
The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏
ACRAFT
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
知識の下準備
満映、李香蘭、甘粕正彦、関東軍、江戸川乱歩、怪人二十面相・・・作品の中の時代背景やモチーフを少しは知っていないと難解になってしまいそうだな、と思った。
個人的にはもともと全て大好物だったし、それなりに知ってて観てたから、とにかく面白くて面白くて、先の展開が早く観たい!でも終わって欲しくない!ずっと観ていたい!!と何度思ったことか。
どの役も物語には必要不可欠で、それぞれの役者さんの技量も素晴らしかった。中でも、八ツ目役の津和野諒さんの怪演ぶりは強烈な印象を残した。ほぼ同じ場面で登場するハナ役の山本光さんも、少女特有の少し芝居がかった言い回しや美しい言葉遣いがよい対比となって、この作品のもう一つの主軸となっていたように思う。
どのキャラクターもとても魅力的だったので、いつか全員スピンオフ、または続編で再会出来ることを期待したい。(勿論再演でも大歓迎です)

『あの娘のランジェリー』
エマニュエル
Ito・M・Studio(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1850(16-140)
18:00の回(晴)
17:31受付、開場。
広間(下手:畳、上手:板の間)、テーブル、座布団、椅子。満席(ちょっと窮屈)。
18:08前説(100分)、懐かしいVan McCoy「The Hustle」~18:14開演~19:54終演。
「作戦会議」は「夏の砂の上(2014/9)」「はじめて憲法を考えるときのように(2014/10)」、3作目。「エマニュエル」は「1995年のサマー・アンセム(2013/5@711)」を観ていました。
説明にあるように「高校バスケ部の遠征合宿」三日目の夜に起こった異変のお話。
妙に軽いのにキャラクターの輪郭が鋭利で、互いのなかなかかみ合わない議論がじわじわと隠れていたものを焙り出すという構成が巧い。
「こらこらっ!! なぜそっちに行く?」という意表を突いた展開がとんでもなく可笑しいけど、起こっていることは深刻。
先生たちのよって立つところの根拠がいかにも先生らしい(体面、自己保身、無難に...)。
100分間、みなさん活きのいい(本気モード全開)演技。

ギンノキヲク2
演劇制作体V-NET
TACCS1179(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
Bチーム観劇
さすがはラビット番長の代表作、安定した出来の良い作品で、最初から最後まで隙もなく楽しんで観劇できました。ただ、個人的にはAチームにしておけば良かったかなぁとの思いも。やっぱ、池田は井保さんで見慣れているからなぁ。でも、楽円の井保さんも見事でした。他のキャストも安心できる良い演技です。やはり、このシリーズは名作で、おススメです。

燃ゆる暗闇にて
文学座
文学座新モリヤビル(東京都)
2016/06/16 (木) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
いつも新しい、いつも刺激的、を体現。
価値観の逆転というか、
善悪の反転というか、
革命の伝染というか、とにもかくにも面白い。
タブーを打ち壊す、というか、ガラスの動物園を破壊しまくるような感覚。
黒い衣裳に身を固めたイグナシオはさながらハムレット。
周りが狂っているのか、自分が狂っているのか?
おもろい。
一般的な幸せ、というものが、何かに目を瞑って、
何かを見ないようにして、何かの真実に触れないようにして維持している物だとしたら、
そこに真実を持ち込むのは善か悪か。
そういう点ではイプセン的でもあるなぁ、と思いました。
平和な日常の中に侵入してくる破壊者。
作中イグナシオも「戦争を起こしにきた」と言ってますが、
その行動は善とも悪とも言い難い、
「見る」という事への欲望と探求心。
「見る」という事がタブー視されている盲学校を舞台に、
登場人物の8割が盲目という中、
語られるのは物理的な見える見えないではなく、
真実を見通す力、のように思われました。
その力を持つイグナシオが、人に与える影響。
それは危険な扇動者か、それとも革命の英雄か。
一度真実へと向かい始めた火は、決して鎮火する事はないのでしょう。
盲学校を舞台にして、
「目を開け、真実は何だ、しっかり見ろ」
そう我々に問いかけるようなお芝居でありました。
すごい戯曲。
俳優陣も、安心の文学座クオリティ。
革命者イグナシオ(越塚学)に、もう少し、身にまとう孤独感、みたいな物が、
また、カルロス(神野崇)に、もう少し脆さ、みたいな物があったら、もっともっと何かが際立ったかしら。
劇中のあのびっくりタイムは、戯曲の指示かしら…
演出だとしたら、少し、演出家の「やってやろう魂」が強く出すぎてたような印象が無いでもない。
面白かったし、好きですけど、
「ならいっそ初めから数分この状態だったら超面白い」
とか思ったりしました。
もっさん、好き勝手言ってごめんなさい。
とても刺激的で面白い舞台でした。こういうのもっと観たいです。
もっと増えてほしい。
あー、こんなヒリヒリした芝居したいなー。

