最新の観てきた!クチコミ一覧

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酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

泣くわこんなもん!
以前からずっと気になっていた東京イボンヌの舞台、ようやく観に行く機会が。
音楽と演劇の融合、自分のようなクラシック好き演劇好きにはたまらないスタイルですね。
声楽家による歌が本当に効果的に使われていて、ありゃ泣きますよ!

次の公演が待ち遠しいので、とりあえず12月の演奏会行こうっと。

ネタバレBOX

前半の軽い内容が(ジョークも少し粗い)、大公が出てきた辺りからジョークも上質になり、話のテンポも良くなっていく。そこからはひたすら笑って泣いた。
ラストの解釈は少なくとも三つくらいある気がするけど正解どなたか教えてくれないかな…。

だけど、ちょっと思ったのが、これ観る方の音楽的知識を問いすぎる気がします。せめて軽くでも予習復習出来るような資料が提示されたらもっと良いのに。
せっかくの作品をもっと多くの方に楽しんでもらうためには、そういうのあったら良いかな、なんて。
つややかに焦げてゆく

つややかに焦げてゆく

Antikame?

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/14 (月)公演終了

満足度★★★★

繊細、微妙な作品
 開演前、女の子(女優)が紙を折って紙飛行機を作って飛ばした。

ネタバレBOX

この間にテープで前説が流れた。女の子は出来上がった紙飛行機を飛ばす。何でもギネス世界記録を作った折り方だという。女優の不器用云々のエクスキューズは謙遜なのか、それとも折り方が良いのか良く飛ぶ。さて、頃合いになると、紙飛行機を作っていた女優が前説を担当してくれたが、切れ目なしに開演。尺は結構長くて140分。無論、休憩はない。
 全編を拝見して、自分はカゲロウを意識した。周知の如くカゲロウは成虫になって息絶える迄僅かの時間しか生きることができない。その透き透った翅と薄黄緑色の体全体が光に透けてしまいそうな儚さを感じさせるが、成虫になる前の姿はアリジゴク。獰猛で禍々しい形態で、成虫とは真逆の印象を受ける。
ところで本作の本質は、DNAの乗り物としての我らの生と解釈した。片や生命現象のプロトタイプとしての産む性、それに関与する性としての♂。これら二様の性の在り様にヴェールを掛けてお洒落に作られた作品と言えよう。
具体的には、♀と♂とのヘテロセクシュアルな関係をベースに、以下説明する如く、冒険する少女を介在させて狂言回しで膨らませると共に、自信喪失女と自立独立系女を対話させることで、自信喪失女の身の上話を何気に語らせ、彼女の成長を極めて自然に漂泊させているなどである。
付き合いの形式としては女店長と年上の男部下、家庭教師だった男と女子高生であった教え子、自信のない女と自首独立系キャリアウーマン、今まで勤めていた会社を辞めてチャレンジする若い女などの挿話が、入れ子構造を為し、通常なら出会わなかったであろう関係を築いてゆく。
無論、♂の♀に対する関係に於いては、生命のプロトタイプである♀がメインで、♂は謂わば鉄砲玉のようなもの。だが、その鉄砲玉の哀しさ、不如意が持つ、生命力そのものに対する懼れ、戦きが恋に失敗した経験を示すことによって重さを増し、その重力から抜けられなくなった結果、♂は優柔不断になり、♀に対するアプローチが増々遠ざかってゆくのみならず、不断に遠のく姿を描いている点で興味深い。同時にこれら♂の弱点を励起し得なかった♀の包容力喪失、自意識ばかりで母性的な物を欠く嘆きをも描いている点で、この作家の喜劇的作品を書く才能の片鱗も見せている。何れにせよ、男女関係の微妙、綾が巧みに織りなされた繊細な作品を頗る静かなタッチで描いていた。
だが偶々、自分の隣に座っていたバカ女が、スマホの電源を落とさずにいるばかりでなく、何度もチラチラ蛍光画面を見る。暗転で店長が長科白を言う間中ぺカぺカ点滅させているので、流石に「電源を切れ」と言ったら、次に出掛ける所があるので途中退場しなければならない、それで電源を切らないと居直っている。初めから分かっていることなら、腕時計をしてくるなり、100円ショップで目覚まし時計の小さいのを買ってくるなり、いくらでも方法はあるハズ。それをしてこなかったのならぺカぺカ点滅している液晶を掌で覆えばいいだけのこと。そんなことすらせずに他の観劇者に迷惑を掛ける権利等ないのである。こんな馬鹿に観劇の資格はない。
酔いどれシューベルト

