最新の観てきた!クチコミ一覧

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アベベのベ 2016

アベベのベ 2016

劇団チャリT企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

コンビニの従業員って命がけ!?
狭いコンビニのバックヤード(従業員控え室)を舞台に、店長候補やアルバイトが入れ替えながらシフト作りに翻弄しながら、コンビニの仕事のことや、日常のやりくりしながらのコンビニの従業員(アルバイト)って命がけだなあと考えていたし、ラストシーンの表現はいまいちでしたが、満足できた、110分でした。

蛇骸王 -Susanoh No Orochi-

蛇骸王 -Susanoh No Orochi-

骸骨ストリッパー

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2016/06/18 (土) ~ 2016/06/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

また観たい
冒頭より一気に世界観に吸い込まれました。音楽も素敵だし、役者さん一人ひとり憎めないキャラだけど、格好良さも秘めていて(男女共に)とても楽しめました☆
アドリブシーン、とても面白かったです!

オタッカーズ・ハイ

オタッカーズ・ハイ

合同会社シザーブリッツ

小劇場B1(東京都)

2016/06/07 (火) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本の妙
初演も見ているこの作品、
やっぱり、面白かったです。
コメディ作品として、よく出来てます。
時折、ツボにはまって何度か吹き出しました。
ただ、役者さんによっては、ただの悪ふざけに見えてしまうのが残念でした。

ココロコロガシ(26日完売!)

ココロコロガシ(26日完売!)

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2016/06/16 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

ココロコロガシでした
心の所在、有り様
人の想いの強さ、弱さ
そんな、事をあらためて
認識させられた、舞台でした!
色んな意味で、役者さんは、
ココロが強くないと(笑)

ゲストの、ポンポンペイン湯口君さんの
破壊力ときたら、たまらんね!!

父が愛したサイクロン

父が愛したサイクロン

DOOR

SPACE9(大阪府)

2016/06/17 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙無くては、みれませんでした…
久しぶりに、涙しました!!いいです!!笑える内容も有れば、涙無てくては、見れません!!回りも感動して泣いていました!!最高でした。

ココロコロガシ(26日完売!)

ココロコロガシ(26日完売!)

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2016/06/16 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

また観に行きたくなる作品です
要所要所に楽しませてくれる演出が盛り込まれており、最後まで飽きさせない所が良かったです。
日替わりゲストがどう物語を引き立てるかがまた観に行きたくなる要素に一つですね。

バー公演じゃないです。

バー公演じゃないです。

月刊「根本宗子」

劇場HOPE(東京都)

2016/06/14 (火) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

予想外のストーリでした
意外なストーリー展開で面白かったです。
着地点が全然見えない劇でしたが、ちゃんといい話で終わったのがよかったです。
今回のキャストだから、この芝居が出来たのだと思います。

許されざる者

許されざる者

シンクロ少女

OFF OFFシアター(東京都)

2016/05/17 (火) ~ 2016/05/24 (火)公演終了

満足度★★★

まあまあ
根本さんのファンなんで観に行きました。
ただシンクロ少女の名前は以前から知っていて、今頑張っている劇団との認識はありました。
脚本も役者もそれなりのレベルで良かったと思います。
ただこの芝居をやる意味とはと考えると今一つかもしれません。

根本さんが普段よりも近くで観れて良かったです。
根本さんはやっぱり可愛いだけでなく、芝居も抜群にウマいと思います。

雨夜の月に 石に花咲く

雨夜の月に 石に花咲く

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

おそるべし?
リアリティがあって観てるぶんには面白いけど、役者さんは大変だと思った(笑)。チャレンジングな演出だなぁと。

銀の系譜

銀の系譜

玉造小劇店

八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)

2016/06/17 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

切なかった
さすが30周年記念公演です。
凄く面白かったです。
でも、戦争と言うのは人を狂わすんだなと改めて思い、
見てて切なくなってしまいました。
また、初日って事もあって、上演中に初日打ち上げとして、
缶ビールを騙されて飲んでしまったうえださんがツボでした(笑)
うえださんが凄く素敵でした。

ありふれた愛、ありふれた世界

ありふれた愛、ありふれた世界

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

感情移入し過ぎた
ネタバレです

ネタバレBOX

身内に自閉症の児がいるので、ヒロ兄に感情移入しちゃって、泣きそうでした。
そういう方じゃなくても、心に染みる作品だと思います。
The Tempest

The Tempest

福岡女学院大学12期岩井ゼミ

ぽんプラザホール(福岡県)

2015/07/07 (火) ~ 2015/07/11 (土)公演終了

満足度★★★★★

The Tempest

星にかえろう

星にかえろう

サンピリ

ぽんプラザホール(福岡県)

2016/05/14 (土) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★★

星にかえろう

あの人、賃貸だから

あの人、賃貸だから

劇団HallBrothers

博多リバレインホール by Active Hakata(福岡県)

2015/07/10 (金) ~ 2015/07/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

あの人賃貸だから

イノリの声

イノリの声

演劇ユニット コックピット

福岡教育大学正門前コンビニ跡地(福岡県)

2015/04/28 (火) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★

イノリの声

福岡学生演劇祭2015

福岡学生演劇祭2015

福岡学生演劇祭

ももちパレス(福岡県)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/27 (木)公演終了

満足度★★★★★

福岡学生演劇祭2015

おやすみエデン

おやすみエデン

演劇ユニット コックピット

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2015/12/12 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

