最新の観てきた!クチコミ一覧

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さよなら、先生

さよなら、先生

おおのの

シアター711(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

モノローグ>ダイアローグ
あの狭い711シアターで・・と思いきや舞台側の奥行はそこそこ(隣のスズナリの半分程度)あって、乘峯氏による美術は壁、袖にあたる部分が紙、真横からの照明に当たるとゴツゴツした岩の洞窟の中の様相だが、小説家が虚構をその上に立ちあげる紙のキャンバスを三次元化したもののよう。
 太宰治の絶筆になる「グッドバイ」・・何人もの女へ律儀にも離縁状を渡そうとする男の、今回思いついた算段は美人の女性に頼んで妻を演じてもらい、これを見せつけて愛人らに自分を見限ってもらう、というもの。 この話を軸に、五人の女性、太宰、語り手でもある編集者(男)も絡めながら、「グッドバイ」の頃の作家太宰の輪郭、というか世界を描写、というか言及する舞台。
 対話台詞はストーリーと人物の人となりを描出するものだがこの部分に不満。だが編集者と太宰による、観客に直接語る「地の文」に当たる台詞は、数段良い。特に太宰の語りは、終盤の坂口安吾の引用以降ぐっと締まり、これに続く作家論、人生論、哲学的な語りが耳から栄養のように吸収される感覚に陥った。
 芝居としては語り切れなさが残った(「劇」の本体たるエピソードより、論が勝った)という印象だが、主な要因は恐らく、5人の女性の比重が、均等であれとは言わないがアンバランスに感じたこと。それぞれが「太宰の女」として持つ魅力、即ち個性(それは女優自身の魅力でもあろうか)を二人が対峙する場面の中に仄めかして欲しかった。

ロザリオと薔薇

ロザリオと薔薇

劇団虚幻癖

明石スタジオ(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度

出演者多数
主役のアベルは安定感があり、初見ながら男惚れする高くぶれない演技力を感じられた。舞台装置もだいぶ予算が掛かっているのであろう事が予測された。ただこれだけ高身長の役者が多いと二回屋は大変であろうなと思う。窮屈な感じがしたので、舞台奥への出入り口のもっと前から段差を作ってあげて下げた方が良かったのでは。
話は難解である。

ネタバレBOX

難解な話や哲学的なテーマは大いに結構である。であるが、どうしても抑揚の少ない演技プランだとよく分からない。そして物語終盤になるにつれて「誰が誰を殺す」ということが重要なテーマになってくるようだったが、このやりとりを白熱させるのであれば、もっと分かりやすくしないとお客の頭には入ってこないのではないか。
唐突にキャラが出てきて自己紹介するのも別に構わないのであるが、お話の中での必然性がとても分かりづらい。
主役以外の男性も女性もどうしても妙なかっこつけが多く、気になってしまって仕方ない。男性は大体厳しかったような。
上手下手で世界を分けているのに、始まって10分以上してからやっと気付いたが、だったら両方の世界は行けないようにするとか、縛りが分かりづら過ぎて客の共感と理解をここまで突き放すのはどうかと
左右対称風を出したいなら何故二階屋も対称に作らなかったのか。
そもそもこんなにキャストが必要な演劇なのかも良く分からない。
演出が付いているのかいないのかよく分からないが、戦闘の動きが雑過ぎる。稽古不足故に遠慮しているのだろうか?当てなくても綺麗な動きがあると思うのだが。
明石スタジオで10年以上前にシリアスに妙なかっこつけで吠える芝居を見て、だいぶ困ったが、こういう演技プランを呼び寄せてしまうのだろうか
トリツカレ男

トリツカレ男

学園座

関西大学千里山キャンパス内KUシンフォニーホール(大阪府)

2016/04/22 (金) ~ 2016/04/23 (土)公演終了

満足度★★★★

可能性を感じる新人公演♪
ペチカさん、かわいかったです。
ジュゼッペ、トト、インコさん、○暴関係の方々、とっても雰囲気が出てて、よかったです。
幼馴染さん、左遷の記者さんも良い感じでした!
これからの園座さんの可能性をとっても感じました♪
良かったです!

