
売春捜査官
EgHOST
高田馬場ラビネスト(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
泣ければもっと
つか作品が大好きなんだろうな。
その思い入れをフルスイングで見せてくれた熱い舞台だった。
自分たちなりの脚色で今風?なライト感も加えたパワフルな展開。
劇場の造りを活かした犯人の登場。客席も縦横無尽に舞台化する演出。
面白い引き出しが次々と開けられる。
後半、事件の回想における長台詞の応酬は、
つか作品らしい心情の吐露の洪水で一気に飲まれる。
まだ粗削りながらも面白い舞台でした。
上演回数が少ないのはもったいない気がする。

オレアナ
パルコ・プロデュース
J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
テーマが重すぎて、、、、
自分には理解することができなかった、、、。
ただ、お二方のすごいセリフに、プロって凄いと感じました。
志田さんの感情の入れ方、特に入れない時のオーラがすごくて、、、、。
ただただ圧倒されてしまいました、、、。

泳ぐ機関車
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了
![瓦礫のソフィー[See you, and thanks for all the Fishes]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/544/stage54459_1.jpg)
瓦礫のソフィー[See you, and thanks for all the Fishes]
獣の仕業
吉祥寺櫂スタジオ(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1681(15-370)
18:00の回(曇)。
17:20会場着、すでに列ができていて、17:30開場。
舞台に6名、1名は横たわり、立っているものは白い紙片を一枚ずつ落とす。周囲には「(知の集積)書籍」があり、その頁が崩れていく(塵と化す)ようにもみえる。
17:56前説(立夏さん、85分)、18:02開演~19:29終演。2012/3からで8作目になりました。
劇中、言葉はあらゆる方向に放たれまた届くがそれを聴くものは何処に。
いくつか余談を:
D.アダムスは「銀河ヒッチハイク・ガイド(1982年頃の文庫)」を持っていると思いますが、読んではいません。
普段は読まないのですが、開演前、当パンのあらすじに目を通します(サイトにも記載あり)。「46分18.1秒」「瓦礫」という設定には意志(3.11)が込められているように思え、「シーケル」は「SEQUEL」、「ソフィア」は「ソフィーの世界」、上手に置かれた本の中に早川書房の世界SF全集「ハックスリィ(すばらしい新世界)/オーウェル(1984)」の巻がある。
シェルターではないですがロベール・メルル「マレヴィル」は破滅後の世界と地下室(内容覚えていない...)を描いていたし、未来の歴史を綴るという様式は、光瀬さんの作品と通ずるものを感じ、その無常観に近い世界はどこまでも透明。
Wikiっていたらザミャーチンの「われら」も出てきた...持っているのは講談社文庫(入手可能なのは岩波文庫らしい)。
「わが赴くは蒼き大地(田中光二)」も人類滅亡のお話しだった。
青と白、原生代の大量の酸素供給、スノーボールアースによる大量絶滅。
「array」「null」はIT用語か?
刺激は尽きない。

不完全パッケージ
男〆天魚
テアトルBONBON(東京都)
2015/12/06 (日) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
今年の笑い納めに!
男〆天魚三作目、今回は井上テテさんの作演という事で、笑う準備万端で観に行きましたが(笑)
いや、これは贔屓目なしに面白い!!
細かな間やタイミングも絶妙で、実力者達のなせるわざだと思います。
ストーリーはとんでもないんだけど、ちょっとほろっとさせられたり…
これは自信を持ってオススメできる作品ですね!

侍、辞世の句詠むってよ20xx
はたれい研究所
荻窪小劇場(東京都)
2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了
満足度★★★★
初見でした!
皆様おそばせながらお疲れ様でした。
とても楽しく見させていただきました。
演劇もどんどん進化していくなぁというか、時代が進化したなぁというか 昔と今の世界観がうまくマッチしてよかったです!
横井さんの、姑は大好きでした!

