最新の観てきた!クチコミ一覧

69061-69080件 / 189818件中
『水はけのよい土地』

『水はけのよい土地』

無隣館若手自主企画vol.13 早坂・福嶋企画

アトリエ春風舎(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/12 (月)公演終了

満足度★★★★

約75分
観たひと誰もが少しだけ立ち止まって人生を見つめ直したくなるような、人生ダイジェストといった趣の一作。
若い脚本家と演出家による作なのに、生を達観したかのようなわびしさがあって、もう枯れかけの私はその淋しさに琴線を震わされた。
某シーンにおける、北村汐里さんの生き生きした演技に好感。

ネタバレBOX

通学路を外れた女子小学生二人が「小さな冒険」を生き生きと楽しむ冒頭部は楽しく鑑賞。
それだけに、その一人が、施設に入れられたボケ老人として登場する終盤のワンシーンには戦慄!
人生のはかなさが身に沁みました。。。
Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

しみるお話し
大きな感情の爆発というよりもジワリとしみる芝居

子どもたちは未来のように笑う

子どもたちは未来のように笑う

遊園地再生事業団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/09/03 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★

約110分
妊娠・出産という本作のテーマと、宮沢章夫の前衛趣味・衒奇趣味とが折り合っていない気がしました。

ネタバレBOX

妊娠が起こりえない取り合わせの男女がセックスして「奇跡の子」が生まれるという不真面目な展開。ある役を三人の女優が演じるという洒落臭い演出。
こういうことが相次ぐと、作り手が妊娠・出産という重いテーマとまともに向き合っているのだろうかと疑わしくなってくる。
味がしなくなったガムみたいな

味がしなくなったガムみたいな

マニンゲンプロジェクト

「劇」小劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
小劇団の悪しき慣習や現実をぶちゃけて、なかなかに消化(昇華)しております。好きな事やって、それで暮らしていければ文句ないのですがね。小劇団の問題を再認識させてもらいました。

ネジレバネ

ネジレバネ

空∞羽

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

殺人鬼から見た世界観
殺人鬼から見た世界観が表現されているように感じました。目の前に繰り広げられるダンス、展開が読めないストーリーに魅了されました。105分の演劇でしたが集中しすぎて身体が痛くなりました。この世界観は必見です。

ハロウザディップ

ハロウザディップ

演劇組織KIMYO

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

にぎやかな茶番劇。ネーミングセンス超好み!
上演時間は休憩なしの2時間。
内容的に、
休憩がもし入るならここかな~、
というポイントは有りましたが、
勢いがある話なので休憩なくても
「長いなぁ」とは思いませんでした。
(むしろ休憩が入るとあの疾走感が損なわれそう)

鮮やかなダンスや大量の衣装も豪華で
舞台空間を全部使う演出もあって目が楽しかったです。

展開全部を知ってから、
「ある登場人物」の人生を追いたくなったので、
リピート割引にも背中押される形で
明日も観ることにしました。


こりっちの予約確認メールに
開場は45分前と書いてあったのに、
劇場に行ったら30分前に受付開始でした。
私が行った回だけだったのかなぁ…

パイプ椅子に劇団オリジナルの座布団が敷いてあったのも、
親切でよかったです。

ネタバレBOX


当日配布パンフレットに書いてある役名の読みが、
全部食べ物系のものをもじった名前。
(カツカレー、中落ちカルビに大トロサーモン…などなど)
開演前から飯テロでした(笑

まさに人を人とも思わない「国民」としての視点で見ていたので、
鬼木さんの言葉にギクッとしました。

ラストの景色の荒涼とした空気間と、
その数秒後に起きた出来事に「やられたー!」と思いました。

キャラクター一人一人のアクが強く、
最初のうちはそれがあちこちに乱射されてるように見えて
正直胸焼けしそうだったのですが、
お互いの関係性が密になっていくにつれて
彼らの生き方(目的や欲望など)がぶつかりあって、
大きな流れになっていくのが見えて面白かったです。
時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

舞い散るもの
初観劇の劇団さんでした。時代の波に翻弄された白虎隊の思いが伝わる舞台で、泣かれている方も見受けられました。右手に縁側を作ることで場面切替等、舞台を上手く使われており、白虎隊が中心なので、若い役者さんが多く皆さん熱演でした。
ただ、何度も映像化及び舞台化されているので、個人的にはどこか見た事があるシーンのように映ってしまいました。

