最新の観てきた!クチコミ一覧

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通天閣ブルース

通天閣ブルース

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

さっきまで笑っていた筈なのに、頬に熱い物が…、
大阪らしい小ネタを挟みつつ、とても楽しく、さっきまで笑っていたはずなのに…、
着地点の予想が付かないまま、クライマックスに突入!
ラスト、まさかの結末!

発達障害の方の真っ直ぐな眼差しのように、
本当に直球勝負、どストレートに、心に訴えかけられました!

知らず知らず、頬に熱い物が…、
しばらく溢れ出す涙が止まりませんでした!

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

心打たれた
在宅医療の現実を垣間見ました。

ネタバレBOX

生きることは長さも重要だけど、ただ長ければいいというのではない。たとえ余命1年であっても、笑いのある3か月の方がいいというのも納得でした。医師の本質は病気と向き合うのではなく、患者と向き合うことが大切というのも強く感じました。
死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ONETWOWORKSな芝居
ワンツーパンチ♪の健全精神に則って健全経営、否、健全舞台製作者を任じる集団(人?)、そんな「名前」から受ける印象が強く、書き手も教師っぽいな・・と書店の戯曲コーナーに並ぶ背表紙の、文学者を名乗りをりはべらっしゃるかのようなペンネームから強い先入観でもって何げにレッテルを貼っていた期間がかなり長くあった。ふとそれを思い出すに、目で見ずして判断する事の限界、否、いつしか判断している事の恐ろしさを、今思い出したのを機に刻み付けねばと思ったりしている。 金が無い(と思っている)と、芝居も中々見れやしないし、ハズレかも知れない代物に安くない金を財布から出す、これは何か別の動機(偏執的な、あるいは浪費的な、お金を何らかの形で流動させたい衝動・・等の?)が働いていない事には、こいつは成り立たないものであるかも知れぬ・・などと不謹慎な呟きが唇から漏れてたりする。そんな、演劇への「壁」を除り去って見える風景は、時に厳しい内容でもあるがそれ以上に、他者の脳内を覗くに匹敵する、一つの世界である。この「可能性」は、ただ事ではない・・人類の才能、特性について思わず考える。良い観劇は幸福だが、自分をあるプロセスの途上に置く体験でもある。真なるものへの途上が人生である事に気づかせる。演劇はある種の嘘を排除するので、編集や詐欺的言辞やまやかしが通用しない(そう信じたい、というだけかも知れないが)。 「ほんたう」への扉が閉ざされようとしている21世紀初頭の日本で、目を曇らせずにいる薬は、何あろう演劇、演劇、これに如くはなし!

閑話休題。今回、非・ドキュメンタリーシアターの1-2公演を初めて観た。もっともテーマがターミナルケアであり、死であるので、自殺をテーマにしたドキュメンタリーシアターを観た時の感触と大きな違いはなく、トークで作演出者も仰っていたが実話・実在人物を元に書かれた本である事がよく表れた、健全で直球な演劇だった。
 直球とは言え、ファンにとってはこの劇団の特徴である「ムーブ」や、社会性を踏まえつつも湿気を帯びずドライに処する特色が嬉しいというのは判る気がする。
 自分が「死」を見詰めおおせているかは甚だ怪しいが、終末医療、治療しない末期癌患者の生き方については、慣れ親しんだテーマであったのでドラマとして意外な展開はさほどなく、その代わり、役者の「人物」としての佇まい、クラウンの芸やムーブ(今回初めて「気持ち良い」と感じた・・動きの加速度が各様の動きでも揃っているのは高等技術だ)を、よく観た。
 涙に流されず、その状況にある「何か」を掴もうと探り、描こうとした、それを観客にそのまま伝えようとした誠実な作品。
 この劇団に感じる特徴というのはまた別にあるが、またの機会に。

