最新の観てきた!クチコミ一覧

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愛せ、讃えよ、我は幻覚の王

愛せ、讃えよ、我は幻覚の王

レティクル座

d-倉庫(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

惜しいよなぁ
出だしはなかなか良い雰囲気で,だんだんと物語に引き込まれつつあったのに・・・いきなり王が,登場人物が多くてわからん,名を名乗るスタイルで行こうなどと言い出すんだものなぁ・・・一気に冷めてしまいました。そこからは,ちょっと引いた眼で,このシーンは意味があるんだろうか?ちょっと冗長だなぁ,ケツはまったく要らないよね,などと思いつつ観てしまいました。だいたい,身体が弛んでなぃ?130分の芝居でしたが,集中しきれず,残念な観劇に。振り返ってみれば,3部構成,1部30分強で100分程度にまとめ,無駄なシーンを排して,あと獣○なんてところを変えて,人間ドラマに徹すれば,結構良い芝居になったかもね。惜しかったなぁ。

江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 「野鴨中毒」

江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 「野鴨中毒」

江戸糸あやつり人形 結城座

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

光と闇と生命の儚さ
イプセン原作なので明治時代戯曲か。
主演人形と黒子役者、ベトナムの俳優さん2人が共演して上演。
真っ暗森の粛々とした葬列から深い場所に引き込まれる様な音楽。後半の展開から弱者の犠牲心に薄寒い怖さが。お人形さんなのにっ。
鳥かごが美しかった。
他国演者との共演のため、舞台中央上部にセリフを字幕表示(日本人セリはベトナム語、ベトナム人セリフは日本語)、また劇場特有の座席で前方視界が度々遮られるのは観劇力が散漫してしまうが致し方ない。

ネタバレBOX

人の手を離れた瞬間に完全に命が絶ってしまった透明感あるヘドヴィクの儚い人生が切ない。
現代の社会事情的な要素も感じたのは坂手さんの脚色もあったから、かな?
ETERNAL CHIKAMATSU

ETERNAL CHIKAMATSU

梅田芸術劇場

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2016/03/10 (木) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

来世でも一緒に
江戸と現代のトーキョー?で複雑化した男女の間に繰り出す近松心中譚。今っぽい言語なのに違和感なし。側で見てりゃダメ男ってわかるのに、なぜそんな男に惚れるのか、モテ男フェロモンでも出ているのか。
ルヴォーさん演出の赤い布使いにはTPT時代を思い出す、ラストは勘三郎さん出てきたのかと思った。この舞台のきっかけ作った人だから辛抱たまえらず出てきたんだろうか。そう見えた。
音楽の使いがまたカッコ良い。

いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK『乱鶯 みだれうぐいす』

いのうえ歌舞伎≪黒≫BLACK『乱鶯 みだれうぐいす』

劇団☆新感線

新橋演舞場(東京都)

2016/03/05 (土) ~ 2016/04/01 (金)公演終了

満足度★★★★

古田新太座長芝居
新感線風生世話物噺。
池波正太郎と松本清張をミックスさせて、さいとうたかおの長期劇画コミック読んで楽しんだような、時代劇が隆盛を極めていた頃の娯楽舞台劇を見たかのような感じだった。
このような作品も書けるとは倉持さんの振り幅も大きいな。
そして、演者の髷カツラにも白髪が目立つような役割が増えるようになったなぁ…。廻り舞台面白かった。新感線の作品の中でも評価が分かれそうだけど、個人的には、これはこれでアリな演目。

ネタバレBOX

11:30の回、観劇。歌舞伎の演目以外でこんなに早めの観劇も久しぶり。
呵々大笑、含笑入地、腕白劇団員、本来面目判官贔屓お幸聖子、暴虐非道砂吉じゅん、栄華之夢、僑軍孤進、孤立無援、四面楚歌、自作自受、孤軍奮闘、古田新太の座長芝居。偶に所作が日舞になる黒部様。
「今日子の話」

「今日子の話」

赤い猫

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2016/03/17 (木) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

目の凄さ
毎回、このシリーズは人間の本質の恐ろしさを教えられるんだけど、今回は役者さん達の目が印象的でした。
ホント、恐かったです。
特に今日子役の高野さんがエロ恐かったです。
ゾクッとしてしまいました。

四月の魚

四月の魚

劇団水中ランナー

ワーサルシアター(東京都)