ネタバレBOX

ところどころパフォーマンスで失敗があり、またセリフも少し噛んで気になりましたが、新人?2回生さんの演技に楽しさを感じました!

以下、愚痴です。
130分と言いながら、結局140分予定。
さらに延びて、加えて開始も5分押して…!
5分遅れてきた人が5人程、終演前に帰った人は5人以上!
私も途中で帰ってしまった5人のうちの一人。
私以降の人は5人にはカウントしていないので、途中で帰らなければならなかった人は更に多いと思います。
公演時間が長い、且つ、延びるのであれば、遅れてくる人を考えるよりも、早く帰らないといけないと人のことを考えてほしいと思いました。

ということで、私は実は、エンディングを観ていません!
なので総合評価はできませんが、その日のうちに原作本を買って読みました!
キャラメルボックスのネタバレエンディングも観ました!
こういうエンディングですか?
感動的です!

私が観た範囲では3.5点ぐらい、ですが、感動的なはずのエンディングと、これからの2回生の活躍を祈念して満足度4点です♪
イントレランスの祭

イントレランスの祭

サードステージ

シアターBRAVA!(大阪府)

2016/04/22 (金) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた
二回見てきました
久ヶ沢さん、藤田さん面白かった。
風間さんはベターハーフの時と同じ感想で、上手だなと素人ながらに感じた

ネタバレBOX

幕が上がった瞬間のダンスが最高でした
これからを期待させるダンス、鳥肌ものだったな
神芝居

神芝居

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり面白かった!
メルヘンチックななお話とバリバリのアクションに
笑いを組み合わせたどこを切っても美味しい金太郎飴のような
楽しい舞台でした!
X-questさんの舞台はいつも楽しくて、ハズレがない!
お時間ある方は是非!

- GUNNAN JILL -

- GUNNAN JILL -

チームまん○(まんまる)

萬劇場(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

4回観劇したが後悔なしの舞台だった!
24日に千秋楽を迎えたガンマンジル。
下ネタを売りにしてる劇団で尚且つ劇中に写真撮影や動画OK。しかもSNSにどんどんアップして下さいという珍しい試みの劇団さん。

女性の私が観ても全然いやらしくなく、客席の男性のお客さんが劇中のセリフで大笑いしてたので、今の下ネタ?あれ?下ネタだったのかな~?って思ったくらい自然でした(笑)

西部劇というだけあってアクションシーンも程よく盛り込まれ、役名にもちょっと下ネタが入っていたのも面白かったww

キャストが30人という多さだったが、分かりやすく人物設定と演出がされていたせいか途中から混乱する事もなく、飽きる事もなくラストまで楽しく観れました。
↑これ、大事!

あと特にガンアクションがカッコ良かったです。
あんなガンアクション見せつけられたら惚れちゃいます(笑)

キャストの人達も全体的にみんな見せ場がちゃんとあっていい仕事してましたww
その中でも私の中で印象に残った役者さんが数人いたのも驚きでした。

本当にあまりにも楽しい舞台だったから1人1人のキャストの感想を書きたいくらいですよ。無理だけど(笑)

この作品の上演は終わってしまったけど、もう1度この作品の登場人物達にまた会いたいって強く思えた舞台でした。

神芝居

神芝居

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

ここでしか観られない。
突飛なキャラクターも振り切った演技も大胆な場面展開も突然始まるダンスも、全て自然に受け入れられるのはX-QUESTの器の大きさなのだろうな。と改めて感じました!竜宮城のダンスがとても楽しくて良かったぁ。客演の方々もみんな魅力的で、特に片桐さんの美しさに目を持ってかれてしまいました!あと2回、どこから観ようか迷いつつ、わくわくしながら楽しみにしてます!

