『或夜の感想』 公演情報 隣屋「『或夜の感想』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    作家の悩み…、殺す、殺さない、殺す、殺さない…、
    読者受けを狙って、登場人物を殺させようとする出版社の人間と、
    登場人物に愛着?があり、殺す事に抵抗を持つ作家…。

    殺す、殺さない、殺す、殺さない…、結末はどうなるのか?
    シチュエーションを変えながら、いつしか物語と現実が交錯し…。

    着想がユニーク。
    踊りなどを混ぜながら、役者さんは、このユニークな世界をスイスイ泳いでゆく!
    役者さんのレベルも高く、演出のセンスの良さを感じました。
    面白かったです。

    ネタバレBOX

    底流を流れるテーマが、(象徴としての)蜘蛛を殺す、殺さない、の選択なのだが、些細な事に思えて、エピソードの一つ一つは面白いのだけれど、全体としてはあまり共感出来ませんでした。

    後、予約してたのですが、開演直前に到着。
    少し遅れる旨、連絡していましたが、通常の席は既に満席で増席に通されました。
    が、この増席が端っこの、且つ奥まった、且つ(客席の高さに比べて)背の低い椅子なので、高い客席に邪魔されて舞台の半分が見えない。
    増席をもう少し前に設置してくれるだけで全体が観られるようになるのに、わざわざ奥の見えにくい (というよりほとんど見えない) 所に増席するのは、ホスピタリティが感じられませんでした!
    私の後に来られた方は、更に奥の増席で、多分、ほとんど舞台が見えなかったとのではと思われます。
    お金を取って、こんな席に通すのは、いかがなものかと…。
    劇団の方は、お客さんの身になって、この増席に座ってみたことが有るのだろうか…。

    などなど踏まえ、(演出のセンスの良さは感じましたが)満足度は低いです。

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    2016/03/23 02:41

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