最新の観てきた!クチコミ一覧

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ファンファーレサーカス

ファンファーレサーカス

ねもしゅー企画

新宿FACE(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったですが
面白かったんですが、舞台が観づらかったです。
話は分かりやすくて良かったです。

ネタバレBOX

脚が動かない少女が織の中に入れられて,サーカスの見世物にされるというのは 根本さん発想がエグイなと思います。
カゲキ・浅草カルメン

カゲキ・浅草カルメン

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

浅草 弾左衛門の宴
 幕末の江戸、人外の頭、浅草 弾左衛門の支配地で繰り広げられる無礼講の宴、

ネタバレBOX

供されるのは士農工商には禁じられた獣肉、大蒜、韮、葱、生姜など禁制の野菜を用いた料理。当然、酒も振る舞われる。語られるのは、当時鎖国の価値観では禁じられていた海外の情勢・事情など禁制の情報である。集まったのは、世の中では変わり者、反逆者、余計者と看做されるような人々。即ち体制の枠になど収まり切らない自由な人々であった。勝 海舟の父・小吉、海舟、水戸藩出身の尊王攘夷派、干 愚鈍、そして河竹 黙阿弥と後に称される劇作家等々。三人は義兄弟の契りを結ぶが、その内実がちょっと変わっていると同時に洒落ている。酒では無く、時代の空気を呑んだのである。もし誓いを反故にしなければならぬ場合、誓った空気を吐き出してしまえばよい、という遊行の精神をも取り入れながら人倫の掟にのみ従う誓いであった。
かくして各々は、各々の道を選ぶ。愚鈍は、カルメンにアヘンを盛られて彼女に魅入られてゆき、黙阿弥は、商家のぼんぼんから人外を仲間とする河原者になり、勝は蘭学を学んで時代の荒波を乗り切る先兵となった。愚鈍は、結果、未来を見通そうとする意志を失って走り、意味も無く散ったが、時代の動く時には悪が一瞬仇花を咲かせることを予言し予言に殉じた。勝は、先見の明とその聡明さによって黒船来航以降その本領を発揮する。そして黙阿弥は戯作者となって現代にもその名を作品と共に残した。
ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

パーツは星五つ
光の当て方、光量など装置も含めて外国映画的な見せ方が上手い
頻繁に場面転換があったがテンポよくかつシッカリした転換で頭が混乱することもなかった。
個々の役者さんの芝居も良かった。(特に女性陣は上手い)ダンスも歌もなく場面によってはセリフ喋る時客席のほう向いたりするザ 芝居みたいな公演で「芝居見たー」とはなった
シーンごとの演出は多分好きな感じだとは思う
ただ一点だけ、シナリオが好きになれない。

ネタバレBOX

結果ああなる訳ですがそこに至る過程に驚きはなかった
せいもあってか2時間やる意味がわからない。詰め込み過ぎな感もあり、すべて解決するべきなんてことは言わないし、あえてとかないほうが面白い謎もある、すっきりした結末や訴えたいテーマなんてなくても過程が面白ければ芝居としては十分なのかもしれないが、そうであればあそこまで緊張感ある(笑という笑いは無い、ダンスも殺陣も歌もない)作品を集中して見られるのは90分が限度だと思う
覚醒時呼吸症候群

覚醒時呼吸症候群

明治大学演劇研究部

アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

植民地の奴隷に未来なんてにゃい
 現代日本というアメリカ植民地で生きる若者に未来などあるハズが無い。

ネタバレBOX

地位協定でがんじがらめに縛られ、国民は真実を知らされていないことに疑問も感じないほど馬鹿である。更にこの事実を自覚できないほど、救いがたい馬鹿が過半数を超え事大主義を金科玉条として、他人を切り捨てることを歯牙にも掛けない。自分が何時、その立場に立たされることになるかを想像することさえできず、人間として最も大切な価値、自由だの人間らしい価値観だのを鼻先でせせら笑って恬淡として恥じることすらない。下司であるというより人間の皮を被った我執、ハッキリ言って魔物である。
そんな魑魅魍魎が跋扈するこの植民地で若者が未来を夢見ることは愚か、夢を夢見ることすらできないことは余りにも明らかであろう。今作は、そのことをやや未熟ではあるが、必死に訴えた作品だと解釈した。
 だが、現状を実際どう変えて行けるのか? については簡単な問題で無いことも事実である。本気なって変えようと思うのであれば、実際の国際関係の中で自分達の位置を、刻々変わり続ける部分と構造的に変わる部分と、そして地球全体としてどのように変わらなければ人類のみならず、総ての生き物が滅ぶことを避けられないか! についての説得力のある論理を編み出さなければなるまい。その為には、現在、この植民地で一般に膾炙しているアメリカ流の価値観・或いはヨーロッパ流の価値観総てを再検証し、全地球の全生物にとって未来を夢見ることのできる理論の構築と現実的に何は出来、何はできないかのシュミレーションを構築することを始めねばならない。先ずは、この程度の組み立てを予めしてのち、初めて我々は世界に対して堂々と自らを主張し、その正当性を他国、多民族に問いかけることが可能となろう。問い掛けられた彼ら自身が自らの問題として捉えられる形で。
ドラマティックレボリューション

