最新の観てきた!クチコミ一覧

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カゲキ・浅草カルメン

カゲキ・浅草カルメン

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★★

浅草東洋館へ初潜入
喜劇の聖地・浅草は漫才の常設小屋・東洋館、その入口には「客引き」をやる作演出・望月氏の姿あり、客席をみれば五十がらみのおじさんおばさん、はたまたオタク風の者ら、「場末」的演出に総出で一役買ってるよな劇場にて、これも浅草の地に似つかわしい歌あり踊りあり、サービス精神に徹した芝居が飲食自由・嬉しい休憩付きで上演されていた。
 ドガドガプラスは昨年唐ゼミに作品提供したのが望月六郎氏(観れなかったが)、「芝居もやってるのだ」と知って今回初めて観劇できた。
 序盤は劇団が擁する若い役者がキャッキャと元気にやってる、、とだけ目に映っていたが、中々どうして徐々にそれぞれの役柄が見えてくると、それぞれがうまい。出はけも多くテンポの早い芝居だが台詞は澱む箇所一つなく、役にハマり切って小気味良いシーンも多々。もっとも皆、艶やかな着物を召して「女」を売り、男もホスト並みに化粧と仕草で「男」を売る、女郎に悪党のダークヒーローな演技の範疇に留まるとは言えるが、華ある役者にしか出来ないとも言える。 
 「お話」は一本筋が通って破綻は無いが、幕末とカルメンというイメージの飛躍ぶり、舞台に漂う雰囲気は唐十郎に近い。

ネタバレBOX

カルメンの物語が幕末を舞台に展開。主な登場人物が、悪党弾左衛門一味、島流しから戻ってくるガルシア(我流史荒)、その妻である軽女=カルメンと女郎仲間、彼女に虜にされた男ドンホセ(干愚鈍)、彼を慕う弟分、江戸一喧嘩の強い勝小吉一家、彼の息子勝驎太郎(後の海舟)・・といった具合。物語の箱をひっくり返したような多彩さは、堅気とヤクザ、体制と反体制、幕府側と尊王側といった判りやすい図式には全く回収されない。人物の殆どがアウトロー的であり、彼らへの批判的視線(説教がましさ)を入れずして物語を語り切っている所が私などには新鮮だ。テーマは個々がそれぞれの道を生き切る事であり、それが呪われた宿命であれ個人の欲求であれ、行動こそ尊ばれ、正当化こそすれ後悔せず、道を全うした果ての死に際は潔い・・要は皆が皆格好良いんである。屈折の極みにして妖気漂うカルメンがやはり中心にあって迫力満点。その屈折したあり方が、終盤の本人の語りで明らかになり、屈折しているにも関わらず観客の理解する所となる。
 従ってこの芝居は「分かる話」だが、雰囲気は唐十郎を彷彿とさせた。舞台崩しも短調の音楽と照明の頻繁な変化による転換もないのだが、今回ガルシアに唐組の久保井研、他にも唐ゼミの役者が客演しているのは自然に思われた。
 産休で離れていたらしい女優が子を産んだ女として登場し、1歳位の赤子を抱いて出ていたが、劇団事情を知っているのだろう、少なくない客から自然拍手が起きていた。この赤子が天然に快活で子役ならぬ赤子役が存在するなら、十分タメを張っていたのが笑えた。
ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台演劇の魅力満載!
過去に大阪で観劇し衝撃を受けた作品が28年版となり、バージョンアップは予想をしていたが、予想をはるかに越えていた。
これぞ小劇場の舞台演劇の魅力満載!映画では表現できない演出には驚きと感動すら覚えた。
キャストさん、スタッフさんが一致団結しなければ、ここまでの作品は無理かも。
派手なセットや映像、華麗なダンスなどショータイム的な舞台が多い中、改めてガチ芝居の魅力を認識できた舞台でした。
バンタムクラスステージの皆様とこの作品に携わった全ての皆様に感謝!
絶対に観て欲しい作品と言い切ります。

