最新の観てきた!クチコミ一覧

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わたしはミシン

わたしはミシン

チタキヨ

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

好きです!
米内山耀子の書く脚本は、巧妙に伏線を張って非常に面白いものになるという点で信頼しているのだが、今回はその1枚上をゆく上出来な作品だった。地方の縫製工場でオートクチュールを担当する女性3人と上司2人の巧みな関係を、実に見事に90分にまとめてあるプロフェッショナルな話で、悲しい話や感動する話では泣かない私が、唯一こういう話には泣けてしまうんだけれど、泣いてる暇がないくらいに笑わせてくれる。女優陣が巧みなのはユニットなので当然とも言えるが、客演2人を含めて、本当に面白い分かりやすい、泣けて、笑える作品だった。

~50とひとつの蝶結び~

~50とひとつの蝶結び~

Manhattan96

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

言葉以外による
言語表現の試み。

ネタバレBOX

Scene1:Opening「ム、と、シ」
Scene2:Act  「サイトウさんとサイトウさん」
Scene3:Dance 「赤ずきんとその後」
Scene4:Tap  「14歳の娘と私」
Scene5:Act  「問題と答え」
Scene6:Act  「セミとキリギリス」
Scene7:Dance 「記録と記憶」
Scene8:Tap  「15歳の娘と私」
Scene9:Show 「カミとタブレット」
Scene10:Act 「ロミオとジュリエット」
Scene11:Ending「50とひとつ」
11の演目をこなし上演時間は役1時間50分。言葉を巡る考察が、今回のレビューテーマということになろうか。言葉に頼らぬ身体や、音、動作と間によって、言葉以上に想像力に直接訴える試みや情報伝達媒体としての書籍VSタブレット端末の攻防戦、言葉を印刷物にする際に用いる紙を空中に舞わせて蝶のようなイマージュを喚起すると同時にその複雑な舞い方の美しさを舞台上に上げる試みなど、イマジネーションに訴え掛けるショートレビューの合間にはタップダンスやそれと共に演じられる手品等が、他のレビューと緩やかに関連していたり、童話の古層と子供向けバージョンとの比較によって見えてくる認識レベルの差異、またシェイクスピアのシナリオの筋書を変えてみる試みなど実験的・挑戦的な要素が取り入れられ、楽しめる。無論、これらの他に美しさに対する配慮も付加され、イマージュの断絶を防いでいることも良いし、また音響効果もグー。
上田ダイゴ×近藤ヒデシ(COMPLETE爆弾)

上田ダイゴ×近藤ヒデシ(COMPLETE爆弾)

上田ダイゴトークライブ

デジタルカフェ-スクリプト- (大阪府)

2016/08/10 (水) ~ 2016/08/10 (水)公演終了

満足度★★★★

男性かつらのオーディション
マシンガントーク ナレーション
男性かつらのオーディション、 チンチン冷―!

理想の不幸

理想の不幸

HIGHcolors

「劇」小劇場(東京都)

2016/10/05 (水) ~ 2016/10/11 (火)公演終了

満足度★★★

万人受けではなく勝負に出たところは好感
主人公の心の闇に浮かび上がり一生付きまとう白い魔物。 
視覚的なこだわりを強く感じました。 
主演女優さんは、しなやかな西洋猫の様でつかみどころがなく魅力的です。 
ただ、この女性の性格、思考面においては、理解が到底及ばず、この作品の要となる部分を楽しめなくて残念な思いが残りました。 
価値観が周りと違う焦燥感は解らなくもないのですが、あまりにもこじれすぎていて病的。 
主人公以外の人物は理解の範疇内で、共感したり、滑稽だったり、とても面白い。 凡人の私にとっては見所ポイントでした。 
主人公のどこかに共鳴し、彼女の最期のシーンにメッセージを受け取れるか否かが感想の分かれ目ではないかと思いました。

最終兵器ピノキオ、その罪と罰

最終兵器ピノキオ、その罪と罰

X-QUEST

シアターサンモール(東京都)

2016/10/06 (木) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

ミラピはミラピ。
最終兵ピは最終兵ピ。
話の流れは全く変わらず、再演といえば再演だけども。
どちらも比べることはできない。
全く別もの。

3年ぶりくらいに、アンチ観劇のつれをつれて(ほんと、どうしても芝居というものが肌に合わないヒトなの)。

「面白かったっ。」て、言ってくれた。
そして、
「いい劇団になったね。」って。
(つれは18歳のときから知ってはいる。現35歳)