雨夜の月に 石に花咲く
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
元気やエールをもらえるお芝居
SPIRAL MOONさんは銀幕心中に続き,2度目の観劇です。東京から2時間かかるまだどこかに残っていそうな昭和ののどかさと,現代の慌ただしさがちょうど良く組み合わさっていて,魅力的な空間でした。仕事などで壁に当たっている人にはぜひ見てもらいたい,元気やエールをもらえる作品でした。

楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき
新宿サニーサイドシアター
こった創作空間(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/20 (月)公演終了
満足度★★★★
無題1849(16-139)
20:00の回(雨)。
19:45(開演15分前)受付、開場。
当パンを桟敷童子の外山さん(!)から頂き、入って左に客席、「楽屋」と向き合う位置、ペンチシート。
この作品、先月GWにも梅ヶ丘BOXでフェスティバル公演がありひとつ観てきました。
Dチームを観ました。このチームに出ている豊田梓さん、3月にG.com「肉弾@雑遊」の少年役が印象的でした。終演後、お話していると、その前の「穴の中 或は、■の中」では前説をしていたということで、私、声かけていましたヾ(・・;)。

義経千本桜—渡海屋・大物浦—
木ノ下歌舞伎
ハートフルホール(文化会館)(愛知県)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/18 (土)公演終了
満足度★★★★
ぶっ飛んだ内容
「現代風にアレンジした歌舞伎」という事前情報があったので覚悟はしていましたが、予想より遥かにぶっ飛んでました。
幕開けのBGMは千本桜(ボカロ)アレンジ、台詞は「ツイッター」などの現代語がポンポン飛び出し、普通の歌舞伎のイメージで来場したであろうお年寄りは面喰っただろうなと思います。
自分は全く歌舞伎に詳しくないので、これくらい崩したノリのほうが理解しやすかったです。
終盤は動作の一つ一つに時間をかけ過ぎで少々飽きがきましたが、概ね楽しめました。

コペンハーゲン
シス・カンパニー
シアタートラム(東京都)
2016/06/04 (土) ~ 2016/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★
終わってみたら小川絵梨子
実在した物理学者、原子力の研究開発に貢献した事で名の知られるハイゼンベルクと、ボーアという両学者の、コペンハーゲンでの会話を劇にしている。物理学の専門用語も若干出てくるが難しいのはその哲学的で隠喩的な言葉遣いのほうだ。ボーアの妻もこの会話や、二人の関係そのものに懐疑的に絡む。
場面はほぼ三つの相、一つはテキストの書かれている時代(現代)に作者を代弁して語っている風に見える相と、戦前のコペンハーゲンでの(「決別」に至る)やり取り、そして戦後その日を回想し対話する、これもコペンハーゲンのボーア宅の場面だ。
1945年原子力爆弾使用までの、それぞれの立場での研究(二人だけではない)のプロセスがある。戦前の場面は、それ以前の師弟・同僚関係から戦争の影もあって一定の離別の期間を挟んで、久々の対面がなされたコペンハーゲンでの場面だが、ある短い言葉のやり取りから「決別」を帰結する。その背後に何があったのか・・これがやがて謎解かれる問いの一つでもある。
この答えを観客が知りたいか知りたくないか・・はとりあえずどうでも良い。思わせぶりで難解な会話、訪問を受ける側のボーアがユダヤ人(つまり亡命している)である事から、やり取りも複雑になる。その探りあいの様を、妻が作家よろしく描写して観客に聞かせ、観客が立ち入る領域は人物の心理に及ぶことにもなる。交わされるやり取りの意味や行方を凝視して追尾する時間は、悪くはない。戯曲が観客の関心を途絶えさせぬよう、しかし簡単に捕まらぬよう、うまく書かれているのだろう。
問題は最後だ。結語は抽象的で、この芝居が描いた二人の対面の「事実」に対する、作者の「解釈」のようなものが語られて終わる。これは無いんじゃないかと思ったりする。
二人の会話じたいが遠まわしで抽象的であるなら、その謎解きの回答は何らかの「行為」でなければならんのではないか、と素朴に思う。比喩的・抽象的・思わせぶりな言葉(行為)は、より直接的・具体的・感情に基づく行為を相対させることで謎解かれ、両方(抽象と具体)を順繰りに行き来する流れで芝居を観ていたら、最後に抽象が来て、それに対する具体性の提示を省略して幕を閉じた、という感じ。異化効果などという大仰な感じでもない。
小川絵梨子演出はそれほど観てはいないが、余韻を引きそうなラストを「断つ」という印象が何となくあり、今回も意図して淡白にしたのかも知れない。小編をうまく処理した、という感じだ。感動させるつもりはない、一定時間、注目させられれば良い、という。 ・・別に恨みは無いが、「クリプトグラム」「OPUS作品」への好評価が、その後私の観た三作で遠のいた感を言葉にすればそんな感じである。
ロングランの序盤、芝居はまだ硬いように見受け、こなれてくれば台詞も身体化し、私の不満も解消されて行くかも知れない・・・とは思った。(二度は観れないが・・)

太陽
イキウメ
ABCホール (大阪府)
2016/06/03 (金) ~ 2016/06/05 (日)公演終了
満足度★★★★
スッキリ、分かりやすかったです♪
「太陽」は他劇団さんの公演を拝見した事が有りますが、イキウメさんは初めてです!
スッキリしていて、分かりやすかったと思います!
それでも尚、何故、「キュリオ」は「ノクス」にあこがれるのだろうか…?

