
通天閣ブルース
劇団そとばこまち
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
さっきまで笑っていた筈なのに、頬に熱い物が…、
大阪らしい小ネタを挟みつつ、とても楽しく、さっきまで笑っていたはずなのに…、
着地点の予想が付かないまま、クライマックスに突入!
ラスト、まさかの結末!
発達障害の方の真っ直ぐな眼差しのように、
本当に直球勝負、どストレートに、心に訴えかけられました!
知らず知らず、頬に熱い物が…、
しばらく溢れ出す涙が止まりませんでした!

死に顔ピース
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

死に顔ピース
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ONETWOWORKSな芝居
ワンツーパンチ♪の健全精神に則って健全経営、否、健全舞台製作者を任じる集団(人?)、そんな「名前」から受ける印象が強く、書き手も教師っぽいな・・と書店の戯曲コーナーに並ぶ背表紙の、文学者を名乗りをりはべらっしゃるかのようなペンネームから強い先入観でもって何げにレッテルを貼っていた期間がかなり長くあった。ふとそれを思い出すに、目で見ずして判断する事の限界、否、いつしか判断している事の恐ろしさを、今思い出したのを機に刻み付けねばと思ったりしている。 金が無い(と思っている)と、芝居も中々見れやしないし、ハズレかも知れない代物に安くない金を財布から出す、これは何か別の動機(偏執的な、あるいは浪費的な、お金を何らかの形で流動させたい衝動・・等の?)が働いていない事には、こいつは成り立たないものであるかも知れぬ・・などと不謹慎な呟きが唇から漏れてたりする。そんな、演劇への「壁」を除り去って見える風景は、時に厳しい内容でもあるがそれ以上に、他者の脳内を覗くに匹敵する、一つの世界である。この「可能性」は、ただ事ではない・・人類の才能、特性について思わず考える。良い観劇は幸福だが、自分をあるプロセスの途上に置く体験でもある。真なるものへの途上が人生である事に気づかせる。演劇はある種の嘘を排除するので、編集や詐欺的言辞やまやかしが通用しない(そう信じたい、というだけかも知れないが)。 「ほんたう」への扉が閉ざされようとしている21世紀初頭の日本で、目を曇らせずにいる薬は、何あろう演劇、演劇、これに如くはなし!
閑話休題。今回、非・ドキュメンタリーシアターの1-2公演を初めて観た。もっともテーマがターミナルケアであり、死であるので、自殺をテーマにしたドキュメンタリーシアターを観た時の感触と大きな違いはなく、トークで作演出者も仰っていたが実話・実在人物を元に書かれた本である事がよく表れた、健全で直球な演劇だった。
直球とは言え、ファンにとってはこの劇団の特徴である「ムーブ」や、社会性を踏まえつつも湿気を帯びずドライに処する特色が嬉しいというのは判る気がする。
自分が「死」を見詰めおおせているかは甚だ怪しいが、終末医療、治療しない末期癌患者の生き方については、慣れ親しんだテーマであったのでドラマとして意外な展開はさほどなく、その代わり、役者の「人物」としての佇まい、クラウンの芸やムーブ(今回初めて「気持ち良い」と感じた・・動きの加速度が各様の動きでも揃っているのは高等技術だ)を、よく観た。
涙に流されず、その状況にある「何か」を掴もうと探り、描こうとした、それを観客にそのまま伝えようとした誠実な作品。
この劇団に感じる特徴というのはまた別にあるが、またの機会に。

昴のテルミニロード
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インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/03/11 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
初・レティクル東京座でした。
別の舞台で観た役者さんがこちらの劇団員ということで初参加。
役者は全員白塗りで、終演後にはライヴがあるなど、
独特の雰囲気がある劇団なのだなぁという印象を受けましたが、
劇団公式サイトには観劇に際しての説明が丁寧に書いてあり、
チケット予約前からウェルカムな雰囲気でした。
過去公演の動画や写真などをネット上に残していて親切だし、
役者さんたちが「自分推しの人はこのあたりの席がおすすめ!」など
公演期間のだいぶ前にツイートしているのも良いなぁと思いました。
終演後数分の休憩をおいてのライヴも、楽しかったです。
(後方で役者さんが振るリズムをレクチャーしてくれていたので、
初参加でも疎外感なく楽しめました)
ストーリーも北欧神話を知っているとニヤリとできる要素アリ、
知らなくてもぐいぐい引き込まれる熱量と悲劇性、
場転の華やかさや舞台装置の巧みさで
休憩なし2時間ちょいでしたが長さを感じませんでした。
サイトや当日パンフレットの人物説明やストーリー概要で
文字が多くてドキドキしましたが、
そんなに頭にぎゅうぎゅう押し込まなくても大丈夫な展開でした。
(作中でみんな名前が呼ばれるし、
世界観もちゃんとストーリーに沿って説明される)
来年にあるという、次回公演も行きたいなと思いました。
ネタバレボックスには自ツイートを一部転載。