酔いどれシューベルト

劇団東京イボンヌ

ムーブ町屋・ムーブホール(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/11/18 (金)公演終了

満足度★★★★★

初日を観劇、初演とは随分異なる
 再演である。

ネタバレBOX

初演時より、音楽的要素が強くなっている分、劇団の経営事情もあるのであろう、中盤まではかなりおちゃらけた展開になっているが、無論、その辺りの事情(即ちポピュラリズムが何処に至りつくか)は演出家も充分分かっていることであるから、2日目以降は改善されてゆくであろう。何れにせよ、終盤の集中は凄い。この辺り、Baudelaireの名言“集中と拡散の中に総てがある”を想起させて興味深い。
 物語は31歳で夭折したシューベルトの名曲、「セレナーデ」は如何にして生まれたか? への東京イボンヌの解である。音楽ファンには申し訳ないが、ここでシューベルトについて少しだけ解説! にゃんちって。歌曲の王と称される彼は、その短い生涯の間に歌曲だけで600曲を作曲、そのほか交響曲や「セレナーデ」をはじめとする数々の名曲千曲を残している。その背景にあった渇きが何であったのかはこの演劇を観て想像して貰いたいが、自分には、何度も歌われる「アベマリア」と彼が本当に愛した唯一の女性、クラウディアとの悲恋に其の解があると考える。いずれにせよ、今作のラスト、途中のおちゃらけがチャラになるほど素晴らしい。また、声楽家たちの歌の素晴らしさ、殊に魔王を演じた声楽家の(テノールだろうか)音声には聞き惚れた。キャストについては初演と殆どが異なる。演出も随分と違うので初演を観た方々にも充分楽しめる内容だ。
ミュージカル★マーダー・バラッド

ミュージカル★マーダー・バラッド

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

キャスト陣はベリグッドなれど
何となく、サラの行動に嫌悪感を感じて、舞台の世界に、のめり込めない自分がいました。

でも、4人の実力者揃いの歌いっぱなしのミュージカルには、ワクワクするもう一人の自分もいました。

舞台上の客席の方々、ハラハラしないのかと、気になってしまいました。(笑い)

サラの人格には、疑問を感じますが、サラ役の平野さんの熱演には圧倒されました。

橋本さんのトム、以前よりスリムになられて、益々魅力的。
妻の裏切りを知って歌う歌に説得力があり、涙が出そうになりました。

最後が、どういうことになったのか、ちょっとわからなかったのですが、アフタートークがあったお蔭で、腑に落ちて幸いでした。

歌だけで、台詞のないミュージカルなので、もう少し、歌詞が明瞭に聞こえると、理解しやすいのにと、残念に思いました。

はまる人は、何度でも、リピートしたくなる作品だと思いました。

ネタバレBOX

平穏な日常に不満を抱く女心をわからなくもないけれど、子育てをほっぽらかして、昔の男にのめり込む神経がどうも理解し難いので、サラに共鳴できないのが難点でした。

でも、歌唱力のある、実力者4人の共演は、贅沢で、内容を度外視すれば、堪能できる作品だと感じます。

サラ役の、平野さん、本当に、魅惑的でした。
稚拙で猥雑な本能寺の変

稚拙で猥雑な本能寺の変

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

実に面白かった!
“雀組ホエールズ”は、「イヌジニ」に次いで二作目の観劇になりますが、「小劇場の面白さを初めて演劇に触れる方にお伝えしたい。」との通り面白い舞台を見せてくれる。

笑いたっぷり、感動もありの独自解釈の“本能寺の変”、とても楽しめました。



晩餐狂想燭祭~惨~

晩餐狂想燭祭~惨~

Dangerous Box

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/15 (火)公演終了

満足度★★

雰囲気倒れ
前作の評判の良さに、興味を持って行ったのだが、これは芝居だと思うからいけないのか?
少なくとも芝居として観た限りでは、期待外れであった。

それっぽいエピソードに、それっぽい言葉の羅列、ただそこにあるのは雰囲気だけである。
時代がかった味のある言葉を出していながら「ら抜き」だったりするのもしらける。

激しい調子で、立て板に水で喋り続ける俳優たちはすごいとは思う。
男女ともに、台詞術に長けた俳優が一定数おり、見事な名調子を聞かせてくれる。
だからこそ、彼らに同情したくなってしまうのだ。

