最新の観てきた!クチコミ一覧

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ROCCA ZAMURAI

ROCCA ZAMURAI

SPINNIN RONIN

座・高円寺2(東京都)

2015/12/15 (火) ~ 2015/12/17 (木)公演終了

ダンスパフォーマンスに
殺陣の美しい型を組み合わせ(これ、主宰もできるとは驚き!というか、主宰のオリジナル?)見どころ満載の舞台でしたが、あえて無言劇にした理由がイマイチよくわからず、(エンターテイメント重視ではない、ということだろうか)何だかモヤモヤする舞台でもありました。一緒に行った演劇初心者の友人などはほとんどストーリーが掴めなかった様子。こうなると、モブシーンによる情景描写の見事さも却って見疲れしたんだろうな、とちょっと気の毒な気がした。役者さんにとってタフな無言劇は、我々観客にとってもタフな劇であることは間違いない。演劇性の高さとエンターテイメント性の狭間を敢えて行くような舞台で、ちょっと評価が難しい。私もかなり見疲れたので、もう少しすっきりと解り易い仕立てにして欲しいな・・・・。

ネタバレBOX

見事な舞台だから満足度が高いかというとそういうわけでもない、という状況を地で行くようなお芝居でしたね。ああ、シアターXの好きそうな舞台だな~と言うのが正直なところ。お芝居って誰のものなんだろう、と考えてしまいますね。自分の理解範囲を超えてしまうと、見事なパフォーマンスも一挙にうっとうしくなる。私の場合、少し超えてしまいました。時々こういうお芝居に当たりますが、自分のアホさをどの程度差し引けばいいのかわからないので、評価はしません。う~ん、なんですかね、「アホな奴ってどこが分からないのか、それがよく分からないんだよね」と言われているような感じ。アホにもわかるように説明してくれるのがいい先生というのがアホの主張。
悲しみを聴く石

悲しみを聴く石

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/21 (月)公演終了

満足度★★★★

蚊帳のような仕切り布の装置が面白い
世界の遠く離れた場所では、こんなことが日常的なんだろうなと、暗澹たる気分。
生と死と性と怒りと懺悔の願いを聞かなきゃいけない中東の神様も忙しいんだろうな。

那須さんの膨大な独白を集中して聞いてたら、極限状態の世界に入り込みすぎて、少し肩が凝った。

ネタバレBOX

薄ら明かりに照らされた中に部屋の内部が透けて見えるが、その見せ方が中東の隠れ家というか、そこを覗き見しているような印象的な作り。
冒頭、女がコーランの一文を唱え、神に祈る。紛争で怪我して意識の戻らない夫、子供たちや親類は避難し銃声やら砲弾の音が日常的な極限状態の戦火の中、2人で暮らしている。
親の勝手に決めた結婚相手は反政府勢力の人間、あちら風に例えるなら聖戦=ジハード参加で夫不在のまま式を挙げ、そのまま数年会わず、夫が帰ってきても子供が出来なければ(産まなければ)実家に帰される、帰ったとしても実家に居場所はない、そんな世界の中で生きている主人公の女。
意識のない夫にいろんなことを吐き出したり、言ったそばから後悔したり、途中兵士がやってきて身の危険と癒しもあったりと綱渡りな日々。
タイトルの「悲しみを聴く石」=サンゲ・サブールは伝説によると最後に砕け散るらしい。女の独白を聞いていた夫がサンゲ・サブールになって砕け散る結末はなんとも切ない。
MID騎士(KNIGHT)ミラージュ

MID騎士(KNIGHT)ミラージュ

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
スピード感があり、観ていて飽きない舞台でした。笑いあり、シリアスな部分あり、ほろっとさせる部分ありで、とても楽しめました。難民受入れの問題とか、裏社会の黒い部分とか、色々考えさせられる所があり、ただ面白いだけで終わっていない所も良かったです。登場人物のキャラクターも、みんな個性的で良いと思いました。桒山えり子さんの好演していたパワー溢れる西園寺刑事のキャラが憎めなくて好きです。とても楽しい時間でした!

わからなければモモエさんに聞け

わからなければモモエさんに聞け

劇団青い鳥

小劇場B1(東京都)

2015/12/15 (火) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★

積み上げて、崩す
私事で恐縮だが、10年前に亡くなった母も、「どうしてモモエちゃんは復帰しないのかなあ、もったいない。。。」と秋桜を鼻歌で歌いながら台所で料理をしていたことを思い出した。アイドルをきっぱり卒業して、妻(母)になるって、(女として)潔癖だよね。。。と当時、まだ子供だった私は、そんなふうに考えていた。けれど、月日がたち、自身が(いろいろな意味で)世の中のしがらみを認知したので、「百恵さんにも、今は今なりに、様々な悩みを抱え、考えることがあるだろう」と推測できる。

「しっかりした内容を、そして自分たちが納得のいく作品を」という
作家の意図が、強く映し出された「山田松子さん」の素直な生き方は、観ていて実に心地よい。母と一緒にでかけたデパートでの、出来事とそれにまつわる小さな思いは、永遠の宝物。ラストのタクシーを待つ彼女のまなざしが、とても優しく、穏やかで、印象的だった。

40年間の卒業証書にふさわしい、Heart warmingなstageに乾杯!