平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち-
九十九ジャンクション
小劇場 楽園(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

COLORS
天才劇団バカバッカ
吉祥寺シアター(東京都)
2016/06/10 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
現代的テーマが...
現代的なテーマをコミカルに描きながらも、その内容はシュールで心に響く。多くの人に理解できるような、もしくはしてもらうような...行政の啓蒙劇のような感じもしたが...。なにしろ「市議会から様々なマイノリティを加入させるよう 指示されたことから巻き起こる大騒動」なのだから。
この吉祥寺シアターがある武蔵野市はもちろん、いくつかの市区で”LGBT”に積極的に取り組んでいる。例えば、中央線沿線の国立市では、庁内で実施したLGBT研修を受けた職員が「LGBTバッチ」を着用しているとの新聞報道があったほどだ。
タイトル「COLORS」は、色々な意味で「共生」を表すのだろうか。

ギンノキヲク2
演劇制作体V-NET
TACCS1179(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
【A】キャスト観ました
このシリーズ2作目の観劇。介護ビジネスを扱ったヒューマンドラマなのに、大いに笑えて、エンタメとしても素晴らしい。シリーズ完観したいですね。

僕の愛した冒険
劇団東京以外
遊空間がざびぃ(東京都)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
観ました
情報量が多く、理解が追いつくのが難しく感じました
ですが、主人公と女性のやりとりと音響照明効果で
伝えたいことがとてもわかり易かったと思います
装置がとても凝っていて飽きない舞台でした

義経千本桜—渡海屋・大物浦—
木ノ下歌舞伎
ハートフルホール(文化会館)(愛知県)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/18 (土)公演終了
安徳帝が女性
幕があがったとたん大音量の音楽?あまりの音のおおきさでセリフがはっきりとしませんでした。途中何度かそのような場面にであい残念です。
安徳帝が女性だったとは、知りませんでした。吃驚です。
帝がころころと変わったのはきっとあのような背景でしょうね。

蛇骸王 -Susanoh No Orochi-
骸骨ストリッパー
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/21 (火)公演終了
当日で
以前、劇王でお見かけしたり、音楽を403さんが作っていたりと気になりましたので見てきました。
当日券があってよかった。
神話はあまり知らなくても全然楽しめました。

ココロコロガシ(26日完売!)
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2016/06/16 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
至近距離で臨場感満載!
2回目の観劇でしたが、舞台の3方向を囲む舞台なので、観る席によって感じ方が違ってみえる。どの席もアクションの風圧とか役者さんの熱気を感じられる距離なので臨場感ハンパない!そして随所に笑いがある。そして日替わり座長ゲストが豪華!それぞれに面白い!何度観ても楽しめると思います。
テーマである人間のココロ、終わったあと自分もほっとする、元気をもらえる、そんな舞台です。とにかく一度観て欲しい!ハマります!

『あの娘のランジェリー』
エマニュエル
Ito・M・Studio(東京都)
2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!!!
何の説明も無いまま15分遅れで開演。遅刻客待ちっぽかったです。
最前列の座布団席までギッシリ埋まっていて、かなりの混み具合でした。
世俗的な引率の教師たちと、女子高生2人の対比がとても良かったです。
前半と後半で受ける作品から受ける印象ががらっと変わりました。
個人的には前半の教師パートが好み。
後半は落としどころが全く見えないままゆるゆると続くので、ちょっと冗長に感じました。
どの役もキャラが立っていて、皆さん上手いなぁと思いました。
個人的には藤本先生がとても良かった。
最初はただキツいだけのキャラなのかなと思っていましたが、
たまに見せるズレた返しと切れ味するどいツッコミがとても良いアクセントになっていたと思います。

開運!ホストクラブ!
劇団TOP
ABCホール (大阪府)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★
熱気がありました!!
広いホールもほぼ満員!!女性のお客様が多く、演劇も宝塚バリ!!とても綺麗で、宝塚ファンにはたまらないと思います!!

愛はレッド・ミラージュ~平成・真田拾勇士~
劇団舞台処女
クレオ大阪南(大阪府)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/18 (土)公演終了

蛇骸王 -Susanoh No Orochi-
骸骨ストリッパー
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/21 (火)公演終了
蛇骨王-Susanoih No Orochi
愉しく、面白く、哀しい。
劇場全体を使った、躍動感のある舞台です。
又、色々な施工を入れて、今回は?って感じで何度見ても楽しいかも。
自分は其れを目の前で見れて⭕️。
明日も行きますが、はてさてどうなるか。