2016/03/17 (木) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

素敵な関係
水中ランナーは毎回、素敵な人間関係が描かれてます。
そして、毎回、悪い人が出てきません。
なので、見終わった後の満足感が凄いです。
今回も中盤辺りからスイッチが入ってしまって、
涙目で見てました。
それだけじゃなく、笑いもたっぷりとあって、
凄く良かったです。

俺が妹(30)を好きになるはずがない

俺が妹(30)を好きになるはずがない

ソテツトンネル

新宿眼科画廊(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

不思議な空間演出...嫌いではない
全面が白い空間(場内)、そこにいくつかのBOXが積み置かれている。始まると同時に役者が片付けるように上手、下手に運び並べる。何の意味があるのか分からなかったが、時間軸の整理のようであった。この物語は、タイトルを素直に受け入れるような兄・妹の恋愛感情を描いたものではないようだ。

また、この物語に出てくる動物の扱いは、住民・街にとっては切実なところもあるらしい。それを、さらりと表現するところはうまい。
しかし、この話の時間軸はどちらの視座から観ているのか、その曖昧さが自分の意識を混乱させ、今ひとつ物語に入り込めなかった。

ネタバレBOX

一時、ネコとハンバーガーショップの名を掛け合わせた”ネ〇〇ナルド”なるネーミングが都市伝説のように流布したことがあった。

この物語における田尻妹の起業動機は、ハクビシン(ジャコウネコ科)の保護。それから時を経て、今度は持て余したのか、中国へ(輸)出しているらしい。たまに地方新聞などでハクビシンによる害(農作物、悪臭など)が報じられるが、「鳥獣保護法」により駆除対象となっていない。実害を理由とした、鳥獣保護法に基づく都道府県などの許可(「有害鳥獣」認定)が必要で、「住宅街をうろついている」など民間人の予防的捕獲は許されていない。この起業の背景にはこんな事情も垣間見える。妹の現況は、先のハクビシンに対する取り扱いが法に抵触しているため、関係者(同僚)から逃避しているようだ。

さて、兄妹の恋愛的な関係を示唆するようなタイトルである が、実のところ、兄は妹の存在を(積極的に?)隠し、恋人と付き合っていた。この兄は妹の起業資金を援助しているが、恋人にしてみれば存在を知らされず、金銭的援助までしていることから、近親相姦の疑惑・妄想をいだく。
この歪な関係性が緩く、少し怖く描かれる。なお、兄の恋人の存在は過去(2016年)の回想で、現状(2021年)は逃避行生活を続けているのであろうか。この時間軸(5年間)の視座が判然としなく混乱した。

演技は、田尻妹(吉田啓子サン)の気怠い(アンニュイ)ような動き、田尻兄(杉元秀透サン)のニヤケタ優柔不断な態度が不思議と印象に残った。

なお、中国ではハクビシンを料理(煮込み)しているらしいが、この話の中でも田尻妹は同僚へ煮込み中のカレーをすすめ...。

次回公演を楽しみにしております。
在りし日の街

在りし日の街

21g座

明石スタジオ(東京都)

2016/03/17 (木) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

疾走する故郷の街
「在りし日の歌」は、言わずと知れた中原中也の詩集。そのうちの1編「冷たい夜」は、「冬の夜に 私の心が悲しんでいる 悲しんでいる、わけもなく…心は錆(さ)びて、紫色をしている。(以下省略)」...この公演は、郷愁に溢れた内容をイメージしていたが、自分の思っていたものと違っていた。その違いは、タイトルと描いた物語のギャップに驚かされたもので、グイグイとこの話の中に引き込まれた。物語に何回も出てくるシーン...夜空に輝く星座を見上げる。

この公演の魅力は、デフォルメした人物造形、スピード感とテンポの良さが飽きさせない。細かいことを言えば、リアルティに欠けることから、突っ込み所はあるが、それを追いやる勢いがある。
(上演時間2時間強)

ネタバレBOX

夢破れて故郷に帰ってきた女性・青柳サナエ(豊田奈々サン)が、上京するまでの人(幼なじみ)や街が変っていたことに戸惑いを感じる。人は立場、状況・状態など時間の経過によって変る。人が変れば街も変り故郷の匂いが薄れるかもしれない。そして、そこに事件が絡めばなお更である。