ROCCA ZAMURAI

ROCCA ZAMURAI

SPINNIN RONIN

座・高円寺2(東京都)

2015/12/15 (火) ~ 2015/12/17 (木)公演終了

満足度★★★

刀弾いていました。
ダンスパフォーマンス、素晴らしいです。
身体能力がイイから、殺陣も迫力満点でした。

ビーイング・アライブ

ビーイング・アライブ

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★

”老い”の真実
説明の文章とは違った作品だった。

むしろ”老い”に関しては非常にリアルに描かれていたように思う。

欠陥マンションの傾きがそのまま心の傾きを表しているのだろう。
(演者は大変だ!あんな角度の八百屋は観たことが無い。腿がパンパンではないのだろうか…)

生きていれば誰もが避けられない”老い”
社会との繋がりが無くなるこの厭世的な描写は心底”老い”を憂鬱に感じさせる。

生きることはとてもタフなのだと改めて突き付けられた。

ネタバレBOX

コード(=繋がり)、 手繰り寄せて空いた穴
からカメラ(生きている証)、写真(生きていた証)が見つかるという仕掛けはいい仕掛けだと観終わった後でしみじみと思った。

原宏一という(好きな)作家のタッチに似た話しだと思った。
彼も”穴”や”床下”を題材にシュールな悲喜劇を描いている。

もっと”穴”の使い方に工夫があったらより面白かったのかなと思う。
階上、階下との会話だけより過去や現在の違う選択肢のような違った状況が現れるとか…
しかしそうするとある程度のリアルな設定がぶち壊しか~…

そんな事を考えてしまうのも、この作品に魅せられたからなのだろう。


悲しみを聴く石

悲しみを聴く石

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい!
ほぼ那須佐代子さんの一人舞台、素晴らしかったです。

ネタバレBOX

中東の紛争地域内の一室で、銃で撃たれ意識不明の夫を看病する妻の様子を描いた話。

ほぼ那須佐代子さんの身体を張った一人芝居、素晴らしかったです。中田顕史郎さんはシーッ、シーッと呼吸音を立てるだけでしたが存在感がありました。最後までそうなのかと思っていましたが、ラストシーンは衝撃的でした。

人形やペットに語り掛けるように、意識を失くした男は理想的な性格に見え、自由に扱えることで本音をぶつけることができました。しかし、意識を取り戻した夫は日本でいうと明治時代の家長のような男で、本性を取り戻し妻の首を絞めました。

ラストシーンで妻が動いたのは驚きで、したたかに生きる女の強さを感じました。

希望をもって努力することは大切ですが、祈れば叶うという宗教観が存在することが諸悪の根源だと痛感しました。

祈れば叶う、叶わないのは祈りが足りないからというのは、新興宗教にありがちですが、古くからの宗教にもあることはとんでもないこと、金儲けの手段に使われることが多く許せません。大間違いです。
ノー キディング

ノー キディング

円盤ライダー

鶯谷・HOTEL SHERWOOD(東京都)

2015/12/14 (月) ~ 2015/12/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

これより捜査を開始する!!!!
役者がいるところが舞台だ、を掲げる円盤ライダー
今までも様々な所を舞台にしてきたカンパニーが辿り着いた1つの答えのような劇でした。
とにかく見てみる価値がある、見たらわかる。
主宰の渡部将之さんの号令で、俳優さんと一緒に敬礼した時ドキドキしました。
そして、全員で決めたラストシーンでホロリ。
笑って、頭使って、動いて、発見して、泣けて
得したとしか思えない劇でした。
もう1つのラストシーンが気になります。

「Border Less」&「ホログラフィック・ウィズ・ユー」

「Border Less」&「ホログラフィック・ウィズ・ユー」

Cooch

宮益坂十間スタジオ(東京都)

2015/12/08 (火) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

『Border Less』観劇
様々な境界線の話でした。

ネタバレBOX

『夢現 -ゆめうつつ-』  満員電車で足を踏まれるくらいな密な生活を送っている男が、中東をバックパッカーしているうちに危険地域に踏み越んでしまって拉致される話。

『Love Letter』  塀の向こう側の死刑囚に恋をした女の話。一目ぼれは事実だったとしても、結局は結婚して永住権を得るための人身売買組織の方針に従っていたものだったということでした。

