最新の観てきた!クチコミ一覧

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『黒船』、 『ウインドミルバレー 最後の三日間』

『黒船』、 『ウインドミルバレー 最後の三日間』

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ウィンドミルバレー最後の三日間
林遊眠さんのひとり舞台は、迫力満点!
彼女の語りの上手さ、照明、音楽が物語の流れにぴたりとはまります。
引き込まれました~。
すごく楽しかったです!!!

眠らない男

眠らない男

ユニットR

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/07/03 (日) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★

退屈な90分
いかにもそれらしい雰囲気と台詞、そしてそれらしい音楽。
しかし、台詞が全然入ってこない。

見ているこちら側の問題なのか。あるいは役者や演出の問題なのかはわからない。
ただ、役者が本気でそう思って台詞を言っているようには私には感じられなかった。

退屈な90分。
退屈だけどなぜだか“苦痛”ではなかった。
それが救いか。

ネタバレBOX

岸田理生の『眠る男』は見たこともなく、読んだこともない。

母と息子、父と娘という関係だが、なぜだか「父のいない者は眠れない」という台詞が何度かある。
娘には父がいるだろうと思うのだが。

もし「いないも同然な父」ならば、母のほうもそうだろうに、と思う。
どうもしっくりこない。

父殺し、母殺し的な展開と女帝のエピソードの関係もなんだか。
「女帝」というほとんど実感のない存在もピンとこない。
その設定本当に必要だったのか。

裏表の眠れない男、眠れない女の三者が三様というわけでもなく、うまく重なるわけでもない。
裏表の関係なのだがほとんど同じ。さらに男たちと母の関係と、女と父の関係についても、対比でもなく類似でもないぼんやりとした位置づけに見えた。

役者で言えば、眠れない娘役の人のみが良かった。
この人の台詞のみがこちらに届いた。
しかし、舞台は1人が良くてもどうにもならない。

全体的に散漫でぼんやりした印象。
これがアバンギャルドというものなのか。
だとしたら、ずいぶん退屈で古くさいものなのなのだな。
CALL AT の見える桟橋

CALL AT の見える桟橋

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

メルヘン
メルヘンやファンタジーは俳優さんの顔や表情を眺めるのが好きな私にとって敬遠しがちなジャンルではありますが、それを補って余りある脚本演出、そして役者さん達の演技でした。
鳥肌気持ち悪いくらいに立ってしまう良作でした。

金曜はダメよ♥

金曜はダメよ♥

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/04 (月)公演終了

満足度★★★★

☆4
役者さんは演技力は皆良かったので☆4

おしてるや

おしてるや

真紅組

近鉄アート館(大阪府)

2016/04/22 (金) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

今更ですが…!
初めて近鉄アート館に入りました!
アート館の作りが楽しかった!
そして、初!真紅組さん。友人の出演きっかけでした。
道頓堀を堀表す効果の舞台づくり、面白かったです。
穴から始まって、センターに川を掘るという演出。水を流す光の演出美しかったです。
芸妓達の華やかさと、道頓さんの穴から顔を出す、幽霊を印象付ける効果。
そして、意外と運動量の多い道頓さんの愛嬌。素敵でした。
殺陣と舞、道頓さんのコミカルシーンとの調和の取れた楽しい舞台でした。

knob

knob

reset-N

SPACE EDGE(東京都)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

無題1863(16-153)
19:00の回(曇)

18:30受付、開場、右に舞台(横長使用)、左にひな壇席(ベンチシート+椅子)、壁と床に直管蛍光灯。

床にコピー(無限の再現)用紙が敷き詰められ、椅子、消火器、ハンガー、テーブルなどが放置されている。

役者が1人ずつ現れひとつずつ片付けてゆく。

19:06開演~20:24終演。

G.comの佐藤さん、ajiやマコンドーで観たカトウさん。

もちろん、前回公演は観ていません。

2人×3組+1人。互いの関係のどれもが歪んでいる。一方的で双方向の関係が見えず分裂したシーンが互い違いに展開するがそれがどうした感がぬぐいきれない。

「東京都市博覧会の中止」という背景(当パンより)に対しすでに実感するものはなく、白紙の上に築かれた関係もすぐに消えてゆく。

男女のトラブルは日常事となり、善意も疲れ果てる、毎日、繰り返す、そういうことなのか?

演劇動物演vol.2

演劇動物演vol.2

TSC productions

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/06/17 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇動物演6月19日(日)18時の回を観劇
この回は時乃旅人さんとLucy Projectさんの公演!
 