梗概は、上京して歌手を目指した女性・サナエが故郷の四ツ木町へ帰ってくる。大人になった幼なじみは、家業(印刷工場)を継ぎ、金貸し、ヤクザになり地元に残っている。この街は24年前の偽札事件、時計台殺人事件の2つの事件が縺れ、さらに市町合併の渦中にある。サナエは、街の秘密に翻弄されつつも、事件を追う刑事、合併に絡む国会議員などが入り乱れて、縺れた糸を解くように事件の真相に迫る...サスペンス・ミステリーである。

大都会・東京(歌舞伎町)と四ツ木町というローカル都市を比較した都鄙(トヒ)感も語られるが、それよりも強調した人物像(キャラクター)、独特な説明・決め口調の台詞回しが印象に残る。
この物語から思い描く言葉は、「ふるさとは遠くにありて思ふもの」(室生犀星)...であるが、ここでは自ら渦中に入り街の健全化に奔走する姿が映る。人は、自分の思い出の持ち方次第で、現在をいっそう光に満ちたものにすることも出来れば、暗い影の中に包み込むこともある。本公演、思い出に浸るだけではなく、未来に向けて大きく歩き出そうとしている。2015年旗揚げの劇団「21g座」のこれからの姿に重ね合わせることが出来よう。

なお、いくつか気になるところ、例えば殺人事件にもなれば現場付近は徹底的に調べ、地下工場などは簡単に発見されるだろう。もう少しリアリティがほしい。しかし、あくまで”楽しむ芝居”に徹し、広げ散らかしたピースを回収するように努めていると思う。荒削りのような感じもするが、こじんまりせずスケール感を大切にしてほしい。

次回公演を楽しみにしております。
ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU 東京都中央区築地3-7-2 2F tel:03-3541-6004(東京都)

2016/02/27 (土) ~ 2016/03/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

泣きました
昨年から1年四季をとうして上演されていた舞台?お芝居。私は昨年の12月に上演を知り12月、1月、2月、最後に昨日3月20日に最終上演を観てきました。みそじんと言う三十路の女優さんの新しい劇団で通常の舞台と違い女優の駒塚由衣さんが女将をされてる築地の鳥料理専門店の鳥由宇店舗の2階のお座敷が舞台で4人姉妹が母親の7回忌で集まると言うお芝居で内容は同じですが四季別に女優さんが変わり演じられるので毎回新鮮な感じを受けました。普通の木造の和室のお茶の間が舞台でのお芝居で女流さんが目の前で演技をされるので兄弟喧嘩の場面でもリアルで観客の自分も家族の一員のような気がしました。このような場所が舞台のお芝居は新鮮で又観たいと思います。次回のみそじんさんは本当の舞台公演と言うことで楽しみな劇団で今後も楽しみです。

赤い竜と土の旅人

赤い竜と土の旅人

舞台芸術集団 地下空港

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2016/03/03 (木) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

期待していたが…
何となく予想はついていましたが、ありふれた演出。全てにおいて雑な感じがしました。純粋にもっと考えてほしいなと思います。 とにかくグッとこなかった。 衣装はすごいなと思わされました。作品自体は、もっと斬新なイメージがありましたが、期待してたのとは違いました。

『もっと高く』

『もっと高く』

PATCH-WORKS

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/03/17 (木) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

温かい空間
少しレトロな喫茶店の中でのストーリーでしたが、心が和むような、とても温かな空間でした。笑いあり、考えさせられる所あり、楽器の演奏も聴き応えあり、とえも良かったです。役者さん達は少しぎこちなさを感じる事もありましたが、一生懸命さが良かったです。こんな喫茶店があったら、私も常連になりたいな・・と思いました。旗揚げ公演との事ですが、今後も楽しみな劇団だと思いました!

パラドックス・ジャーニー

パラドックス・ジャーニー

劇団あおきりみかん

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1776(16-066)
11:00の回(晴、風が強い)

10:30受付、開場。正方形の舞台、周辺に円柱(14本)、客席はパイプ椅子+クッション。11:00前説(100分)、11:06開演~12:54終演。

予定していなかったのですが、開演時間が早いのと、上演時間100分(どこにもなかったのでメールでお訊きしました)ということでしたので前夜予約。

こちらは初めて。

ネタバレ厳禁なので個々のコメントは控ますが、舞台空間を自在に使い、場転は超高速、お話は得意分野ということもありとっても楽しめました。心技体(?)が高度に整ったパワフルなお芝居でした。

カムアウト

カムアウト

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/31 (木)公演終了

満足度★★★★

約160分
レズビアンのドラマというより、一つの人間ドラマとして面白く鑑賞。
そして、多人数キャストを生かしたドタバタ劇としても。

3時間近い上演時間がアッという間でした。

ただ、艶っぽいシーンが少ないため、出てくる面々がレズビアンだということがあまり生々しく伝わってこない。
色っぽいシーンをもっと増やしても良かったのでは?