ノンフィクション≠セレナーデ【満員御礼!】
劇団ゴールデンタイム!
シアターノルン(東京都)
2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★
ありそうでなさそうで
物語は分り易かったけどかなり目が回りました。それぞれの役者さんたちが技術を持って作品に挑んでいる感が伝わって来ました。客席がフラットなのと目の前に大きい人ですごく見えにくかった。倒れているシーンとか全く見えず…。今後に期待します。

地上に広がる大空(ウェンディ・シンドローム)
フェスティバル/トーキョー実行委員会
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2015/11/21 (土) ~ 2015/11/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
納得するところも多く
心地好い疲れを感じる。冒頭では「ん????」ってなっていたけど。自分も母として子供をどう見て来たのか?とかね。反吐が出るくらい正直な訴えにうなずきつつ、ロックだぁ~~って。それなりの歳になったらワルツ踊りたいわ(笑)

夜の入り口 第4シーズン 倉橋由美子「ポポイ」
Produce lab 89
音楽実験室 新世界(東京都)
2015/11/12 (木) ~ 2015/11/13 (金)公演終了
満足度★★★★
ぽぽいのぽい
夜の入り口やっとのことでスケジュールも合い鑑賞。鈴木浩介さんの音楽とホーミーが聴けただけでも幸せでした。物語の中に入り込んでいましたね。終演後のトークも聞くことが出来、このタイトルの意味とか面白かったです。またぜひ第5シーズンも行きたいです。

地点×空間現代「ミステリヤ・ブッフ」
フェスティバル/トーキョー実行委員会
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2015/11/20 (金) ~ 2015/11/28 (土)公演終了
満足度★★★★
終わり、終わらないもの
とにかく、空間現代の演奏の作り出す緊張感が素晴らしい。絶妙に間を空けながら、3人の演奏者がぴったりと複雑なリズムを叩きだす。叩きだす、と書いたのはドラムだけでなくギターとベースにもパーカッションを思わせる叩く音の快楽が宿っていたから。その演奏が、躁鬱的な俳優たちの演技を裁断していく。この脱臼した感じが作品のキモになっている。
物語の進行感の薄い劇であり、ストーリーが展開していくことによる気持ちよさはこの劇にはなかった。その代わり、俳優たちの汗が次第に迸り、整然とした舞台美術は俳優たちの手で動かされ混乱を増し、裁断を繰り返していた演奏は溜めてたエネルギーを吐き出すように大音量を放つ。戯曲外の要素が一つの狂乱へと向かっていく。その爆発していく感じと、戯曲の進んでいかない感じとのズレが、おもしろく感じた。

せんたくの日和
空晴
劇場MOMO(東京都)
2015/12/01 (火) ~ 2015/12/07 (月)公演終了

南阿佐ケ谷の母
トム・プロジェクト
紀伊國屋ホール(東京都)
2015/11/03 (火) ~ 2015/11/10 (火)公演終了
満足度★★★★
セットが
居酒屋そのまんまのセットで笑えました。車椅子でも木の実ナナさんの歌声には迫力があり聞き入ってしまいました。ストーリーもクスクス笑えるものでした。

てくてく。
Nuts Grooove!
シアター711(東京都)
2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

泳ぐ機関車
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
観てきました
3部作全部観ました!
時代が逆戻りしていって最後どうなるだろう???
と思っていたのですが、観終わった後は、希望を感じさせてもらえるものでした。
今回は 主役の池下重大さんの理想に燃える社長役 理想が崩れた後 もう少し彼の姿を知りたかった
義理の母役 板垣桃子さんの啖呵をきりところも良かったです。
舞台セットも含めて 料金お手頃なのに本当にコストパフォーマンスの良い演劇だと思います。
客演 山本亘さんも良かったです
皆さんいいのですけどね

