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青春ゲットバック 2ndシーズン

青春ゲットバック 2ndシーズン

ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース

シアター711(東京都)

2016/01/26 (火) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★

どうした・・・!?
ひらさわひさよし&フルタジュン プロデュース公演、3年前の続編となるSeason 2。ヘブンツーリストが主催する「青春追体験ツアー」に集まる男女の物語。Season 1でも登場した運転手のポール、Season 1のボイスドラマの途中で、青春を取り戻したはずだった富士子、ヘブンツーリストの企画部長の影浦。そして、青春を取り戻したいと願う新しいツアー参加者たち。
ボイスドラマ10話の最終回としての舞台版。どんなどんでん返しがあるのか、そして、前回青春を取り戻したはずの富士子に何が起こるのか、ワクワクして訪れたシアター711。以下、ネタバレBoxにて。

ネタバレBOX

正直、全体としてまとまりがなく、ほとんど楽しめなかった。Season 1を観ていた自分としては、やはり富士子の心の中をもっとえぐって欲しかったし、最後に歌うところで富士子の過去の自分への折り合いのつけ方や、これからの人生への覚悟などを感じさせてくれるようなつくりにして欲しかった。

フルタジュンさんは、そんなある種文学的なお話を書いてこられた方なので、本当に勿体無いと思いました。

その他に残念だったのは、物語の軸を感じられなかったこと。1つのキャンピングカーに乗っていた参加者が2手に分かれてしまったところから舞台版が始まるのだが、その後の顛末が本当に荒すぎ。高速道路で車を乗り移るシーンであったり、イケメンとぽっちゃりちゃんが少しの間くっつくことであったり、非情だったヘブンツーリストの専務が、車での撃ち合い(これも何だったのか!?)のあと、急にいい人になったり・・・。
人が描かれてないので、凄く足腰のしっかりしたつくりになってなかったと思います。

こんな感じで「まあいいじゃん、堅いこと言わずに楽しめば」みたいなことを思う人が楽しめるのかな。カーテンコールでのダブルコール、全く信じられなかった。

大好きな劇団のプロデュース公演なのでこんなことは言いたくないのだが、あまりに残念で思わず吐いてしまいました。

前回の「結婚泥棒」が素晴らしかっただけに、大変残念です!
俺の酒が呑めない

俺の酒が呑めない

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかく良かった!
初日に観劇しましたが、とにかく面白かった。
笑いあり涙ありで最高だった。
内容はもちろんセットも凝っていてギリギリの到着でもったいなかった。
劇場に入ってから楽しめ、細かいところまでしっかりと作り上げており会場はまさに酒蔵だった。
兄と妹がそれぞれ蔵を思っての行動、しかし方向性の違いから反発しあう二人を中心に進むストーリー。
脇役陣もよく、笑いあり怒りありメリハリのある内容で気持ちの良いラストでとても面白かった。
会津弁も心地よくその世界に入り込めてよかった。

壊れたガラス

壊れたガラス

阿佐ヶ谷 Picasso

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

この濃密な舞台空間
アーサー・ミラーのこの戯曲を、濃密な舞台空間に詰め込む。役者たちは演劇集団円などからの実力派だから、客席はその世界に釘付けになる。
戦前のあの時代、ユダヤ人であることが夫婦を縛り付けていたと読めるが、実はもっと違う見えない縄がたくさんあったのではないか。狂気が一瞬にして切れるラストシーンを見ると、その一瞬にいろんな縄が心の中に浮かび上がってきた。

チェンジ×チェンジ

チェンジ×チェンジ

岡山県天神山文化プラザ

岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)

2016/01/15 (金) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

修行が足りない・・・私が。
 企画自体はすんごく面白い!と思ったのです。岡山を代表するイケメン・・・もとい、演劇人二人が互いに脚本を交換して演出する・・・なんて!