ネタバレBOX

 今少し雑談をご容赦。1-2worksという劇団一つをどうこう言うのでないが、何も知れずに「名前」だけからぼやっと描いていた「イメージ」というものの無責任さ、ギャップの大きさはえらいもので。。
 自宅にTVが無い事情で週一程度だが、番組を視ればあまりにひどい。「事実」、それも比較的重要と考えられる事実についての情報、・・背景を伴う「真実味のある」、実在する「形」を伴うものとして、見えて来るものが何と少ない事か。以前もそうだが、この所は乱獲された漁場の如く何もない。最後に「笑い」とか「感動」に帰着しないと落ち着かない、という感覚に馴れさせられ、演劇に心地よいオチを求める感覚も同様だろうけれど、「真実らしさ」をこそ演劇に欲する向きには、これはえらい状況ではないかと、感じる。「まこと」に触れる瞬間が一瞬でもあれば、ああどうにかまともな人間がテレビの作り手側にも居る(テレビとは緩やかな連帯形成の道具であるからして)、と辛うじて安堵するものだが、最近はそれさえなく、「意図」と「事情」が見え見えな作為(特にNHKには悪意すら感じる)に、苛立ちと焦りを覚える。それで消してしまったりするが、それでも何か「真実」に繋がる片鱗をどこかに見いだせないかと、また見てしまう。特に、報道を。もっとも現実逃避したい時にはクイズ番組等つい見てしまうが・・。
 こういうスタンスで演劇を評すると、1-2worksの芝居、社会性という点で私には、「普通に的を射た芝居」という事になるが、これは「物足らなさ」なのか、親和性の高さと見るべきなのか・・。
昴のテルミニロード

昴のテルミニロード

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インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

初・レティクル東京座でした。
別の舞台で観た役者さんがこちらの劇団員ということで初参加。

役者は全員白塗りで、終演後にはライヴがあるなど、
独特の雰囲気がある劇団なのだなぁという印象を受けましたが、
劇団公式サイトには観劇に際しての説明が丁寧に書いてあり、
チケット予約前からウェルカムな雰囲気でした。

過去公演の動画や写真などをネット上に残していて親切だし、
役者さんたちが「自分推しの人はこのあたりの席がおすすめ!」など
公演期間のだいぶ前にツイートしているのも良いなぁと思いました。

終演後数分の休憩をおいてのライヴも、楽しかったです。
(後方で役者さんが振るリズムをレクチャーしてくれていたので、
初参加でも疎外感なく楽しめました)

ストーリーも北欧神話を知っているとニヤリとできる要素アリ、
知らなくてもぐいぐい引き込まれる熱量と悲劇性、
場転の華やかさや舞台装置の巧みさで
休憩なし2時間ちょいでしたが長さを感じませんでした。

サイトや当日パンフレットの人物説明やストーリー概要で
文字が多くてドキドキしましたが、
そんなに頭にぎゅうぎゅう押し込まなくても大丈夫な展開でした。
(作中でみんな名前が呼ばれるし、
世界観もちゃんとストーリーに沿って説明される)

来年にあるという、次回公演も行きたいなと思いました。


ネタバレボックスには自ツイートを一部転載。

ネタバレBOX

これは中毒になるやつ!!!(笑) 
みんな格好いいほうに全力で振りきってて
特にヤシロの人は何者?ってレベル。
雨宮さん、めっちゃ禍々しくて吸い込まれる。
これは論争劇では観れない姿…! 
台本買ったけどこの勢いは文字で表せないから完全に記憶スイッチ用。

白塗りは照明がガンガンあたるから
もはや気になるとかそれ以前の段階。
表情がむしろ見やすくなるし、キャー(*゚∀゚*)ーなシーンも
生々しいけど生々しすぎず私にとってはかなり良い効果だった。
ていうか、あの舞台装置なにあれすごい。使うタイミング絶妙。
空間取りも、見るとかなりギリギリだ。

何人かしゃべり方(句読点の入れ方)が独特だなーって
最初思ったんだけど、いわゆる「クサい」ってやつなんだろうなぁ。
でもみんな徹底してそれだから、
誰も浮かないしこっちも冷めずにラストまで
あの世界観にぐいぐい持っていかれた。
手袋外そうとするだけであんなえろくなるとか…ナイフ舐めもやばい

