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超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

根本さんには一つの精一杯でしょ
もう千秋楽だから書いてOKでしょ。
お得意のバックヤードもの(再びから続くスーパー)
そこに大好きなアイドル、しかも地下アイドルより大変
物語りとしては「夢も希望も~」が一番残っているのですが
今年の「超越」にように演劇を逸脱した方面も傑作です。
そして今回は、根本さんの得意+好きを合わせた作品で
精一杯のエンタメを見せてもらいました。
いくつもの手札の一つでの精一杯って事ですよね。
また他の超えた作品を、これからも悩みながら見せて欲しい。
久しぶりに見た加藤啓さんがド・ハマリしてました。
根本・あやかさん、アイドルに見えるクオリティで歌い踊る
使用されてた楽曲も知らなかったケド、いい曲でした。
(誰も見ないケドTB終了)

オンリーユー

オンリーユー

貴楽屋

ウッディシアター中目黒(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

楽しかったけど・・・
テンポよく進んでいくストーリーや、夫が幽霊になって会いに来てくれたりするのは好きなのでよかった。ただ、客席が狭すぎて、後ろの方の膝が背中を終始押してくる。不快でした。

恋愛小説家

恋愛小説家

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

若手公演観ました
現在の遠藤周平氏が若い頃の恋愛を語っている。ライターが聞き出し役をして、分かり易くなっていました。

四季彩マリジヤ

四季彩マリジヤ

演劇集団ホシノハコ

上野ストアハウス(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/09 (月)公演終了

満足度★★★

休憩を入れても・・・
確かに四季折々に綴る短編2作品ではある。両作品とも,何かトンデモ系の要素もあったものの,なかなか面白く観劇した。でも,2作品を続けて上演した場合,何か伏線というか関連性があるのではと考えてしまうが,どうやらこの作品ではそのような意図はなかったように思える。とすれば,切り替えのため,短い時間で良いから途中休憩を入れても良かったんじゃないかなぁ。後半は前半の作品に引きずられ,終演後は後半の作品の印象で,前半の作品が暈けてしまい,2作品を観劇してという印象に乏しい観劇となってしまった。

ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜

ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜

はぶ談戯

劇場HOPE(東京都)

2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

お見事でした!
3編の短編でしたが、それぞれが面白く、ラストには繋がっていて「おぉ~!」と思いました。キャラクターそれぞれにインパクトがあり、役者さん達は好演していました。ストーリー、秘密、昭和っぽい衣装、顔に描かれた模様など、独特の世界観があり、どんどん惹き込まれました。面白い中にも、個々の情報漏洩の危険性など怖さもあり、興味深かったです。とても面白かったです!お見事でした!

恋愛戯曲

恋愛戯曲

じげ×はち 秋のプロデュース公演 2015

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2015/10/30 (金) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

劇の中で、劇中劇と、劇中劇の劇中劇が同時進行♪
スランプの女流脚本家・真由美が、(ヒット作を出せず)後のないプロデューサ・向井に、「私と恋におちてください。」と嘆願。「そうしたら、きっと脚本が書けると思うんです。」と迫る。

現実(劇)と、脚本(劇中劇)と、脚本の中で書かれた脚本(劇中劇の劇中劇)の3つの世界が同時進行。

どの世界も(多少設定は異なるが)、スランプの女流脚本家が、若いプロデューサの力を借り、疑似恋愛をしながら、脚本を書き上げるというストーリー。
そこに、強盗や脚本家の夫や召使いやTV局の上司などのチャチャが入る!
果たして脚本は締め切りに間に合うのか…、そして二人の疑似恋愛は…。

追伸、全ての役者さんが一人三役をこなしつつ、特に真由美は、狡猾に人を騙す女狐から、純情な真由美までの落差が大きく、難しそう…!

とっても楽しい公演でした。

ネタバレBOX

脚本家・真由美は、何とかプロデューサ・向井を振り向かせようと、あの手この手…。
そこに、郵便局強盗が押し入り、ほとぼりが冷めるまで居座ることに…。

煮えきらない向井は、真由美の誘いに応じない。
向井がしないなら俺が…と、欲情した強盗が真由美を…。
真由美を守れなかった向井は真由美を案じ、自らを責める。

この体験を糧に真由美は脚本を書き上げる。
そして実は強盗が役者で、向井を煽るよう真由美から指示されていた事が証される。
全ては疑似体験により、後世に残る脚本を執筆するために仕組まれた茶番だった。
そうとは知らず、真由美を愛し始めていた向井は、全てが仕組まれていた事に失意するが…。

一方、役者はこの脚本のドラマへの出演のために協力していたが、TV局の意向で出演できないと知らされ、真由美に逆ギレ、銃口を向け、発砲する。
真由美を守ろうと、その間に割って入った向井の胸を銃弾が貫通する…、筈だったが…。
それすら真由美の策略、向井のみならず役者も騙されていた。
銃には実弾は入っていなかった!