これを読んでるファンの方は、なんだ部外者なのに生意気なと思われるでしょうが、
私はずっと大好きだった劇団を、一番理解してもらいたかったつれに、やっとわかって貰えてすごく嬉しいのです。
そして、泣きそうです。

ぜんぜん芝居の感想ではなくなってしまって、すみませんっ。
でも、それほどに「今」のクエストは凄いんです!素晴らしいんですっっっっ。
これからもきっと変わり続けるとおもいますが、
「今」このときをどうか逃さないよう‼

ネタバレBOX

シンデレラがね、ずっこい上手くてビックリした。まだハタチって…今の若者はすごいヒトはほんと凄い。シンゴジラ観といてよかった(面白くなかったけど)ガッジェーラ(発音いいやつ)笑。

今回のピカイチ殺陣は、王子とピーターパン。フラッグを使った殺陣はとても難しそうで、でもとても伸びやかで門野翔さんの動きはみていてとてもワクワクする。きよしくんもクルクルしてて凄い速い、そして美しかった。

驚いたのは衣装!
遠くてあまり詳細はわからなかったけど、ほとんど新しく作り替えてたのかな?
数々のクエストの衣装を見てきたけど1番美しいっ。そして、見えない所の拘りがステキ(Twitter参照)これはお客さんはもちろん、キャストの気持ちも上がるだろうなぁ。

最後にトクさん脚本面白すぎです。
ハロウザディップ

ハロウザディップ

演劇組織KIMYO

名古屋市東文化小劇場(愛知県)

2016/09/29 (木) ~ 2016/10/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが!!
今回も度肝をぬかれました!!
圧倒的な照明音響!そして動線の見事さ!

何よりも最後のラストシーンが完璧でした!今回もありがとうございました!!!

~50とひとつの蝶結び~

~50とひとつの蝶結び~

Manhattan96

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★

心地良過ぎて舟を漕ぐ
仕事帰りでぐったりしているところに、アルコール片手に観劇-
一番やってはいけないパターンをやってしまい、舞台そっちのけでひたすら睡魔と格闘することに・・・
楽しい雰囲気はしっかりと伝わりました。

アイムオールウェイズバッド

アイムオールウェイズバッド

荒川チョモランマ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

リアル感
当日パンフに、「愛とお金とブスと鬱」のストーリーとあり、そんな感じだなぁと思いました。主人公の歴史を振り返る回想シーンは、面白おかしく、「ここまでやるの?」と思われる役者さんの衣裳(?)もありました。熱演、素晴らしかったです。テンポも良く、キャラも独特感があり、借金の理由が分かっていく展開も面白く、リアルさも感じました。愛すべきブスの(決して主役の方がブスという訳ではありません・・可愛らしさのある方でした)物語で、面白かったです!

「66~ロクロク~」

「66~ロクロク~」

円盤ライダー

シダックス カルチャービレッジ6階(東京都)

2016/10/08 (土) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

上手に場所を生かしてたなぁ・・と(^^)
開演当初は、なんだかなぁ・・といった雰囲気でしたが。
まぁ物語が進むと、だんだんとテンションがUPしてきて。
後半はテンポもよく大笑いできた90分の作品でした♪

ネタバレBOX

客席間を駆け抜けたりするとこは”おぼんろ”とかを思い出しました(^^)

出だしの「つかみ」は、いまひとつかぁ・・・とかは感じました。

ブーツに拍車つけての登場は大変気に入りました~!
リアルに直で拍車見たのは初めてで感動すらできたですよ(^^)

中盤以降アドリブで共演者が笑いをとって
役上笑えず遂に壁側に向いて
笑いを堪える共演者さん達がとことん受けたし面白かったデス♪

このビルから俺たちの起業が始まり~!
と5人の男性が盛り上がるなか
袂を別った友人の一人を呼んで再会しての
笑える会話劇であります(笑)