 だけど、観ていて閉口してしまったのです。
 それは決して作品が面白くなかった訳じゃありません。ただ・・・「冷やし中華フラッドラブル」はタゴさんのそんなバナナのシチュエーションコメディで、「岡北第三シェルター」は意地の悪い癒し系不条理の風早ワールドに感じられるばかりで。
 ここに至って初めて、役者を経験したことの無い私は、脚本の面白さばかり追っていて、「タゴ流演出」も「風早流演出」も、意識して味わっていなかったのだと思い知らされました。だから脚本と演出がチグハグな面白さを堪能できなかったのです。
 
 もっともっと意識して舞台を観なくちゃ駄目ですネ。
 でも、もし次があるとしたら、同じ原作を、御二方が別個に脚色・演出して舞台化する、なんていう解り易い企画がいいなぁ・・・駄目ですか?
 

舞首ー三つ巴の里ー

舞首ー三つ巴の里ー

鬼の居ぬ間に

シアター711(東京都)

2015/05/06 (水) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

言語化できない衝撃
「おどろおどろしさ」を演劇で表現するのは実は難しいと思います。単に殺人や悲惨なことが舞台上起こるだけなら、演劇というよりは安っぽくて悪趣味な見世物にすぎないからです。悲惨なもの、グロいものなら、本物がネットにいくらでもころがっています。「鬼の居ぬ間に」は、そういう即物的なものではない、曖昧模糊として捉えにくい悪意や迷信、蒙昧、そしてそれらを包有する空間を作り出す稀有な劇団さんだと思っています。

劇場に入ってすぐ舞台美術でぐっと引き込まれたのを覚えています。771の雰囲気もありますが、ここから異世界に入るんだという感覚。決して楽しい物語が始まるわけではないのに、不思議な高揚感がありました。物語の根幹自体はかつての日本にありふれた話だったと思います。ただ物語の構造や伏線の複雑さなどの文学的な問題はさておき、時間が経っても、劇場で受け取った「異世界感」の異様さ・インパクトをありありと思い出すのです。細かい枝葉のお話は時間が経てば忘れてしまいますが、あの言葉にならない圧倒的な異質さは今でも残っています。言葉にならない部分が大きい作品でした。

値千金のキャバレー

値千金のキャバレー

ホチキス

座・高円寺1(東京都)

2016/01/23 (土) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

Oh!ミュージカル
楽曲はノリが良く、全員で歌うシーンなどは爽快でした。

ネタバレBOX

惚れ込んだ娘にだけ歌を歌わせ長年に亘って歌声を独占していた村の神様に反抗して立ち上がった娘の子や妖怪、村人たちの話。

ラストの小林幸子ばりの大がかり衣装、あるいは美空ひばりの不死鳥のような衣装を見て、全ては小玉久仁子にこの赤い衣装を着せたいがための構想だったのではないかと思いました。

神様もわがまま過ぎると更迭されるのですね。
軽くフィクション

軽くフィクション

合同会社シザーブリッツ

ザ・ポケット(東京都)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑いっぱなし!
躍動感が有り非常に楽しかったデス。
お芝居はほぼ見に行ったことが無く、DVD鑑賞のみだったので
現場まで行って良かったと思いました。

ネタバレBOX

お芝居は生で観た方が良い!!と思いました。
2時間休憩無しで動ける体力と息切れせず、噛まずに話せる事に凄く練習されたんだなと思いました。

ヤクザ&刑事&劇団〇〇の俳優さん達&香港マフィアが一つの倉庫に集結してしまうという内容に初め相関図が分からず???
でもそれぞれの場面でコントの様な事が展開されていて笑いっぱなしでした。

刑事の3人の内やはり室井管理官、登場シーンの音!、話し方と無言の表情が似てました。お約束の「事件は~」の件、と記者さんが記憶喪失になりまたまたお約束の「ここはどこ~」の件で、ヤクザ役の恭介さんが「べたな奴言っちゃう?言っちゃった!」で袖にハケル際に軽くお辞儀をしているのが面白かった。