護送撃団方式の彼は
一部シーンでギャースってなったけど全体的に好み。
衣裳の肩部分がふわってなる立ち方や、後半の肉体的演技。
妹さんも、ものすごい衣装ですがそれ以上に迫力があって
色々と業の深い兄妹…あそこで2時間レベルの芝居1本できそう…
っていうかそれ言ったら他のメンツでも以下略

イヅミ先生の、語気に含まれる感情の複雑さが好きだ。
アンジェさんの寂しさとか彼女が求めてた温もりの種類とかも。
あの人の、満たされない癒されない所が変質して表に出てる感じとか。
RT座、全体的に派手で勢いがあったけど
それで誤魔化したり押しきらず、複雑な感情面も描かれてて良かった。
のち。雨がふるだろう

のち。雨がふるだろう

演劇ユニットastime

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★

やはり脚本が。
astimeさんは何度か拝見してますが、やはり脚本があまり良くないなという印象がある。
コンセプトが個人的に好みではあるが、キャラクターの台詞回しに違和感を覚えるし、つじつまがあってないようなストーリーに思える。
疑問が沢山残ったまま終わっていく。
キャストさんから聞くとやりたいことは納得するが、それが芝居のみで受け取れない。
脚本家さんはとにもかく勉強した方が良い。きちんと口語体で書くべきだし、お金をもらっているのだからそれくらいのものをきちんと提供出来る基礎固めがないとファンは増えない。減っていく可能性だってある。

役者陣は、毎回出てるキャストさんたちは安定感があり、台本にも馴染んでいたので見やすかったが、新しく参加されてるキャストさんで違和感が残るキャストさんもいた。
個人的に毎回オープニングアクトは楽しくみせてもらっている。

ネタバレBOX

まず、神様をやられてた人はマスターベーション芝居で全く響かない。言葉が入ってこないし、自分が主演ですという主張のみで神様には到底見えない。これが一番の作品の減点ポイント。なぜラストで涙を流すのか。それはもはや人間ではないのか?神様というポジションでは泣けないからこそお客がそこにもどかしさや人間たちの人間臭さを比較出来るのでは?と思うと演出に疑問が残る。
なぜ神様が泣くという演出をラストでしたのか。なんだか消化不良だ。あの演出なら、もはや神様はいらない。

また、ねこ役の人は前回の公演と全くキャラクターが変わってない。芝居がそもそも出来てないように見えた。可愛いだけ。
これが劇団員であることも今回本当に残念だった。astimeさんに少し期待していたのに劇団員のねこ役が一番浅い芝居だった。
刑事の人は刑事には見えないが、前回とはキャラクターが違っていたので見てて楽しめたところもあった。しかしあの芝居とエネルギーで双子の娘が本当にラスト心を開くのか?という疑念は残る。
養護施設?の院長みたいな人はよく今回あまり良くなかった。猫役の時はとても良かったが、前回も今回も目的や内的動作?みたいなものが明確に見えない。単純に今回は集中力がないように思えた。残念だった。芝居が低下していくのはもったいない。
双子の娘の人の芝居は毎回安定感はあるが今回は声量が足りなかった。しかしキャラクターの使い分けは良くできていた。芝居は上手くて会話もきちんとしている。ラストも嘘がない泣き方だった。が、銃の所作は気になった。
ココアの人は声の使い方があまりバリエーションがなかったが、とても見やすい芝居をすると思う。体の使い方があまり良くないがキャラクターがキャラクターだったからあまり気にならない。
犬の人は声がガラガラだったのが気になったがとても芝居は真摯で良かった。しかし猫とうまく噛み合ってないのが残念。

今回、astimeさんが起用したことが疑問だった役者さんはヤグサの若頭役の人。もう何もかも中途半端だった。
はっきり言って浮いていた。緊張感もなければ声も良くない。体の使い方も良くない。
そしてもう1人が神様の人。astimeさんらしくない。