ネタバレBOX

現実味に乏しいガサ入れシーンを転機に終幕へと至る展開も残念。
いくら同性愛への理解が今ほど進んでいなかった27年前の作品とはいえ、レズビアンが集団生活する家だからという理由で警察が踏み込んでくるのは無理がありすぎる。
水

sons wo:

アトリエ春風舎(東京都)

2016/03/15 (火) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度

なぜ春風舎はこんな劇の上演に場所を貸したのか?/約75分
思わせぶりなだけで、なんにも実(み)のないお芝居。
文学に目覚めたての中学生がノートに書きつけた小説もどき、詩もどき、戯曲もどきをそのまま舞台化したような内容で、テーマらしいテーマも見出せず、じつに空疎な70分でした。
「これがテーマだったのに…」
劇の書き手は言うかもしれない。
ならばこう返そう。
テーマがあるなら、劇そのものによって分からせてくれよ、と。

ネタバレBOX

役者3人、それぞれの独白は最後に結びあって或る一つの物語を織り成しはするけれど、それはなんの感興も呼び起こさず、なんのために75分も劇に付き合い続けたのかと猛烈な徒労感に襲われた
Into the Cave

Into the Cave

多田汐里

横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

無題1775(16-065)
18:00の回(晴)

17:30受付、ロビー開場、17:51開場。

下手側に横長の白い衝立、天井から電球がふたつ、鳥のさえずり、18:04舞台奥、背を向けている、18:09振動音、黒い衣装から赤へ~19:03終演。

衝立に映像、そのフラクタルアートのような映像と身体を重ねたり、客席を睨んだり、行ったり、ポテトチップスを食べたり、観客に握手を求めたり。

アフタートーク19:08~19:39。

映像を用いたものでは美術館の壁にプロジェクションマッピングで投影した巨大なもの、会場の壁一面に映したもの、スクリーンやモニターなどいろいろ観ましたが、本作では(まったくの個人的な感覚にすぎませんが)中途半端な印象を受けました...といってよいのか、よくわかりませんでした。映像にダンスが、ダンスに映像が欠かせない要素だったのだろうかなぁと。もともとこのユニットの核になっている部分が私には合わなかったのだと思います(すみません)。

観客との接点...舞台に上がったり(ダンス)、台本を読んだり、意見を求められたり(演劇)、飴をもらったり、そういうこともありましたが、それはそれで全体の流れの中で自然な(場合によってはハプニング)ものとして感じました。たとえば、倉持さんが関わっていらっしゃるUPLINKでのTABATHA公演などは客席を巻き込んだ演出でみんなそれをわかって観に来ている。

どうして最前列のお客さんに握手(コミュニケーション)を求めていたのでしょう?こちらからも手を差し伸べていてたら何かが変わっていたのでしょうか?

アンジョルラス

アンジョルラス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

好みかも
個人的には好みの芝居。膨大な台詞の洪水の中,共感できるかは別として思想が交差する。最初から引き込まれ,あーやっぱこう終わってしまうのねというまで,130分の芝居,尻が痛いにもかかわらず,楽しんで観劇できました。劇団の「骨髄」となる公演とのことだが,劇団の世界観が現れた良い芝居だったと思う。

月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】

月光条例 ~かぐや編~【全公演満員御礼!ありがとうございました!】

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/09/27 (日) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

おとぎ話が飛び出した!ゲームキャラもいるよ!
10月3日(土) 13:00[C]/18:00[D]
10月4日(日) 14:00[A]

なんとも不思議な世界。
この劇団での観劇は、2公演目。
さらにパワーアップ!

スピード感はおろか、今回は一体感も感じられた不思議な世界。
どこまで進化する劇団なのでしょう??
しかも、今回はフレンドリー!!

サインいっぱいありがとうございました!!

今回も、まばたきを許さないほど、スピード感がすごい!
しかも近いから、皆さんの息づかいが!!

