
イエドロの落語 其の参
イエロー・ドロップス
八幡山 秘密の見世物小屋(東京都)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
★4つ半です!!
元ネタの落語を「落語を聴くより面白い芝居」にするにはいくつかの仕掛けが必要だ。
噺家がひとりで演じる落語を二人で、景色や状況を映像で補足、
芝居ならではのエピソードを挿入…と、
その仕掛けがうまくかみ合って大変面白かった。
「ニートの金蔵」とか、スマホの着信音とかの演出も良い。
★は4つ半とさせていただきます。

「ロボット」
演劇ユニットハイブリッド
ART THEATER かもめ座(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★
空気感という物が
作りきれていない舞台だった。
皆が死に直面している場面なんかの、緊張感というものがない。
役者個々には頑張っているようにも見えるが、それがちょっと機能していない印象を受けた。
詳しい感想はブログ
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52349346.html
にて。

ふたりカオス
劇団6番シード
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了
満足度★★★★
カオス
20通り以上にも及ぶ連作二人芝居とのことで、どの回を観れば…と思いましたがまったくの杞憂。一度観たら二度、三度と観たくなるスリリングな舞台でした。特に四話がカオス全開で大いに笑いました。

月に叢雲、花に風
劇団ZTON
神戸市産業振興センター ハーバーホール (兵庫県)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/03 (土)公演終了
満足度★★★★
清盛の思い…、格好良し♪
未来を告げる 「匣」に選ばれし、平清盛の葛藤!
清盛と義朝との友情!
源氏に滅ぼされると知りつつ、友と義を重んじた清盛がかっこよかった!
清盛茶屋お接隊の方が居られたのですね!
お久しぶりです♪
イベント終了間際にお接隊さんや清盛隊さんの方を知り、もう少し早くに存じ上げれば(入り浸っていたのに)と残念に思っておりました!
本当に皆様のパフォーマンスの高さ、凄かったです♪
今も頑張っておられる清盛隊さんを奥さんとともに応援しています。
またお接隊さんのお接待を拝見したいです。

父よ!
穂の国とよはし芸術劇場PLAT【指定管理者:(公財)豊橋文化振興財団】
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
ポッポッポッポッ
いくつになったって、親子であり、兄であり、弟である・・・生まれ育った家が、時を戻してくれる、思い出させてくれる、心をほぐしてくれる。普段の手入れが大事と教えてくれる。人生のどのタイミングで対面しても感じるものがあるだろう作品。そこにいるだけで説得力のある五人が真顔で笑わせてくるのが嬉しい。

Needles and Opium 針とアヘン〜マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影〜
世田谷パブリックシアター
世田谷パブリックシアター(東京都)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
空間と映像の魔術師!
映像と空間を使った演出が見事。
概念を変革することがアヴァンギャルドだとしたら、これはアヴァンギャルドではない。アヴゃンギャルド的な手法を総合的にひとつの技術としてまとめるあげる手腕が凄いのだ。
そして、できあがった作品の完成度に驚く。
だから、演出家の資質としえては(この作品を観る限りでは)、正統的な(正攻法の)演出家といえる。にも拘わらず、極めて斬新で、彼にしか至れない独創的な世界に至っている。
個人的には観客としての満足度より、表現者として得るもの(勉強になるもの)がたくさんあった。
とにかく上手い!空間と映像の魔術師!

あらしの前に
大橋可也&ダンサーズ
pit北/区域(東京都)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/09 (金)公演終了
満足度★★★★
-
トークにも出てきたが、事前に原作を読むべきか。この作品はテンペストを知らないのでほぼわからなかった。この作品に関しては読んだほうがよい。吉田アミの存在感が大きかった。

The Last Snow~雪女物語
劇団暴創族
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
’80年代ドラマのような・・・・(^^;)
時々BSとかで放映しますなぁ’80代映画♪
よく出来た舞台セットに、わかりやすい配色を考えてるなぁと思える登場人物たちの服装とか。ちょっとした伏線にキチンとした回収。味のある方言応酬にオーソドックスな雪女さん。
予定調和的なストーリー展開が安心ながらも楽しく進行してゆくのが丁度な尺=1時間50分でまとまっていましたわ(^^)

メゾン
AnK
東京アポロシアター(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

ざくろのような
JACROW
サンモールスタジオ(東京都)
2015/10/08 (木) ~ 2015/10/13 (火)公演終了
満足度★★★★★
ざくろは。。。
企業買収、親会社の統合戦略、買収された企業社員の恐怖感、疑念、リストラ、出るか残るか、プロモーション。まるで、テレビドラマを見るかのようなストーリーの流れでした。しかし、威圧感は凄い。明日は我が身かも。という自己投影からか。確かに肩に力が入る1時間45分でした。
見かけは普通だけどその中身はグジュグジュしたザクロは。。。。