脚本と演出が主演をするのはとてもリスキーだと思う。
二人のシーンはテンポが早すぎ。

astimeさんを第一回公演から拝見しているため、今回も残念に思うことがあったり、個人的に好みな部分がある。
応援はしたいが、人選、キャスティングに慎重になってほしい。
高橋さんと南さんは毎回とても楽しみにしている。

神様の人とヤグサの人はastimeさんには合ってないと思う。
猫の人はスタッフとしてとか役者として使わず勉強させてから使うべきだ。
会話を大事にしているなら、本当に会話が出来る役者を集めることが出来ないと、公演しても意味ない。

応援したいからこそ、これを読んで一考してほしい。
誤人(ごにん)

誤人(ごにん)

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

誤キャスト初日!!
ボクラ団義【誤人】誤キャスト初日観てきました。
前方列で嬉しかったけど、狭くてちょっとビックリ笑。
前説楽しかった笑。

そして、本編。鳥肌何回立ったことか。
役者さん全員の演技力、熱量が凄い。
続きはどうなるんだろうと
終始ドキドキワクワクしながら観劇。
あっという間に時間が過ぎてた。

前作は観れなかったので今作はたくさん
観るつもりです。何回観ても絶対楽しめる作品。
観ないと損する作品。
このキャパでこのキャストさんたちのお芝居を
観れること、贅沢だなぁと思った。

人キャストも早く観たいです。


ミル

ミル

おたんこなす

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2016/03/20 (日) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★

さみしかった
ステージから客席をずっと眺めてました。シブゲキって最前列の座席と二列目以降で、椅子の形が微妙に違うんですね。出演者が三人だとちょっぴり寂しかったです。こっちの客席も寂しかったけど。百人くらい登場人物がいれば面白かったのになあ。
No foodってあったけど、開演前に客席でサンドイッチ食べてしまってゴメンナサイ。お昼がまだで。
出演者が観客っぽくなかったのが残念。
客席で芝居する意味あったのかなあ。

束縛彼女の緊縛彼氏

束縛彼女の緊縛彼氏

KAMAYAN

OFF OFFシアター(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!!!
タイトルが秀逸。タイトルの出オチ感はあるものの、シチュエーションが面白くてとても楽しめました。
過去観劇した三作品の中では一番好きかな。

特筆すべきは泉のウザ可愛さですね。特に序盤!
ヤンデレまではいかない絶妙なデレ具合が良かった。
ラブコメ好きならきっと楽しめるかと。

今回も舞台美術が良かった。衣装もちゃんと変化しているのが良いです。
こういうところがしっかりしていると作品に入り込み易い。

ネタバレBOX

許嫁のくだりは必要かな?と思ったけど
許嫁2号が面白すぎたので結果オーライ(笑)

過去2作は最後まで緩いコメディでしたけど、今回は後半ちょっと泣かせに来てましたね。
妹を想うあまり束縛彼女(妹)を束縛しようとしていた兄。
そして緊縛彼氏が今度は彼女を…というオチも良かった。

兄の最後のセリフ「気持ち悪い」(だったかな?)の意図が分からず。
麻雀ブラボー!!

麻雀ブラボー!!

劇団さかあがり

シアターシャイン(東京都)

2016/03/20 (日) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

長かったかも
ちょっと長くて集中力が切れてしまいました…
もっとバカバカしい内容でも良かったかもしれない。
もう少しテンポよく無駄をはぶけば良いと思います。

「 肉弾 」ご来場ありがとうございました。

「 肉弾 」ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/03/28 (月)公演終了

満足度★★★★

いい
戦争物というとどうしても暗い話になりがちで敬遠してしまうことも多いのですがこの作品は現代人感覚に近い主人公のおかげで観やすい芝居でした。
かと言って戦争そのものの悲惨さや愚かさは伝わってきます。
楽しく切ないお話でした。