客層は二極化してたかしら・・

オオクボ:灰色シャツのサスペンダー
イチカワ:青色ジャケット 面倒くさい奴 学生時代皆のアイドルだったヒトミちゃんと結婚し娘も授かるが・・親権も取られて離婚したばかり・・のかまってチャン 差し歯してたがアキバに殴られて取れる・・
ヒライ:革ジャン着たリーダー「人生は運とリズムとタイミング」
ナカヤマ:スーツ イチカワの担当(笑)
赤縞ネクタイの黒めがね
アキバ:カウボーイスタイルで拍車付けて登場!ウエスタンブーツでなかったのが残念 アメリカで一旗挙げる(アメリカンドリームつかむ)筈が入国早々に全財産すられて帰国費用をバイトで捻出し4泊6日で帰国・・・その後日本国内でアメリカらしい場所での仕事を転々として大阪のアメリカ村で古着屋を営み女房子供もって幸せに生活している♪
Regulation's High!

Regulation's High!

BLACK JAM

上野ストアハウス(東京都)

2016/10/06 (木) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽 もう一度
いよいよ今日千秋楽と思うと落ち着かず、もう一度観に行く事にしました‼️ ニコリともしない海さん 朱木さん 素敵です。やはり演出流石です。続編希望します。皆さん怪我なく突っ走って下さい。

マルカジット、マーカサイト

マルカジット、マーカサイト

やみ・あがりシアター

こった創作空間(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白い
初見の劇団さん。名前も聞いたことがなかった。でも,こんなに面白い芝居をやってくれるなんて。だから小劇場の芝居は油断できない。最初からグイグイ来るし,おかしさは途切れないし,背もたれもなく,座席も狭いけど,90分という時間だし,何よりも芝居にのめりこんでるし,とても楽しい観劇でした。

「お国と五平」「息子」

「お国と五平」「息子」

(公財)可児市文化芸術振興財団

吉祥寺シアター(東京都)

2016/10/06 (木) ~ 2016/10/13 (木)公演終了

満足度★★★★

近代古典という世界
日本の戦前に書かれた戯曲は骨っぽい。「確かな言葉」で紡がれ、言葉として普遍性が高いと感じさせるものがある。高度情報社会である現在より、人や権力の「眼」の監視の度合いがもっと粗く、「個」としての内心の自由度が(制度上はともかく実質上)大きかった分、「他者」に伝達すべき言葉の使い様に丁寧さがあった、という事ではないのか・・そんな事を想像させられる。
近代古典の世界を味わいたく観劇。私としては感動の『息子』が目当てだったが、最初に上演した『お国と五平』の尺が長く充実しており、『息子』はあっさりと終わった。前者は谷崎潤一郎作。高校の一時期ハマって以来何十年ぶりに谷崎文体に相見え、武家の女房と家臣が交わす台詞の端麗さもさりながら、後半登場し「女々しく」憤怒と哀願の言葉を繰り出す男の居直った人生観には、谷崎の底に流れるものに思い当たった感でハッとした。人々にもてはやされ颯爽と生きる者は元々その素養(この場合は武術の覚え・それに発する自負、勇気等)を生まれながらに持ちえた事でその誉れを手にしているに過ぎない。してその身分が約束されている条件では多少の欲もかき、隠し通せると高を括っている。それを「目撃した」と暴きながら、「生まれながら」の素養に恵まれず白眼視され捨てられた身で卑怯な刃傷に及んだその男が免罪されることは大義として無い・・・それだけに相手を謗り情けを語りながら「命乞い」をするしかない哀れな男であったが、彼に「一言」言わせたかった谷崎の、顧みられぬ人の人生を見つめる眼差しを彼の作品を思い出しながら思った。喜劇仕立てである。
 一方『息子』は難しい芝居だ。約30分の短いやり取りの中に、台詞とは別に「いつ気付くのか」、探りと確信のプロセスがしぐさとして表現されねばならず、その微妙な線をどこに引くか、どう振舞うか・・そしてあの距離でその関係を成立させるキャラ作りからして大変である。老父は元気すぎ、息子はもっとくたびれ切っていい。谷崎作との関連で言えば、彼がそうなった全責任が彼にある訳ではない、が世間は冷たい。微かながらに、情が通った片鱗が、彼らを取り巻く冷たさを逆照射する。そして近づく捕り物の音が、哀れな彼らの存在を浮き上がらせる。芝居の方はまだ、作り込む余地があった。

