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イエドロの落語 其の参

イエドロの落語 其の参

イエロー・ドロップス

八幡山 秘密の見世物小屋(東京都)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

★4つ半です!!
元ネタの落語を「落語を聴くより面白い芝居」にするにはいくつかの仕掛けが必要だ。
噺家がひとりで演じる落語を二人で、景色や状況を映像で補足、
芝居ならではのエピソードを挿入…と、
その仕掛けがうまくかみ合って大変面白かった。
「ニートの金蔵」とか、スマホの着信音とかの演出も良い。
★は4つ半とさせていただきます。

ネタバレBOX

横長の白い壁(布?)を正面に、椅子と座布団が並べられている。
主演のお二人は受付や席への案内に心を砕いてくれて、いつもながらの雰囲気。

冒頭映し出される映像がセンスも抜群、大変楽しい。
長編の「品川心中」を前半でカットして
「粗忽長屋」の“行き倒れ”につなげる辺り、とてもよくできていると思う。
「始末の歌」はいつ聴いても笑える。

遊女お染と“ニートの金蔵”のキャラがはまって落語の語り口に劣らぬ面白さがあった。
わかばやしめぐみさんの、落ち目の遊女の意地と情けなさがとても良い。
さひがしさん演じる、金蔵の底抜けなお人よしぶりも良かった。
案山子の師匠が若々しく、もうちょい“枯れた感”が欲しかったかな。
「パラレルワールド」の哲学的思想を挿入したことも成功している。
終盤の映像とリンクして、自分勝手なお染と、甘ったれの金蔵が
それぞれ変化・成長する様と重なるのも上手い。

ちょっと残念だったのは、やや饒舌なところ。
「粗忽長屋」のオチ「…抱いてる俺は誰だ?」のリピートはなぜだろう?
案山子の師匠のキャラがもっと渋く、もっと台詞を絞ったらより印象に残るのではないか?
一発で決めるオチの強さ、シュールな面白さが薄れた印象が惜しい。
だが元ネタを知らない人が見れば全く気にならないことかもしれない。

これらはたぶん「イエドロの落語」がどうありたいか、にかかわってくると思う。
「落語の面白さを芝居仕立てで伝えたい」のか
「落語に想を得た芝居を創りたい」のか。
それによって創作部分の分量や繋ぎ方、キャラの投入などが変わってくるだろう。

個人的な好みを言えば、
思わず元ネタのあらすじをネットで確かめたくなるような
どこまでが落語なのかわからないほど自然で自由なストーリーが観たい。
落語には出てこない魅力的なキャラが自在に動き回るのが観たい。
もしかしたら新作1本書くより手間のかかる作業かもしれないが
既に完成された落語というジャンルを、敢えて芝居で魅せる意義は
そこにあると思うから。
いずれにしてもこの芸達者なユニットの、次が楽しみ(^^♪

「ロボット」

「ロボット」

演劇ユニットハイブリッド

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★

空気感という物が
作りきれていない舞台だった。

皆が死に直面している場面なんかの、緊張感というものがない。
役者個々には頑張っているようにも見えるが、それがちょっと機能していない印象を受けた。

詳しい感想はブログ
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52349346.html
にて。

ふたりカオス

ふたりカオス

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★

カオス
20通り以上にも及ぶ連作二人芝居とのことで、どの回を観れば…と思いましたがまったくの杞憂。一度観たら二度、三度と観たくなるスリリングな舞台でした。特に四話がカオス全開で大いに笑いました。

月に叢雲、花に風

月に叢雲、花に風

劇団ZTON

神戸市産業振興センター ハーバーホール (兵庫県)

2015/10/02 (金) ~ 2015/10/03 (土)公演終了

満足度★★★★

清盛の思い…、格好良し♪
未来を告げる 「匣」に選ばれし、平清盛の葛藤!
清盛と義朝との友情!
源氏に滅ぼされると知りつつ、友と義を重んじた清盛がかっこよかった!

清盛茶屋お接隊の方が居られたのですね!
お久しぶりです♪
イベント終了間際にお接隊さんや清盛隊さんの方を知り、もう少し早くに存じ上げれば(入り浸っていたのに)と残念に思っておりました!
本当に皆様のパフォーマンスの高さ、凄かったです♪
今も頑張っておられる清盛隊さんを奥さんとともに応援しています。
またお接隊さんのお接待を拝見したいです。

父よ!