『コスモポリタン』  元ユーゴスラビア出身で、今は無国籍で日本で暮らす女性を通して制約された生活振りが明らかにされる話。

客席はあまり高低差がなく、若干見づらかったです。
『TUSK TUSK』(タスク タスク)

『TUSK TUSK』(タスク タスク)

あうるすぽっと

あうるすぽっと(東京都)

2015/12/10 (木) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ほぼ子役だけ
すごいことです。

ネタバレBOX

母親が失踪して残されたきょうだい三人が、ばらばらになるのを避けるため自分たちだけで生き抜こうようとする話。

母親は元々育児放棄の癖がありましたが、友人の夫との不倫関係で苦しみ、娘から自殺容認の言葉があったことが明らかになったことで、今回の失踪の真相を窺い知ることができました。

ほぼ子役だけで2時間を超える上演時間をこなすのは並大抵のことではありません。大声で叫ぶ演技、若干棒読み傾向ではありましたが、特に16歳と14歳の二人の子役さんの活躍には目を見張るものがありました。
オレアナ

オレアナ

パルコ・プロデュース

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2015/12/08 (火) ~ 2015/12/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

相互不理解の末に。。。
ふたりが相手をどこまで理解しようと思ってるのか、それとも出来ないのか、最初から理解するつもりもなかったのか、観てて途中からさっぱり分からなくなってしまった。。
相互不理解の末に。。っていうことなのかな。。。(・_・)

役者のふたりは年令に関係なく、身長差だけで志田未来の方が幼く見えるはずなのに、八百屋で観客に不安定な気持ちを少し与え、かつ、ふたりを対等にうまく見せてたと思うので、物語をそういう関係性で最初から観れたのは良かったかな。。

だから今回の「オレアナ」って、志田未来ありきだったのかなと、つい思ってしまう。

いや、ほんと面白かった。
こういう会話劇、ほんと好き。

ネタバレBOX

相互不理解も、それぞれがそれを気にしなければ、それはそのまま進んでいけるんだろうけど、その関係に疑問が生じた瞬間から、ひとの心は機能不全に陥ってどこへ飛んでいくのかさっぱり分からなくなるんだろうな。。とふと。
フレッシュとおっさん

フレッシュとおっさん

トーキョーハイライト

駅前劇場(東京都)

2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

噂通り!
第二のムロツヨシと言われている瀬尾卓也さんのコントだから、
NHKのLIFE的な感じかと思ったら、
関西と関東の笑いの、イイトコ取りした、
新ジャンルのコントでした。
アドリブはあまりなかったような…?計算された笑いで、見事でした!
やっぱり、瀬尾さんの出演作品は、毎度ハズレなし!

書を捨てよ町へ出よう

書を捨てよ町へ出よう

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

マームとジプシーの【書を捨てよ、町へ出よう】を観劇。

時代も世代も感覚も全く違う作・演出の藤田貴大が、寺山修司とどのように対峙するかが興味の一点である。

始まりは前作と同じ様な眼球の解剖から始まり、背景ではパイプイントレを組んで、無機質な造形物が組まれて行く。
そしてライフルで人を虐殺する若者、虹郎の人生、妹の強姦、叔母の姥捨て、そして寺山の母親ハツとの確執など寺山修司色満載である。
だが決して藤田の表現方法はいつもと変わらず、反復であり、物語性すら求めない違和感を感じるスタイルは健在だ。
そして寺山が描く望郷感も藤田が描くととんでもない地獄絵図になってしまうのは、彼に対する反骨精神とも取れるが、
それはまるで寺山が藤田との出会い待っていたかのようでも思えるが、実の処、これは全くの偶然の出会いでしかない。
それは寺山修司のあの名言【出会いの偶然性を想像力によって組織する】を藤田がただ体現しただけだろう。
そして未だに分かるようで分からないアングラ演劇と寺山修司という奇妙な存在と今作は、結局誰もが分からずに終わってしまうと思いきや、
舞台で流れる映像の中で、作家・又吉直樹に答えを言わせるという何とも藤田らしい?いやいや寺山修司に対する尊敬の念を示した終わり方で幕を閉じるのである。

難解であり、苦痛であり、そして受け身で観劇しようものなら駄作であるが、
それを取り払う勇気があれば、とんでもない傑作なのである。

お勧めである。

小さなお茶会。

小さなお茶会。

空想組曲

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

5cmの向こう岸
いくつもの話が膨らみ、絡み、素晴らしかったです。

ネタバレBOX

キリンのようなのっぽの女子大生がおとなしめの後輩男子に恋しているという話を軸に、その後輩男子が恋心を抱く喫茶店のバイト女子を始めとする客やマスター、バイトたちの表と裏をさもこちらがメインかのように膨らませて描いた話。

