ
序盤の設定を観客に飲み込ませるまでの手際や暗転が長め多目なのは気になったが、仕込んだ設定を上手く活かした構成は非常に魅力的。伏線回収の手際もよく、ラストの納得度も高い。

暗闇演劇 「The Light of Darkness」
大川興業
ザ・スズナリ(東京都)
2015/10/10 (土) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★
爆笑まで今一歩。
もう10年も歴史がある暗闇演劇。「暗所恐怖症の人はお申し出を」とのアナウンスや、いざというときのペンライトの配布など、初めての人はどんな強烈なものがでてくるのかと身構えるが、気楽に楽しめる。
笑える場面の連続だが、爆笑までは今一歩か。ただ、やっている役者さんの大変さは分かる。暗闇でどういう動きをしているかははっきり見えないが、スキー場の新雪に飛び込むところなど、その空気というか雰囲気で役者の熱が伝わってくる。これがスズナリという小劇場空間での醍醐味であり、大川豊の売りの一つとなっている暗闇演劇の積み重ねによる「技術」なんだろうね。

「水平線の歩き方」「君をおくる」
演劇集団キャラメルボックス
東京グローブ座(東京都)
2015/10/08 (木) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
2作品観ました☆
「水平線の歩き方」…感動的なストーリーで泣けました。
特に主演の岡田達也さん&その母親役の岡田さつきさんの演技に、心を惹きつけられました。
「君をおくる」…ドタバタコメディです。
特に小多田直樹さんが、かなり良い味を出して居ります。

すばらしい日だ金がいる
アマヤドリ
吉祥寺シアター(東京都)
2015/09/18 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★
アマヤドリだった
シンプルな舞台美術を5本のポールで区切ることで別空間を演出する手法が思いの外しっくりくる。場転も綺麗に演出されていてすんなりと受け入れてしまう。最後の群舞も唐突だったけど疾走感のある転換とラスト2人がすれ違う描写は震えた。

屍のパレード
虚飾集団廻天百眼
ザムザ阿佐谷(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
一番後ろで観劇するつもりだったけど・・
席待ちのなかで「汚れてもいい人~」と言われて見渡したら自分が一番汚れてもよさそうな格好だったし誰も手を挙げなかったんで、気づいたら最前列に座っていた(苦笑
やっぱ血塗れになって観客みんなで手を挙げて喜んでるのは良いな。

夕凪の街潮騒を待って
座・間座
Geki地下Liberty(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
ハートフルコメディ
立ち上げ公演との事で依したが、実力派の役者陣で楽しめました。
広島の海の家を営む家族が物語の中心で、海の家を長く営んできた父親、地元に残り手伝う姉、東京での仕事を辞めて広島に来た夫、ミュージシャンを目指して東京に出て行った長男、出て行ったきり10年以上音沙汰の無い末弟と、基本的には家族愛と故郷を描いた舞台でした。
コメディなのですが、所々味わいのある台詞も多く、楽しめました。
作中に度々、生の弾き語りが入るのですが、舞台感を壊す事無く、また大変渋い歌声で恰好良かったです。
客演の女優さん達も、個性的で魅力的な方ばかりでした。
大変楽しめたのですが、やや気になったのは最後10年以上音沙汰の無かった末弟が、父の死を知り戻り、また海の家を継ごうとするのは、やや急展開過ぎるのでとも思いました。(母の死の事実を踏まえても。)
次回公演も楽しみです。

吐き気がするほどに
劇団時間制作
明石スタジオ(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
夢と仕事
夢と仕事とはなんぞやと考えさせられる舞台でした。
詳細はネタバレに書きますが、唯一残念だったのは、満員御礼だったこともあったけれど明石スタジオの客席が狭過ぎることぐらい。

芸祭
WATARoom
ザ・ポケット(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

それなら生きるかそれでも死ぬか!?
演劇ユニット・言葉の動物
北池袋 新生館シアター(東京都)
2015/09/14 (月) ~ 2015/09/16 (水)公演終了
満足度★★★
演出に難が…
過去にあった不合理な制度が、さらに悪質を増して近未来に制定される不条理な話。
テーマとしては分かり易い。その描き方は小(章)節を紡ぎ、それが織り込まれることで鮮やかな物語(柄)が浮かび上がる。その章立(場面転換)はすべて暗転しており集中力が保てない。

UN-TAN
流世☆ロケット
北池袋 新生館シアター(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★
今後が楽しみ
虚構という世界の中に描いた重厚な話、その場面ごとに緊密な繋がりを持っているようであるが、それが上手く結びついているのか、そして観客に伝えきれているかは疑問。しかし、面白い設定であり、演出にも工夫を凝らしている。

カタルシツ『語る室』
イキウメ
ABCホール (大阪府)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

暗闇演劇 「The Light of Darkness」
大川興業
ザ・スズナリ(東京都)
2015/10/10 (土) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
気配を楽しむ!
前回本公演(第38回)は完全な暗闇劇であったが、今回は薄光で舞台の様子が何となく観える。芝居は観るもの…確かにそうだが暗闇劇も素晴らしい。観えないがゆえに、神経を研ぎ澄まし集中する。その緊張感が心地良い。

reflection of 灰色天使
劇団芝居屋かいとうらんま
OFF・OFFシアター(東京都)
2015/10/10 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
観応えがあった
衝撃な冒頭シーン。
謎の男の謎の事務所に来る人々。なぜ男のところに来るのか。底知れない知性を秘めているのか、穏和な人柄に癒やされたいのか。
多少癖はあるが、普通の人たちが曖昧な会話や行為を通じ、次第に心が病んでいく様が怖い。この男の正体は…。

芸祭
WATARoom
ザ・ポケット(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★
教訓のような…
座席指定であったが、受付に手間取っていたので対応に工夫が必要だと思う。
公演は、大学・学園祭までのサークル活動に絡む問題等を乗り越えて…そんな青春群像劇といったところ。色々な問題が生じるが、大学職員が大人の対応をし解決またはまとめるが、それが教訓臭いと感じる。学生自身または学生間の課題として観せてほしかった。