良い脚本のために何処まで人を弄ぶのか…と向井…、でも「あなたが強盗に連れて行かれてから、僕は12秒に1回、1時間で300回、1日(7時間寝たとして)5100回、あなたのことを考えていた。」
(真由美の思惑通り)「良い脚本が書けて良かったですね。」

後日会う真由美と向井…、「名作の脚本を担当したんだから、またドラマ担当できるんじゃない」と慰める真由美だが…、「TVドラマの担当は外れ、演劇などの担当に、これはもともと決まっていた事なんです。」と告げる向井。

真由美は、ドラマについて熱く語る向井がずっと気になっていた事、局で向井とすれ違うだけで1日幸せな気持ちになった事、自分が本当に恋したら脚本が書けなくなるタイプだと分かっていた事、そしてこの自分の想いにけりをつけるため(向井のためにも)今回の件を仕組んだ事、を告白する。

そして向井が演劇担当になった事を受け、真由美は、「それなら、これを劇にしなさい。劇だから恋愛脚本ではなく、恋愛戯曲。どう?」
向井は「それなら、一つ条件があります。僕と恋におちてください。」

追伸、劇中、向井が恋人が居るようなニュアンス(躊躇)を出していて、それが最後まで気になり…、向井と真由美の最後の告白を気持ちよく受け入れられなかった。
劇を通して振り返ると、向井の躊躇は、恋人が居るのではなく、真由美の元担当の陰(元担当の真由美への想い)が見え隠れするのだが、そうだったのだろうか、気になる。
向井の躊躇が元担当のせいなら、最後、その当たりをスッキリしてみせて欲しかった。
我が名は桃

我が名は桃

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかった
とにかく痛快なギャグであった

- 私たちはまだ -

- 私たちはまだ -

COoMOoNO

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
大きな窓とダンサ-を使った演出がよかった。

AchiTION! 『HIT CHART』

AchiTION! 『HIT CHART』

シネマ系スパイスコメディAchiTION!

ワーサルシアター(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

それなりに
流行歌を三題噺のネタにして、コントをつなげていく。しかも、それが一本のストーリーと成っている。その手法は、よくあるものだと思うが、そしてネタも斬新だとは思うなかったが、役者陣の個性と奮闘で、それなりに面白く見せていただきました。このくらいの力量がある劇団ならば、なにも歌謡曲を持ち出さずに、もっともっとオリジナルの激やコントができるのにと、ちょっと不満を抱えて帰りました。

八重咲ク

八重咲ク

劇団KⅢ

d-倉庫(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

何を求めているのか
初めて見る劇団。あらすじに惹かれて見ました。
オ-プニングでキャストの衣装やメイクで役作りの心意気がすごい!!これは楽しみと思ったのですが、前作を見ていないので何故 姉妹が争っているのかもわからず 観終わってみれば最初から最後まで殺戮の場面ばかり。残ったのは赤ん坊だけ。これで3部へと紡いでいけるのか?
しかし、アクション・殺陣は楽しめました。

- 私たちはまだ -

- 私たちはまだ -

COoMOoNO

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

窓際族
抗わず自然に流されるままに任せていたら、‘後半につづく’うちに、抗えぬ冷厳な現実を突きつけられた、気がしてハッとした。ダンサーはひとつの世界の背景となり、平行する世界のひとつともなり、感情を黙示する妖精のように心の深層を舞う。月夜とも白夜とも思えるような、音楽的な美しさが魅力。

オンリーユー

オンリーユー

貴楽屋

ウッディシアター中目黒(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

もうちっと勉強しないとね
 敗戦を終戦と言い換えたりしている割には、ベタな体制批判の科白もあったりで、リアリティーはイマイチである。が、大筋では、一応、GIと日本女性の恋の問題や、実際あった敗戦前後の特攻と死、銃後の者達の戦後などは、一応押さえられている。

