最新の観てきた!クチコミ一覧

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書を捨てよ町へ出よう

書を捨てよ町へ出よう

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/12/05 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★

ミスマッチ?
非常に期待して観に行きましたが、、、

何でしょうか、心意気はあるものの時間がない中でどうにかして作り上げた結果、内容が追いついていない空虚な作品になってしまった、、という感じがします。

このオリジナル自体が持つバイタリティみたいなエネルギーを活かし切れず、違う方向へ走ってしまったような感も否めません。

もしかしたら、藤田自身は今回表現したかったのは寺山でもこの作品でもない、全くの第三の存在なのではないかと思わせるくらいに、ズれてました。残念。

ネタバレBOX

パイプの組み立て、解体時の雑音が、セリフとかぶり、聞きにくい。
夏の公演で見た、目の解体が同じように出てきたところに工夫が見られない。
なんで同じことをしたんだろう??
ヘレン・ケラー

ヘレン・ケラー

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2015/12/25 (金) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議でした。
ヘレンケラーも熱演でしたが、サリバン先生がものすごく面白くてのけぞりました。動作が大仰で、形だけ、みたいに見えなくもなく、台詞も棒読みみたいなところがある。子供向けってことなんですかね?でもそういうのをひっくるめて全てが面白くて魅力的で目が離せませんでした。不思議でした。

ネタバレBOX

ぼくが客席についてしばらくすると、隣に親子連れが。子供がぼくの隣に座ったんです。「もう、なんでだよ。やだなー」子供は途中で騒いだり、親に話しかけたりしますからね。それだけで観劇が台無しになっちまいます。
「どっか席移りたいけどなー、もう移る席ないしなー」我慢してそこで観ることに。観劇が台無しになることを覚悟して。
でも始まってみると、子供は静かで舞台に集中しているよう。逆に後ろ側の席でばりばり音を立ててる大人がいたり。

後半が始まって、途中、なんとなく退屈なシーンがあったんですが、そのとき隣の子供が「腕伸ばしたい」ってお父さんに小声で言ったんです。
「おお。子供ってのは正直だなー」逆にほっこりした気持ちに。
これも不思議でした。芝居のテーマに通じてるから?

ケラーの家族たちが途中、物語の都合で、サリバン先生を持ち上げたり、下げたりする感じだったのが、ちょっと都合いいなあと。
そういうところが退屈だったかも。
でも最後のクライマックスではおお泣きさせていただいたでございます。

サリバンとヘレンの関係。父親とジミーの関係。それが対比されてるのかなあと思ったけど、いまいち鮮明ではなかったかも。

月をぬすんだ男

月をぬすんだ男

劇団風水車

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2015/12/25 (金) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★

よく分からず・・
ストーリーがよく分からなかったせいか、必要性を感じない登場人物もいたように感じました。結局何を伝えたかったのか、よく分かりませんでした。役者さんが台詞を噛むと笑いがおきたり、役者自身も笑いを堪えていたりしていたので、身内の舞台という印象でした。

根本宗子の冬祭り

根本宗子の冬祭り

月刊「根本宗子」

浅草木馬亭(東京都)

2015/12/25 (金) ~ 2015/12/25 (金)公演終了

満足度★★★★

墨井鯨子の魅力を再認識/約195分
ある小さな出来事を機に女子4人がとてつもなく大仰でバカバカしい騒動を繰り広げる新作バー公演、皆さんの歌に加え根本さんのキレッキレのダンスや小沢道成さんの振りきれたエア・スケーティングまでが楽しめた歌謡ショー、根本さんの堂々として落ち着いた司会ぶりが光るトークコーナーなど、数々のメニューを満喫。
楽しすぎる年忘れイベントでした。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

チョコレートケーキはライン(国境)の向こうに向かうのか?
これまで観てきたチョコレートケーキとは明らかに違っていた。いつもは歴史を創りそこに名前を刻んだ人々を描いていたが、今回は歴史に翻弄される人々が描かれていた。しかも今回は架空の歴史だ。チョコレートケーキの役者3人はチョコレート色の軍服を着て登場した。しかしいつもの「熱い」姿ではなく、どこか冷めた役どころだ。他の役者はみな農民だが、こちらのほうが「熱い」。それでも3人はやはり軍人の役が似合う。唯一、浅井伸治が最後に農民の姿に変わって登場したが全く似合ってなかった(笑)。国境線を隔てて親戚家族が対峙する姿はそのまま国家の関係を投影させていて、このあたりの見せ方はさすがであり、2時間たっぷり見ごたえがあった。
劇場は今回も東京芸術劇場のシアターでの公演であり、次回も同規模のシアタートラムだという。自分で勝手に決めた小劇場の国境は250人以下5000円以下であり、チョコレートケーキはライン(国境)の向こうに遠ざかりつつある。成長する姿は応援団としてうれしい反面、客席との距離が広がることに寂しさを感じる。サンモールスタジオで初めて観た「熱狂」が忘れられない。