俳優コンビ!二人を見ていたら「あぶない刑事」の二人を想像しました。
息が合っていて面白かった。

精神科医&組長さんの絡みも面白かった。
パンフのキャスト写真の春川さんからは想像できない「変態ドMキャラ」&ドSな女医さん」やりっきってる感がいい。

香港マフィアのリーさんvs脚本家役の方、のじーさん 対決シーンが迫力があり、リーさんの身体能力の高さに魅せられました。

「舌切り雀」事、すずめさん!恭介さんが置いたのかワザと落とした「アンパンマンチョコ」を拾う場面の表情、怒りMAX時の体全体の動き、ぬいぐるみのクマ太郎を「こうやって!こうやって!こう!」後のクマ太郎に謝る場面など、
ヤクザ役なので「くだをまく」話し方難しかったのかなと。普段から使っているなら関係ないか。

何でも屋役の理沙さんはルパンの峰不二子っぽさがあったような~?

全体的に皆さん戦うシーンが多かったのにも関わらず楽しそうに芝居されてて、こちらも楽しく観てました。

今回は「B」の回しか見てなかったのですが「A」の回も見た方が良かったかもですね。




JUKEBOX

JUKEBOX

劇団天動虫

笹塚Blue-T(東京都)

2016/01/24 (日) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

レストラン&バー
レストラン&バーでの短編演劇!!
「天動虫」さんを観たのは初めてですが、演技力の高さに感動致しました。食事をしながらの演目なのに、劇中は物音しない集中を感じました。
また、パフォーマンスや余興も大変楽しめました。
次回、長編舞台期待します!!

軽い重箱

軽い重箱

殿様ランチ

新宿眼科画廊(東京都)

2016/01/23 (土) ~ 2016/02/03 (水)公演終了

満足度★★★★

両team観劇
殿様ランチの短篇集を観るのは初めて。両teamとも観劇しましたが。長編作でのエッセンスがギュッと詰まったカンジで、キレが良く、6作品とも楽しめました。中でも一押しは主宰自ら出演の「張り込み 住宅街・午前」。舞台に出てくるだけでつい笑ってしまう(失礼)主宰の独特さは秀逸です。

地下7階の人々

地下7階の人々

THE EDGE

ライブハウス地下一階(大阪府)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/25 (月)公演終了

満足度★★★★

粗削りのストーリーだけど、それがイイっ!
別の劇団のお芝居をみた時に入っていたちらしで興味をもって初観劇してきました。

目の前のお芝居と映像を交互に挟んでいって、時間軸もポンポンと飛ぶスタイルなのでなかなか掴みにくいお芝居でしたが、タイムリープ物が好きな私にとっては楽しく観劇させていただきました。
特にイズミ役の片岡結衣さんは物凄く魅力的な女優さんで、また別のお芝居ででも観てみたいと思ってしまいました。

ネタバレBOX

個人的には最後の映像のラストで、それぞれが振り返るあたりが「どっちとも取れる」描き方で凄くイイと思いました。
カクシンハン版 ジュリアス・シーザー

カクシンハン版 ジュリアス・シーザー

株式会社トゥービー

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

観てよかった!
初めての劇団でしたがめちゃくちゃおもしろかったし、かっこよかった。3時間たいくつせず、ローマや戦場にいるような気持ちに。ベテランの方と若手が一緒に出る舞台っていいですね。カクシンハンのファンになりました。もっと早く観に行けばよかったです。

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

演出◎脚本?
すごい人数で展開する漫画活劇三次元!という感じでした。惑星ピスタチオの流れをくむ身体表現はさすがにダイナミック。ただ面白いけど長い。あと20分短ければ最後まで疾走感があるんですけど、これだけの役者に見せ場をつくるためなのか、中盤の会話劇?がいらないんじゃないかなあと。でもこの長さを身体表現で走りきったら役者が死んじゃうのかな?んー・・演出というか脚本がよくないのかもしれないのですが、間延びするし、リズムが悪い印象がありました。

カサネ

カサネ

ワタナベエンターテインメント

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/01/26 (火) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★