アンダーグラウンド

アンダーグラウンド

無隣館若手自主企画vol.14 小林企画

アトリエ春風舎(東京都)

2016/10/07 (金) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

巻き込まれ型舞台
「参加型」とは露知らず参加した。トークに招かれた女性が「参加型」に一家言ある人らしく、今回の趣旨の曖昧さについて指摘していた。その様子からすると、「参加型」のスタイルは何らかの理念を原点に持つようだ。舞台→客席の一方向コミュニケーションの限界、といった所だろうか。
 地上人である所の観客が、大きなエレベータに乗って地底世界へ向かっている。会場は客席がなく、地底人であるキャスト5人の誘導でまずは紙製眼鏡作りと地底世界についてのレクチュア。観客が何らかの「態」でその場に居る中で、いつしか芝居(地底人として名を持つ彼らのやり取り)が始まっていたり、地上人集団に語りかけたりする。「劇」の要素に観客が組み込まれている形は珍しくないが、同じ平場でそうなっている、という感覚はまた別である。
 ポイントは「原罪」を背負った歪な存在となった地上人を地底人は蔑視しており、地底世界の人口が減ってしまったため労働力として、しかし生活と身分を保証する約束で地上人が移住させられる途上である、という構図が後半に判ってくること。白の衣裳で統一されたキャストは高等な人種らしく、無垢で情熱的な演技によって我々とは異質なものとして存在し、「今ここ」が地上世界の劇場である「現実」から離れた、「地底」というフィクションを成り立たせている。
 紙製眼鏡をかける事で「現実」に属する観客同士の対面を回避し、照明や音の効果、そして地底にまつわる詩的な言葉によって、普段は舞台上で観る架空世界を自分らもそこに紛れ込まされた形で観る、という体験になった。もっともストーリー自体は単純だが。
 それらがフィクションのモードだとすれば、冒頭の作業と、もう一箇所途中でキャストがちょっとしたゲーム的な動きを観客に指示してやらせる場面、これはフィクション世界とは違う質に感じられた。フィクションの世界は観客が想像を逞しくして架空世界を理解しようとする時間になるのに対し、フィクションにあまり寄与しない動きをやらされる時間は、自分の身体という現実に引き戻されそうになる。もっと別な動きならどうだったか・・。
 さて先述した「参加型」が目指すのは、フィクション世界よりは、それとは異質に感じられた時間、つまり観客が自分の身体(自分自身の現実)を意識させられ、他者の前にさらされる条件で何らかの物語に参加する形なのだろう。
 その意味では今回の舞台は、参加型というより、フィクションに巻き込まれる体感型舞台とでも言ったらよいだろうか。
 いずれにせよ、興味深い「観劇」ではあった。私には待遇の良い奴隷船に乗せられた感覚、そうなった場合の自分の感情を垣間見る瞬間があり、それなりに新鮮な体験であった。

狂犬百景(2016)

狂犬百景(2016)

MU

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2016/10/01 (土) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★

”狂人百景”
謎の狂犬病が蔓延して、犬にかまれた人間がゾンビ化するという事態が発生する。
ここで描かれるのは人を食う犬ではない。
“食われるかもしれない”という状況下で、次第に感情の振れ幅が大きくなり
狂気に至る人間の思考回路だ。
1~4話のうち、3話の緊張感が素晴らしかった。

ネタバレBOX

ウッディなブラインドが縦横に張り巡らされた背景、
その手前に椅子やラックを置き、薄明りの中で場転が整然と行われる。
客入れのBGMも静かで私は好きだ。
犬の吠え声などの効果音も“びっくりさせてやろう”ではなくて距離感が自然。

第一話・・・「お前のそういうのが嫌で別れたんだよ!」という元夫の言葉が最高!
持論を展開する元妻の押しつけがましさが上手い。
「大義名分を掲げて信じる道を説きまくる」めんどーくさい女っているいる。
犬にかまれて異常な状態になっていくにしてはのんびりした雰囲気。