リフレインの度に真相が明らかになっていく様は痛快でした。不幸であることに喜びを感じたり、けなげに世話することを他人に見せたがったりする人がいて世の中はややこしいです。

不治の病で実の息子に会うのはこれが最後、恐らくはもう二度と会うことのない母親をギャングの女ボスのように描くなんて、なんてお洒落なんでしょう。

ユーミンの「5cmの向こう岸」も思い浮かびました。そして、それにぴったりの女優さんでした。
Manhattan96 Revue vol.2~窓枠のパレード・パレード~

Manhattan96 Revue vol.2~窓枠のパレード・パレード~

Manhattan96

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2015/12/09 (水) ~ 2015/12/15 (火)公演終了

満足度★★★★

まさにレビュー
盛り沢山な内容のバラエティー溢れるオムニバス、やんわりとそれぞれがつながっているところも良く、楽しかったです。

ネタバレBOX

絵画から飛び出るシーン、ユーモラスで良かったです。
12月歌舞伎公演「通し狂言 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)」

12月歌舞伎公演「通し狂言 東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

染五郎!染五郎!染五郎!・・・。
染五郎ファンは見逃せません!彼の魅力堪能できます。
怪談なので華やかなものではないが、染五郎の一人5役、早着替え、戸板返し、仏壇返し、髪すき、宙乗り等々見どころたくさん。
幸四郎の悪役ぶりも良かった。
ここ1年ぐらいで、新国立劇場、俳優座劇場等で東海道四谷怪談観たが、
この歌舞伎の演出が1番でした。

杏仁豆腐のココロ

杏仁豆腐のココロ

海のサーカス

ザ・スズナリ(東京都)

2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

あまり共感できず
よくあるケースなのか私には分かりませんでした。

ネタバレBOX

離婚を決め、引っ越し作業をぼちぼちしている夫婦の会話から、離婚原因が明らかになる話。

最初は夫が妻を求めなくなったことが原因のように描かれていましたが、流産が原因で性欲はあるもののセックスができなくなった妻に原因があったことが明かされました。

流産が女性に及ぼす影響についてははかり知れず、こういうケースが多いのか稀有なのか全く想像ができません。そうではあるのですが、セックス、セックスと、うるさ過ぎました。

久ヶ沢徹さんはうらやましいくらいにお若いですね。
ROCCA ZAMURAI

ROCCA ZAMURAI

SPINNIN RONIN

座・高円寺2(東京都)

2015/12/15 (火) ~ 2015/12/17 (木)公演終了

満足度★★★★

考えるより感じて観る
かっこよくて、かっこ悪くて、「ロック」な舞台でした。
生演奏がとても効果的に盛り上げています。
ダンスシーンは文句なしの感動をよぶかっこよさ。

観終わってシーンを思い出しているうち、お芝居中の出演は
なかった主宰の加世田さんをその心をそこに見ていたような
気がしたけど、誰もがそこにいたのかもなぁ。

わからなければモモエさんに聞け

わからなければモモエさんに聞け

劇団青い鳥

小劇場B1(東京都)

2015/12/15 (火) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★

日本橋高島屋本店のエレベーターを思い出してしまった
 初老の女性が、名門デパートのエレベーターガール募集のチラシを見つける。ちょっと気に掛かる。

ネタバレBOX

それがきっかけで、余り脈絡のない旅をする。旅と言っても実際の旅ではなく、精神的な放浪に近い。行く先は、占い師、心療内科病院、アメリカ帰りの女性が講師を務める演劇的要素を取り入れたカルチャスクール、そして遂に名門デパートの面接会場。登場人物たちは皆奇妙で、どこか箍の外れたような人々なのだが、特異な才能や、心理的瑕疵乃至は、状況に翻弄された異常な疲れを纏っており、現実的状況ともずれているのだが、そのずれの中では頗る個性的で面白いキャラクターである。半睡状態で見る夢のような不可思議な作りなのだ。それを支えるのは、主演女優の所作と見事な照明、効果的な音響、ぴたりと嵌る科白だ。この絶妙感が堪らない。
ビーイング・アライブ

ビーイング・アライブ

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

身近な問題
親の気持ち、子供の気持ち、それぞれに共感していました。
同じ空間に上下階を表している舞台は、初めてでしたが、違和感なく観れました。
ゆっくり動いて停止ての表現は、鳥肌がたつくらい素晴らしかった。

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