雰囲気勝負
脚本があんまりに素人くさいと思っていたところ、当日のアフタートークで3年ほど前まで芸人活動をしていた演出家さんが、事務所舞台のために3週間程度で書き上げたものだと発覚。あーだから......と、そういう目で見れば致し方ないのかも知れない。ただ、笑いが取れずに芸人を辞めたのであれば、ちょこちょこと笑いを挟まない方が懸命だったのでは。

登場人物たちもいまいち中途半端。初舞台で明らかに技量の足りない高城亜樹さんに、あんな性格の定まっていない女の子を演じさせるのはあまりに可哀想。一生懸命やっていたのは分かるんですけど、ただの口汚い妹でした。

ネタバレBOX


カサネの仕事内容・種明かしがあまりに稚拙で引いていたところ、それはトラップということが発覚。いやそれにしてもお粗末なんですけど。そのあとの妹のハガシを暴くシーンも心理学をただ羅列するだけ、兄が妹を信じる理由「家族だから」も、それまでの妹の口汚さや品のない態度をただ許容していたので深みが感じられない。相手方をあっさり殺すシーンも安易すぎる。曰く、そうしないといけない理由はあったそうなんですけど、特に伝わってはきませんでした。遠藤さん酒井さんは安定感あり。今野さんのお芝居も、わりと好きです。
『クラウドエンド』

『クラウドエンド』

激団リジョロ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2016/01/15 (金) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

加害者の家族と被害者の家族…、命を重さがズシーン!
加害者の家族と被害者の家族…、それぞれの立場、明かされる事実、何が善で何が悪なのか…。
命をの重さを、ズシーンと感じさせられる公演でした。
見応え有りました♪

錆色の瞳、黄金の海 2016

錆色の瞳、黄金の海 2016

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

技術とヒト
 初演は大阪公演のみ、キャストは4人であったが、今回はテノヒラサイズからの客演を含めて7人。

ネタバレBOX

ショウダウンの特色と言ってよかろう、良い面は、徹底して真っ直ぐな物の見方を通して書かれたその素直なシナリオ表現が、役者達の演技によってある深みに到達している点だろう。この深みは初源の光で編まれたような純粋性に満ちているが故に、哀しいまでに靭く、汚辱に塗れた世を生きる我々に、子供の頃に夢見て大人になって忘れかけた夢の痕を思い出させてくれる。それは、人の世が信ずるに値することを切に願う我らの願いの具現化であり、結晶である。
 今作で描かれるゴーレムは、現代科学の基礎となった錬金術の技術によって作られたヒト型疑似生命体である。王は、このゴーレムを各共同体に1体ずつ与えることにした。共同体に与えられたゴーレムは、動作確認を除いて初期化された状態であり、名前は自由につけてよく、命令は一つだけ。注意すべきは、命令されたらゴーレムは、その命令のみに従って行動する為、良く考え抜かれた命令をしなければ、共同体は存続の危機を含めとんでもないリスクを背負うことになることだ。つまり技術それ自体は、善でも悪でも無いが、使い方次第でどちらにでもなり、その責任は人間が負わねばならぬということである。
 このテーゼは重大な意味を持つ。即ち、ヒトが制御できない技術を持ってはいけないということである。現在、我々、ヒトはこの地球上で食物連鎖の最上位に位置する。即ち総ての生命体のリーダーである。従って総ての生命体に対する責任も負わねばならない。だが、我らヒトは、核技術を持ってしまった。而もこの技術を制御することができている訳ではない。放射性廃棄物処理は不完全だし、採掘、処理過程や、抽出過程、原発の運転中、メンテナンスでも、兵器製造過程でも常に被ばくを伴うが、これも完全に防げる訳でもない。また、事故時の悪影響は計り知れない。にも関わらず、こんな物を為政者や私企業が持ちたがり、原発に関してはどんどん輸出しようとすらしている。滅びへ邁進する狂い沙汰としか言いようがない。賢いと言われる為政者やエリート達であれば、この程度のことが分からぬわけはない。にも関わらず何故、彼らは制御できない技術に頼ろうとするのか? その理由は、他者を信じることができないからであろう。信じることができなければ他者は敵である。敵である以上敵対行動をとるに違いないと互いに考えるから、恐れが生まれる。こうして恐れが不信を昂進させ、不信は更なる恐れを生み、この構造だけが昂進してゆくのであるが、恐れを口に出す訳にも行かないので、その根本に不信が蟠踞しているとして、不信を基礎とするオーダーが定位される。そしてそこからの唯一の論理的帰結は敵殲滅である。
 そんなことの危険性をも示唆する内容である。だからこそ、ミルキがゴーレムを信じることに強い必然があるのだ。そして恐らくは信じ合うことによってしか世界は維持できない。

