最新の観てきた!クチコミ一覧

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翼とクチバシもください

翼とクチバシもください

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/05/11 (水) ~ 2016/05/22 (日)公演終了

満足度★★★

どう面白がるべきか
クロム観劇は二作目。そのかん、過去作品の台本を一度読んだが、分かりやすかった。期待させる設定からの展開には、他の選択の余地もありそうで、割と平均的日本人の感性から、ちょっとした差異を楽しむ作風を感じた。日常を囲んでいる世界そのものの首根っこをつかんで揺さぶることはないが、「?」を提示してみる、というもの。とりあえず芝居が始まって最後まで客の注意をつかまえて、キープして、ある「ラスト」にたどりつき、「ああ芝居を見た」という気にさせて送り出す。
 しかし、劇場でみた芝居は2作ともナンセンスが勝っていて、作者の挑戦だとしてそれはどこに向かってのものか、捉えづらいものがあった。
 今作は奇妙な早口言語をやり取りしたり(時に斉唱しているのでコトバは決まってるのだろう、大変ご苦労だ)、不明な世界だがナゾ掛けは序盤で期待感を持たせる。どうやら「物語」も一応進行しているらしく、幾つかのエピソードが交互に語られ、それぞれに属する役名を、判別するのに(クロムの役者を詳しく知らないし席も遠くて顔が判別できず)、大変だった、というか出来なかった。
もっとも、物語を紡ぐことが目的とされているなら同場面に存在して関連しあう人物のアンサンブルによって、出来事や状況のニュアンスは伝わってくるものだが、そもそも変則的な演出が紛れ込んでいて、解読が難しい。芝居を観ながらどの部分を押さえておくべきか、どのあたりに価値が置かれているのか、そもそも何を楽しめばよいのか、結局前面には出て来なかった・・・というのが私の評価だった。好みか、価値観の問題かも知れないが。
 後半は「奇妙言語」は影を潜め、物語叙述が主になっている様子。でもって最後、何か「感動」らしい雰囲気を醸したりしている。でもその感動風は芝居の全体を集約したものになっているのかは、疑問。「ドラマの終わり」っぽい場面を、結局は借りるしかなかったということではないのか。挑戦はどうなった。何に収斂されたのか。
 「分からない」ながらに偉そうな総括をすれば、何のために、何に向かって模索し、もっと言えば演劇を続けているのか(それを言っちゃおしまいか?)、演劇というものを手段として「何」を表現し続けたいと望んでいるのか・・・暗中模索状態なのではないかと、勝手に想像してしまった舞台。
 以前見たナンセンスな「ラスト」に、そこだけ浮いてはいたが秀逸な感覚をみた。それゆえ、リピートでもう一度観に行った。ところが二度目に観たとき、あの秀逸なラストは、なんと「省略」されてしまっていた(短縮バージョンに)。「模索中」との印象は、じつはこの事実に基づいているのだが・・。
 「これぞクロムモリブ」、という舞台を、一度みたい。
かなり勝手な意見を申したがご容赦を。

アイドルスター☆トール!

アイドルスター☆トール!

関村と浅野

スタジオ空洞(東京都)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

おじさんアイドル☆トール
角替和枝に顔が似ているおじさんアイドル☆トールと、唯一の熱狂ファン(おじさん)と、トールのマネージャー(おじさん)が奏でる可笑しくも哀しい物語。 
この奇妙な関係をねぶりまわし相当笑わせてくれるのだが、欲を言えば登場人物を増やして3人の生活をもっと深掘りして欲しかったなと。 
面白いシチュエーションなので、もっとねぶり尽したかった。

ネタバレBOX

引退コンサートでトールがおくる、おじさんファンへの表情が絶妙でした。
エピローグに栞を

エピローグに栞を

B.LET’S

ゆうど(東京都)

2016/06/30 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1861(16-151)
19:00の回(曇)。