ネタバレBOX

然し、サンフランシスコ講和には触れていても、同日結ばれた日米行政協定に一切触れていないのは、勉強不足も甚だしい。何故ならば、アメリカの対日支配の根幹は、こちらにあるからであり、現在、名前が変わって実質が引き継がれた日米地位協定をベースに2+2が重ねられ、これらによって先日強行採決された安保法制が現実化したからである。
 そういうレベルでの今作にとって唯一の救いは、被ばくの問題をキチンと提起しえたことである。エートスプロジェクトを含む核推進派の強力な隠蔽・矮小化政策と自民・公明党の展望無き施策によって痛めつけられている被ばく者たちの不安を少なくとも観客に伝え得たと観た。
 演技では十八番で働く若者を演じた武田 亮汰、研究者役の竹村 とよ志、GIを演じたKOBA、幽霊を演じた加藤 照夫、さちこを演じた永田 佳代が気に入った。
泥花

泥花

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/12 (木)公演終了

満足度★★★★

泥花に将来を託す悲しさに胸いっぱい
7日午後、錦糸町のすみだパークスタジオで上演された劇団桟敷童子・炭鉱三部作の第二作目『泥花』を観てきた。劇団桟敷童子はこの数年頻繁に観始めた劇団なのだが、上演している炭鉱三部作『オバケの太陽』『泥花』『泳ぐ機関車』の初演は自分が観始める以前の作品で、今回観るのが初めて。作品の事前評価の参考になるのは、フライヤーにあった『オバケの太陽』第15回鶴屋南北戯曲賞最終候補作品、『泳ぐ機関車』第16回鶴屋南北戯曲賞受賞その他の受賞歴と、初演の年度。それによると、各種賞の候補にもなっておらず初演が他の作品よりも早い2006年という『泥花』は、他の2作品より完成度が劣る作品のような印象を持って上演に臨んだ。しかし、この先入観は大きな誤りだった。笑わせる点と泣かせる点の振幅の大きさ、焦点のハッキリしたテーマ提示は前回『オバケの太陽』を上回っており、見応えのある作品であった。

ネタバレBOX

赤堀炭鉱で落盤事故を起こし、その責任のため行方不明になり親無し子として地元にいられなくなったヤマ主の長女・千鶴、次女・美代、長男・ハジメの三人は、母の親戚を頼り一夏だけ炭鉱町鶴山で過ごすことになる。将来を悲観しつつもパートで働く千鶴、洋裁の勉強をしたい美代、そして鶴山の親戚に預けられることになったハジメ。親戚や町の運送会社の社長や従業員、食堂の夫婦を巻き込んで、炭鉱生き残りの難しさと兄弟姉妹3人の今後への不安。ハジメは、死に際に観ることの出来て望みを叶えてくれる泥花に姉たちと自分の将来を託そうと、浮浪少年敏と自殺未遂事件を起こしたりする。そして夏が終わり、結局3人は別れ別れに。ハジメは、泥花を見るために先立った敏に、自分たちの将来の幸福を託すのだった。
炭鉱閉鎖の相次ぐ時代の暗い話を、食堂経営の妻と運送会社社長の浮気を絡めながら特に明るく、特に社会問題点に突っ込む舞台。話の内容は、実はかなり悲しく奥深い。その救いともなる泥花も、死が前提。よく、ここまでの舞台に仕上げたものだと感心した。

今回の舞台は、飛び抜けたヒーロー或いはヒロインはいない。ハジメ役の外山博美の奮闘と、前作でも活躍した池下重大扮する運送会社従業員、それに浮浪少年・敏(鈴木めぐみ)が舞台のカギを握っていたと言えるだろう。

舞台装置では、前作同様最終シーンで大きな蒸気機関車が登場。前回は62という数字がプレートに書かれていたが、今回は51。これは、C62、D51を想定したものだろう。鉄道ファンも泣いて喜ぶこだわり。次回は幻のC63をもじって63かな?

安定した舞台で楽しめたのだが、ただ一つ気に入らなかったのが、舞台中盤で出演者全員によるダンスというかパーフォーマンスというか、そういう類のシーンがあったこと。個人的に、舞台内容に密接性のないそうしたシーンを挿入することは好ましいと思っていない。むしろ嫌いである。そのシーンがなければ満点の舞台と言えただろう。
- 私たちはまだ -