芸人コンティニュー

芸人コンティニュー

スクエア

ABCホール (大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかった~(^o^)/~~
昭和レトロな舞台セットで繰り広げられる芸人の日常♪まるで吉本新喜劇を観てるかのようなコメディが堪能出来ました☆★最後は胸熱なコンビ愛が描かれてるけど、終始アホ臭く⬅(褒め言葉)楽しい雰囲気なんで感動出来ない空気感が最高に心地良かったです(^o^)v今回で無期限公演休止なのが残念やけど、いつの日か舞台に戻って来てくれるのをいつまでも待ってますm(__)m

Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な大人の物語
いくつかの恋愛を軸に、人の繋がりと優しさに溢れた舞台でした。6Cらしく、笑えるシーンも随所にありますが、普段より少しシックにまとめた大人の物語で、決して明るい話では無いのだけど、主演の藤堂瞬さんの何とも言えない柔らかさが滲み出て、前向きにさせてくれます。
主演級の役者さんが集まっているので、どの組み合わせのストーリーも素敵です。中でも藤堂さん演じる拓実と上田さん演じる遥のカップルと、椎名さん演じる環奈と高田さん演じる孝之のカップルの会話や雰囲気が特に好きでした。

Back Stage~REBOOT~

Back Stage~REBOOT~

TEAM空想笑年

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

爆笑
何だか『オケピ』を観た時と同じ笑激でした。
単なるドタバタコメディとしてでなく『成長』もテーマに入ってる贅沢な作品です。

ネジレバネ

ネジレバネ

空∞羽

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

とっても綺麗でした!!
とても綺麗で、演出も目を引きました!!ダンスも息があって良かったです。何が言いたかったかは、分かりませんでしたが、満足しました!!

朝食まで居たら?

朝食まで居たら?

劇団青年座

俳優座劇場(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かったです
初見でした。久しぶりに芝居らしい芝居が観られました。演技もさることながら、舞台セットもすばらしかったです。次回作にも期待します。

Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

泣き笑い

こんばんは、最初は笑いが多かったですなが話が進むにつれて涙が出て止まりませんでした。良かったです、感動をありがとうございました。人と人の繋がりの良さを感じました。

Infinity

Infinity

ハグハグ共和国

萬劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なく感動
終末医療を扱うホスピスの物語。自分は父親のホスピスを経験しているが、こんなに暖かい、生を感じるホスピスって存在するのだろうか?自分の命を知っている患者が生を理解し目一杯生きる。そんな患者たちを理解し、患者たちの生をより良いものにしようと努力する医療スタッフと近親の人たち。感動の物語でした。舞台を通して何度も涙し、周りからもすすり泣きや号泣をこらえる息遣いが感じられました。
ふと自分を顧みると、今日を目一杯生きているのだろうか?過去に囚われ、未来に気を取られて、今日を大事に考えていないんじゃないかと考えさせられる舞台でした。ありがとうございました。

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻AsH 特別公演 『白瓊〜しらぬい〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/09/08 (木) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

見応えありました
凛々しく真っ直ぐな白虎隊が上手く描けていました。最後のシーンは難解でしたが、全体として楽しめました。

ひなあられ

ひなあられ

演劇ユニット「みそじん」

シアター風姿花伝(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑顔。
「みそじん」初劇場公演の「ひなあられ」。
真っ先に一言「面白いっ!」
2時間ちかくの公演にも関わらず、
常に客席から笑い声が!
要所要所に細かな笑いを誘う
小ネタがあり、
自然と笑顔にさせられる話でした。
10人の女優さん達の個性が、
上手く調和してました。
明日が千穐楽の様です、
お芝居好きの方々は是非観て下さい。

味がしなくなったガムみたいな

味がしなくなったガムみたいな

マニンゲンプロジェクト

「劇」小劇場(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

確かに「そこそこブラック」
楽しく拝見させていただきました。小劇場劇団のブラックな面の話もありましたが、物語のラストに見せていただいた大団円とはならない終結は確かに「そこそこブラック」という印象でした。結局は解決にはならない、これってケリがついたことになるの?という想いを与えられ帰路、思い返してみると、この終わり方自体が「そこそこブラック」なんだなぁと思ったり。
それにしても、冒頭、佐竹さんの前説は自分的にはちょっと楽しめました。そんな余計なお世話的な前説はねぇよと思いながら、ニヤニヤしちゃったのはちょっと不覚。それに、脚本・演出の町田さんの劇団員近況。結構な文章量があって、開演までの待ち時間を楽しく過ごせました。次回作も楽しみです。