ドラマティックレボリューション

カラスカ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

初!!
ずっと笑いっぱなし、あっという間の90分でした!
また見に行きます!!

青年団『冒険王』/青年団+第12言語演劇スタジオ『新・冒険王』

青年団『冒険王』/青年団+第12言語演劇スタジオ『新・冒険王』

青年団

AI・HALL(兵庫県)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/22 (月)公演終了

満足度★★★★

日本語と韓国語、時々英語
本当に同じ部屋にいるような感覚で、いつまでも見ていられるような作品でした
さすがに130分はお尻が痛かった。
でも冒険王の方も見たかったな

星空発電所

星空発電所

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

銀河鉄道の夜みたいな
キレイで儚い芝居でした
最後の方、展開が読めない展開だったらもっと良かったかな
が、最後の最後は予想できず、そして良かった
本当にキレイなラストでした

広域指定集団雀組 第1幕『船出』

広域指定集団雀組 第1幕『船出』

雀組ホエールズ

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

思い切り、はっちゃけてみたかった?
前回本公演が、最初から泣き出しそうな感じだったので、今回も観劇。ずいぶん笑わせる感じの『番外公演』だった気がします。いや、こういう趣向嫌いじゃなくて大好物ですので。中村さんが若々しくて眩しかった。本公演は今年たくさんあるようなんで、これに懲りずに、シリアスな味も期待しています!

親の顔が見たい

親の顔が見たい

かわさきシアターカンパニー

川崎H&Bシアター(神奈川県)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

KY
 苛め、虐待のニュースが後を絶たない。今作は、名門女子校で苛めを苦に自殺した中学2年の女子の事件を、学校側と苛めた子らの親との対話を通して炙りだしてゆく作品だが、日本の(というより西側先進国一般の)、陰湿さを増す苛めの実態を明らかにすると共にその背景にある事大主義の欺瞞性を暴いて見事である。

ネタバレBOX


 シナリオがしっかりしている点、シンプルだが必要十分な舞台美術、緊張感のある対話でぐいぐい引っ張って行く芝居作りにも共感した。子供達をサポートしようとして、親も犯罪の共犯者になるような入れ知恵をしたりすることが描かれている点でも良い。
 舞台は三方を客席に囲まれた状態で、正面客席に対して机は斜めに配置され、奥の壁には時計が掛けられている。時刻は19時。朝、遺体発見後の措置として急遽休講になった後、16時から苛めた側とされる生徒ら5人は登校するよう連絡を受け、登校している。5人は、被害者から届いた書面に名前を書かれていた生徒である。学校側としては、事情を知っている可能性もあることから、参考人として呼び出し、事情を聴いていたわけである。因みにこの学校は歴史も古く、良家の娘の通う学校との評判が高い。母、娘と通うケースも多いのだが、授業料も高い。そういったことに見合う娘たちが通うのが一般である。
 尤も日本では、KYという言葉が苛めを避けるキーワードになっているが、このコンセプトは、日本人の本質と性格、即ち事大主義の現代的用法だと思われる。強い者には媚び諂い、自分のポジションを保守する為には、平気で人間性の発露としての自由や人間性を喪失しながら、恬淡として恥じることすら忘れ果てている姿を正当化しているのである。
無理矢理員数合わせをし、民主主義の多数決原理に則った振りばかりしながら。だが、ギリシャで生まれた民主主義は、為政者として就任した者が戦争に負けたり、不正なことをして罷免された場合は財産没収の上、時に死罪、流罪、追放など重い刑罰を科された。それも多くの場合拷問つきの裁判を受けての結果としてである。
これに対して我が国の近々の例を上げておくならば、第二次世界大戦の敗戦(1945年9月2日)を8月15日に置き換え(終戦記念日と言い換えて敗戦の重い現実から目を背け、キチンと現実に向き合わないというまやかし)た。更に戦争責任の明らかな天皇裕仁を利用して、アメリカに都合の良い占領政策を採ったことは現代史の常識であろう。時の総理大臣、殿上人クラスの皇族・貴族を含め世の指導者と目されて来た連中の殆どが、日本占領の全権を委任されたマッカーサーに或いはマッカサーに通じる可能性のあるジャーナリスト迄含めて自らばかりは戦争責任が無い、と申し立てた。無論、事実は誰が見ても責任があったのである。大日本帝国憲法で唯一の主権者が天皇、即ち裕仁であったと同義である。内心恥じた者もあるだろう。その可能性は否定できない。然し公式なレベルでそれらの人々も、都合の悪いことは総て不問に付し、忘れた振りをした。その結果、社会はズブズブの、原理原則もなければ人倫もない鵺のような社会になった。
 このことを糺さない限り、日本人が世界の一角を占めるに足る民族だなどの戯言は、避けなければならない。このような判断こそが、世界に打って出る時に必要な判断・ボンサンスだと考えるからである。
何様の楽園【東京公演】