18:30受付、開場。靴を脱ぎ部屋へ。座布団席+椅子席。庭を下手にみる座席位置。

テーブル、座布団、縁なし畳。

「古民家」というとても贅沢な会場で家族のお話を。

家族だから一旦こじれたものはなかなか元に戻らないし、素直になれない。滝本さんの脚本は、関係性の奥にもっと暖かい関係を秘めている。

劇中のもどかしさは氷解し、せせらぎとして流れてゆく。

もちろん、脚本を活かす演出、役者の皆さん。

永島さんはいつも芯を持った女性を好演、永田さんはTOKYOハンバーグの前回公演では観ることができなかったのでこの公演が初めて。中村さんはTOKYOハンバーグで。

19:06前説(滝本さん、90分)、開演~20:36終演。

虫の鳴く声が効果なのか本当に庭から聞こえてくるのか...。

「1日目」「五日目」と日常は何事もなかったようにやってきて、過ぎてゆく。

ギターと歌がちょっとしたアクセントとなって、ややもすると息苦しくなりそうなお話のよい切り替え役となってました。

五右衛門

五右衛門

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

納得のお芝居
笑いあり涙あり
殺陣ありダンスあり
全ての要素を散りばめ
ハラハラドキドキさせる
一大スペクタクルエンターテイメント
ベテランから若手まで
存分に発揮されれます
当日券も出るとの事
見逃すと後悔します‼︎

神軍ラッパは響かない

神軍ラッパは響かない

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

平成編
最前列は砂かぶり席。迫力。
後半、一人芝居を担当した役者の表現力の豊かさに脱帽。

松竹大歌舞伎 中央コース

松竹大歌舞伎 中央コース

松竹

府中の森芸術劇場(東京都)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/01 (金)公演終了

満足度★★★★★

歌舞伎の観方から開始しての丁寧さが王道ですね~と感想です
開演時間守し
大仕掛けだし
伝統だしと
見応えは満点だったが

やはり出た!
自宅リビング気分で私語をやめない高齢者・・・本当に情けない老人達

http://www.kabuki-bito.jp/special/manner/01/index.html

こ~ゆ~お願いもあるんだがなぁ・・・

第16回公演『大人』

第16回公演『大人』

劇団天然ポリエステル

中野スタジオあくとれ(東京都)

2016/06/30 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

話は軽快です。
かなりおもしろかったです。

ネタバレBOX

天の川の馬鹿野郎企画というのは、意味深な企画でした。劇団の本音が垣間見れた気がします。話のもっていきかたが、少し強引な気がしましたが、楽しく観ることができました。観ることによって、微笑ましく、元気が出てきました。
『黒船』、 『ウインドミルバレー 最後の三日間』

『黒船』、 『ウインドミルバレー 最後の三日間』

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

(ウインドミルバレー)舞台芸術の魅力が詰まった珠玉の作品
池袋演劇祭の大賞を受賞し、定評のある劇団ショウダウンの林遊眠さんの一人芝居。二時間を一人で駆け抜けることもすごさの一つですが、照明のタイミング、動きや佇まい、豊富な記述が書き込まれたシナリオ、舞台芸術で魅力とされる全ての要素が詰まった珠玉の作品です。
もし切り取って保存できるなら何十枚も保存しておきたい場面が多数現れてきます。もしこの作品を観劇の最初とできるなら、これ以上の幸運はないと思えるほど、舞台が楽しいと思える瞬間がたくさん詰まっています。お勧めです。

ネタバレBOX

流石に二幕は初日ということもあってか、言葉に詰まったり一瞬とんだと思われる箇所が出てきましたが、それを差し引いてもこの価格で、この環境で、席に余裕がある状態で観られるのは信じがたいです。もっと有名になってほしいとも考えてしまいます。
五右衛門

五右衛門

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
楽しかったです。
今までそとばこまちを観た事が無い方は是非一度見て頂きたいです。

