演劇らしい演出ではあったが…?
はっきり言って、よく理解できない内容でした。
客席をみると、涙ぐんでる女性客とかもいましたから、良く解らないという感想は自分だけなのかも知れませんが。
「君が代」の出自を未来から過去に遡って考察していることは解ります。
しかし、肝心な「君」とは?不運な皇太子のことなのでしょうか?
和歌集には「朕が世は」と謳われていたはずですが…。
それと人間の未来の自由がどう関係するのか?描かれているようなのですが、頭の中で結び付きませんでした。
耳が不自由な主人公は、君が代とどうリンクしているのでしょうか?
歌の精は何を理解してほしいのか?
「君」が”He"なのか"You"なのか、天皇治世を正解としているのか???
政治がそれをどう悪用したのか?問題提起は解らなくもないのですが、その肝心の問題がなんなのかがはっきりしないと思いました。
薬を使えなかった妻と障害を持つ子の父親は何故「君が代」反対なのか?
政治家(悪政)=君が代??????
解りません。