もちろん、ショーであればこれでいいだろう。
今後はショーであると銘打ってもらいたいものだ。

しかし、ショーであっても、前説の、騒音としか思えないマイクの声の大きさと、押しつけがましさに、本編が始まる前に帰ろうかと思ったことも付記しておく。

『愚図』

『愚図』

KAKUTA

あうるすぽっと(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

愚図
ぐずぐずしているから愚図なのか、愚図だからぐずぐずしてしまうのか分かりませんが、もっとなんとかできたんじゃないかと思ってしまうのでした。

口紅

口紅

サンライズプロモーション東京

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/14 (月)公演終了

満足度★★

期待し過ぎ?
どこが「口紅」だったんだろうと思ってしまったので、終演後スタッフさん(の中でも偉そうな方?)に聞いてみたところ「作者はタイトルには意味は無いと言ってますので、ご覧になった方次第です」と言うような回答でした。説明からもっとスリリングな縺れた展開を期待していたのでしたが、そうでもなかった。あのすごく間の悪い会話は、本当に日常なのだろうか。

メガネニカナウ2

メガネニカナウ2

メガネニカナウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/11/11 (金) ~ 2016/11/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった
前回に引き続き、今回も
期待大で観させて頂き
ました。
やはり裏切られない!!
これだけ関西小劇場の
オールスターを揃えられたら
当たり前の事なんですけどね。
是非、メガネニカナウ3を
期待しております♡

ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~

ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~

キューブ

本多劇場(東京都)

2016/07/24 (日) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

古田新太~!!!
ようやく観ることができた古田新太舞台!。ナンセンス!なんてナンセンスなんだ!。。大好きだ!

ミス・サイゴン

ミス・サイゴン

東宝

帝国劇場(東京都)

2016/10/15 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

何度観ても涙腺が・・・
大好きな「ミス・サイゴン」@帝劇。ダイヤモンド・ユカイさんのエンジニア役がかなり良かったのと、クリス役の小野田龍之介さんが思い切りのいい歌声とGIらしい体格で今回のベストキャストの1人に勝手に認定!。キムは高値安定の笹本玲奈さん。

ミス・サイゴン

ミス・サイゴン

東宝

帝国劇場(東京都)

2016/10/15 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

今回はキム・スハさんに尽きる!
今季「ミス・サイゴン」2度目の観劇。御大市村さんの見納め&大注目のキム役キム・スハ出演回。市村さんの余裕とも見えるいで立ちにため息。そしてなんといっても、キム・スハさんが凄い!伸びのある高音域と、若いが故のキムの不器用さ、切なく泣く演技のコントラストが明確に出てる!キム・スハさん。僕の大好きな、ファルセットを多用し過ぎない伸びやかな歌声に惚れ惚れ。日本語も明確でさぞ猛トレーニングを積んできたんだろう。すべてに素晴らしい才能を持った逸材だと確信!。またすぐに聴きたい。

悪巧みの夜

悪巧みの夜

同級生演劇部

梅ヶ丘BOX(東京都)

2016/11/01 (火) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

須貝英さんワールド
僕が200%リスペクトの名俳優、浅野千鶴さんが味わい堂々とは別に参加したユニット「同級生演劇部」旗揚げ公演「悪巧みの夜」。序盤、ラストへ向けて伏線を散りばめつつ、ひたひたと後半へ。後半は観る側をのけぞらせるような壮絶的なラストに向けて凄い速さで進めていく。その構成にまず感動。そしてユニット3人のスキのない演技。”凄い”っていう月並みな言葉しか今んとこ出ません!。

稚拙で猥雑な本能寺の変

稚拙で猥雑な本能寺の変

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめました
戦国時代にタイムスリップ!といっても、ほぼほぼコメディのノリなんですね。一応タイムパラドックスは気にしてましたが。ギャグ満載で、ちょいと人情話にホロリ。リラックスして楽しめました。しかしフロイスのザビエル頭がホンモノだとは。

一人芝居ミュージカル短編集vol.1

一人芝居ミュージカル短編集vol.1

一人芝居ミュージカル短編集

アトリエ・カノン(東京都)

2016/11/03 (木) ~ 2016/11/15 (火)公演終了

満足度★★★

今後に期待
オムニバス形式で、1人30分程度で見せていく1人芝居でミュージカル要素を含んだ舞台。客席とステージがフルフラットで非常に至近距離なので、演者の息遣いや表情がダイレクトに来る迫力が感じられる。
今回が第1回目ということで、限られた稽古期間とのこともあり、ほぐれきってない部分もあったような気がするが、その試みに拍手。今後もぜひ継続的にやっていってほしいと思えるステージ。

『愚図』

『愚図』

KAKUTA

あうるすぽっと(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

愚図
約2時間15分。市井の人々あるいは社会的弱者の群像劇と言えるのかな。飛行機の轟音、ある時期の自粛ムード、ホームレス、特殊清掃、沖縄旅行など。人間関係や会話よりも題材自体がヒントだったかも。『往転―オウテン』から5年。映画「紙の月」「東京難民」思い出す。