『それから』

『それから』

Office8次元

新宿眼科画廊(東京都)

2016/04/21 (木) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1807(16-097)
16:00の回(晴)。

15:30受付、15:33開場。
入り口側にパイプ椅子席(クッション付)、汽車の音、かかっている曲はなんでしょう、ミュージカル風。左右に(電車の)電柱、碍子。奥には暗幕。

15:58前説、16:06開演~17:23終演。

なんとなく最近ここ(眼科画廊)でいい作品に出会っているので観に来ました。

ふたり芝居2作、ひとり芝居2作。思いのほか美術がよく、振り付けも個性的でした。飛び出す絵本のような舞台、海外戯曲は苦手なのに本作では大丈夫でした。ちょっとした工夫だったのでしょうが、ここにこんな星空が現れたのは初めて。

浅場さん「動物たちの冬(2012/11@せんがわ」に出ていらしたんですね、先日は「男装音楽劇 くるみ割り人形(2016/3@ウエスト)」を観ました。中島さんは「シアター21フェス vol.93"秋編"(2013/10@セッションハウス)」。

進むが為に鐘は鳴る

進むが為に鐘は鳴る

お芝居空間イスモナティ

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/04/21 (木) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

やっぱりひとりよがり
役者がもうちょっと上手だったら変わっていたかも知れない
あの男女はかなりいまいち

全体的に小屋の空間や客との距離感を肌で生で感じた方がいい
自分一人に酔っているのか
押し付けがましいのか
相手を、客をよく見ろ

- GUNNAN JILL -

- GUNNAN JILL -

チームまん○(まんまる)

萬劇場(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い
なかなか微妙な役名だったり、台詞だったりで楽しい。驚きは、上演中でも写真撮影を認めること。前説やカーテンコールはOK、というのはよくあるが、上演中もOKって初めて聞いた。魅入ってしまい撮影はしなかったけど、そういう点も含めて面白い劇場だなぁ。

忍者、女子高生(仮)

忍者、女子高生(仮)

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2016/04/23 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な時間をありがとうございました。
とても感激して、いろいろ思うところがあったので、エゴのままに書かせてください……。

演劇は芸術で、趣味で、娯楽で、個人の問題だからこそ全員から満点をいただくのは大変むずかしいものだと思います。

その中で月刊根本宗子さんの今回のお芝居は作・演の方が伝えたいことを非常にテーマとして抽象化して、コメディという形(だと思っています)で誰にでも親しめる作品に仕上げられていたように感じました。

どうしても、芸術をやると自分を先行させて偏った作品になりそうなところを、「自分」を芯に据えたまま、広く遍く愛され憧れるような作品を作り出した今回のカンパニーの皆様に尊敬の念と感謝の気持ちでいっぱいです。

素敵な時間を本当にありがとうございました。

ちなみに、普遍的に面白いだけでなく、恐らく根本さんが中心に据えているであろう(もしくはこっちが勝手に勘違いしている)テーマ自体が好きでしたので点数をつけるなら120点、そんな作品です。

ネタバレBOX

嫌いな人ほど自分に似ているから生きづらいんですよね……。
カリヤド

カリヤド

ToLActors

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

無題1806(16-096)
12:00の回(晴)

11:30受付、開場。L字の(椅子+クッション))客席、入って左に座ります。3つのドアが意味深に白く浮かぶ舞台。中央に碧い大理石風のテーブル(本とマグカップ)と椅子。12:00前説(アナウンス)、車の音、信号..?12:06開演~14:05終演。

望月さんが出ているので観に来たのですが、終わってから調べてみるとたくさん観ていました(やっぱり覚えるのは苦手だ...)。恐るべし日芸Connection。

望月さん「少女博愛主義(2015/2@だるま)」「私の死んだ暁には(2015/8@BASE)」。
鳥巣さん「COCKROACH!(2015/3@ここ)」「私の死んだ暁には」。
冨士枝さん「グロテスク(2014/3@東演)」「私の死んだ暁には」「薫風(2015/3@きいろろ)」。
町田さん「歩行船(2018/3@キッド)」。
松林さん「ハロー、マイサム(2014/7@キチジョウジ)」「エキゾチック!/とことこ(2015/9@大山)」。
塩澤さん「薫風」。
入江さん「悪い森(2014/7@大山)」。

あってますか?