ことわりにむかい

ことわりにむかい

(裸)ミチコイスタンブール

明石スタジオ(東京都)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

理由、必要?
必要かどうかじゃなく'ある'んだよなあ必ず。それも'ない'というときほどとびきり人間的なやつが・・・ シャツでいいのか、ジャケットまで着ておくかはさておき、着衣と裸のはざまで納得と満足を求めて出入りする様を肩の力を抜いて楽しく観られた。おもしろかった。

愛国狂想曲『我らが闘争』 Love and Peace for You

愛国狂想曲『我らが闘争』 Love and Peace for You

劇団Tomorrow

内幸町ホール(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★

暗い話に明るいミュージカル・・・
コントラスの妙を表現したかったようですが
いまひとつだったかなと感じた2幕10分休憩入りの約2時間強

百鬼繚乱~翠帳禁開~

百鬼繚乱~翠帳禁開~

演劇集団Rock×Lock

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

続編も観たい
殺陣にダンスに面白い舞台でした。
続編があるようなので、またの公演を楽しみにしております。

『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』

『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』

マームとジプシー

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

再構築
この三作品が別の公園だったなんて信じられないほどの繋がり。劇場を文字通り隅から隅までフルに使って構築される世界。映像も撮影したものとライブを織り交ぜ、解像度も工夫されている。●感情を抑えたフラットな台詞も独特で、唯一無二の世界観。あの台詞と動きのリフレイン、いやスパイラルはクセになる。でも体調が万全でないと子守唄になりかねないな。俳優には酷な演出だと思う。●反復表現は通常、強調効果を持つが、あの繰り返すという負荷が、俳優の過剰な演技や力みを抜く効果を持つのだろう。そしてあるタイミングで物語が突然動き出す。あのギアが入った感じにゾワゾワする。●女優陣は皆さん素敵なのに、統一化されていることで、やや個性を消されている感じもする。マームとジプシー作品の女優というスタイルに思える。あまり表情をキャッチしない照明もそんな意図からではないだろうか。●個人的には、もう少し俳優の表情を観たい。あの日に囚われてしまった人生に苦悩する表情を観たい。町の出口であり入口でもある無人駅。塞がれた湖には悲しみが積もる。そうして町が記憶する。湖って、女神伝説がよく生まれる。そんな湖があちこちに存在する。●舞台を観ながら、群馬県太田市で起きた、未解決の「ゆかりちゃん事件」を思い浮かべていた。拉致被害者のご家族のことも考えた。囚われた人生、囚われた未来を、取り戻されることを願う。

親の顔が見たい

親の顔が見たい

かわさきシアターカンパニー

川崎H&Bシアター(神奈川県)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

人格形成
“劇団企てプロジェクト”初観劇。

数々の団体で上演されているというこの戯曲、色々と考えさせられるところがあり、なるほど良い作品である。

作品から感じたのは、それぞれの立場に於ける「転嫁と保身と正当化」。

“子”の人格形成の初期段階は“親”の責任であると私は思っているが、

幼稚園や学校という団体生活に入れば、“保育士(教職員)と子”という関係の時間が増え、そこでの人格形成も重要になるのは言うまでもないだろう。

“子供が発するサイン”を受け取る云々ということがいわれているが、
普段のコミュニケーションが不足・不適切であれば、それ自体も空々しいものになってしまう。

この声

この声

オイスターズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

爆笑しましたよ
面白い劇団や作品て、まだまだあるのだなぁ。出会えていないだけなのだなぁ。この出会いも大切にしたい。シアター風姿花伝での公演を見逃したことを、今更ながら後悔している。●RCサクセションの『ぼくの好きな先生』を思い出す。これはいったい罠なのか? 伝わらない思いと、言葉の一部分だけが捻じ曲げられ誇張されて伝わって行く恐怖。善意が悪意にすり替えられていく。痴漢冤罪に仕立てられる恐怖と同じなのだろうなぁ。今、男が社会の弱者だ。●三人の女子高生。こんな子いるよねぇと思わせるほどにキャラが立ち上がっている。アレを振り上げた姿も、小声の前傾姿勢も、服の前を隠す仕草も、可笑し可愛い。デタラメ歌のようなヘンテコな歌が何だか素敵。CDにしてくれたら買っちゃう。川上珠来さんの尖らせた口に釘付け●開演前諸注意の校内放送のセンスの良さ。これまでの諸注意の中でもかなりイイ。開場時から微かに聞こえている音が、なるほどと思わせる。シンプルなセットながら、細部まで練られた、面白い作品だった。