何様の楽園【東京公演】

冗談だからね。

RAFT(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い役者がそろってる
ラブホテルを軸に展開する中坊的な青い恋愛密室劇。
温度差のあるチャランポランタンな高校演劇部の愛の交錯が面白い。
身近な日常の延長戦をそのままの目線で描くリアルとフィクションを
笑いで包んだ感覚が秀逸。役者陣も荒削りながらもこれからが面白そう。
オマケで活躍してたかえでさん、
本編の印象が薄かった(席が下手だったためか)感じがもったいない気がする。
作家役のくわのけんるいくん、
前に観た下落合からあげとは一味違ったバカっぽい感じが面白い。
これからを感じさせる集団の次回作にもおおきに期待する。

ネタバレBOX

クロスカッティング的な告白シーンもなかなか映画的で楽しい。
できればあの舞台配置や座席設定にもうひと工夫ほしかった。
一番下手にいたら、
上手の座った芝居は何も見えず、音声だけのラジオドラマ状態…。
「観難い」と「観えない」は違うんだよね。
それも含めてのカオスな冗談だからねなのか?
次の展開が楽しみ!ご案内おまちしてます。
カゲキ・浅草カルメン

カゲキ・浅草カルメン

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

満足度高い
初日、2日目と連チャンで行ってきました。ドガドガファンとしてはたまらない公演です。お約束の歌、エロ、ダンス、幕末に加えてドガドガ初期のヒロイン2人+唐組(ゼミ), ボブジャック、そしてホチキスからといった大物応援団あり。見所満載でとても一度では見切れない。ということであと2回は行かねば〜

Stay of Execution

Stay of Execution

メガバックスコレクション

錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶりのメガバックスの新作、
見ることができて幸せです!B班を観劇しましたが、この長尺のお芝居にセリフの噛みもほとんど無く、素晴らしい出来でした。なんかね、台詞が言霊になる瞬間を何度か感じた。以前から台詞に力のある劇団でしたが、今回は始めから死者たちの会話劇と分かっていたせいか、現世への執着、自分自身の感覚や家族への愛着、無への恐怖などがストレートで、感情移入がしやすい。役者さんの顔ぶれが変わっても、滝氏の脚本の持つ力は、以前と同じように美しい台詞回しや真摯な演技として溢れ出てきて、「ああ、これがメガバックスの舞台だ・・・・」と感動を生む。今の日本人が何よりも恐れている、茫漠と広がる老後の長い時間にくさびを打ち込むかのような素晴らしい舞台でした。音楽、照明、それに美術も(JRの改札まである!)素晴らしかったです。A班はキャスティングが男女逆転したりしているんですね、こちらも観たいなあ!