満足度★★★★

おやすみエデン

ほろ酔い公演

ほろ酔い公演

演劇ユニット コックピット

勝屋酒造(JR教育大前駅より徒歩10分)(福岡県)

2016/01/16 (土) ~ 2016/01/16 (土)公演終了

満足度★★★

ほろ酔い公演

あしぶみ

あしぶみ

演劇ユニット コックピット

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/19 (土)公演終了

満足度★★★★

あしぶみ

義経千本桜—渡海屋・大物浦—

義経千本桜—渡海屋・大物浦—

木ノ下歌舞伎

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり歌舞伎はとても面白いコンテンツなのだ
木ノ下歌舞伎は、歌舞伎を優れた古典としてリスペクトし、きちんと現代に伝える役割を担っていると思う。
「歌舞伎って面白いね」と言えるような。
今回は、それを感じた。

「判官びいき」で見たならば、判官を推さずに知盛、安徳帝側を推してしまう。

ネタバレBOX

オープニングの滑り出しがとてもいい感じ。
日本史の授業で受けたはずのことが、シンプルにさらさらと語られる。
音楽に乗り、ダンスのような感覚で、何がどうしてどうなったかと。
象徴的に日の丸が使われる。
現代的・義太夫節とでもいうべきか。
そして、安徳帝の入水シーンが。

今回の『義経千本桜―渡海屋』までに何が起こり、誰がどういう立場にいるのか、誰と誰がどういう関係にあるのかが、ざっとわかるようになっている。
そういう「説明」がないと、「義経」とは何者なのかを知らない観客にはちんぷんかんぷんになってしまわないように、という配慮なのだろう。

ところどころに歌舞伎のような台詞回しを入れながらも、現代語というより、今の話し言葉でストーリーは進む。軽さが心地良く、歌舞伎の台詞回しも違和感はなく、1つの「リズム」の中に聞こえ、響いてくる。

歌舞伎の要素としては、下手から舞台を出る通路を「花道」として設定し、また、後のシーンで知盛が亡霊の姿で舞台の下から現れるのは、花道のすっぽんだろう。すっぽんは、歌舞伎のお約束ごととして、「人ではない者が現れる場所」だから。

壇ノ浦の合戦では知盛演じる佐藤誠さんが、歌舞伎のシーンのように、錨を巻き付け見事後ろ向きで海に飛び込む。これがラストにきちんと活きてくる演出となっている。

義経が都落ちしていく様も、リズミカルでシンプルに描写していく。「実はキツネだった」という静御前を守る忠信も、この公演では『義経千本桜』の最後の段まで行かないので、一応は触れるが、まあ、それは『義経千本桜』を知っている人たちに対してのお楽しみでもあろう。
このように、「渡海屋」の段を楽しめるような前提が揃うのだ。

そして「渡海屋」の段になる。ここに入ってから建物への入口と奥の間への戸(壁も)舞台の上に設置される。
そこまでがシンプルだっただけに、これは必要なのか、と思った。
枠だけで、「あるていで」で良かったのだはないか。

歌舞伎に限らず、舞台では「壁はあるもの」という形で上演されるのだから。あえて「渡海屋」のシーンを強調するためにしても、八百屋舞台の上に微妙な斜めな壁は、設置時間がもったいなく、不安定な印象を受け、さらにビジュアル的にも美しくないので、なかったほうがよかったのではないか。

さて、渡海屋では死んだはずの知盛、安徳帝、その女官の3人が出てくるのだが、冒頭の安徳帝とその女官入水シーン、壇ノ浦での知盛の入水シーンが効いて、さらにラストでリフレインとなっていくので、その部分が強調され、彼らの無念さがグッと伝わってくる。

一方、義経一行は、軽いノリで平家の裏をかき勝利して、うっかり弁慶が鎌倉からの使者の首をねじ切ってしまうという演出であり、ラストでは満身創痍の知盛に対してカジュアルな服装なので、どうも義経に気持ちが行かない。

「判官びいき」という言葉があるが、判官を贔屓しようという感覚はなく、判官びいきするなら、知盛と安徳帝側になってしまうのだ。
無念を晴らすことなく死んでいく知盛、そして義経に連れててかれてしまう安徳帝。哀れである。

ラストは、盆踊りであろう。
すべての「怨」を背負って、死んでいった知盛と安徳帝の女官。
源平の戦いで死んで行った者。
彼ら、死者を供養する踊りではないか。
それはすなわち、運命が待ち受ける義経一行自身の供養でもあろう。

津波のときのニュース映像で何度も聞いたようにな、鳴り響くサイレンと轟音、そして忌野清志郎が歌う日本語歌詞の『イマジン』が流れる。
そこまでやるのはどうかな、とは思うのだが、これはいい意味での「外連味」なのではないかとも思った。

渡海屋銀平と知盛を演じた佐藤誠さんの、歌舞伎ではないところにおいての「怨」の強いエネルギーの内在する感じがなかなかだった。
清盛、弁慶を演じた榊原毅さんもとてもいい感じ。
銀平の妻と女官を演じた大川潤子さんの、一本真の通った姿が舞台を締める。
娘・お安、安徳帝を演じた立蔵葉子さんインノセントさもいい。

結局、歌舞伎はとても面白いのだ、ということ。
このコンテンツをもっと利用すべきではないか。
シェイクスピアみたいに。

木ノ下歌舞伎には、いろいろな歌舞伎の演目に挑戦してほしいので、期待している。

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