第二話・・・“噛まれてゾンビになるかもしれない恐怖”より
“どうせ死ぬならその前にやっておきたいことがある”という人間の欲望が怖い。

第三話・・・4つの中で最も登場人物のキャラが濃く、シリアスに出ていて出色。
社会の不安を逆手にとり、同時進行でリアルな描写の漫画を描く漫画家が
作品のために「正当防衛」と称して犬狩りをし、
撮った画像から絵を起こす、という狂気。
彼を取り巻くボクサー崩れとファン上がりのアシスタント女性、編集者の4人が
血まみれで狂喜する様に戦慄が走る。
漫画家とボクサー崩れとの会話、ワケアリそうなライターとカメラマンの隠し撮り等
緊張感が途切れず、ぐいぐい惹き込まれた。
漫画家役の山崎カズユキさん、過去舞台を2度ほど拝見したが
今回は名前を見るまで分からなかった。
ノーマルな発言の裏に強烈な優越感や差別意識を持ち、
それに一点の疑問も抱かない、まさに“普通のようで狂人”が上手い。
カメラマン役の古屋敷悠さん、やはりこの人が出てくると台詞に緊張感が走る。
何かやりそう感満載。

第四話・・・3話までの“その後”が描かれる。
「動物愛護センター」と言いつつ実は“殺処分センター”として機能している現実に
打ちのめされながら働く人々。
そこにこれまでの登場人物がちらほら出入りしている。
3つのエピソードのまとめ方が面白かった。
犬をもらいに来るNPO法人さんのキャラが秀逸。
ポップンなら「犬の役」かもしれないが、今回は人間。
第二話とは打って変わってどーしよーもない、軽い男が素晴らしい。

ハセガワアユムさんは、グロい場面を想像させるのが巧みなので
さらりと言わせているが、一番震撼させたのはあの男だった、
というオチもまさに「狂人百景」だった。


歌姫

歌姫

タクフェス

サンシャイン劇場(東京都)

2016/10/05 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
面白かったし、ジンとくるものもありました。

赤ペン瀧川先生どこにいるのか探してしまいましたが、別人なのですね、しかもさらに有名な人なのですね。

一部場面での執拗なまでの笑い取りは気になりましたが、これくらい大きな劇場になると必要なんでしょうかね。芝居好きではない人もきてるでしょうしね。私にとっては小劇場をあえて観ている確認として意味があるかもしらん。


~帝都炎上~

~帝都炎上~

帝都神風倶楽部

池袋LIVE INN ROSA(東京都)

2016/06/26 (日) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

レア公演
ライブハウスでの上演という変わったお芝居。
しかも登場人物は全員軍人という設定で、
そのキャラのままいろいろなお話の展開が。
軍人設定は他の公演でも同じなので続き物と言えばそうですが、一見さんでも楽しめます。
前半はシリアスで、休憩的なトークと物販のためのCMコーナー。
CMは2種類あるのですがコント的な感じで本編とは雰囲気が違います。
そして後半はコメディ風で笑えます。
ネタが特撮やアニメのパロディなので幅広く楽しめるかと。
どこまでが脚本でどこからがアドリブかもわからないくらい。
「ライブ」感があふれる上演でした。

最終兵器ピノキオ、その罪と罰

最終兵器ピノキオ、その罪と罰

X-QUEST

シアターサンモール(東京都)

2016/10/06 (木) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

凄い。
上映会でミラピを初めて見て、DVDを購入しました。そこから何回も見てます。
そして今回、満を辞しての再演。
クエストさんといえばリング舞台と思っていた私は、いくらミラピでも一面なんてなーって考えてました。
今となってはそんなこと欠片も思いません。
というか、そんなこと考えた自分がバカでした。

笑って、泣いて、また笑って。
心を大きく揺さぶられる舞台です。
迷ってる方はぜひ観劇を!!

梨園の宴-第4夜-

梨園の宴-第4夜-

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

まるた石井園直売所(千葉県)

2016/10/08 (土) ~ 2016/10/08 (土)公演終了

満足度★★★

大玉の梨をお土産に
新鎌ヶ谷の駅から程近い小高い山を削って作ったかのような梨園と、隣接した空き地を使った野外劇イベント。四年目にしてとうとう参戦出来ました。雨上がりで風が思いのほか強く、火を焚く演目は大惨事に見舞われましたが、ラストの演目はよかった。供された軽食や梨もいちいち本格的においしい。強烈な印象に残るイベントでした。

「66~ロクロク~」

「66~ロクロク~」

円盤ライダー

シダックス カルチャービレッジ6階(東京都)

