
DADDY WHO?
天才劇団バカバッカ
テアトルBONBON(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
次回も楽しみ
DADDYの実像は?登場人物の互いの関係は?という謎解きと最後に心温まる結末があり、面白かった。皆さんコメディの技量も高く、アドリブっぽい掛け合いも楽しかった。次回の本公演も楽しみです。

あの日はライオンが咲いていた
PocketSheepS
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
何度観てもぼろ泣き
初演をDVDで観た時、通りかかった親がドン引きするくらいぼろ泣きしたので、再演すると知って絶対観に行こうと決めてました。
そしてやっぱりぼろ泣き。。。このストーリー大好きです。
オープニングがコミカルで凄く良かったです。

MEIDO IN HEAVEN
合同会社シザーブリッツ
劇場MOMO(東京都)
2015/09/08 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
違う面白さ
Aチームに引き続き、Bチームを初観劇。
Bチームもそれぞれの演者が、個性を発揮して、Aチームとは違う面白さ。同じストーリーでも雰囲気は違うが、テンポの良さは変わらず、常に笑いの波が押し寄せてくる。
両チーム比較しながら一見の価値ありです。

幕末緞帳イコノクラッシュ!
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インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/15 (火)公演終了
満足度★★★
物語り寄りの面白さ
口語演劇からタイトルまで20分たっぷり使った状況説明
魅せ方、ダンスや小物も、相変わらずカッコイイよかったです。
最初の長めな展開同様に物語部分を丁寧に描いていたので
ちょっといつものスピード感というか最後に盛り上がっていく感じが
物足りなくて、観終わった後の疲れも無く、楽に拝見できました。
高杉のキャラとお良が、なかなか面白いキャラでしたね。
古い時代と今の時代の演劇人アルアルみたいなネタが多く
笑ってしまうので、面白い公演なんですが、3人の感情にメインで
物語り的にも中途半端と無理矢理感も若干は感じました。
心配したイケメン風フライヤーは「狙い」だったんだんですよね?
これからも期待してますので、ちょい厳しめの評価です。
井伊さんのビジュアルはインパクト強調しすぎで驚きです。
演技に焦点が合ってる所、視界に現れると一瞬驚きます。何者?(笑)
終演遅かったのでさっさと帰りましたが、物販凄いです。
パンフフルカラー2千円!もう、将来は新感線みたいになかもね?

はるなつあきふゆ
劇団銅鑼
銅鑼アトリエ(東京都)
2015/09/07 (月) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
モロさんできゅっと引き締まった
別役実フェスティバル参加作品。別役の不条理劇を余すところなく楽しめます。
家族として生活しているのだが、まったく違う感覚ですれ違っていく。季節を追うごとに家族があえて一緒に何かをするという姿に、笑いもちりばめられているのに、何かもの悲しさを感じてしまう。それはまるで、季節の移ろいに感じる何とも言えない悲しさのように。
1993年に木山事務所が初演してから20年以上たつが、この劇で描かれている家族の姿は、当時よりも今の方が実感として多くあるのかもしれない。劇団銅鑼は家族の肖像を演じるのはお手のものだが、モロ師岡さんが客演してぴしっと引き締まった感じがする。
銅鑼は今年3月、青木豪作の「父との旅」を一幕物で上演した。この作品を見て、今回もとても期待して見に行った。「引き締まった」というのは、前作と比べての印象です。

Grooming Beauty ~姫と王子と不思議なお城~
東京カンカンブラザーズ
ザ・ポケット(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
初めて観た人は?
びっくりするだろうな、っていうより
「なんじゃ?こりゃ!?」
松田優作の名セリフを口からついて出るかもしれませんね。(笑)
はい、初めて観た人、ウカウカしてると置いてけぼり食いそうですよ。^^;
SFの実写版?パロディ、他愛もないギャグ、個人芸等々・・・。
息つく暇もなく、出演者のみんながここぞとばかりガンガン突っ走ります。
しかし、出演者の皆さんはよくセリフも噛まずにスラスラと立て板に水の如く言葉が出るな、と感心しました。
ヒロインを演じている相沢さんですが、テレビ出演や地方ロケ、収録など忙しかったと聞いています。
その仕事の合間を縫ってよくあの量の多いセリフを憶えたな、と感心しています。
今回、派手さはなかったですが、ポイントポイントのアクセントを付けてるのは感じました。女優らしくなってきたな、ってのは素直な感想です。(笑)
さて、混沌としたお芝居ですが、安心して下さい。
半分を観た頃に何となく、分かって最後には完全に理解できます。
笑うところ、泣かせるところ、そして悩ませる?ところもあって充分に堪能できると思います。(良い子の好きな下ネタも若干あります。(笑)
前作2作に比べると、今回は女優陣が幅を利かせた感じがあって男性陣は脇役に徹した感じはありました。