■時乃旅人さん、11時の回に続き2度目の観劇。
旗揚公演から何回か拝見してますが、旗揚公演の時の役者さんはほとんどおられないのかな…、人数も大人数になって、楽しく演劇されている雰囲気に好感。
2度目の拝見で、1度目より良くなった気がします。
今回、演出の方が初めての演出との事ですが、所々?なところもありますが、全然大丈夫でした!

 
■Lucy Projectさん、初めて拝見しました。
谷崎さんのどろどろした感じとっても良かったです。
詳しくはLucy Projectさんの方の観てきたコメントに記載します♪

■所感
時乃旅人さんは大人数になりましたが、今回、初めて拝見したアーチチョークさんやLucy Projectさんの公演。
少人数な劇団さんですが、とってもしっかりした内容で、楽しく拝見しました。
今回2ブロックしか拝見していませんが、1回目の演劇動物演よりも、劇団間のレベル差は埋まり、全体のレベルが少しずつアップした気がします。
来年も頑張ってください。

ブスも美人も死ねば土

ブスも美人も死ねば土

美貴ヲの劇

荻窪小劇場(東京都)

2016/06/30 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★

同じシーンの繰り返しが効果的
劇団時間制作の公演を観に行ったとき受け取ったチラシの中にあった『ブスも美人も死ねばブス』というなかなか刺激的なタイトルが気になって、結局7/1の午後に観に行ってきた。

この舞台、なぜかR-13指定。上演前日に劇団からメールが来て、開演前に舞台上で出演者が何かやっているという事だったが、行ってみてちょっとびっくり! 舞台上で、八木麻衣子と海底二万海里が抱き合ってキスの嵐の真っ最中。おまけに上演後半にはバイブも登場して、なるほどこれはR-13指定だなぁと妙に納得。

あらすじはきわめて簡単。自分はブスでしょうがないと思っていた夢川夢子(八木麻衣子)はシンデレラ、ラプンツェル、赤ずきん(舞台上ではそれぞれ夢子の勤める会社の美人で仕事が出来る同僚役も兼ねている)をうらやましく思っていながらもみんな自分より早く死んでしまい、夢子自身毎日退屈で一人卑屈に暮らす世界から死んでしまいたいと思っていた。そんな時、ただ一人の友人苺ちゃんに勧められて飲んだ酒で酔っ払い、妄想の世界へ。そこには死んだはずの美人たちがいて、本当はブスと卑下している夢子より悲惨な人生を送っていたり、職場での流行を追った会話が実務を帯びたモノだったことがあきらかにされていく。そんな彼女たちが夢子に向かって、、「ブスも美人も死んだら同じ土じゃない」。これに勇気をもらった夢子は現実世界で気分一新、男性ともつきあえるようになっていく。めでたしめでたし。

と自分は受け取ったのであるが、このストーリー、受け手によっていろいろな内容に受け取れる許容性を持っているところが面白い。
八木の演技が光っていたが、目立つという点では苺ちゃん役の苺田みるく先生も存在感があった。
ちなみに、劇団時間制作で観た女優・小島望はラプンツェル役であった。

五右衛門

五右衛門

劇団そとばこまち

近鉄アート館(大阪府)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

THE エンタメ時代劇!!
竹村さん主役と聞いて、これは見なければ!と(笑)
凄くいい舞台でした!!
竹村さんならではの演出では?と思うほどに(笑)
とっても人情味のある優しい五右衛門。素敵な義賊でした!
そして殺陣、アクションシーン。回想シーンの緩急のあるコミカルなやりとり。
御師匠様と五右衛門のやりとり好きです!
OPとEDのあるとこも楽しかったです!
五右衛門といい登場人物みんなちょっとお茶目で、
中でもあの兄弟が狂言的なポジションでいて、最後のあのシーンはびっくりしました。よもやの!?
って感じで。五右衛門の釜ゆでシーンへ向かっていく時、本気で助かって欲しいと願ってました!
本当にいい舞台でした!もっとじっくりと観たいと思いました!
いいキャスト、舞台で有難うございました!

ネタバレBOX

御師匠様と五右衛門のやりとり好きです!
「パパじゃ」の回想が1回じゃないとこも(笑)
プーさんイジリされてた五右衛門も可愛かった&楽しかったですv
個人的にゲキバカさんの『ごんべい』と同じ曲が掛って更にテンション上がってました(笑)元々、テンション上がる曲なのだと思われますが☆
オムツシーンは某フェスを連想して、若干動揺しました…(笑)
阿国さん好きです!恰好よかったv
「ごんべい」(2016年版)

「ごんべい」(2016年版)

ゲキバカ

HEP HALL(大阪府)

2016/05/27 (金) ~ 2016/05/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

観ました!
今更ながら感想書込み(汗)
『ごんべい』面白かった!派手で、コミカルで!
華やかで、九尾狐は憎いけど、憎み切れない。。
九尾の美しさと、親子愛、イタジの母への思慕。
母に憎まれ利用されるイタジの痛々しさ、
健気さに心が痛くなりました。。親に嫌われつつも
関わらずにおれない子の悲しさ。猫かわいがりされる
異父兄弟を眺めては叶わない夢をみる姿に涙。
ごんべいも狸族の末裔としての苦悩と人間への恋慕への
心の揺れをシリアスと漫画的要素を交えつつ重くならない
程度に中和していて。
エンタメ時代劇ってこうゆうものなのだ!と初見ながら楽しませて頂きました!