ネタバレBOX

う~ん、何なのですかね、この死後の世界のリアルさ・・・・。私は割と死後の世界とか、どうやって死んだら一番いいかなんて考えるほうだけど、大抵の人は「何だってそんなこと考えるの?もっとポジティブに楽しいこと考えましょうよ!」と会話にならない。どうも死のことを考えるのは現代ではタブーらしい。昔の人のほうが、もっと死が身近で考える機会も多かったのだろう。でも、知らないことをそのままにしておくのは、夏休みの宿題を一切手を付けずにほったらかしにしておくようで気持ちが悪い。この舞台で示された「死」のクリアーさはその一つの回答だ。たぶん私たちは現世の思考の範囲内でしか、死をとらえることはできないと思う。現世で死について十分な思考を積んでおかなければ、死後も十分に「死」を受容できない。滝氏の脚本の素晴らしさは
「死」についての考察の深さと明快さ、そこから照らし出される「生」の輝きに尽きると思います。
西遊伝〜福岡の妖怪!?〜

西遊伝〜福岡の妖怪!?〜

劇団 西遊伝

Studio NOV(東京都)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/22 (月)公演終了

満足度★★★★

全国制覇へ向けて
日本全国妖怪退治のグルメ旅。
現代版の西遊記は着想も楽しく脚本も面白い、
楽しさいっぱいのエンターテインメント。
地下アイドルならぬ地下演劇っぽさが満載で、
演者それぞれのレベルの差はあるものの、
一生懸命さと座長の三蔵法子の人柄がにじみ出る舞台。
受け取り方も様々あるだろうが、好感の持てるハッピーな物語でした。

あの小さなステージから脱し、山形のホール公演を行うとか?
でもきっと同じ中野なら劇場HOPEくらいの小屋で見られると良いのかも?
次回作にも期待。

ネタバレBOX

第2部のミニライブに登場のスターベガの3人は、
ユニット結成間もないとの事だが、歌もうまく良い出来でこれからにも期待。
第3部のトークショウはメンバー紹介で終わってしまった感があるが、
舞台裏トークがもう少しあっても良かったかもしれない。
カニ代とカメ美の2人。西遊記のおかずクラブに見えたのは僕だけであろうか?
妖怪退治グルメ旅で全国制覇を成し遂げて!千葉も待ってます。
何様の楽園【東京公演】

何様の楽園【東京公演】

冗談だからね。

RAFT(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★

首振りは疲れる
チラシの説明と違うシチュエーション...劇団名「冗談だからね。」の通りということか。この公演の第一印象は観劇するのに疲れたということ。劇場内の設営に無理があること、それに輪をかけて超過集客している。

物語は面白いが、この内容であれば、もう少し舞台セットに工夫が出来そうである。キャストの等身大が描かれるようで、親近感が持てるだけに身体的疲労は残念である。

ネタバレBOX

舞台セットは三面構成で、本当は回り舞台にしたかったそうだ。それから先の説明はほとんどがジョーク。舞台は連れ込み旅館という設定のようだ。窓を開ければ(パントマイム)、まわりはラブホテルばかり。その旅館の3部屋を描いている。正面に障子の衝立の奥に「独特の間」(イメージのみ)、上手は「欄の間」下手は「椿の間」であり、その和室は基本的に同じ作り。布団、卓袱台、テレビなど。
この旅館で六本本高校演劇部(役者のジャージは六本木名)の卒業公演合宿をする。そして部内恋愛禁止を破り、男と女が その想いを伝えようと必死になる姿。その話を本筋にしながら高校生らしい馬鹿馬鹿しい小ネタを挟み込む。想っている相手とは違う相手から告白され、小さい世界だが思うように事は進まない。そして両方の部屋でその告白をしている様子がシンクロする、演出としては定番のようであるが、けっこう楽しめる。ラスト、舞台外から「こんにちは。こちらで働かせてほしいんですけど~」という回想を思わせる台詞で終幕。

この舞台セットが、客席(基本は丸クッション、最後列のみベンチ席か?)を中央に設け、上手・下手に和室を作る。正面の障子衝立まで数センチ。そこには舞台との境界を示すテープが貼ってあるが、既に席はテープに掛り、足場が確保できない。そして隣席とはピッタリ密着している。しかし、障子衝立の前にいる女性役者はほとんど動かない。演出上、何の意味があっているのか分からない。狭隘状態を少しでも緩和させる工夫が必要であろう。

次回公演を期待しております。
トモダチ!?

トモダチ!?