ロリコンのすべて

ロリコンのすべて

NICE STALKER

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/12/24 (木) ~ 2015/12/28 (月)公演終了

満足度★★★

ロ・リ・コ・ン
“NICE STALKER”初観劇です。

「明るく、軽く、面白く」といった舞台で、楽しめました。

なかなか良いと思いましたが、
私の好みとしては、もう少しドラマチックな展開が欲しいところ。。。

途中下車2015

途中下車2015

マドモアゼル・シネマ

神楽坂セッションハウス(東京都)

2015/12/26 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1702(15-391)
19:00の回(晴)

18:30受付、18:33開場。受付前、外で待っている間、やはり世の中似た人がいるもんだと思っていましたが、受付は榑松さんご本人でした。

2015年、3公演目、セッションハウス今年の見納め。

19:06、佐藤さんがメモ帳を手に登場、客席に誕生月を訊くと12月生れの方2名、おひとりは今日が誕生日(場内パチパチ)、そのまま前説なしで開演~20:13終演。

「途中下車」といえばぶらり途中下車、ゆっくりとしたリズムを刻むローカル列車の音、(駅ごとのように)さまざまなシーンが展開、激しくパワフル、低い姿勢、衣装が替り、楽器が鳴る。今夜はコミカルなシーンもあり、終盤ではお客さんと一緒に輪になってダンス。「Shall We Dance?」と問いかけられたら行くしかありません。初めて舞台サイドから、ダンサーと一緒に客席を眺めましたが結構、よく見えるものです。

年明けは2月に3名による公演、5月に新作公演、たのしみ。

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】

ライン(国境)の向こう【ご来場ありがとうございました!次回は秋!!】

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/12/17 (木) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

劇団チョコレートケーキ
ではなく、パンダラコンチャンなんだなというイメージ。まだ公演中なので後日書きます。

悲しみを聴く石

悲しみを聴く石

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2015/12/11 (金) ~ 2015/12/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

サンゲサブール
意識の無い夫を前に葛藤に塗れるイスラムの女性を演じる那須さんもさることながら、「石」である夫を演じた中田さんも凄まじい演技を見せてくれました。観てから色々考えてます。戦時下のイスラムを表現する演出も素晴らしかったです。

12人の怒れる陪審員

12人の怒れる陪審員

えにし

駅前劇場(東京都)

2015/12/26 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

アップデート
時代が変わるにつれて、裁判制度も変わってきてるので、今回のような内容をある程度アップデートする試みは、とても興味深かった。原作からもっと離れて、DNA鑑定とか最新の犯罪捜査も盛り込んだ、さらにアップデートしたバージョンも見てみたい。

慾望の華

慾望の華

廃墟文藝部

千種文化小劇場(愛知県)

2015/08/29 (土) ~ 2015/08/30 (日)公演終了

満足度★★★★

廃墟文藝部『慾望の華』
廃墟文藝部「慾望の華」、つらつら繋がる好意の不等記号。負を外に出さない「優しい人」の、いい人でいたい純粋さが人を傷つけ、ついには自身をも壊す連鎖。刷り込みの幻想キャラ、舞踏的な扇情、空間に散る華が、どことなくテラヤマアングラ的。「MOON」よりは割と平常心で観れた。

緋色、凍レル刻ノ世界、永遠

緋色、凍レル刻ノ世界、永遠

黒薔薇少女地獄

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/11/24 (火) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

最高傑作
太田守信さん渾身、さかいかなさんという素晴らしい表現者をえて自身の世界観を舞台上に作り上げることにようやく成功したように思いました。登場人物達の思いが悲しすぎて、どうにか安らげる未来を与えてあげたい。でも、戦いは終わらないんですよね。。

『くるみ割り人形』(全幕)

『くるみ割り人形』(全幕)

バレエ シャンブルウエスト

オリンパスホール八王子(東京都)