サヨナラ

サヨナラ

演劇研究会はちの巣座

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

7つのサヨナラ…、1~4回生さんの共演♪
開演前のラジオDJでのお出迎え、とっても良かったです!

序盤、役同士の繋がりが分からず、手探りの状態でしたが、中盤から終盤に向けて、7つのサヨナラのお話があぶり出され、結びつき、動きだし、楽しく拝見できました。

1~4回生さんが共演した大人数の舞台、4回生さんの卒業公演+引退した3回生さんも巻き込んだ総力戦のように見えました。
3,4回生さんの演技を久しぶりに拝見できて嬉しかったです♪

真夜中すべての白を

真夜中すべての白を

Micro To Macro

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

拾い集める欠片は、記憶の欠片 人の優しさの欠片
拾い集める欠片は、記憶の欠片 人の優しさの欠片 集める事で取り戻す心 忘れない様に 繰り返さない様に。

思いっきり泣きました。家族物はやられますわ。 今の時代 ヨーロッパの今の難民と過去に重なる 今の世界 今の教育 今の人の心の居場所。 一番小さな社会の家族と係わる大きな社会を、個人の価値観と心の動き、生きる姿と、有るはず無いヒューマノイドの真っ直ぐな心とを、芝居に作り込む、個性的な登場人物と演技に演奏が加わる描き方が綺麗。舞台セットの弦の様に連なる歯車が壊れた人の心、真っ直ぐなヒューマノイドの心にも見えた。 真っ直ぐなヒューマノイドの心とひび割れた人の心が紙一重に感じた。 テロ 絆 ラジオ 記憶 助ける お前が選んだ道 最後のシーンで題名がよぎる。全体のバランスがとてもいい作品でした。