Am-bitioN

粟津演舞場(石川県)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい!
もともと同じ劇団のメンバーが集結したチームGOSH!
5人それぞれのキャラクターが生きた素敵な舞台でした!
舞台観劇初心者でもわかりやすくファンはもちろん、大人から子供まで楽しめる舞台♪

久しく会っていないトモダチを思い出しました。連絡とってみようかな♪

リチャード三世の悲劇

リチャード三世の悲劇

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

鎌ヶ谷市東部学習センター・レインボーホール(千葉県)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/20 (土)公演終了

満足度★★★★★

生の原動力である欲
梨園での屋外舞台に興味を持ち、今回鎌ヶ谷市のホールに足を運ぶ。
海外の古典作品には縁がなく初めてのシェイクスピアとの接触に、
もっと事前に学習すべきと大きく悔やんだ。

インディージョーンズ世代にとっては、
ビックニュースであったリチャード3世の遺骨発見を導入に、
王位の魔力に魅入られた醜い男の良くの具現化を見せつけられた。
圧倒的な迫力で奏でられる台詞と死の象徴と具現化である髑髏の羅列。
たった7人の演技者で組み立てられる重厚な物語に引き込まれた。
並べられた髑髏と相対する生の力のようである大きな球体、
そして世界観の壁のような赤と黒の格子が様々な形に変化する。
こんどは、つかこうへい、横溝正史の作品などもぜひ観てみたい。

ネタバレBOX

夫の死に嘆き悲しむアンを甘言をもって籠絡するリチャード。
この緩急自在な言葉の囁き、敵に身をゆだねる女の性、
2人の重厚な世界観に引き込まれた。
また、これまで幾度も汚れ仕事をさせてきた
バッキンガムとリチャードの駆け引きと応酬に、
欲望と傲慢、そして裏切りと欺瞞、人の欲深さを見せつけられた。
全体のおもしろさを満喫するためにも、もっとベースを作ってゆくべきでした。

「ソドムの紅い月~やっぱ、すっきゃねん~」「想い出パレット~乙女の戦、なにわ場所~」

「ソドムの紅い月~やっぱ、すっきゃねん~」「想い出パレット~乙女の戦、なにわ場所~」

大阪ゲキバカ

世界館(大阪府)

2016/01/28 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

ソドムの紅い月
まず、その全力のお芝居に爽快感さえ覚えました!
ホラー、笑い、涙、下ネタ。
全てに全力!
出演者のみなさん、最初からそんなテンションで最後まで持つの!?大丈夫なの!?っていう私の不安を他所に最後まで突っ走ってはりました..!!
すごい!もう観てるだけでこっちの体力が消耗するんじゃないかというほど。

出演されていた役者さん皆さん、とても素晴らしかった!気になった方いっぱいいらっしゃるので色々調べてまた遊びにいきたいです。
グイっと向こうの世界に手を引っ張られたような臨場感溢れる舞台でした♪

ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

いまだに霧けぶる森の中…
あの小さな劇空間の中で起こる事件を目撃して体感してほしい。
観ているのは生のお芝居なのにドラマや映画を見ているような感覚。
あざやかな場面転換、次から次へと飽きさせることもなく物語が進み、こうだろうと予測していることが二転三転とひっくり返される。
事件の謎は解けていってもとてもスッキリしない結末。
いまだに霧が晴れない森の中を迷っているようなもやもや感…でもそれがとっても心地好い余韻。
どう思うか感じたかは観た方に委ねるって好きです。

バンタムクラスステージと言えば
その扱う銃。
役者が銃を撃つ時の動きで入る音と光。
撃たれた方の演技。
とてもリアルで匂うことはないのに薬莢の匂いを感じるかもしれないです。

Stay of Execution

Stay of Execution

メガバックスコレクション

錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

死後の魂たち
〔B班〕を観劇。

“メガバックス”は本作で3作目の観劇になるが、滝一也さんの脚本は実に面白い。

死後の魂たちの物語である本作。
それぞれの魂が、現世への未練、来世への不安や恐怖を抱えながら、
与えられた101日間を過ごしていく魂たちを描いている。

その発想力は見事だ。

ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

霧けぶる森に迷い込んだような舞台
ずっと見たいと願っていた、劇団の代表作です。
はやる気持ちを抑えきれず、初日に観劇しました。
最大限持ってた期待を裏切らない素晴らしい作品!
ジャンル的にはホラーやスリラーのように思われがちで、内容的にも衝撃的で息を飲んだり力が入ったりもするのですが、
それだけでなく登場人物の心情、その中に秘めた思いなども丁寧に描かれていて、
また役者さんも皆さんすばらしくとても見ごたえのある舞台になっていました。
見ていて、閉塞感、圧迫感、霧にまとわりつかれる感覚になります
一見難解にも見えますが「謎」は回収されます・・ただすっきりするかどうかは受け取りかたにもよるのかも・・・
内容的に確かに評価も分かれるでしょうし、苦手な方もいるとは思いますが、一度観劇するに絶対損はしない作品だと思います!

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