父よ!

穂の国とよはし芸術劇場PLAT【指定管理者:(公財)豊橋文化振興財団】

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/10/02 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

ポッポッポッポッ
いくつになったって、親子であり、兄であり、弟である・・・生まれ育った家が、時を戻してくれる、思い出させてくれる、心をほぐしてくれる。普段の手入れが大事と教えてくれる。人生のどのタイミングで対面しても感じるものがあるだろう作品。そこにいるだけで説得力のある五人が真顔で笑わせてくるのが嬉しい。

Needles and Opium 針とアヘン〜マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影〜

Needles and Opium 針とアヘン〜マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影〜

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

空間と映像の魔術師!
映像と空間を使った演出が見事。
概念を変革することがアヴァンギャルドだとしたら、これはアヴァンギャルドではない。アヴゃンギャルド的な手法を総合的にひとつの技術としてまとめるあげる手腕が凄いのだ。
そして、できあがった作品の完成度に驚く。

だから、演出家の資質としえては(この作品を観る限りでは)、正統的な(正攻法の)演出家といえる。にも拘わらず、極めて斬新で、彼にしか至れない独創的な世界に至っている。

個人的には観客としての満足度より、表現者として得るもの(勉強になるもの)がたくさんあった。

とにかく上手い!空間と映像の魔術師!

あらしの前に

あらしの前に

大橋可也&ダンサーズ

pit北/区域(東京都)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/09 (金)公演終了

満足度★★★★

-
トークにも出てきたが、事前に原作を読むべきか。この作品はテンペストを知らないのでほぼわからなかった。この作品に関しては読んだほうがよい。吉田アミの存在感が大きかった。

The Last Snow~雪女物語

The Last Snow~雪女物語

劇団暴創族

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

’80年代ドラマのような・・・・(^^;)
時々BSとかで放映しますなぁ’80代映画♪

よく出来た舞台セットに、わかりやすい配色を考えてるなぁと思える登場人物たちの服装とか。ちょっとした伏線にキチンとした回収。味のある方言応酬にオーソドックスな雪女さん。

予定調和的なストーリー展開が安心ながらも楽しく進行してゆくのが丁度な尺=1時間50分でまとまっていましたわ(^^)

ネタバレBOX

方言の雰囲気からすると”靴下をハメル”地方かなぁ

いろいろ出てくる登場人物の多さながらも、いろいろと濃い方々が出てくるので混乱するようなことはなかったですね~。

あんまし説明は作品内容に即してないような気がしますなぁ・・・・

父・娘で切り盛りしてるペンション(温泉+露天風呂つき)に
宿泊してる&しにくる客が起こし&巻き込まれる”雪女”騒動=一晩の話っす

・・・・今年最後の雪が降る晩に現れる”雪女”

使えないペンションオーナーの息子が、
使えないからこそ意義があるって説得力が自分的に大変受けました(^-^)

アート的なミラーボールとか氷の結晶の照明とかも綺麗でセンスが良かったなぁと感想追加~
メゾン

メゾン

AnK

東京アポロシアター(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

-
架空と現実を踊りながら行き来するような感覚で気に入った。

ざくろのような

ざくろのような

JACROW

サンモールスタジオ(東京都)

2015/10/08 (木) ~ 2015/10/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

ざくろは。。。
企業買収、親会社の統合戦略、買収された企業社員の恐怖感、疑念、リストラ、出るか残るか、プロモーション。まるで、テレビドラマを見るかのようなストーリーの流れでした。しかし、威圧感は凄い。明日は我が身かも。という自己投影からか。確かに肩に力が入る1時間45分でした。
見かけは普通だけどその中身はグジュグジュしたザクロは。。。。

ネタバレBOX

日本の企業社会の不自由さに嫌気がさした野間が、何故、嫁さんに水を掛けられたのか?松川電器の部長に昇進した蔦が最後に野間を締めようとしたのか?それは、運命共同体のような日本の企業、企業人にとっては裏切りと映るのか?疑問が残るラストでした。
WAR 戦い続けた兵たちの誇り

WAR 戦い続けた兵たちの誇り

明治学院大学演劇研究部

千本桜ホール(東京都)

2015/10/08 (木) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

これ、無料だったとは…
NACSの脚本と聞き久しぶりに観劇しました。
圧倒。
滑舌の良し悪しがどうでもよくなるくらいの迫力でした。
誰見ても面白い。
2時間ほどの劇でしたが集中が切れることなくずっと観られました。
こでれ無料だったとは…