素晴らしいお芝居をありがとう御座いました。

ネタバレBOX

舞台セットが生きた機械に見えた 歯車が連なり植物の蔓に見える。 ギター 少年と少女 // いいですか 行きますよ ドンガシャーン 白衣の3人。// 争いは人の心のひび割れから 我々の仕事はこのバラバラな部品を繋げていく事なのかも。// 結婚式 人前式 神じゃない ヨルジロウとアサコの結婚式 誓いますか 誓います。学校のヒトウラ スベア これを 自伝 我論争 心からあなたを待っていたのですよ // フー フー 産まれた 僕らが産まれた時の事 双子 名前どうする ヨルとアサの間に真夜中に産まれた子 雪が降っている ユキ、ハク。// 1冊の本を投げた。ここ誰 おやおや。オープニング 曲 ダンス ヒトウラ スベヤが何かを撒く、倒れる人々 。// ラジオ DJアース ハク 始まっているよ。なんで 好き 根拠は。早く寝なさいガオー。DJ小噺 鳩が何かを落とした ふーん ウフフフ ・・・ お母さんとお兄ちゃんと聞いています、3人同じ誕生日 お父さんだけ違う 忘れていた ハッピバースディーを言って下さい。ハッピバースディ。// フウタは人工知能 計算 ユキは速い ハクは苦手 ヒューマノイドと人間の共存 ハクは白い子 病気。あの母親 ちょっと ポイって そろそろ動かないと。// ドボン フウタが 水に落ちる フウタを助ける 離して 人間に危害を掛けてはいけない、感謝する。ありがとう て言う。 創造者。アカツキだ 電源を落とします ヒューン 楽しい 悲しい 悔しい 感情を感じるフウタ ヒューマノイドが心を持った // 借りれる本が変わる 映画 音楽 なんで禁止。校長なぜ減らす。必要ないんだ。 違う。お前は頭を使いなさい バカなの ばかなの // DJアースさん 母さんに頑張れって。頑張れ。校長先生 放送時間短く曲もこれ 学校の事も言ってはだめ。誰が決めたの。決めて良いことに成った 皆さんの番号で何を買った 何を見た 趣味が分かる。ラジオがかからない。左脳だけのヒューマノイドは出来ないか それは人間じゃない。// 五感の中で繰り返す事が出来るのは音 // 歌が出来ました ラララに // あいつの弟は何故いなくなった 事故 // ヒトウラが教室に入る 私だけの挨拶 入るヒトウラ、 ハイルヒトウラバンザイ // 母とスタジオにいる 流して欲しい歌 曲。// 遊園地 ドン バリバリバリ ドン ドン ハクが。遊園地のテロ インフレ 学校教育 演説する校長 ラジオで流す。 ミッドナイトDJが終わる ヒトウラの演説 私に力を ハイルヒトラ ハイルヒトラ。光の速さより速く時間が動いていた 取り残された人がいた。// ハクをヒューマノイドに 今日からお前はハク // アサコが退院 ヨルジロウは何処へ行ったか 呼んだ 歌って // ハク 歩いて 戻って ギター 歌って ラーララ・・・ ハク 跳ぼ 高く 高く、 跳ぶ、そこがお前の高さいる場所 // アサコ:歌いたいな 歌う // テロ 僕のカメラを分析 テロに見せかけた 犠牲になったハク 誰かがフウタみたいな物を大量に。// 総統(ヒトウラ)がテロを 世界が憎かった // ヨルジロウさん ちょっと寄ってみた。ハクです スゲー カッチー うれしいDJアースや 462.6Khz新しい放送局を作ります。DJハクです ミッドナイトフライト2。ユキが聴く // ユキ進路。帰れ。8分 19秒前の光をあび大聖堂が綺麗 街も人も壊してはいけない // ヨルジロウなんで僕を作った 復習したい 真夜中を飛ぶ流れ星 あのメロディー メール DJハクさん こんばんわスノーの悩み 進路 校長の組織で働かないかって。スノーさん自分が何処に立っているか。// ピンポン ピンポン 全ての自由放送を禁止 // さあ 全世界に向けて エイってやるよ // リスナーから電話 もしもし いつものユキの子 今から私の歌に合わせて弾いてくれますか、ララー ラララ・・・ ギター この曲、これ知っている 今日この曲を流してもらえませんか、462.6Khz パレードの中、演奏します。争いは1人の心のひびから // ヨルジロウ 思い出した 母さんや メールはユキ ちょっとだけ僕を残して作っていたんやな。ちょっとだけな。フウタ今までハクを守ってくれていたんやろ ありがとう。僕は何のために作られたか分かった ユキを守る。それがお前の判断か、それしか思い付かへん 僕を作ってくれてありがとう ヒカリ綺麗だ、ハイタッチ。// 電波塔を残して電気を切る。自分の行きたい所へいく // ヒトラもう兵器は動かんぞ、大量の兵器の電源を切った。ハハハ ハハハ この建物をぶっ飛ばす。ユキ行きなさい。スミヤ君 何なのかな。 私は。 僕は又 世界を憎むの。 // 跳ぶ // 僕はいつもの 居たいを。// 拾い集める ユキ ヒカリ アカツキ ヨルジロウ 歌を曲を流す 真っ暗な中 462.6Khzだけ流れる 雪が降り積もる 欠片を拾う。

拾い集める欠片は、記憶の欠片 人の優しさの欠片 集める事で取り戻す心 忘れない様に 繰り返さない様に。

思いっきり泣きました。家族物はやられますわ。 今の時代 ヨーロッパの今の難民と過去に重なる 今の世界 今の教育 今の人の心の居場所。 一番小さな社会の家族と係わる大きな社会を、個人の価値観と心の動き、生きる姿と、有るはず無いヒューマノイドの真っ直ぐな心とを、芝居に作り込む、個性的な登場人物と演技に演奏が加わる描き方が綺麗。舞台セットの弦の様に連なる歯車が壊れた人の心、真っ直ぐなヒューマノイドの心にも見えた。 真っ直ぐなヒューマノイドの心とひび割れた人の心が紙一重に感じた。 テロ 絆 ラジオ 記憶 助ける お前が選んだ道 最後のシーンで題名がよぎる。全体のバランスがとてもいい作品でした。