ネタバレBOX

みんな傷だらけになりつつも
ハッピーエンドになれそうなとこも良かった。
ただイタジは、あの親子と一緒で本当に大丈夫か少し心配(笑)
本人が幸せそうだからいいとしたいが…
神軍ラッパは響かない

神軍ラッパは響かない

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

和興さんの集大成p(^^)q
19:00からの、戦中編拝見しました!
和興さんと佐藤さん組。
佐藤さんが出てくるまでの和興さんのお芝居は目もそらせず、一つ一つの動作を見逃せませんでした。
そして、喉の奥から絞り出すような声。あぁ、何日も何日も何にも食べず飲まずの人間の出す声は、こんな声なんだろう…と思いました。
この組の初日を見ていなかったので、初日も見たかったなぁと思いました。後悔だなぁ。和興さんは、ちゃんと初日にピークを持ってくるから、場合によっては、初日の芝居が好きです。
2012年『エンドレスヒルズ』からすべての作品を拝見しましたが、和興さんの集大成ともいえる出来だったと思います。
一秒足りとも飽きさせることなく、魅せてくれました。
メイクも、衣装の着方も、小道具の扱いも、どれ一つ取ってもいつも丁寧です。これは、作品を、役を、お客様を大切に思っているからだと思います。
そして、素晴らしいお芝居になったのは、共演された佐藤さんが居てこそだと思いました。和興さんのあんなものやこんなものをかけられ…( TДT)
カーテンコール、男泣きにもらい泣きしました。
(おかまちゃんもインパクトありましたが、今回のはさらに素晴らしかったです。)
また泣きすぎて、鼻水で鼻水下が真っ赤でヒリヒリです。
ニベアを塗って寝ました(笑)
和興さんも、佐藤さんも未来ある役者さんだと思います。
沢山の方に観ていただきたい絶品です!
DVD欲しいです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

ネタバレBOX

私は、逃げ切って、5年後に日本に帰ると思ってます
゜゜(´O`)°゜
ニッポン・サポート・センター

ニッポン・サポート・センター

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

観てきた!!!!!
好みが分かれそうですけど、私はこういう写実的な演出、演技、とても好きです。
青年団さんの舞台を観るようになってまだ日が浅いのですが、見事にハマってしまいました。

開場直後からカーテンコールまでシームレス。
暗転すら一切なくて演技も自然なので、どこかに実在する日常の空間をそのまま切り取ってきたような
そんな錯覚を起こしてしまいそいうになるほどでした。

現実にもありそうなリアルな事案ばかりだったので落としどころが気になっていたのですが、
「人を助ける」というテーマにしてはオチが少しぼんやりした印象でした。

ネタバレBOX


再就職先がゆるキャラ?のくだりが凄い好き。
CALL AT の見える桟橋

CALL AT の見える桟橋

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/07/01 (金) ~ 2016/07/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

見て損はない
一つ一つに
思いが込めらている
是非見てもらいたい
作品です。

第16回公演『大人』

第16回公演『大人』

劇団天然ポリエステル

中野スタジオあくとれ(東京都)