2016/10/08 (土) ~ 2016/10/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

66〜ロクロク
涙が出るほど笑っちゃいました!続きはまたあとで・・・書けるかな(汗)とりあえず、明日予定が無くなった方は見に行ってみてください。

そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった

ULPS

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/10/05 (水) ~ 2016/10/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

『そして誰もいなくなった』後に待つ結末は....
 イギリス・デヴォン州の孤島に建った家に、U・N・オーウェンと名乗る人物から、招待された職業も年齢も違う8人が、迎えの船が来なくなり、オーウェンによって雇われた、召し使い夫婦と共に孤島の家に閉じ込められ、いつの間にか10体の兵隊の人形が暖炉の上にマザーグースの『10人のインディアン』の歌詞と共に現れ、その歌に準え、1人また1人と殺される度に人形が1つ無くなってゆき、そして、最後に迎える結末は....。

 というアガサ・クリスティの名作、『そして誰もいなくなった』原作のミステリーを基に、細かなデティールやどんでん返しのラストに更にどんでん返しという原作にはない、ラストを加えて織り成された舞台。

 ミステリーの結末を、たとえ本日千穐楽を迎えたとは言え、言ってしまうのは野暮と言うもの。

 なので、事細かに書くことが出来ないのが、惜しまれるのだが、高校生の時にアガサ・クリスティの原作を読んだ時のあの息詰まるような緊迫感とどのような結末にたどり着くのか、ドキドキしながら小説の中に引き込まれて読んだ感覚をそのまま、膚に頭に、感情と身体の内に甦った。

 集められた全ての人間が、過去に何らかのの罪を犯し、抱えている。オーウェンは、最後の最後になるまで、一切姿を現さず、蓄音機によって、彼等の過去の罪が告発され、弾劾されるのだが、その罪は事故とも事件ともつかないものであり、その罪を犯した彼らにしても、それを罪とは思っていない者もいる。

 各々の中にある、各々の自分にとっての正義若しくは正義だと思っているもの、それは、傍から見ると、自己を正当化する為の身勝手な詭弁にも思えるが、その思考もまた自己の規範と尺度でしかない。

 正義とは罪とは何なのだろうか。その違いとは何なのか。正義と罪は背中合わせの紙一重の処にあるものではないかと感じた。

 何が正しく、何が間違っているのか。それは、一人一人の解釈によって、正義にも罪にも、そして、正義という名の下に執行される歪められた正義にもなり得る。それを行ったのが、司法を司る者であったとしたら、これ程怖いことはない。

 正義と罪(犯罪)は、両刃の剣ではないのか。行き過ぎた正義と狭量で視野の狭い正しさの尺度は、暴走し狂気に走る怖さと、人に強要することにより、人を追い詰める危うさを秘めている事を感じた時、膚をぞくりと寒くさせる怖さを感じた。

 この舞台で、特に印象に深く残った、加藤大騎さんのローレンス・ウォーグレイヴ判事は、立ち姿、佇まいが美しく、そのスッと伸びた背筋と所作の端正さと目線、立ち居振舞いのひとつひとつが、原作を読んでイメージしていたウォーグレイヴそのものであり、アガサ・クリスティ作品の馨と雰囲気を纏っていて、とてもしっくりと舞台と馴染んでいて、素晴らしかった。

 この舞台は、10人が各々、このミステリーのキーパーソンであり、主役であり、語り手でもある。

 オーウェンの告発によって、向き合わされた各々の中の罪と、一人ずつ殺されて行く事で追い詰められ、露になる己の脆さと人の醜さ、自らの本性を突きつけられ崩壊して行く自己、ミステリーでありながら心理劇でもある。

 原作通りの結末だけでも衝撃的なのだが、最後にもう捻りあるその結末は、原作にはない種類の衝撃ではあるが、それによって、落とし処のなかった気持ちと感情が、救われた感じがした。

 原作を好きな人には、良しとするか否とするか意見は分かれる処かもしれないが、私は、この結末のどんでん返しは、この舞台ならではの面白さだと思う。

 2時間ちょっとの上演時間が、あっという間に過ぎ、観終わった後、酔いにも似た高揚感と興奮が、身体の中に熱が籠っているような、真相にじわりじわりと迫ってゆく緊迫感と高揚感に、何度も前のめりになって観た、濃密で面白い舞台だった。


                       文:麻美 雪
 

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