あ、寒がりな方はブランケットを貸し出してもらっておいた方がいいかも。

パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

良い劇団です☆
初見です

ネタバレBOX

ほかの方かかれてるように 気配りに気遣いに 満点の劇団でした☆


夫婦セリフが入れ替わっちゃうところとか。
ワンツーワークスさん お家芸の? スローモーションのとことか。
言ってはいけないことを 暴露するのは心の中なので 周囲は止まってる見せ方とか。
激しい曲では シャキシャキ早く動くとことか。
ホントうまく作られてるなーっの連続でした☆


主婦のあるある、旦那さんのあるある、お父さんの血と汗の積み重ねと言い、心理描写に演出に とても良かったけど 
ただ、本筋であるストーリーは ちょっとだけ弱い感じがしました。


確かに弟の言い分にイラッとする方はいると思います。 
しかし個人的には どっちの意見もわからなくはないのですよね・・・。
企業戦士(50代以上)と、今時の若者(20代以下)とすると。


私も就職人生それなりに長いので 
せっかく正社員として入社してきたのに さらっとやめていく若い子が増えたのは 事実だと思ってます。
でもそのあと、正社員として 案外よそでちゃんとやってたりするのですよね。
どこまで『我慢』『犠牲』にするか 程度の問題?
どっちが正しくて どっちが間違ってるという話ではなく。
どちらにもジャッジせず そのまま描いてるのが 作者(古城十忍さん)のすごいところだと思います。


ああ、古城さんは元新聞記者で ジャーナリスティックスな視点とのこと うなずけます☆


誰だって 生まれてきて 与えられた環境でただ生きてきただけ、
どの世代に生まれてもそれは同じことだと思うのです。
昔 男たちは国のために命を捧げてきました。
女は何もできずに・・・


『男だから』が強かったのは 命がけだったから仕方ないことですし。
いまは平和になり『男女平等』唱えられてるから それが弱まるのは自然なことですし。
戦争二代目と三代目じゃ 変わるのは当然のことに思います。


↑知らないで書いたのですが、次回作がまさにこちらがテーマとのことです。
私が心理学をやってたとき 「日本人は最後GHQにたどりつくことが多いと」先生は言ってました。
『お前の親はとんでもないことをしたんだ』
親を尊敬する気持ちと 日本を愛する愛国心と 敗戦によって大きく変わってしまった。
GHQは親と子を分断するのが目的のひとつとのことです。
(偉そうに書いては観たものの 私は歴史には疎いですし GHQの多くを知ってるわけではありません 何か間違えがあったら申し訳ありません)。
 

それとカップラーメンと清涼飲料。劇中では若者しか口にしていない。
あれもメッセージなのだと 私は思っていて。
体は食べ物作られるもの 精神もそれに同じ。
添加物と科学物質 どれだけ影響しているのでしょうね。


お父さん(奥村洋治さん) 存分に才能を発揮されていました。
お姉ちゃんの彼(町田慎吾さん)は やたらカッコイイと思ったら 元ジャニーズの方なんですね。
私はイケメン好きでもないのですが、普通にカッコイイとかのレベルではなかったです。
ほか役者さんも 良い役者さんぞろいでした!


戦後70年で戦争を扱ったものは多かったけど GHQ洗脳政策を取り扱ってる物は 私の知る限りなかったように思います。
是非古城十忍さんには それをいつか表現してほしいと思った気持ちがあります。 しかし逆に 洗脳が強まってしまう危険も考えちゃう自分も、います。
(これらも 関連したこと・感じたことを書かせて頂きました 的外れでしたらすみません)。


政治や歴史を書くと 長くつまんない文章になっちゃって 
最後までなんてとても読めないよ、、、な方を たまに見かけますが。
私の文章は 少しでも面白く読んでいただけるといいな。
ロミオとジュリエット

ロミオとジュリエット

カンパニーデラシネラ

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2016/06/24 (金) ~ 2016/06/25 (土)公演終了

満足度★★★★

素晴らしく格好良く贅沢な舞台でした。
沢山の面白い見立てや仕掛け、そして目一杯の身体表現、声、芝居でシェイクスピア悲劇「ロミオとジュリエット」を分かりやすく、楽しませてくれました。

面白かったです!