ネタバレBOX

◆気になったところなど

死んで、気がついたら「ある場所に」という設定は、それ自体ではありきたりなので、素材をどう工夫して作品に仕上げるのかに注目。

が、本作では役者が同世代であるためか同じような内容の身の上話や会話が続いていているように感じてしまいました。実年齢はバラバラだけど「何かの理由」で外見がこうなっている...などのこじつけでもいいので、そのほうが話が膨らむと思いました。

今でも毎年3万近い自殺者数なのに、どのようなルールで仕分けされ、「組」が成立するのかがわからない。「ここ」に「このメンバー」が集まっている「理由」があるはず(セリフとしては出てこないとしても)。

自殺者の全員が「ここ」に来るのか?そうではなくすべての死者であり、そのすべてが再生するのか?国別編成なのか?【参考】P.J. Farmerの「リバーワールド」シリーズ。

死ぬ直前の記憶が残っているのに、この能天気な陽気さはどこからくるのか?

神/天使が情に流されてていいのか?

冒頭、自分がなぜここに来たのか分かっていないのか、というやりとりがあるが、結局、システムとしてどうなっているのか?

そもそも精神体が飲食/睡眠を必要とするのか?

「ここ」の記憶は、①残っている者②本人(再生したら)の順で喪われるのか?それは「再生」にどのような影響を与えるのか?

などなど、たくさんのもやもや感が残りました。
HARD LUCK SHOW

HARD LUCK SHOW

東京ジャンクZ

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2016/04/16 (土) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高難易度に挑戦した役者陣!
学生劇団とは思えない高度な演出。(もっとも本人たちには学生劇団という意識はないだろうが。)
学生劇団の水準を遙かに超えた舞台美術、照明、音響、全てが最高レベル。そして、最高難度の演技を見せてくれた役者陣。拍手を贈りたい。

ネタバレBOX

演劇はときに格闘技と言われる。役者同士の戦いというだけでなく、役者陣と観客もある意味戦いなのだ。素晴らしい演技で感動させ観客を跪かせるか、期待に応えられなくて観客にそっぽを向かれるか、これもまた重要な戦いである。

その戦いの場で、今回東京ジャンクZの役者陣は全ての武器を取り上げられた。

彼らは身体能力が高かったり、スタイルが良かったり、ダンスが華麗だったり、動きがしなやかだったり、実はとても武器を持った役者たちなのだ。今までそれを駆使して観客を魅了してきた。ところが今回、役者陣からそれらの武器を全て奪い、それで2時間半の長丁場の芝居を成立させてみろという演出家からの指示なのだ。なんという恐ろしい指示。なんという難易度。通常の役者であれば30分も持たないだろう。

芝居の開始直後からラストシーンまで、椅子に縛り付けられたままで、指先の先にまで神経をとがらせて、身体的苦痛、演技的苦痛、観客からの視線という苦痛、それらに耐えながら、見事に戦い抜いた。観客のほとんどは今回の勝負がそれだけハンディをもらった勝負だということに気づいてないだろう。しかし、気づいた観客は、通常の作品以上に打ちのめされたはずである。
神芝居