素晴らしいお芝居をありがとう御座いました。
ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

迷宮のその先に。
人間の冷ややかさと温かさをヒリヒリと感じる舞台でした。賞賛と共にアリかナシかの物議を醸すというのも納得の、戦慄さが流石。
宣伝コピーの
『あなたの目の前で、予測不能の恐怖がはじまる。』
というのが、ズバリその通りでした。
真相へ向けて、ゆっくりと、時に急激に、事態が展開していくので目が離せない。

良い意味で演劇的怪物しかいない作品。
バンタムの劇団員4人は勿論好きですが、客演で田中良子さんが出るというのが今回のとても大きい動機。シリアスなシーンで捲し立てたり、じんわり話したり、纏う空気を一瞬で切り替えるのが大好き。お姿も美しい。絡みの多い早田さんが羨ましい。
6C藤堂さんとさゆりんの組合せが絶妙。とある演出ギミックの所で、うひょー!となる。相当苦労したのではなかろうか…。昼公演はこの2人が前説登場でラッキー!
緒方さんのイライラ感の表現とか良かったなぁ。心の底からイライラしているとこと、ちょっと心配が根底にあるとこと。
ガラさんと上杉さん。お二人の滲み出る存在感が上質。ガラさんの、冷静に居ようとするのに隠せない熱さというか人情。上杉さんの、職業が染み付いた感。
奥田さん・清水さんの熱のない熱演(見た人には伝わると思うのだけど…)。若いのに良くできるなぁ、と感心するばかり。
教光さんは陰を持つ役だと本当にゾッとしてハッとする。人間らしい場面との温度差よ。シーツの場面の声、役者として幅の広さを感じます。
対を成す役だった西川さん。ゲキバカの方なのね。真実に一番近い存在となっていくのに、どこか飄々としている役が素敵。本について語る辺りも良かったな。
どうしてそんな役で早田さんが出てくるの!?と最初にシーンでは思ったけれど、話が展開すると、これは早田さんだわ。って納得。深い。背負ってるものがいろいろありすぎる。
同様に沖田さんもどうしてその役!?って思ったけど、一周回ってハマってた。出てきて一言二言でキャラが伝わるしね。
結束さんが、あまり見ないポジションだったので新鮮。バンタムの新入り、大変ですね。でも、愛されてますね。Tシャツのデザインも手がけたそうなので、ぜひ物販を見てくださいな。

バンタムさんは、舞台セットと照明と音響が素敵。透けて見える感じとか、無駄に凝ってる格子とか、好き。時制と場所が分かる明かり、世界に引き込む音楽。計算高い。

そして、制作さんがスマートにスムーズに仕事をしているのが良いです。その時に客が知りたいことを的確に発信してくれてる。

ネタバレ回避しながらだと書けることが限られるけれど #ルルドの森 はネタバレ無しで見て欲しい。そして2度見たくなればいい。そうやって伝染していけばいい。
終わった後に検討会をしたくなる感が、映画「ストロボライト」に近しいので、ストロボライターは来ないと損ですよ(笑)。

ネタバレBOX

最後の場面で、あまりもテンポよく真実が見えてくるので、初見の状態では、
え?
ええ!?
えーーー!!!
ってなって、頭の中が整理し切れなかったことも事実。
後から思い出して整理して、
ああ、うん。なるほど。
となった。

とは言え、あのテンポ感は失えないので、多少の取りこぼしを生じてもあの展開で正解なんだろうな。
何様の楽園【東京公演】

何様の楽園【東京公演】

冗談だからね。

RAFT(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度

演劇部
高校の演劇部らしさが存分でていていました。好きなの嫌いなの、付き合いたいの付き合いたくないの、そのものぞの感たんまいですね。
ライトがあたっていない時の仕草も面白かったです。