ネタバレBOX

ドラクエのエレクトリックサウンドで始まった当芝居。劇中で、「どうせ台本には復活の呪文しか書いてないんだろ」的な台詞がありましたが、記憶が確かならば、復活の呪文を書き写さなければならなかったのは、ドラクエIIまでで、ドラクエIIIは装置が記憶していてくれたかと思います。つまらない話ですが、ちょっと気になりました。
「味がしなくなったガムみたいな」という意味はよく分かりませんでした。何枚もあるときは噛み捨てて、最後の一枚を味がしなくなっても噛み続けるという経験や想いもないですし、闇の大魔王を倒さずに続けている意味ともリンク出来ません。うーん、よく分からないなぁと思えたのも、自分が主人公のような引きこもり経験がないから?
七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)/笑の太字

アガリスクエンターテイメント

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でした!!
45分×2の二部構成!!あっという間の時間でした!!テンポがとても最高でした!!汗だくの姿も感動!!また関西に来てください!!

タイムリーパー光源氏

タイムリーパー光源氏

十七戦地

Gallery&Spaceしあん(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと衣装が派手だった、65分
築60年の民家をギャラリーとして改装したスペースを舞台に見たて、それを会話劇にしたもの。衣装も平安時代をモチーフにしながらも、ちょっと派手さもあるものの、ベランダでの演出や、スペースの使い方もまあまあ、ちょっと衣装が派手だった、65分でした。

タイムリーパー光源氏

タイムリーパー光源氏

十七戦地

Gallery&Spaceしあん(東京都)

2016/09/09 (金) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★

頑張る青春SF源氏物語かな...
十七戦地・柳井祥緒氏が、説明文にあるような”恋のお作法を学び”というような単純な恋愛物語を描くとは思えなかったが、見事に”らしい”公演になっていた。
この公演、平安時代の残暑という設定であるが、もともと外形から観せることはしていない。いや、その雰囲気は出すように工夫はしているが、小手先の芝居ではない。それでも少し気になるところが...。
本公演は劇団員のみで成している総力戦だという。その表現する場...しあん、初めて訪れたが雰囲気のある会場で心地よかった。
(上演時間65分)

ネタバレBOX

恋の作法を学び、愛しい人...藤壺を恋攻略する策を練る。陰陽道の秘術を用い、振られる前に時間を巻き戻し、その経験値を繰り返し上げていく。しかし、この恋攻略のシュミレーションを通じて自分の本心・欲望が炙り出されるというシュールな内容になっている。この相手の心を探るうち、自身を見つめ自信(自己主張)を持つようになる。

相手への感情表現は、自分が素直になること。邪心があれば王命婦(藤壺の宮の侍女)が取り次いでくれない。ここで時代背景の重要性が明らかになる。本公演のシチュエーションであれば、現代に置き換えてもタイムリープという繰返しのシーンを作り出すことはできる。しかし平安時代に直接会えないという”しきたり”を取り入れることによって、実際登場しない藤壺の意思がこの王命婦を通じて伝えられる。しっかり第4の登場人物が立ち上がってくる。そして光源氏の本心・欲望が見えざる手によって翻弄されるところが面白い。

その繰返しのキッカケのような事象...食用菊を食すること、蚊であろうか、それとも別のことが...。いずれにしても笑いの小ネタ・陰陽道の秘術を操る動作は滑稽であった。遊び心と、その裏に描くシュールな内容は、やはり十七戦地らしい。とは言え、上演時間が65分と短いこともあり、今まで観させてもらった公演に比べると、その描き込みが薄いという印象は否めない。

登場人物は3人。その誰も演技は確かでチームワークが良い。比較的短い物語であるが、印象に残る演技であった。強いて言えば、鴨居の高さに演技が多少ぎこちなくなる、もしくは小さな演技になったこと。

最後に気になること...外形(観)への印象として、例えば舞台入り口、庭へ出る際、「ガラッ」とガラス戸の音がする、現代のソファーセットなど、衣装の雰囲気への気遣いに比べて違和感があった。承知・納得できる範囲であるが、やはり内容とともに視覚も大切であることを再認識した。

次回公演も楽しみにしております。

このページのQRコードです。

拡大