- 私たちはまだ -

COoMOoNO

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

植物的に生きればアートなのではにゃい
 先ず、登場するのは、全く猫らしくない猫、隣家の作家、研究者とその恋人でOLの女。

ネタバレBOX

大して金は無いのでルームシェアをしている3人である。研究者として登場しているのに、海外に出たことが無い、そのくせ学会には結構出ている。(こんなこと現実にあり得ない)自分の友人は研究者がたくさんいるが、学会は何も国内ばかりではないから、今時、研究者で海外に出たことが無いなどあり得ない。この極楽蜻蛉ぶりは度し難い! いつまで経っても、未だ だろう。
 窓が大きな役割を占めているのだが、無論、これは、外界への精神の開口部である。然るに登場人物総てが、植物的で、動物のように打って出る、という思考形態ではない。寧ろ、漂う。花粉が、虫や風によって運ばれ受精するように基本的には受け身なのである。その受け身を保っている限り決して「まだ」を己の力で超えることはできない。但しその事実は淡々と描かれていた。
 Special thanksとして、自分の大好きな詩人、長田 弘の名が挙がっているが、「猫に未来はない」を書いたこの詩人は、もっとアグレッシブだと自分は考えている。こんなに優れた詩人を、自分達の出汁に使えると思っているのだとしたら大いなる勘違いだろう。
- 私たちはまだ -

- 私たちはまだ -

COoMOoNO

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

ダンサーに感激!(観劇!)
独特の舞台構成に戯曲とダンスのコラボレーションが、実に新鮮で楽しく観させてもらいました。
特にダンス(パフォーマンス)は、凄ーく独創的で深みがあり、体幹に満ちた素晴らしい世界観に大感激しました!
とにかく他では体験出来ない舞台が観れますのでオススメですヽ(*^^*)ノ

読むものごころ展

読むものごころ展

ホロロッカ

下北沢ろくでもない夜、新井薬師前 SPECIAL COLORS、兎亭(東京都)

2015/11/06 (金) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1647(15-336)
19:00の回(曇)。18:30受付(1ドリンク)、開場。

ここ(SPECIAL COLORS)は2回目、ホロロッカは前作(2015/5@サブテレニアン)に続いて2公演目。新田さんは(たぶん)8公演目、三浦さんは「旅の演劇(2013/12@キチジョウジ)」、大島さんは「ゆめの泉と泥濘(2014/4@pit)」など、松崎さんは初めて。

18:58前説(75分)、19:02開演~20:12終演。

4作とも一筋縄ではいかない怪作。リーディングなのであまり動きはありませんが絵的にイメージしやすいものでした。

輪唱のような、合いの手のような、紙芝居のような、星新一のような、それぞれ個性的な短篇集。いずれも非日常的なシチュエーションで意識の端に「???」がチラつきつつも不思議な感覚に陥るのでした。

超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

メリーゴーランドのように
出演する女性たちの語りがメリーゴーランドのように、
同じ状況でも彼女たちの風景を変えてゆく・・・
ゆっくり上下しながら・・・
同じところを・・・

女性たちの叫びは根本宗子さんの叫びなのかな。
芝居全体の流れは楽しい雰囲気を作っているが、哀しさを秘めている。

終演後ロビーに向かう途中でKAKUTAの異儀田夏葉さんを発見!
ご挨拶してから劇場をあとにした。
異儀田さんは月刊「根本宗子」バー公演に出演されたことがある。
今度は本公演に出演してくれるとうれしいなあ。

平田オリザ・演劇展vol.5

平田オリザ・演劇展vol.5

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/18 (水)公演終了

満足度★★

【走りながら眠れ】脚本に難/約70分
実在した人物を主人公としながら、主人公の特質や境涯とはあまり関係のない、他愛のない会話がダラダラ続く。

その駄弁にしても、もっと自然に展開できないものか?
確かに、人間は会話するとき、唐突に話題を変えることがままあるけれど、本作ほど頻繁ではなく、多くの場合、話と話になんとか脈絡をつけようと頑張って話す。
会話のくだりに不自然さが色濃いのは、人物たちが上の努力を怠りがちなのもおそらく原因していよう。
“急な話題変え”が会話のシーンにそれらしさを与えるものだと思い込んでいるのならば、それは大きな勘違い。

それから、今回扱っている人物は『暗愚小傳』の高村光太郎ほど著名ではないのだから、もっと人物史が解るような戯曲が書かれるべきだった。

超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

確かにこれは根本さんにしか書けない/約100分
突き抜けたストーリー! 面白かった!!
ただ、終盤を引っ張りすぎの感あり。

超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

超、今、出来る、精一杯。
盛り上がってきてこれから、というところで物語が先へ行かなくなってしまいました。そこから最後までは結構長く止まっていて、それでも笑えましたが、余韻はあまりなかったです。期待のハードルを上げすぎたのかもしれませんが、飛べると思うので、次作も期待します。

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