ネタバレBOX

自分には、なぜかスペイン・アンダルシア地方の匂いがしました。。
金曜はダメよ♥

金曜はダメよ♥

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

満足です!
トツゲキ倶楽部の舞台はいつ見ても元気をもらえ、観劇後は笑顔になってしまうそんな大好きな劇団。
今回も面白く、でも仕事の大変さを思い知らされた。ホラーの怖さはないので怖がりの人もぜひ!

CRANK UP

CRANK UP

PLAN N

シアター風姿花伝(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

意外な展開
本格的ストーリーでした。

ネタバレBOX

死んだ友人のために、途中でストップした自主映画の続きをやって完成させようと企画した男と仲間の、自立というか再出発の話のように進みつつ、実は友人が死んだんじゃなくて、彼自身の方が交通事故に遭い、意識不明のまま3年間目が覚めなかったことが明かされる話。

そう来たかって感じの驚きでした。

そして、身動きしていなくても、周囲の人の会話は聞こえている場合があるということでした。注意しなければと思います。

撮影現場の状況などが分かって参考になりました。思い通りに行かない人生も表現されていました。

ただ、工事現場などで行われていたと思われた会話がベッド回りの会話だったということを説明するために色々な会話がベッド回りで再現されたため冗長になり、上演時間が2時間15分ぐらいになってしまいました。全ての種明かしをする必要はないと思いました。
パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと意外
面白かったですが

ネタバレBOX

世帯主の住居としての家と一部お金に寄生する子供と親たちを面白おかしく描いた話。

終活の話であり、就活の一つの形でもあり、パートナーの役割の話でもあり、最後は上手く行きました。頼られるうちが花かもしれない的な終わり方に、親が死んだらどうするんだといった徹底的引きこもりの話かと思っていたので若干意外な感じがしました。

本音の表現の仕方は素敵でした。
金曜はダメよ♥

金曜はダメよ♥

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前に進む
そうきたかという感じのホラーでした。相変わらずの素敵な脚本と役者さん達で明るく前向きな作品でした。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

ホラー作品を作る若い脚本家達と制作陣の現実世界と、そして作品中の登場人物達の空想世界の2つに分けた作品。まずこの仕掛けから、上手い!

作品の登場人物達が自分の理想の役回りと、変更される脚本によっては消されてしまうかもしれない事から思い悩む。現実世界では、出資者の要望に振り回されるプロデューサー達の制作陣と、その制作陣に言われて更に振り回される脚本家達の苦悩が笑いを誘う。
だが、基本コメディ調であるが、言葉の端々に出る本音や仕事の理想と現実を突きつけられたシーン等により、それぞれが悩む姿が、実に切なくもある。年齢的に脚本家達ではなく、制作陣の方に近い感じですが、自分にも重ね合わせてしまいます(笑)

ですが、トツゲキさんらしく、前を向いた形で締めくくり、明日への希望を見出して終わる素敵な作品でした。

次回は、ミュージカルとの事で今から楽しみです。




CRANK UP

CRANK UP

PLAN N

シアター風姿花伝(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

なんというか・・・消化不良というか・・・
ステージに明かりが入って、沼田・吉田両君の姿が浮き上がる。これだけで“あっ上手いなぁ”と感じてしまった。多分他の方たちもそれなりのレベルにあると思う。だが、なんか空回りしているというか、上手く流れていない気がしてならない。互いへの遠慮のようなものが感じられた。前半少々まどろっこしてが、ラスト近くになっての演出は面白かった。が、これも出演者たちが上手く流れていないせいか、仕込みの多さのせいか、作り過ぎな気がしてならない。“上手いのにもったいない”少しばかり消化不良で終わった。

脱出前夜

脱出前夜

The Stone Age ブライアント

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/06/22 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
ストーリーは緻密に出来ているし、役者の演技もよかったです。
欲を言えば音響がもう少し良ければよかったと思います。