鳥取イヴサンローラン

鳥取イヴサンローラン

ロ字ック

シアター711(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

初めてのロ字ック
すごくドロドロしていて観ていてちょっとつらくなる時もあったけれど、観たあとに嫌な気分にならないのがとても不思議だった。
感想をどう書こうと思って、書こうとすると生々しくなってしまいそうでなかなか書けなくなってしまった。
舞台となってる場所は好きじゃないはずなのに、実際にいたら逃げ出すだろうなって思うのに目が離せなくなっていた。

ネタバレBOX

冒頭の映像と薄い布越しのスナックとが映画を観ているような気持ちになってぐっと惹きつけられた。
パンクジェリーフィッシュフロー4AM

パンクジェリーフィッシュフロー4AM

あなピグモ捕獲団

ぽんプラザホール(福岡県)

2015/09/11 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

くらげ
島育ちの私はあまりクラゲにいい思いを抱いてないのだけどw
なんだか透明でふわふわっとした感じは演劇チックかもしれない。
主役は「役」は役者?女優?
キャスト陣の等身大の熱演でした。
きれいな舞台だった。

ただいま

ただいま

劇団こふく劇場

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2015/09/12 (土) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

じわっとふわっと
じーんとくる舞台でした。なんとなく役者さんがコメディチックなのが良かったなぁ。
演劇は柔らかくあってほしい。

石川さゆり特別公演

石川さゆり特別公演

博多座

博多座(福岡県)

2015/09/05 (土) ~ 2015/09/28 (月)公演終了

満足度★★★★

酔いしれて
石川さゆりさんの演技に興味深々。
ものすごく初々しくて良かった♪
歌上手いわぁ~~~

ネタバレBOX

林雄大さん良かった。
関東でも活躍されているようでなにより♪(^^)v
さゆりさんの今までのレコードのジャケットを映像で出されたのが
なんだかレトロで良かったですね。
中3で舞台デビューってすごい(^_^;
奪われた手紙

奪われた手紙

劇団ショーマンシップ

甘棠館show劇場(福岡県)

2015/08/04 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

大事なこと
歴史を風化させないこと。
これは意識しないとできないこと。
私と同年代の大塚さん、仲谷さんはものすごく頑張ってる。
自分は何もできなくて情けない。
隠された真実を知ることができました。

百年の虎独 × 竜の落とし子

百年の虎独 × 竜の落とし子

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日に引き続いてのリピート観劇、千秋楽のマチソワ公演両方とも観てきました。
役柄を知って観るとまた楽しめますね。百年の虎独ほんと面白い!さらに
深く作品に浸れていろんな発見が出来ました。


宮下さん演出作めっちゃ面白くてキャスト陣が最高すぎて本当に本当に
素晴らしかったです!


こうゆうファンタジーな世界観すごく好き。

百年の虎独の世界観に浸りながらの帰り道、頭の中では主題歌がめぐって
いました。そして、キャスト陣が紡いでいった物語のシーンが思い出され
ままならない件(^ω^)


本当に面白い舞台を観た後ってそうなる!イザベル本当に面白い!

短篇繍 飛行船の住処

短篇繍 飛行船の住処

(劇)池田商会.

FUCA(福岡県)

2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

初日観劇
間にあって良かった♪
中村大介さんの作品って初めてかな~?
すっごいファンタジーでのめり込んだ。
作家役の三原さんと編集者役の中村さんのやりとりは漫才チックだった。
3話のオムニバスだったけどそれぞれに味があって良かった。
「F」も観たかったなぁ

ネタバレBOX

疲れた体に夢のある舞台は癒し。
好みもあるけれど私は池田大好き♪
富田さんがダンスとか歌とか彩りを添えてくれた。
流星降る夜に

流星降る夜に

ステビアトウキョウプランニング

ウッディシアター中目黒(東京都)

2015/10/08 (木) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

普遍的な物語
美人の二の腕にもBCGの痕あるんだなぁ。

という戯言は置いといて、客入れBGMがメタルメドレーだったところから好印象。

まず「星空のきれいな田舎の村」以外、時代設定を明確にしない普遍性が◎。スマホはおろかけーたいもテレビもラジオも出てこない、夏祭があるってだけで日本かどうかもわからない。1995年に上演されても2030年に上演されても違和感ない、その意味がある作品。
(「電車」は「よく遅れる」世界?)

