
月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/09/27 (日) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
待望の
続編だけどストーリーは最初から。必要な『赤ずきん』のエピソードこそ、ダイジェストで再現しましたが、原作で前回使われなかったエピソードからテーマを語っていくのが見事。前作のラストシーンも再現され目頭が熱くなる。その後、主人公の岩崎月光がエンゲキブに、自分が『青い鳥』の主人公、チルチルだった過去を語るところでも前作の登場人物が出てきてジンとしてしまう。本編は急にSFチック。ヒロインがかぐや姫だからですか。すべての『物語』を消そうとする敵におとぎ話のキャラクターたちが挑んでいくところも感動する。原作で、漫画が消され雑誌が白紙になってしまうところも再現。原作者の漫画を舞台化したカプセル兵団の『からくりサーカス』と、別劇団の舞台版『うしおととら』の共演もありお祭りでした。ラストは舞台用のものでしたがこれまた感動。『青い鳥』のミチルに泣かされました。

月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/09/27 (日) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
月打された演者及び観客
昨年の月光編に続く完結編。前作のダイジェスト、更には前作では触れられなかった話が追加される事で、きっちりとかぐや編に繋がって行く。
物語の組み立て方は見事だし、アクションと笑いと、涙が怒涛の様に襲ってくる!
あまりにもハイスピードで展開される為に、観る側も付いて行くのに必死。
所々、前作や原作を見ていなと分からない所もあるが、それを感じさせないハイテンションアクトは取り込まれること必至!
千秋楽を観られなかった事が残念でならない!!

少女仮面2015
新宿梁山泊
ザ・スズナリ(東京都)
2015/09/30 (水) ~ 2015/10/07 (水)公演終了
満足度★★★★
李麗仙の迫力にびっくり
唐十郎の前妻・李麗仙が何と初演から45年の時を経て主演の春日野八千代を演じた。観劇したのは平日のお昼公演だが、半数以上は若い人たちで超満員。「満州」「甘粕大尉」などの言葉はほとんど知らないと思われる人たちを、魅了した。
30代、50代と春日野を演じた李麗仙は今、70代。だが、その迫力はまったく衰えていないと思う。宝塚にあこがれる少女・貝は文学座の松山愛佳で、松山の熱演も特筆だ。演出のキムスジンは李麗仙による「再演」を口にしたが、私はひょっとしてこの舞台は二度と見られないアングラ劇だ、と思いながら食い入るように見た。見ておくべき、と思う。
お約束の宇野亜喜良の美術は、地下の怪しげなカフェ、そして、吹雪の満州平野まで再現してみせた。
南河内万歳一座の鴨鈴女ら3人がセーラー服姿で客席に案内してくれる。

瀧夜叉傅
Will-o'-the-Wisp
シアター風姿花伝(東京都)
2015/10/01 (木) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★
ガイアのパトリオット、瀧夜叉
関東の雄、平 将門亡き後、坂東の地には、摂政、安倍 小茶麿の息の掛かった国司、高 百尚の悪政が蔓延り、民はその重税と理不尽に苦しめられていた。

ダイヤモンド
ドリームダン
ぽんプラザホール(福岡県)
2015/10/03 (土) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★
好きな作品。
取締役の奥さんが派遣社員の子を間違って手にかけたあたりから、ストーリーが急変しますが、これはこれで笑えます。
面接にきた男が本筋でないのも。

グッドバイ
キューブ
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2015/10/03 (土) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★
装置はさすがに
KERAさんらしく凝ったものとなって、上田さんの映像もはまってました。
休憩が終了してしばらくたって、第二部がきました。ここでえ。
1年後だから当然なんですけどね。

有罪?×無罪?×冤罪
ゲキダン大河
甘棠館show劇場(福岡県)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
窮屈に見えたけれども
陪審員八号のおばあちゃんのキャラは、あの席で前を見るでいいと思いますが、みなさん席を離れて演技しますから演出的にはよかったのかな。

CHESS THE MUSICAL
梅田芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2015/09/27 (日) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

関ヶ原で一人 〜lonely SEKIGAHARA〜
ENG
六行会ホール(東京都)
2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★
いつもの…
歴史の裏側、入れ替わり、タイムスリップネタなど、久保田脚本らしいネタが満載。
タイトルのダンスは迫力があって、殺陣もカッコ良かったです。
小早川周りの夫婦がそれぞれ個性があって、バカップルぷりを見るのも楽しかったです。

このために生きている
PAPALUWA
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/10/03 (土) ~ 2015/10/07 (水)公演終了
満足度★★★
地元愛がいっぱい
地方に伝わる伝承と地域活性化との狭間に揺れる人々の姿を、古の伝統行事を中心に生き活きと描く青春群像劇。しかし、その行事には持ち込んではならない掟があったが…。
純粋な思いがすれ違い、純粋がゆえに掟を破らざるを得なくなる。少し懐かしいような情景であり、身近な問題提起としても面白い。

月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/09/27 (日) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高でした!
前編からの期待を遥かに上回るパフォーマンス、熱量、最高でした!
随所にちりばめられた小ネタに笑って、所々で泣いて、本当に観れて良かったと思う舞台でした。
有難う御座居ました!!
カプセル兵団さんの次回作にも期待しています!