真珠の首飾り
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋ホール(東京都)
2015/09/11 (金) ~ 2015/09/20 (日)公演終了
満足度★★★
憲法に込めた、情熱を知る
日本国憲法の草案を作ったGHQ民政局のベアテ・シロタのことはよく知られている。草案を作ったメンバーらがいかに情熱を傾けて作業をしたかを、ベアテを主人公に描いている。
青年劇場は1998年の初演後も、何度も上演してきた。今回は、国会で安全保障関連法案が審議されているというタイミング。場合によっては自衛隊員が外国で戦争に加わるかもしれないという法案だけに、演劇界でも力が入っているのだ。
語り手として、89歳となり今に生きるベアテ・シロタ・ゴードンを置き、45年当時のベアテに今回が初舞台の新人、高木アヤ乃を抜擢。彼女の堂々たる舞台は、注目に値すると思う。特に、第一幕の最後のシーンには、思わずもらい泣きしてしまう迫力があった。
国家として戦争を放棄するという宣言をしたインパクトは大きかった。また、ベアテが日本在住での経験を基にして作り上げた「女性の人権」に関する条項は、画期的だった。憲法に込めた、メンバーたちの情熱を舞台は余すところなく伝えている。
それで十分であるのだが、今回は締めくくりに、この70年間日本が戦争に参加せず、一人も殺さず、一人も殺されなかったのはこの憲法があったからだと現在のベアテがとうとうと語る。人によっては、この部分で舞台観劇の熱が冷めてしまったかもしれない。上演する側としては、今なぜこれをやるのかとアピールしたかったかもしれないが、ある意味、言わずもがなである。個人的には、なくてもよかったような気がする。
後日談をやるのであれば、朝鮮戦争が起きる中で、米国が日本に対して、憲法の条文に手をつけずに警察予備隊(自衛隊)を作らせたことも含めた方がよかったのではないか。事実上の軍隊を「自衛隊」として軍隊ではないから憲法9条に違反しない、という論理は、「軍事を使ってでも積極的に守る」のが「平和」だと言い張っている今の政権のやり口とまったく同じなのだから。
それでも、憲法の成り立ちに疎い、特に若い人にはお勧めしたい。「平和」は努力しないと守られないということを知るためにも。

よみ人シラズ
ナイスコンプレックス
吉祥寺シアター(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★
なるほど・・・
歴史的背景などいろいろと勉強になり、考えさせられる内容でしたが、理解しにくいところも多く、個人的にはあまり面白い芝居とは思えませんでした。演出は結構ユニークでしたが。

グレイな世代 黒とシロ&IN廣島 紐育に原爆を落とす日
獏天
Geki地下Liberty(東京都)
2015/07/28 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
見て良かった!
時間軸、場面が次から次へとテンポよく変わり、とても濃厚な舞台でした。
途中歌とダンス、アクションと盛りだくさんの内容だったが、バラバラではなく、すべてが1本に繋がっていくという見事な演出だった。
テーマが重いので何度も泣きそうになったが、笑いの要素もあったので辛くなりすぎずに見れた。
「IN 廣島」を見ておけばよかったと今更後悔・・・
次は絶対見に行きます!

僕の私の空耳城の
劇団milquetoast+
APOCシアター(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
ここはどこ・・・の面白さ
ここに来た子供たちの目線に立てば、突如飛んでくるパンチも癇癪を起こした彼らの感情につなげて咀嚼できた。トラウマを受けた幼児がモラトリアムの中でつくりあげた世界から解き放たれるのは容易ではないことが心に刻まれたように思う。

Unbreakable -アンブレイカブル- 第二章
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/09/10 (木) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
天が望むものって
何なのだろうと考える。
初日に観劇して、本日が2度目。
前日に前作のDVDを観ておさらい出来たこともあり
存分にアンブレイカブルの世界に浸れました。
気が早すぎますが、続編、楽しみにしてます。

果てまでの旅
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
演劇の可能性みたいなものを感じてしまった
可笑しくて やがて切なき 男子部屋。「修学旅行の夜」の話って傑作が多い。そこに新たな傑作が加わった。あー明日も観ようかな。
玉田企画第1作目の再演。そうです、玉田さん!これからもこんな作品待ってます!