ネタバレBOX

やきとり屋の腹違いの兄弟が、沖縄にいる父のために持参した酒を皆で飲んでしまい、酒瓶が入っていた箱をうまく使っていた(主人公が横領した金をその箱に入れて、妻に配送した)。
木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/11/10 (木) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

栗山演出の妙
初演(藤原竜也版)は観ていないが、アフタートークによれば「より演劇的になった」とのこと。
解りあえない関係のもどかしさを横軸に、沖縄戦の時間軸の縦軸の絡み具合が見事。

ドラゴンはもう唄わない

ドラゴンはもう唄わない

山尾企画

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/10/22 (土) ~ 2016/10/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

全編ミュージカル張りの歌。世界観が素晴らしい!
「テオ教を信じる国。
ケモノは悪と教えられ…。」

世界観が素晴らしい!
全編ミュージカル張りの歌。
迫真の演技。
ケモノの力が少し甦った、心優しい人達の悲劇!

歌あり、笑いあり、楽しかった!
ラストもう一押しあれば、泣いたかも?

テオ教を信じる国。
ケモノは悪と教えられ…。

全編ミュージカル張りの歌。
迫真の演技。
ケモノの力が少し甦った、心優しい人達の悲劇!

歌あり、笑いあり、楽しかった!
ラストもう一押しあれば、泣いたかも?

入場時、手のひらサイズの、ろうそく型ライトを配られ、また案内の方の衣装も凝られてて、雰囲気を盛り上げて頂きました。

配られたライトを頂けてラッキー。
ありがとうございました。

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

治天ノ君【次回公演は来年5月!】

劇団チョコレートケーキ

シアタートラム(東京都)

2016/10/27 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了

満足度★★★★

目のつけどころ
初演は駅前劇場の後方席で観劇、皇后の笑顔に白けを催した。大正天皇嘉仁を演じた西尾氏の演技が突出。歴史認識の面では、明治・昭和に挟まれたデモクラシーが花開いた時代とは言え、これを大正天皇の個人思想、資質に寄せ過ぎでは・・フィクションとしては面白いけども、という印象だった。
が、すこぶる評判がよく賞まで取った。しかもあの皇后を演じた女優が・・という事で珍しく(会場がトラムという事もあり期待も膨らませて)、足を運んだ。
皇后は内面を見せない「宮様」の所作をなぞり、その所作の中で精一杯「意思」を貫こうとする様が、今回は見えた。もっとも、意味的には、だから何だという話ではあるのだが。
歴史の流れ(軍主導の政治)に抗えない個人、という意味で庶民と同様であった、という結論がそこにある。押さえるべき「問題」は、その抗えなさにある訳だが、抗えない中でも抗おうとした、その痕跡を示し、それを見る者が胸を打たれるというのは、忠臣蔵である。そういう感動の仕方を私は好まない。もし大正天皇もろとも日本の民主主義の萌芽が摘まれたなら、歯がみこそすれ涙などもっての外だ。全て今の問題だ。
 芝居は面白い。静謐な宮中でのやり取りが、抑制した台詞が、佇まいや儀礼的な所作が、可能な限り(実際そうなのかなと想像される形で)なぞられていて、その中での感情の昂ぶりも的確な温度で透けてみえ、そうした「現象」を味わう快さがある。そうして人物たちの内面がよく伝わってきた。
 大正天皇を俎上に上げた功績、という事になるのだろうが、しかし人間嘉仁物語、というのでもない独特なものがある。

稚拙で猥雑な本能寺の変

稚拙で猥雑な本能寺の変

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2016/11/09 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

筋は良くでき過ぎ
猥雑さは中途半端

ネタバレBOX

織部治と明神健一郎のサラリーマンコンビが迷い込んだ先は本能寺の変間近の戦国時代。信長を慕っていた光秀に、人質を取って信長を討たせようとする秀吉の野望に対して、織部が持ち込んだ歴史の参考書を読んで結果を知っていた信長が下した裁定とは、神になれないことを知って、まあいいか、そんなに野望があるのなら秀吉に禅譲して、百姓になって新しい生き方をしようかというものでした。光秀も織部姓を名乗って百姓になり、織部のご先祖様になりましたとさ。

歴史は変更されることなく、サラリーマンコンビは無事2016年に戻りましたが、信長と蘭丸が2006年の世界に来ていて、営業で訪問する先の社長と女秘書になっていましたとさ、シャンシャン。

明神健一郎は下品で織部治は地味、信長の評した通りでしたが、、『稚拙で猥雑な戦争劇場』と比べて下品さはそれほどでもなく、ま、猥雑を期待しているわけではなく、無きゃ無いでいいのですが、今回は中途半端ってとこかな、また素晴らしいSFに仕上がっているとは思いましたが、きれいにまとめられ過ぎという感じがしました。

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