マカロンちゃんの憂鬱

マカロンちゃんの憂鬱

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

何度も観たくなる作品
入れ替わり公演面白かった〜!そして、出ました!自治ネタ!最近はニュース見ながらこの辺きっと楽劇座さん切り込んでくるだろうな〜とか色々考えちゃう自分がいます(笑)本当に楽劇座公演が毎月の楽しみ!!来月も是非観たいです!今回の公演は本当に貴重な瞬間に立ち会えました!感動。

書く女

書く女

ニ兎社

世田谷パブリックシアター(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

永井愛脚本×黒木華主演×世田谷パブリックシアター
いうことで、期待ばかりで出かけてきました。期待以上の完成度。万能ピアノに繰り返しを自然に演じる俳優陣。ノーストレスでひたってきました。

ネタバレBOX

一葉が作品を生み出すときに漏らす笑い声の正体が後半で知れ、才能とは本当に紙一重でおそろしいものだと感じさせられました。恋を出して出して出したその先には何が残るのか。

黒木華さんはむろんのこと、ほかの俳優陣も手堅く、愛嬌があり、愛らしくて切ない。たくさんの女性が出てきて、様々な生き方をこちらに示してきます。お母さんの生き方、妹の生き方、友人たちそれぞれの生き方。全部がまるで違うのに、時代は女をひとまとめにする。それに真正面から抗った舞台にも思えました。一葉の視点だからでしょうか、女よりも男のほうがわりと似たタイプとして表現されているようにも感じ、それがまた皮肉だなあと思いつつ。
舞台「戦国BASARA4 皇」

舞台「戦国BASARA4 皇」

カプコン

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめた
全編殺陣と言ってもいいほどの舞台でアンサンブルの動きに助けられてる感があったが役のビジュアルは予想以上に良かった。そのせいもあって楽しめた。特にビジュアルは真田、伊達は(兜姿がなかったのは残念)雰囲気もよく出ていた。殺陣については浅井の動きは群を抜いて良かった。が最前列とかでない限りs席で見る必要はない。高いだけだ。

ネタバレBOX

映像を無理に使っているような気がした。利休が2人必要ならもう1人用意すればいい。その方が客も驚くだろうし。折角役者のビジュアルにあそこまで凝っていながらあの映像の多用はどういった意図なのか。
なんで映像入れているのか不明なシーンもあったので疑問でならない。
ゲームのキャラクターが生身で目の前にいることに価値があるのだと思うけど。何人かは自分のイメージと若干違い違和感があってちょっと残念。ただ真田と伊達は驚いた正直写真で見るよりイメージに近くて。
アンサンブルの衣装等にもう少しカネ出してもいいんじゃないか。軍の違いが結構わかりずらい。
舞台「戦国BASARA4 皇」

舞台「戦国BASARA4 皇」

カプコン

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

キャラクター再現
ゲームのキャラクターが目の前で動いてる!
ストーリーよりもそっちのほうに目を奪われてしまいました。

JUKEBOX

JUKEBOX

劇団天動虫

笹塚Blue-T(東京都)

2016/01/24 (日) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさしく新年会。
舞台以上に劇的な宴会芸の数々。濃密な数時間。
完成度の高い短編の一つ一つに深くく引き込まれが
ロングの本公演の実現を期待。

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