のち。雨がふるだろう

のち。雨がふるだろう

演劇ユニットastime

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★

なんともいえない
強いていいところをあげるとすれば、
やはり神谷さんが(今回は役もあって)他と逸脱しているところ
全体的に役者の素材はよさそうなところ
後半の一人一人の台詞
ラストシーンの美しさ
だろうか

神様の語りはよかったのだが、あれは相当難しかったろうなという印象
好きな人は好きだろうけど、受け入れられない人は受け入れられないだろうな
あの曲に合わせた全員出てくる動きは面白かった

とりあえず役者の方々はお疲れ様でした
頑張ってやり遂げたのだと思います

ネタバレからは個人な感想を

ネタバレBOX

とりあえずお客さんに優しくないだろうなという印象を受けました
これは僕の好みかも知れないけれど、全体的に役者の芝居は一辺倒だしぬるい
(本当は寧ろ人間らしくてもよかったと思うけど)ずっと微笑んで抽象的な神様は仕方なく置いておき、人間の皆さんはもっと多面性を意識して芝居して欲しかった
ミカの人は演じ分けはいいけどエネルギーが足りないしずっとイライラしている表現はこちらもイライラさせる、引き金を打つ重みや昂りがない
リリスと轟はただただうるさいしずっとがなり声は疲れる
組の役二人はヤクザの勉強不足。全然ヤクザに見えない。特に轟はバーカという台詞が鼻につく安い、本人だけが気持ちよさそうでこちらは気持ちよくない。鉄仮面の人はそんなに鉄仮面ではなかった
ネコはずっとヒステリック。もっと恋愛してもよかった
ここあさんは可愛かったが、かつやとの空気感は、恋愛を観ているようにはみえなかったかな
リョウ役の人は芝居の意図がよくわからないことが多かった
それと台詞思い出せなかったりとちるのは、、、

会話劇、そして人間関係としてラブストーリーを見せたいのであれば、芝居をしっかり見せて共感させなければ難しい
キャラクターのアリタは置いておき、全体的にみんなペラペラと間もなく早いテンポで喋るので薄っぺらい
そして声が聞き心地いい人が少ない
冒頭のシーンは引き込まれる人もいるだろうけど、あれで遠のく人もいると思う
主人公は轟なのだろうが、魅力的ではなかった
コロコロシーンが変わる割りには物語が進まないなと感じた
後半の展開は面白いのに、台詞は染みる台詞もあったのに勿体無い
もっと芝居をがんばっていただきたい

それとこれは僕が一番気になったのが照明
そこに神様がいて見ている芝居をしていたり、犬が階段を降りて見上げる芝居をしているのに全く当たってないのはどうなんでしょう
役者にも失礼な気がしました。僕が役者なら嫌だ
逆にサスは役者が出る前や位置に立つ前にその照明が上がるので、なんとなく冷めました
BGMやSEもぬるいかな。小さいなと思うところも大きいなと思うところもあり
急激にBGMが大きくなったり小さくなったりするのは微妙かな
主役は大変だろうけど演出さんはうまく見えていないのではなかろうか、自己満足で終わらないといいなと思いました
愛しの☆ギョレンジャー

愛しの☆ギョレンジャー

SECOND・N PRODUCE

高田馬場ラビネスト(東京都)

2016/03/22 (火) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★

イマイチ
コメディらしい内容ではあるんたけど初日だからなのか、盛り上がりに欠けた。間が悪いというか、練りが足りないというか、ちょっと残念な感じ。

問右衛門(とうえもん) 〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜

問右衛門(とうえもん) 〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

ひと味違う!かっこいい皮肉劇!
今回は前回までとは打って変わりかっこよくスタイリッシュに世の中を斬っていく印象を受けました。それぞれの役者さんのもつ力と脚本の力と色々なパワーが絶妙に重なっていて、すごくかっこいい劇だなあと思いました。最初はまたいつものように良い意味で予想を裏切られましたが(笑)本日の千秋楽も素敵な公演になるよう応援しています!