2016/06/30 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

新たな一面
前回と違った一面を見れたのがよかった
前は主役の方がとびぬけた印象がありましたが
今回は全員のバランスがよく
思い入れができました。

荒川、神キラーチューン

荒川、神キラーチューン

ロ字ック

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★

嫌いではありません
個々の芝居は嫌いではありません

ネタバレBOX

関係者が多くチケット精算、モギリ、会場案内 関係者中心に対応、関係者に気を取られチラシを渡しそびれるモギリのせいで入口に取りに戻ったのはいいとしてexというよく分からない番号の席だったので壁の表を見ていたら目の前を(おそらく最短距離だから)話ながら関係者対応の為遮って行くスタッフには悲しくなった、場内の注意事項の伝達も酷いもんだった「一般客も特別に見せてやる」的に感じられたのは初だ。思えばこの時点で帰るべきだったのかもしれない。
そんな中、蓋を開けてみると騒音と絶叫と進まない芝居。あと1分も続いたら帰っていた自信がある。残ったのはまだ目的の役者さんのへの義理だけだ(帰っても気づきはしないと思うが気持ちの問題)初めは音に紛れて台詞が聞こえない的な演出かもしれんが、役者さんたちの声と音楽の音とのが重なってしまい(もしかしたら違う曲や鼓動や川の流れなどのSEならもう少しましだったかも)ただただ不快な大音量から漏れ聞こえる聞き取りづらい台詞という地獄のようなシーンでした。(音圧がずっと高いのも芸がない)終盤の同様なシーンでは台詞が聞こえたことから役者の声量というよりも演出の音に対する演出の問題であるのは間違いないと思う(測った訳ではないので違ったら申し訳ない)
そもそも生でやるんだから役者の技量は千差万別で中には元々聞き取りずらい役者もいる。それを踏まえて演出するのだから(演出を優先したいならお金をもっともっとかけて好きな役者を揃えるという手もあるが)結果がああなった訳なので演出がああいった状態がベターだと判断したはずであり、その判断がどういう基準なんだろう、と思う訳です。
劇場通路を使う芝居もあったが演出の必然性がない上に超ビックネームでも無く、特に観たい役者さんというわけでも無かったので、ただ一部の芝居が見えずらかっただけ。しかもこれもなんか長い。
歌は上手く歌わない方向だったのかもしれんが、上手くない芝居ではなくテキトーに歌っている芝居に見えたし聞こえた。
全般に音響に関して酷いに尽きる。この劇場でしっかり調整したのか疑問。
それにしてもコリッチの感想やsnsに溢れる感想が高評価すぎて、気持ち悪いものを感じる。作品の内容とリンクするからだ。
パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
良くある?家庭の話しかも・・・
結末はチョッピリ寂しいかな。(それとも良かったのかな?)

アンソロギア

アンソロギア

初級教室

OFF OFFシアター(東京都)

2016/06/22 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ストーリー展開が・・・
楽しめました。面白く、少しせつなく・・・。

第16回公演『大人』

第16回公演『大人』

劇団天然ポリエステル

中野スタジオあくとれ(東京都)

2016/06/30 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました!!!
笑いと涙が混在し・・・ストーリー展開に嵌りました。
飲み物(販売)を飲みながら観劇できるのははうれしいですね。
でもトイレが心配で私は諦めましたが・・・(残念)

第16回公演『大人』

第16回公演『大人』

劇団天然ポリエステル

中野スタジオあくとれ(東京都)

2016/06/30 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

面白くて切ない・・
楽しく面白いストーリの中に、切なさを感じる舞台でした。素敵なストーリーだと思いましたが、タイトルの「大人」の関連性がよく分からず・・。役者さん達の熱い演技も良かったです。個人的には、柳役の、やんえみさんが、何ともユニークで可愛く感じました。あと、ごちゃごちゃした(いい意味で)舞台セットが、個性的で印象的でした。面白かったです!

花からの手紙

花からの手紙

Xカンパニー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

最終回
火曜から楽しかったです。
皆様ありがとうございました(^^)


◆ストーリーは書かないけど、日常生活で客席側の人間にも起きる可能性があるストーリー。コメディじゃなくてトラジェディ...って言うより現代深刻劇とでもいうものでした。

◆主演は『伊藤えみ』
彼女の演技については諸氏がツイッター等で絶賛していますが、以下、私的な感想です。

『伊藤えみ』独特の演技スタイルは、台本というの異次元の世界に存在している人物の人格を、自分の内に呼び込んで、その人物に成りきって演じる演劇発祥原点のシャーマン式変身演技です。今回の『花からの手紙』では、それが良く出ていたと思います。

◆話が飛びますが、昔のイタリアオペラではヒロインを演じる歌手には、お約束の『狂乱の場』が用意されていて、正気を無くしたヒロインがリアリズムから解放された自由な立場で、舞台上に独りテクニックの限りを尽くして演じる(歌う)ものです。今回の『花からの手紙』では図らずも同じように半狂乱の早苗を『伊藤えみ』が演技力の限りを尽くして演じました。
とはいえ、演技にしろ歌唱にしろ演者の自己満足では意味が無いのは勿論で、客席の心を揺さぶってこその演技価値です。その意味でも今回の彼女の演技は素晴らしく、客席の公演参加者にも舞台上の人物への感情移入を実現してくれました。

◆更に、『野村龍一』さんや『鎌田亜由@iroha_aizawa ご連絡頂いた同日に予約担当の方からも予約完了のメール頂きましたが、予約担当の方から頂いたものと美』さんも十分以上の演技で楽しませてくれました。演じている時の野村さんは(前説の時とは別人の)イヤなオヤジそのものだったし、『伊藤えみ』早苗と真っ向勝負だった『鎌田亜由美』野村も見事でした!

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