のち。雨がふるだろう
演劇ユニットastime
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/03/16 (水) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★★
やはり脚本が。
astimeさんは何度か拝見してますが、やはり脚本があまり良くないなという印象がある。
コンセプトが個人的に好みではあるが、キャラクターの台詞回しに違和感を覚えるし、つじつまがあってないようなストーリーに思える。
疑問が沢山残ったまま終わっていく。
キャストさんから聞くとやりたいことは納得するが、それが芝居のみで受け取れない。
脚本家さんはとにもかく勉強した方が良い。きちんと口語体で書くべきだし、お金をもらっているのだからそれくらいのものをきちんと提供出来る基礎固めがないとファンは増えない。減っていく可能性だってある。
役者陣は、毎回出てるキャストさんたちは安定感があり、台本にも馴染んでいたので見やすかったが、新しく参加されてるキャストさんで違和感が残るキャストさんもいた。
個人的に毎回オープニングアクトは楽しくみせてもらっている。

誤人(ごにん)
企画演劇集団ボクラ団義
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/03/23 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
誤キャスト初日!!
ボクラ団義【誤人】誤キャスト初日観てきました。
前方列で嬉しかったけど、狭くてちょっとビックリ笑。
前説楽しかった笑。
そして、本編。鳥肌何回立ったことか。
役者さん全員の演技力、熱量が凄い。
続きはどうなるんだろうと
終始ドキドキワクワクしながら観劇。
あっという間に時間が過ぎてた。
前作は観れなかったので今作はたくさん
観るつもりです。何回観ても絶対楽しめる作品。
観ないと損する作品。
このキャパでこのキャストさんたちのお芝居を
観れること、贅沢だなぁと思った。
人キャストも早く観たいです。

ミル
おたんこなす
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2016/03/20 (日) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★★
さみしかった
ステージから客席をずっと眺めてました。シブゲキって最前列の座席と二列目以降で、椅子の形が微妙に違うんですね。出演者が三人だとちょっぴり寂しかったです。こっちの客席も寂しかったけど。百人くらい登場人物がいれば面白かったのになあ。
No foodってあったけど、開演前に客席でサンドイッチ食べてしまってゴメンナサイ。お昼がまだで。
出演者が観客っぽくなかったのが残念。
客席で芝居する意味あったのかなあ。

束縛彼女の緊縛彼氏
KAMAYAN
OFF OFFシアター(東京都)
2016/03/23 (水) ~ 2016/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!!!
タイトルが秀逸。タイトルの出オチ感はあるものの、シチュエーションが面白くてとても楽しめました。
過去観劇した三作品の中では一番好きかな。
特筆すべきは泉のウザ可愛さですね。特に序盤!
ヤンデレまではいかない絶妙なデレ具合が良かった。
ラブコメ好きならきっと楽しめるかと。
今回も舞台美術が良かった。衣装もちゃんと変化しているのが良いです。
こういうところがしっかりしていると作品に入り込み易い。

麻雀ブラボー!!
劇団さかあがり
シアターシャイン(東京都)
2016/03/20 (日) ~ 2016/03/21 (月)公演終了
満足度★★★
長かったかも
ちょっと長くて集中力が切れてしまいました…
もっとバカバカしい内容でも良かったかもしれない。
もう少しテンポよく無駄をはぶけば良いと思います。

「 肉弾 」ご来場ありがとうございました。
演劇ユニットG.com
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2016/03/23 (水) ~ 2016/03/28 (月)公演終了
満足度★★★★
いい
戦争物というとどうしても暗い話になりがちで敬遠してしまうことも多いのですがこの作品は現代人感覚に近い主人公のおかげで観やすい芝居でした。
かと言って戦争そのものの悲惨さや愚かさは伝わってきます。
楽しく切ないお話でした。

のち。雨がふるだろう
演劇ユニットastime
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/03/16 (水) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★
なんともいえない
強いていいところをあげるとすれば、
やはり神谷さんが(今回は役もあって)他と逸脱しているところ
全体的に役者の素材はよさそうなところ
後半の一人一人の台詞
ラストシーンの美しさ
だろうか
神様の語りはよかったのだが、あれは相当難しかったろうなという印象
好きな人は好きだろうけど、受け入れられない人は受け入れられないだろうな
あの曲に合わせた全員出てくる動きは面白かった
とりあえず役者の方々はお疲れ様でした
頑張ってやり遂げたのだと思います
ネタバレからは個人な感想を

愛しの☆ギョレンジャー
SECOND・N PRODUCE
高田馬場ラビネスト(東京都)
2016/03/22 (火) ~ 2016/03/27 (日)公演終了
満足度★★★
イマイチ
コメディらしい内容ではあるんたけど初日だからなのか、盛り上がりに欠けた。間が悪いというか、練りが足りないというか、ちょっと残念な感じ。

問右衛門(とうえもん) 〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
ひと味違う!かっこいい皮肉劇!
今回は前回までとは打って変わりかっこよくスタイリッシュに世の中を斬っていく印象を受けました。それぞれの役者さんのもつ力と脚本の力と色々なパワーが絶妙に重なっていて、すごくかっこいい劇だなあと思いました。最初はまたいつものように良い意味で予想を裏切られましたが(笑)本日の千秋楽も素敵な公演になるよう応援しています!

