味がしなくなったガムみたいな 公演情報 マニンゲンプロジェクト「味がしなくなったガムみたいな」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    確かに「そこそこブラック」
    楽しく拝見させていただきました。小劇場劇団のブラックな面の話もありましたが、物語のラストに見せていただいた大団円とはならない終結は確かに「そこそこブラック」という印象でした。結局は解決にはならない、これってケリがついたことになるの?という想いを与えられ帰路、思い返してみると、この終わり方自体が「そこそこブラック」なんだなぁと思ったり。
    それにしても、冒頭、佐竹さんの前説は自分的にはちょっと楽しめました。そんな余計なお世話的な前説はねぇよと思いながら、ニヤニヤしちゃったのはちょっと不覚。それに、脚本・演出の町田さんの劇団員近況。結構な文章量があって、開演までの待ち時間を楽しく過ごせました。次回作も楽しみです。

    ネタバレBOX

    ドラクエのエレクトリックサウンドで始まった当芝居。劇中で、「どうせ台本には復活の呪文しか書いてないんだろ」的な台詞がありましたが、記憶が確かならば、復活の呪文を書き写さなければならなかったのは、ドラクエIIまでで、ドラクエIIIは装置が記憶していてくれたかと思います。つまらない話ですが、ちょっと気になりました。
    「味がしなくなったガムみたいな」という意味はよく分かりませんでした。何枚もあるときは噛み捨てて、最後の一枚を味がしなくなっても噛み続けるという経験や想いもないですし、闇の大魔王を倒さずに続けている意味ともリンク出来ません。うーん、よく分からないなぁと思えたのも、自分が主人公のような引きこもり経験がないから?

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    2016/09/10 20:29

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