リチャード三世の悲劇 公演情報 一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド「リチャード三世の悲劇」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    生の原動力である欲
    梨園での屋外舞台に興味を持ち、今回鎌ヶ谷市のホールに足を運ぶ。
    海外の古典作品には縁がなく初めてのシェイクスピアとの接触に、
    もっと事前に学習すべきと大きく悔やんだ。

    インディージョーンズ世代にとっては、
    ビックニュースであったリチャード3世の遺骨発見を導入に、
    王位の魔力に魅入られた醜い男の良くの具現化を見せつけられた。
    圧倒的な迫力で奏でられる台詞と死の象徴と具現化である髑髏の羅列。
    たった7人の演技者で組み立てられる重厚な物語に引き込まれた。
    並べられた髑髏と相対する生の力のようである大きな球体、
    そして世界観の壁のような赤と黒の格子が様々な形に変化する。
    こんどは、つかこうへい、横溝正史の作品などもぜひ観てみたい。

    ネタバレBOX

    夫の死に嘆き悲しむアンを甘言をもって籠絡するリチャード。
    この緩急自在な言葉の囁き、敵に身をゆだねる女の性、
    2人の重厚な世界観に引き込まれた。
    また、これまで幾度も汚れ仕事をさせてきた
    バッキンガムとリチャードの駆け引きと応酬に、
    欲望と傲慢、そして裏切りと欺瞞、人の欲深さを見せつけられた。
    全体のおもしろさを満喫するためにも、もっとベースを作ってゆくべきでした。

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    2016/02/22 18:49

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