2015/12/26 (土) ~ 2015/12/26 (土)公演終了

満足度★★★★★

2階席とはいえ舞台真正面!
う~ん素敵な舞台だった♪

ウィキペディア通り(^^;)

ネタバレBOX

落ちは主人公クララがクリスマスツリーの足下で夢から起きる演出の方でした

でクララと2幕の主役である金平糖の精は分けてまして、
クララはケーキに囲まれてお菓子の精たちによる歓迎の宴観てました♪

クララが人形のベッドに寝かせたくるみ割り人形を見て、ちょうど時計の針が12時を打つ。すると、クララの体は人形ほどの大きさになる演出=舞台ではクリスマスツリーが大きくなる=布製のツリーを上に引っ張ると裾がだんだん広がってくことで表現されたのが凄かった=某ネズミーランドの幽霊屋敷のエレベータみたいな演出だわと感心♪

お菓子の国へは王子と共にゴンドラ気球で舞台後方から吊られてましたよ
=とにもかくにもセットとかでかくてすごい作りでした(^^)
クリスマススペシャルは嘘ではなかった!
トロイアの女

トロイアの女

SCOT

利賀大山房(富山県)

2015/08/23 (日) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

SCOT『トロイアの女』
SCOT「トロイアの女」、文法にのっとり表現する鍛えられた身体、無能の神に寄り添う亡き子。ボスの絵を思わせる、綺麗に残酷なコラージュ画。これにて、バスで名古屋へ帰ります。SCOTサマーシーズン@利賀は、まだまだ続く!

世界の果てからこんにちは

世界の果てからこんにちは

SCOT

利賀芸術公園 野外劇場(富山県)

2015/08/22 (土) ~ 2015/09/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

SCOT『世界の果てからこんにちは』
SCOT「世界の果てからこんにちは」@利賀、初桟敷席はド迫力。水平視線で彼方から現れ彼方へ去る役者群、間近で目が合う個々の役者の生命力。高射砲や価値観の崩壊を思わせる花火を共に見上げる感覚は、背景が役者の心象風景のよう。歌舞と拍手が空気をかき回し、るつぼの底にいる気分。

ドラマ・ドクター

ドラマ・ドクター

ティーファクトリー

吉祥寺シアター(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/11/02 (月)公演終了

満足度★★★★

劇作家が演じる劇作家
葛藤する劇作家達を、役者であり劇作家である役者さん達が演じる。その心はいかほどであるか想像はつかないけれど、その物語の行く末を胸を痛めながら見守りました。無国籍感や、時代不明瞭なあたりは昨年の公演「生きると生きないのあいだ」と通じる世界観。しかしその前作があまりに鮮烈で、それを覚えている身としては今回少し惜しい気がしました。

インド東部地域文化センター『チョウ・ダンス』(インド)

インド東部地域文化センター『チョウ・ダンス』(インド)

SCOT

利賀大山房(富山県)

2015/08/21 (金) ~ 2015/08/22 (土)公演終了

満足度★★★★

SCOT・インド東部地域文化センター『チョウ・ダンス』
プルリア・チョウ・ダンス「チョウ・ダンス」@利賀、舞台空間を組み立てる楽団、大がかりな衣装で回転し宙を舞うダンサー、幻覚をもたらしそうな円舞や細密画のような大見得の群舞。出待ちで見切れる素の立ち姿や演技中に衣装を直したり、ゆるさも目立つ。劇場よりオープン空間向け?

「ドラマ・ドクター講座」リーディングイベント

「ドラマ・ドクター講座」リーディングイベント

ティーファクトリー

吉祥寺シアター(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/01 (木)公演終了

リーディングイベント
500円で観ていいの?と思うほど豪華な出演者の方々のリーディング。あまりに良かったので「ドクタードクター」のチケットを追加購入しました。

単極マグネット

単極マグネット

上智大学劇団リトルスクエア

上智小劇場(一号館講堂)(東京都)

2015/12/26 (土) ~ 2015/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
あの娘が前後でだいぶ違ってた。

従軍中のウィトゲンシュタインが(略)

従軍中のウィトゲンシュタインが(略)

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/10/15 (木) ~ 2015/10/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです。
初演を観られなくて後悔していた演目を、個人的に好きなキャストさん達で観られて幸せでした。脚本演出、そして俳優さん達の演技の圧倒的な質の高さに、真摯この上ない演劇を見せていただける喜びを感じずにはいられません。凱旋公演も伺います。ありがとうございました。

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