子どもに見せたい舞台 vol.9「アンデルセン童話集」
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
あうるすぽっと(東京都)
2015/08/08 (土) ~ 2015/08/16 (日)公演終了
満足度★★★
ぷしゅわ~
子どもたちに囲まれて芝居を見ることそのものが楽しくなってきた感じがある。声を上げたりして反応がとてもいいのは、お芝居の掴みがいいからなんだろうなぁ、と分かりますし。ひとつひとつのお話をたっぷりと丁寧に描いていて、印象に残る歌もたくさん!楽しく拝見しました。

竹林の人々【本日16日大千穐楽!!14時開演、見切れ席解放により当日券ございます!!】
OFFICE SHIKA
座・高円寺1(東京都)
2015/07/30 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
満足度★★
あまり好きではない…
目当ての鳥越さんがたいへんご活躍だったので、その点に関しては満足です。しかし、お話の部分に共感できるわけでもなく、楽しいと感じるわけでもなく……重たい雰囲気かもしれないことは予想していたものの、それでもやっぱり好きになることが出来なかったので、楽しめたらよかったのになぁと少々寂しくなりました、

かもめ
花組芝居
セーヌ・フルリ(東京都)
2015/08/08 (土) ~ 2015/08/15 (土)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
座長の手にかかれば、重くて分かりにくそうなお話でもきっと楽しくなる!と信じて伺ったらその通り、サクサクお話が進むのに、気持ちの流れもとってもよく分かり、楽しかったです。カタカナの名前を覚えるのが苦手なのですが、配役がぴったりだったこともあってか混乱することもなくすんなり覚えられて、不思議なくらいよく分かりました。稽古場ならではの、壁面鏡が湖面のようでお話にも奥行きを感じました。

演劇計画Ⅱ-戯曲創作- 柳沼昭徳 作・演出 『新・内山』
京都芸術センター
京都芸術センター(京都府)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/05 (月)公演終了
満足度★★★★
闇をずっと覗いてるような。。。
今のこの世界の眼鏡を通して、果たして今(現在)以上の悲劇を描けるのだろうか。。。
‥と、そんなことを、喉元に突き付けられた感じ。
舞台装置も闇のように奥行きがあって、見応えのある時間でした。。

6人の「これからの宇(そら)」
ソノノチ
スペース・イサン(京都府)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/05 (月)公演終了
満足度★★★
遠くの星を観てるよう。
遠くにあるたくさんの星を観てるよう。
ロマンチックで幻想的な感じで、衣装・装置・空間も素敵で、すんなりと最後まで楽しめたのではあるが‥‥‥
そのぶん、血(地)の温かさのようなものを感じることが出来なくて、登場人物たちを身近に感じることができなかった。

ゾンビの瘡蓋―SCAB OF THE DEAD 2015
FOURTEEN PLUS 14+
JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)
2015/09/30 (水) ~ 2015/10/01 (木)公演終了
満足度★★★★
生きろ!
生きろ!‥って書くと、宮崎駿の某映画のようになっちゃうけど、多分テーマはそれ。。
ただ、それだけを掘り下げると感想もなんだか陳腐になっちゃうし。。
怖面白く、手にじんわり汗をかきそうで、なんだか立体的な奥行きさえ感じさせる、体験型舞台のような感じで、色んなものの見立てによる演出も新鮮で、楽しめました。

関ヶ原で一人 〜lonely SEKIGAHARA〜
ENG
六行会ホール(東京都)
2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
追体験
私は学業としては歴史って大嫌いで、歴史モノというと観劇も避けていたのですが、これは観てよかったなぁ―と思いました!
私のなかに歴史認識や人物の好き嫌いが出来上がっていなかったからこそ、冒頭部分で木下たすくの感じている歴史について学ぶことができ、それが劇中で覆されることについては追体験できたように思います。なので、観ていてなんだかすっきりしました。
あと余談?ですが、開場前からロビーで客対応してらっしゃる佐藤さんをみて、人当たりのいい方だなぁと感じました、人が集まるわけですね。またENGさん、観劇に伺いたいなと思います。

ふたりカオス
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了
満足度★★★★★
オムニバス
5つのオムニバスストーリー。共通項となっている「話題の動画」について、どんどん描写が追加されていって、イメージしたものにどんどん色がついていって、なんだか楽しかったです。
5話のシリアスな図師さんに期待して観に行ったのですが、4話の睦さん×樋口さんが面白すぎて‥おもわずDVD予約してきました。睦さん、一瞬で空気をさらっていってしまうところ、さすがでした!

親戚の話
コマイぬ
古民家シェアサロンasagoro(東京都)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1617(15-306)
11:00の回(晴)。
10:20鷺ノ宮駅から歩いて(事前に道案内メールをいただいていたので迷わず到着)会場着、外から見ると普通の民家、木陰で待機、10:30受付、開場、和室です。桟敷と椅子。2間続きの和室、玄関側が舞台、上手は廊下とガラス戸、庭。中央にテーブル、座布団。
11:01前説(芝原さん、石巻のことなど)、開演~12:06終演。台本を購入。
ひと吠えめ「花束を渡すのは誰だ?(2013/3@FIND)」からで3公演目ですが、芝原さんは「とても個人的な~(2011/3@眼科画廊)」「犬と花(2011/4@OFF)」他を観ています。
当パンに「津田家 親戚の図」があり、11名の関係が示されています。長男、次男、三男の子供(いとこ「男女」2人、10年ぶりの再会)、その男の妻、3人、石巻でのお話でした。
震災後、両親との確執、自分への恐れ、などがどこにでもあるのかもしれない風景の中に見えてくるようでした。
柱や天井の濃い茶色。障子の白。畳の薄い黄色。庭の木の緑。室内からは見えませんが青い空。
ぎこちなかった3人の心は解きほぐれ始めたのでしょうね。