WAR 戦い続けた兵たちの誇り
明治学院大学演劇研究部
千本桜ホール(東京都)
2015/10/08 (木) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
これ、無料だったとは…
NACSの脚本と聞き久しぶりに観劇しました。
圧倒。
滑舌の良し悪しがどうでもよくなるくらいの迫力でした。
誰見ても面白い。
2時間ほどの劇でしたが集中が切れることなくずっと観られました。
こでれ無料だったとは…

鳥取イヴサンローラン
ロ字ック
シアター711(東京都)
2015/09/26 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★
初めてのロ字ック
すごくドロドロしていて観ていてちょっとつらくなる時もあったけれど、観たあとに嫌な気分にならないのがとても不思議だった。
感想をどう書こうと思って、書こうとすると生々しくなってしまいそうでなかなか書けなくなってしまった。
舞台となってる場所は好きじゃないはずなのに、実際にいたら逃げ出すだろうなって思うのに目が離せなくなっていた。

パンクジェリーフィッシュフロー4AM
あなピグモ捕獲団
ぽんプラザホール(福岡県)
2015/09/11 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
くらげ
島育ちの私はあまりクラゲにいい思いを抱いてないのだけどw
なんだか透明でふわふわっとした感じは演劇チックかもしれない。
主役は「役」は役者?女優?
キャスト陣の等身大の熱演でした。
きれいな舞台だった。

ただいま
劇団こふく劇場
枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)
2015/09/12 (土) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★★
じわっとふわっと
じーんとくる舞台でした。なんとなく役者さんがコメディチックなのが良かったなぁ。
演劇は柔らかくあってほしい。

石川さゆり特別公演
博多座
博多座(福岡県)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/28 (月)公演終了

奪われた手紙
劇団ショーマンシップ
甘棠館show劇場(福岡県)
2015/08/04 (火) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
大事なこと
歴史を風化させないこと。
これは意識しないとできないこと。
私と同年代の大塚さん、仲谷さんはものすごく頑張ってる。
自分は何もできなくて情けない。
隠された真実を知ることができました。

百年の虎独 × 竜の落とし子
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日に引き続いてのリピート観劇、千秋楽のマチソワ公演両方とも観てきました。
役柄を知って観るとまた楽しめますね。百年の虎独ほんと面白い!さらに
深く作品に浸れていろんな発見が出来ました。
宮下さん演出作めっちゃ面白くてキャスト陣が最高すぎて本当に本当に
素晴らしかったです!
こうゆうファンタジーな世界観すごく好き。
百年の虎独の世界観に浸りながらの帰り道、頭の中では主題歌がめぐって
いました。そして、キャスト陣が紡いでいった物語のシーンが思い出され
ままならない件(^ω^)
本当に面白い舞台を観た後ってそうなる!イザベル本当に面白い!

短篇繍 飛行船の住処
(劇)池田商会.
FUCA(福岡県)
2015/10/09 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
初日観劇
間にあって良かった♪
中村大介さんの作品って初めてかな~?
すっごいファンタジーでのめり込んだ。
作家役の三原さんと編集者役の中村さんのやりとりは漫才チックだった。
3話のオムニバスだったけどそれぞれに味があって良かった。
「F」も観たかったなぁ

流星降る夜に
ステビアトウキョウプランニング
ウッディシアター中目黒(東京都)
2015/10/08 (木) ~ 2015/10/12 (月)公演終了
満足度★★★★
普遍的な物語
美人の二の腕にもBCGの痕あるんだなぁ。
という戯言は置いといて、客入れBGMがメタルメドレーだったところから好印象。
まず「星空のきれいな田舎の村」以外、時代設定を明確にしない普遍性が◎。スマホはおろかけーたいもテレビもラジオも出てこない、夏祭があるってだけで日本かどうかもわからない。1995年に上演されても2030年に上演されても違和感ない、その意味がある作品。
(「電車」は「よく遅れる」世界?)
でもそこは演出・演技の古臭さと紙一重というか表裏一体でもあって、演劇とはこういうものだ、みたいな、舞台で演技そのものを見せることへの拘泥からはそろそろ抜け出てもいいんじゃないでしょうか。
役者さんの巧拙はあるけどそれを目立たせないような上手さもありました。ひとつだけ、大きな声を出すシーンが多いのですが、この「大きな声」がワンパターンというか一種類しかなくてうるさく感じることがありました。
あとよかったのが照明。
光が鋭く硬い印象を受けるLEDが多用される傾向にあるなかで、旧来の機材を用いた柔らかい光が作品にマッチしていたと思います。
もうひとつ、劇場のイスが快適で舞台に集中できた。これ非常に重要。
視点から舞台が少し高めなのでそれなりに死角もありましたが。
当日パンフがちょっと雑かな。。。
指定席4,300円、自由席4,000円という価格設定も謎。電車か。
指定は列だけで好きなとこに座れるのはよかった。

ワンピース
松竹
新橋演舞場(東京都)
2015/10/07 (水) ~ 2015/11/25 (水)公演終了