のち。雨がふるだろう

のち。雨がふるだろう

演劇ユニットastime

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★

“astime”流ラブストーリー
“astime”は前作「オルゴールの音がきこえる」に次いで二度目の観劇になる。
“心撫でるラブストーリー”と謳った本作ですが、
観終わってみれば、“ファンタジー&ミステリー”要素を下にしたラブストーリーといえるかもしれない、
ちょっと変わったラブストーリーで、物語として面白かった。

「もしももう一度、あの場所に戻れたら。それでもあの選択を、するんだろうか。」
というのが物語の“テーマ”を描くための“キーワード”なのでしょうが、
登場人物それぞれの“心の葛藤”の描き方が淡白なように感じました。

また、物語の設定に少々無理があるようにも感じましたが、何れにしても、気になる団体ではあります。

次回上演も決定しているようですが、どんな物語になるのでしょう・・・。

『或夜の感想』

『或夜の感想』

隣屋

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

作家の悩み…、殺す、殺さない、殺す、殺さない…、
読者受けを狙って、登場人物を殺させようとする出版社の人間と、
登場人物に愛着?があり、殺す事に抵抗を持つ作家…。

殺す、殺さない、殺す、殺さない…、結末はどうなるのか?
シチュエーションを変えながら、いつしか物語と現実が交錯し…。

着想がユニーク。
踊りなどを混ぜながら、役者さんは、このユニークな世界をスイスイ泳いでゆく!
役者さんのレベルも高く、演出のセンスの良さを感じました。
面白かったです。

ネタバレBOX

底流を流れるテーマが、(象徴としての)蜘蛛を殺す、殺さない、の選択なのだが、些細な事に思えて、エピソードの一つ一つは面白いのだけれど、全体としてはあまり共感出来ませんでした。

後、予約してたのですが、開演直前に到着。
少し遅れる旨、連絡していましたが、通常の席は既に満席で増席に通されました。
が、この増席が端っこの、且つ奥まった、且つ(客席の高さに比べて)背の低い椅子なので、高い客席に邪魔されて舞台の半分が見えない。
増席をもう少し前に設置してくれるだけで全体が観られるようになるのに、わざわざ奥の見えにくい (というよりほとんど見えない) 所に増席するのは、ホスピタリティが感じられませんでした!
私の後に来られた方は、更に奥の増席で、多分、ほとんど舞台が見えなかったとのではと思われます。
お金を取って、こんな席に通すのは、いかがなものかと…。
劇団の方は、お客さんの身になって、この増席に座ってみたことが有るのだろうか…。

などなど踏まえ、(演出のセンスの良さは感じましたが)満足度は低いです。
深海のBreath [2016]

深海のBreath [2016]

劇団 現代古典主義

六行会ホール(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

こころに残る純愛
 エネレーヴェ島領主の王子、16歳のオーディンは、その人格の高潔、武勇の誉れ、民への優しさ、度量の広さなどで近隣の島々の姫君たちの憧れの的。だが、彼には一途に恋する乙女が居た。(追記後送)

ネタバレBOX

使用人で身分の差はあるものの、賢く美しいその少女の名をダリヤと言う。ダリヤにとっても意中の人は唯一人、その名はオーディン、即ち領主の息子である。身分違いということは分かっているが、互いに燃え盛る魂の炎は消すことができない。幸い領主であるアルベルトも妃アンも理解のある親であり、二人の婚姻を認めていた。実際、アルベルト自らオーディンの結婚を認めると口頭で約していたのである。
 然るに妃が倒れ、間もなく領主も崩御すると、主治医カミーラと彼女の引きでオーディンの義兄弟となっていたヘンリックは、アルベルトの遺言書を偽造。位を簒奪した挙句、オーディン・ダリアに追っ手を差し向ける。実はカミーラは20歳ほども年下のヘンリックを一種のツバメとしており、妃、領主は彼女の盛った毒によって殺害されていたのである。而も、ヘンリックは彼女の引きのみで領主の義理の家族となっていたのであり、遺言書偽造もカミーラの入れ知恵であった。
 嵐の夜、領主の位を簒奪された恋人たちは小舟で島を脱出するが激しい雨風に遭難。ダリヤは海底深くに沈んでしまった。オーディンは助かりこそしたものの、記憶の大半を失い、乞食のような形をして彷徨い歩いた。僅かに残っていたダリヤの名だけを頼りに城に辿り着くがヘンリックに見つかり地下牢に幽閉されてしまう。
問右衛門(とうえもん) 〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜

問右衛門(とうえもん) 〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

ギャップ萌え!?
先月までのマカロンちゃんとのギャップが面白かったです!五條なつきさんの歌舞伎メイクは、可愛いマカロンちゃんとのギャップが凄くて素晴らしかった!役者根性を感じました(笑)齋藤蓉子さんの長台詞も迫力満点!!

でも根底に流れている哲学や皮肉はブレがなく、楽劇座らしいですね。

来月はシニカルで可愛い作品との事で、そちらも楽しみにしてます!

素敵な世界

素敵な世界

T1project

ザ・ポケット(東京都)

2016/03/22 (火) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

プロの舞台 お見事!
 小屋に入って驚いたのは、舞台美術の凄さである。素晴らしさという形容ではない。凄さそのものだ! 22日が初日で楽が27日、壊すのが本当に勿体ない。そう思わせるだけの舞台美術なのである。自分は、開演5分程前に到着したのだが、板上では寸劇が演じられていて、若い女性陣の演技は本番と遜色のないもので、観客の中には、開演前のハズなのにもう本番が始まってしまったのではないか? との自問をしている人も見受けられた。自分自身もフライヤーの開園時刻を確認したほどである。
 言うまでもあるまいが、シナリオ、演出、演技、照明、選曲や歌の素晴らしさ、効果音の用い方、どれをとってもこれだけの舞台美術に負けていない。表現のプロには是非とも観ておいて貰いたい舞台である。

ネタバレBOX



 本編が始まって直ぐ、掴みの部分で、期待は裏切られなかったことを確信した。最近、どんなセオリーに従っているのか、イントロ部分は控えめに観客を日常世界から亞空間に引き込む為には云々の下らない講義でも聞かされて、それを疑いもせずに唯々諾々と従っていることが才能を伸ばす為に必要な工程だとでも思っているのではないかと思わせるような馬鹿げた掴みばかり見せられることが多くて閉口していたのだが、ズバリ本質が提示される。そして、この本質に纏わるテーマが最後まで追求されて別次元に転移される。これが、見事である。初日が終わったばかりだから、これ以上、ここでは書かない。だが、精神と肉体、神の存否、人間と神、信仰と実存、そして宗教と政治等々、幸せを求めて足掻く我らの、命を賭けた競争の何たるかを自問させるに足る深さを持った作品である。
江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 「野鴨中毒」

江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 「野鴨中毒」

江戸糸あやつり人形 結城座

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

濃密な
原作を読んでいないので、どこまでがイプセンで、どこまでが坂手氏の力なのかわからないけれど、脚本の濃度に驚いた。

ネタバレBOX

私の席が舞台から遠かったため人形が見えづらかったという前提もあり、
その上、人形は舞台の最底辺にいるのに、字幕は舞台の上にあって、その視点の移動によって意識がかなり削がれたことと、字幕の言葉は難しい上に字数が多く(おそらく直訳だろう)、なのに投影時間が短かったりなど、、、
舞台上の演出は素晴らしいのに、観客視点に立った部分での演出というか、配慮が為されていないように感じられた。
不満と言うよりもどかしい感覚。
良い芝居におこる舞台上の熱量をなんとなく感じながらも、それがその場にいながら充分に受け取れない感覚というか。
SHIKENKAN TOWN

SHIKENKAN TOWN

試験管ベビー

千種文化小劇場(愛知県)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

パワーアップした
この間見た(大須)より、試験管タウン 楽しかった❗
やっぱ会場もいいからかな???
若い人がたくさん出てきて、パワーアップした感じ👍
試験管タウンの港町は、いつか行ったことのある、あそこに似ているなんて
思いました.................。

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