ネタバレBOX

おまけの内容にはどうしても賛成できません。
サヨナラ

サヨナラ

演劇研究会はちの巣座

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた。
開演15分前に到着。劇場は寒かったけれどブランケットやカイロが用意されていて、そういう気配りが嬉しかった。
申し訳ないけれど前半は眠かった。暗転が多くてやばかった。
博士&ロボが出てきた辺りから面白くなってきた。
おばあさん役の女優さん、先輩に告白したい女優さんもお気に入り。
宇宙に行ってる役者さんも好きだなあ。
上手い役者さんが出てくると雰囲気が変わる。
引っ張られて他の役者さんの演技も変わる。
そういう瞬間が好き。

Dance Gathering Performance vol.6

Dance Gathering Performance vol.6

La Danse Compagnie Kaleidoscope

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1751(16-041)
17:00の回(晴)。

16:15受付、16:30開場、16:59ブザー、前説(アナウンス)、17:05開演~17:50、休憩、18:03~18:35終演

「A Day Moments」「fiesta」「カント オスティナート」「それは、ここから始まる」「hymn」。

「The World of Kaleidoscope 2015(2月)」も観ていて3公演目。

振付、それをこなす身体、照明と音楽が濃厚に絡まり、高い天井、広い舞台に隙はありません。スピード、衣装、スモーク、ソロと群舞、高い緊張感と躍動感。力強く、美しく、これがダンス。

血の婚礼

血の婚礼

SPAC県民劇団「劇団壊れていくこの世界で」

舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」(静岡県)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

面白かったー
当日制作しつつ観劇をしてました!
血の婚礼という作品を観るのは2回目で、でも演出が違うことによって作品がこんなにもかえあるのかーというのに驚きました。
映像を使ったり、仮面で古代の演劇みたいな感じだったり、作品の内容は少し難しかったがすごく面白い作品でした!

覚醒時呼吸症候群

覚醒時呼吸症候群

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

だいぶ失敗でした。
お金のかかったであろう舞台装置がなにも役立っていなかった。

脚本はマスターベーションにもならない
ただの吐瀉物。
演劇は自分の感情を吐き出すものではあるけれど
まとめてからにしてほしい。それに怒鳴り声は聞きたくない。

コントがやりたいならお笑いをやったほうがいい。
話を終わらせるために急に演劇っぽいどこかで見たような
長い台詞をいれたり、J-POPのようなセリフをいれたり。

若いし、学生だし、これからなんとかがんばってください。

マカロンちゃんの憂鬱 〜Forever Friends ときに男は背中で物語を語らねばならないのだ!バレンタイン大作戦!!の巻〜

マカロンちゃんの憂鬱 〜Forever Friends ときに男は背中で物語を語らねばならないのだ!バレンタイン大作戦!!の巻〜

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

感動〜〜〜!!!
今回もいつもの変てこな小ネタがいっぱい入ってる愉快な話だったのに、なんか途中から泣けてきました。今までのマカロンちゃんシリーズへの思いがいっぱい溢れ出てくる感じというか。今日は本当に大盛況で会場もいつも以上に熱気に満ちていましたね!チョコく〜ん!!がんばれ〜!!前にいた子供達がチョコ王子からお菓子もらっててすっごく羨ましかった!もう興奮してて整理できないけど、本当にマカロンフェスティバルでは毎月楽しませて頂きました!!!あーマカロスしそう…。・゜・(ノД`)・゜・。