よみ人シラズ
ナイスコンプレックス
吉祥寺シアター(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★
いろいろ考える
この公演は、観ていて胸が締付けられる思いであった。第二の故郷である広島県内で、某高校における日章旗掲揚・君が代斉唱を端に、教師が卒業式前日に自殺した事件(こと)があった。確かこのことが「国旗及び国歌に関する法律」成立のきっかけとなったと思う。
この芝居は、描く内容が観客によって受け止め方が違うであろうことを承知で、それでも敢えて問題提起したと思った。その表れが、タイトル「よみ人シラズ」...実に上手いネーミングである。この公演の素晴らしいと感じたところは、問題の根幹を見据えつつ、しかし直截的に描くことをせず、その思いを観客に委ねたところであろう。確かに主張は垣間見えるが、そこは余韻として受け止めた。

SMOKIN’ LOVERS(20名様限定公演)
惑星☆クリプトン
BAR BASE(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめた【灰】
渋谷・松涛Bar BASE。事前の案内にあるとおり客席20名ほどの中での芝居...紫煙の中、9話が繰り広げられる。自分は、アルコールだけではなくその親近感、臨場感という雰囲気にも酔った。惑星☆クリプトンVol.2(実質的には3公演目)には、その内容(劇場規模等も含め)のモチーフ、コンセプトを模索し、いかに観客に楽しんでもらうか...そんな思いが籠められているようで好感を持っている。
しかし、現実に公演を観ると残念なところもある。

MEIDO IN HEAVEN
合同会社シザーブリッツ
劇場MOMO(東京都)
2015/09/08 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
今回は客席が頬を伝う涙
この作品は、ただのコメディではなく
ハートフルコメディ!
昨夜のクライマックスシーンは、メイド長冴子(伊藤えみ)が直樹に語る場面で冴子の頬に涙が伝っていましたが、今日は満席の客席に涙が伝っていました。
私の後方
からは複数のすすり泣きの声が…
その時、伊藤えみ は客席をしっかり掴んでおりました。
…でも、最後全員集合しての舞台挨拶での彼女は、作品を演じている時の彼女とまるで別人のようなアットホームなスピーチを…
>山内さん
今回出会えて良かったです!
明日もステキな演技を期待してます。

くろねこちゃんとベージュねこちゃん
DULL-COLORED POP
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2015/09/01 (火) ~ 2015/09/02 (水)公演終了
満足度★★★★★
誰もが見えない事実の中で生きている
家族 母の想いが空回り 母は家に閉じこもって生きてきた周りが見えない 変わることが怖い 父の遺書 長男の嫁 2匹のネコと思い出を話す母 ネコは母が作り出した話を聞いてくれる友達。 父が亡くなりさらに思考が狭く固まってくる。 長男が読む遺書は作り物 長男の嫁は、実は金と自分の事ばかり 本当のことは言えない 切り口が母なだけではないか 実は誰も 自分では見えない事実の中で生きているように見えた。 上手い役者陣 面白かった。

MEIDO IN HEAVEN
合同会社シザーブリッツ
劇場MOMO(東京都)
2015/09/08 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
めっちゃ楽しかった。
テンポの良い展開に小気味良い笑い、めっちゃ楽しかったです。
沢山笑ったのに、目頭熱くなる素敵な時間でした。
個性溢れるキャストさんたちの演技はかっこよく、可愛かったです。
今回はAチームしか観劇できませんでしたが。
Bチームもそして可能なら複数回観劇したかったです。

MEIDO IN HEAVEN
合同会社シザーブリッツ
劇場MOMO(東京都)
2015/09/08 (火) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
面白い!
ドタバタコメディーの内容ながら、おさえるべき所はしっかりとおさえて、笑いながらも何かホッとするような気持ちになる。リピーターが多いのも納得できる仕上がりです。

よみ人シラズ
ナイスコンプレックス
吉祥寺シアター(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/14 (月)公演終了
演劇らしい演出ではあったが…?
はっきり言って、よく理解できない内容でした。
客席をみると、涙ぐんでる女性客とかもいましたから、良く解らないという感想は自分だけなのかも知れませんが。
「君が代」の出自を未来から過去に遡って考察していることは解ります。
しかし、肝心な「君」とは?不運な皇太子のことなのでしょうか?
和歌集には「朕が世は」と謳われていたはずですが…。
それと人間の未来の自由がどう関係するのか?描かれているようなのですが、頭の中で結び付きませんでした。
耳が不自由な主人公は、君が代とどうリンクしているのでしょうか?
歌の精は何を理解してほしいのか?
「君」が”He"なのか"You"なのか、天皇治世を正解としているのか???
政治がそれをどう悪用したのか?問題提起は解らなくもないのですが、その肝心の問題がなんなのかがはっきりしないと思いました。
薬を使えなかった妻と障害を持つ子の父親は何故「君が代」反対なのか?
政治家(悪政)=君が代??????
解りません。

よみ人シラズ
ナイスコンプレックス
吉祥寺シアター(東京都)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/14 (月)公演終了