ルドベルの両翼

ルドベルの両翼

おぼんろ

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★

5人の仲間
キャラに既視感はあるが、設定が新鮮で面白かった。
下僕のキャラが魅力的で、藤井としもりさんの伸びやかな声が快く響く。
場転と出ハケに、的確で美しい照明の効果が絶大。
これは理不尽の海でもがく若者たちの成長譚だ。
冒頭、BGMの音量が大きくて語り部の声が少し聞き取りにくかった。
導入部分の大事な説明であり、ここを聞き逃すとその後が解りにくくなるので
どこに座っていてもクリアに聞こえるといいなと思った。

ネタバレBOX

地下に降りると、そこは時代も国籍も不明なおぼんろワールド。
丁寧に席を案内してくれる語り部たちの顔が、いつもとちょっと違う。
涙のメイクが無くて端正な表情だし、髪の色がみんな違う。
それぞれの髪色が良く似合って美しい。

物語は神話の世界から始まる。
神の怒りに触れて地下深く追いやられた不遇の民と、
地上に残って支配することになった民。
交わることの無いないはずの彼らが遭遇し、互いの歴史と境遇を知る。
双子であったために忌み嫌われ王家を追われた若者と忠実な下僕、
一方地下で過酷な労働を強いられながら、ここを抜け出そうと試みる男二人、
密かに革命を起こそうとたくらむ一匹狼の女夜盗。
この5人が出会って運命に逆らおうと究極の選択をした時、奇跡が起こる…。

5人のキャラがある程度定番化するのは悪くないと思う。
役者の個性とバリエーションという意味で、ピュア系・お調子者系・ひねくれ系等々
物語の展開上必要な役割だと思うから。
今回は登場人物5人の背景がバランス良く語られているが、
逆にバランス良すぎて突出したキャラが存在しないところが物足りない印象。
例えば怪物ゴベリンドンとか、破壊兵器ジョウキゲンのような、
他を圧倒する、強烈で常識を逸脱したキャラがいない。
メンバーの個性ありきになっているところが魅力的でもあり
“薄味”の原因でもあると感じた。

物語の設定はファンタジックで素敵だ。
抗うことのできない神の時代の運命と儀式、
リンリンとタクムが、初めて“ともだち”に出会った喜びが伝わってくるところ、
嘘をついたジュンジュンが仕方なく皆を鍾乳洞へと案内するところ、
“奪ってきた自分”が“与えて来たタクム”と出会って変わったのだと語るトシモル、
革命を起こそうと密かに暗躍するムグの強靭な精神と歌声、
そしてタクムの自己犠牲に次々と仲間が共鳴した結果起こる奇跡…。
忘れられないいくつものシーンがあって、やっぱりおぼんろは素晴らしい。

私は次もまた5人に会いに行くだろう。
5人でどんな世界を創るのか、どうしてもそれを確かめずにはいられないから。







花からの手紙

花からの手紙

Xカンパニー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

6/30 昼 蘭チーム

◆この公演、主演の「伊藤えみ」が全場面手抜き無しのシリアス系演技モード全開で、演ずる役が憑依したような彼女の演技は壮絶でした。トークショーでは、この作品の前に出演した公演から二週間しか開いてなくて人間女性に戻るが大変だった(?)とコメントしてましたが昨日は見事に変身完了してました!◆客席では女性は勿論、男性も泣いていて作品からの手紙は観る者に見事に届いておりました!◆エンディングまで違う一部ダブキャスト体制のこのお芝居、ストーリーも役者の演技も濃厚な舞台です。

演劇動物演vol.2

演劇動物演vol.2

TSC productions

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/06/17 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇動物演6月19日(日)11時の回を観劇
この回は時乃旅人さんとアーチチョークさんの公演!
 
■時乃旅人さん、大人数になりましたね。
初演から何回か拝見してますが、初めて見る役者さんも多数。
頑張ってください。
 
■アーチチョークさん、初めて拝見しました。
OL二人の不思議な世界!
とっても楽しかったです。
良かったです♪
また公演される機会があれば、是非、伺いたいです♪

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