Stay of Execution

Stay of Execution

メガバックスコレクション

錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

脚本の面白さは変わらず。

いつもの力強い脚本力は相かわらずでした。
さすがの力量。

ですが、若干メンバー交代があったせいか
失ったモノへのノスタルジー。
失われる時へのノスタルジー。
が強く語られていた。

脚本家の年齢と照らし合わせてしまったのか
感傷的に見える部分が多かったように思える。
この半年で失ったモノが大きかったのだろうと推測される内容でした。

ネタバレBOX

年齢的には同意できるところが多かったが
若い人にはちょっと説教臭くみえるかもしれない。
ミセスフィクションズのまんがまつり

ミセスフィクションズのまんがまつり

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/22 (月)公演終了

満足度★★★★

こんな公演も、ホッと出来ていい...
漫画原作ってことで、わかりやすい感じ。直感的につかめる。思ったとおりというか、漫画を台本にしても稽古できる感じだったようです。女王様が、本格的で怖かった。amazonで原作を、タイトルだけで探そうとしたら、かなり大変でした。Yahoo!とかで探すと、fictions のサイトが出てきたりして。パンフレットを参考にようよう5作品探し当てました。これから、楽しめるのが嬉しい。

ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

つながり、癒やし、こころを求めて
いつものバンタム公演にある「画の美しさ」はそのままに
連続殺人事件を追う刑事たちに軸を置いた実にエンタメ要素の多い作品である。
エンタメではあるが舞台には緊張と美が必ず在り眼前に並べられた道具たちが背筋に冷たいものを這わせる。

バンタム公演にしては小道具が多い印象。
バンタムといえば、な椅子も多用されており、今回も場転を見せるスタイルながら完全な暗転もある。
場転が多いのも初期作品の特徴か。(場転の多さ・場面の多さがより映像的な印象を見る者に与える)

演劇である以上演劇の要素は当然多いのだが、
起こったことをわりと時系列でそのまま見せてくれるので
連続ドラマを見ているような気分にもなる(よくこの作品は「映画のよう」と評されるが、個人的にサスペンスといえばテレビドラマな印象)。

刑事たちの立ち位置、性格などとてもわかりやすくえがかれているし話の筋もわかりやすい。
二転三転する「追う相手」が観客にわかるように作られていて観客が「こうなるだろう」と予想する方向へ話が進む快感もある。
それでいてラストがああなのだ。面白い。とても面白い。
裏切られたようなラスト、でありながら、実は観客を裏切っていると言い切れるわけでもない。うまいラストだ。

本作品は五度目の上演で、実に丁寧に練られた感がある。
確かなキャスト陣で贅沢に作られた作品だった。

パンフレットも見事。
役柄をよく表現した見事な写真たちでした。
対談が非常に興味深かったです。
以下、ネタバレ欄にとりとめなく雑記。(今後の再演に備え、決定的なネタバレ部分は削除しました。)

ネタバレBOX

特筆すべきはあらすじにある通り扱われている事件が猟奇殺人事件ということだが「物」はあまり見せず、「言葉」で観客に想像させる表現。
これが後半になると逆に「言葉」ではなく「物」を持ってくる。

細川作品はある種「家族」が軸である。
今回も父性と母性は大いに作中にあらわれる。

三島と香乃子、マコトとメイ、あるいは黒船と菱見玲子もか、惹かれ合う描写を削ぎ落とした物語になっていることで、観客は納得できず状況を冷静に眺めてしまう状況になる気がする。
作品に観客が入り込みすぎないようにしているようであり、ある種だましうちを仕掛けているのでもあり。なんにせよ、感情描写を抑えている部分がこの「ルルドの森」の気持ち悪さの一端であろう。

終盤に行くにつれ、物語から「救済」「癒やし」を感じるようになる。
「連れて行って」という台詞にある切なさがたまらない。
最後の台詞も救済なのだろうと思うとわたしにはハッピーエンドに思えた。が、そこからの「彼女」の表情である。
次の目的を得たという意志、のようにも、自分がとらわれているものからの解放は果たされなかったという怒り、のようにも取れる… きっとほかにも推論は出てくるだろう。
こうやって見終わったあとにいろいろ想像がかきたてられる作品は良い作品だと思う。

舞台装置。
まさかあそこが動くとは。
昭和レトロ感のある床に、くすんだ色の薔薇柄レース。良い。
ただし見にくさが難点。「見せない演出」に細川さんのSさを感じた。笑
もどかしい。

音楽。
いつもながら美しい。

銃器、あれがないと始まらない!
調子が悪いときがあったのか、ときどき光らないことがあったのが本当に残念。

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