テセウスの舟と透明の檻
The Park
APOCシアター(東京都)
2015/12/04 (金) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
まずは劇場にビックリ
まずは劇場にビックリした。まず入り口が分からない。何とか侵入したが細い木の階段を上るとの指示。上った先には正方形の舞台と三方を囲む椅子2列。そして気が付いた役者は階段上って舞台に出るんだ。
主演の役者さんの演技は嫌いじゃ無いが、演出次第でもっと良くなりそうに感じて残念。最大の疑問は、正面以外の席は横から舞台を見ているだけで、このような舞台構成にした理由が感じられない点。
総じて。惜しいといったところでした。

死刑執行中脱獄進行中
天王洲 銀河劇場
JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
繰り返される日常の中の変化
わたしもそんなに良く観てるわけではないので、なんともあれですが、コンテンポラリーダンスの要素を含むっていうより、そのものだったように思います。
繰り返される逃げられない日常の中に起きるいくつもの変化と苛立ちとそこからの解放。
‥のようなものを感じました。
原作を知らないのでなんとも言えないのですが、分かりにくいようで、実はダンス等に対するアプローチは、基本中の基本で、初見者に対して割と親切だった舞台なのではないかと。。。
ダンスは日常的な動きの変化から生まれる……っていう感じの。
ドラム、パーカッション と コントラバス、エレキギター・ベースのWネック と エレキギター(リード)、キーボード という必要最低限の三人編成で音楽は場面にぴったりで素晴らしかったです。
演出は、自分があまり経験したことのない異次元の別世界を観てるようで、目の前の舞台で起こること全てを記憶に焼き付けようと思ったのですけど、悲しいかな自分の頭の脳の容量が全然追い付かなかったのがなんとも残念です。
森山未來さんは存在、動きからして素晴らしく、 初音映莉さんは妖艶でミューズ的な印象を受けました。
なんだろう、観ていて神楽を観てるような錯覚もして、なぜか日本的なものも感じました。
原作まったく知らないのですが、原作を目当てに行ったひとはどうだったんですかね。。??

新釈・ロクモンセン
4121
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★★
何度見ても、涙とっ笑いが止まらない作品
3回もリピートしてみてしまいました。今年イチバンリピートしてみた作品です
俳優さんたちの気持ちが響いた作品です
もっと期間が長ければどんなによかったか・・・できれば
再演希望ですう

やさしい森の雨
立体再生ロロネッツ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了
満足度★★★
観てきました
初の劇団さんで知識なく観てきました
舞台に水滴が演技中ポツポツ気になってました。
最後使い道はわかりましたが、水漏れだったのかな
30年代のおはしのはずが現代にも見えて
自分の頭的にはよく分からず 皆さんのコメントでやっと理解できました。

泳ぐ機関車
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
本当に愛おしい時間
3部作すべて愉しみました!
テーマは?とかメッセージは?とかそんな事は関係なく
2時間目一杯楽しい空間に浸れる。
それが素晴らしい体験として実感できる。
そんな作品たちでした。
「生きる」事を丁寧に語り掛けてくれる、そんな本当に”愛おしい”作品たちです。
作・演出家、出演者の皆さん、ありがとうございました。

書を捨てよ町へ出よう
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
藤田流、寺山ワールド
今、池袋ではこの初期作品と晩年作「レミング」という二つの寺山作品が同時に鑑賞できる。しかも、今作「書を捨てよ町へ出よう」は、若手の注目株、マームとジプシーの藤田貴大、レミングは大阪発で注目の維新派、松本雄吉。30歳の藤田、69歳の松本。二人がどう、寺山を料理するかが大きな見どころだ。
藤田の舞台はとてもユニーク。見る人それぞれの寺山像が浮かぶような、万華鏡のような仕上がり。お笑い芸人の又吉直樹、歌人の穂村弘の映像を効果的に使っているし、藤田が自分で咀嚼した寺山を2015年という舞台空間に再現し、記憶にとどめていく意志を感じる。
寺山の書いた同名エッセイ集「書を捨てよ」は、読んでから行った方がいいです。何倍も寺山を楽しめます。