神芝居

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

何回・・・
観ても飽きないっ!
既に4回・・・(*^^)v
キャラや言葉遊びや違う物語の融合・・・関係性は?ここからあそこへ?こんなキャラなのにそんななの?まぁ!色々なクエッションが次から次へと展開して行って・・・最初は可笑しくて笑ってばかりだったけど、終盤は・・・涙が・・・
そんなトクナガワールドはまだまだ終わらないっ!
相変わらず・・・衣装は可愛く素敵だし、照明もすっごく綺麗~~~☆☆☆

夢の劇 -ドリーム・プレイ-

夢の劇 -ドリーム・プレイ-

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2016/04/12 (火) ~ 2016/04/30 (土)公演終了

満足度★★★★

ダンサーチームのパフォーマンス高し
話しの内容、演技、パフォーマンスと、いろいろと見どころのある作品だったが、個人的にはダンスのパフォーマンス、特にポールダンスは素晴らしかった。坂井絢香さんは、プロのポールダンサーで、昨年の女子日本一らしい。今回初舞台。初主役の早見あかりさんは、まだまだな感じですが、総合作品としての完成度は良かった

忍者、女子高生(仮)

忍者、女子高生(仮)

月刊「根本宗子」

ザ・スズナリ(東京都)

2016/04/23 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

あー面白かった!
役者の根本宗子はやっぱり面白いね。
今回は大満足でした!

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/04/22 (金) ~ 2016/04/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

可愛くて奥深い
観てきました!噂のルーシーフラワーズ!劇場の中に入った瞬間、アンティーク調の可愛いお部屋が広がっていて、そこから気分がわくわくしてしまいました!他の劇団にはないスタイル、構成、そして考えながら観るとじわじわ笑いがこみ上げて来たり、その意味に納得したり。もう一度観たくなる作品でした。色んな視点からまたじっくり観たいです!

神芝居

神芝居

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

24日のマチネ
まさに「演劇の神が降りてきた」公演を観てしまった。劇場の空気がいつもと違った。
昔はよくあったけど、最近の観劇ではさっぱりなかった感覚。
さすが『神芝居』。
公演はあと一週間。どこまで進化していくのか・・・X-QUESTおそるべし。

嗚呼いま、だから愛。

嗚呼いま、だから愛。

モダンスイマーズ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/04/22 (金) ~ 2016/05/03 (火)公演終了

満足度★★★★

赤裸々だけど、ピュアな話
性格BUSU女(でもないんだけど)のウィークポイントをこれでもかっ、てくらい抉られる会話に、遠からず近からずの距離でアダルトチルドレンの昼メロ見てるような生々しさもあったけど、終わってみれば、ああ、だからこのタイトルなのか、と納得。
この手の演劇を見たあとは、自分語りをしてしまいそう。でもってウザがられそうなんで注意しようと思った。
約100分。

名も知らぬ遠き島より

名も知らぬ遠き島より

演劇集団 Ring-Bong

座・高円寺1(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★

父の戦後と母と娘と生まれる未来
終戦直後の中国に残された元日本兵や軍医、それに従事する看護婦たちの時代と、その子孫である現代の母娘の会話のやり取り。
どうも現代の母の言動にはともすれば鬱陶しくもあり、どこも母の言動や行動は似通ってて、思わず苦笑いしながら見ていた。
もう「妊娠」という行為は秘事ではなくなったんだなー。いやいい事なんだけど。
敗戦国、敵国の人間、女はその姿を隠しながら、帰国できるその日を待つ人々。しょうがないけど、その時代の男尊女卑の頑なさ。捕虜になるかもしれない恐怖、一寸先の死。
戦後の残留孤児の発端ってこういうことだったのか、と、過去があって今があるということに考えさせられました。
見ていて、ちょっときつかったけど、いかに平和ボケしているのか少し反省。

ネタバレBOX

みなさん初見の役者さんばかりだったので、名前や活動歴は存じ上げませんが、最後の重要場面で役者さんの年齢的なものによるセリフ忘れなのか、かなりたどたどしい場面があったのは残念でした。

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