のち。雨がふるだろう
演劇ユニットastime
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/03/16 (水) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★★
“astime”流ラブストーリー
“astime”は前作「オルゴールの音がきこえる」に次いで二度目の観劇になる。
“心撫でるラブストーリー”と謳った本作ですが、
観終わってみれば、“ファンタジー&ミステリー”要素を下にしたラブストーリーといえるかもしれない、
ちょっと変わったラブストーリーで、物語として面白かった。
「もしももう一度、あの場所に戻れたら。それでもあの選択を、するんだろうか。」
というのが物語の“テーマ”を描くための“キーワード”なのでしょうが、
登場人物それぞれの“心の葛藤”の描き方が淡白なように感じました。
また、物語の設定に少々無理があるようにも感じましたが、何れにしても、気になる団体ではあります。
次回上演も決定しているようですが、どんな物語になるのでしょう・・・。

『或夜の感想』
隣屋
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2016/03/11 (金) ~ 2016/03/13 (日)公演終了
満足度★★★
作家の悩み…、殺す、殺さない、殺す、殺さない…、
読者受けを狙って、登場人物を殺させようとする出版社の人間と、
登場人物に愛着?があり、殺す事に抵抗を持つ作家…。
殺す、殺さない、殺す、殺さない…、結末はどうなるのか?
シチュエーションを変えながら、いつしか物語と現実が交錯し…。
着想がユニーク。
踊りなどを混ぜながら、役者さんは、このユニークな世界をスイスイ泳いでゆく!
役者さんのレベルも高く、演出のセンスの良さを感じました。
面白かったです。
![深海のBreath [2016]](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/564/stage56458_1.jpg)
深海のBreath [2016]
劇団 現代古典主義
六行会ホール(東京都)
2016/03/19 (土) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★★★
こころに残る純愛
エネレーヴェ島領主の王子、16歳のオーディンは、その人格の高潔、武勇の誉れ、民への優しさ、度量の広さなどで近隣の島々の姫君たちの憧れの的。だが、彼には一途に恋する乙女が居た。(追記後送)

問右衛門(とうえもん) 〜チビ太VSルパソ!!過去の世界の武士型ロボット!?〜
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
ギャップ萌え!?
先月までのマカロンちゃんとのギャップが面白かったです!五條なつきさんの歌舞伎メイクは、可愛いマカロンちゃんとのギャップが凄くて素晴らしかった!役者根性を感じました(笑)齋藤蓉子さんの長台詞も迫力満点!!
でも根底に流れている哲学や皮肉はブレがなく、楽劇座らしいですね。
来月はシニカルで可愛い作品との事で、そちらも楽しみにしてます!

素敵な世界
T1project
ザ・ポケット(東京都)
2016/03/22 (火) ~ 2016/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
プロの舞台 お見事!
小屋に入って驚いたのは、舞台美術の凄さである。素晴らしさという形容ではない。凄さそのものだ! 22日が初日で楽が27日、壊すのが本当に勿体ない。そう思わせるだけの舞台美術なのである。自分は、開演5分程前に到着したのだが、板上では寸劇が演じられていて、若い女性陣の演技は本番と遜色のないもので、観客の中には、開演前のハズなのにもう本番が始まってしまったのではないか? との自問をしている人も見受けられた。自分自身もフライヤーの開園時刻を確認したほどである。
言うまでもあるまいが、シナリオ、演出、演技、照明、選曲や歌の素晴らしさ、効果音の用い方、どれをとってもこれだけの舞台美術に負けていない。表現のプロには是非とも観ておいて貰いたい舞台である。

江戸糸あやつり人形結城座×ベトナム青年劇場 「野鴨中毒」
江戸糸あやつり人形 結城座
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了
満足度★★★★
濃密な
原作を読んでいないので、どこまでがイプセンで、どこまでが坂手氏の力なのかわからないけれど、脚本の濃度に驚いた。

SHIKENKAN TOWN
試験管ベビー
千種文化小劇場(愛知県)
2016/03/18 (金) ~ 2016/03/20 (日)公演終了
満足度★★★★
パワーアップした
この間見た(大須)より、試験管タウン 楽しかった❗
やっぱ会場もいいからかな???
若い人がたくさん出てきて、パワーアップした感じ👍
試験管タウンの港町は、いつか行ったことのある、あそこに似ているなんて
思いました.................。