ネタバレBOX

おとぎ話から、みんなが飛び出し、内容がそのままで、
絵本の中の主人公が入れ替わる!!

私が、子供の頃やっていた遊び!
今読んでいる絵本に、違う主人公たちをもってきて、
勝手に物語を自分の頭の中でかえて読んでいた。

それが目の前で!!感動!!面白すぎる!!
しかもスピード感がはんぱなくて、もう、ワクワクどきどきがとまらない。
桃太郎、舌切り雀、浦島太郎、かぐや姫、青い鳥、
裸の王様・・・などなど、フランダースの犬が、とんでもないことに!!

世界の童話も次々と、しかもマリオ!!
うしお!とら!!

なんだこの展開は!! サンデーさまさま!!
物語が飛び出して、いい意味での、めちゃくちゃ感が面白すぎ!
物語のひずみ(ムーンストラック))は、
物語の主人公たちによって修正する。月光条例!

また時間を作って、観に行きたいです!!
DVDでは物足りない!!

ありがとうございました。笑いと感動を!
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

まばたきを忘れるくらい見逃せない劇
2月28日(土)14:00/18:00
3月1日(日)13:00/17:00
感想、遅くなりましたが、これらの回をみました。

今回、初めて観劇する劇団で、
受付の時にちょっと不快を覚えましたが、
内容は、驚くことばかりでした。

すべてが人!
背景も、小道具?なんかも、すべてが人!
道具背景などは、ほんと最小限。

その理由が、観劇して数秒でわかりました。
シーンチェンジのスピード感!
このアクション!

これは、道具や機械では確かに無理だなと思うほど、
ものすごいスピード感!

まさに、瞬きをわすれる。そんな劇でした。
これらの演出は初めてで、
終わる頃には、何が起きたのというかんじでした。

このときは、写真撮影のサービスもあって、
ほんと楽しかったです!ありがとうございました!

ネタバレBOX

舞台をすみからすみまで利用した舞台!
幻想の世界、妖精、精霊、ピノキオ、
色んなファンタジーが織り込まれた舞台。

片や、人間を恨み、片や人間をかばう人形たち。
人間たちは、人形は災いの元と、破壊する。

心を持つ人形たち。
ゴーストシードによって生まれた命。

しかし、ゴーストシードは、その森そのもの。
その種がないと、森はかれはてる。

種をめぐって、争いがはじまる。
生まれた命と、失われる命の問題。

ゴーストシードを守もの。
ゴーストシードを利用するもの。
ゴーストシードを必要とするもの。

最終的には、人形たちが自分の判断で種に帰り、
命を救うため、形を失った。

悲しかったけど、種という希望。

涙と感動をありがとうございました。

星が少ないのは、そのときの受付の印象です。
劇の内容は、満点でした!
しんじゃうおへや

しんじゃうおへや

yhs

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/03/12 (土) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

また是非大阪へ
この平仮名の「しんじゃうおへや」という題に興味を持った時点で、脚本家の手のひらに乗ってしまっていた気がする。見終わってからも、答の出ない問いを考え続けてしまう素晴らしい脚本と演出だった。個々の登場人物が厚く表現され、演者もとても良かった。劇場の舞台が小さすぎると感じたのは、迫力がありすぎたからだろうか。とても良い作品を道外で観られて感謝しています。

潮騒の祈り

潮騒の祈り

idenshi195

文化放送メディアプラスホール(東京都)

2014/12/06 (土) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

母親と子の気持ちの3重奏
かなり遅くなりましたが
2014/12/06(土) ~ 2014/12/07(日)
全日観ての感想を、こちらにも少し。

すべてが、アドリブ。台本はありましたが、
その状況によって、すべての公演内容がちがって、
それぞれの公演で感動をした。

3人の表現者は、ある意味固定ですが、
ある意味、固定じゃない役。
それを見事にこなしていた。

特に、春名風花さん。
初挑戦、初舞台とは思えないほど、
ベテランの方とぴったりあった息。

言葉が、弾んでいた。
ほんとすごかった。3人の息がぴったりで、

親子、3姉妹、そのように感じるほど、息がぴったりの舞台でした。
ピアノと、照明もみなアドリブで、
何もかも新鮮でした。

改めて、演劇というものが好きになった瞬間でした。
感想は、他でも述べているのでここでは短めに。

亜炉が等ございました。
ほんと素晴らしい内容でした。毎日涙が涸れました。

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