でもそこは演出・演技の古臭さと紙一重というか表裏一体でもあって、演劇とはこういうものだ、みたいな、舞台で演技そのものを見せることへの拘泥からはそろそろ抜け出てもいいんじゃないでしょうか。
役者さんの巧拙はあるけどそれを目立たせないような上手さもありました。ひとつだけ、大きな声を出すシーンが多いのですが、この「大きな声」がワンパターンというか一種類しかなくてうるさく感じることがありました。

あとよかったのが照明。
光が鋭く硬い印象を受けるLEDが多用される傾向にあるなかで、旧来の機材を用いた柔らかい光が作品にマッチしていたと思います。

もうひとつ、劇場のイスが快適で舞台に集中できた。これ非常に重要。
視点から舞台が少し高めなのでそれなりに死角もありましたが。

当日パンフがちょっと雑かな。。。
指定席4,300円、自由席4,000円という価格設定も謎。電車か。
指定は列だけで好きなとこに座れるのはよかった。

ネタバレBOX

そうだよなぁ、人は急に死ぬんだよ。
「死に直面した人がやりたいこと」というのは本当に普遍的かつストレートな題材だと思う。
自分が死ぬとしたらどれくらい前に知らせてくれたら何をやりたいだろう。むしろ何もできなくても突然の方が幸せなのか。

物語そのものについて。
もうちょっと奥行きを増す余地がありそう。
メインの姉弟が、母がどんな人なのか、感情移入しやすいようにもう少し丁寧に背景を描いてくれてもよかったかなと。
たとえば野球のくだりを広げてみるとか。(野球少年(トシヤ?)は体格のみならずボールの扱い方とか本物っぽくてとてもよかった)
あるいは「星送りの儀」の歴史なんかももうちょっと説明があってもよかったかなぁ。ああいうの、いわゆる演劇的な記号表現なんでしょうか。
1時間50分という比較的コンパクトなランタイムも過不足なくていいところなんだけど、そこをあえて延ばしてでも。

パニー役の本間理紗さん(今回フルネームで書く必要があるのだ)
自我や感情を持たない、といった感じのクールな役。劇中一度も笑顔を見せない。「行くわよ」などの言い方が戦隊ものの敵組織幹部みたいでかっこよかった。故・曽我町子さんみたいな位置ねらえるね。ドジっ娘の相方キロットが何かやらかしたときのお姉さんっぽい感じ+ちょっとだけオロオロするギャップ萌え、ってやつですかこれは。

最後まで余談ですが幸太のカエルTシャツ、同じの持ってまーす。
ワンピース

ワンピース

松竹

新橋演舞場(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/11/25 (水)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

市川猿之助のスーパー歌舞伎Ⅱの【ワンピース】を観劇。
(市川猿翁のスーパー歌舞伎の新たなるバージョン)

長い原作の「頂上戦争編」を休憩を入れての5時間の長尺。

秘宝ワンピースを探しに旅に出たルフィと仲間達は、シャボンディ諸島での海軍達との戦いで、別れ別れになってしまう。
そして一人になってしまったルフィだが、兄・エースの処刑宣言を聞きつけ、侵入不可能な海底監獄に向かう。
そしてエースの救出劇と共に、兄と父親との関係など様々な試練がルフィに突きつけられる。

原作を大いに尊重しつつ、歌舞伎が持っている気質は失わず、カタルシスが感じられる出来の良い作品であった。
【劇団・新感線】以上の歌舞伎風の美しいアクションの連続、要所、要所の歌舞伎の見得、時折、あまりにも自由過ぎる表現方法が満載過ぎで、やや難色を示す箇所もあるのだが、それはあくまでも中盤の中だるみを抑える方法として、計算された演出は見事である。
そして市川猿翁が必要に描き続けていた「人を信じる」というメッセージが今作でも物語の核になっていて、やはり最後は涙してしまうのである。
これこそがスーパー歌舞伎の醍醐味であり、市川猿翁が思い描いている夢でもある。前作の出来がいまいちであったが、今作でやっと市川猿翁に追いついたという感じである。
感性を刺激してくれるレベルの高い作品であり、今年最後の目玉作品であろう。

チケット代金(¥16500)を出して、この感想を信じる勇気がある人には、大いにお勧めである。

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